JP2001034720A - Ｉｄタグ用リーダライタ - Google Patents
Ｉｄタグ用リーダライタInfo
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- JP2001034720A JP2001034720A JP11209015A JP20901599A JP2001034720A JP 2001034720 A JP2001034720 A JP 2001034720A JP 11209015 A JP11209015 A JP 11209015A JP 20901599 A JP20901599 A JP 20901599A JP 2001034720 A JP2001034720 A JP 2001034720A
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- JP
- Japan
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- tag
- antenna
- receiving
- receiving antenna
- transmission command
- Prior art date
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 46
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信アンテナの送信エリアをカバーするよう
に複数の受信アンテナを有したＩＤタグ用リーダライタ
において、ＩＤタグからタグ情報を確実に読取ることが
できるようにする。 【解決手段】 アンテナケース４には大形の送信アンテ
ナ５及び当該送信アンテナ５の送信エリアに対応して小
形の受信アンテナ６〜９が内蔵されている。コントロー
ラ２のＭＰＵ１０は、送信アンテナ５から送信コマンド
を送信して受信アンテナ６〜９を通じてＩＤタグ１１か
らタグ情報を読取るときは、受信アンテナ６〜９を順に
選択する。このとき、ＭＰＵ１０は、次の受信アンテナ
を選択する際は、送信コマンドの受信に応じて動作した
ＩＤタグの動作が終了するまでの十分な時間が終了して
から次の受信アンテナを選択する。
に複数の受信アンテナを有したＩＤタグ用リーダライタ
において、ＩＤタグからタグ情報を確実に読取ることが
できるようにする。 【解決手段】 アンテナケース４には大形の送信アンテ
ナ５及び当該送信アンテナ５の送信エリアに対応して小
形の受信アンテナ６〜９が内蔵されている。コントロー
ラ２のＭＰＵ１０は、送信アンテナ５から送信コマンド
を送信して受信アンテナ６〜９を通じてＩＤタグ１１か
らタグ情報を読取るときは、受信アンテナ６〜９を順に
選択する。このとき、ＭＰＵ１０は、次の受信アンテナ
を選択する際は、送信コマンドの受信に応じて動作した
ＩＤタグの動作が終了するまでの十分な時間が終了して
から次の受信アンテナを選択する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信アンテナの送
信エリアをカバーするように設けられた複数の受信アン
テナを有し、前記受信アンテナを選択した状態で前記送
信アンテナから送信コマンドを送信することによりＩＤ
タグからタグ情報を読取るＩＤタグ用リーダライタに関
する。
信エリアをカバーするように設けられた複数の受信アン
テナを有し、前記受信アンテナを選択した状態で前記送
信アンテナから送信コマンドを送信することによりＩＤ
タグからタグ情報を読取るＩＤタグ用リーダライタに関
する。
【０００２】
【従来の技術】ＩＤタグを媒体として情報の伝達を行う
ＩＤタグ用リーダライタシステムにおいて、１つのアン
テナで広域通信エリアを確保しようとする場合、大形の
送信アンテナの送信エリアをカバーするように送信アン
テナと同等の大きさの１つの大形の受信アンテナをアン
テナケースに組込んだのでは、受信アンテナが受信する
ＩＤタグからのタグ信号の受信感度が低下してしまう。
これは、送信アンテナからは均一に安定した電力用信号
を送信することができるのに対して、受信アンテナにお
いては、アンテナ付近の受信感度が高いのに対して、ア
