JP2001033562A - データロガー及び振動計測システム - Google Patents

データロガー及び振動計測システム

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JP2001033562A
JP2001033562A JP20200099A JP20200099A JP2001033562A JP 2001033562 A JP2001033562 A JP 2001033562A JP 20200099 A JP20200099 A JP 20200099A JP 20200099 A JP20200099 A JP 20200099A JP 2001033562 A JP2001033562 A JP 2001033562A
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trigger signal
signal
recording
vibration
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Mineaki Moriyama
峰明 森山
Toshio Tozawa
敏雄 斗沢
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Akashi Corp
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、トリガー信号を送受信でき
るデータロガーを実現し、1台のデータロガーのトリガ
ー信号に基づいて、一斉に記録を開始することのできる
振動計測システム等を提供することである。 【解決手段】 データロガー1は、B5サイズ程度の筐
体に収納されたポータブル型の記録装置であり、振動を
検出する検出器20とはケーブル40を介して接続さ
れ、振動値が閾値を超えたか否か、即ち地震の発生を監
視する。そして、閾値を超えたと判定した場合に、計測
データの記録を開始する。また、データロガー1は、閾
値を超えたか否かの信号(トリガー信号)を信号ケーブ
ル50等を介して他のデータロガーと常時送受信してお
り、他のデータロガーによって閾値を超えた振動が検出
された場合には、データロガー1における計測データの
記録を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震に係る振動の
計測データを記録するデータロガー等に関する。
【0002】
【従来の技術】地震計測に係るデータロガーは、検出器
と共に現地に常設される装置であり、検出器とはケーブ
ルを介して接続されている。そして、検出器によって検
出される地震、即ち振動に係る電気信号(アナログ信
号)が、ケーブルを介してデータロガーに送信される
と、データロガーは、受信したアナログ信号を振動値と
して数値で表した計測データ(デジタル信号)に変換し
て、計測データとして記録する。
【0003】この地震計測に係るデータロガーが利用さ
れるのは、自然発生する地震(以下、自然地震と呼
ぶ。)の計測のためばかりではない。プラントや、工
場、工事現場等においても、振動計測システムとして、
数個〜数百個の検出器及びデータロガーが設置されて、
プラント等の稼働に因る地震(以下、人工地震と呼
ぶ。)が計測される。また逆に、自然地震が発生した場
合にプラント等の稼働を即時中止するためにも利用され
ている。
【0004】ところで、一般的に利用されるデータロガ
ーに、トリガーと呼ばれる所定の閾値を越えた時に計測
データの記録を開始する機能を有するものが存在する。
このトリガーの機能によって、計測データを常時記録す
る必要がなくなるため、記録媒体の容量節約が図られる
とともに、地震に係る計測データのみが記録されること
により、後日行う地震の解析においても、容易に計測デ
ータの検索を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このト
リガーの機能を有するデータロガーを複数、多地点に設
置して、自然地震や人工地震を計測する場合に大きな問
題となるのが、トリガーの機能自身である。データロガ
ーは、それぞれ別個独立であるため、各計測地点によっ
て地盤の硬さ等の環境が異なる。従って、地震の大きさ
によってはトリガーによる記録が開始されるデータロガ
ーと、記録が開始されないデータロガーが発生する。
【0006】地震計測システムにおいては、全てのデー
タロガーが同時に地震の記録を開始することが重要であ
るため、こういった場合には、トリガーの閾値を低く設
定せざるを得ない。その反面、低く設定し過ぎると、雑
振動によって記録が開始されてしまうため、各データロ
ガーの閾値設定は困難を極める。
【0007】本発明の課題は、トリガー信号を送受信で
きるデータロガーを実現し、1台のデータロガーのトリ
ガー信号に基づいて、一斉に記録を開始することのでき
る振動計測システム等を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
振動検出器から入力される振動検出信号を所定の計測デ
