JP2001037238A - 流体制御弁の駆動装置 - Google Patents

流体制御弁の駆動装置

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JP2001037238A
JP2001037238A JP11208757A JP20875799A JP2001037238A JP 2001037238 A JP2001037238 A JP 2001037238A JP 11208757 A JP11208757 A JP 11208757A JP 20875799 A JP20875799 A JP 20875799A JP 2001037238 A JP2001037238 A JP 2001037238A
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control valve
fluid control
coil
electric
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English (en)
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Nobuyuki Kiuchi
信行 木内
Seiichi Nakahara
誠一 中原
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷暖房ユニット等における流体制御弁を駆動
する駆動装置において、各種の付加価値を得る。 【解決手段】 交流電力をAC/DC変換器10で直流
電力に変換する。また、直流電力をDC/DC変換器4
0で直流電力に変換する。直流電力をインバータ20を
介して圧縮機Aに供給する。この直流電力を正極側分岐
ラインBL+および負極側分岐ラインBL−により電圧
分配手段に供給して流体制御弁(四方弁3)を駆動する
電磁コイル11に供給する。AC/DC変換器10、D
C/DC変換器40、電圧分配手段30の回路を改良す
る。半導体の共通使用により駆動回路のコストを抑え
る。電力制御素子として1つのトライアックを使用して
構成を簡単にする。あるいは直流電力の直接開閉の規制
により、アーク発生に伴う短絡、溶着などの事故防止を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機械設備とし
て使用されている冷凍サイクル等における流体制御弁の
コイルを駆動する流体制御弁の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷暖房ユニットなどの冷凍サイク
ルにおいて、圧縮機からの高圧冷媒の供給先を、室内側
熱交換器と室外側熱交換器との一方から他方に切り換え
ることで、室内の冷房と暖房とを行えるようにしてい
る。そして、このような高圧冷媒の流路を切り換える流
体制御弁として、電磁コイルに対する通電方向の切換に
より流路を切り換える機能を有する流路切換弁が用いら
れている。
【0003】したがって、圧縮機やファンモータといっ
た流路切換弁以外の電気的構成要素とは別に、上述した
流路切換弁の電磁コイルに対して、駆動用の電力を供給
する必要がある。そこで、前記電力を供給する電力供給
手段により、冷暖房ユニットなどに各種の付加価値が得
られることは産業上有用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冷暖房ユニ
ット等における流体制御弁のコイルを駆動する駆動装置
において、各種の付加価値を得るようにすることを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の流体制御弁の
駆動装置は、電気機械設備の内部の電気部品を駆動する
電力が供給されるとともに流体制御弁を駆動する流体制
御弁の駆動装置において、前記電力を直流変換して直流
電力を生成し、該生成された直流電力を流体制御弁のコ
イルに分配供給する電力分配手段を備え、前記電力分配
手段として接続切換手段を一のアームで構成し、前記一
のアームの中間に流体制御弁のコイルの一方を接続する
とともに、流体制御弁のコイルの他方と正側直流電源と
負側直流電源との間に、さらに前記電力分配手段として
の別個の接続切換手段を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2の流体制御弁の駆動装置は、電気
機械設備の内部の電気部品を駆動する電力が供給される
とともに流体制御弁を駆動する流体制御弁の駆動装置に
おいて、前記電力を直流変換して直流電力を生成し、該
生成された直流電力を流体制御弁のコイルに分配供給す
る電力分配手段を備え、前記直流変換する手段は交流直
流変換器であり、4つの電力制御素子を接続した前記交
流直流変換器の2つの入力端に交流電源を接続し、2つ
の出力端に流体制御弁のコイルを接続し、前記交流電源
の電圧に同期させて、正側直流電力を生成し、または負
側直流電力を生成して、前記流体制御弁のコイルを駆動
し、前記4つの電力制御素子を駆動するに際し、該4つ
の電力制御素子の相互に対角位置に位置する2つの電力
制御素子を、1つの光素子で駆動するように構成したこ
とを特徴とする。
【0007】請求項3の流体制御弁の駆動装置は、電気
機械設備の内部の電気部品を駆動する電力が供給される
とともに流体制御弁を駆動する流体制御弁の駆動装置に
おいて、前記電力を直流変換して直流電力を生成し、該
生成された直流電力を流体制御弁のコイルに分配供給す
る電力分配手段を備え、前記電力分配手段は接続切換手
段であり、前記直流変換する手段および前記接続切換手
段として1つの電力制御素子を備え、前記1つの電力制
御素子の一端に交流電源を接続し、該電力制御素子の他
端に流体制御弁のコイルの一方を接続し、前記コイルの
他方と交流電源とを接続し、前記交流電源の電圧に同期
させて、正側直流電力を生成し、あるいは負側直流電力
を生成して、流体制御弁のコイルを駆動することを特徴
とする。
【0008】請求項4の流体制御弁の駆動装置は、電気
機械設備の内部の電気部品を駆動する電力が供給される
とともに流体制御弁を駆動する流体制御弁の駆動装置に
おいて、前記電力を供給する電源と流体制御弁のコイル
との間に、ダイオードブリッジを設け、前記電源と前記
ダイオードブリッジとの間に一の接続切換手段を設け、
さらに該ダイオードブリッジと流体制御弁のコイルとの
間に他の接続切換手段を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項5の流体制御弁の駆動装置は、請求
項4の構成を備え、前記他の接続切換手段は、接続禁止
機能を備えることを特徴とする。
【0010】請求項1の流体制御弁の駆動装置によれ
