JP2001036015A - オンチップキャパシタ - Google Patents

オンチップキャパシタ

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JP2001036015A
JP2001036015A JP11209200A JP20920099A JP2001036015A JP 2001036015 A JP2001036015 A JP 2001036015A JP 11209200 A JP11209200 A JP 11209200A JP 20920099 A JP20920099 A JP 20920099A JP 2001036015 A JP2001036015 A JP 2001036015A
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region
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type silicon
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JP11209200A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Terayama
文彦 寺山
Seiichi Yamazaki
誠一 山崎
Shintaro Mori
信太郎 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/86Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable only by variation of the electric current supplied, or only the electric potential applied, to one or more of the electrodes carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched
    • H01L29/92Capacitors with potential-jump barrier or surface barrier

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量に必要な領域、配線が必要であり、デバ
イスを配置可能な有効面積が減少するという課題があっ
た。 【解決手段】 P形シリコン基板(1)上のボトムNウ
ェル(2)の表面上に、互いに隣接するNウェル(3)
とPウェル(4)とを形成し、N+拡散領域(6)にV
CCを加え、P+拡散領域(7)GNDを加え、Nウェ
ル(3)とPウェル(4)との接触面、および、Pウェ
ル(4)とボトムNウェル(2)との間で電源電圧VC
C−接地電圧VSS間容量を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
内に形成される容量デバイスとしてのオンチップキャパ
シタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の半導体集積回路であるMO
S容量の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)
はA−B線断面図、(c)は等価回路である。図におい
て、61はP形シリコン基板、62はP形シリコン基板
61上に形成されたNウェル領域、63はソース、ドレ
イン電極となるN+拡散領域、64はゲート電極、65
はP形シリコン基板61およびNウェル領域62上に形
成された酸化膜である。
【0003】図7は従来の半導体集積回路であるポリシ
リコン容量の構成を示す図であり、(a)は平面図、
(b)はA−B線断面図、(c)は等価回路である。図
において、71はP形シリコン基板、72はP形シリコ
ン基板71上に形成された酸化膜、73は下部ポリシリ
コンゲート電極、そして、74は上部ポリシリコンゲー
ト電極である。
【0004】図8は従来の半導体集積回路であるCMO
Sデバイスの構成を示す図であり、(a)は平面図、
(b)はA−B線断面図、(c)は等価回路である。図
において、81はP形シリコン基板、82はP形シリコ
ン基板81上に形成されたNウェル領域、83はP形シ
リコン基板81上に形成され、接地電源VSS(GN
D)に接続されたPウェル領域、84はP+拡散領域、
85はN+拡散領域、86はNMOSのポリシリコンゲ
ート電極、87はPMOSのポリシリコンゲート電極、
88は酸化膜である。
