JP2001041011A - ロッカアーム - Google Patents

ロッカアーム

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JP2001041011A
JP2001041011A JP11218519A JP21851999A JP2001041011A JP 2001041011 A JP2001041011 A JP 2001041011A JP 11218519 A JP11218519 A JP 11218519A JP 21851999 A JP21851999 A JP 21851999A JP 2001041011 A JP2001041011 A JP 2001041011A
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rocker arm
valve
connecting wall
wall
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JP11218519A
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English (en)
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Yoshitaka Waseda
義孝 早稲田
Nobutsuna Motohashi
信綱 本橋
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オフセット構造のロッカアームにおいて、板金
製の胴体の幅寸法を標準構造のものと同等に小さくした
うえで、支障なく製作できる形状とすること。 【解決手段】板金製の胴体5の幅方向中心に対してバル
ブアジャストスクリュー6の取付部となる筒形膨出部1
3をずらして設けるオフセット構造のロッカアーム1を
前提とするものであり、胴体5の一方側壁8に筒形膨出
部13との当接を避ける逃げ部(開口窓20)を設けて
いる。これにより、一対の側壁8,9の離隔間隔を標準
構造のものと同等に小さく設計した場合において、胴体
5の一対の側壁8,9を折り曲げるときに、オフセット
してある筒形膨出部13が邪魔にならずに済んで、一対
の側壁8,9を支障なく折り曲げることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カムにより傾動さ
せられてシリンダヘッドに設けられたバルブを開閉動作
させるロッカアームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車エンジンの動弁機構の種類
によって、種々な形状のロッカアームを使い分けている
が、構造的にセンターピボットタイプとエンドピボット
タイプと呼ばれるものに分けられる。
【0003】例えば、センターピボットタイプのロッカ
アームでは、その胴体の長手方向中間に、シリンダヘッ
ドに設置される傾動支軸(ロッカシャフト)が挿通され
る支持孔を、また、胴体の長手方向一端側にバルブのス
テムエンドに当接されるバルブアジャストスクリューの
取付部を、さらに胴体の長手方向他端側にカムに当接さ
れるカム受け部を、それぞれ設けている。
【0004】この種のロッカアームのなかでも、バルブ
アジャストスクリューの取付部の中心をカム受け部の幅
方向中心の延長線上に配置させるもの(標準構造と呼
ぶ)と、バルブアジャストスクリューの取付部の中心を
カム受け部の幅方向中心の延長線上からずらしたもの
(オフセット構造と呼ぶ)とがある。
【0005】ちなみに、オフセット構造のロッカアーム
は、シングルオーバーヘッドカムシャフト構造の動弁機
構におけるシリンダヘッドに吸気系バルブあるいは排気
系バルブのいずれかを2つ取り付けて、この2つ一対の
バルブを2つのロッカアームで個別かつ同時に開閉させ
る形態とする場合に限って使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなオフセ
ット構造のロッカアームは、その胴体形状の特殊性か
ら、現在のところ、鋳造製品としているが、本願発明者
は、軽量化ならびに低コスト化を図るために、近年にお
いて主流になりつつある板金製品とすることが望ましい
と考え、鋭意研究している。
【0007】ところで、現存する板金製の胴体は、標準
構造であって、一般的に、一枚の金属板をU字形あるい
は逆さU字形に屈曲して、対向する一対の側壁と、それ
らの少なくとも長手方向一端側を連接する連接壁とを設
け、この連接壁の幅方向中心に前記側壁の延出方向と同