ば、既に備えてある半導体を共通使用するので、駆動回
路のコストを抑えることができる。
【0011】請求項2の流体制御弁の駆動装置によれ
ば、2つの光素子の制御タイミングを1つのソフトウエ
アで構成できるので、処理が容易になる。また、電力制
御素子の構成が簡単になる。
【0012】請求項3の流体制御弁の駆動装置によれ
ば、電力制御素子として1つのトライアックを用いるの
で、構成が簡単になる。
【0013】請求項4または請求項5の流体制御弁の駆
動装置によれば、直流電力を直接開閉しないのでリレー
接点のアーク発生に伴う短絡、溶着などの事故を防止で
き、信頼性の高い流体制御弁の駆動装置を提供できる。
【0014】なお、本発明に関わる技術の第1例とし
て、流体制御弁の駆動装置は、電気を動力源とする電気
機械設備の内部の電気部品を駆動する交流電力、あるい
は直流電力が供給される電気機械設備において、前記交
流電力を交流直流変換して、あるいは前記直流電力を直
流変換して、直流電力を生成し、該生成された直流電力
を流体制御弁のコイルに分配供給する電力分配手段を備
えることを特徴とするものでもよい。この第1例の流体
制御弁の駆動装置によれば、少なくとも流路切換弁を除
く他の電気的構成要素に対する電力供給源を、流路切換
弁に対する電力供給源として兼用することが可能とな
る。したがって、流体制御弁に対する電力供給源を別途
に設ける必要がなくなり、構成の複雑化やコストアップ
を招くことがない。また、既に備える直流電力を使用で
きない場合にも対応でき、使い勝手が良くなる。よっ
て、流路切換弁に対する電力供給源をそれ以外の電気的
構成要素である他の電気的構成要素に対する電力供給源
とは別途に設ける必要がなくなり、したがって、構成の
複雑化やコストアップを招かずに、流路切換弁と他の電
気的構成要素との双方に駆動用電力を供給することが可
能となる。
【0015】他の第2例として、流体制御弁の駆動装置
は、電気を動力源とする電気機械設備の内部の電気部品
を駆動する電力が供給される電気機械設備において、前
記電力を交流直流変換して、あるいは前記電力を直流変
換して、直流電力を生成し、該生成された直流電力を流
体制御弁の駆動用に分配供給する電力分配手段を備え、
前記生成された直流電力の電圧が可変制御されている場
合、所定時間の間、所定電圧にて生成される直流電力を
前記流体制御弁のコイルに分配供給する、ことを特徴と
するものでもよい。この第2例の流体制御弁の駆動装置
によれば、例えばPAM制御のエアコンにも電圧可変制
御ソフトを変更することで支障無く使用でき、ハードウ
エアの負担が不要となる。
【0016】他の第3例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例または第2例の構成を備え、前記流体制御弁
のコイルを所定時間(約10秒間)の間、通電して流体
制御弁を作動あるいはラッチ(位置の確定)させる際
に、通電開始後、第1所定時間(例えば1秒間)を経過
した後の残りの時間は、通電時と同じ電圧(例えばDC
280V)で通電比率(デューティ比)を約半分(50
%のPWM制御)以下にして、電力分配手段である接続
切換手段を制御する、ことを特徴とするものでもよい。
第3例の流体制御弁の駆動装置によれば、例えば、PW
M制御のエアコンでは、コイルへの通電をPWM制御す
ることにより、約半分の省エネルギの効果が得られる。
【0017】他の第4例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例または第2例の構成を備え、前記流体制御弁
のコイルを所定時間(約10秒間)の間、通電して流体
制御弁を作動あるいはラッチ(位置の確定)させる際
に、通電開始後、第1所定時間(例えば1秒間)の間は
所定電圧(例えばDC280V)を通電し、残りの時間
は所定電圧の1/2近傍の電圧(例えば160V)を生
成して通電し、電力分配手段である接続切換手段を制御
する、ことを特徴とするものでもよい。この第4例の流
体制御弁の駆動装置によれば、例えば、PAM制御のエ
アコンでは、コイルへの通電を電圧可変の制御をするこ
とにより、約半分の省エネルギの効果が得られる。
【0018】他の第5例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例の構成を備え、電気機械設備に供給される交
流電力と流体制御弁のコイルとの間に、交流直流変換器
と電力分配手段である接続切換手段とを設けたことを特
徴とするものでもよい。この第5例の流体制御弁の駆動
装置によれば、第1例と同様の効果が得られる。
【0019】他の第6例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例または第5例の構成を備え、交流直流変換器
と接続切換手段との細部構成であり、(少なくとも)4
つの電力制御素子を接続した交流直流変換器の2つの入
力端に交流電源を接続し、2つの出力端に流体制御弁の
コイルを接続し、前記交流電源の電圧に同期させて、正
側直流電力を生成し、あるいは負側直流電力を生成し
て、前記流体制御弁のコイルを駆動することを特徴とす
るものでもよい。この第6例の流体制御弁の駆動装置に
よれば、双方向性の全波整流器を用いて、構成が簡単に
なるとともに、無接点スイッチであるので、耐久摩耗、
振動、衝撃などに強く、信頼性の高い流体制御弁の駆動
装置を提供できる。
【0020】他の第7例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例、第5例、または第6例の構成を備え、相互
に対角位置に位置する2つの電力制御素子の駆動(トリ
ガ)手段を駆動する光素子を2つ直列に接続したことを
特徴とするものでもよい。この第7例の流体制御弁の駆
動装置によれば、2つの光素子の制御タイミングを1つ
のソフトウエアで構成できるので、処理が容易になる。
【0021】他の第8例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例、第5例、第6例、第7例、または請求項2
の構成を備え、流体制御弁のコイルを所定時間(約10
秒間)の間、通電して流体制御弁を作動あるいはラッチ
(位置の確定)させる際に、通電開始後、第1所定時間
(例えば1秒間)の間は位相角180度で電力制御素子
を駆動して直流電力を生成し、残りの時間は約半分(9
0度)の位相角で電力制御素子を駆動して直流電力を生
成することを特徴とするものでもよい。この第8例の流
体制御弁の駆動装置によれば、第3例および第4例と同
様の効果が得られる。
【0022】他の第9例として、流体制御弁の駆動装置
は、第1例の構成を備え、電気機械設備に供給される交
流電力、あるいは直流電力と流体制御弁のコイルとの間
に、ダイオードブリッジと電力分配手段である接続切換