【0005】次に動作について説明する。従来の半導体
集積回路では、図6に示す構成を持つMOS容量、図7
に示す構成のポリシリコン容量を容量デバイスとして利
用している。これらの容量デバイスを電源VCCと接地
電源VSS(GND)との間に接続すると、電源、GN
Dノイズに対するデカップリングキャパシタとして動作
する。
【0006】また、図8に示す従来の半導体集積回路で
あるCMOSデバイスでは、電源(VCC)に接続され
たNウェル領域82内にPMOSが形成され、接地電源
(GND)に接続されたPウェル領域83内にNMOS
が接続されている。Nウェル領域82とPウェル領域8
3との間はPN接合であり、Nウェル領域82、Pウェ
ル領域83を電気的に分離して容量成分となり、電源電
圧VCCと接地電圧GNDとの間に容量が形成され、N
ウェル領域82とPウェル領域83とが接する面のみが
容量として寄与する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
としてのデカップリングキャパシタは以上のように構成
されていたので、電源電圧を安定させ、電源と接地電源
(GND)とのノイズに対するデカップリングキャパシ
タとなる機能を有するが、これらのデカップリングキャ
パシタを半導体集積回路内に形成するためには、シリコ
ン基板上にMOS容量やポリシリコン容量を配置し、そ
の端子を電源電圧VCCや接地電圧VSS(GND)に
接続する必要があり、デバイスを配置するために必要な
領域とその配線が必要であり、その分、半導体集積回路
内にデバイスを配置可能な有効面積が減少するといった
課題があった。また、図8に示す従来のCMOSデバイ
スの構成では、Nウェル領域82、Pウェル領域83の
深さ方向は数μm程度しかなく、半導体集積回路チップ
に必要な容量のデカップリング容量を得ることができな
いという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、半導体集積回路チップ上でのデバ
イス領域や配線領域を必要とせず、かつ、電源電圧VC
Cと接地電源VSS(GND)との間で必要とされる容
量を持つ容量デバイスを形成可能なオンチップキャパシ
タを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るオンチッ
プキャパシタは、P形シリコン基板と、前記P形シリコ
ン基板上に形成されたボトムNウェル領域と、前記ボト
ムNウェル領域上に形成され、互いに隣接する第1のN
ウェル領域と第1のPウェル領域と、前記第1のNウェ
ル領域上に形成された第1の電極と、前記第1のPウェ
ル領域上に形成された第2の電極とを備え、前記第1の
Nウェル領域と前記第1のPウェル領域との接触面、お
よび前記第1のPウェル領域と前記ボトムNウェル領域
との間に形成される電源電圧−接地電圧間容量を形成す
ることを特徴とするものである。
【0010】この発明に係るオンチップキャパシタで
は、トランジスタや拡散領域の形成されない第2のNウ
ェル領域を、第1のPウェル領域内に所定数個形成した
ことを特徴とするものである。
【0011】この発明に係るオンチップキャパシタで
は、第2の電極の代わりに、第1のPウェル領域とP形
シリコン基板とが接続するようにボトムウェル領域内に
接続領域を設けたことを特徴とするものである。
【0012】この発明に係るオンチップキャパシタは、
N形シリコン基板と、前記N形シリコン基板上に形成さ
れたボトムPウェル領域と、前記ボトムPウェル領域上
に形成され、互いに隣接する第1のNウェル領域と第1
のPウェル領域と、前記第1のPウェル領域上に形成さ
れた第1の電極と、前記第1のNウェル領域上に形成さ
れた第2の電極とを備え、前記第1のNウェル領域と前
記第1のPウェル領域との接触面、および前記第1のN
ウェル領域と前記ボトムPウェル領域との間に形成され
る電源電圧−接地電圧間容量を形成することを特徴とす
るものである。
【0013】この発明に係るオンチップキャパシタで
は、トランジスタや拡散領域の形成されない第2のPウ
ェル領域を、第1のNウェル領域内に所定数個形成した
ことを特徴とするものである。
【0014】この発明に係るオンチップキャパシタで
は、第1の電極の代わりに、第1のNウェル領域とN形
シリコン基板とが接続するように、ボトムPウェル領域
内に接続領域を設けたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体集積回路としてのオンチップキャパシタの構成を示
す図であり、(a)は平面図、(b)はA−B線断面
図、(c)は等価回路である。図において、1はP形シ
リコン基板、2はP形シリコン基板1上に形成されたボ