ータに変換して、該計測データの記録を行うデータロガ
ーにおいて、前記振動検出器から入力される振動検出信
号に基づいて、地震波か否かを判定し、地震波であった
場合に内部トリガー信号を発生する判定手段(例えば、
図1のA/D変換器4)と、外部から外部トリガー信号
を入力する外部入力手段(例えば、図1の信号入出力部
5における入力機能)と、前記判定手段によって発生さ
れる内部トリガー信号と、前記外部入力手段によって外
部から入力される外部トリガー信号の入力が可能で、前
記内部トリガー信号および前記外部トリガー信号の少な
くとも一方が入力された場合に、該入力に基づいて前記
計測データの記録を開始する指示信号を出力する出力手
段(例えば、図1の論理和回路6)と、を備え、前記出
力手段によって出力される指示信号に基づいて、前記計
測データの記録を開始することを特徴としている。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、振動検
出器から入力される振動検出信号を所定の計測データに
変換して、該計測データの記録を行うデータロガーにお
いて、判定手段は、前記振動検出器から入力される振動
検出信号に基づいて、地震波か否かを判定して、地震波
であった場合に内部トリガー信号を発生し、外部入力手
段は、外部から外部トリガー信号を入力し、出力手段
は、前記判定手段によって発生される内部トリガー信号
と、前記外部入力手段によって外部から入力される外部
トリガー信号の入力が可能で、前記内部トリガー信号お
よび前記外部トリガー信号の少なくとも一方が入力され
た場合に、該入力に基づいて前記計測データの記録を開
始する指示信号を出力し、前記出力手段によって出力さ
れる指示信号に基づいて、前記計測データの記録を開始
する。
【0010】したがって、この請求項1記載の発明によ
って、計測データの記録を開始するトリガー信号を内部
で発生させることも、外部から入力することもできる。
即ち、データロガー内で地震の発生を監視して、地震発
生次第、計測データの記録が開始できるとともに、外部
からの信号に基づいても記録を開始することができる。
【0011】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載のデータロガーを、携帯可能なケースに収める
こととしてもよい。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、データ
ロガーは携帯可能なケースに収められているため、運搬
や交換等を容易に行うことができるとともに、設置面積
が小さいために、設置場所を選ばず、データロガーの適
用範囲を広げることができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の複数のデータロガーを含む振動計測システム(例え
ば、図3の振動計測システム100)であって、前記複
数のデータロガーそれぞれの外部入力手段を所定の通信
回線(例えば、図3の通信回線50)に接続し、前記所
定の通信回線上に送信される前記外部トリガー信号によ
って、前記複数のデータロガーによる記録を一斉に開始
することを特徴としている。
【0014】この請求項3記載の発明によれば、請求項
1又は2記載の複数のデータロガーを含む振動計測シス
テムであって、前記複数のデータロガーそれぞれの外部
入力手段が所定の通信回線に接続され、前記所定の通信
回線上に送信される前記外部トリガー信号によって、前
記複数のデータロガーによる記録が一斉に開始される。
【0015】したがって、この請求項3記載の発明によ
って、通信回線上に送信される外部トリガー信号に基づ
いて、振動計測システムにおける全てのデータロガーの
記録を一斉に開始することができる。このため、例え
ば、精度の高い地震検出装置を通信回線50上に接続す
ることによって、この地震検出装置から送信されるトリ
ガー信号により、一斉に各データロガーの記録を開始す
ることができる。
【0016】請求項4記載の発明は、前記判定手段によ
って発生される内部トリガー信号を外部トリガー信号と
して出力する外部出力手段(例えば、図1の信号入出力
部5における出力機能)をさらに備えた請求項1又は2
記載の複数のデータロガーを含む振動計測システム(例
えば、図2の振動計測システム100)であって、前記
複数のデータロガーそれぞれの外部出力手段および外部
入力手段を所定の通信回線(例えば、図2の信号ケーブ
ル50)に接続し、前記複数のデータロガーの内、1台
のデータロガーによって発生され、前記通信回線上に送
信される前記外部トリガー信号に基づいて、前記複数の
データロガーによる記録を一斉に開始することを特徴と
している。
【0017】この請求項4記載の発明によれば、前記判
定手段によって発生される内部トリガー信号を外部トリ
ガー信号として出力する外部出力手段をさらに備えた請
求項1又は2記載の複数のデータロガーを含む振動計測
システムであって、前記複数のデータロガーそれぞれの
外部出力手段および外部入力手段が所定の通信回線に接
続され、前記複数のデータロガーの内、1台のデータロ
