JP2001040635A - 廃プラスチック使用の方塊ブロック及びその製造方法 - Google Patents
廃プラスチック使用の方塊ブロック及びその製造方法Info
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- JP2001040635A JP2001040635A JP11217164A JP21716499A JP2001040635A JP 2001040635 A JP2001040635 A JP 2001040635A JP 11217164 A JP11217164 A JP 11217164A JP 21716499 A JP21716499 A JP 21716499A JP 2001040635 A JP2001040635 A JP 2001040635A
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- concrete
- block
- cubical
- waste plastic
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃プラスチックを溶融固化した方塊の周囲を
コンクリートで囲ってハイブリッド化することにより、
魚礁マウンド等にも使用でき、廃プラスチックの有効利
用に大きく貢献できる廃プラスチック利用の方塊ブロッ
ク及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 溶融固化により製造した廃プラスチック
の方塊１の周囲にコンクリート２を打設して一体化した
方塊ブロック３からなる。
コンクリートで囲ってハイブリッド化することにより、
魚礁マウンド等にも使用でき、廃プラスチックの有効利
用に大きく貢献できる廃プラスチック利用の方塊ブロッ
ク及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 溶融固化により製造した廃プラスチック
の方塊１の周囲にコンクリート２を打設して一体化した
方塊ブロック３からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物である廃プ
ラスチックを使用した方塊ブロックとその製造方法に関
する。
ラスチックを使用した方塊ブロックとその製造方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】砂の代わりに石炭灰を使用して、方塊ブ
ロックを製作し、魚礁として試験的に使用した事例や、
ＦＳコンクリートを使用して消波ブロックを製作し、使
用した事例がある。しかしながら、廃プラスチックを材
料として海上で利用した事例は見当たらない。
ロックを製作し、魚礁として試験的に使用した事例や、
ＦＳコンクリートを使用して消波ブロックを製作し、使
用した事例がある。しかしながら、廃プラスチックを材
料として海上で利用した事例は見当たらない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、廃プラスチ
ックを溶融固化した方塊の周囲をコンクリートで囲って
ハイブリッド化することにより、海上で使用する魚礁マ
ウンドや藻場魚礁等として使用でき、廃プラスチックの
有効利用に大きく貢献できる廃プラスチック使用の方塊
ブロック及びその製造方法を提供する。
ックを溶融固化した方塊の周囲をコンクリートで囲って
ハイブリッド化することにより、海上で使用する魚礁マ
ウンドや藻場魚礁等として使用でき、廃プラスチックの
有効利用に大きく貢献できる廃プラスチック使用の方塊
ブロック及びその製造方法を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶融固化した
廃プラスチックの方塊の周囲に通常のコンクリート又は
石炭灰使用のコンクリートを打設して一体化した廃プラ
スチック使用の方塊ブロックからなり、またその方塊ブ
ロックは、廃プラスチックを使用した方塊ブロックの周
囲に型枠を組み、その型枠の底部にコンクリートを打設
し、各側面部に適宜鉄筋を施して、型枠の中央に廃プラ
スチックの方塊を据置きし、各側面部及び上面部にコン
クリートを打設して製造する。
廃プラスチックの方塊の周囲に通常のコンクリート又は
石炭灰使用のコンクリートを打設して一体化した廃プラ
スチック使用の方塊ブロックからなり、またその方塊ブ
ロックは、廃プラスチックを使用した方塊ブロックの周
