JP2001038363A - 流体の電磁界処理方法 - Google Patents
流体の電磁界処理方法Info
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- JP2001038363A JP2001038363A JP11216089A JP21608999A JP2001038363A JP 2001038363 A JP2001038363 A JP 2001038363A JP 11216089 A JP11216089 A JP 11216089A JP 21608999 A JP21608999 A JP 21608999A JP 2001038363 A JP2001038363 A JP 2001038363A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体の電磁界処理方法において、管体の内壁
面への付着物の付着防止や管体の内壁面に付着した付着
物の除去効果を向上し、しかも、管体の内壁面の腐食防
止を向上することができ、また、環境への影響をなくす
ることができ、更に、小型の設備にしたり、廉価な処理
促進剤や廉価な管体を使用することにより、コストを低
減することにある。 【構成】 流路を形成する管体の外側にコイルを設け、
このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化する
特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、コイルに流
れる電流によって誘起される電磁界により流路の流体を
処理する流体の電磁界処理方法おいて、流路の流体には
電磁界による流体の処理を促進する処理促進剤を添加し
ている。
面への付着物の付着防止や管体の内壁面に付着した付着
物の除去効果を向上し、しかも、管体の内壁面の腐食防
止を向上することができ、また、環境への影響をなくす
ることができ、更に、小型の設備にしたり、廉価な処理
促進剤や廉価な管体を使用することにより、コストを低
減することにある。 【構成】 流路を形成する管体の外側にコイルを設け、
このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化する
特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、コイルに流
れる電流によって誘起される電磁界により流路の流体を
処理する流体の電磁界処理方法おいて、流路の流体には
電磁界による流体の処理を促進する処理促進剤を添加し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体の電磁界処
理方法に係り、特に管体の流路内の付着物であるスケー
ル(沈澱物)の付着防止・除去をするとともに、管体の
内壁面が腐食するのを防止する流体の電磁界処理方法に
関する。
理方法に係り、特に管体の流路内の付着物であるスケー
ル(沈澱物)の付着防止・除去をするとともに、管体の
内壁面が腐食するのを防止する流体の電磁界処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】使用済み工業用水、工場排水や生活排水
等の流体の流路を形成する管体においては、内壁面に付
着物であるスケール(沈澱物)が付着して流路が詰まる
ことがあるので、この場合に、連続的・間欠的に上水を
ブローイングしたり、または、防錆剤・スケール付着防
止剤等の薬剤を注入したり、あるいは、擬性電極法及び
外部電源方式によって電気防食等の各種処理を行ってい
る。
等の流体の流路を形成する管体においては、内壁面に付
着物であるスケール(沈澱物)が付着して流路が詰まる
ことがあるので、この場合に、連続的・間欠的に上水を
ブローイングしたり、または、防錆剤・スケール付着防
止剤等の薬剤を注入したり、あるいは、擬性電極法及び
外部電源方式によって電気防食等の各種処理を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如
く、管体へのブローイング、薬剤の注入、電気防食等の
各種処理を行う場合には、多大な付帯設備、高価な薬剤
や高価な管体が必要になってコストが高くなるととも
に、管体の内壁面に付着したスケールを十分に除去する
ことが困難であり、また、管体の内壁面が腐食したり、
更に、薬剤には毒性の成分が含有していることがあり、
環境への影響が悪くなるという不都合があった。
く、管体へのブローイング、薬剤の注入、電気防食等の
各種処理を行う場合には、多大な付帯設備、高価な薬剤
や高価な管体が必要になってコストが高くなるととも
に、管体の内壁面に付着したスケールを十分に除去する
ことが困難であり、また、管体の内壁面が腐食したり、