ガーによって発生され、前記通信回線上に送信される前
記外部トリガー信号に基づいて、前記複数のデータロガ
ーによる記録が一斉に開始される。
【0018】したがって、この請求項4記載の発明によ
って、地震を検出したデータロガーがトリガー信号を通
信回線上に送信するため、振動計測システムの何れか1
つのデータロガーによって地震が検出され次第、全ての
データロガーにおける記録を一斉に開始することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して、本
発明を適用したデータロガー1、及びデータロガー1を
複数台接続して構成した振動計測システム100の実施
の形態を詳細に説明する。
【0020】まず構成を説明する。図1は、本発明を適
用したデータロガー1の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0021】データロガー1は、B5サイズ程度の筐体
に収納されたポータブル型の記録装置であり、振動を検
出する検出器20とはケーブル40を介して接続され、
検出器20と共に現地に常設される。そして、常時検出
器20から送信される振動に係る電気信号(アナログ信
号)を、振動値として数値で表した計測データ(デジタ
ル信号)に変換するとともに、振動値が閾値を超えたか
否か、即ち地震の発生を監視する。そして、閾値を超え
たと判定した場合に、計測データの記録を開始する。
【0022】また、データロガー1は、閾値を超えたか
否かの信号(以下、トリガー信号と呼ぶ。)を信号ケー
ブル50等を介して他のデータロガーと常時送受信して
おり、他のデータロガーによって閾値を超えた振動が検
出された場合には、データロガー1における計測データ
の記録を開始する。
【0023】図1において、データロガー1は、CPU
2と、アンプモジュール3と、A/D変換器4と、信号
入出力部5と、論理和回路6と、入力部7と、表示部8
と、ROM9と、RAM10と、記憶部11と、記憶媒
体12とにより構成されている。
【0024】CPU(Central Processing Unit)2
は、ROM9に格納されているIPL(Initial Progra
m Loader)プログラムや記憶媒体12に格納されている
記録処理プログラム等を実行して、その処理結果を一時
的にRAM10内のワークメモリエリアに格納するとと
もに、表示部8に表示する。
【0025】また、CPU2は、記録処理として、A/
D変換器4から入力される計測データ(デジタル信号)
を、後述するRAM10内のリングバッファに繰り返し
上書き記録し、論理和回路6から電圧レベルが「H」レ
ベルの記録開始の指示信号が入力されると、リングバッ
ファに記録した計測データを記憶媒体12へ記憶させる
とともに、A/D変換器4から入力される計測データ
(デジタル信号)の記憶媒体12への記録を開始する。
【0026】アンプモジュール3は、検出器20から常
時送信されるアナログ信号である電気信号を増幅し、A
/D変換器4へ出力するアンプである。
【0027】A/D変換器4は、アンプモジュール3に
よって増幅された電気信号(アナログ信号)を、振動値
として表したデジタル信号である計測データに変換し、
CPU2に出力するA/Dコンバータである。また、A
/D変換器4には、地震の振動か否かを判定する閾値が
設定され、計測データが閾値を超えた場合には、A/D
変換器4は、電圧レベルが「H」レベルの信号を、閾値
以下であった場合には、電圧レベルが「L」レベルの信
号を、トリガー信号として、信号入出力部5及び論理和
回路6へ出力する。このトリガー信号は、計測データの
記録を開始するか否かを示す指示信号である。
【0028】信号入出力部5は、信号ケーブル50と接
続され、A/D変換器4から入力されるトリガー信号を
信号ケーブル50へ送信する外部への出力機能と、信号
ケーブル50から受信するトリガー信号を論理和回路6
へ出力する外部からの入力機能とを備えた通信部であ
る。この信号入出力部50による通信は、トリガー信号
の送受信が行えれば何れの通信プロトコルであってもよ
く、例えば、TCP/IPによる通信であっても、RS
−232によるシリアル通信等であってもよい。また、
これらの通信プロトコルに応じて、信号ケーブル50
は、10BASE−Tケーブルやシリアルケーブル等に
変更される。
【0029】論理和回路6は、A/D変換器4から入力
されるトリガー信号と、信号入出力部5から入力される
トリガー信号の論理和を行った結果をCPU2へ出力す
る論理和回路である。上記の通り、トリガー信号は、電
圧レベルが「H」または「L」レベルの信号であるた
め、A/D変換器4あるいは信号入出力部5から入力さ
れるトリガー信号が「H」レベルであれば、論理和回路
6によって、「H」レベルの信号がCPU2へ出力され
ることとなる。
【0030】入力部7は、日付や時刻等を入力するため
の入力キーや、各種機能を設定するための設定キー等に
より構成され、キーの押下信号をCPU2に出力する。
表示部8は、LCD(Liquid Crystal Display)等によ