トムNウェル領域、3はボトムNウェル領域2上に形成
されたNウェル領域(第1のNウェル領域)、4はボト
ムNウェル領域2上に形成されたPウェル領域(第1の
Pウェル領域)、5はNウェル領域3およびPウェル領
域4上に形成された酸化膜、6は電源電圧VCCが印加
されるN+拡散領域(第1の電極)、7は接地電圧VS
S(GND)が印加されるP+拡散領域(第2の電極)
である。
【0016】次に動作について説明する。図1に示す構
成の半導体集積回路では、Nウェル領域5とPウェル領
域4との下にNウェル領域であるボトムNウェル領域2
を形成している。ボトムNウェル領域2をNウェル領域
3とPウェル領域4の下に形成することで、図8に示し
た従来の半導体集積回路でのNウェル領域82とPウェ
ル領域83との接する面で形成される容量に加えて、P
ウェル領域4とボトムNウェル領域2との境界面にも容
量が形成される。
【0017】これにより、電源電圧VCCと接地電源V
SS(GND)との間で形成される容量に加え、ボトム
Nウェル領域2と接するPウェル領域4の面積に対応す
る容量を形成することができる。
【0018】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ボトムNウェル領域2上にNウェル領域3とPウェ
ル領域4とを形成したので、Nウェル領域3とPウェル
領域4との接合面、および、ボトムNウェル領域2とP
ウェル領域4との間に所望の大きさの容量を形成するこ
とができ、従来のMOS容量のように、デバイスの領域
を確保し容量を形成し、かつ、配線領域を確保して配線
を形成する必要はなく、必要な容量のデカップリング容
量を得ることができる。
【0019】尚、上記した実施の形態1では、P形シリ
コン基板1上にボトムNウェル領域2を形成し、ボトム
Nウェル領域2上にNウェル領域3、Pウェル領域4を
形成したが、シリコン基板としてN形シリコン基板を用
いて、このN形シリコン基板上にボトムPウェル領域を
形成し、ボトムPウェル領域上にNウェル領域、Pウェ
ル領域を形成した場合であっても同様の効果を得ること
ができる。
【0020】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による半導体集積回路としてのオンチップキャパシ
タの構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA
−B線断面図、(c)は等価回路である。図において、
24はボトムNウェル領域2上に形成されたPウェル領
域(第1のPウェル領域)、21はPウェル領域24内
に形成された小Nウェル領域(第2のNウェル領域)で
ある。尚、その他の構成要素は、図1に示した実施の形
態1のものと同じものなので、同一の参照符号を用い
る。
【0021】次に動作について説明する。図2に示す実
施の形態2の半導体集積回路におけるオンチップキャパ
シタは、図1に示した実施の形態1の半導体集積回路に
おけるオンチップキャパシタの構成と同様に、ボトムN
ウェル領域2をP形シリコン基板1上に形成し、さら
に、ボトムNウェル領域2上に形成されたPウェル領域
24内のデバイスが形成されていない領域に小Nウェル
領域21を形成している。
【0022】図2の(b)に示されるように、N+拡散
領域6へ電源電圧VCCを印加し、P+拡散領域7へ接
地電圧VSS(GND)を印加すると、トランジスタや
拡散領域等のデバイスが形成されない小Nウェル領域2
1はボトムNウェル領域2と電気的に接続されているの
で、その電位はVCCとなる。この小Nウェル領域21
の側面部と、小Nウェル領域21の周囲に形成されてい
るPウェル領域24との間で容量が形成される。
【0023】このように、Pウェル領域24内に複数個
の小Nウェル領域21を形成することで、N+拡散領域
に印加された電源電圧VCCと、P+拡散領域7に印加
された接地電圧VSS(GND)との間で得られる容
量、即ち、Nウェル領域3とPウェル領域4との接する
部分で形成される容量と、Pウェル領域24の底面積に
対応する容量、即ち、Pウェル領域24とボトムNウェ
ル領域2との間で形成される容量と、小Nウェル領域2
1とPウェル領域24との間で得られる容量とを加えた
容量が形成される。
【0024】図3は実施の形態2の半導体集積回路の他
の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA−
B線断面図、(c)は等価回路である。図において、3
1はPウェル領域24内に形成された小Nウェル領域
(第2のNウェル領域)、32は小Nウェル領域31内
に形成されたN+拡散領域、33は電源電圧に接続され
