JP2001040392A - 液体洗剤 - Google Patents

液体洗剤

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 衿や袖口汚れ等の頑固な皮脂汚れに対して高
い洗浄効果を有する液体洗剤を提供する。 【解決手段】 a)一般式Iの化合物分布を持つ非イオ
ン界面活性剤及びb)一般式IIの化合物を含有する液体
洗剤。 R−O−(CO)−H (I) 〔Rは炭素数8〜18の炭化水素基であり、nは平均
付加モル数であり5〜15である。また、n=0の化合
物は2重量%以下であり、且つ、最も重量%が多い化合
物の付加モル数をnmaxとしたとき、(nmax
2)〜(nmax+2)の付加モル数の化合物の合計が
55重量%以上である。〕 R2−OCH2CH(OH)CH2OH (II) 〔R2は炭素数1〜16の炭化水素基である。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体洗剤に関する
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般家
庭において衣類の洗浄には弱アルカリ性の粉末洗剤を用
いて洗濯されるが、衿や袖口汚れ等の頑固な汚れに対し
ては汚れに直接塗布できる点から液体洗剤が有効であ
る。しかしながら、このような洗浄方法を行ってもまだ
十分満足できる洗浄力が得られない。液体洗剤における
洗浄力の向上は当業界における重要な課題の一つであ
り、界面活性剤をはじめとする配合成分や組成等から種
々の提案がなされている。例えば、特開平3−1850
96号には、エチレンオキシドが特定の付加モル数分布
を有する非イオン界面活性剤が記載されている。この非
イオン界面活性剤は、皮膚刺激の少ないマイルドなもの
であるとされているが、皮脂汚れの洗浄に関しては十分
とは言えない。
【0003】本発明の目的は、衿や袖口汚れ等の頑固な
皮脂汚れに対して高い洗浄効果を有する液体洗剤を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)下記一
般式(I)の非イオン界面活性剤及び(b)下記一般式
(II)の化合物を含有する液体洗剤に関する。
【0005】R1−O−(C24O)n−H (I) 〔式中R1は炭素数8〜18の炭化水素基であり、nは
平均付加モル数であり5〜15である。また、n=0の
化合物は2重量%以下であり、且つ、最も重量%が多い
化合物の付加モル数をnmaxとしたとき、(nmax−2)
〜(nmax+2)の付加モル数の化合物の合計が55重
量%以上である。〕 R2−OCH2CH(OH)CH2OH (II) 〔式中R2は炭素数1〜16の炭化水素基である。〕
【0006】
【発明の実施の形態】(a)成分 本発明で用いる(a)成分は一般式(I)の非イオン界
面活性剤である。
【0007】R1−O−(C24O)n−H (I) 〔式中R1は炭素数8〜18、好ましくは10〜14の
炭化水素基、好ましくはアルキル基であり、nは平均付
加モル数であり、5〜15、好ましくは5〜10であ
る。また、n=0の化合物は2重量%以下、好ましくは
1.5重量%以下であり、且つ、最も重量%が多い化合
物の付加モル数をnmaxとしたとき、(nmax−2)〜
(nmax+2)の付加モル数の化合物の合計が55重量
%以上、好ましくは60〜90重量%、より好ましくは
60〜80重量%である。〕 このような非イオン界面活性剤は、水酸化ナトリウム又
は水酸化カリウム等を触媒として用いてエチレンオキシ
ドとアルコールとの付加反応を行い、蒸留精製により未
反応アルコール及び多量付加体を除去して製造すること
も可能であるが、特開平1−164437号公報に記載
されているAl3+、Ga3+、In3+、Tl3+、Co3+
Sc3+、La3+及びMn3+の1種以上が添加された酸化
マグネシウム触媒を用いて付加反応を行うことが経済的
に好ましい。
【0008】本発明ではこのような(a)成分を液体洗
剤中に1〜50重量%、好ましくは1〜40重量%配合
することが洗浄性能の点から望ましい。 (b)成分 本発明で用いる(b)成分は一般式(II)の化合物であ
る。
【0009】 R2−OCH2CH(OH)CH2OH (II) 〔式中R2は炭素数1〜16、好ましくは3〜12、よ
り好ましくは4〜10、の炭化水素基である。〕 特に、塗布洗浄における頑固な皮脂汚れに対する洗浄性
能の点から、一般式(II)中のR2は炭素数4〜10、
更に7〜9、特に8のアルキル基が好ましい。
【0010】本発明ではこのような(b)成分を液体洗
剤中に0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量
%、特には1〜15重量%配合することが洗浄性能の点
から望ましい。
【0011】一般式(II)の化合物はR2−OHとエピ
ハロヒドリンやグリシドール等のエポキシ化合物をBF
3等の酸触媒を用いて反応させて製造する方法が一般的
である。しかしながら、アルコールとエポキシ化合物の