方向に膨出するバルブアジャストスクリュー取付用の円
筒形膨出部を設けた形状になっている。なお、バルブア
ジャストスクリューの取付部分について円筒形膨出部と
するのは、バルブアジャストスクリューのねじ込み深さ
を大きくするためである。
【0008】このような板金製の胴体において、円筒形
膨出部をオフセットする場合に、胴体の一対の側壁の離
隔間隔を標準構造のものと同じに設定したままにしてい
ると、円筒形膨出部が一方側壁に対して当接するなど邪
魔になることがあるために、一対の側壁を折り曲げられ
なくなることが予想される。そこで、前記一対の側壁の
離隔間隔を大きくすれば前述の干渉を避けられるけれど
も、それでは、胴体の幅寸法を標準構造のものに比べて
かなり大きく設計しなければならなくなるなど、ロッカ
アームの大型化を余儀なくされる。ここに改良の余地が
ある。
【0009】このような事情に鑑み、本発明は、オフセ
ット構造のロッカアームにおいて、板金製の胴体の幅寸
法を標準構造のものと同等に小さくしたうえで、支障な
く製作できる形状とすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明第1のロッカアー
ムは、カムにより傾動させられてシリンダヘッドに設け
られたバルブを開閉動作させるもので、一枚の金属板を
ほぼ逆さU字形に屈曲して対向する一対の側壁およびそ
れらの少なくとも長手方向一端側に連接壁を設けてなる
板金製の胴体と、胴体の連接壁の所要位置に垂下状態に
取り付けられて前記バルブのステムエンドに当接される
バルブアジャストスクリューとを有し、前記胴体の連接
壁において幅方向中心から一方側壁寄りに偏った位置
に、当該側壁の延出方向と同方向に膨出するとともに中
心に前記バルブアジャストスクリューが螺合されるねじ
孔を有する筒形膨出部が設けられており、前記一方側壁
の所要領域に、前記筒形膨出部との当接を避ける逃げ部
が設けられている。
【0011】本発明第2のロッカアームは、カムにより
傾動させられてシリンダヘッドに設けられたバルブを開
閉動作させるもので、一枚の金属板をほぼ逆さU字形に
屈曲して対向する一対の側壁およびそれらの少なくとも
長手方向一端側に連接壁を設けてなる板金製の胴体と、
胴体の連接壁の所要位置に垂下状態に取り付けられて前
記バルブのステムエンドに当接されるバルブアジャスト
スクリューとを有し、前記胴体の連接壁において幅方向
中心から一方側壁寄りに偏った位置に、当該側壁の延出
方向と同方向に膨出するとともに中心に前記バルブアジ
ャストスクリューが螺合されるねじ孔を有する筒形膨出
部が設けられており、前記一方側壁において連接壁寄り
の領域に、当該一方側壁の厚み方向に貫通して前記筒形
膨出部の一部が入り込む開口窓が設けられている。
【0012】本発明第3のロッカアームは、カムにより
傾動させられてシリンダヘッドに設けられたバルブを開
閉動作させるもので、一枚の金属板をほぼ逆さU字形に
屈曲して対向する一対の側壁およびそれらの少なくとも
長手方向一端側に連接壁を設けてなる板金製の胴体と、
胴体の連接壁の所要位置に垂下状態に取り付けられて前
記バルブのステムエンドに当接されるバルブアジャスト
スクリューと、前記胴体の一対の側壁における長手方向
中間あるいは他端側に支軸を介して回転可能に支持され
て前記カムに当接されるローラとを有し、前記胴体の連
接壁において幅方向中心から一方側壁寄りに偏った位置
に、当該側壁の延出方向と同方向に膨出するとともに中
心に前記バルブアジャストスクリューが螺合されるねじ
孔を有する筒形膨出部が設けられており、前記一方側壁
において連接壁寄りの領域に、当該一方側壁の厚み方向
に貫通して前記筒形膨出部の一部が入り込む開口窓が設
けられている。
【0013】本発明第4のロッカアームは、上記第1な
いし第3のいずれかのロッカアームを前提にするもの
で、前記連接壁において筒形膨出部よりも前記一方側壁
側の領域を、外方に張り出して形成している。
【0014】要するに、本発明では、板金製の胴体の幅
方向中心に対してバルブアジャストスクリューの取付部
となる筒形膨出部をずらして設けるオフセット構造のロ
ッカアームを前提としたものであり、胴体の一方側壁に
筒形膨出部との当接を避ける逃げ部(開口窓)を設けて
いる。これにより、一対の側壁の離隔間隔を標準構造の
ものと同等に小さく設計した場合において、胴体の一対
の側壁を折り曲げるときに、オフセットしてある筒形膨
出部が邪魔にならずに済んで、一対の側壁を支障なく折
り曲げることが可能になる。
【0015】なお、第4のロッカアームの場合、連接壁