更に、薬剤には毒性の成分が含有していることがあり、
環境への影響が悪くなるという不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、流路を形成する管体の外
側にコイルを設け、このコイルに特定設定帯域で周波数
が時間的に変化する特定波形の電流を流す電流制御手段
を設け、前記コイルに流れる電流によって誘起される電
磁界により前記流路の流体を処理する流体の電磁界処理
方法おいて、前記流路の流体には前記電磁界による流体
の処理を促進する処理促進剤を添加したことを特徴とす
る。
述の不都合を除去するために、流路を形成する管体の外
側にコイルを設け、このコイルに特定設定帯域で周波数
が時間的に変化する特定波形の電流を流す電流制御手段
を設け、前記コイルに流れる電流によって誘起される電
磁界により前記流路の流体を処理する流体の電磁界処理
方法おいて、前記流路の流体には前記電磁界による流体
の処理を促進する処理促進剤を添加したことを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明は、管体の外側に設けた
コイルに電流を流すことによって誘起される電磁界によ
り、流路の流体を電磁界処理し、これにより、ある程
度、管体の内壁面への付着物の付着防止や管体の内壁面
に付着した付着物の除去を果たすとともに、管体の内壁
面の腐食を防止し、それに加えて、流体に処理促進剤を
添加することにより、管体の内壁面への付着物の付着防
止や管体の内壁面に付着した付着物の除去効果をさらに
向上し、しかも、管体の内壁面の腐食防止をさらに向上
することができ、また、環境への影響をなくすることが
でき、更に、大きな付帯設備を不要しとて小型の設備に
したり、廉価な処理促進剤や廉価な管体を使用すること
により、コストを低減することができる。
コイルに電流を流すことによって誘起される電磁界によ
り、流路の流体を電磁界処理し、これにより、ある程
度、管体の内壁面への付着物の付着防止や管体の内壁面
に付着した付着物の除去を果たすとともに、管体の内壁
面の腐食を防止し、それに加えて、流体に処理促進剤を
添加することにより、管体の内壁面への付着物の付着防
止や管体の内壁面に付着した付着物の除去効果をさらに
向上し、しかも、管体の内壁面の腐食防止をさらに向上
することができ、また、環境への影響をなくすることが
でき、更に、大きな付帯設備を不要しとて小型の設備に
したり、廉価な処理促進剤や廉価な管体を使用すること
により、コストを低減することができる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜7は、この発明の第1実
施例を示すものである。図1において、2は電磁界処理
装置である。
且つ具体的に説明する。図1〜7は、この発明の第1実
施例を示すものである。図1において、2は電磁界処理
装置である。
【0007】この電磁界処理装置2は、図1に示す如
く、流路4を形成する管体6の外側に捲回されたコイル
8とこのコイル8に特定設定帯域(例えば20Hz〜1
MHz)で周波数が時間的に変化する特定波形(例えば
方形波、正弦波等)の微小電流を流す電流制御手段10
とを備え、コイル8に流れる電流によって誘起される電
磁界としての磁場と電場と渦電流とを生じさせることに
より(図4参照)、流路4の流体を処理するものであ
る。
く、流路4を形成する管体6の外側に捲回されたコイル
8とこのコイル8に特定設定帯域(例えば20Hz〜1
MHz)で周波数が時間的に変化する特定波形(例えば
方形波、正弦波等)の微小電流を流す電流制御手段10
とを備え、コイル8に流れる電流によって誘起される電
磁界としての磁場と電場と渦電流とを生じさせることに
より(図4参照)、流路4の流体を処理するものであ
る。
【0008】管体6は、例えば、軟鋼(Fe)からなる
ものである。電流制御手段10は、周波数変調回路12
Aを備えた制御部12と、この制御部12に連絡した電
源部14とからなる。上述の磁場と電場とは、特定設定
帯域(例えば20Hz〜1MHz)で周波数の変調を制
御することによって変化されるものである。管体6の内
径(mm)とコイル8の出力電流との関係は、図2に示
されている。
ものである。電流制御手段10は、周波数変調回路12
Aを備えた制御部12と、この制御部12に連絡した電
源部14とからなる。上述の磁場と電場とは、特定設定
帯域(例えば20Hz〜1MHz)で周波数の変調を制
御することによって変化されるものである。管体6の内
径(mm)とコイル8の出力電流との関係は、図2に示
されている。
【0009】電磁界処理装置2の周波数の変調を制御に
よって生じた電子エネルギは、図3、4に示す如く、流
路4を通過する流体に対して、流体の分子及び流体中の
イオンを媒体として、管体6の内径を最大とする電解エ