る電極である。尚、その他の構成要素は、図2に示した
実施の形態2のものと同じものなので、同一の参照符号
を用いる。
【0025】図3に示した構成を有する小Nウェル領域
31の場合、電源電圧VCCの配線に接続される電極3
3が必要となり、その分、デバイスを形成する領域が減
少するが、図6〜8に示した従来のものと比較した場
合、デバイスを形成することなく必要な容量のデカップ
リング容量を得ることができる。
【0026】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ボトムNウェル領域2上にNウェル領域3とPウェ
ル領域24とを形成し、さらに、Pウェル領域24内に
複数個の小Nウェル領域21を形成したので、Nウェル
領域3とPウェル領域4との接合面、ボトムNウェル領
域2とPウェル領域24との間、および、Pウェル領域
24と複数個の小Nウェル領域21との間に所望の大き
さの容量を形成することができ、従来のMOS容量のよ
うに、デバイスの領域を確保し容量を形成し、かつ、配
線領域を確保して配線を形成する必要はなく、必要な容
量のデカップリング容量を得ることができる。
【0027】尚、上記した実施の形態2では、P形シリ
コン基板1上にボトムNウェル領域2を形成し、ボトム
Nウェル領域2上にNウェル領域3、Pウェル領域2
4、さらに、Pウェル領域24内に小Nウェル領域2
1,31を形成したが、シリコン基板としてN形シリコ
ン基板を用いて、このN形シリコン基板上にボトムPウ
ェル領域を形成し、ボトムPウェル領域上にNウェル領
域、Pウェル領域、さらに、Nウェル領域内にPウェル
領域を形成した場合であっても同様の効果を得ることが
できる。
【0028】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による半導体集積回路としてのオンチップキャパシ
タの構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA
−B線断面図、(c)は等価回路である。図において、
42はボトムNウェル領域、44はボトムNウェル領域
42上に形成されたPウェル領域、45はP形シリコン
基板1上のボトムNウェル領域42を貫通して形成され
た領域であり、P形シリコン基板1とPウェル領域44
とを接続している。尚、その他の構成要素は、図2に示
した実施の形態2のものと同じものなので、同一の参照
符号を用いる。
【0029】次に動作について説明する。図4に示す実
施の形態3の半導体集積回路におけるオンチップキャパ
シタは、図2に示した実施の形態2の半導体集積回路に
おけるオンチップキャパシタの構成と同様に、ボトムN
ウェル領域42をP形シリコン基板1上に形成し、さら
に、ボトムNウェル領域42上に形成されたPウェル領
域44内のデバイスが形成されていない領域に、小Nウ
ェル領域21を形成している。さらに、ボトムNウェル
領域42の一部を貫通して、Pウェル領域44とP形シ
リコン基板1とが接続した接続領域45を形成してい
る。
【0030】さらに図4に示す実施の形態3の構成で
は、Pウェル領域44の電位を接地電圧GNDに固定す
るP+拡散領域(図2の参照番号7で示される領域)が
存在しない。その代わり、接続領域45を介してPウェ
ル領域24の電位は接地電圧VSS(GND)に固定さ
れる。
【0031】このように、図4に示す構造により、Pウ
ェル領域44の上部に接地電圧VSS(GND)を印加
する為の端子を設ける必要がなく、電源電圧VCCと接
地電圧VSS(GND)とで得られる容量に加え、Pウ
ェル領域44の底面積に対応する容量と、さらに、小N
ウェル領域21の側面部で形成される容量を加えた容量
を得ることができる。
【0032】図5は実施の形態3の半導体集積回路とし
てのオンチップキャパシタの他の構成を示す図であり、
(a)は平面図、(b)はA−B線断面図、(c)は等
価回路である。図において、51はPウェル領域44内
に形成された小Nウェル領域、52は小Nウェル領域5
1内に形成されたN+拡散領域、53は電源電圧VCC
に接続される電極である。尚、その他の構成要素は、図
4に示した実施の形態3のものと同じものなので、同一
の参照符号を用いる。
【0033】図5に示した構成を有する小Nウェル領域
51の場合、電源電圧VCCの配線に接続される電極5
3が必要となり、その分、デバイスを形成する領域が減
少するが、図6〜8に示した従来のものと比較した場
合、デバイスを形成することなく必要なデカップリング
容量を得ることができる。
【0034】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ボトムNウェル領域42上にNウェル領域3とPウ
