JP2001039080A - シャ−プペンシル - Google Patents
シャ−プペンシルInfo
- Publication number
- JP2001039080A JP2001039080A JP11219124A JP21912499A JP2001039080A JP 2001039080 A JP2001039080 A JP 2001039080A JP 11219124 A JP11219124 A JP 11219124A JP 21912499 A JP21912499 A JP 21912499A JP 2001039080 A JP2001039080 A JP 2001039080A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- lead
- base
- insertion pipe
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 残芯が短くなるまで使用できるようにしたシ
ャ−プペンシルを提供する。 【解決手段】 軸筒（１）の先端の口金（２）に、芯挿
通パイプ（３）を設ける。この芯挿通パイプ（３）内
に、長いスリ−ブ状の芯保持体（９）を挿入する。芯保
持体（９）は、芯挿通孔（８）を有する。この芯挿通孔
（８）に挿入される芯(12)を、軸方向に沿って支持する
よう芯保持体（９）が設けられる。この芯保持体（９）
の芯保持部(14)は、芯挿通孔（８）の両端部に設けた
り、芯挿通孔（８）の全長にわたって形成される。
ャ−プペンシルを提供する。 【解決手段】 軸筒（１）の先端の口金（２）に、芯挿
通パイプ（３）を設ける。この芯挿通パイプ（３）内
に、長いスリ−ブ状の芯保持体（９）を挿入する。芯保
持体（９）は、芯挿通孔（８）を有する。この芯挿通孔
（８）に挿入される芯(12)を、軸方向に沿って支持する
よう芯保持体（９）が設けられる。この芯保持体（９）
の芯保持部(14)は、芯挿通孔（８）の両端部に設けた
り、芯挿通孔（８）の全長にわたって形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャ−プペンシル
に関し、特に残芯が短くなるまで使用できるようにした
シャ−プペンシルに関するものである。
に関し、特に残芯が短くなるまで使用できるようにした
シャ−プペンシルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ノック操作により芯を口金の先端から繰
り出すよう軸筒内に芯繰出機構を設けたシャ−プペンシ
ルは、芯の長さが短かくなると上記芯繰出機構のチャッ
ク部で芯を把持することができなくなって、残芯を破棄
しなければならない。そこで、口金部分にも芯保持部を
設けて上記チャック部で把持されなくなった芯を把持す
ることにより短い芯でも使用できるようにした構成が知
られているが、この口金部分の芯保持部は芯の一部を保
持するだけであるから、極端に短い残芯の場合には充分
に芯を保持することができなくなる。
り出すよう軸筒内に芯繰出機構を設けたシャ−プペンシ
ルは、芯の長さが短かくなると上記芯繰出機構のチャッ
ク部で芯を把持することができなくなって、残芯を破棄
しなければならない。そこで、口金部分にも芯保持部を
設けて上記チャック部で把持されなくなった芯を把持す
ることにより短い芯でも使用できるようにした構成が知
られているが、この口金部分の芯保持部は芯の一部を保
持するだけであるから、極端に短い残芯の場合には充分
に芯を保持することができなくなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
上記のようなシャ−プペンシルにおいて、残芯が極めて
短くなったときでも確実に芯を保持でき、充分に芯を使
用し尽すことができるようにしたシャ−プペンシルを提
供することである。
上記のようなシャ−プペンシルにおいて、残芯が極めて
短くなったときでも確実に芯を保持でき、充分に芯を使
用し尽すことができるようにしたシャ−プペンシルを提
供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、軸筒の
口金の先端から突出する芯挿通パイプを有し、該芯挿通
パイプ内に芯挿通孔を有するスリ−ブ状の芯保持体を挿
入し、該芯保持体で芯を軸方向に沿って支持するよう上
記芯挿通孔の少くとも両端部に芯を摩擦的に把持する芯
保持部を形成したことを特徴とするシャ−プペンシルが
提供され、上記課題が解決される。