ネルギを与え、これにより、電磁界による処理として、
管体6の内壁面6Aへの付着物であるスケール(沈澱
物)の付着を防止したり、管体6の内壁面6Aに付着し
たスケールを除去し、また、管体6の内壁面6Aの腐食
を防止するものである。
よって生じた電子エネルギは、図3、4に示す如く、流
路4を通過する流体に対して、流体の分子及び流体中の
イオンを媒体として、管体6の内径を最大とする電解エ
ネルギを与え、これにより、電磁界による処理として、
管体6の内壁面6Aへの付着物であるスケール(沈澱
物)の付着を防止したり、管体6の内壁面6Aに付着し
たスケールを除去し、また、管体6の内壁面6Aの腐食
を防止するものである。
【0010】即ち、管体6の流路4に流れる流体中のス
ケールは、表面が正の電荷を帯びていることから、アー
スによりわずかに負に帯電する管体6の内壁面6Aに付
着することになる。
ケールは、表面が正の電荷を帯びていることから、アー
スによりわずかに負に帯電する管体6の内壁面6Aに付
着することになる。
【0011】電磁界処理装置2においては、流体の電磁
界処理によって、スケールの表面に負の電荷をもたせて
イオン化するとともに管体6の内壁面6Aに強い負の電
荷をもたせることにより、スケールの表面及び管体6の
内壁面6Aを共に強く負に帯電させ、スケールと管体6
の内壁面6Aとを反発させることになる。
界処理によって、スケールの表面に負の電荷をもたせて
イオン化するとともに管体6の内壁面6Aに強い負の電
荷をもたせることにより、スケールの表面及び管体6の
内壁面6Aを共に強く負に帯電させ、スケールと管体6
の内壁面6Aとを反発させることになる。
【0012】これにより、電磁界処理装置2において
は、スケールと管体6の内壁面6Aとの反発によってス
ケールを管体6の内壁面6Aから離間させることがで
き、スケールが管体6の内壁面6Aに付着することを防
止することができる。
は、スケールと管体6の内壁面6Aとの反発によってス
ケールを管体6の内壁面6Aから離間させることがで
き、スケールが管体6の内壁面6Aに付着することを防
止することができる。
【0013】また、電磁界処理装置2においては、流体
の電磁界処理によって、スケールの表面に強い負の電荷
をもたせることにより、スケール同士の結合による大粒
子化を阻止することができるとともに、流体の表面張力
を低下させ且つ水クラスタを微小化させることにより、
スケール内に水を浸透させて小さな結晶体に溶解させ、
溶解したスケールを小さな結晶体に再結晶させ、除去す
ることができる。
の電磁界処理によって、スケールの表面に強い負の電荷
をもたせることにより、スケール同士の結合による大粒
子化を阻止することができるとともに、流体の表面張力
を低下させ且つ水クラスタを微小化させることにより、
スケール内に水を浸透させて小さな結晶体に溶解させ、
溶解したスケールを小さな結晶体に再結晶させ、除去す
ることができる。
【0014】さらに、電磁界処理装置2においては、周
波数が時間的に変化する電磁界誘起電流によって、交流
誘導電場を生じさせるとともに磁場を生じさせることに
より、交流誘導電場による振動エネルギの増大と磁場に
よる電子回転エネルギの増大とによりスケール結晶の結
合を不安定にし、スケールの生長を防止することにな
る。
波数が時間的に変化する電磁界誘起電流によって、交流
誘導電場を生じさせるとともに磁場を生じさせることに
より、交流誘導電場による振動エネルギの増大と磁場に
よる電子回転エネルギの増大とによりスケール結晶の結
合を不安定にし、スケールの生長を防止することにな
る。
【0015】これにより、電磁界処理装置2は、スケー
ルの生長の阻止と小粒子化により分散性を良好にして流
体により容易に流下させることができ、また、スケール
結晶の不安定化により管体6の内壁面6Aからスケール
を容易に離脱させ、スケールを管体6の流路4内に流さ
せて除去することができる。
ルの生長の阻止と小粒子化により分散性を良好にして流
体により容易に流下させることができ、また、スケール
結晶の不安定化により管体6の内壁面6Aからスケール
を容易に離脱させ、スケールを管体6の流路4内に流さ
せて除去することができる。
【0016】また、この電磁界処理装置2においては、
流体の電磁界処理によって、管体6の内壁面6Aに強い
負の電荷をもたせることにより、管体6の内壁面6Aを
強い還元状態にする。また、コイル8に供給される電磁
界誘起電流は、周波数の時間的な変化により磁束を変化
させ、図4に示す如く、管体6内に渦電流を生じさせる
原因となる誘導電場を形成し、管体6の半径Rの内壁面
6Aにおける誘導電場エネルギEが極大値ERとなる領
域を電子供与帯からなる還元状態にする。
流体の電磁界処理によって、管体6の内壁面6Aに強い
