JPH11192956A - 自動車用パワーステアリング装置 - Google Patents

自動車用パワーステアリング装置

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JPH11192956A
JPH11192956A JP10293127A JP29312798A JPH11192956A JP H11192956 A JPH11192956 A JP H11192956A JP 10293127 A JP10293127 A JP 10293127A JP 29312798 A JP29312798 A JP 29312798A JP H11192956 A JPH11192956 A JP H11192956A
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JP
Japan
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power steering
valve
bypass valve
cylinder
steering
Prior art date
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Pending
Application number
JP10293127A
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English (en)
Inventor
Eugen Eberhart
エーベルハルト オイゲン
Lars Hampe
ハムペ ラルス
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TRW Fahrwerksysteme GmbH and Co KG
Original Assignee
TRW Fahrwerksysteme GmbH and Co KG
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Publication date
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Publication of JPH11192956A publication Critical patent/JPH11192956A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/062Details, component parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安価に、かつ簡単に製造可能な、より小
さい寸法の装置を得ると同時に、該装置を、バイパスを
通過する体積流量が、かじ取り速度に応じて制御され得
るように構成する。 【解決手段】 バイパス弁10を比例弁として構成し、
かじ取り弁1を通過する体積流量Qが、かじ取り速度に
比例するように構成する。絞り装置26がバイパス弁1
0と直列接続され、かじ取り方向に応じて、サーボシリ
ンダ3の圧媒が絞り装置26を流過し、その体積流量が
予め設定した値に達すると初めて、バイパス弁10を介
して導かれる圧媒流が、絞り装置26によって自動的に
絞られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボシリンダに
速度に応じて圧媒を供給する自動車用パワーステアリン
グ装置であって、かじ取り弁と、サーボシリンダと並列
接続されたバイパス弁とを有し、該かじ取り弁が、かじ
取り動作時にサーボシリンダの左右のチャンバへポンプ
を介して圧媒を負荷可能であり、また前記バイパス弁
が、サーボシリンダに負荷される圧媒の、前記サーボシ
リンダ外を通過する部分を制御可能である形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパワーステアリング装置は自体
公知である。その場合、かじ取り弁は、かじ取りロッド
と結合された入力軸から成り、該入力軸は、ピニオンを
有する出力軸と、トルク棒を介して結合されている。該
ピニオンは、ステアリング装置のラックに作用する。出
力軸は、入力軸を取囲む弁スリーブと相対回転不能に結