に設けた張り出し部分により、側壁を折り曲げるとき
に、連接壁が引っ張られてだれにくくなるので、筒形膨
出部のねじ孔の変形が抑制されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0017】図1ないし図6に本発明の一実施形態を示
している。図1は、ロッカアームの斜視図、図2は、ロ
ッカアームの分解斜視図、図3は、ロッカアームの側面
図、図4は、ロッカアームの上面図、図5は、ロッカア
ームの端面図、図6は、ロッカアーム胴体の製造手順を
示す説明図である。
【0018】図例のロッカアーム1は、シリンダヘッド
に設置される傾動支軸2が挿通される長手方向中間を支
点としてカム3により傾動させられてバルブ4を開閉動
作させるセンタピボットタイプと呼ばれるものであり、
胴体5とバルブアジャストスクリュー6とローラ7との
3つの要素から構成されている。
【0019】胴体5は、一枚の金属板を断面ほぼ逆さU
字形に型曲げ加工を施すことにより、対向する一対の側
壁8,9と、それらを長手方向一端側で連接する連接壁
10とが設けられた形状になっている。
【0020】一対の側壁8,9における長手方向中間位
置と長手方向他端位置には、それぞれ互いに同心状の一
対の貫通孔11,11,12,12が設けられている。
このうち、長手方向中間位置の貫通孔11,11には、
円筒形のブッシュ14を架け渡すような形態で嵌合され
て適宜の方法で抜け止めされている。なお、ブッシュ1
4の素材は、例えば黄銅や、炭素鋼鋼管の周面にタフト
ライド処理を施したもの、あるいは樹脂などとすること
ができる。
【0021】連接壁10には、バルブアジャストスクリ
ュー6が螺合される円筒形膨出部13が、一対の側壁
8,9の延出方向と同方向に膨出させられた状態で設け
られている。この円筒形膨出部13は、いわゆるバーリ
ング加工により形成されるもので、その内面がねじ孔と
された構造になっている。
【0022】バルブアジャストスクリュー6は、バルブ
4の上端に当接されるもので、胴体5の円筒形膨出部1
3に対する螺合量を可変することによりバルブ4のステ
ムエンドとの接触状態を調整するものである。
【0023】ローラ7は、胴体5における一対の側壁
8,9の貫通孔12,12に架設される支軸15に対し
て複数のニードルローラ16を介して回転可能に支持さ
れている。
【0024】この実施形態でのロッカアーム1は、板金
製の胴体5の連接壁10においてその幅方向中心から円
筒形膨出部13の中心をずらしたオフセット構造とする
にあたって、円筒形膨出部13を第1側壁8に対して干
渉させないように工夫している。
【0025】詳しくは、胴体5の一対の側壁8,9の離
隔間隔を標準構造のものと同等に小さくすると、どうし
ても該側壁8,9に対して円筒形膨出部13が当接する
など邪魔になってしまうので、この実施形態では、胴体
5の一対の側壁8,9のうち、第1側壁8において連接
壁10寄りの領域に、円筒形膨出部13の一部を入り込
ませる開口窓20を設けることにより、円筒形膨出部1
3を第1側壁8に対して当接させないようにしている。
【0026】この開口窓20は、図示するように、円筒
形膨出部13と非接触となるように当該円筒形膨出部1
3の膨出寸法に応じて開口寸法が設定される。特にこの
実施形態では、開口窓20を設けることに伴い、連接壁
10において開口窓20側に外側に張り出す張り出し部
21を設けている。この張り出し部21は、後で説明す
る製造過程において円筒形膨出部13のねじ孔の変形を
抑制することに役立つものである。
【0027】次に、上述したロッカアーム1の胴体5の
製造手順について説明する。
【0028】まず、一枚の金属板Aを、図6(a)に示
すような形状に型抜き加工により打ち抜くことにより、
所要領域に貫通孔11,11,12,12や、開口窓2
0ならびに張り出し部21を得る。
【0029】この金属板Aにおいて連接壁10の形成予
定領域にバーリング加工を施すことにより円筒形膨出部
13を形成してから、その内面にねじ溝を形成する。こ
のときに、円筒形膨出部13をオフセット配置させるよ
うにする。
【0030】この金属板Aにおいて図6(a)中の破線
の外側部分を、図6(b)に示すように、型曲げ加工に
よりほぼ逆さU字形に折り曲げることにより、一対の側
壁8,9と連接壁10とを得る。このとき、連接壁10
にオフセットして設けた円筒形膨出部13の一部が、第
1側壁8の付け根側に位置する開口窓20に対して入り
込んだ状態となるために、円筒形膨出部13が第1側壁
8に対して当接せずに済む。しかも、開口窓20の開口
形状を図6(a)に示すように設定することにより、一