囲に型枠を組み、その型枠の底部にコンクリートを打設
し、各側面部に適宜鉄筋を施して、型枠の中央に廃プラ
スチックの方塊を据置きし、各側面部及び上面部にコン
クリートを打設して製造する。
【０００５】また、その場合、型枠の底部に打設したコ
ンクリート上に複数の廃プラスチックの方塊をそれぞれ
間隔をあけて据置きし、各方塊の周囲に鉄筋を配筋し、
各方塊の側面部及び上面部にコンクリートを打設し、そ
の上部に上記と同様な手順で複数の方塊を据置きし、コ
ンクリートを打設して一体にハイブリッド化する廃プラ
スチック使用の方塊ブロックの製造方法をも特徴とす
る。
ンクリート上に複数の廃プラスチックの方塊をそれぞれ
間隔をあけて据置きし、各方塊の周囲に鉄筋を配筋し、
各方塊の側面部及び上面部にコンクリートを打設し、そ
の上部に上記と同様な手順で複数の方塊を据置きし、コ
ンクリートを打設して一体にハイブリッド化する廃プラ
スチック使用の方塊ブロックの製造方法をも特徴とす
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態につき説明するが、図１は本発明の方塊ブロックの
製造方法により製造した廃プラスチック利用の方塊ブロ
ックの側断面図である。
形態につき説明するが、図１は本発明の方塊ブロックの
製造方法により製造した廃プラスチック利用の方塊ブロ
ックの側断面図である。
【０００７】まず、廃プラスチックを溶融固化して直方
体または長方体の方塊１を製造し、この方塊１の周囲
に、コンクリート２または石炭灰を使用したコンクリー
ト、例えば砂の代わりに石炭灰を使用したコンクリート
や、骨材に石炭灰と鉱滓スラグを使用したＦＳコンクリ
ート等を打設して、一つにハイブリッド化した方塊ブロ
ック３を製作する。
体または長方体の方塊１を製造し、この方塊１の周囲
に、コンクリート２または石炭灰を使用したコンクリー
ト、例えば砂の代わりに石炭灰を使用したコンクリート
や、骨材に石炭灰と鉱滓スラグを使用したＦＳコンクリ
ート等を打設して、一つにハイブリッド化した方塊ブロ
ック３を製作する。
【０００８】ここで、方塊ブロック３の製造方法は、底
部と各側面との型枠４を組み、その型枠４の底部にま
ず、上記のごときコンクリート２を打設し、その各側面
部に差し鉄筋５を適宜施して、このコンクリート２のあ
る程度硬化後に、型枠４の中央部に、上記の廃プラスチ
ックの方塊１を据置きし、各側面部及び上面部に上記と
同様のコンクリート２を打設することによって、溶融固
化した廃プラスチックの方塊１と、その周囲に打設した
コンクリート２とを一体にハイブリッド化した方塊ブロ
ック３が製作される。
部と各側面との型枠４を組み、その型枠４の底部にま
ず、上記のごときコンクリート２を打設し、その各側面
部に差し鉄筋５を適宜施して、このコンクリート２のあ
る程度硬化後に、型枠４の中央部に、上記の廃プラスチ
ックの方塊１を据置きし、各側面部及び上面部に上記と
同様のコンクリート２を打設することによって、溶融固
化した廃プラスチックの方塊１と、その周囲に打設した
コンクリート２とを一体にハイブリッド化した方塊ブロ
ック３が製作される。
【０００９】上記の方塊ブロック３全体の見かけ比重
は、コンクリート２に比べて小さくなるが、水深のある
海域では、波浪の影響は少なく、水中に沈設するブロッ
クとして十分使用可能である。
は、コンクリート２に比べて小さくなるが、水深のある
海域では、波浪の影響は少なく、水中に沈設するブロッ
クとして十分使用可能である。
【００１０】次に、図２は他の実施形態における方塊ブ
ロック３の製作側断面図であり、この場合も図１と同様
の型枠４の底部に打設したコンクリート２の上に、複数
の廃プラスチックの方塊１をそれぞれ適宜な間隔をあけ
て据置し、各方塊１の周囲に適宜鉄筋５を配筋し、各方
塊１の側面部及び上面部の適宜な厚さまでコンクリート
２を打設し、このコンクリート２のある程度硬化後に、
その上部に上記と同様な手順で複数の方塊１を据置き、
積み上げるとこによって複数の方塊１とコンクリート２
とを１つに一体化し、ハイブリッド化した方塊ブロック
３に製作している。
ロック３の製作側断面図であり、この場合も図１と同様
の型枠４の底部に打設したコンクリート２の上に、複数
の廃プラスチックの方塊１をそれぞれ適宜な間隔をあけ
て据置し、各方塊１の周囲に適宜鉄筋５を配筋し、各方
塊１の側面部及び上面部の適宜な厚さまでコンクリート
２を打設し、このコンクリート２のある程度硬化後に、
