JP2001031610A - ヒドロキシエーテルの製造法 - Google Patents

ヒドロキシエーテルの製造法

Info

Publication number
JP2001031610A
JP2001031610A JP11201498A JP20149899A JP2001031610A JP 2001031610 A JP2001031610 A JP 2001031610A JP 11201498 A JP11201498 A JP 11201498A JP 20149899 A JP20149899 A JP 20149899A JP 2001031610 A JP2001031610 A JP 2001031610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
alcohol
carbonyl compound
hydrogen
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11201498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4045051B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Fujii
靖之 藤井
Shinji Yano
真司 矢野
Katsumi Kita
克己 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP20149899A priority Critical patent/JP4045051B2/ja
Publication of JP2001031610A publication Critical patent/JP2001031610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4045051B2 publication Critical patent/JP4045051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機ハロゲン化物を使用する必要がなく、ま
た塩等が多量に副生することなく、簡単な操作でヒドロ
キシエーテルを高収率で製造できる方法の提供。 【解決手段】 3価以上の多価アルコールとカルボニル
化合物を、水素圧が常圧から2MPaの水素雰囲気下、
パラジウム系触媒の存在下、10〜200℃で反応させ
た後、加水分解することを特徴とするヒドロキシエーテ
ルの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳化剤、洗浄剤、
油剤、溶剤等として有用なヒドロキシエーテルの工業的
な製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】パルミチルグリセリルエーテル、ステア
リルグリセリルエーテル等のヒドロキシエーテルは、乳
化作用、血球生成促進作用、抗炎症作用等を有すること
が知られている。
【0003】かかるヒドロキシエーテルの製造法として
は、例えば(1)アルコールとエピクロロヒドリンをア
ルカリ存在下で反応させ、得られたアルキルグリシジル
エーテルを加水分解する方法、(2)アルキルグリシジ
ルエーテルとカルボニル化合物を酸触媒の存在下に反応
させて4−アルコキシメチル−1,3−ジオキソランと
し、次いでこれを加水分解する方法(特開昭56−13
3281号公報)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)の技術
では、反応系が水と油の不均一系であるため、均一反応
が困難となり、アルキルグリシジルエーテル同志が付加
した重合物が多量に副生して収率が低下するという問題
がある。また(2)の技術は、ヒドロキシエーテルの製
造法として優れたものであるが、さらに優れた方法、す
なわち有機ハロゲン化物を使用する必要がなく、また塩
等が多量に副生することなく、簡単な操作でヒドロキシ
エーテルを高収率で製造できる方法が求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、3価以上
の多価アルコールとカルボニル化合物を水素圧が常圧か
ら2MPaの水素雰囲気下、パラジウム系触媒の存在
下、10〜200℃で反応させた(前期反応)後、加水
分解(後期反応)すれば容易にヒドロキシエーテルが得
られることを見出した。そして該方法は、中間体を単
離、精製する必要がなく、前期反応と後期反応を連続し
て行えるため、操作が簡単で高収率であること、有機ハ
ロゲン化物を使用する必要がなく、また塩等が多量に副
生することがないことを見出した。
【0006】すなわち本発明は、3価以上の多価アルコ
ールとカルボニル化合物を、水素圧が常圧から2MPa
の水素雰囲気下、パラジウム系触媒の存在下、10〜2
00℃で反応させた後、加水分解することを特徴とする