合されている。弁スリーブに対して入力軸が相対回転す
ると、ポンプを介して得られる圧媒が、ステアリングラ
ックの運動を当該方向に補助するサーボシリンダの2つ
のチャンバの一方に供給される。
【0003】高速走行の場合には、駐車時または低速走
行時よりパワーステアリング装置による補助が僅かであ
るのが望ましいので、高速走行時には、サーボシリンダ
に負荷される圧媒の一部がバイパスを流過するようにす
ることで、パワーステアリング装置による補助を生じさ
せる、サーボシリンダ内の体積流量が低減される。バイ
パス弁は、バイパスを流過する体積流量を制御すること
で、低速走行時には最少の圧媒流を、また高速走行時に
は最大の圧媒流を流過させる。したがって、サーボシリ
ンダは、最大または最少の圧媒流を負荷される。
【0004】従来技術では、バイパス弁を、走行速度セ
ンサに応動するステッピングモータを介して駆動される
軸方向滑り弁として構成することが、知られている。し
かし、この公知バイパス弁は、ステッピングモータと軸
方向滑り弁との寸法が、構造上の制約のため、別個の構
造群として構成せねばならない点が欠点である。加え
て、軸方向滑り弁のハウジングは、スライダのジャミン
グや漏れ発生を防止するために、鋼製にせねばならな
い。このため、嵩の大きい、重い構成となり、製作費が
高くなる。別の欠点は、ステッピングモータの応動速度
が制限されているため、磁流供給の迅速な変更が十分に
は行われない点である。さらに、圧媒リザーバへの別個
の戻し接続部を設けねばならず、そのために付加的な製
作費を要する点も欠点である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題および解決するための手
段】本発明の根底をなす課題は、冒頭に述べた形式の自
動車用パワーステアリング装置を改善して、前記の欠点
を除去し、より安価に、かつ簡単に製造できると同時
に、より小さい寸法の装置を得ることである。この課題
は、本発明によりバイパス弁を比例弁として構成するこ
とにより解決された。
【0006】本発明によるこの構成によって、パワース
テアリング装置の簡単かつ安価な製造が可能になった。
加えて、速度に応じた磁流供給の変更が、極めて短い応
動時間で行われるため、走行速度の変化を十分に計算に
入れることができる。その主な理由は、比例弁が、電気
信号を液圧値にアナログ変換する一方、電磁操作式切換
え弁またはステッピングモータが、非連続(discrete)の
切換え位置のみを占めることにある。この目的のため
に、供給電流値によって規定される磁力を、液圧作用と
比較吟味することにより、電気入力値と液圧出力値との
間に比例関係が得られるようにする。変化した液圧値を
フィードバックする必要がないため、圧媒リザーバへの
別個の戻し接続部も不要である。
【0007】一好適実施例では、比例弁をかじ取り弁の
ハウジングに組込み、それによって、コンパクトかつ安
価な構成が得られる。バイパス弁が、ばね部材によって
軸方向に付勢されたスライダを有するようにすること
で、スライダ位置を予め設定可能にするのが、特に好ま
しい。
【0008】好ましくは、バイパス弁は円筒形のチャン
バを有し、該チャンバが、少なくとも1つの軸方向孔
と、少なくとも1つの半径方向孔とを備え、かつチャン
バ内にはスライダが案内され、それにより、バイパス弁
内を流過する圧媒流が、かじ取り方向に応じて、少なく
とも1つの半径方向孔を介してバイパス弁に出入し、ま
た少なくとも1つの軸方向孔を介してバイパス弁に出入
する。こうすることにより、バイパス弁のスライダの移
動をできるだけ少なくし、同時に、バイパス弁内を流過
する体積流量を急速かつ効果的に絞ることが可能にな
る。好ましくは、スライダは、走行速度に応じて移動可
能にし、それにより走行速度に応じた絞りが可能にな
る。
【0009】従来技術では、さらに、冒頭に述べたパワ
ーステアリング装置用の圧媒流を、走行速度に応じて制
御するのみでなく、かじ取り速度をも考慮に入れて制御
することが公知である。こうすることの根拠は、特に、
高速走行時に、パワーステアリング装置による補助を無
くすこと、または僅かにすることが、特定のかじ取り操
作の場合には不十分となることにある。例えば、高速走
行時に回避操作などを行うさい、高速かつ大きいかじ取