ンテナの中央部では受信感度が低下するからである。
ＩＤタグ用リーダライタシステムにおいて、１つのアン
テナで広域通信エリアを確保しようとする場合、大形の
送信アンテナの送信エリアをカバーするように送信アン
テナと同等の大きさの１つの大形の受信アンテナをアン
テナケースに組込んだのでは、受信アンテナが受信する
ＩＤタグからのタグ信号の受信感度が低下してしまう。
これは、送信アンテナからは均一に安定した電力用信号
を送信することができるのに対して、受信アンテナにお
いては、アンテナ付近の受信感度が高いのに対して、ア
ンテナの中央部では受信感度が低下するからである。
【０００３】そこで、小形の複数の受信アンテナをアン
テナケースに組み込み、そのアンテナケース上に位置す
るタグ受信感度を低下させないように送信アンテナから
ＩＤタグに電力用信号を与えながら、受信アンテナを順
番に選択することによりＩＤタグとの通信領域を広域化
することが考えられている。
テナケースに組み込み、そのアンテナケース上に位置す
るタグ受信感度を低下させないように送信アンテナから
ＩＤタグに電力用信号を与えながら、受信アンテナを順
番に選択することによりＩＤタグとの通信領域を広域化
することが考えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＩＤタ
グ用リーダライタがＩＤタグからタグ情報を読取るため
に送信アンテナから送信コマンドを送信した際に、選択
した受信アンテナの受信エリア外に通信目標のＩＤタグ
が位置している場合、選択した受信アンテナがＩＤタグ
からのタグ信号を受信できない状態であってもＩＤタグ
が動作していることになる。このため、ＩＤタグが動作
している状態で通信目標のＩＤタグが位置している次の
受信アンテナに切替え選択し、送信コマンドを送信した
ときにＩＤタグからタグ情報を読取ることができないと
いう不具合を生じる虞がある。
グ用リーダライタがＩＤタグからタグ情報を読取るため
に送信アンテナから送信コマンドを送信した際に、選択
した受信アンテナの受信エリア外に通信目標のＩＤタグ
が位置している場合、選択した受信アンテナがＩＤタグ
からのタグ信号を受信できない状態であってもＩＤタグ
が動作していることになる。このため、ＩＤタグが動作
している状態で通信目標のＩＤタグが位置している次の
受信アンテナに切替え選択し、送信コマンドを送信した
ときにＩＤタグからタグ情報を読取ることができないと
いう不具合を生じる虞がある。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、送信アンテナの送信エリアをカバーす
るように複数の受信アンテナを有した構成において、Ｉ
Ｄタグからタグ情報を確実に読取ることができるＩＤタ
グ用リーダライタを提供することにある。
で、その目的は、送信アンテナの送信エリアをカバーす
るように複数の受信アンテナを有した構成において、Ｉ
Ｄタグからタグ情報を確実に読取ることができるＩＤタ
グ用リーダライタを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明によれ
ば、読取手段は、受信アンテナを選択にした状態で送信
アンテナから送信コマンドを送信すると、送信アンテナ
の送信エリアに位置している通信目標のＩＤタグが動作
する。このとき、ＩＤタグは動作中に送信コマンドを再
度受信するにしてもその送信コマンドに対して応答する
ことはない。
ば、読取手段は、受信アンテナを選択にした状態で送信
アンテナから送信コマンドを送信すると、送信アンテナ
の送信エリアに位置している通信目標のＩＤタグが動作
する。このとき、ＩＤタグは動作中に送信コマンドを再
度受信するにしてもその送信コマンドに対して応答する
ことはない。
【０００７】そこで、読取手段は、所定時間経過してか
ら次の受信アンテナを選択した状態で送信コマンドを送
信する。この場合、送信コマンドを再び送信するタイミ
ングではＩＤタグの動作は既に終了しているので、送信
コマンドに応じてＩＤタグが動作して次の受信アンテナ
によりＩＤタグからのタグ情報を確実に読取ることがで
きる。
ら次の受信アンテナを選択した状態で送信コマンドを送
信する。この場合、送信コマンドを再び送信するタイミ