その上部に上記と同様な手順で複数の方塊１を据置き、
積み上げるとこによって複数の方塊１とコンクリート２
とを１つに一体化し、ハイブリッド化した方塊ブロック
３に製作している。
【００１１】図２の実施形態の方塊ブロック３において
は、廃プラスチックを溶融固化した方塊１を大きなブロ
ックに製作することが非経済的な場合に、経済的なブロ
ックの大きさにし、それを複数個使用する時に適用する
ものであり、これにより方塊ブロック３としては大きな
ものが製作できる。
は、廃プラスチックを溶融固化した方塊１を大きなブロ
ックに製作することが非経済的な場合に、経済的なブロ
ックの大きさにし、それを複数個使用する時に適用する
ものであり、これにより方塊ブロック３としては大きな
ものが製作できる。
【００１２】次に、図３は上記図１または図２に示すよ
うなハイブリッド化した方塊ブロック３を海中に多数投
入して、海底６上に適宜な高さのマウンド魚礁７を形成
し、これにより図中の矢印Ｒで示す湧昇流を海中に起こ
させるようにした湧昇流起動型のマウンド魚礁７を形成
した使用例である。
うなハイブリッド化した方塊ブロック３を海中に多数投
入して、海底６上に適宜な高さのマウンド魚礁７を形成
し、これにより図中の矢印Ｒで示す湧昇流を海中に起こ
させるようにした湧昇流起動型のマウンド魚礁７を形成
した使用例である。
【００１３】さらに、平面図を示す図４及び側面図を示
す図５は、従来の根固め被覆ブロック８の中央上面部
に、前記のごとき廃プラスチックを溶融固化した方塊１
を挿入し、一体化して使用した例を示しており、方塊１
の根固め被覆ブロック８から突出した上部表面は廃プラ
スチックを溶融固化した荒い面になっているので海藻類
が付着しやすく藻場形成に適しており、しかも全体とし
ての重量は根固め被覆ブロック８の重量を調節しながら
ハイブリッド化して一体化することで波浪の影響も受け
ることがなく、経済的な環境調和型の根固め被覆ブロッ
ク８として役立たせることができる。
す図５は、従来の根固め被覆ブロック８の中央上面部
に、前記のごとき廃プラスチックを溶融固化した方塊１
を挿入し、一体化して使用した例を示しており、方塊１
の根固め被覆ブロック８から突出した上部表面は廃プラ
スチックを溶融固化した荒い面になっているので海藻類
が付着しやすく藻場形成に適しており、しかも全体とし
ての重量は根固め被覆ブロック８の重量を調節しながら
ハイブリッド化して一体化することで波浪の影響も受け
ることがなく、経済的な環境調和型の根固め被覆ブロッ
ク８として役立たせることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上に説明した本発明の廃プラスチック
利用の方塊ブロック及びその製造方法によれば、廃プラ
スチック製の溶融固化した方塊と、コンクリートとをハ
イブリッド化するものであり、廃プラスチックの比重の
小さい欠点をコンクリートの重量で補うことができ、本
発明の方塊ブロックの波浪の影響を少なくできる。
利用の方塊ブロック及びその製造方法によれば、廃プラ
スチック製の溶融固化した方塊と、コンクリートとをハ
イブリッド化するものであり、廃プラスチックの比重の
小さい欠点をコンクリートの重量で補うことができ、本
発明の方塊ブロックの波浪の影響を少なくできる。
【００１５】また、上記コンクリートに石炭灰を使用す
れば、いずれも廃棄物である廃プラスチックと石炭灰を
廃棄することなく、材料として利用でき、資源の有効利
用をはかることができる。
れば、いずれも廃棄物である廃プラスチックと石炭灰を
廃棄することなく、材料として利用でき、資源の有効利
用をはかることができる。
【００１６】さらに、この方塊ブロックを沿岸域の魚礁
マウンドに使用すれば、廃プラスチックと石炭灰を材料
として大量処分が期待できる。
マウンドに使用すれば、廃プラスチックと石炭灰を材料
として大量処分が期待できる。
【００１７】一方、廃プラスチックを溶融固化した方塊
を別途工場で製作し、使用海面域近くへ運搬すれば、使
用現場近くでハイブリッド化した方塊ブロックの製造が
容易にでき、また、この方塊ブロックは構造が単純で、
施工性が良く、経済的である。
を別途工場で製作し、使用海面域近くへ運搬すれば、使
用現場近くでハイブリッド化した方塊ブロックの製造が
容易にでき、また、この方塊ブロックは構造が単純で、
施工性が良く、経済的である。
【図１】本発明の製作方法により製作した方塊ブロック
の１実施形態における製作側断面図である。