手段とを設けたことを特徴とするものでもよい。この第
9例の流体制御弁の駆動装置によれば、供給される電力
が交流でも直流でもよく、使い勝手が著しく良くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の流体制御弁の駆動
装置の実施形態を、図面を参照して説明する。図27は
本発明の流体制御弁の駆動装置を適用した電気機器設備
の一例として、冷暖房ユニットの冷凍サイクルを示す概
略構成図であり、図27中引用符号1で示す冷凍サイク
ルは、流路切換弁Bの切換動作により、絞り装置Dを挟
んで設けられた室内側熱交換器Cと室外側熱交換器Eと
のいずれか一方に圧縮機Aの吐出口が接続され他方に吸
入口が接続される状態と、その反対の、室内側熱交換器
Cと室外側熱交換器Eとのいずれか一方に圧縮機Aの吸
入口が接続され他方に吐出口が接続される状態との2つ
の状態を形成できるように構成されている。なお、図2
7に示す冷凍サイクル1において、冷媒の流れは、冷房
モード時、図中に「実線」で示す方向に、また暖房モー
ド時、図中に「破線」で示す方向に流れる。そして、図
9以降において、電磁コイル11に付記された「実線」
は冷房モード時に前記電磁コイル11に流れる電流の向
きを示し、また「破線」は暖房モード時に前記電磁コイ
ル11に流れる電流の向きを示している。以下、同様の
説明は省略する。
【0024】図28は前記流路切換弁Bとして使用可能
なロータリ式四方弁の概略構成を示す断面図で、図28
中引用符号3で示すロータリ式四方弁(以下、四方弁と
略記する)は、例えばステンレス等の深絞り加工により
一端が開放された円筒状に形成された弁ハウジング4を
有しており、この弁ハウジング4の内部には、略円柱状
の主弁体5が回転及び回転軸方向に往復移動可能に収容
されている。
【0025】そして、前記弁ハウジング4の開放端は弁
座7により閉塞されていて、弁ハウジング4の閉塞端側
から内部にプランジャ9が、主弁体5の回転軸方向に往
復移動可能に挿入されており、さらに、弁ハウジング4
の閉塞端側に電磁コイル11が取着されていて、電磁コ
イル11の通電によりその通電方向に応じた極性に帯磁
する磁極部材13が、弁ハウジング4の180゜位相を
ずらした外周面箇所に各々配置されている。
【0026】前記弁座7には、図29に底面図で示すよ
うに、その中央に回転軸孔7aが形成されており、この
回転軸孔7aを囲むようにして、弁座7の多少周縁寄り
の部分に、高圧側及び低圧側の両ポート7b、7cと、
第1及び第2の両切換ポート7d、7eとが各々独立し
て形成されている。
【0027】前記各ポート7b〜7eには、継手パイプ
21、23、25、27が各々取着されていて、図30
に説明図で示すように、高圧側ポート7bの継手パイプ
21は圧縮機Aの吐出側に、低圧側ポート7cの継手パ
イプ23は圧縮機Aの吸入側に、第1切換ポート7dの
継手パイプ25は室内側熱交換器Cに、第2切換ポート
7eの継手パイプ27は室外側熱交換器Eに各々連通し
ている。
【0028】前記主弁体5の弁座7側の端面には、高圧
側と低圧側との2つの連絡溝5a、5bが各々独立して
形成されていて、主弁体5の第1の回転位置において
は、図30に説明図で示すように、高圧側連絡溝5aに
より高圧側ポート7bと第2切換ポート7eとが連通接
続されると共に、低圧側連絡溝5bにより低圧側ポート
7cと第1切換ポート7dとが連通接続されて、冷媒が
圧縮機A→四方弁3→室外側熱交換器E→絞り装置D→
室内側熱交換器C→四方弁3→圧縮機Aと流れる冷房モ
ード時の循環経路が形成される。
【0029】一方、主弁体5の第2の回転位置において
は、図31に説明図で示すように、高圧側連絡溝5aに
より高圧側ポート7bと第1切換ポート7dとが連通接
続されると共に、低圧側連絡溝5bにより低圧側ポート
7cと第2切換ポート7eとが連通接続されて、冷媒が
圧縮機A→四方弁3→室内側熱交換器C→絞り装置D→
室外側熱交換器E→四方弁3→圧縮機Aと流れる暖房モ
ード時の循環経路が形成される。
【0030】また、主弁体5の電磁コイル11側の端部
には、図28に示すように、その中央に回転軸方向に沿
って延在しその後低圧側連絡溝5bに連通するパイロッ
ト通路5cが形成されており、電磁コイル11寄りの主
弁体5部分には、主弁体5の周方向においてN極とS極
とが交互に配置された多極マグネット5dが設けられて
いて、弁ハウジング4の内部に収容された状態で、弁ハ
ウジング4の内周と主弁体5の外周との間には、若干の
隙間による通路15が画成される。
【0031】このように形成された四方弁3は、継手パ
イプ21から高圧側ポート7bを経て高圧側連絡溝5a
に流入する圧縮機Aの吐出口からの高圧冷媒が、主弁体
5と弁座7との間に設けられた不図示の間隙を通って通
路15に導かれ、この通路15を通って、弁ハウジング
4の主弁体5よりも電磁コイル11側の空間4aに導入
され、この空間4aの高圧冷媒の圧力により、主弁体5
が弁座7側に付勢されるように構成されている。
【0032】また、四方弁3は、電磁コイル11に対す
る通電とその停止とによりプランジャ9を往復移動させ
ることで、プランジャ9の先端のニードル弁9aが主弁
体5のパイロット通路5cを開閉し、パイロット通路5
cが開放されると、空間4aに導入された高圧冷媒が、
パイロット通路5c、低圧側連絡溝5b、低圧側ポート
7c、及び、継手パイプ23を経て、圧縮機Aの吸入口
に流出し、高圧側連絡溝5aの冷媒圧力よりも空間4a
の冷媒圧力の方が低くなって、主弁体5に電磁コイル1
1側への浮力が生じるように構成されている。
【0033】さらに、四方弁3は、電磁コイル11に対
する通電により磁極部材13がその通電方向に応じた極
性に帯磁して、主弁体5の多極マグネット5dと磁極部
材13との磁気作用により、上述した第1の回転位置と
第2の回転位置との間で回転するように構成されてい
る。
【0034】つまり、以上のことを総合すると、四方弁
3は、電磁コイル11に対する通電に伴うパイロット通
路5cの開放によって、弁座7から離間するように浮上
しつつ主弁体5が第1の回転位置と第2の回転位置との
うち一方から他方に回転し、その後に電磁コイル11に
対する通電を停止することに伴うパイロット通路5cの
閉成によって、空間4aの高圧冷媒の圧力により主弁体
5が弁座7側に付勢され、その時点の回転位置、つま
り、第1の回転位置と第2の回転位置とのうちどちらか
一方の回転位置のまま主弁体5が弁座7に圧接されると
いう、一連の弁切換動作を行うように構成されている。
【0035】尚、第1の回転位置と第2の回転位置との
うちどちらか一方の回転位置の主弁体5が弁座7に圧接
されている状態では、電磁コイル11に対する通電が停
止していても、上述した空間4aの高圧冷媒の圧力によ
って、主弁体5が現状の回転位置に自己保持される。