り構成され、CPU2から入力されるデータロガー1の
動作状態や現在時刻等を表示する。
【0031】ROM(Read Only Memory)9は、CPU
2によってデータロガー1の起動時に実行されるIPL
プログラムや、計測データの記録を行うための記録処理
プログラムの他、IPLプログラムや記録処理プログラ
ムに係る各種初期設定値等を格納する。
【0032】RAM(Random Access Memory)10は、
アンプモジュール3等を介して検出器20から常時送信
される計測データを格納するリングバッファや、記録処
理等の各種処理に係る各種データを格納するワークメモ
リエリアを形成している。計測データの常時受信は、所
定容量のリングバッファに繰り返し計測データを記録す
ることによって実現されており、例えば、計測データ5
分間分の記憶容量を持つリングバッファに、繰り返し計
測データを記録することによって、最新の計測データが
5分間分、常時記録される。そして、記憶媒体12への
記録開始時に、リングバッファ内に格納された計測デー
タを、常時送信される計測データと併せて記録すること
により、地震発生前後のデータを記録する。
【0033】記憶部11は、計測データを記録するため
の記憶媒体12を有しており、この記憶媒体12は磁気
的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成され
ている。また、この記憶媒体12は記憶部11に固定的
に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、ハードディスクドライブやメモリカード等の何れの
媒体であってもよい。また、計測データが記録された記
憶媒体12を回収することによって、計測データ、即ち
地震の解析が行われる。
【0034】次に、動作を説明する。まず、地震の発生
有無に関わらず、常時、検出器20からデータロガー1
へ電気信号(アナログ信号)が送信されており、データ
ロガー1は、受信したアナログ信号をアンプモジュール
3によって増幅し、A/D変換器4によってデジタル信
号である計測データに変換する。次いで、計測データが
CPU2に入力されると、CPU2は、計測データをR
AM10のリングバッファに格納する。
【0035】また、地震が発生していない場合において
は、A/D変換器4から出力されるトリガー信号は
「L」レベルであり、信号ケーブル50等を介して外部
から入力されるトリガー信号も「L」レベルであるた
め、論理和回路6はCPU2へ「L」レベルの信号を出
力する。従って、CPU2は、計測データの記憶媒体1
2への記録を行わない。
【0036】次に、地震が発生した場合の動作について
図2を参照して説明する。図2は、n(nは自然数)台
のデータロガー1を信号ケーブル50に接続することに
よって構成された振動計測システム100の概略構成図
であり、データロガー1−1によって地震が検出された
場合のトリガー信号のフローを併せて示している。
【0037】図2において、データロガー1−1によっ
て地震が検出された場合、即ち、データロガー1−1の
A/D変換器4によって閾値を超える振動が発生したと
検出された場合には、A/D変換器4から「H」レベル
のトリガー信号が出力されるため、データロガー1−1
から信号ケーブル50上に、「H」レベルのトリガー信
号が送信される。また、データロガー1−1において
は、論理和回路6等によって「H」レベルの信号がCP
U2へ出力され、計測データの記憶媒体12への記録が
開始される。
【0038】また、他のデータロガー1−1〜nにおい
ては、信号ケーブル50上に送信された「H」レベルの
トリガー信号が、各データロガーの信号入出力部5及び
論理和回路6を介してCPU2へ入力される。そして、
各データロガー1−1〜nにおける計測データの記録が
開始される。
【0039】以上のように、本発明を適用したデータロ
ガー1は、地震が発生したか否か、即ち、閾値を超える
振動が発生したか否かを監視し、閾値を超えたと判定し
た場合には、計測データの記録を開始するが、この記録
開始に利用されるトリガー信号を外部から入力すること
ができる。このため、複数台のデータロガー1によって
構成される振動計測システム100においては、1台の
データロガーのトリガー信号に基づいて、全てのデータ
ロガーにおける記録を一斉に開始することができる。
【0040】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能であり、例えば、図3のように、振動
計測システム100の通信回線50を、振動計測システ
ム100のさらに外部に接続して、外部から通信回線5
0上に送信されるトリガー信号に基づいて、振動計測シ
ステム100の各データロガーにおける記録を一斉に開
始することとしてもよい。この場合には、例えば、精度
の高い地震検出装置を通信回線50上に接続することに
よって、この地震検出装置から送信されるトリガー信号
により、一斉に各データロガーの記録を開始することが