ングではＩＤタグの動作は既に終了しているので、送信
コマンドに応じてＩＤタグが動作して次の受信アンテナ
によりＩＤタグからのタグ情報を確実に読取ることがで
きる。
【０００８】請求項２の発明によれば、所定時間はＩＤ
タグからのタグ情報を確実に読取るのに要する時間を十
分に上回るように設定されているので、ＩＤタグからの
タグ情報を確実に読取ることができる。
タグからのタグ情報を確実に読取るのに要する時間を十
分に上回るように設定されているので、ＩＤタグからの
タグ情報を確実に読取ることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図書館の貸出シス
テムに適用した一実施の形態を図面を参照して説明す
る。図２は全体構成を概略的に示している。この図２に
おいて、大形アンテナ１上に本やレンタルビデオなどが
保管展示されている。これらの本及びビデオテープには
ＩＤタグが貼付されており、保管されている本及びレン
タルビデオをＩＤタグにより管理するようになってい
る。
テムに適用した一実施の形態を図面を参照して説明す
る。図２は全体構成を概略的に示している。この図２に
おいて、大形アンテナ１上に本やレンタルビデオなどが
保管展示されている。これらの本及びビデオテープには
ＩＤタグが貼付されており、保管されている本及びレン
タルビデオをＩＤタグにより管理するようになってい
る。
【００１０】上記大形アンテナ１はコントローラ（ＩＤ
タグ用リーダライタに相当）２と接続されており、各コ
ントローラ２は、ホストコンピュータ３からの指令に応
じて大形アンテナ１をＲＳ−４８５等のネットワーク通
信機能で制御することにより大形アンテナ１上に位置す
るＩＤタグからタグ情報を得るようになっている。
タグ用リーダライタに相当）２と接続されており、各コ
ントローラ２は、ホストコンピュータ３からの指令に応
じて大形アンテナ１をＲＳ−４８５等のネットワーク通
信機能で制御することにより大形アンテナ１上に位置す
るＩＤタグからタグ情報を得るようになっている。
【００１１】図１はコントローラ２と大形アンテナ１と
の接続関係を示している。この場合、大形アンテナ１
は、アンテナケース４内に大形の送信アンテナ５を内蔵
すると共に、その送信アンテナ５の送信エリアをカバー
するように第１の受信アンテナ６、第２の受信アンテナ
７、第３の受信アンテナ８、第４の受信アンテナ９を互
いに一部が重なり合うように内蔵して構成されている。
の接続関係を示している。この場合、大形アンテナ１
は、アンテナケース４内に大形の送信アンテナ５を内蔵
すると共に、その送信アンテナ５の送信エリアをカバー
するように第１の受信アンテナ６、第２の受信アンテナ
７、第３の受信アンテナ８、第４の受信アンテナ９を互
いに一部が重なり合うように内蔵して構成されている。
【００１２】コントローラ２はＭＰＵ１０を含んで構成
されており、ＩＤタグと通信するときは、送信アンテナ
５から電力用信号を送信すると共に、受信アンテナ６〜
９を順に選択することによりアンテナケース４上に位置
するＩＤタグ１１からタグ情報を読取るようになってい
る。
されており、ＩＤタグと通信するときは、送信アンテナ
５から電力用信号を送信すると共に、受信アンテナ６〜
９を順に選択することによりアンテナケース４上に位置
するＩＤタグ１１からタグ情報を読取るようになってい
る。
【００１３】次に上記構成の作用について説明する。図
３はコントローラ２のＭＰＵ１０の動作において通信目
標のＩＤタグ１１からＩＤ情報を読取る動作を示してい
る。この図３において、ＭＰＵ１０は、後述する待機時
間を計算して記憶すると共に（Ｓ１０１）、第１の受信
アンテナ６を選択し（Ｓ１０２）、電力用信号の送信状
態で送信コマンドを送信する（Ｓ１０３）。これによ
り、送信アンテナ６から通信目標のＩＤタグ１１に対す
る送信コマンドが重畳された電力用信号が送信されるの
で、第１の受信アンテナ６の受信エリアに通信目標のＩ
Ｄタグ１１が存在するときは、通信目標のＩＤタグ１１
は送信コマンドに応答して必要なタグ情報を送信するよ
うになる。
３はコントローラ２のＭＰＵ１０の動作において通信目
標のＩＤタグ１１からＩＤ情報を読取る動作を示してい