ェル領域44とを形成し、Pウェル領域44内に複数個
の小Nウェル領域21を形成し、さらに、ボトムNウェ
ル領域42を貫通し、Pウェル領域44とP形シリコン
基板1とをつなぐ接続領域45を形成したので、Nウェ
ル領域とPウェル領域との接合面、Pウェル領域と複数
個の小Nウェル領域との間、さらに、接地電源VSSを
印加する電極を設けるスペースが確保できない場合で
も、ボトムNウェル領域(又は、ボトムPウェル領域)
とPウェル領域(又は、Nウェル領域)との間に所望の
容量を形成することができ、従来のMOS容量のよう
に、デバイスの領域を確保し容量を形成し、かつ、配線
領域を確保して配線を形成する必要はなく、必要な容量
のデカップリング容量を得ることができる。
【0035】尚、上記した実施の形態3では、P形シリ
コン基板1上にボトムNウェル領域42を形成し、ボト
ムNウェル領域42上にNウェル領域3、Pウェル領域
44、さらに、Pウェル領域44内に小Nウェル領域2
1,51を形成したが、シリコン基板としてN形シリコ
ン基板を用いて、このN形シリコン基板上にボトムPウ
ェル領域を形成し、ボトムPウェル領域上にNウェル領
域、Pウェル領域、さらに、Nウェル領域内にPウェル
領域を形成した場合であっても同様の効果を得ることが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、P形
シリコン基板(又は、N形シリコン基板)上に形成され
たボトムNウェル領域(又は、ボトムPウェル領域)上
に、Nウェル領域とPウェル領域とを形成したので、N
ウェル領域とPウェル領域との接合面、および、ボトム
Nウェル領域(又は、ボトムPウェル領域)とPウェル
領域(又は、Nウェル領域)との間に所望の大きさの容
量を形成することができ、従来のMOS容量のようにデ
バイスの領域を確保し容量を形成し、配線領域を確保し
て配線を形成する必要はなく、必要な容量のデカップリ
ング容量を得ることができるという効果がある。
【0037】この発明によれば、P形シリコン基板(又
は、N形シリコン基板)上に形成されたボトムNウェル
領域(又は、ボトムPウェル領域)上に、Nウェル領域
とPウェル領域とを形成し、さらに、Pウェル領域(又
は、Nウェル領域)内に複数個の小Nウェル領域(又
は、小Pウェル領域)を形成したので、Nウェル領域と
Pウェル領域との接合面、ボトムNウェル領域(又は、
ボトムPウェル領域)とPウェル領域(又は、Nウェル
領域)との間、および、Pウェル領域(又は、Nウェル
領域)と複数個の小Nウェル領域(又は、小Pウェル領
域)との間に所望の大きさの容量を形成することがで
き、従来のMOS容量のようにデバイスの領域を確保し
容量を形成し配線領域を確保し、配線を形成する必要は
なく、必要な容量のデカップリング容量を得ることがで
きるという効果がある。
【0038】この発明によれば、ボトムNウェル領域
(又は、ボトムPウェル領域)上に、Nウェル領域とP
ウェル領域とを形成し、Pウェル領域(又は、Nウェル
領域)内に複数個の小Nウェル領域(又は、複数個の小
Pウェル領域)を形成し、さらに、ボトムNウェル領域
(又は、ボトムPウェル領域)を貫通し、Pウェル領域
(又は、Nウェル領域)とP形シリコン基板(又は、N
形シリコン基板)とをつなぐ接続領域を形成したので、
Nウェル領域とPウェル領域との接合面、Pウェル領域
(又は、Nウェル領域)と複数個の小Nウェル領域(又
は、小Pウェル領域)との間、さらに、接地電源VSS
を印加する電極を設けるスペースが確保できない場合で
も、ボトムNウェル領域(又は、ボトムPウェル領域)
とPウェル領域(又は、Nウェル領域)との間に所望の
容量を形成することができ、従来のMOS容量のよう
に、デバイスの領域を確保し容量を形成し、かつ、配線
領域を確保して配線を行う必要はなく、必要な容量のデ
カップリング容量を得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路としてのオンチップキャパシタの構成を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)はA−B線断面図、(c)
は等価回路である。
【図2】 この発明の実施の形態2による半導体集積回
路としてのオンチップキャパシタの構成を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)はA−B線断面図、(c)
は等価回路である。
【図3】 図2に示す実施の形態2によるオンチップキ
ャパシタの他の構成を示す図であり、(a)は平面図、