【0036】そして、図28中引用符号17は、弁座7
の回転軸孔7aに嵌入されて先端が主弁体5の軸孔5e
に挿入される回転軸を示す。
【0037】次に、上述したような概略構成を有する四
方弁3を流路切換弁Bとして用いる冷凍サイクル1に駆
動用電力を供給する流体制御弁の駆動装置の各実施形態
について説明する。
【0038】図1は本発明の実施形態に係る流体制御弁
の駆動装置の概略構成を示す回路図である。図1(A) は
電源として交流が供給される場合であり、AC/DC変
換器(コンバータ)10には、100V、110V、1
20V、200V、220V、240V等の商用交流電
力が供給され、後述のようにダイオード等で整流して電
圧280V等の直流電力を生成する。そして、このAC
/DC変換器10で生成された直流電力は、インバータ
20により三相交流電力とされ、圧縮機Aに供給され
る。また、AC/DC変換器10で生成された直流電力
は、正極側分岐ラインBL+および負極側分岐ラインB
L−により電力分配手段30に供給される。この電力分
配手段30は後述の実施形態で説明するように直流電力
の極性を接続切換えして四方弁3の電磁コイル11に供
給する。
【0039】図1(B) は電源として直流が供給される場
合であり、DC/DC変換器(コンバータ)40には、
100V、125V、200V、250V等の直流電力
が供給され、DC/DC変換器40で電圧280V等の
直流電力が生成される。このDC/DC変換器40で生
成された直流電力は、図1(A) の場合と同様にインバー
タ20を介して圧縮機Aに供給されるとともに、正極側
分岐ラインBL+と負極側分岐ラインBL−、および電
力分配手段30を介して四方弁3の電磁コイル11に供
給される。
【0040】図2は第1実施形態としてAC/DC変換
器10の具体例を示す図である。なお、図2ではインバ
ータ20および圧縮機Aの図示を省略してある。図2
(A) のAC/DC変換器10は2つのダイオードで半波
整流するものである。図2(B)のAC/DC変換器10
は4つのダイオードにより全波整流するものであり、A
C200Vを電源とするルームエアコン等に好適であ
る。この場合、正極側分岐ラインBL+および負極側分
岐ラインBL−間には、電圧280V(200Vの√2
(ルート2)倍)の直流電力が生じる。
【0041】図2(C) のAC/DC変換器10は2つの
ダイオードと2つのコンデンサで倍電圧整流回路を構成
した例であり、AC100Vを電源とするルームエアコ
ン等に好適である。この場合、正極側分岐ラインBL+
および負極側分岐ラインBL−間に、電圧280V(1
00Vの2×√2倍)の直流電力が生じる。
【0042】図3は第2実施形態の回路図であり、図1
と同様な要素には図1と同符号を付記して詳細な説明を
省略する。この第2実施形態ではAC/DC変換器10
の出力電力は電圧可変型のDC/DC変換器40′を介
して、インバータ20および電力分配手段30に供給さ
れる。この第2実施形態のAC/DC変換器10および
DC/DC変換器40′は、例えばアクティブコンバー
タと昇圧回路により構成されており、図示しない制御回
路による制御により、正極側分岐ラインBL+および負
極側分岐ラインBL−間の電圧を可変制御する。
【0043】すなわち、インバータ20はPAM制御を
行うものであり、例えば、AC100Vの電源入力に対
してはDC160〜330Vの範囲で電圧制御されてイ
ンバータ20に供給され、AC200Vの電源入力に対
してはDC230〜330Vの範囲で電圧制御されてイ
ンバータ20に供給される。そして、四方弁3の電磁コ
イル11を切換制御するときは、制御系の制御により、
正極側分岐ラインBL+および負極側分岐ラインBL−
間の電圧をDC280Vの一定電圧で生成する。そし
て、例えば10秒間、電磁コイル11への一定電圧の供
給により四方弁3が切換制御される。なお、このような
制御は制御系のソフトウエアにより簡単に実現できる。
【0044】図4は第3実施形態の回路図およびタイミ
ングチャートであり、図4(A) ではインバータ20およ
び圧縮機Aの図示を省略してある。図4(A) の電力分配
手段30はマイコン等の制御系100により制御され
る。そして、四方弁3を切換制御するとき、電磁コイル
11に供給する直流電力を接続/絶縁(ON/OFF)
し、PWM制御を行う。例えば、図4(B) のように、四
方弁3を切換制御する10秒間の内、DC280Vの電
圧で最初の1秒間通電し、その後、例えば500Hzで
ON/OFFを繰り返して通電比率(デューティ比)を
50%としてPWM制御する。すなわち、電磁コイル1
1への通電により移動される前記プランジャ9は、一旦
移動すると、電力を半分程度に落としても位置を保持し
ている性質があるので、切換制御を行いながら節電効果
(省エネ効果)が得られる。
【0045】図5は第4実施形態の回路図およびタイミ
ングチャートであり、図5(A) ではインバータ20およ
び圧縮機Aの図示を省略してある。図5(A) の電圧可変
型のDC/DC変換器40′および電力分配手段30は
マイコン等の制御系100により制御される。そして、
四方弁3を切換制御するとき、電磁コイル11に供給す
る直流電力を接続(ON)するとともに直流電力の電圧
を変更する。例えば、図5(B) のように、四方弁3を切
換制御する10秒間の内、280Vの電圧で最初の1秒
間通電し、その後、DC160Vの電圧で通電する。す
なわち、電磁コイル11への通電を電圧を可変制御する
ことで、プランジャ9の前記同様の性質を利用して、切
換制御を行いながら節電効果(省エネ効果)が得られ
る。
【0046】図6、図7および図8は第5実施形態の回
路図である。図6(A) はトリプルアーム(または3つの
アーム)により、3相モータによる圧縮機や、3相ファ
ンモータなどを駆動する回路であり、このトリプルアー
ムの3つのアームa、b、cのうちの1つのアームを利
用して電磁コイル11への通電制御を行う。例えば図6
(B) のようにアームaの中間点に電磁コイル11の一方
を接続し、電磁コイル11の他方に接続切換手段30A
を接続する。そして、接続切換手段30Aは正極側分岐
ラインBL+(例えばDC280V)と負極側分岐ライ
ンBL−(0V)の間に接続される。
【0047】図7は接続切換手段30Aの例を示す回路
図である。図7(A) は電磁コイル11の他方を、2つの
リレーの1a接点を介して正極側分岐ラインBL+と負
極側分岐ラインBL−に接続したものであり、1つのア
ームの切換え動作に同期して2つのリレーの1a接点の
ON/OFFを選択的に切り換え、電磁コイル11への
通電の方向を切り換える。また、2つのリレーの1a接
点の代わりに図7(B)のように1つのリレーの1c接点
であってもよい。図7(C) はトリプルアームの3つのア