対の側壁8,9を折り曲げた後で、連接壁10の開口窓
20側に外側に張り出す張り出し部21を存在させよう
にしているから、第1側壁8を折り曲げるときに円筒形
膨出部13のねじ孔が楕円形に塑性変形しにくくなる。
【0031】この後、必要に応じて焼入れ硬化などの熱
処理工程を施す。なお、貫通孔11,12は、金属板A
を折り曲げる工程の後、あるいは円筒形膨出部13を形
成する工程の後で穴開けするようにしてもよい。
【0032】このようにして形成した胴体5の貫通孔1
1,11に対してブッシュ14を嵌入し、このブッシュ
14の両端面をかしめるなどして固定する。さらに、胴
体5の貫通孔12,12に対して、複数のニードルロー
ラ16を介してローラ7を取り付けた支軸15を装着す
る。この支軸15についてもその両端面に打刻かしめを
施すことにより固定する。
【0033】以上説明したように、板金製の胴体5につ
いてオフセット配置される円筒形膨出部13を第1側壁
8に対して干渉させないように工夫しているから、胴体
5の一対の側壁8,9の離隔間隔を標準構造のものと同
じに設定したままでありながら、オフセット構造のロッ
カアーム1を成立させて製作できるようになった。
【0034】しかも、上記実施形態では、胴体5におけ
る連接壁10の開口窓20側に外側に張り出す張り出し
部21を設けることにより、第1側壁8を折り曲げると
きに円筒形膨出部13のねじ孔が楕円形に塑性変形する
ことを抑制させるようにしているから、バルブアジャス
トスクリュー6を適正な姿勢で取り付けることができる
など、製造歩留まりの向上に貢献できる。
【0035】なお、本発明は上述した実施形態のみに限
定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられ
る。
【0036】(1) 図7ないし図12に本発明の他の
実施形態を示している。この実施形態でのロッカアーム
1は、開口窓20を設けない第2側壁9において、ブッ
シュ14および支軸15を装着する領域を除いた領域
を、開口窓20を設ける第1側壁8に対して近づけるよ
うにして、両側壁8,9の離隔間隔を狭くした構造にし
ている。具体的に、胴体5の第2側壁9において貫通孔
11,12を設ける領域を、連接壁10が存在する領域
との境を起点として厚み方向に段付きとなる状態に折り
曲げることにより、第2側壁9において連接壁10寄り
の領域の折り曲げ位置を第1側壁8側に近づけるように
している。この段付き部分に符号9aを付してある。こ
のような形状とするには、まず、一枚の金属板Aを図1
2(a)に示すような形状に打ち抜いた後、図12
(b)に示すように、第2側壁9となりうる部分におい
て貫通孔11,12を設ける領域を、連接壁10が存在
する領域との境を起点(図中の二点鎖線)として厚み方
向に段付きとなる状態に折り曲げておき、この後で図1
2(b)中の破線の外側部分を、図12(c)に示すよ
うに、型曲げ加工により逆さU字形に折り曲げるように
している。このような形状の胴体5であれば、円筒形膨
出部13を第1側壁8に近づけるようにオフセットさせ
る構造でありながら、第2側壁9と円筒形膨出部13と
の間に無駄な空間ができずに済むので、さらなる小型化
ならびに軽量化を図ることができる。
【0037】(2) 上記実施形態において、ローラ7
を支軸15に対して複数のニードルローラ16を介して
支持させているが、このニードルローラ16を用いずに
すべり接触により回転支持させることができる。つま
り、ローラ7を支軸15に対してすきま嵌めにより直接
外嵌させたり、あるいは図示しないが、すべり軸受を介
して嵌合したりすることができる。
【0038】(3) 上記実施形態では、センターピボ
ットタイプのロッカアーム1を例示したが、図示しない
が、エンドピボットタイプのロッカアームにも本発明を
適用することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1ないし4の発明では、板金製の
胴体についてオフセット配置される筒形膨出部を一方側
壁に対して干渉させないように工夫しているから、胴体
の一対の側壁の離隔間隔を標準構造のものとほぼ同じに
設定したままでありながら、オフセット構造のロッカア
ームを成立させて製作できるようになった。したがっ
て、本発明によれば、小型化ならびに軽量化を達成した
オフセット構造のロッカアームを提供できるようにな
る。
【0040】特に、請求項4の発明では、胴体の連接壁
に設けた張り出し部分により、側壁を折り曲げるとき
に、連接壁が引っ張られてだれることを抑制できるよう