負の電荷をもたせることにより、管体6の内壁面6Aを
強い還元状態にする。また、コイル8に供給される電磁
界誘起電流は、周波数の時間的な変化により磁束を変化
させ、図4に示す如く、管体6内に渦電流を生じさせる
原因となる誘導電場を形成し、管体6の半径Rの内壁面
6Aにおける誘導電場エネルギEが極大値ERとなる領
域を電子供与帯からなる還元状態にする。
【0017】管体6の内壁面6Aには、流体中の溶存酸
素が還元状態の元でOH−被膜が生成、つまり、Fe及
びFe3O4の黒色の鉄酸化物の被膜が生成される。つ
まり、管体6の内壁面6Aの赤錆(Fe2O3)は、流
体中の溶存酸素がOH−として働き、還元雰囲気下で黒
錆(Fe3O4)になる。
素が還元状態の元でOH−被膜が生成、つまり、Fe及
びFe3O4の黒色の鉄酸化物の被膜が生成される。つ
まり、管体6の内壁面6Aの赤錆(Fe2O3)は、流
体中の溶存酸素がOH−として働き、還元雰囲気下で黒
錆(Fe3O4)になる。
【0018】これにより、この電磁界処理装置2は、流
体中の溶存酸素による管体6の内壁面6Aの酸化作用を
防止し、腐食を防止することができる。
体中の溶存酸素による管体6の内壁面6Aの酸化作用を
防止し、腐食を防止することができる。
【0019】上述の如く、電磁界処理装置2は、電流制
御手段10によって、電源部14から供給される電流を
特定周波数帯域で周波数が時間的に変化する特定波形の
電磁界誘起電流に変換してコイル8に供給するよう制御
することにより、コイル8に電磁界を誘起させて流路4
を流れる流体を電磁界処理し、この電磁界処理によって
管体6の内壁面6Aへのスケールの付着を防止するとと
もに、管体6の内壁面6Aに付着したスケールを除去
し、また、管体6の内壁面6Aの腐食を防止することが
できる。これら各効果は、コイル8の下流側域で大きく
作用するものである。
御手段10によって、電源部14から供給される電流を
特定周波数帯域で周波数が時間的に変化する特定波形の
電磁界誘起電流に変換してコイル8に供給するよう制御
することにより、コイル8に電磁界を誘起させて流路4
を流れる流体を電磁界処理し、この電磁界処理によって
管体6の内壁面6Aへのスケールの付着を防止するとと
もに、管体6の内壁面6Aに付着したスケールを除去
し、また、管体6の内壁面6Aの腐食を防止することが
できる。これら各効果は、コイル8の下流側域で大きく
作用するものである。
【0020】そして、この第1実施例においては、上述
の電磁界による流体の処理を促進するように、管体6の
流路4の流体には、図1に示す如く、例えば、コイル8
の上流から処理促進剤を添加する。この処理促進剤は、
環境への影響がないものである。
の電磁界による流体の処理を促進するように、管体6の
流路4の流体には、図1に示す如く、例えば、コイル8
の上流から処理促進剤を添加する。この処理促進剤は、
環境への影響がないものである。
【0021】具体例1 処理促進剤は、塩系剤として、例えば、無機系ナトリウ
ム塩(Na2CO3、NaHCO3、NaCl、Na2
SO4、Na2SO3等)である。この無機系ナトリウ
ム塩は、環境への影響がなく及び安価であり、且つ、取
り扱いが容易なものである。
ム塩(Na2CO3、NaHCO3、NaCl、Na2
SO4、Na2SO3等)である。この無機系ナトリウ
ム塩は、環境への影響がなく及び安価であり、且つ、取
り扱いが容易なものである。
【0022】つまり、シリカ(二酸化ケイ素)成分を多
く含んだ流路4の流体であって、コイル8に流れる電流
によって誘起される電磁界で処理したただけでは管体6
の内壁面6Aへのスケールの付着防止を十分にできない
流体、例えば、シリカ含有量が多く且つ陽イオン量が多
くて電磁界処理が困難な水、温泉水、工場排水(飛灰排
水、イオン交換排水)等の流体においては、図5に示す
如く、例えば、NaHCO3、Na2SO3を加えるこ
とで、負の帯電へのイオン化を活発にして、スケールが
管体6の内壁面6Aに付着するのを防止する効果がさら
に向上するものである。
く含んだ流路4の流体であって、コイル8に流れる電流
によって誘起される電磁界で処理したただけでは管体6
の内壁面6Aへのスケールの付着防止を十分にできない
流体、例えば、シリカ含有量が多く且つ陽イオン量が多
くて電磁界処理が困難な水、温泉水、工場排水(飛灰排
水、イオン交換排水)等の流体においては、図5に示す
如く、例えば、NaHCO3、Na2SO3を加えるこ
とで、負の帯電へのイオン化を活発にして、スケールが
管体6の内壁面6Aに付着するのを防止する効果がさら
に向上するものである。
【0023】この無機系ナトリウム塩の必要な添加量
は、その流体に含まれる陽イオン量と陰イオン量との差
に対して不足の陰イオン量に相当するHCO3 −、CO
3 2−量を加えることであり、実際には、理論値に1.