反応はエポキシ化合物の1位と2位にランダムに反応
し、更に多付加体も生成する。このため、1位にアルコ
ールが付加した一般式(II)の化合物以外に、異性体と
して2−アルコキシ−1,3プロパンジオールや、グリ
セリル基が多数付加した多量体が存在する。本発明では
上記異性体や多量体が混入した化合物を使用しても差し
支えないが、洗浄性能の向上の点から、異性体及び多量
体を低減化させるために一般式(III) のアルミニウム触
媒を用いて一般式(II)の化合物を製造することが好ま
しい。
【0012】 Al(OSO2−R3)l(OR4)m(OR5)n (III) 〔式中、R3は置換基を有していてもよい炭化水素を示
し、R4及びR5は同一又は異なって、置換基を有してい
てもよい炭化水素基を示す。lは1〜3、m及びnはそ
れぞれ0〜2の数であって、l+m+n=3である。〕
該触媒の製法としては例えばトリアルキルアルミニウ
ム、トリアルコキシアルミニウム又はトリハロゲン化ア
ルミニウム等にスルホン酸類等を反応させて、該アルミ
ニウム化合物のアルキル基、アルコキシル基又はハロゲ
ン基を該スルホン酸塩類で一部又は全部置換した後、残
りのアルキル基、アルコキシル基又はハロゲン基を更に
適当なアルコール類又はフェノール類で置換することに
より製造することができる。該置換反応は、炭化水素や
アルコール等の溶媒中で加熱混合することにより行われ
る。
【0013】本発明で上記アルミニウム触媒を使用する
場合は、エピハロヒドリンやグリシドール等のエポキシ
化合物をR2−OHに対して0.5〜1.5モル当量、
好ましくは1.0〜1.2モル当量使用し、一般式(II
I) のアルミニウム触媒をR2−OHに対して0.001
〜0.1モル当量、好ましくは0.01〜0.05モル
当量用い、反応温度を10〜120℃、好ましくは70
〜110℃で1〜5時間反応することが良好である。
【0014】本発明では、(a)成分と(b)成分の重
量比は、(a)/(b)=1/5〜100/1、特に1
/2〜50/1であるのが、洗浄性能の点で好ましい。
【0015】本発明では上記(a)成分以外の界面活性
剤(c)、アルカリ剤、金属封鎖剤、安定化剤を配合し
ても差し支えない。 (c)(a)成分以外の界面活性剤 界面活性剤(c)としては、(a)成分以外の非イオン
界面活性剤、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性
剤、両性界面活性剤の1種以上を使用することができ
る。陽イオン界面活性剤としては、4級アンモニウム塩
類等が、非イオン界面活性剤としてはポリアルキルグル
コシド、グルコースアミド等が、陰イオン界面活性剤と
してはアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はア
ルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸
塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、
脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸
塩、α−スルホ脂肪酸塩若しくはそのエステル等が、両
性界面活性剤としてはアミンオキシド、スルホベタイ
ン、カルボベタイン等が挙げられる。これらの中でも特
に炭素数8〜18、好ましくは10〜14のアルキル基
又はアルケニル基を有する、平均付加モル数1〜8、好
ましくは1〜6のポリオキシエチレンアルキル又はアル
ケニルエーテル硫酸塩類、炭素数10〜18、好ましく
は10〜14のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩類、少なくとも1つの炭素数10〜18
のアルキル基又はアルケニル基を有する4級アンモニウ
ム塩類が好ましい。界面活性剤(c)は洗浄性能の点か
ら液体洗剤中に好ましくは0〜40重量%、特に0.1
〜30重量%配合することが望ましい。 (d)アルカリ剤 アルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム等の水酸化物、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム等の炭酸塩、珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム等の珪酸塩、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等
のアルカノールアミンを挙げることができ、特に水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミンから選ばれる1種以上が好ましい。
アルカリ剤は液体洗剤中に洗浄効果の点から0〜20重
量%、好ましくは0.1〜20重量%配合される。 (e)金属封鎖剤 金属封鎖剤としては(1)フィチン酸等のリン酸系化合
物又はその塩、(2)エタン−1,1−ジホスホン酸、
エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒ
ドロキシ−1,1−ジホスホン酸、エタンヒドロキシ−
1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカル
ボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホス
ホン酸等のホスホン酸又はその塩、(3)2−ホスホノ
ブタン−1,2−ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−
2,3,4−トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハ
ク酸等のホスホノカルボン酸又はその塩、(4)アスパ
ラギン酸、グルタミン酸、グリシン等のアミノ酸又はそ
の塩、(5)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレン
ジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコ
ールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
二酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエンコル
酸等のアミノポリ酢酸又はその塩、(6)ジグリコール
酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク
酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オ
キシジコハク酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク
酸、カルボキメチル酒石酸等の有機酸又はその塩、
(7)アミノポリ(メチレンホスホン酸)、ポリエチレ
ンポリアミンポリ(メチレンホスホン酸)及びこれらの
塩、(8)アルキルグリシン−N,N−ジ酢酸、アスパ
ラギン酸−N,N−ジ酢酸、セリン−N,N−ジ酢酸、
グルタミン酸二酢酸、エチレンジアミンジコハク及びこ
れらの塩が挙げられる。これらの中で、上記(2)、
(5)、(6)及び(8)から選ばれる1種以上が好ま
しい。このような金属封鎖剤の配合量は、洗浄性能の点
から0〜30重量%、好ましくは0.01〜15重量%
が望ましい。 (f)相安定化剤 相安定化剤としては、エタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、イソプロパノール、ポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセ
リン、ソルビトールが挙げられる。特に分子量200〜
2000のポリエチレングリコールが好ましい。相安定
化剤の含有量は、安定性の点から、液体洗剤中、好まし
くは0.05〜5重量%、特に好ましくは0.1〜3重
量%である。
【0016】また、低温安定化剤としてベンゼンスルホ
ン酸塩類、トルエンスルホン酸塩類、キシレンスルホン
酸塩類、クメンスルホン酸塩類から選ばれる1種以上を
挙げることができる。該低温安定化剤の含有量は、液体
洗剤中に好ましくは0.05〜5重量%、より好ましく
は0.1〜4重量%である。 (その他の成分)本発明では分散剤、酸化防止剤、香
料、色素、防腐・防黴剤、増粘剤等を所望により添加し
ても良い。また、本発明では、上述の(a)〜(d)成
分及びその他の成分を水で希釈して用いることができ
る。水の含有量は液体洗剤中に好ましくは20〜95重
量%、より好ましくは25〜90重量%である。
【0017】本発明の液体洗剤は、衣料用洗剤の他に、
食器用洗剤、住居用洗剤としても用いることができる。
pHは用途により異なるが、衣料用洗剤の場合8〜11
が好ましく、食器用洗剤の場合6〜9が好ましく、住居
用洗剤の場合7〜11が好ましい。
【0018】
【実施例】合成例1(a−1の合成) 特開平1−164437号公報4頁左上欄4行目の実施
例2に従って非イオン界面活性剤a−1を合成した。
(nmax−2)〜(nmax+2)の付加モル数の化合物の
合計は64重量%であった。また、n=0の化合物は
1.1重量%であった。 合成例2(a−2の合成) 特開平1−164437号公報4頁右下欄15行目の比
較例3に従って非イオン界面活性剤a−2を合成した。
(nmax−2)〜(nmax+2)の付加モル数の化合物の
合計は37重量%であった。また、n=0の化合物は
4.8重量%であった。 合成例3(b−1の合成) イソアミルアルコール158g(1.78mol)、ア
ルミニウムトリイソプロポキシド3.61g(17.7
mmol)及びp−フェノールスルホン酸9.40g
(5.4mol)を1Lフラスコに入れ、攪拌しながら
90℃まで昇温した。更に減圧下(200mmHg)1
時間攪拌後、100℃まで昇温し、エピクロルヒドリン
170gを30分で滴下し、更に3時間攪拌した。この
反応混合物を50℃に保ち、48%水酸化ナトリウム水