になるので、筒形膨出部のねじ孔の変形を抑制できるな
ど、胴体についての製造歩留まりを向上させるうえで有
利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のロッカアームの斜視図
【図2】図1のロッカアームの分解斜視図
【図3】図1のロッカアームの側面図
【図4】図1のロッカアームの上面図
【図5】図1のロッカアームの端面図
【図6】図1のロッカアーム胴体の製造手順を示す説明
【図7】本発明の他の実施形態のロッカアームの斜視図
【図8】図7のロッカアームの分解斜視図
【図9】図7のロッカアームの側面図
【図10】図7のロッカアームの上面図
【図11】図7のロッカアームの端面図
【図12】図7のロッカアーム胴体の製造手順を示す説
明図
【符号の説明】
1 ロッカアーム 2 傾動支軸 3 カム 4 バルブ 5 ロッカアームの胴体 6 ロッカアームのバルブアジャストスクリュー 7 ロッカアームのローラ 8 胴体の第1側壁 9 胴体の第2側壁 10 胴体の連接壁 13 連接壁の円筒形膨出部 20 第1側壁の開口窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カムにより傾動させられてシリンダヘッド
    に設けられたバルブを開閉動作させるロッカアームであ
    って、 一枚の金属板をほぼ逆さU字形に屈曲して対向する一対
    の側壁およびそれらの少なくとも長手方向一端側に連接
    壁を設けてなる板金製の胴体と、 胴体の連接壁の所要位置に垂下状態に取り付けられて前
    記バルブのステムエンドに当接されるバルブアジャスト
    スクリューとを有し、 前記胴体の連接壁において幅方向中心から一方側壁寄り
    に偏った位置に、当該側壁の延出方向と同方向に膨出す
    るとともに中心に前記バルブアジャストスクリューが螺
    合されるねじ孔を有する筒形膨出部が設けられており、 前記一方側壁の所要領域に、前記筒形膨出部との当接を
    避ける逃げ部が設けられている、ことを特徴とするロッ
    カアーム。
  2. 【請求項2】カムにより傾動させられてシリンダヘッド
    に設けられたバルブを開閉動作させるロッカアームであ
    って、 一枚の金属板をほぼ逆さU字形に屈曲して対向する一対
    の側壁およびそれらの少なくとも長手方向一端側に連接
    壁を設けてなる板金製の胴体と、 胴体の連接壁の所要位置に垂下状態に取り付けられて前
    記バルブのステムエンドに当接されるバルブアジャスト
    スクリューとを有し、 前記胴体の連接壁において幅方向中心から一方側壁寄り
    に偏った位置に、当該側壁の延出方向と同方向に膨出す
    るとともに中心に前記バルブアジャストスクリューが螺
    合されるねじ孔を有する筒形膨出部が設けられており、 前記一方側壁において連接壁寄りの領域に、当該一方側
    壁の厚み方向に貫通して前記筒形膨出部の一部が入り込
    む開口窓が設けられている、ことを特徴とするロッカア
    ーム。
  3. 【請求項3】カムにより傾動させられてシリンダヘッド
    に設けられたバルブを開閉動作させるロッカアームであ
    って、 一枚の金属板をほぼ逆さU字形に屈曲して対向する一対
    の側壁およびそれらの少なくとも長手方向一端側に連接
    壁を設けてなる板金製の胴体と、 胴体の連接壁の所要位置に垂下状態に取り付けられて前
    記バルブのステムエンドに当接されるバルブアジャスト
    スクリューと、 前記胴体の一対の側壁における長手方向中間あるいは他
    端側に支軸を介して回転可能に支持されて前記カムに当
    接されるローラとを有し、 前記胴体の連接壁において幅方向中心から一方側壁寄り
    に偏った位置に、当該側壁の延出方向と同方向に膨出す
    るとともに中心に前記バルブアジャストスクリューが螺
    合されるねじ孔を有する筒形膨出部が設けられており、 前記一方側壁において連接壁寄りの領域に、当該一方側
    壁の厚み方向に貫通して前記筒形膨出部の一部が入り込
    む開口窓が設けられている、ことを特徴とするロッカア
    ーム。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかのロッカアー
    ムにおいて、 前記連接壁において筒形膨出部よりも前記一方側壁側の
    領域が、外方に張り出して形成されている、ことを特徴
    とするロッカアーム。
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