2〜1.3倍を加えた量である。
は、その流体に含まれる陽イオン量と陰イオン量との差
に対して不足の陰イオン量に相当するHCO3 −、CO
3 2−量を加えることであり、実際には、理論値に1.
2〜1.3倍を加えた量である。
【0024】具体例2 処理促進剤は、他の塩系剤として、例えば、流体中の溶
存酸素を除去するような、ヒドラジン(H2N−N
H2)、亜硝酸塩(M+NO2 −)、亜硫酸塩(M + 2
SO3、M+ 2HSO3)の添加によって防食効果をさ
らに向上する。
存酸素を除去するような、ヒドラジン(H2N−N
H2)、亜硝酸塩(M+NO2 −)、亜硫酸塩(M + 2
SO3、M+ 2HSO3)の添加によって防食効果をさ
らに向上する。
【0025】ヒドラジンは、例えば、フェニルヒドラジ
ン(C6H5NHNH2)であり、無色の液体で、還元
性が強いものである。亜硝酸塩は、例えば、亜硝酸ナト
リウム(NaNO2)であり、亜硝酸(H2SO3)が
強い酸でないことから、その塩が加水分解しやすいもの
である。亜硫酸塩は、例えば、亜硫酸ナトリウム(Na
2SO2)であり、水溶性の白色の液体である。
ン(C6H5NHNH2)であり、無色の液体で、還元
性が強いものである。亜硝酸塩は、例えば、亜硝酸ナト
リウム(NaNO2)であり、亜硝酸(H2SO3)が
強い酸でないことから、その塩が加水分解しやすいもの
である。亜硫酸塩は、例えば、亜硫酸ナトリウム(Na
2SO2)であり、水溶性の白色の液体である。
【0026】この場合に、図6に示す如く、コイル8に
流れる電流によって誘起される電磁界でまだ処理されて
いない流体においては、ヒドラジン等が流体中の溶存酸
素を効果的に除去することから、軟鋼からなる管体6の
内周面6Aの腐食速度を約3分の1にすることができ
る。
流れる電流によって誘起される電磁界でまだ処理されて
いない流体においては、ヒドラジン等が流体中の溶存酸
素を効果的に除去することから、軟鋼からなる管体6の
内周面6Aの腐食速度を約3分の1にすることができ
る。
【0027】そして、図6に示す如く、例えば、NaN
O2の30(pmm)の添加により、コイル8に流れる
電流によって誘起される電磁界で処理した流体において
は、流体中の溶存酸素を効果的に除去することから、軟
鋼からなる管体6の内周面6Aの腐食速度を約2分の1
以下にすることができ、管体6の内周面6Aが腐食する
のを防止することができる。
O2の30(pmm)の添加により、コイル8に流れる
電流によって誘起される電磁界で処理した流体において
は、流体中の溶存酸素を効果的に除去することから、軟
鋼からなる管体6の内周面6Aの腐食速度を約2分の1
以下にすることができ、管体6の内周面6Aが腐食する
のを防止することができる。
【0028】具体例3 処理促進剤としては、例えば、アニオン系剤である。
【0029】このアニオン系剤は、例えば、陰イオン系
のアニオン界面活性剤であり、水に溶解したときに界面
活性を示す部分が陰イオンに解離するものである。
のアニオン界面活性剤であり、水に溶解したときに界面
活性を示す部分が陰イオンに解離するものである。
【0030】コイル8に流れる電流によって誘起される
電磁界で処理した流体にアニオン界面活性剤を添加する
ことで、塩系剤と同様に、負の帯電へのイオン化を活発
にして、スケール付着防止及び管体6の内周面6Aの腐
食防止効果を向上する。
電磁界で処理した流体にアニオン界面活性剤を添加する
ことで、塩系剤と同様に、負の帯電へのイオン化を活発
にして、スケール付着防止及び管体6の内周面6Aの腐
食防止効果を向上する。
【0031】ここで、例えば、図7に示す如く、アニオ
ン系のポリマーの場合には、過剰添加を行うと、ポリマ
ー自体の粘性付着を生じさせるので、ポリマーの量(p
pm)を最適として適正な添加率を維持させ、スケール
付着防止率を向上する必要がある。
ン系のポリマーの場合には、過剰添加を行うと、ポリマ
ー自体の粘性付着を生じさせるので、ポリマーの量(p
pm)を最適として適正な添加率を維持させ、スケール
付着防止率を向上する必要がある。
【0032】具体例4 処理促進剤としては、例えば、酵素剤である。
【0033】この酵素剤は、油の分解を主とし、単純タ
ンパク質等であり、触媒機能を有し、油の固化及び付着
を防止する効果がある。
ンパク質等であり、触媒機能を有し、油の固化及び付着
を防止する効果がある。
【0034】この場合に、コイル8に流れる電流によっ
て誘起される電磁界で流体を処理したことによって、流
体と油滴表面への負の帯電効果を向上することができ、
スケール付着防止及び付着したスケールの除去効果を向
上することができる。
て誘起される電磁界で流体を処理したことによって、流
体と油滴表面への負の帯電効果を向上することができ、
スケール付着防止及び付着したスケールの除去効果を向
上することができる。
【0035】なお、好気性微生物群を含む処理剤を用い