る。この図３において、ＭＰＵ１０は、後述する待機時
間を計算して記憶すると共に（Ｓ１０１）、第１の受信
アンテナ６を選択し（Ｓ１０２）、電力用信号の送信状
態で送信コマンドを送信する（Ｓ１０３）。これによ
り、送信アンテナ６から通信目標のＩＤタグ１１に対す
る送信コマンドが重畳された電力用信号が送信されるの
で、第１の受信アンテナ６の受信エリアに通信目標のＩ
Ｄタグ１１が存在するときは、通信目標のＩＤタグ１１
は送信コマンドに応答して必要なタグ情報を送信するよ
うになる。
【００１４】一方、ＭＰＵ１０は、送信コマンドを送信
したときは、第１の受信アンテナ６による受信を開始し
（Ｓ１０４）、タグ信号の有無に基づいてＩＤタグ１１
の有無を判断する（Ｓ１０５）。このとき、ＩＤタグ１
１が存在していたときは、通信目標のＩＤタグ１１から
タグ情報を受信するので（Ｓ１０５：ＹＥＳ）、ＩＤタ
グ１１のタグＮO.とタグ情報とを対応して記憶する（Ｓ
１０９）。
したときは、第１の受信アンテナ６による受信を開始し
（Ｓ１０４）、タグ信号の有無に基づいてＩＤタグ１１
の有無を判断する（Ｓ１０５）。このとき、ＩＤタグ１
１が存在していたときは、通信目標のＩＤタグ１１から
タグ情報を受信するので（Ｓ１０５：ＹＥＳ）、ＩＤタ
グ１１のタグＮO.とタグ情報とを対応して記憶する（Ｓ
１０９）。
【００１５】また、通信目標のＩＤタグ１１が第１の受
信アンテナ６の受信エリアに存在しなかったときは、選
択している受信アンテナが最終の第４のアンテナ９でな
いことを確認してから（Ｓ１０７：ＮＯ）、第２の受信
アンテナ７を選択した状態で通信目標のＩＤタグ１１と
の通信を実行する（Ｓ１０８）。
信アンテナ６の受信エリアに存在しなかったときは、選
択している受信アンテナが最終の第４のアンテナ９でな
いことを確認してから（Ｓ１０７：ＮＯ）、第２の受信
アンテナ７を選択した状態で通信目標のＩＤタグ１１と
の通信を実行する（Ｓ１０８）。
【００１６】このような動作により、ＭＰＵ１０は、受
信アンテナ６〜９を順に選択して通信目標のＩＤタグ１
１からタグ情報を読取る動作を実行するものの、最終の
第４の受信アンテナ９でも通信目標のＩＤタグ１１と通
信できなかったときは、通信目標のＩＤタグ１１に対す
る読取り動作を終了する（Ｓ１０７：ＹＥＳ）。
信アンテナ６〜９を順に選択して通信目標のＩＤタグ１
１からタグ情報を読取る動作を実行するものの、最終の
第４の受信アンテナ９でも通信目標のＩＤタグ１１と通
信できなかったときは、通信目標のＩＤタグ１１に対す
る読取り動作を終了する（Ｓ１０７：ＹＥＳ）。
【００１７】ところで、通信目標のＩＤタグ１１が現在
選択されている例えば第１の受信アンテナ６の受信エリ
アに存在せず、次に選択される第２の受信アンテナ７の
受信エリアに存在するような場合には、送信アンテナ５
からの送信コマンドの送信により通信目標のＩＤタグ１
１が動作してタグ信号を送信するものの、現在選択され
ている第１の受信アンテナ６によりＩＤタグ１１からの
タグ信号を受信することができなかったり、通信が不安
定となることがある。
選択されている例えば第１の受信アンテナ６の受信エリ
アに存在せず、次に選択される第２の受信アンテナ７の
受信エリアに存在するような場合には、送信アンテナ５
からの送信コマンドの送信により通信目標のＩＤタグ１
１が動作してタグ信号を送信するものの、現在選択され
ている第１の受信アンテナ６によりＩＤタグ１１からの
タグ信号を受信することができなかったり、通信が不安
定となることがある。
【００１８】即ち、送信アンテナ５は大形であることか
ら、送信エリア全体に均一の送信電力を送信することが
できるのに対して、小形の受信アンテナの受信エリアは
狭い。このため、図４に示すように第１のＩＤタグ１１
ａが第１の受信アンテナ６内に位置し、第２のＩＤタグ
１１ｂが第１の受信アンテナ６内で且つ第２の受信アン
テナ７の近傍に位置し、第３のＩＤタグ１１ｃが第１の
受信アンテナ６内で且つ第２の受信アンテナ７内に位置
し、第４のＩＤタグ１１ｄが第２の受信アンテナ７内に
位置している場合において、第１の受信アンテナ６が選
択された状態では、図５に示すように第１〜第３のＩＤ
タグ１１ａ〜１１ｃとの通信は可能であるものの、第４