り入力トルクを要するかじ取り状況が発生することがあ
る。そのような危険な状況下で、パワーステアリング装
置の補助を利用するため、走行速度やかじ取り速度に応
じてサーボシリンダへ圧媒を供給するこの種の自動車用
パワーステアリング装置が公知である。
【0010】EP 0430417 B1に開示されて
いる自動車用パワーステアリング装置は、両側にチャン
バを有する流体圧力操作式ピストンと、かじ取り弁と、
前記チャンバ間で流体流を連通させるバイパスとを含ん
でいる。該バイパス内には、バイパス弁が配置され、該
バイパス弁が、走行速度の増大につれて、バイパスを通
過する流体流量を増加させ、走行速度が減じると、流体
流量を減少させる。加えて、両側チャンバ間の流体圧力
差が前設定されている場合には、その時々の実走行速度
とは無関係に、バイパスを流過する体積流量が絞られ
て、パワーステアリング装置による大きな補助が達せら
れる。
【0011】この目的のために、バイパス弁は、走行速
度に応動する第1弁装置と、第1弁装置と並列接続さ
れ、両側のチャンバ間の圧力差を第1弁装置の制御に利
用する第2弁装置とから成っている。第1弁装置は、ス
テッピングモータを介して駆動される軸方向滑り弁から
成り、該滑り弁は、バイパス弁を流過する体積流量を走
行速度に応じて絞ることができる。第2弁装置は、互い
に同軸的に配向された2つの円筒形圧力室を含み、該圧
力室は、それぞれ、サーボシリンダ両側の2つのチャン
バの1つと液圧接続されており、その結果、サーボシリ
ンダ内を支配する圧力差は、ピストン部材を介して反映
され、該ピストン部材は、2つの円筒形圧力室間に配置
され、同軸的に両圧力室間を軸方向に移動可能である。
ピストン部材に作用するばね部材によって調節される前
設定圧力差に達すると、ピストン部材が移動して、より
高い圧力が支配している円筒形圧力室から第1弁装置へ
体積流量が流れ、第1弁装置が絞り位置へ移動する。
【0012】このようにすることで、前設定圧力差に到
達すると、高速時でも、バイパス弁の絞りによってサー
ボシリンダに対しサーボ補助が可能になり、その結果、
高いサーボ補助が得られる。そのさい、サーボシリンダ
内の高い圧力差が、強力なかじ取り入力トルクを伴う効
果が十二分に利用される。この公知自動車用パワーステ
アリング装置の欠点は、構造が、比較的複雑で、その結
果、製作費が高くなる点である。別の欠点は、軸方向可
動部材のジャミングや漏れを生じさせる構成部品やシー
ル面が多数存在しているために、パワーステアリング装
置の摩耗度が高い点である。
【0013】したがって、本発明の根底をなす付加的課
題は、冒頭に述べた形式のパワーステアリング装置を改
善して、バイパスを流過する体積流量を、かじ取り速度
に応じて制御し、同時に、より簡単かつより安価な構成
形式を得ることにある。この課題の解決のため、本発明
の提案によれば、絞り装置がバイパス弁と直列に接続さ
れており、かじ取り方向に応じて、サーボシリンダの圧
媒供給流または圧媒戻り流が絞り装置を流過し、流過す
る体積流量が予め設定した値を超えると、バイパス弁を
介して導かれる圧媒流が、絞り装置により自動的に絞ら
れる。
【0014】本発明の根底をなす知見は、かじ取り弁に
より得られる体積流量が、かじ取り速度に比例するよう
にすることである。したがって、サーボシリンダの圧媒
供給流量または戻り流量が一定値を超えると、バイパス
弁を介して導かれる圧媒流が、絞り装置によって自動的
に絞られることで、かじ取り速度が高い場合も、言い換
えると、バイパス弁の開放時にも、バイパス弁と絞り装
置との直列接続に基づき、バイパス弁を流過する圧媒流
が減らされるため、サーボシリンダに十分なサーボ補助
が行われる。
【0015】一好適実施例によれば、絞り装置は、両端
をシリンダヘッドによって閉じられたシリンダ管を含
み、該シリンダ管の作業室が、軸方向移動可能なピスト
ンによって分割されている。その場合、一方の作業室部
分は、対応するシリンダヘッドに設けられた孔を介して
サーボシリンダと液圧接続されるのが好ましく、他方の
作業室部分は、シリンダ管の壁部の孔を介してかじ取り
弁と接続されるのが好ましい。また、ピストンは、軸方
向に少なくとも1つのオリフィス状の貫通孔を有してい
る。この構成の利点は、シリンダ管の作業室内に、体積
流量に応じた両作業室部分間の圧力差が、オリフィス状