溶液800mlを1時間で滴下し、更に3時間攪拌後、
400mlの水を加え、分層させた。水層を除去した
後、油層を500mlの水で2回洗浄し、粗反応物28
0gを得た。次に粗反応物140g、水140g、ラウ
リン酸7.64g及び水酸化カリウム2.14gを2L
オートクレーブに入れ、攪拌しながら157℃まで昇温
した。5時間攪拌後、室温まで冷却し、反応物を500
mlの酢酸エチルで抽出し、更に300mlの水で2回
洗浄し、酢酸エチルを減圧留去したところ、(b)成分
に相当する、一般式(II)中のR2がイソアミル基の化
合物(b−1)を得た。 合成例4(b−2の合成) 合成例3においてイソアミルアルコールに代えて、n−
オクタノール1.78molを用いた以外は同様の方法
で製造したところ、(b)成分に相当する、一般式(I
I)中のR2がn−オクチル基の化合物(b−2)を得
た。 合成例5(b−3の合成) イソアミルアルコール158g(1.78mol)、B
3エチルエーテル錯体4.9g(34.9mmol)
を1Lフラスコに入れ、攪拌しながらエピクロルヒドリ
ン170gを30分で滴下し、更に3時間攪拌した。こ
の反応混合物を50℃に保ち、48%水酸化ナトリウム
水溶液800mlを1時間で滴下し、更に3時間攪拌
後、400mlの水を加え、分層させた。水層を除去し
た後、油層を500mlの水で2回洗浄し、粗反応物2
72gを得た。次に粗反応物140g、水140g、ラ
ウリン酸7.64g及び水酸化カリウム2.14gを2
Lオートクレーブに入れ、攪拌しながら157℃まで昇
温した。5時間攪拌後、室温まで冷却し、反応物を50
0mlの酢酸エチルで抽出し、更に300mlの水で2
回洗浄し、酢酸エチルを減圧留去したところ、(b)成
分に相当する、一般式(II)中のR2がイソアミル基の
化合物(b−3)を得た。 実施例 <配合成分> ・TEGPhE;トリエチレングルコールモノフェニル
エーテル ・LAS;C12直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム ・SLES;ポリオキシエチレン(POE=2.5)ラ
ウリルエーテル硫酸ナトリウム ・MAQAC;炭素数16,18(含有比3:7)のモ
ノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウムクロリド ・PEG;ポリエチレングルコール 分子量1000 ・pTS;p−トルエンスルホン酸ナトリウム ・MA/DIB;マレイン酸/ジイソブテン(50/5
0モル比)共重合体、分子量1万。 <衣料用液体洗剤の調製>上記化合物及び合成例の各化
合物を用いて表1の液体洗剤を作製し、下記に示す脱脂
率により洗浄力を評価した。結果を表1に示す。 <脱脂率の測定法>トリオレイン200gを80Lのパ
ークレンに溶解し、金巾#2003布を浸漬して付着さ
せた後、パークレンを乾燥除去し、人工汚染布とした。
この人工汚染布を5×5cmに裁断し、人工汚染布1枚
当たり0.2gの液体洗剤を2×2cmの面積に塗布
し、5枚1組をターゴトメータにて100rpmで洗浄
した(水温20℃、硬度4°DH、洗浄時間10分、5
分間水道水で流水すすぎ)。洗浄後、液体洗剤を塗布し
た部分を2×2cmに正確に切り取り、5枚1組をクロ
ロホルムを溶媒として12時間ソックスレー抽出を行っ
た。また、未洗浄の人工汚染布も同様の操作で抽出し
た。抽出液のクロロホルムをエバポレータで減圧留去
し、得られた抽出トリオレインの量を求め、次式により
脱脂率を測定した。
【0019】
【数1】
【0020】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 井手 一敏 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB31 AC08 AE05 BA12 DA01 EB04 EB08 EB14 EB22 EB32 EB36 ED02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(I)の非イオン界面
    活性剤及び(b)下記一般式(II)の化合物を含有する
    液体洗剤。 R1−O−(C24O)n−H (I) 〔式中R1は炭素数8〜18の炭化水素基であり、nは
    平均付加モル数であり5〜15である。また、n=0の
    化合物は2重量%以下であり、且つ、最も重量%が多い
    化合物の付加モル数をnmaxとしたとき、(nmax−2)
    〜(nmax+2)の付加モル数の化合物の合計が55重
    量%以上である。〕 R2−OCH2CH(OH)CH2OH (II) 〔式中R2は炭素数1〜16の炭化水素基である。〕
  2. 【請求項2】 一般式(II)の化合物中のR2が炭素数
    4〜10のアルキル基である請求項1記載の液体洗剤。
  3. 【請求項3】 塗布洗浄に用いられる請求項1又は2記
    載の液体洗剤。
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