JPH09117183A - 動力発生装置 - Google Patents

動力発生装置

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JPH09117183A
JPH09117183A JP7269670A JP26967095A JPH09117183A JP H09117183 A JPH09117183 A JP H09117183A JP 7269670 A JP7269670 A JP 7269670A JP 26967095 A JP26967095 A JP 26967095A JP H09117183 A JPH09117183 A JP H09117183A
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JP
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circuit
power supply
output
voltage
winding
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Application number
JP7269670A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Hideki Omori
英樹 大森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平滑フィルタを使用せずとも、インバータ等
への流入電流を制限しつつ良好な回転を得ることであ
る。 【解決手段】 制御回路100は、位置検知手段である
ホールIC66等の出力とPWM回路81からの出力の
論理積によって各スイッチング素子69等をオンオフさ
せ、PWM回路81は交流電源53の電圧の瞬時値を検
知し、その値が高い時に出力の導通比率を小とし低い時
に導通比率を大とする。従って、インバータ55の入力
電圧にリプルがあるにも関わらず、巻線に印加される電
圧は、等価的に略一定値となり、スイッチング素子69
等の過電流を防ぐとともに、良好な動作を行わせること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用および産業
用に使用されるモータやリニアモータなど、機械的にパ
ワーを取り出して負荷に供給する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の一般にDCブラシレスモ
ータと呼ばれる動力発生装置の回路図を図11に示す。
図11の動力発生装置は、一般に固定子と呼ばれる第1
の物体1と、第1の物体1の内側に回転自在に設けら
れ、一般に回転子と呼ばれる第2の物体2を有してい
る。第2の物体2は、永久磁石3、永久磁石4、磁性体
5、出力軸6により成り立っていて、永久磁石3は磁性
体5の表面にN極が外側になるように接着されており、
永久磁石4は磁性体5の表面にS極が外側になるように
接着されている。出力軸6は、磁性体5の中心に取り付
けられていて、回転の動力を外部の機械的な負荷に取り
出すために設けられている。
【0003】第1の物体1は、鉄心7、巻線8a〜10
bによって構成されており、これらの巻線8a〜10b
はいずれも、第2の物体2が回転した場合、永久磁石3
および永久磁石4が発生する磁束を受ける位置に巻か
れ、巻線8aと巻線8b、巻線9aと巻線9b、及び巻
線10aと巻線10bはいずれも直列に接続されてい
る。鉄心7は、磁気回路の磁気抵抗を減らす作用をする
もので、永久磁石3および永久磁石4から発生する磁束
が巻線8a〜10bに作用する際、その磁束を大にする
作用をしている。
【0004】交流電源11は、100V60Hzで、一
般に商用電源とも呼ばれるものである。交流電源11の
出力は、全波の整流回路12に接続されている。整流回
路12は、ダイオード13〜16によって構成され、交
流電源11の全波整流波形を出力するものである。イン
バータ17は、整流回路12の出力に接続されていて、
一般に3相インバータと呼ばれる構成となっている。イ
ンバータ17は、トランジスタ18〜23、ダイオード
24〜29によって構成されている。また、フィルタ回
路40は、電解式の平滑コンデンサ41とチョークコイ
ル42によって構成され、整流回路12の出力電圧をリ
プルの少ないほぼ完全な直流にすることができるものと
なっている。
【0005】制御回路30は、駆動回路31と、論理回
路32によって構成され、各トランジスタのベース端子
は、すべて駆動回路31に接続されている。位置検知手
段は、第2の物体2上に設けられたホールIC34〜3
6によって構成されていて、第2の物体2が回転運動す
る際、永久磁石3および永久磁石4の位置を検知して電
気的に出力するものである。論理回路32は、位置検知