ームa、b、cとは別個のアームdを設けて、その中間
に電磁コイル11の他方を接続するようにしたものであ
る。そして、例えば1つのアームaの切換え動作に同期
してアームdの切換え動作を行うことで、電磁コイル1
1への通電の方向を切り換える。なお、図7に示す例で
は、例えば1つのアームaと接続切換手段30Aとによ
り、電磁コイル11への通電の方向を切り換えるが、そ
の際は、まず1つのアームaをOFFの状態にし、次に
接続切換手段30AのON/OFFを選択的に切り換
え、次に1つのアームaを選択的にON/OFFする。
そして電磁コイル11へ所定時間の間、通電して四方弁
3を作動あるいはラッチ(位置の確定)させた後で、1
つのアームaをOFFする。これにより接続切換手段3
0Aは、直流電力を直接開閉しないので信頼性が高ま
る。この制御シーケンスはソフトウエアにて構成され
る。
【0048】また、図6のトリプルアームの3つのアー
ムa、b、cの内の何れか2つを利用し、図8のよう
に、例えばアームa、b間に電磁コイル11と1つのリ
レーの1a接点を直列に接続するようにしてもよい。そ
して、2つのアームの切換え動作による正逆方向の何れ
か所定方向への通電に同期してリレーの1a接点のON
のタイミングを選択的に切り換え、電磁コイル11への
通電の方向を切り換える。なお、この時は3相モータに
とっては「欠相通電」であるので動かないし、また通電
時間は約10秒間であるので、殆ど影響を与えない。そ
して、カラム[0047]で前述した如く、まず2つの
アームa、bをOFFの状態にし、次にリレーの1a接
点を選択的に切り換え、次に2つのアームa、bを選択
的にON/OFFすることは言うまでもない。
【0049】図9は第6実施形態の回路図であり、図9
ではインバータ20および圧縮機Aの図示を省略してあ
る。この第6実施形態は、交流電源の入力に対して適用
したものであり、図9(B) は図9(A) のAC/DC変換
器10および接続切換手段30Bの具体例を示す回路図
である。図9(B) に示したようにAC/DC変換器10
は1対のダイオードで半波整流し、1対の平滑コンデン
サで平滑し、負側直流電力(図中、破線)、あるいは正
側直流電力(図中、実線)を生成している。また、接続
切換手段30Bは2つのリレーの1a接点のON/OF
Fを選択的に切り換え、電磁コイル11への通電の方向
を切り換える。また、バリスタVdが電磁コイル11と
並列に接続されており、電磁コイル11への通電および
その停止の際に電磁コイル11に逆起電力が発生してこ
れがサージ電流となっても、このサージ電流がバリスタ
Vdにより抑制されるので、そのノイズの影響による、
特に、電磁コイル11の周辺部品の消耗等の発生を防ぐ
ことができるので、有利である。
【0050】図10は第7実施形態の回路図およびタイ
ミングチャートであり、図10(A)ではインバータ20
および圧縮機Aの図示を省略してある。この第7実施形
態では、入力される交流電力を4つのトライアック(電
力制御素子、3端子双方向性サイリスタ)t1、t2、
t3、t4により、AC/DC変換すると同時に電力分
配をも行い、電磁コイル11に直流電力が供給される。
図10(B) は4つのトライアックt1、t2、t3、t
4のゲートをトリガする回路の回路図である。光素子p
1はトライアックt1に、光素子p2はトライアックt
2に、光素子p3はトライアックt3に、光素子p4は
トライアックt4にそれぞれ隣接して配設されており、
各トライアックt1、t2、t3、t4は対応する光素
子p1、p2、p3、p4の発光によりゲートがトリガ
される。光素子p1、p2はトランジスタTr1のオン
により発光制御され、光素子p3、p4はトランジスタ
Tr2のオンにより発光制御される。そして、図示しな
い制御系が図10(C) の交流電圧(a)のゼロクロス点
を検出して4つのトライアックt1、t2、t3、t4
の対角位置のトライアック(t1とt2、t3とt4)
を一対としてゲート(G)にトリガを与える。
【0051】すなわち、図10(C) の交流電圧(a)が
負から正になるゼロクロス点で光素子p1、p2を発光
させてトライアックt1、t2のゲートにトリガを与え
るとともに、交流電圧が正から負になるゼロクロス点の
タイミングで光素子p3、p4を発光させてトライアッ
クt3、t4のゲートにトリガを与えることにより、全
波整流された正(+)側直流電力(b)が得られる。ま
た、負から正になるゼロクロス点で光素子p3、p4を
発光させてトライアックt3、t4のゲートにトリガを
与えるとともに、交流が正から負になるゼロクロス点の
タイミングで光素子p1、p2を発光させてトライアッ
クt1、t2のゲートにトリガを与えることにより、全
波整流された負(−)側直流電力(c)が得られる。
【0052】図11は、前述の第7実施形態を変形した
第8実施形態の回路図であり、例えば図11に示したよ
うに一対のトライアックt1、t2と一つの光素子p1
−2を隣接して配設し、一つの光素子p1−2で一対の
トライアックt1、t2のゲートにトリガを与える。ま
た、図示は省略するが、他の一対のトライアックt3、
t4についても他の一つの光素子p3−4によりゲート
にトリガを与えるようにする。これにより、光素子の数
を減らすことができる。
【0053】図12は第9実施形態のタイミングチャー
トであり、例えば前記トライアック等の制御により、交
流電力に対して、最初の1秒間は位相角180度で全波
整流し、残りの9秒間は位相角90度で位相制御する。
これにより、PWM制御と同様に節電効果(省エネ効
果)が得られる。
【0054】図13は第10実施形態の回路図およびタ
イミングチャートであり、図13(A) ではインバータ2
0および圧縮機Aの図示を省略してある。この第10実
施形態は、交流電源の入力に対して、トライアック(電
力制御素子)t5と電磁コイル11を直列に接続し、コ
ンデンサc1を電磁コイル11と並列に接続したもので
ある。また、トライアックt5のゲートには光素子p5
によりトリガが与えられる。そして、光素子p5により
トライアックt5のゲートを制御し、入力される交流電
力(a)を半波整流する。これにより、図13(B) のよ
うに、コンデンサc1により略平滑された正側直流電力
(b)または負側直流電力(c)が得られる。なお、こ
の第9実施形態は、商用交流電力をトライアックで半波
整流して電磁コイルに供給するものであり、電磁コイル
の形態によってはコンデンサc1はなくてもよい。
【0055】図14は第11実施形態の回路図であり、
図14ではインバータ20および圧縮機Aの図示を省略
してある。この第11実施形態は、図14(A) に示した
ように、交流または直流の供給電力が入力されるダイオ
ードブリッジおよび接続切換手段の実施形態である。す
なわち、図14(B) のようにダイオードブリッジ(D.