口金の先端から突出する芯挿通パイプを有し、該芯挿通
パイプ内に芯挿通孔を有するスリ−ブ状の芯保持体を挿
入し、該芯保持体で芯を軸方向に沿って支持するよう上
記芯挿通孔の少くとも両端部に芯を摩擦的に把持する芯
保持部を形成したことを特徴とするシャ−プペンシルが
提供され、上記課題が解決される。
【０００５】また、上記芯保持部は、芯挿通孔の全長に
わたって形成することもでき、上記芯挿通パイプを口金
と一体的に形成したり、口金に摺動可能に嵌挿した上記
シャ−プペンシルが提供され、上記課題が解決される。
わたって形成することもでき、上記芯挿通パイプを口金
と一体的に形成したり、口金に摺動可能に嵌挿した上記
シャ−プペンシルが提供され、上記課題が解決される。
【０００６】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を示し、
公知の繰出機構（図示略）を内部に有する軸筒（１）の
先端に取付けられる口金（２）には、先端から突出する
よう芯挿通パイプ（３）が設けられている。図におい
て、該芯挿通パイプ（３）は、上記口金（２）と別体に
形成され、該口金（２）の先端に形成した孔（４）に摺
動可能に嵌挿したスライダ−型に形成してあるが、該口
金と一体的に形成してもよい。
公知の繰出機構（図示略）を内部に有する軸筒（１）の
先端に取付けられる口金（２）には、先端から突出する
よう芯挿通パイプ（３）が設けられている。図におい
て、該芯挿通パイプ（３）は、上記口金（２）と別体に
形成され、該口金（２）の先端に形成した孔（４）に摺
動可能に嵌挿したスライダ−型に形成してあるが、該口
金と一体的に形成してもよい。
【０００７】図において、スライダ−型の該芯挿通パイ
プ（３）は、後部に径大部（５）を有し、先部は縮径さ
れ、内面に段部（６）を形成してあり、上記口金（２）
に嵌挿して移動する際、適宜の移動抵抗をもたせるよう
該芯挿通パイプ（スライダ−）（３）と口金（２）の内
面間にはゴム材料等で形成した有弾性のスライダ−抵抗
体（７）が設けられている。
プ（３）は、後部に径大部（５）を有し、先部は縮径さ
れ、内面に段部（６）を形成してあり、上記口金（２）
に嵌挿して移動する際、適宜の移動抵抗をもたせるよう
該芯挿通パイプ（スライダ−）（３）と口金（２）の内
面間にはゴム材料等で形成した有弾性のスライダ−抵抗
体（７）が設けられている。
【０００８】上記芯挿通パイプ（３）内には、芯挿通孔
（８）を有するスリ−ブ状の長い芯保持体（９）が挿入
されている。該芯保持体（９）は、上記芯挿通パイプ
（３）の径大部（５）に嵌着し肩部(10)に係合する頭部
(11)を後端に有し、先端は上記芯挿通パイプ（３）の段
部（６）に対向する部位まで延びている。該芯保持体
（９）は、ゴム材料やプラスチック材料で作られ、材料
自体の弾性力や軸径方向に弾性作用を奏するように軸方
向にスリット等を形成することにより後記するように芯
(12)を把持できるように構成されている。なお、上記芯
保持体（９）の外面と芯挿通パイプ（３）の内面の間に
は、上記弾性作用を効果的に奏することができるよう微
少の間隙(13)を設けることがある。
（８）を有するスリ−ブ状の長い芯保持体（９）が挿入
されている。該芯保持体（９）は、上記芯挿通パイプ
（３）の径大部（５）に嵌着し肩部(10)に係合する頭部
(11)を後端に有し、先端は上記芯挿通パイプ（３）の段
部（６）に対向する部位まで延びている。該芯保持体
（９）は、ゴム材料やプラスチック材料で作られ、材料
自体の弾性力や軸径方向に弾性作用を奏するように軸方
向にスリット等を形成することにより後記するように芯
(12)を把持できるように構成されている。なお、上記芯
保持体（９）の外面と芯挿通パイプ（３）の内面の間に
は、上記弾性作用を効果的に奏することができるよう微
少の間隙(13)を設けることがある。
【０００９】上記芯保持体（９）は、芯(12)を軸方向に
沿って支持するよう上記芯挿通孔（８）の少くとも両端
部に芯(12)に接触して該芯(12)を摩擦的に把持する芯保
持部(14)が形成されている。図１に示す実施例では、同
図（Ｂ）に拡大して示すように芯保持部(14),(14) 間
に、内径が芯(12)の外径よりも大きい凹部(15)を連続し
て設け、この凹部(15)では芯(12)が芯保持体（９）に接
触しないようにしてあるが、該凹部(15)の適宜部位に上
述の如き芯保持部を適宜数形成するようにしてもよい。
このようにすれば、芯(12)を芯挿通孔（８）に挿入する
際の摩擦抵抗を減少させることができる。