手段であるホールIC34〜36からの信号を受け、そ
れに応じて各トランジスタのオンオフ信号を作り出す仕
組みとなっている。
【0006】以上の構成により、従来の技術の動力発生
装置は、第2の物体2の回転に応じて、位置検知手段で
あるホールIC34〜36から信号が出力され、その信
号によって論理回路32からHIGH又はLOW信号が
出力され、その信号によって駆動回路31が作用し、H
IGH信号の場合には、当該トランジスタにベース電流
を供給してオンさせ、LOWの場合には、ベースに逆バ
イアスを印加してオフ状態とさせる。
【0007】それによって、電流が所定の巻線に供給さ
れ、その巻線は永久磁石3または永久磁石4の磁束と作
用して、力を発生し、永久磁石3と永久磁石4は、その
反作用でトルクを生み、出力軸6からそのトルクを取り
出すことができる。外部の負荷はそのトルクで回転運動
を起こし、第2の物体2もそれと連動して回転運動を行
うが、ある角度だけ回転すると、位置検知手段であるホ
ールIC34〜36の作用により、論理回路32への信
号が変化し、論理回路32の出力も変化して、インバー
タ17を構成する各トランジスタ18〜23のオンオフ
状態の変化が起こる。従って、各巻線への電流供給状態
が変化し、再び永久磁石3および永久磁石4からトルク
が発生するようになる。
【0008】このような動作を繰り返すことにより、従
来の技術の動力発生装置は、出力軸6から連続的に機械
的な回転パワーを外部の負荷に供給することができるも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、インバータ17に入力される電圧波形を
十分に平滑するため、平滑コンデンサ41の静電容量が
非常に大きくする必要が発生し、また交流電源11から
供給される電流の高調波成分が大きくなるという欠点を
改善するために、チョークコイル42のインダクタンス
は十分大きなものが必要となることから、平滑コンデン
サ41とチョークコイル42で構成されたフィルタ回路
40は、非常に形状が大きく、重量も大であり、コスト
的にも非常に高価なものとなっていた。従って、チョー
クコイル42および平滑コンデンサ41が不十分な場合
には、インバータ17の入力電圧のリプルが大きくな
り、そのピーク付近では、インバータ17を構成するス
イッチング素子69等および巻線60a等に大きな電流
が流れて、これらの構成部品を破壊することがあり、一
方ボトム付近においては、電流値が小となって、機械的
出力(トルクまたは推力)が十分に取り出せない問題が
あった。
【0010】また、前記インバータ17の入力電圧のボ
トム付近において、特に巻線60a等に発生する誘導起
電力よりもインバータ17の入力電圧が小となる期間に
おいては、インバータ17を動作させていても巻線60
a等とインバータ17の間を電力が行き来するムダな動
作を起こすことから、効率が低下してしまうという問題
も有していた。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、大容量の平滑コンデンサを設けることな
く、小形で低コストながら十分な性能を発揮する動力発
生装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の一つの手段は、巻線を有する第1の物体と、
前記第1の物体に対して相対的に可動し、前記巻線に磁
束が作用するように位置した永久磁石を有する第2の物
体と、前記永久磁石の位置を検出する位置検知手段と、
略正弦波電圧を出力する交流電源と、前記交流電源を全
波整流する整流回路と、前記整流回路の出力に接続され
前記巻線に接続された少なくとも1個のスイッチング素
子を有するインバータと、PWM回路及びその出力と前
記位置検知手段の論理積に応じて前記スイッチング素子
をオンオフ制御する論理回路を有する制御回路とを備
え、前記PWM回路は、前記交流電源電圧の瞬時値に応
じて導通比率を制御してなるものである。
【0013】また他の手段は、巻線を有する第1の物体
と、前記第1の物体に対して相対的に可動し、前記巻線
に磁束が作用するように位置した永久磁石を有する第2
の物体と、前記永久磁石の位置を検出する位置検知手段
と、略正弦波電圧を出力する交流電源と、前記交流電源
を全波整流する整流回路と、前記整流回路の出力に接続
され前記巻線に接続された少なくとも1個のスイッチン
グ素子を有するインバータと、波形発生回路、PWM回
路及び前記PWM回路の出力と前記位置検知手段の論理
積に応じて前記スイッチング素子をオンオフ制御する論
理回路を有する制御回路とを備え、前記波形発生回路は
前記交流電源と同期したリプル波形を出力し、前記PW
M回路は、前記波形発生回路の出力電圧の瞬時値に応じ
て導通比率を制御してなるものである。
【0014】更に、別の手段として、巻線を有する第1
の物体と、前記第1の物体に対して相対的に可動し、前