のＩＤタグ１１ｄは第１の受信アンテナ６の受信強度の
低いエリアに位置しているので、第３のＩＤタグ８から
のタグ信号の受信は不可能である。
ら、送信エリア全体に均一の送信電力を送信することが
できるのに対して、小形の受信アンテナの受信エリアは
狭い。このため、図４に示すように第１のＩＤタグ１１
ａが第１の受信アンテナ６内に位置し、第２のＩＤタグ
１１ｂが第１の受信アンテナ６内で且つ第２の受信アン
テナ７の近傍に位置し、第３のＩＤタグ１１ｃが第１の
受信アンテナ６内で且つ第２の受信アンテナ７内に位置
し、第４のＩＤタグ１１ｄが第２の受信アンテナ７内に
位置している場合において、第１の受信アンテナ６が選
択された状態では、図５に示すように第１〜第３のＩＤ
タグ１１ａ〜１１ｃとの通信は可能であるものの、第４
のＩＤタグ１１ｄは第１の受信アンテナ６の受信強度の
低いエリアに位置しているので、第３のＩＤタグ８から
のタグ信号の受信は不可能である。
【００１９】また、第２の受信アンテナ７が選択された
状態では、図６に示すように第４のＩＤタグ１１ｄは通
信が可能であるものの、第１，第２のＩＤタグ１１ａは
通信が不可能である。また、第３のＩＤタグ１１ｃは第
２の受信アンテナ６の近傍に位置していることから、通
信が不安定となる。
状態では、図６に示すように第４のＩＤタグ１１ｄは通
信が可能であるものの、第１，第２のＩＤタグ１１ａは
通信が不可能である。また、第３のＩＤタグ１１ｃは第
２の受信アンテナ６の近傍に位置していることから、通
信が不安定となる。
【００２０】従って、送信アンテナ５からの送信コマン
ドに応じてＩＤタグ１１が動作する場合であっても、選
択した受信アンテナがＩＤタグ１１からのタグ信号を受
信できないことがあり、このような場合、ＭＰＵ１０
は、現在選択している受信アンテナの受信エリアには通
信目標のＩＤタグ１１は存在しないと判断して、次の受
信アンテナを選択した状態で送信コマンドを送信するこ
とにより通信目標のＩＤタグ１１からの受信を開始する
ようなる。
ドに応じてＩＤタグ１１が動作する場合であっても、選
択した受信アンテナがＩＤタグ１１からのタグ信号を受
信できないことがあり、このような場合、ＭＰＵ１０
は、現在選択している受信アンテナの受信エリアには通
信目標のＩＤタグ１１は存在しないと判断して、次の受
信アンテナを選択した状態で送信コマンドを送信するこ
とにより通信目標のＩＤタグ１１からの受信を開始する
ようなる。
【００２１】ところが、動作中のＩＤタグ１１に対して
送信コマンドを送信するにしても通信目標のＩＤタグ１
１は既に動作中であることから当該ＩＤタグ１１が送信
コマンドを受信することはできない。このため、ＭＰＵ
１０は、第２の受信アンテナ７の受信エリアには通信目
標のＩＤタグ１１が存在しないと判断してしまって次の
受信アンテナを選択してしまって、結局、通信目標のＩ
Ｄタグ１１からタグ情報を読取ることができない虞があ
る。
送信コマンドを送信するにしても通信目標のＩＤタグ１
１は既に動作中であることから当該ＩＤタグ１１が送信
コマンドを受信することはできない。このため、ＭＰＵ
１０は、第２の受信アンテナ７の受信エリアには通信目
標のＩＤタグ１１が存在しないと判断してしまって次の
受信アンテナを選択してしまって、結局、通信目標のＩ
Ｄタグ１１からタグ情報を読取ることができない虞があ
る。
【００２２】そこで、図３に示すように、ＭＰＵ１０
は、受信開始してから通信目標のＩＤタグ１１が存在し
ないと判断したときは（Ｓ１０５：ＮＯ）、Ｓ１０１で
求めた所定時間だけウェイトし（Ｓ１０６）、次の受信
アンテナを選択するようになっている。
は、受信開始してから通信目標のＩＤタグ１１が存在し
ないと判断したときは（Ｓ１０５：ＮＯ）、Ｓ１０１で
求めた所定時間だけウェイトし（Ｓ１０６）、次の受信
アンテナを選択するようになっている。
【００２３】この場合、待機時間として必要な時間は、
コントローラ２が送信アンテナ５から送信コマンドを送
信するのに要する時間と、ＩＤタグ１１がコントローラ
２からの送信コマンドを認識するのに要する時間と、Ｉ
Ｄタグ１１がタグ情報を送信するのに要する応答時間
と、コントローラ２がＩＤタグ１１からタグ情報を読取