できる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、計測デー
タの記録を開始するトリガー信号を内部で発生させるこ
とも、外部から入力することもできる。即ち、データロ
ガー内で地震の発生を監視して、地震発生次第、計測デ
ータの記録が開始できるとともに、外部からの信号に基
づいても記録を開始することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、データロガ
ーは携帯可能なケースに収められているため、運搬や交
換等を容易に行うことができるとともに、設置面積が小
さいために、設置場所を選ばず、データロガーの適用範
囲を広げることができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、通信回線上
に送信される外部トリガー信号に基づいて、振動計測シ
ステムにおける全てのデータロガーの記録を一斉に開始
することができる。このため、例えば、精度の高い地震
検出装置を通信回線50上に接続することによって、こ
の地震検出装置から送信されるトリガー信号により、一
斉に各データロガーの記録を開始することができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、地震を検出
したデータロガーがトリガー信号を通信回線上に送信す
るため、振動計測システムの何れか1つのデータロガー
によって地震が検出され次第、全てのデータロガーにお
ける記録を一斉に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータロガー1の内部構成を
示すブロック図。
【図2】n(nは自然数)台のデータロガー1を信号ケ
ーブル50に接続することによって構成された振動計測
システム100の概略構成図。
【図3】通信回線50を外部に接続した場合の振動計測
システム100の概略構成図。
【符号の説明】
1 データロガー 2 CPU 3 アンプモジュール 4 A/D変換器 5 信号入出力部 6 論理和回路 7 入力部 8 表示部 9 ROM 10 RAM 11 記憶部 12 記憶媒体 20 検出器 50 信号ケーブル 100 振動計測システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F070 AA01 BB05 CC03 CC11 DD02 DD14 FF12 FF13 HH05 2G064 AB02 AB19 BA02 BD02 CC54 CC62 DD18 DD29 5K048 AA05 BA34 DB01 DC04 EB02 EB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動検出器から入力される振動検出信号を
    所定の計測データに変換して、該計測データの記録を行
    うデータロガーにおいて、 前記振動検出器から入力される振動検出信号に基づい
    て、地震波か否かを判定し、地震波であった場合に内部
    トリガー信号を発生する判定手段と、 外部から外部トリガー信号を入力する外部入力手段と、 前記判定手段によって発生される内部トリガー信号と、
    前記外部入力手段によって外部から入力される外部トリ
    ガー信号の入力が可能で、前記内部トリガー信号および
    前記外部トリガー信号の少なくとも一方が入力された場
    合に、該入力に基づいて前記計測データの記録を開始す
    る指示信号を出力する出力手段と、 を備え、前記出力手段によって出力される指示信号に基
    づいて、前記計測データの記録を開始することを特徴と
    するデータロガー。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータロガーを、携帯可能
    なケースに収めたことを特徴とするデータロガー。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の複数のデータロガー
    を含む振動計測システムであって、 前記複数のデータロガーそれぞれの外部入力手段を所定
    の通信回線に接続し、 前記所定の通信回線上に送信される前記外部トリガー信
    号によって、前記複数のデータロガーによる記録を一斉
    に開始することを特徴とする振動計測システム。
  4. 【請求項4】前記判定手段によって発生される内部トリ
    ガー信号を外部トリガー信号として出力する外部出力手
    段をさらに備えた請求項1又は2記載の複数のデータロ
    ガーを含む振動計測システムであって、 前記複数のデータロガーそれぞれの外部出力手段および
    外部入力手段を所定の通信回線に接続し、 前記複数のデータロガーの内、1台のデータロガーによ
    って発生され、前記通信回線上に送信される前記外部ト
    リガー信号に基づいて、前記複数のデータロガーによる
    記録を一斉に開始することを特徴とする振動計測システ
    ム。
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