記巻線に磁束が作用するように位置した永久磁石を有す
る第2の物体と、前記永久磁石の位置を検出する位置検
知手段と、略正弦波電圧を出力する交流電源と、前記交
流電源を全波整流する整流回路と、前記整流回路の出力
に接続され前記巻線に接続された少なくとも1個のスイ
ッチング素子を有するインバータと、電源電圧検知回路
及びその出力と前記位置検知手段の論理積に応じて前記
スイッチング素子をオンオフ制御する論理回路を有する
制御回路とを備え、前記電源電圧検知回路は、前記交流
電源電圧の瞬時値に応じて出力の有無を制御してなるも
のである。
【0015】更に、もう一つの別の手段として、巻線を
有する第1の物体と、前記第1の物体に対して相対的に
可動し、前記巻線に磁束が作用するように位置した永久
磁石を有する第2の物体と、前記永久磁石の位置を検出
する位置検知手段と、略正弦波電圧を出力する交流電源
と、前記交流電源を全波整流する整流回路と、前記整流
回路の出力に接続され前記巻線に接続された少なくとも
1個のスイッチング素子を有するインバータと、波形発
生回路及びその出力と前記位置検知手段の論理積に応じ
て前記スイッチング素子をオンオフ制御する論理回路を
有する制御回路とを備え、前記波形発生回路は、前記交
流電源電圧の瞬時値に応じて出力の有無を制御してなる
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、PWM回
路及びその出力と位置検知手段の論理積に応じてスイッ
チング素子をオンオフ制御する論理回路を有する制御回
路を備え、前記PWM回路を、交流電源電圧の瞬時値に
応じて導通比率を制御するように構成したことにより、
一般にチョークコイルや大容量の平滑コンデンサなどに
よって構成される別段のフィルタ回路(重量および形状
が大となる)を使用せずとも、前記PWM回路が前記イ
ンバータ入力電圧に適した導通比率を前記交流電源の出
力の瞬時値に応じて、前記瞬時値が高い時には導通比率
を小さく、前記瞬時値が低い時には導通比率を大きくす
ることから、前記巻線に印加される電圧の等価的な値で
ある瞬時値と導通比率の積が、ほぼ一定値に保たれる。
従って、前記巻線に流入する電流と前記スイッチング素
子に流れる電流、および発生するトルク波形について
は、その一定の値となり、したがって前記インバータの
入力電圧にかなりのリプルがありながらも、スイッチン
グ素子や巻線の電流の許容容量値以内に抑えつつ、良好
に装置を運転することが可能となるものである。
【0017】請求項2記載の発明は、波形発生回路をP
WM回路の前段に設け、前記PWM回路の出力と位置検
知手段の論理積に応じてスイッチング素子をオンオフ制
御する論理回路を有する制御回路を備え、波形発生回路
を交流電源と同期したリプル波形を出力するように制御
することにより、前記波形発生回路の設定波形を工夫す
ることによって、最適な特性を発揮させることができ
る。
【0018】請求項3記載の発明は、交流電源電圧の瞬
時値が、巻線に発生する誘導起電力よりも小さくなるタ
イミングにおいて、インバータを停止状態となるように
制御することにより、当該期間におけるロス電力をなく
し装置の効率を確保することができる。
【0019】請求項4記載の発明は、電源電圧検知回路
の代わりに波形発生回路を用い、前記波形発生回路の設
定波形を工夫することによって、最適な特性を発揮させ
ることができる。
【0020】以下その発明の実施の形態について添付図
面を参照しつつ説明する。 (実施の形態1)図1において、第1の物体51と、第
2の物体52と、交流電源53と、整流回路54と、イ
ンバータ55と、制御回路100と、位置検知手段であ
るホールIC66〜68からなり、第2の物体52は、
第1の物体51に対して相対的に回転運動が可能なよう
に設けられ、第1の物体51は、エナメル線によって構
成した巻線60a〜62bを有していて、巻線60aと
巻線60b、巻線61aと巻線61b、巻線62aと巻
線62bはいずれも直列に接続されている。また、第2
の物体52は、永久磁石63、永久磁石64、磁性体6
5で構成されている。整流回路54は、整流用のダイオ
ード120、ダイオード121〜123によって構成さ
れ、全波整流を行うものである。交流電源53は100
V60Hzの正弦波の交流電圧を出力するものである。
【0021】巻線60a〜62bは、永久磁石63およ
び永久磁石64の磁束が作用する位置に設けられ、永久
磁石63および永久磁石64の位置を検出するものであ
る。インバータ55は、スイッチング素子69〜74、
ダイオード75〜80によって構成され、各スイッチン
グ素子は、バイポーラ式のトランジスタで構成してい
る。上下に接続された各スイッチング素子の接続点から
は、それぞれの巻線に接続がなされている。
【0022】スイッチング素子69〜74は、すべて制
御回路100によってオンオフ制御され、インバータ5