の貫通孔を圧媒が流過することによって調節され、該圧
力差が、圧媒の流過方向に応じてピストンを移動させる
点である。その場合、オリフィス状の貫通孔での圧力降
下は、体積流量の増加につれて増大する。
【0016】特に効果的な場合は、シリンダ管の両作業
室部分のうちの一方が、少なくとも1つの制御オリフィ
スを介してバイパス弁と液圧接続されることで、バイパ
ス弁と絞り装置との直列接続を可能にした場合である。
この目的のためには、シリンダ管作業室の、かじ取り弁
に配属された作業室部分を、バイパス弁と液圧接続する
のが好ましい。
【0017】本発明の一特徴によれば、ピストンの移動
により、制御オリフィスの流れ横断面を変更可能であ
り、それによって、バイパス弁を通過する圧媒流を、ピ
ストンの運動に応じて、かつまたシリンダ管作業室内の
圧力差に応じて、絞り可能である。さらに、本発明の特
に好ましい特徴によれば、ピストンは、制御オリフィス
が開放されるピストン位置となるように、予圧をかけら
れており、それによって、ピストンの軸方向移動が、予
め設定した圧力差を超えたときに初めて可能になるよう
にされている。その場合、ピストンは、シリンダヘッド
に支えられた、両端に作用するばね部材により、予め設
定した位置に保持されるのが好ましい。このような構成
は、特に簡単かつ安価な構造変換を可能にするからであ
る。
【0018】好ましくは、ピストンはロッド上を案内さ
れ、該ロッド両端がシリンダヘッド内に支承されること
で、ピストンの円滑かつジャミングの生じない移動が可
能になる。好ましくは、さらに前記ロッドが少なくとも
1つの孔を備えており、この孔を介して、制御オリフィ
スとバイパス弁とが互いに液圧接続されていることで、
構造的に好都合な機能統合が得られる。本発明の別の好
ましい構成によれば、バイパス弁が比例弁として構成さ
れ、それによって、ハウジング内へのかじ取り弁の簡単
かつ安価な組込みが達せられ、かつ検出された速度変化
に対する応動時間が短縮される。
【0019】好ましくは、バイパス弁は、円筒形のチャ
ンバを有し、該チャンバが、少なくとも1つの軸方向孔
と、少なくとも1つの半径方向孔とを備え、かつ該チャ
ンバ内にはスライダが案内されている。バイパスを介し
た接続により体積流量を走行速度に応じて絞るには、ス
ライダを走行速度に応じて移動可能にするのが好まし
い。
【0020】本発明の別の構成によれば、スライダは、
ばね部材によって軸方向に付勢されており、それによっ
て、流れの無い状態ではバイパス弁の開放位置が確実に
維持される。最後に、本発明は、絞り装置のシリンダ管
とバイパス弁のチャンバとが、ハウジング内の同じ孔に
よって形成されるようにすることを提案する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のこのほかの利点および特
徴は、添付図面に示した2つの好適実施例についての以
下の説明で明らかになろう。
【0022】図1および図2に示したパワーステアリン
グ装置は、ポンプ2を介してサーボシリンダ3にリザー
バ4から圧媒を供給するかじ取り弁1を含んでいる。か
じ取り弁1は、この場合、入力軸5から成り、該入力軸
がトルク棒6を介して出力軸7と結合されている。これ
により、トルク棒6を介して、入力軸5と出力軸7と
は、一定回転角度だけ相対捩れ可能である。出力軸7
は、弁スリーブ8と相対回転不能に結合されており、弁
スリーブ8は、したがって、同じく入力軸5に対し相対
回転可能である。これらの部材5,6,7,8は1つの
ハウジング9内に収容されており、該ハウジングには、
図2に示した実施例の場合、バイパス弁10を収容する
ための拡張部が付加されている。
【0023】液圧は、供給導管11を介してかじ取り弁
1に加えられ、この液圧が、弁スリーブ8と入力軸5と
に形成された制御溝または制御孔を通過し、かじ取り方
向に応じて、制御導管12,13を介してサーボシリン
ダ3へ供給され、該サーボシリンダのチャンバ16,1
7内のピストンロッド14,15を介して、かじ取り運
動に対するサーボ補助が行われる。サーボシリンダ3の
どちらのチャンバ16,17に液圧が負荷されるかに応
じて、ピストン18が、液圧負荷されていないチャンバ
の方向へ移動し、ピストンロッド14,15が連行され
る。液圧負荷されていないチャンバ16,17内から排