の１実施形態における製作側断面図である。
【図２】図１と同様に製作した方塊ブロックの他の実施
形態における製作側断面図である。
形態における製作側断面図である。
【図３】図１または図２の方塊ブロックで海中に形成し
たマウンド魚礁の側面図である。
たマウンド魚礁の側面図である。
【図４】図１の廃プラスチックの方塊を根固め被覆ブロ
ックに一体化した使用例を示す平面図である。
ックに一体化した使用例を示す平面図である。
【図５】図４の側面図である。
１ 方塊 ２ コンクリート ３ 方塊ブロック ４ 型枠 ５ 鉄筋
Claims (4)
- 【請求項１】 溶融固化した廃プラスチックの方塊の周
囲にコンクリートを打設して一体化した廃プラスチック
使用の方塊ブロック。 - 【請求項２】 方塊の周囲に石炭灰使用のコンクリート
を打設して一体化した請求項１記載の廃プラスチック使
用の方塊ブロック。 - 【請求項３】 廃プラスチックを使用した方塊ブロック
の周囲に型枠を組み、その型枠の底部にコンクリートを
打設し、各側面部に適宜鉄筋を施して、型枠の中央に廃
プラスチックの方塊を据置きし、各側面部及び上面部に
コンクリートを打設してハイブリッド化した廃プラスチ
ック使用の方塊ブロックの製造方法。 - 【請求項４】 請求項３記載の型枠の底部に打設したコ
ンクリート上に複数の廃プラスチックの方塊をそれぞれ
間隔をあけて据置きし、各方塊の周囲に鉄筋を配筋し、
各方塊の側面部及び上面部にコンクリートを打設し、そ
の上部に上記と同様な手順で複数の方塊を据置きし、コ
ンクリートを打設して一体にハイブリッド化する廃プラ
スチック使用の方塊ブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11217164A JP2001040635A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 廃プラスチック使用の方塊ブロック及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11217164A JP2001040635A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 廃プラスチック使用の方塊ブロック及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001040635A true JP2001040635A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16699871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11217164A Pending JP2001040635A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 廃プラスチック使用の方塊ブロック及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001040635A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003092951A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Hokuei Kensetsu Kk | 漁場施設用成形体及びその製造方法 |
| KR100648892B1 (ko) * | 2004-07-01 | 2006-11-24 | 이재우 | 무근 방괴 제조방법 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP11217164A patent/JP2001040635A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003092951A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Hokuei Kensetsu Kk | 漁場施設用成形体及びその製造方法 |
| KR100648892B1 (ko) * | 2004-07-01 | 2006-11-24 | 이재우 | 무근 방괴 제조방법 |
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