5の入力端子は、整流回路54の出力に接続され、整流
回路54は、交流電源53の出力に接続され、交流電源
53は100V60Hzの正弦波の交流電圧を出力する
ものである。整流回路54は、整流用のダイオード12
0〜123によって構成され、全波整流を行うものであ
る。制御回路100は、PWM回路81と、論理回路8
2を備え、位置検知手段90からの出力を受け、第2の
物体52と第1の物体51の間に向かって反時計方向の
トルクが発生するように、スイッチング素子69〜74
のオンオフ制御を行い、かつPWM回路81は、交流電
源53の出力電圧の瞬時値を検知し、また、論理回路8
2は、電圧検知手段81の出力値が小の際に、スイッチ
ング素子69〜74に対して順序よくオンオフ信号を出
力する作用を行うものであり、かつ、PWM回路81か
らの信号がローである場合には、すべてのスイッチング
素子に対して強制的にオフの信号を出力するものであ
る。出力軸130は、第2の物体52の回転を取り出す
ために設けられたもので、磁性体65の中心に取り付け
られている。
【0023】以上の構成において、動作の説明を行う。
図2は、図1の動力発生装置の動作波形図である。図2
においては、(ア)は交流電源53の出力電圧波形、
(イ)はインバータ55の入力電圧波形、(ウ)は、論
理回路82の出力の導通比率の波形を示したものであ
る。ここで、(ア)に見られるように、交流電源53
は、実効値が100Vの正弦波交流である故、ピーク電
圧値は、141Vである。(イ)のインバータ55の入
力電圧波形は、(ア)の波形を全波整流したものである
から、1/120秒周期でピークが来る波形となる。
(ウ)には、ピーク位相の時刻t1において、交流電源
53の出力電圧の瞬時値が50Vとなり、導通比率がP
WM回路81によって35%に低減されている状態が示
されているものであり、一方t2における導通比率につ
いては100%という値で設定がなされていることが示
されているものである。本実施の形態においては、交流
電源53の谷間付近での導通比率については、交流電源
53の出力の瞬時値の絶対値が60V以下の場合には、
100%となるように設定がなされている。
【0024】図3は、図1に示した動力発生装置の交流
電源53の瞬時値がピーク位相となった時刻付近、すな
わち図2のt1付近における論理回路82の出力電圧波
形を示したものである。図3において、(ア)はスイッ
チング素子69への信号波形、(イ)はスイッチング素
子70への信号波形、(ウ)はスイッチング素子71へ
の信号波形、(エ)はスイッチング素子72への信号波
形、(オ)はスイッチング素子73への信号波形、
(カ)はスイッチング素子74への信号波形である。
【0025】t1においては、PWM回路81の作用に
より、導通比率が35%となっていることから、
(エ)、(オ)、(カ)の波形は、いずれも20kHz
のキャリア周波数で、ハイの期間の比率が35%となる
ように、制御がなされている。このように、本実施の形
態においては、3相6石構成のインバータ55につい
て、そのマイナス側の3石をPWM回路81の論理積を
行いながら、各スイッチング素子に対して出力させるこ
とによって、各巻線に印加される電圧値を等価的に、イ
ンバータ55の入力電圧値に導通比率を乗じたものとす
る作用を行わせることができるものとなっているもので
ある。
【0026】一方、図4は図2のt2付近における論理
回路82の出力電圧波形を示したものである。図4にお
いても、(ア)はスイッチング素子69への信号波形、
(イ)はスイッチング素子70への信号波形、(ウ)は
スイッチング素子71への信号波形、(エ)はスイッチ
ング素子72への信号波形、(オ)はスイッチング素子
73への信号波形、(カ)はスイッチング素子74への
信号波形を示したものである。t2においては、導通比
率は、PWM回路81の作用により、100%に設定が
なされていることから、図4においては、図3に示した
様な20kHzのキャリアでのPWMが行われることは
なく、(エ)、(オ)、(カ)の信号についても、
(ア)、(イ)、(ウ)と同様の波形となる。
【0027】以上の様に、交流電源53の出力電圧の瞬
時値に応じて、PWM回路81が論理回路82の出力の
導通比率を変化させることから、インバータ55の入力
電圧は、大きなリプル成分が存在するにも関わらず、各
巻線に等価的に印加される電圧値は、つねにその時点で
の導通比率が乗算されたものとして作用することから、
交流電源53の位相の内のかなりの期間に渡って、ほぼ
一定の値を各巻線に印加される等価的な電圧値として作
用させることが可能となり、よってインバータ55を構
成する各スイッチング素子に流れる電流の大きさが、交
流電源53のピーク位相付近で非常に大きなものとなる
というようなことは発生せず、したがってその過電流に
より各スイッチング素子が破壊したりすることもない。
つまり、インバータ55の入力電圧に大きなリプル成分
