JP2001033480A - 接触型プローブ装置 - Google Patents

接触型プローブ装置

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JP2001033480A
JP2001033480A JP11210709A JP21070999A JP2001033480A JP 2001033480 A JP2001033480 A JP 2001033480A JP 11210709 A JP11210709 A JP 11210709A JP 21070999 A JP21070999 A JP 21070999A JP 2001033480 A JP2001033480 A JP 2001033480A
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JP
Japan
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contact
needle
probe
contact body
guide tube
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Application number
JP11210709A
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English (en)
Inventor
Masakazu Sugita
雅一 杉田
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品又はプリント基板等の被検査物の電
気的性能を、その端子電極に通電用のプローブを押圧接
触することによって検査する場合に、端子電極への接触
面積を増大し、又は、プローブの本数を少なくする。 【解決手段】 端子電極に対してばね9にて弾性的に押
圧接触する針状の接触体5を摺動自在に保持したガイド
管4の外側に、ばね11にて前記針状の接触体5と同じ
方向に付勢するようにしたパイプ状の接触体7を、絶縁
体6を挟んで摺動自在に被嵌する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子部品、
或いは、この電子部品の複数個を搭載したハイブリット
集積回路又はプリント基板等において、その電気的性能
等を検査する場合に、その各種端子電極に対して弾性的
に押圧接触するようにしたプローブ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の電子部品、或いは、この
電子部品の複数個を搭載したハイブリット集積回路又は
プリント基板等の電気性能を検査するに際しては、これ
ら被検査物に設けた複数個の端子電極の各々に、検査装
置側に取付けたプローブを、被検査物への前進動によっ
て押圧接触し、このプローブを介して被検査物に通電す
ることによって行うようにしていることは周知の通りで
ある。
【0003】この場合、従来におけるプローブ装置は、
図1及び図2に示すように構成している。
【0004】すなわち、検査装置側における回路基板2
0等の保持部材に、導体製のガイド管21a内に摺動自
在に挿入した導体製の針状接触体21bをばね21cに
て前記ガイド管21aから突出するように付勢して成る
プローブ21の複数個を、適宜ピッチPの間隔で一列状
に並べて取付けて、この各プローブ21を、前記回路基
板20に表面に形成されている各種の検査用配線回路2
0aに電気的に接続し、そして、前記各プローブ21に
おける針状接触体21bを、回路基板20等の保持部材
の前進動によって、被検査物の一例であるプリント基板
22における端子電極22a対してばね21cにて弾性
的に押圧接触するという構成にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来にお
けるプローブ装置は、被検査物における端子電極22a
に対する接触が、一本の針状接触体21bによる一点で
の点接触であることより、その接触面積が小さいから、
電気抵抗が大きく、この電気抵抗を小さくするために
は、プローブ21の本数を多くしなければならず、ま
た、各プローブ21について一点での接触であるから、
検査項目が多い場合には、これに応じてプローブ21の
本数を多くしなければならず、いずれにしても、検査装
置の大型化を招来するという問題があった。
【0006】本発明は、この問題を解消することを技術
的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「保持部材に移動不能に支持した少な
くとも一つのガイド管と、その内部に摺動自在に挿入し
た導体製の針状接触体と、この針状接触体を前記ガイド
管から突出するように付勢するばね体とから成るプロー
ブ装置において、前記ガイド管の外側に、導体にてパイ
プ状に形成した接触体を、その間に絶縁体を挟んで摺動
自在に被嵌し、このパイプ状の接触体を、ばね体にて、
前記針状の接触体における突出方向と同じ方向に突出す
るように付勢する。」という構成にした。
【0008】
【発明の作用・効果】この構成において、保持部材を、
被検査物又は検査装置に向かって前進動すると、被検査
物又は検査装置には、針状の接触体がそのばね体の弾性
力にて押圧接触すると共に、その外側におけるパイプ状
の接触体がそのばね体の弾性力にて押圧接触することに
なる。
【0009】そこで、被検査物又は検査装置における一
つの端子電極に、針状の接触体とパイプ状の第2の接触
体とを押圧接触することで、接触面積を大幅に増大する
ことができるのである。
【0010】また、針状の接触体と、その外側のパイプ
状の針状体とを、被検査物又は検査装置における別々の
端子電極に押圧接触することで、一つのプローブ当たり
二つの接触体を押圧接触することができるというよう
に、被検査物又は検査装置への接触数を、プローブ個数
の倍に多くすることができるのである。
【0011】従って、本発明によると、プローブの本数
を少なくできるから、プローブ装置を大幅に小型化でき
るであり、特に、パイプ状の接触体を、グランドに接続