B.)50の前段に接続切換手段としてのリレーの1a
接点を接続する。あるいは図14(C) のようにダイオー
ドブリッジ50と電磁コイル11との間に接続切換手段
としてのスイッチ60を接続する。さらに、図14(C)
のように、ダイオードブリッジ50の前段に接続切換手
段としてのリレーの1a接点を接続するとともに、ダイ
オードブリッジ50と電磁コイル11との間に接続切換
手段としてのスイッチ60を接続する。
【0056】なお、ダイオードブリッジ50は、図2
(B) の4つのダイオードの構成のものである。図15は
第11実施形態のダイオードブリッジ50の特性を示す
図であり、図15(A) のように交流の入力に対しては全
波整流する。また、図15(B)、(C) のように直流の入
力、逆極性の直流の入力に対して同じ極性の直流電力を
出力する。
【0057】図16は第12実施形態の概略回路図、図
17は第12実施形態の具体的な回路図であり、図16
および図17ではインバータ20および圧縮機Aの図示
を省略してある。この第12実施形態は、交流または直
流の供給電力を一の接続切換手段30Cを介してダイオ
ードブリッジ等のAC/DC変換器10に入力し、この
AC/DC変換器10から出力される直流電力を他の接
続切換手段30Dを介して電磁コイル11に供給する。
【0058】例えば、図17に示したように、一の接続
切換手段30cとしてフォトトライアックt6をAC1
00Vの交流電源に対してダイオードブリッジ50と直
列に接続する。また、他の接続切換手段30Dとしてダ
イオードブリッジ50と電磁コイル11との間に2つの
リレー30D−1、30D−2の1c接点を接続する。
そして、フォトトライアックt6がOFFのとき、リレ
ー30D−1、30D−2を操作し、その後で、フォト
トライアックt6をONにして10秒間通電する。これ
により、四方弁3は作動あるいはラッチ(位置の確定)
するのでフォトトライアックt6をOFFにする。
【0059】この図17のようにc接点が電磁コイル1
1に接続されているとき、a接点、b接点の+側、−側
の接続は任意であり、次表1のようにリレー1、2のO
N/OFF制御を行い、矢印のように運転モードに応じ
て状態を遷移させる。なお、この状態の遷移は、フォト
トライアックt6がOFFのときに行う。すなわち、フ
ォトトライアックt6がOFFのとき、リレー1、リレ
ー2を操作して冷房/暖房を選択し、次にフォトトライ
アックt6をONする。所定時間の間、電磁コイル11
に通電した後、四方弁3は作動あるいはラッチ(位置の
確定)するので、先ずフォトトライアックt6をOFF
する。その後は、リレー1、リレー2はONでもOFF
でも構わない。次表中の*印は、そのことを示してい
る。以下、*印は同じ意味である。
【0060】
【表1】
【0061】図18は第13実施形態の回路図であり、
図18ではインバータ20および圧縮機Aの図示を省略
してある。この第13実施形態は、第12実施形態のフ
ォトトラアックの代わりに1a接点のリレーを適用した
ものである。なお、1a接点の位置は、ダイオードブリ
ッジ50とリレー1の間(正極側分岐ラインBL+)に
配設しても良いし、ダイオードブリッジ50とリレー2
の間(負極側分岐ラインBL−)に配設しても良い。こ
の第13実施形態でも、リレー1、2の操作は第12実
施形態と同じであり、1aリレーがOFFのときにリレ
ー1、2を操作する。ただしこの第12実施形態におい
ては正極側分岐ラインBL+および負極側分岐ラインB
L−と、リレー1、2の接点の接続の仕方が第12実施
形態と異なっており、次表2のように制御する。
【0062】
【表2】
【0063】図19は第14実施形態の回路図であり、
図19ではインバータ20および圧縮機Aの図示を省略
してある。この第14実施形態は、第13実施形態のリ
レー1、2の代わりに2c接点のリレー30D−3を適
用し、a接点とb接点の接続を第13実施形態と変えた
ものである。この第14実施形態でも、2c接点のリレ
ー30D−3の操作は1a接点のリレーがOFFのとき
に行い、次表3のようにON/OFF制御を行い、矢印
のように運転モードに応じて状態を遷移させる。
【0064】
【表3】
【0065】図20は第15実施形態の回路図であり、
図20ではインバータ20および圧縮機Aの図示を省略
してある。この第15実施形態は、第14実施形態の2
c接点のリレー30D−3のa接点とb接点の接続を第
14実施形態と変えたものである。また、この第15実
施形態では、1a接点のリレーと2c接点のリレー30
D−3は一つのリレーハウジング内に収納されている。
この第15実施形態でも、2c接点のリレー30D−3
の操作は1a接点のリレーがOFFのときに行い、次表
4のようにON/OFF制御を行い、矢印のように運転
モードに応じて状態を遷移させる。
【0066】
【表4】
【0067】図21は第16実施形態の回路図であり、
図21ではインバータ20および圧縮機Aの図示を省略
してある。前記第13実施形態(図18)ではダイオー
ドブリッジ50に対して交流電力が供給される場合につ
いて説明したが、直流電力を供給する場合にはこの第1
6実施形態のように、ダイオードブリッジはなくてもよ
い。
【0068】ところで、特公平7−43188号のよう
に四方弁を切り換える電磁コイルとして2相巻のコイル
を用いる場合もある。図22は第17実施形態の回路図
であり、図22ではインバータ20、圧縮機Aおよび直
流電源の図示を省略してある。図22の回路において電
磁コイル111と電磁コイル112はそれぞれスイッチ
SW1、SW2のONで独立に通電されるが、電磁コイ
ル111と電磁コイル112はコイルの巻方向が互いに
逆になっていて、同じ電流でも発生する磁界は逆方向と
なる。したがって、例えば電磁コイル111を冷房用と
し、電磁コイル112を暖房用として、各モードに応じ
て四方弁を切り換えることができる。ただし、スイッチ
SW1、SW2は同時にONとならないようなロジック
で処理をする。
【0069】図23は第18実施形態の回路図およびタ
イミングチャートであり、図23(A) ではインバータ2
0および圧縮機Aの図示を省略してある。この第18実
施形態は、主コイルと主コイルより巻数の少ない副コイ
ルからなる2相巻の電磁コイルを用いた例である。主コ
イル11Aはトライアックt7を介して交流電源に接続
され、副コイル11Bはトライアックt8を介して交流
電源に接続されている。各トライアックt7、t8のゲ
ートにはトリガが与えられ、半波整流とスイッチの作用
をする。また、図23(B) のように副コイル11Bが平
滑コンデンサと略同様な作用をする。
【0070】図24は第19実施形態の回路図および制
御シーケンスを示す図であり、図24(A) 、(B) ではイ
ンバータ20および圧縮機Aの図示を省略してある。こ
の第19実施形態は第5実施形態(図6、図7、および
図8)の変形例である。図24(A) では、正極側分岐ラ
インBL+と負極側分岐ラインBL−の間に2つのダイ
オードを直列に接続するとともに、前記同様な1つのア
ームaの中間点と、2つのダイオードの中間点に電磁コ
イル11の一方を接続し、電磁コイル11の他方に接続
切換手段としてリレー30Eを接続する。アームaのト
ランジスタTr3、Tr4は5A〜30Aの大電流容量