る場合には、窒素(N)、リン(P)を含むナトリウム
塩が有効である。
る場合には、窒素(N)、リン(P)を含むナトリウム
塩が有効である。
【0036】この結果、この第1実施例においては、管
体6の外側に設けたコイル8に電流を流すことによって
誘起される電磁界により、流路4の流体を電磁界処理
し、これにより、ある程度、管体6の内壁面6Aへの付
着物の付着防止や管体6の内壁面6Aに付着した付着物
の除去を果たすとともに、管体6の内壁面6Aの腐食を
防止し、それに加えて、流体に処理促進剤を添加するこ
とにより、管体6の内壁面6Aへの付着物の付着防止や
管体6の内壁面6Aに付着した付着物の除去効果をさら
に向上し、しかも、管体6の内壁面6Aの腐食防止をさ
らに向上することができ、また、環境への影響をなくす
ることができ、更に、大きな付帯設備を不要しとて小型
の設備にしたり、廉価な処理促進剤や廉価な管体6を使
用することにより、コストを低減することができる。
体6の外側に設けたコイル8に電流を流すことによって
誘起される電磁界により、流路4の流体を電磁界処理
し、これにより、ある程度、管体6の内壁面6Aへの付
着物の付着防止や管体6の内壁面6Aに付着した付着物
の除去を果たすとともに、管体6の内壁面6Aの腐食を
防止し、それに加えて、流体に処理促進剤を添加するこ
とにより、管体6の内壁面6Aへの付着物の付着防止や
管体6の内壁面6Aに付着した付着物の除去効果をさら
に向上し、しかも、管体6の内壁面6Aの腐食防止をさ
らに向上することができ、また、環境への影響をなくす
ることができ、更に、大きな付帯設備を不要しとて小型
の設備にしたり、廉価な処理促進剤や廉価な管体6を使
用することにより、コストを低減することができる。
【0037】次に、この発明の第2実施例について説明
をする。
をする。
【0038】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、流路4の流体には、該流体中の不
純物を管体6の内壁面6Aに付着させてから除去させる
ようにカチオン系剤(高分子ポリマー、界面活性剤等を
主とする)を添加した。
下の点にある。即ち、流路4の流体には、該流体中の不
純物を管体6の内壁面6Aに付着させてから除去させる
ようにカチオン系剤(高分子ポリマー、界面活性剤等を
主とする)を添加した。
【0039】このカチオン系剤は、例えば、陽イオン系
のカチオン界面活性剤であり、水に溶解したときに界面
活性部分が陽イオンとなるものである。
のカチオン界面活性剤であり、水に溶解したときに界面
活性部分が陽イオンとなるものである。
【0040】例えば、原油中の不純物であるタール成分
は電磁界処理されることによって管体6の内壁面6Aに
付着される量が増加し、そして、カチオン系剤を添加す
ることにより、このタール成分の付着量がさらに増加さ
れ、その後、スクレーパによる除去装置(図示せず)で
その付着物を除去させるので、その流体中の不純物の除
去率を向上させることができる。
は電磁界処理されることによって管体6の内壁面6Aに
付着される量が増加し、そして、カチオン系剤を添加す
ることにより、このタール成分の付着量がさらに増加さ
れ、その後、スクレーパによる除去装置(図示せず)で
その付着物を除去させるので、その流体中の不純物の除
去率を向上させることができる。
【0041】さらに、この発明の第3実施例について説
明をする。
明をする。
【0042】この第3実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、流路4の流体の電磁界処理後に、
カチオン系剤の添加および/または遠赤外線の放射を行
う。
下の点にある。即ち、流路4の流体の電磁界処理後に、
カチオン系剤の添加および/または遠赤外線の放射を行
う。
【0043】例えば、電磁界処理による貝付着防止効果
は、内湾等の閉鎖水域にて取水し、電磁界処理水を放出
させる場合に、環境への影響が懸念される。しかしなが
ら、水を電磁界処理した後に、その電磁界処理水を放出
する前に、流路4内でカチオン系剤の添加および/また
は管体6の一部をセラミックス材で形成して流路4内に
遠赤外線の放射を行うことにより、電磁界処理を抑制
し、電磁界処理効果を消失させ、環境への影響の懸念を
なくすることができる。
は、内湾等の閉鎖水域にて取水し、電磁界処理水を放出
させる場合に、環境への影響が懸念される。しかしなが
ら、水を電磁界処理した後に、その電磁界処理水を放出
する前に、流路4内でカチオン系剤の添加および/また
は管体6の一部をセラミックス材で形成して流路4内に
遠赤外線の放射を行うことにより、電磁界処理を抑制
し、電磁界処理効果を消失させ、環境への影響の懸念を
なくすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、流路を形成する管体の外側にコイルを設