沿って支持するよう上記芯挿通孔（８）の少くとも両端
部に芯(12)に接触して該芯(12)を摩擦的に把持する芯保
持部(14)が形成されている。図１に示す実施例では、同
図（Ｂ）に拡大して示すように芯保持部(14),(14) 間
に、内径が芯(12)の外径よりも大きい凹部(15)を連続し
て設け、この凹部(15)では芯(12)が芯保持体（９）に接
触しないようにしてあるが、該凹部(15)の適宜部位に上
述の如き芯保持部を適宜数形成するようにしてもよい。
このようにすれば、芯(12)を芯挿通孔（８）に挿入する
際の摩擦抵抗を減少させることができる。
【００１０】上記芯保持体（９）の軸径方向の弾性作用
を適宜に調整すれば、図２に示すように芯挿通孔（８）
の全長にわたる部分を芯保持部(14)とすることもでき
る。
を適宜に調整すれば、図２に示すように芯挿通孔（８）
の全長にわたる部分を芯保持部(14)とすることもでき
る。
【００１１】上記口金（２）に設けた上記芯挿通パイプ
（３）に軸筒（１）内に設けた芯繰出機構（図示略）を
ノック操作等して芯(12)を送り込むと、該芯(12)は芯保
持体（９）の芯挿通孔（８）を通って該芯挿通パイプ
（３）の先端から突出し、筆記することができる。
（３）に軸筒（１）内に設けた芯繰出機構（図示略）を
ノック操作等して芯(12)を送り込むと、該芯(12)は芯保
持体（９）の芯挿通孔（８）を通って該芯挿通パイプ
（３）の先端から突出し、筆記することができる。
【００１２】芯(12)が充分長いときは、該芯(12)は上記
芯繰出機構のチャック部（図示略）で保持されている
が、芯(12)が短かくなると、該チャック部で保持されな
くなり、上記芯保持体（９）の芯保持部(14)によって芯
(12)は軸方向の少くとも２点で、若しくは全長にわたっ
て保持される。そして、この短い芯(12)の後端には、芯
繰出機構によって繰り出される後続の芯が続いているか
ら、筆記の際の筆圧は上記後続芯及びチャック部を介し
て受支され、先行する上記芯がスリ−ブ状の芯保持体
（９）の少くとも前方の端部に形成された芯保持部(14)
に把持されている間は筆記を続けることができる。
芯繰出機構のチャック部（図示略）で保持されている
が、芯(12)が短かくなると、該チャック部で保持されな
くなり、上記芯保持体（９）の芯保持部(14)によって芯
(12)は軸方向の少くとも２点で、若しくは全長にわたっ
て保持される。そして、この短い芯(12)の後端には、芯
繰出機構によって繰り出される後続の芯が続いているか
ら、筆記の際の筆圧は上記後続芯及びチャック部を介し
て受支され、先行する上記芯がスリ−ブ状の芯保持体
（９）の少くとも前方の端部に形成された芯保持部(14)
に把持されている間は筆記を続けることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、芯挿通
パイプ（スライダ−）内にスリ−ブ状の長い芯保持体を
挿入し、該芯保持体で芯を軸方向に沿って支持するよう
該芯保持体の芯挿通孔の少くとも両端部若しくは芯挿通
孔の全長に芯を摩擦的に把持する芯保持部を形成したか
ら、芯繰出機構によって該芯保持体に送り込まれた芯
は、その長さが短かくなっても上記芯保持部で把持する
ことができ、残芯が極端に短かくなるまで芯を使用する
ことができるものである。
パイプ（スライダ−）内にスリ−ブ状の長い芯保持体を
挿入し、該芯保持体で芯を軸方向に沿って支持するよう
該芯保持体の芯挿通孔の少くとも両端部若しくは芯挿通
孔の全長に芯を摩擦的に把持する芯保持部を形成したか
ら、芯繰出機構によって該芯保持体に送り込まれた芯
は、その長さが短かくなっても上記芯保持部で把持する
ことができ、残芯が極端に短かくなるまで芯を使用する
ことができるものである。
【図１】本発明の一実施例を示し、（Ａ）は口金部分の
一部を断面した正面図、（Ｂ）はこの口金に挿入される
芯挿通パイプを拡大して一部を断面した正面図である。
一部を断面した正面図、（Ｂ）はこの口金に挿入される
芯挿通パイプを拡大して一部を断面した正面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示し、（Ａ）は口金部分
の一部を断面した正面図、（Ｂ）はこの口金に挿入され
る芯挿通パイプを拡大して一部を断面した正面図であ
る。
の一部を断面した正面図、（Ｂ）はこの口金に挿入され
る芯挿通パイプを拡大して一部を断面した正面図であ
る。
２ 口金 ３ 芯挿通パイプ ７ スライダ−抵抗体 ８ 芯挿通孔 ９ 芯保持体 12 芯 14 芯保持部