を持ち、リレー30Eの接点a、b、cは1A〜3Aの
小接点容量を持っている。そして、小接点容量のリレー
30Eは冷房/暖房の切換えすなわち電流の方向切換え
に使い、大電流容量のトランジスタTr3、Tr4は電
磁コイル11の接続/絶縁(ON/OFF)に使用す
る。なお、前述したように1つのアームaをOFFの状
態にして、リレー30Eを操作することは言うまでもな
い。
【0071】図24(B) は、(A) のトランジスタTr
3、Tr4に変えて第2リレー30E′を用いた場合で
あり、この第2リレー30E′の接点a′、b′、c′
も大接点容量を持っている。そして、暖房/冷房の切換
制御は図24(C) のように行う。小接点容量の第1リレ
ー30Eのa接点を通電(ON)すると電磁コイル11
に電流が流れ暖房モードになる。約10秒後に、大接点
容量の第2リレー30E′のb′接点は遮断(OFF)
すると電流は流れなくなるが、四方弁3は暖房モードに
作動あるいはラッチ(位置の確定)する。また、その
後、冷房モードに切り換えるときは、小接点容量の第1
リレー30Eのb接点を通電(ON)すると電磁コイル
11に電流が流れ冷房モードになる。約10秒後に、大
接点容量の第2リレー30E′のa′接点を遮断(OF
F)すると電流は流れなくなるが、四方弁3は冷房モー
ドに作動あるいはラッチ(位置の確定)する。このよう
に電磁コイル11への通電を開始するときは、アークの
発生は僅かであるので小接点容量を用いて通電(ON)
し、通電を終了するときは、大きなアークが発生するの
で大接点容量を用いて遮断(OFF)している。
【0072】第19実施形態においても、カラム[00
47]に記述したことと同様に、制御シーケンスはソフ
トウエアを用いて「接続禁止機能」を構成している。し
かしながら、何らかの要因によりソフトウエアが手順通
りの処理を行わなくなると、制御シーケンスが異常とな
りリレー接点のアーク発生に伴う短絡、溶着などが発生
する。そこで、次の第20実施形態のようにする。
【0073】図25は第20実施形態の回路図および制
御シーケンスを示す図である。この第20実施形態は、
ハードウエアを用いて「接続禁止機能」を構成した例
で、前述した第14実施形態の図19に「接続禁止機
能」を付加した例を示す。状態遷移は前表3に示すとお
りである。まず、図25(A) のように、マイコン等の制
御系100からパルス信号Stが、Dタイプのフリップ
フロップFのクロック端子CKに入力すると、その時点
で入力されている冷暖切換信号Sdのデータが一の出力
端子Qに出力し、2c駆動信号となってトランジスタT
r6に出力される。そのとき、冷暖切換信号Sdのデー
タがHレベルであれば一の出力端子QもHレベルとな
り、2c駆動信号はトランジスタTr6を駆動して2c
リレー30D−3をONする。逆に、冷暖切換信号Sd
のデータがLレベルであれば一の出力端子QもLレベル
となり、2c駆動信号はトランジスタTr6を駆動でき
ずに2cリレー30D−3はOFFのままである。次
に、ディレイ回路Dに入力したパルス信号Stは、該パ
ルス信号Stの立ち上がりから所定時間(例えば、約
0.3秒間)遅れて、1a駆動信号が立ち上がり、該1
a駆動信号はトランジスタTr5を駆動して1aリレー
をONする。逆に、パルス信号Stの立ち下がり時も同
様に所定時間遅れ、1a駆動信号はトランジスタTr5
を駆動できずに1aリレーはOFFする。このとき、四
方弁3は作動あるいはラッチ(位置の確定)しているこ
とは前述したとおりである。この制御シーケンスを図2
5(B) に示す。
【0074】このDタイプのフリップフロップFとディ
レイ回路Dとを用いた回路により、1aリレー駆動信号
に先立って、2cリレー駆動信号の出力状態(すなわ
ち、冷房/暖房の選択)を確定させ、次にディレイ時間
Td分だけ遅れて、1aリレー駆動信号をHレベルとし
ている。パルス信号StがLレベルになると、1aリレ
ー駆動信号はディレイ時間Td分だけ遅れてLレベルに
なる。すなわち、図25(B) に示したように、1aリレ
ーがOFFのときにだけ、2cリレーのON/OFF操
作が可能となり、アークの発生を防止できる。また、フ
リップフロップFの他の出力端子/Qを2c駆動信号と
すれば、2cリレー30D−3の接点回路を変更するこ
となく、冷暖切換信号SdのデータがHレベルのとき冷
房モード、Lレベルのとき暖房モードになる。また、フ
リップフロップFの一の出力端子Qと他の出力端子/Q
とに各々のトランジスタ駆動回路を設ければ、第13実
施形態の図18に「接続禁止機能」を付加した例とな
る。もちろん、制御系100の出力ポートを1本増やし
て、フリップフロップFのプリセット端子PR、クリア
端子CLRなどに制御信号を入力することで、色々な使
い方ができることは言うまでもない。
【0075】図26は第21実施形態の回路図である。
図26(A) 、(B) は、いずれも、交流直流変換器として
2つのダイオード60、60′を備え、この2つのダイ
オード60、60′と交流電源との間に一の接続切換手
段としてのトライアックt9、t10が接続されてい
る。図26(A) と図26(B) とでは2つのダイオード6
0、60′とトライアックt9、t10の接続の仕方が
異なっているが、機能は同等である。すなわち、トライ
アックt9とトライアックt10を交互に切換えて導通
することにより、他の接続切換手段30Dに全波整流さ
れた直流電力が供給される。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の流体制御
弁の駆動装置によれば、既に備えてある半導体を共通使
用するので、駆動回路のコストを抑えることができる。
【0077】また、請求項2の流体制御弁の駆動装置に
よれば、2つの光素子の制御タイミングを1つのソフト
ウエアで構成できるので、処理が容易になるとともに、
電力制御素子の構成が簡単になる。
【0078】また、請求項3の流体制御弁の駆動装置に
よれば、電力制御素子として1つのトライアックによ
り、構成が簡単になる。
【0079】また、請求項4の流体制御弁の駆動装置に
よれば、直流電力を直接開閉しないのでリレー接点のア
ーク発生に伴う短絡、溶着などの事故を防止でき、信頼
性の高い流体制御弁の駆動装置を提供できる。
【0080】また、請求項5の流体制御弁の駆動装置に
よれば、他の接続切換手段は、接続禁止機能を備えてい
るので、直流電力を接続しているときに、他の接続切換
手段で流体制御弁の電磁コイルへの通電を直接開閉しな
いようにすることができるので、請求項4と同様にリレ
ー接点等のアーク発生に伴う短絡、溶着などの事故を防
止でき、信頼性の高い流体制御弁の駆動装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る流体制御弁の駆動装置
の概略構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1実施形態としてAC/DC変換器
10の具体例を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態の回路図である。
【図4】本発明の第3実施形態の回路図およびタイミン
グチャートである。
【図5】本発明の第4実施形態の回路図およびタイミン