除された圧媒は、相応の制御導管12,13と戻し導管
19とを介して、リザーバ4へ戻される。
【0024】図1および図2に符号20で示した機能図
には、かじ取り弁1の機能が略示されている。例えば左
へのかじ取り角と仮定した場合、入力軸5と弁スリーブ
8との相対捩れにより、制御溝が開放され、その結果、
図では右側に位置する、サーボシリンダ3のチャンバ1
6内へ、供給導管11と制御導管13とを介して圧媒が
導入され、ピストン18がチャンバ17の方向へ移動す
る。圧媒を給送するポンプ2は、この場合、車両のバッ
テリから必要な電圧を供給される電動機により駆動され
る。ポンプ2は、例えば停止時にポンプの全出力を要し
ない場合は、自体公知の形式で電子制御ユニット21を
介して待機作動状態に維持できる。図1および図2に示
したかじ取り弁1は、オ−プンセンタかじ取り弁として
構成されている。言い換えると、かじ取り弁1の中立位
置でも常時圧媒流が維持される。しかし、本発明は、中
立位置では圧媒流が遮断されるクローズドセンタかじ取
り弁に適用することもできる。
【0025】その時々の走行速度に応じて、ポンプ2か
ら供給導管11を介して送られる圧媒流は、サーボシリ
ンダ3を通過せずに、図2では比例弁として構成されて
いるバイパス弁10を経てリザーバ4へ戻される。セン
サで検出される速度Gは、電子制御ユニット21を介し
て、バイパス弁すなわち比例弁10に対する相応の信号
に変換される。このように磁流を介して制御される比例
弁10は、ばね部材22により軸方向に付勢されたスラ
イダ23を有し、該スライダの移動によって、比例弁1
0のシリンダ外套内の半径方向孔24を絞ることができ
る。半径方向孔24並びにスライダ23が移動する別の
軸方向孔25は、弁スリーブ8の制御孔と接続されてい
るため、かじ取り方向に応じて、孔24が、比例弁10
を流過する体積流量の流入孔として、また孔25が該体
積流量の流出孔として役立つか、もしくは孔25が流入
孔として、また孔24が流出孔として役立つ。かじ取り
弁1に送られる圧媒の一部は、高速走行時には、開放さ
れた比例弁10を介して迂回されることにより、圧媒
は、サーボシリンダ3に制御導管12,13を介して全
く、もしくは僅かしか負荷されないので、かじ取り運動
時のサーボ補助が低減される。走行速度Gが減速されれ
ば、それに比例して比例弁10が半径方向孔24を閉
じ、比例弁10を流過する体積流量が絞られる。半径方
向孔24が完全に閉じられると、比例弁10を流過する
体積流量が皆無となる結果、サーボシリンダ3が可能な
最大の圧媒を負荷されることになる。これによって、駐
車時または低速Gの時に大きなサーボ補助が保証される
一方、高速時には、制御不能のかじ取り操作が防止され
る程度まで、サーボ補助が低減される。
【0026】しかし、高速走行時にも迅速かつ激しいか
じ取り角操作を要する状況、例えば突然の回避操作を要
する状況が発生することがあるので、そうした例外的な
状況のさいには、大きなかじ取りサーボ補助が得られる
のが好ましい。その点を考慮して、本発明の別の構成で
は、走行速度とかじ取り速度とに応じたサーボシリンダ
3への圧媒供給が実現され、その結果、高速走行時にも
大きなかじ取りサーボ補助、つまり高いかじ取り速度が
達せられる。この目的のために、絞り装置26が、バイ
パス弁10と直列接続されており、該絞り装置は、バイ
パス弁10を流過する圧媒流を、制御導管12を流過す
る体積流量Qに応じて絞ることができる。このことは、
高速Gでの走行時に、したがってバイパス弁10の開弁
時にバイパス弁10を流過する体積流量が、絞り装置2
6によって絞られ、それにより、サーボシリンダ3に対
し、ポンプ2からかじ取り弁1へ供給されるかじ取りサ
ーボ補助用の全液圧が作用せしめられることを意味す
る。絞り装置26は、その場合、かじ取りトルクが予め
設定されたトルク値Lに達した時に初めて、自動的にバ
イパス接続を絞るように制御される。この場合のかじ取
りトルク値Lとは、制御導管12、13を流過する体積
流量の一定値と同じ意味である。
【0027】図4および図5には、高速走行時および低
速または高速かじ取り時の絞り装置26の弁位置が示さ
れている。図から分かるように、絞り装置26は、両側
をシリンダヘッド28,29で閉じられたシリンダ管2