があるにも関わらず、良好に運転がなさせれるものであ
る。
【0028】一般に、この種の動力発生装置において
は、第1の物体と第2の物体とが相対的に運動している
状態においては、永久磁石から発生する磁束が、巻線を
きるために、巻線には誘導起電力が発生し、その大きさ
は、速度もしくは回転速度に比例する。そこで、インバ
ータからパワーを供給する際には、その誘導起電力に打
ち勝つだけの電圧を印加しなければならないが、本実施
の形態では、交流電源の出力電圧に合わせて、導通比率
をうまく変化させることから、インバータ55の入力端
子間に別段の平滑フィルタ回路をもうけていない条件に
おいて、その効果が実用上十分な位相範囲で実現がなさ
れ、従って、十分な出力を確保することが可能となるも
のである。
【0029】また、従来の技術において、用いられてい
た大容量の電解コンデンサなどによる平滑コンデンサ
は、特に高温条件においては寿命が短くなるという性質
のものであったが、本実施の形態においては、平滑コン
デンサを使用しない構成としていることから、高温で装
置を使用する場合にあっても十二分な寿命を得られると
いった効果もある。
【0030】(実施の形態2)図5において、図1と以
下の点が異なっているが、その他の点については、図1
と同じ構成となっている。制御回路101は、論理回路
82と、波形発生回路200によって構成されていて、
波形発生回路200は、マイクロコンピュータを使用
し、交流電源53の電圧の瞬時値が零となる点を検出
し、その時点から、8.3ミリ秒間の間に、マイクロコ
ンピュータ内に半導体マスクで製造されるROM(リー
ドオンリーメモリー)に蓄えられたテーブルを順々に読
み出し、そのディジタル値をDA変換して、論理回路8
2に出力する構成となっている。
【0031】ROMに蓄えられているデータは、本実施
の形態では合計4.17ミリ秒分であり、これを交流電
源53の出力の瞬時値が零となった時点を起点として、
順序よく読み出していく。データの傾向としては、初め
の1m秒間は100%で、その後低減カーブを描き、読
み出しをスタートしてから4.17ミリ秒経た時点で、
交流電源53の電圧の瞬時値が最高となっている時には
35%となり、その後マイクロコンピュータは、データ
の読み出し方向を逆とし、4.17秒から後戻りして読
み出していき、次の零電圧点が検知される頃にほぼデー
タの初めに戻る。PWM回路201は、波形発生回路2
00からの出力信号によって、20kHzのキャリア周
波数にパルス幅変調を加えて、論理回路82に出力する
作用がある。
【0032】図6は、図5に示した動力発生装置の動作
波形図であり、結果的には、図2と全く同様の動作波形
となっている。すなわち、(ア)は交流電源53の出力
電圧波形、(イ)はインバータ55の入力電圧波形、
(ウ)は、論理回路82の出力の導通比率の波形を示し
たものであって、(ア)に見られるように、交流電源5
3は、実効値が100Vの正弦波交流である故、ピーク
電圧値は、141Vである。(イ)のインバータ55の
入力電圧波形は、(ア)の波形を全波整流したものであ
るから、1/120秒周期でピークが来る波形となるの
に対して、(ウ)には、波形発生回路200およびPW
M回路201が作用することによって、図示されるよう
な波形が、論理回路82に出力されることになる。
【0033】その結果、前記図1の実施の形態と同様
に、交流電源53の出力電圧の瞬時値がほぼピークとな
る時刻付近では、論理回路82の出力波形の導通比率
は、35%となる。また、交流電源53の谷間付近にお
いては、100%の導通比率に制御される。よって、図
1と同様の効果が得られるものとなる。
【0034】(実施の形態3)図7に示した回路図は、
図1のものとよく似た構成となっている。図1と違う点
は、制御回路102が、電源電圧検知回路202と、論
理回路82から構成されていて、電源電圧検知回路20
2は、交流電源53の出力電圧の瞬時値が60V以上の
期間にはハイ信号を論理回路82に出力し、60V未満
の期間においてはロー信号を出力するものである。
【0035】図8は、図7に示した実施の形態の動力発
生装置における動作波形図を示したものである。(ア)
は交流電源53の出力電圧波形、(イ)はインバータ5
5の入力電圧波形、(ウ)は、電源電圧検知回路202
の出力の波形を示したものであって、(ア)に見られる
ように、交流電源53は、実効値が100Vの正弦波交
流である故、ピーク電圧値は、141Vである。(イ)
のインバータ55の入力電圧波形は、(ア)の波形を全
波整流したものであるから、1/120秒周期でピーク
が来る波形となるのに対して、(ウ)には、電源電圧検
知回路202が作用することによって、交流電源53の
出力電圧の瞬時値が60V以上の期間T1にはハイ信号
を論理回路82に出力し、60V未満の期間T2におい
てはロー信号を出力しているものである。