した場合には、このパイプ状の接触体が、針状の接触体
の周囲をシールドするから、被検査物にアナログ回路と
デジタル回路とが共存する場合に、デジタルノイズが前
記針状の接触体を介してアナログ回路に作用することを
確実に回避できるから、検査精度を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
3〜図5の図面ついて説明する。
【0013】この図において、符号1は、検査装置側に
おける回路基板を示し、この回路基板1には、合成樹脂
等の絶縁体製の保持部材2が取付けられ、また、この保
持部材2には、詳しくは後述するプローブ3の複数個
が、適宜ピッチpの間隔で一列状に並べて取付けられて
いる。
【0014】この各プローブ3は、金属パイプ製のガイ
ド管4と、このガイド管4内に摺動自在に挿入した針状
の第1接触体5と、前記ガイド管4の外側に、フッ素樹
脂等の絶縁体6を挟んで摺動自在に被嵌した金属パイプ
製の第2接触体7とから成っている。
【0015】前記第1接触体5のガイド管4は、その末
端部に固着したブラケット8にて前記回路基板1又は保
持部材2に連結することにより、回転及び摺動不能に保
持される一方、前記第1接触体5は、そのガイド管4内
に設けた第1ばね9にてガイド管4の先端から突出する
ように付勢されている。
【0016】また、前記第2接触体7は、前記保持部材
2に回転及び摺動不能に固定したガイド管10にて摺動
自在に保持されると共に、このガイド管10内に設けた
第2ばね11にて前記第1接触体5における突出方向と
同じ方向に突出するように付勢されている。
【0017】更にまた、前記ガイド管4内の第1接触体
5は、回路基板1における配線パターン1aに、前記ブ
ラケット8等を介して電気的に接続されている一方、前
記第2接触体7も、回路基板1における配線パターン1
bに、配線12を介して電気的に接続されている。
【0018】この構成において、回路基板1を、被検査
物の一例であるプリント基板Aに向かって前進動するこ
とにより、図5に示すように、各プローブ3における針
状の第1接触体5が、プリント基板Aにおける端子電極
A1に対して接触したのち、その第1ばね9による弾性
力にて押圧される一方、前記第1接触体5の外側のパイ
プ状の第2接触体7が、プリント基板Aにおける端子電
極A2に対して接触したのち、その第2ばね11による
弾性力にて押圧される。
【0019】これにより、一つのプローブ当たり二つの
接触体5,7を押圧接触することができるというよう
に、接触数を、プローブ個数の倍に多くすることができ
るのである。
【0020】また、前記各プローブ3における針状の第
1接触体5と、パイプ状の第2接触体7とを、プリント
基板Aにおける一つの端子電極に対して押圧接触するこ
とにより、一つの端子電極に対する接触面積を大幅に増
大することができるのである。
【0021】更にまた、各プローブ3におけるパイプ状
の第2接触体7を、回路基板1におけるグランド(アー
ス)回路に接続することにより、このパイプ状の第2接
触体7が、前記針状の第1接触体5の外側を囲うシール
ドの役目をなすから、針状の接触体5にノイズが入るこ
とを防止できるのである。
【0022】なお、各プローブ3の第1接触体5及び第
2接触体7を、図示のように、先づ第1接触体5が接触
し次いで第2接触体7が接触するように構成することに
代えて、先づ第2接触体7が接触し次いで第1接触体5
が接触するように構成したり、或いは、同時に接触する
ように構成しても良いであり、また、本発明は、図示の
ように、プローブ3を、検査装置側の回路基板1に設け
ることに限らず、被検査物であるプリント基板A側に取
付けるように構成しても良いことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来におけるプローブ装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態によるプローブ装置を示す
斜視図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】図4の作用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 検査装置側の回路基板 2 保持部材 3 プローブ 4 ガイド管 5 針状の接触体 6 絶縁体 7 パイプ状の接触体 10 ガイド管 9,11 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持部材に移動不能に支持した少なくとも
    一つのガイド管と、その内部に摺動自在に挿入した導体
    製の針状接触体と、この針状接触体を前記ガイド管から
    突出するように付勢するばね体とから成るプローブ装置
    において、 前記ガイド管の外側に、導体にてパイプ状に形成した接
    触体を、その間に絶縁体を挟んで摺動自在に被嵌し、こ
    のパイプ状の接触体を、ばね体にて、前記針状の接触体
    における突出方向と同じ方向に突出するように付勢した
    ことを特徴とする接触型プローブ装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、前記パイプ状の接
    触体をグランドに接続したことを特徴とする接触型プロ
    ーブ装置。
JP11210709A 1999-07-26 1999-07-26 接触型プローブ装置 Pending JP2001033480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016608A1 (ja) 2008-08-08 2010-02-11 日本発條株式会社 電気接点部材およびコンタクトプローブ
KR101265042B1 (ko) 2010-06-04 2013-05-16 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 소자의 검사방법, 반도체 소자의 검사장치, 및 반도체 소자

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