7を含んでいる。シリンダ管27の作業室は、軸方向に
移動可能なピストン30によって、2つのチャンバ3
1,32に分割されている。チャンバ31は、この場
合、孔33と制御導管12の一部分とを介してサーボシ
リンダ3と液圧接続されている。これに対し、チャンバ
32は、孔34と制御導管12の一部分とを介してかじ
取り弁1と液圧接続されている。ピストン30は軸方向
のオリフィス状の貫通孔35を備え、これら貫通孔を介
して、制御導管12内の圧媒がシリンダ管27を流過す
ることができる。サーボシリンダ3のチャンバ16へチ
ャンバ31から圧媒が負荷されるさいには、圧媒が、シ
リンダ管27をチャンバ31方向へ流過し、サーボシリ
ンダ3のチャンバ17への圧媒負荷時には、その時に制
御導管12内に在る戻り流が、逆方向にリザーバ4へ流
れる。オリフィス状の貫通孔35の流通により、体積流
量の値に応じてチャンバ31,32内に圧力差が生じ、
該圧力差が一定値に達すると、ピストン30が軸方向に
移動する。その場合、ピストン30は、ピストン30の
両側に作用している、シリンダヘッド28,29に支え
られたばね部材36,37により付勢され、チャンバ3
1,32の圧力差がばね部材36,37のばね力を超え
た場合に初めて、軸方向に移動するようにされている。
【0028】チャンバ31,32内に生じる圧力差は、
シリンダ管27を流過する体積流量の値に比例し、この
値は、またかじ取り操作により生じるかじ取りトルクの
指標でもある。ばね部材36,37は、ピストン30を
中立位置に維持する結果、制御導管13またはかじ取り
弁1への液圧接続が、半径方向制御オリフィス38と、
ピストン30を案内するロッド40内の孔39と、チャ
ンバ41および半径方向孔42とを介して形成される。
この液圧接続がバイパスを形成し、該バイパスを介し
て、圧媒流の一部がサーボシリンダ3を回避することが
できる。チャンバ41の孔42の流れ横断面は、スライ
ダ43を介して変更できる。スライダ43は、既述の形
式で、走行速度に応じて電子制御ユニット21より制御
される。それによって、速度に応じた圧媒流が、チャン
バ41を流過し、孔39を経てシリンダ管27へ流入し
たり、またその逆の流れが生じ、それによってバイパス
接続が形成される。そのさい、流過の方向は、サーボシ
リンダ3のチャンバ16,17に対するその時々の負荷
に応じて決まる。スライダ43の非操作時には、孔42
は、スライダ43を軸方向に付勢するばね部材44によ
り開放状態に維持される。
【0029】高速走行時に、つまり孔42が開放され、
圧媒の一部がバイパス接続されているさいに、高いかじ
取りトルクLが加えられると、制御導管12,13を高
い値の体積流量が通過し、この体積流量が、チャンバ3
1,32の間に高い圧力差を発生させる。これによりピ
ストン30が移動することで、制御オリフィス38が絞
られるか、閉鎖されるかし、その結果、バイパス弁10
と絞り装置26との直列接続に基づきバイパス接続を介
して流れる圧媒流が、図5に示したように遮断される。
サーボシリンダ3は、これによって、圧媒を全負荷され
る結果、高速運転時にも、高いかじ取り速度が達成され
る。
【0030】本発明のパワーステアリング装置により、
簡単な構成で走行速度およびかじ取り速度に応じてサー
ボシリンダ3への圧媒供給が可能になり、その結果、製
作費が安価になるのみでなく、組立ても簡単かつ迅速に
行われるように考慮されている。加えて、絞り装置26
のチャンバ31,32間の、体積流量に応じた圧力差に
よって、バイパス体積流量の自動的な絞りが、センサへ
の高額の出費なしに実現され、それにより特に高い耐摩
耗性を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行速度に応じてサーボシリンダに圧媒を供給
するパワーステアリング装置の略図。
【図2】かじ取り弁のハウジング内に組込まれた比例弁
を有する図1のパワーステアリング装置。
【図3】 走行速度およびかじ取り速度に応じてサーボ
シリンダに圧媒を供給するパワーステアリング装置の略
図。
【図4】走行速度が高く、かじ取り速度が低い場合の、
図3のパワーステアリング装置の弁位置を略示した図。
【図5】走行速度、かじ取り速度が共に高い場合の、図
3のパワーステアリング装置の弁位置を略示した図。
【符号の説明】