Claims (4)
- 【請求項１】 軸筒の口金の先端から突出する芯挿通パ
イプを有し、該芯挿通パイプ内に芯挿通孔を有するスリ
−ブ状の芯保持体を挿入し、該芯保持体で芯を軸方向に
沿って支持するよう上記芯挿通孔の少くとも両端部に芯
を摩擦的に把持する芯保持部を形成したことを特徴とす
るシャ−プペンシル。 - 【請求項２】 上記芯保持部は、芯挿通孔の全長にわた
って形成されている請求項１に記載のシャ−プペンシ
ル。 - 【請求項３】 上記芯挿通パイプは、上記口金と一体的
に形成されている請求項１または２に記載のシャ−プペ
ンシル。 - 【請求項４】 上記芯挿通パイプは、上記口金の先端に
摺動可能に嵌挿されている請求項１または２に記載のシ
ャ−プペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11219124A JP2001039080A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | シャ−プペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11219124A JP2001039080A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | シャ−プペンシル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001039080A true JP2001039080A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16730625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11219124A Pending JP2001039080A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | シャ−プペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001039080A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54182023U (ja) * | 1978-06-09 | 1979-12-24 | ||
| JPH0273375U (ja) * | 1988-11-26 | 1990-06-05 | ||
| JPH075781U (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-27 | ぺんてる株式会社 | シャ−プペンシル |
| JPH09183294A (ja) * | 1995-02-28 | 1997-07-15 | Pentel Kk | シャ−プペンシル |
| JP2000135723A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Pentel Corp | 樹脂筒 |
-
1999
- 1999-08-02 JP JP11219124A patent/JP2001039080A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54182023U (ja) * | 1978-06-09 | 1979-12-24 | ||
| JPH0273375U (ja) * | 1988-11-26 | 1990-06-05 | ||
| JPH075781U (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-27 | ぺんてる株式会社 | シャ−プペンシル |
| JPH09183294A (ja) * | 1995-02-28 | 1997-07-15 | Pentel Kk | シャ−プペンシル |
| JP2000135723A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Pentel Corp | 樹脂筒 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060116 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071226 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080617 |