るのに要する時間と、所定のマージンを加算した時間で
ある。
コントローラ２が送信アンテナ５から送信コマンドを送
信するのに要する時間と、ＩＤタグ１１がコントローラ
２からの送信コマンドを認識するのに要する時間と、Ｉ
Ｄタグ１１がタグ情報を送信するのに要する応答時間
と、コントローラ２がＩＤタグ１１からタグ情報を読取
るのに要する時間と、所定のマージンを加算した時間で
ある。
【００２４】従って、通信目標のＩＤタグ１１が現在選
択されている受信アンテナの受信エリアに存在しておら
ず次に選択される受信アンテナの通信エリアに存在する
ような状態で通信目標のＩＤタグ１１が送信コマンドに
応じて動作した場合であっても、次に選択された受信ア
ンテナが選択された状態で送信コマンドが送信されたと
きは、通信目標のＩＤタグ１１の動作は既に終了してい
るので、送信アンテナ５から送信コマンドを送信するこ
とにより通信目標のＩＤタグ１１が動作して当該ＩＤタ
グ１１からのタグ情報を確実に読取ることができる。
択されている受信アンテナの受信エリアに存在しておら
ず次に選択される受信アンテナの通信エリアに存在する
ような状態で通信目標のＩＤタグ１１が送信コマンドに
応じて動作した場合であっても、次に選択された受信ア
ンテナが選択された状態で送信コマンドが送信されたと
きは、通信目標のＩＤタグ１１の動作は既に終了してい
るので、送信アンテナ５から送信コマンドを送信するこ
とにより通信目標のＩＤタグ１１が動作して当該ＩＤタ
グ１１からのタグ情報を確実に読取ることができる。
【００２５】このような実施の形態によれば、送信アン
テナ５の送信エリアをカバーするように複数の受信アン
テナ６〜９が設けられた構成において、選択した受信ア
ンテナによる受信動作時にＩＤタグ１１が不在のために
次の受信アンテナを選択するときは、送信コマンドに応
じて動作するＩＤタグ１１との通信が確実に終了する十
分な時間が経過してから実行するようにしたので、選択
された受信アンテナの受信エリアに存在しないＩＤタグ
１１が動作した場合であっても、ＩＤタグ１１との通信
を確実に行うことができる。従って、選択された受信ア
ンテナの受信エリアに存在しないＩＤタグが動作してし
まったときは、ＩＤタグからのタグ情報を読取ることが
できないことがある従来例のものと違って、ＩＤタグ１
１からタグ情報を確実に読取ることができる。
テナ５の送信エリアをカバーするように複数の受信アン
テナ６〜９が設けられた構成において、選択した受信ア
ンテナによる受信動作時にＩＤタグ１１が不在のために
次の受信アンテナを選択するときは、送信コマンドに応
じて動作するＩＤタグ１１との通信が確実に終了する十
分な時間が経過してから実行するようにしたので、選択
された受信アンテナの受信エリアに存在しないＩＤタグ
１１が動作した場合であっても、ＩＤタグ１１との通信
を確実に行うことができる。従って、選択された受信ア
ンテナの受信エリアに存在しないＩＤタグが動作してし
まったときは、ＩＤタグからのタグ情報を読取ることが
できないことがある従来例のものと違って、ＩＤタグ１
１からタグ情報を確実に読取ることができる。
【００２６】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、各受信アンテナをネットワークで接続し、
コントローラからの指令に応じて所定の受信アンテナを
選択するようにしてもよい。
のではなく、各受信アンテナをネットワークで接続し、
コントローラからの指令に応じて所定の受信アンテナを
選択するようにしてもよい。
【図１】本発明の一実施の形態におけるコントローラと
アンテナとの配線図
アンテナとの配線図
【図２】全体の構成を示す概略図
【図３】コントローラのＭＰＵの動作を示すフローチャ
ート
ート
【図４】ＩＤタグとの位置関係を示す受信アンテナの模
式図
式図
【図５】第１の受信アンテナの選択状態における各ＩＤ
タグの通信状態を示す図
タグの通信状態を示す図
【図６】第２の受信アンテナの選択状態における各ＩＤ
タグの通信状態を示す図
タグの通信状態を示す図
１は大形アンテナ、２はコントローラ、５は送信アンテ
ナ、６〜９は受信アンテナ、１０はＭＰＵ（読取手
段）、１１はＩＤタグである。
ナ、６〜９は受信アンテナ、１０はＭＰＵ（読取手