1 かじ取り弁 2 ポンプ 3 サーボシリンダ 4 リザーバ 5 入力軸 6 トルク棒 7 出力軸 8 弁スリーブ 9 ハウジング 10 バイパス弁 11 供給導管 12,13 制御導管 14 15 ピストンロッド 16,17 チャンバ 18,30 ピストン 19 戻し導管 20 機能図 21 電子制御ユニット 22 ばね部材 23 スライダ 24,25 孔 26 絞り装置 27 シリンダ管 28,29 シリンダヘッド 31,32 チャンバ 33,34 孔 35 オリフィス状の貫通孔 36,37,44 ばね部材 38 制御オリフィス 39,42 孔 40 ロッド 41 チャンバ 43 スライダ G 速度 Q 体積流量 L かじ取りトルク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボシリンダ(3)に速度に応じて圧
    媒を供給する自動車用パワーステアリング装置であっ
    て、かじ取り弁(1)と、サーボシリンダ(3)と並列
    接続されたバイパス弁(10)とを有しており、前記か
    じ取り弁(1)が、かじ取り動作時にサーボシリンダ
    (3)の左右のチャンバ(16,17)へポンプ(2)
    を介して圧媒を負荷可能であり、また、サーボシリンダ
    (3)に負荷された圧媒の、該サーボシリンダを回避す
    る部分が、前記バイパス弁(10)を介して制御可能で
    ある形式のものにおいて、 バイパス弁(10)が比例弁として構成されていること
    を特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記バイパス弁(10)が、かじ取り弁
    (1)のハウジング内に組込まれていることを特徴とす
    る請求項1に記載されたパワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記バイパス弁(10)がスライダ(4
    3)を有し、該スライダが、ばね部材(44)によって
    軸方向に付勢されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載されたパワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記バイパス弁(10)が円筒形のチャ
    ンバ(41)を含み、該チャンバが、少なくとも1つの
    軸方向孔(39)と、少なくとも1つの半径方向孔(4
    2)とを備え、かつ該チャンバ内をスライダ(43)が
    案内されていることを特徴とする請求項1から請求項3
    までのいずれか1項に記載されたパワーステアリング装
    置。
  5. 【請求項5】 前記スライダ(43)が走行速度に応じ
    て移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項
    4までのいずれか1項に記載されたパワーステアリング
    装置。
  6. 【請求項6】 サーボシリンダ(3)へ走行速度および
    かじ取り速度に応じて圧媒を供給する自動車用パワース
    テアリング装置であって、かじ取り弁(1)と、サーボ
    シリンダ(3)に並列接続されたバイパス弁(10)と
    から成り、前記かじ取り弁(1)が、かじ取り動作時に
    サーボシリンダ(3)の左右のチャンバ(16,17)
    へポンプ(2)を介して圧媒を負荷可能であり、また、
    サーボシリンダ(3)に負荷される圧媒の、該サーボシ
    リンダ(3)を回避する部分が、前記バイパス弁(1
    0)を介して制御可能である形式のものにおいて、 絞り装置(26)がバイパス弁(10)と直列に接続さ
    れており、かじ取り方向に応じて、サーボシリンダ
    (3)の供給流または戻り流が、絞り装置(26)を通
    過し、その体積流量が予め定められた値を超えると、絞
    り装置(26)が、バイパス弁(10)を介して案内さ
    れる圧媒流を自動的に絞ることを特徴とする自動車用パ
    ワーステアリング装置。
  7. 【請求項7】 前記絞り装置(26)が、両端をシリン
    ダヘッド(28,29)により閉じられたシリンダ管
    (27)を含み、該シリンダ管の作業室が、軸方向に移