【0036】図9は、図8に示したT1の期間における
論理回路82の出力信号波形を示したものである。図9
において、(ア)はスイッチング素子69への信号波
形、(イ)はスイッチング素子70への信号波形、
(ウ)はスイッチング素子71への信号波形、(エ)は
スイッチング素子72への信号波形、(オ)はスイッチ
ング素子73への信号波形、(カ)はスイッチング素子
74への信号波形である。これらの波形は、すべて図4
と同様となっている。
【0037】なお、図8において、T2で示した期間に
関しては、特に図示することは行わなかったが、電源電
圧検知回路202がローを出力していることから、論理
回路82は、6石すべてのスイッチング素子に対してロ
ーの出力を送り、すべてのスイッチング素子は、T2期
間においてはオフ状態が保たれる。T2期間において
は、各巻線に発生する誘導起電力に対して、交流電源5
3の出力電圧の瞬時値、すなわちインバータ55の入力
電圧値が低いため、たとえこのT2期間中に論理回路8
2がT1期間と同様のパルス波形を出力したとしても、
有効に作用せず、インバータ55と各巻線間を行ったり
来たりする無効電流が流れるのみである。したがって、
本実施の形態において、T2期間中の各スイッチング素
子のオンを禁止することにより、その無効電流が流れる
ことがなく、したがって効率の低下が防止できているも
のとなっている。
【0038】(実施の形態4)図10に示した回路図
は、図7のものと次の点で異なっているが、その他につ
いては、全く同等の構成となっている。
【0039】制御回路103は、波形発生回路203と
論理回路82によって構成されていて、波形発生回路2
03は、交流電源53と同期して、ハイまたはローを発
生するものとなっており、具体的には、マイクロコンピ
ュータを使用し、交流電源53の電圧の瞬時値が零とな
る点を検出し、その時点から、8.3ミリ秒間の間に、
マイクロコンピュータ内に半導体マスクで製造されるR
OM(リードオンリーメモリー)に蓄えられた1ビット
のデータテーブルを順々に読み出し、そのディジタル値
を論理回路82に出力する構成となっている。ROMに
蓄えられているデータは、本実施の形態では合計4.1
7ミリ秒分であり、これを交流電源53の出力の瞬時値
が零となった時点を起点として、順番に読み出していく
ものである。本実施の形態においては、データは、初め
の1m秒間はローで、その後ハイとなり、読み出しをス
タートしてから4.17ミリ秒経た時点からは、マイク
ロコンピュータは、データの読み出し方向を逆とし、
4.17秒から後戻りして読み出していき、次の零電圧
点が検知される頃にほぼデータの初めに戻る方法として
いる。このため、結果としては、図8(ウ)に示したも
のと同様の波形が、波形発生回路203から出力される
ことになる。
【0040】したがって、図7の実施の形態と同様に、
波形発生回路203の出力がローの期間中、各スイッチ
ング素子のオンを禁止することにより、やはり無効電流
が流れることがなく、したがって効率の低下が防止でき
ているものとなっている。
【0041】なお、各実施の形態では、交流電源を単相
100Vとしているが、3相であっても良い。3相から
ブリッジ整流回路を通した場合には、単相の交流電源を
全波整流する場合に比べると、リプルが小さくなるが、
それでもボトムの電圧がピークの50%となることか
ら、従来の技術によるとボトム部分での動力性能確保も
しくは効率確保を行うために、単相の場合ほどではない
にしても、やはりかなり大容量の平滑コンデンサが必要
となる。本発明を使用することによって、この平滑コン
デンサが不要になることから、同様の効果が期待でき
る。
【0042】また、各実施の形態では、基本的に第2の
物体を2極としているが、特に2極にしなければならな
いというものではない。4極、6極、8極などでもかま
わない。
【0043】また、実施の形態1と実施の形態2におい
ては、インバータ55を構成するマイナス側のスイッチ
ング素子、すなわちスイッチング素子72、スイッチン
グ素子73、スイッチング素子74に対して、PWM回
路の論理積を行って、オンオフを制御しているが、必ず
しもマイナス側のスイッチング素子に限るものではな
く、プラス側のスイッチング素子に論理積を適用しても
よく、あるいはプラス側とマイナス側のスイッチング素
子を同時に論理積で使用してもよく、またプラス側とマ
イナス側とを所定の個数だけ論理積で制御してもよく、
要するに論理積を行うことによって、各巻線に印加され
る電圧の平均値が、インバータの入力電圧と導通比率の
積になる効果があるものであればいかなる方法のもので
あってもよい。
【0044】また、実施の形態3と実施の形態4でも、
T2期間において、すべてのスイッチング素子に対して
論理積を行う例を示しているが、必ずしもこのようにす
る必要はなく、たとえばスイッチング素子72、スイッ
チング素子73、スイッチング素子74に対してのみ、