け、このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化
する特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、コイル
に流れる電流によって誘起される電磁界により流路の流
体を処理する流体の電磁界処理方法おいて、流路の流体
には電磁界による流体の処理を促進する処理促進剤を添
加したことにより、コイルに流れる電流によって誘起さ
れる電磁界により、流路の流体を電磁界処理し、これに
より、ある程度、管体の内壁面への付着物の付着防止や
管体の内壁面に付着した付着物の除去を果たすととも
に、管体の内壁面の腐食を防止し、それに加えて、流体
に処理促進剤を添加することにより、管体の内壁面への
付着物の付着防止や管体の内壁面に付着した付着物の除
去効果をさらに向上し、しかも、管体の内壁面の腐食防
止をさらに向上することができ、また、環境への影響を
なくすることができ、更に、大きな付帯設備を不要しと
て小型の設備にしたり、廉価な処理促進剤や廉価な管体
を使用することにより、コストを低減し得る。
発明によれば、流路を形成する管体の外側にコイルを設
け、このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化
する特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、コイル
に流れる電流によって誘起される電磁界により流路の流
体を処理する流体の電磁界処理方法おいて、流路の流体
には電磁界による流体の処理を促進する処理促進剤を添
加したことにより、コイルに流れる電流によって誘起さ
れる電磁界により、流路の流体を電磁界処理し、これに
より、ある程度、管体の内壁面への付着物の付着防止や
管体の内壁面に付着した付着物の除去を果たすととも
に、管体の内壁面の腐食を防止し、それに加えて、流体
に処理促進剤を添加することにより、管体の内壁面への
付着物の付着防止や管体の内壁面に付着した付着物の除
去効果をさらに向上し、しかも、管体の内壁面の腐食防
止をさらに向上することができ、また、環境への影響を
なくすることができ、更に、大きな付帯設備を不要しと
て小型の設備にしたり、廉価な処理促進剤や廉価な管体
を使用することにより、コストを低減し得る。
【図1】電磁界処理装置のシステム構成図である。
【図2】配管(管体)内径とコイル出力電流との関係を
示す図である。
示す図である。
【図3】配管(管体)内径と誘導電場エネルギとの関係
を示す図である。
を示す図である。
【図4】配管(管体)と渦電流との説明をする図であ
る。
る。
【図5】NaHCO3 、Na2 CO3 とスケール
付着防止率との関係を示す図である。
付着防止率との関係を示す図である。
【図6】NaNO2 と腐食速度との関係を示す図であ
る。
る。
【図7】アニオン系のポリマー量とスケール付着防止率
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
2 電磁界処理装置 4 流路 6 管体 8 コイル 10 電流制御手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 5/00 610 C02F 5/00 620C 620 5/08 E 5/08 5/10 620Z 5/10 620 630 630 B08B 9/06 Fターム(参考) 3B116 AA13 AB53 BB89 3B117 AA05 BA51 4D037 AA11 AA13 AB06 AB10 AB12 BA17 BB01 BB08 BB09 CA05 CA07 CA08 4D061 DA08 DB05 DB09 DC01 DC18 EA18 EC01 EC11 ED20 FA14 GC12
Claims (6)
- 【請求項1】 流路を形成する管体の外側にコイルを設
け、このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化
する特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、前記コ
イルに流れる電流によって誘起される電磁界により前記
流路の流体を処理する流体の電磁界処理方法おいて、前
記流路の流体には前記電磁界による流体の処理を促進す
る処理促進剤を添加したことを特徴とする流体の電磁界
処理方法。 - 【請求項2】 前記処理促進剤は、塩系剤であることを
特徴とする請求項1に記載の流体の電磁界処理方法。 - 【請求項3】 前記処理促進剤は、アニオン系剤である
ことを特徴とする請求項1に記載の流体の電磁界処理方
法。 - 【請求項4】 前記処理促進剤は、酵素剤であることを
特徴とする請求項1に記載の流体の電磁界処理方法。 - 【請求項5】 流路を形成する管体の外側にコイルを設
け、このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化