グチャートである。
【図6】本発明の第5実施形態の回路図である。
【図7】同第5実施形態における接続切換手段の例を示
す回路図である。
【図8】同第5実施形態における電磁コイルと1つのリ
レーの1a接点との接続の例を示す図である。
【図9】本発明の第6実施形態の回路図である。
【図10】本発明の第7実施形態の回路図およびタイミ
ングチャートである。
【図11】本発明の第8実施形態の回路図で、図10の
第7実施形態の変形例を示す図である。
【図12】本発明の第9実施形態のタイミングチャート
である。
【図13】本発明の第10実施形態の回路図およびタイ
ミングチャートである。
【図14】本発明の第11実施形態の回路図である。
【図15】同第11実施形態のダイオードブリッジの特
性を示す図である。
【図16】本発明の第12実施形態の概略回路図であ
る。
【図17】同第12実施形態の具体的な回路図である。
【図18】本発明の第13実施形態の回路図である。
【図19】本発明の第14実施形態の回路図である。
【図20】本発明の第15実施形態の回路図である。
【図21】本発明の第16実施形態の回路図である。
【図22】本発明の第17実施形態の回路図である。
【図23】本発明の第18実施形態の回路図およびタイ
ミングチャートである。
【図24】本発明の第19実施形態の回路図および制御
シーケンスを示す図である。
【図25】本発明の第20実施形態の回路図および制御
シーケンスを示す図である。
【図26】本発明の第21実施形態の回路図である。
【図27】本発明による駆動用電力供給装置が適用され
る冷暖房ユニットの冷凍サイクルを示す概略構成図であ
る。
【図28】図27の流路切換弁として使用可能なロータ
リ式四方弁の概略構成を示す断面図である。
【図29】図28のロータリ式四方弁の底面図である。
【図30】図28のロータリ式四方弁を図27の冷凍サ
イクルに流路切換弁として組み込んだ際の冷房運転時に
おける状態を示す説明図である。
【図31】図28のロータリ式四方弁を図27の冷凍サ
イクルに流路切換弁として組み込んだ際の暖房運転時に
おける状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 圧縮機 3 四方弁 9 プランジャ 10 AC/DC変換器 11、111、112 電磁コイル 11A 主コイル 11B 副コイル 13 磁極部材 20 インバータ 30 電力分配手段 30A、30B、30C、30D 接続切換手段 30E 第1リレー 30E′ 第2リレー 40、40′ DC/DC変換器 50 ダイオードブリッジ 100 制御系 a、b、c、d アーム t1、t2、t3、t4、t5、t6 トライアック t7、t8、t9、t10 トライアック p1、p2、p3、p4、p5、p1−2 光素子 Tr1、Tr2、Tr3、Tr4、Tr5、Tr6 ト
ランジスタ BL+ 正極側分岐ライン BL− 負極側分岐ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/155 H02M 7/155 C // F16K 31/04 F16K 31/04 Z Fターム(参考) 3H062 AA07 AA13 BB05 BB09 BB30 CC04 DD03 HH04 3H106 DA07 DA08 DA26 DB02 DB12 DB23 DB24 DB32 DB34 DC02 DC10 DC19 DD03 EE27 EE34 EE45 FA01 FA07 FB31 FB32 FB47 KK23 KK34 5H006 BB06 BB08 CA06 CA08 CB01 CB04 CB09 CC08 DA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械設備の内部の電気部品を駆動す
    る電力が供給されるとともに流体制御弁を駆動する流体
    制御弁の駆動装置において、 前記電力を直流変換して直流電力を生成し、該生成され
    た直流電力を流体制御弁のコイルに分配供給する電力分
    配手段を備え、 前記電力分配手段として接続切換手段を一のアームで構
    成し、 前記一のアームの中間に流体制御弁のコイルの一方を接
    続するとともに、 流体制御弁のコイルの他方と正側直流電源と負側直流電
    源との間に、さらに前記電力分配手段としての別個の接
    続切換手段を設けたことを特徴とする流体制御弁の駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 電気機械設備の内部の電気部品を駆動す
    る電力が供給されるとともに流体制御弁を駆動する流体
    制御弁の駆動装置において、 前記電力を直流変換して直流電力を生成し、該生成され
    た直流電力を流体制御弁のコイルに分配供給する電力分
    配手段を備え、 前記直流変換する手段は交流直流変換器であり、 4つの電力制御素子を接続した前記交流直流変換器の2
    つの入力端に交流電源を接続し、2つの出力端に流体制
    御弁のコイルを接続し、前記交流電源の電圧に同期させ
    て、正側直流電力を生成し、または負側直流電力を生成
    して、前記流体制御弁のコイルを駆動し、 前記4つの電力制御素子を駆動するに際し、該4つの電
    力制御素子の相互に対角位置に位置する2つの電力制御
    素子を、1つの光素子で駆動するように構成したことを
    特徴とする流体制御弁の駆動装置。
  3. 【請求項3】 電気機械設備の内部の電気部品を駆動す
    る電力が供給されるとともに流体制御弁を駆動する流体
    制御弁の駆動装置において、 前記電力を直流変換して直流電力を生成し、該生成され
    た直流電力を流体制御弁のコイルに分配供給する電力分
    配手段を備え、 前記電力分配手段は接続切換手段であり、 前記直流変換する手段および前記接続切換手段として1
    つの電力制御素子を備え、 前記1つの電力制御素子の一端に交流電源を接続し、該
    電力制御素子の他端に流体制御弁のコイルの一方を接続
    し、前記コイルの他方と交流電源とを接続し、 前記交流電源の電圧に同期させて、正側直流電力を生成
    し、あるいは負側直流電力を生成して、流体制御弁のコ
    イルを駆動することを特徴とする流体制御弁の駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 電気機械設備の内部の電気部品を駆動す
    る電力が供給されるとともに流体制御弁を駆動する流体
    制御弁の駆動装置において、 前記電力を供給する電源と流体制御弁のコイルとの間
    に、ダイオードブリッジを設け、 前記電源と前記ダイオードブリッジとの間に一の接続切
    換手段を設け、さらに該ダイオードブリッジと流体制御
    弁のコイルとの間に他の接続切換手段を設けたことを特
    徴とする流体制御弁の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記他の接続切換手段は、接続禁止機能
    を備えることを特徴とする請求項4記載の流体制御弁の
    駆動装置。
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