論理積した出力を行い、その他のスイッチング素子につ
いては、T2期間でも引き続き駆動を行う方法もある。
その場合にあっても、各巻線に供給される電圧は、なく
なることから、当該期間における電流の供給がなされ
ず、よってムダな電流も流れることを防ぐことが可能と
なるという同一の効果が得られるものとなる。
【0045】また、各実施の形態では、位置検知手段と
してホールICを用いているが、かならずしもこのよう
なものを用いなければならないというものではなく、光
学的に回転角を検知するものや、超音波を使用するも
の、あるいは第1の物体には別段の素子を設けず、各巻
線に誘起する電圧を用いて、第2の物体の回転角度を検
知するものであってもよい。
【0046】また、スイッチング素子の種類について
も、各実施の形態においては、バイポーラ式のトランジ
スタを使用しているが、MOSFETやIGBTなどを
使用してもよい。
【0047】また、各実施の形態は、回転運動を負荷に
伝えることによって動力を発生するものを示している
が、必ずしも回転に限るものではなく、例えばリニアモ
ータの様に直線運動を行うもの、2次元的に動力を発生
するものなどであっても良い。
【0048】加えて、各実施の形態は、すべて第1の物
体を固定し、第2の物体が回転することによって動力を
取り出しているが、必ずしもこうする必要はなく、逆に
第2の物体を固定し、第1の物体の方から動力を取り出
すようにしてもよい。
【0049】さらに、インバータ、制御回路、交流電
源、整流回路等の構成要素については、実施の形態では
すべて第1の物体と同様に固定されているように示され
ている。しかし、特に固定する必要はなく、たとえばこ
れらの構成要素の一部またはすべてを第2の物体上に設
け、電線をひきまわして最終的に、第1の物体に設けた
巻線に接続してもよい。その際に必要であればブラシと
スリップリング等で電流が供給できるように構成するこ
ともできる。
【0050】また、各実施の形態のインバータの構成と
しても、3方式のものとしているが、3相、2相、単相
など、どのような構成でもよく、また、全波式、半波式
のインバータ構成はすべて使用することができる。
【0051】また、インバータの入力として、全く平滑
コンデンサを接続しない構成を示しているが、ある程度
の静電容量値の平滑コンデンサを併用してもかまわな
い。その場合には、部品点数は増加するが、インバータ
の入力電圧のリプルが小となるので、設計は楽になる。
しかし、その場合においても、本発明を使用することに
より、平滑コンデンサの静電容量は、従来の技術に比し
て、小とした上で同等の性能を確保することができるた
め、トータル的に装置の小形・軽量化、および低コスト
化を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、PWM回路及びその出力と位置検知手段の論理積に
応じてスイッチング素子をオンオフ制御する論理回路を
有する制御回路を備え、前記PWM回路を、交流電源電
圧の瞬時値に応じて導通比率を制御するように構成した
ことにより、前記巻線に印加される電圧は、等価的にほ
ぼ一定値に保たれ、前記巻線及び前記スイッチング素子
に流れる電流、および発生するトルク波形については略
一定値となり、一般にチョークコイルや大容量の平滑コ
ンデンサなどによって構成される別段のフィルタ回路
(重量および形状が大となる)を使用せずとも、すなわ
ち前記インバータの入力電圧にかなりのリプルがありな
がらも、スイッチング素子や巻線の電流の許容容量値以
内に抑えつつ、良好に装置を運転することが可能となる
ものである。
【0053】また、請求項2記載の発明によれば、波形
発生回路をPWM回路の前段に設け、前記PWM回路の
出力と位置検知手段の論理積に応じてスイッチング素子
をオンオフ制御する論理回路を有する制御回路を備え、
波形発生回路を交流電源と同期したリプル波形を出力す
るように制御し、前記交流電源の電圧の瞬時値が高い場
合に導通比率を小とし、低い場合に大としたことによ
り、前記インバータの入力電圧にかなりのリプルがあり
ながらも、スイッチング素子や巻線の電流の許容容量値
以内に抑えつつ、良好に装置を運転することが可能とな
り、かつ前記波形発生回路の設定波形を工夫することに
よって、最適な特性を発揮させることができる。
【0054】また、請求項3記載の発明によれば、交流
電源電圧の瞬時値が、巻線に発生する誘導起電力よりも
小さくなるタイミングにおいて、インバータを停止状態
となるように制御することにより、具体的には、交流電
源の電圧の瞬時値が所定値より高い時にハイを出力し、
所定値より低い時にローを出力する構成としたことによ
り、前記交流電源の出力電圧の瞬時値が、巻線に発生す
る誘導起電力よりも小となるタイミングにおけるインバ
ータの動作を停止させることが可能となり、当該期間に
発生するロス電力をなくし、装置の効率を確保すること