する特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、前記コ
イルに流れる電流によって誘起される電磁界により前記
流路の流体を処理する流体の電磁界処理方法おいて、前
記流路の流体には該流体中の不純物を前記管体の内壁面
に付着させてから除去させるようにカチオン系剤を添加
したことを特徴とする流体の電磁界処理方法。 - 【請求項6】 流路を形成する管体の外側にコイルを設
け、このコイルに特定設定帯域で周波数が時間的に変化
する特定波形の電流を流す電流制御手段を設け、前記コ
イルに流れる電流によって誘起される電磁界により前記
流路の流体を処理する流体の電磁界処理方法おいて、前
記流路の流体の電磁界処理後にカチオン系剤の添加およ
び/または遠赤外線の放射を行うことを特徴とする流体
の電磁界処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216089A JP2001038363A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 流体の電磁界処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216089A JP2001038363A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 流体の電磁界処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001038363A true JP2001038363A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16683086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11216089A Pending JP2001038363A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 流体の電磁界処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001038363A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272908A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nikko Co Ltd | 生コンクリートの回収水の冷却システム |
CN103011485A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-04-03 | 常州大学 | 一种电磁流体净水工艺 |
JP2013234983A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-11-21 | Ylex Co Ltd | 放射性物質の除去方法及び除去システム |
CN111084217A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-01 | 湖北金鲤鱼农业科技股份有限公司 | 一种鱼虾类水产品加工清洗消毒装置 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP11216089A patent/JP2001038363A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272908A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nikko Co Ltd | 生コンクリートの回収水の冷却システム |
JP2013234983A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-11-21 | Ylex Co Ltd | 放射性物質の除去方法及び除去システム |
CN103011485A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-04-03 | 常州大学 | 一种电磁流体净水工艺 |
CN111084217A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-01 | 湖北金鲤鱼农业科技股份有限公司 | 一种鱼虾类水产品加工清洗消毒装置 |
CN111084217B (zh) * | 2020-01-07 | 2021-04-27 | 湖北金鲤鱼农业科技股份有限公司 | 一种鱼虾类水产品加工清洗消毒装置 |
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