    動可能のピストン(30)によって分割されており、そ
    の場合、一方の作業室部分(31)が、好ましくは、対
    応するシリンダヘッド(28)に設けられた孔(33)
    を介してサーボシリンダ(3)と液圧接続され、他方の
    作業室部分(32)が、好ましくは、シリンダ管(2
    7)の壁部の孔(34)を介してかじ取り弁(1)と接
    続されており、さらに、ピストン(30)が、軸方向に
    少なくとも1つのオリフィス状の貫通孔(35)を有し
    ていることを特徴とする請求項6に記載されたパワース
    テアリング装置。
  8. 【請求項8】 前記シリンダ管(27)の作業室(3
    1,32)の双方の部分の内の一方が、少なくとも1つ
    の制御オリフィス(38)を介してバイパス弁(10)
    と液圧接続されていることを特徴とする請求項7に記載
    されたパワーステアリング装置。
  9. 【請求項9】 前記シリンダ管(27)の作業室の、か
    じ取り弁(1)に配属されている部分(32)が、バイ
    パス弁(10)と液圧接続されていることを特徴とする
    請求項8に記載されたパワーステアリング装置。
  10. 【請求項10】 前記ピストン(30)の移動によっ
    て、制御オリフィス(38)の流過横断面が変化し得る
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載された
    パワーステアリング装置。
  11. 【請求項11】 前記ピストン(30)が、制御オリフ
    ィス(38)が開放されるピストン位置となるように、
    予圧をかけられることを特徴とする請求項10に記載さ
    れたパワーステアリング装置。
  12. 【請求項12】 前記ピストン(30)が、両側に作用
    するばね部材(36,37)によって、予め定められた
    位置に保持され、該ばね部材がシリンダヘッド(28,
    29)に支えられていることを特徴とする請求項11に
    記載されたパワーステアリング装置。
  13. 【請求項13】 前記ピストン(30)が、ロッド(4
    0)上を案内されており、該ロッドの端部がシリンダヘ
    ッド(28,29)内に支承されていることを特徴とす
    る請求項7から請求項12までのいずれか1項に記載さ
    れたパワーステアリング装置。
  14. 【請求項14】 前記ロッド(40)が、少なくとも1
    つの孔(39)を有しており、該孔を介して制御オリフ
    ィス(38)とバイパス弁(10)とが互いに液圧接続
    されていることを特徴とする請求項13に記載されたパ
    ワーステアリング装置。
  15. 【請求項15】 前記バイパス弁(10)が比例弁とし
    て構成されていることを特徴とする請求項7から請求項
    14までのいずれか1項に記載されたパワーステアリン
    グ装置。
  16. 【請求項16】 前記バイパス弁(10)が、円筒形の
    チャンバを含み、該チャンバが、少なくとも1つの軸方
    向孔(39)と、少なくとも1つの半径方向孔42とを
    備えており、さらに前記チャンバ内をスライダ(43)
    が案内されていることを特徴とする請求項15に記載さ
    れたパワーステアリング装置。
  17. 【請求項17】 前記スライダ(43)が、走行速度に
    応じて移動可能であることを特徴とする請求項16に記
    載されたパワーステアリング装置。
  18. 【請求項18】 前記スライダ(43)が、ばね部材
    (44)によって軸方向に付勢されていることを特徴と
    する請求項15から請求項17までのいずれか1項に記
    載されたパワーステアリング装置。
  19. 【請求項19】 絞り装置(26)のシリンダ管(2
    7)と、バイパス弁(10)のチャンバ(41)とが、
    ハウジング(9)内の同じ孔によって形成されているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項18までのいずれか
    1項に記載されたパワーステアリング装置。
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