ができる。
【0055】さらに、請求項4記載の発明によれば、電
源電圧検知回路の代わりに波形発生回路を用い、前記波
形発生回路の設定波形を工夫することにより、交流電源
の出力電圧の瞬時値が、巻線に発生する誘導起電力より
も小となるタイミングにおけるインバータの動作を停止
させることが可能となり、当該期間に発生するロス電力
をなくし、装置の効率を確保するとともに、最適な特性
を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の動力発生装置の回
路図
【図2】同、動力発生装置の動作波形図
【図3】同、動力発生装置のインバータの動作波形図
【図4】同、動力発生装置のインバータの別の動作波形
【図5】本発明の第2の実施の形態の動力発生装置の回
路図
【図6】同、動力発生装置の動作波形図
【図7】本発明の第3の実施の形態の動力発生装置の回
路図
【図8】同、動力発生装置の動作波形図
【図9】同、動力発生装置のインバータの動作波形図
【図10】本発明の第4の実施の形態の動力発生装置の
回路図
【図11】従来の動力発生装置の回路図
【符号の説明】
51 第1の物体 52 第2の物体 53 交流電源 54 整流回路 55 インバータ 60a 巻線 63 永久磁石 69 スイッチング素子 81 PWM回路 100 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を有する第1の物体と、前記第1の
    物体に対して相対的に可動し、前記巻線に磁束が作用す
    るように位置した永久磁石を有する第2の物体と、前記
    永久磁石の位置を検出する位置検知手段と、略正弦波電
    圧を出力する交流電源と、前記交流電源を全波整流する
    整流回路と、前記整流回路の出力に接続され前記巻線に
    接続された少なくとも1個のスイッチング素子を有する
    インバータと、PWM回路及びその出力と前記位置検知
    手段の論理積に応じて前記スイッチング素子をオンオフ
    制御する論理回路を有する制御回路とを備え、前記PW
    M回路は、前記交流電源電圧の瞬時値に応じて導通比率
    を制御してなる動力発生装置。
  2. 【請求項2】 巻線を有する第1の物体と、前記第1の
    物体に対して相対的に可動し、前記巻線に磁束が作用す
    るように位置した永久磁石を有する第2の物体と、前記
    永久磁石の位置を検出する位置検知手段と、略正弦波電
    圧を出力する交流電源と、前記交流電源を全波整流する
    整流回路と、前記整流回路の出力に接続され前記巻線に
    接続された少なくとも1個のスイッチング素子を有する
    インバータと、波形発生回路、PWM回路及び前記PW
    M回路の出力と前記位置検知手段の論理積に応じて前記
    スイッチング素子をオンオフ制御する論理回路を有する
    制御回路とを備え、前記波形発生回路は前記交流電源と
    同期したリプル波形を出力し、前記PWM回路は、前記
    波形発生回路の出力電圧の瞬時値に応じて導通比率を制
    御してなる動力発生装置。
  3. 【請求項3】 巻線を有する第1の物体と、前記第1の
    物体に対して相対的に可動し、前記巻線に磁束が作用す
    るように位置した永久磁石を有する第2の物体と、前記
    永久磁石の位置を検出する位置検知手段と、略正弦波電
    圧を出力する交流電源と、前記交流電源を全波整流する
    整流回路と、前記整流回路の出力に接続され前記巻線に
    接続された少なくとも1個のスイッチング素子を有する
    インバータと、電源電圧検知回路及びその出力と前記位
    置検知手段の論理積に応じて前記スイッチング素子をオ
    ンオフ制御する論理回路を有する制御回路とを備え、前
    記電源電圧検知回路は、前記交流電源の電圧の瞬時値に
    応じて出力の有無を制御してなる動力発生装置。
  4. 【請求項4】 巻線を有する第1の物体と、前記第1の
    物体に対して相対的に可動し、前記巻線に磁束が作用す
    るように位置した永久磁石を有する第2の物体と、前記
    永久磁石の位置を検出する位置検知手段と、略正弦波電
    圧を出力する交流電源と、前記交流電源を全波整流する
    整流回路と、前記整流回路の出力に接続され前記巻線に
    接続された少なくとも1個のスイッチング素子を有する
    インバータと、波形発生回路及びその出力と前記位置検
    知手段の論理積に応じて前記スイッチング素子をオンオ
    フ制御する論理回路を有する制御回路とを備え、前記波
    形発生回路は、前記交流電源の電圧の瞬時値に応じて出
    力の有無を制御してなる動力発生装置。
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