段）、１１はＩＤタグである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B035 AA03 BB09 CA23 5B058 CA15 KA40 5J070 AD02 AD06 AD13 AJ13 AK30 AK40 BC13 BC23 BC29 5K012 AA03 AA05 AB05 AB18 AC06 AC08 AC09 AC10 AC11 AC13 AE02 AE08 BA02 BA18
Claims (2)
- 【請求項１】 送信アンテナの送信エリアをカバーする
ように設けられた複数の受信アンテナを有し、前記受信
アンテナを選択した状態で前記送信アンテナから送信コ
マンドを送信することによりＩＤタグからタグ情報を読
取る読取手段を備えたＩＤタグ用リーダライタにおい
て、 前記読取手段は、前記受信アンテナを選択した状態で送
信コマンドを送信したときは、所定時間が経過してから
次の受信アンテナを選択することを特徴とするＩＤタグ
用リーダライタ。 - 【請求項２】 前記所定時間とは、送信コマンドの送信
に要する時間と、前記ＩＤタグが送信コマンドを認識す
るのに要する時間と、前記ＩＤタグが応答するのに要す
る時間と、前記ＩＤタグからのタグ情報の読取りに要す
る時間とを加算した時間を上回る時間であることを特徴
とする請求項１記載のＩＤタグ用リーダライタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11209015A JP2001034720A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | Ｉｄタグ用リーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11209015A JP2001034720A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | Ｉｄタグ用リーダライタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001034720A true JP2001034720A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16565868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11209015A Pending JP2001034720A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | Ｉｄタグ用リーダライタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001034720A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005328433A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Well Cat:Kk | 無線式データキャリアシステム |
| JP2006140842A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非接触ｉｃカードリーダライタ装置 |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP11209015A patent/JP2001034720A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005328433A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Well Cat:Kk | 無線式データキャリアシステム |
| JP2006140842A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非接触ｉｃカードリーダライタ装置 |
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