(b)はA−B線断面図、(c)は等価回路である。
【図4】 この発明の実施の形態3による半導体集積回
路としてのオンチップキャパシタの構成を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)はA−B線断面図、(c)
は等価回路である。
【図5】 図4に示す実施の形態3によるオンチップキ
ャパシタの他の構成を示す図であり、(a)は平面図、
(b)はA−B線断面図、(c)は等価回路である。
【図6】 従来の半導体集積回路であるMOS容量の構
成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA−B線
断面図、(c)は等価回路である。
【図7】 従来の半導体集積回路であるポリシリコン容
量の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA
−B線断面図、(c)は等価回路である。
【図8】 従来の半導体集積回路であるCMOSデバイ
スの構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA
−B線断面図、(c)は等価回路である。
【符号の説明】
1 P形シリコン基板、2 ボトムNウェル領域、3
Nウェル領域(第1のNウェル領域)、4,24,44
Pウェル領域(第1のPウェル領域)、6N+拡散領
域(第1の電極)、7 P+拡散領域(第2の電極)、
21、31,51 小Nウェル領域(第2のNウェル領
域)、32,52 N+拡散領域、45 接続領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 信太郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AC03 AC04 BE09 BH03 BH13 CA05 CA07 CA10 CA16 EZ20 5F048 AC03 AC10 BA01 BA12 BB05 BE02 BE03 BE05 BE09 CC05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P形シリコン基板と、前記P形シリコン
    基板上に形成されたボトムNウェル領域と、前記ボトム
    Nウェル領域上に形成され、互いに隣接する第1のNウ
    ェル領域と第1のPウェル領域と、前記第1のNウェル
    領域上に形成された第1の電極と、前記第1のPウェル
    領域上に形成された第2の電極とを備え、前記第1のN
    ウェル領域と前記第1のPウェル領域との接触面、およ
    び前記第1のPウェル領域と前記ボトムNウェル領域と
    の間に形成される電源電圧−接地電圧間容量を形成する
    ことを特徴とするオンチップキャパシタ。
  2. 【請求項2】 トランジスタや拡散領域の形成されない
    第2のNウェル領域を、第1のPウェル領域内に所定数
    個形成したことを特徴とする請求項1記載のオンチップ
    キャパシタ。
  3. 【請求項3】 第2の電極の代わりに、第1のPウェル
    領域とP形シリコン基板とが接続するようにボトムウェ
    ル領域内に接続領域を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のオンチップキャパシタ。
  4. 【請求項4】 N形シリコン基板と、前記N形シリコン
    基板上に形成されたボトムPウェル領域と、前記ボトム
    Pウェル領域上に形成され、互いに隣接する第1のNウ
    ェル領域と第1のPウェル領域と、前記第1のPウェル
    領域上に形成された第1の電極と、前記第1のNウェル
    領域上に形成された第2の電極とを備え、前記第1のN
    ウェル領域と前記第1のPウェル領域との接触面、およ
    び前記第1のNウェル領域と前記ボトムPウェル領域と
    の間に形成される電源電圧−接地電圧間容量を形成する
    ことを特徴とするオンチップキャパシタ。
  5. 【請求項5】 トランジスタや拡散領域の形成されない
    第2のPウェル領域を、第1のNウェル領域内に所定数
    個形成したことを特徴とする請求項4記載のオンチップ
    キャパシタ。
  6. 【請求項6】 第1の電極の代わりに、第1のNウェル
    領域とN形シリコン基板とが接続するように、ボトムP
    ウェル領域内に接続領域を設けたことを特徴とする請求
    項4または請求項5記載のオンチップキャパシタ。
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