ヒドロキシエーテルの製造法を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において3価以上の多価ア
ルコールは、3個以上の奇数個のヒドロキシル基を有す
るものが好ましく、3又は5個のヒドロキシル基を有す
るものがより好ましく、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、キシリトール、アラビ
ットが特に好ましい。
【0008】本発明においてカルボニル化合物は、カル
ボニル基を1個有する炭素数1〜20の直鎖、分岐鎖又
は環状の化合物が好ましく、カルボニル基を1個有する
炭素数1〜19の脂肪族アルデヒド、炭素数3〜19の
直鎖もしくは分岐鎖のケトン、又は炭素数5〜8の環状
ケトンがより好ましく、カルボニル基を1個有する炭素
数1〜12の脂肪族アルデヒド、炭素数3〜6の直鎖も
しくは分岐鎖のケトン、又は炭素数5〜6の環状ケトン
が特に好ましい。このうちプロピルアルデヒド、ブチル
アルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアルデヒ
ド、イソバレルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプ
チルアルデヒド、オクチルアルデヒド、イソノニルアル
デヒド、ドデシルアルデヒド、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンが
最も好ましい。本発明においては、かかるカルボニル化
合物を1種以上用いることができる。
【0009】前期反応に用いるパラジウム系触媒として
は、カーボン、アルミナ、シリカアルミナもしくはシリ
カに担持されたもしくは担持されないパラジウム触媒、
水酸化パラジウム又は酸化パラジウムが好ましく、カー
ボンに担持されたパラジウム触媒が特に好ましい。触媒
は無水物、含水率が20〜60重量%の含水物のいずれ
でもよい。担体に担持する場合、触媒の担持量は、2〜
10重量%が好ましい。触媒の使用量は、例えば担体に
5重量%担持されたものの場合、反応の促進と経済性の
観点から、3価以上の多価アルコールに対して0.1〜
10重量%、特に0.5〜8重量%が好ましい。また本
発明で用いる触媒は、イオン交換水30gに触媒粉末2
gを分散させたときのpHが8以下であることが好まし
い。
【0010】3価以上の多価アルコールとカルボニル化
合物との反応(前期反応)は、10〜200℃で行うこ
とが必要であり、特にカルボニル化合物の添加方法に応
じて、温度を操作することが好ましい。カルボニル化合
物を初めから滴下して加える場合は、水素雰囲気下、好
ましくは水素を系内に流通させながら、好ましくは70
℃以上、特に好ましくは100〜200℃で反応を行
う。カルボニル化合物の滴下量は、3価のアルコールの
場合、アルコールに対して2〜5倍モル、特に2〜4倍
モルが好ましい。反応時間は、2〜30時間、特に2〜
25時間が好ましい。5価のアルコールの場合のカルボ
ニル化合物滴下量は、3価のアルコールの場合の2倍と
なる。カルボニル化合物を初め滴下せずにアルコールと
ともに仕込む場合は、水素雰囲気下(流通させても、し
なくてもよい)好ましくは10〜100℃で、特に好ま
しくは20〜70℃で、好ましくは0.5〜10時間、
特に好ましくは0.5〜5時間攪拌する。カルボニル化
合物の仕込み量は、3価のアルコールの場合、アルコー
ルに対して、好ましくは1〜1.5倍モル、特に好まし
くは1〜1.2倍モルである。5価のアルコールの場合
は、3価のアルコールの場合の2倍が好ましい。その
後、好ましくは水素を系内に流通させ、反応温度を好ま
しくは70℃以上、特に好ましくは100〜200℃に
昇温し、カルボニル化合物を、3価のアルコールでは、
アルコールに対して、好ましくは1〜3倍モル、特に好
ましくは1〜2倍モル滴下する。反応時間は2〜20時
間、特に2〜15時間が好ましい。
【0011】水素圧は、常圧〜2MPaであることが必
要であり、常圧〜1MPaが好ましい。水素は系内に存
在していればよいが、カルボニル化合物を滴下する場合
には、水素を流通させることが特に好ましい。水素の流
通量は、反応スケールに応じて適宜選択できるが、例え
ば70mLのスケールの場合、0.7〜2100mL/
minが好ましく、0.7〜700mL/minが特に
好ましい。ここでスケールとは、反応容器の容量であ
る。水素の流通は連続的、断続的のいずれでもよいが、
反応をスムーズに進行させるためには連続的に行うこと
が好ましい。また反応系内に流通させた水素は、そのま
ま大気中に放出してもよいが、系外に出た水素を循環ラ
イン等で再度系内に戻して再度流通させることが、水素
の有効使用の観点から好ましい。
【0012】カルボニル化合物の滴下速度は、1Lスケ
ールで0.2〜360g/hr、特に1.2〜120g
/hrが好ましい。1Lスケールで0.2〜360g/
hrであれば、エーテルアセタールを高収率で製造する
ことができる。また滴下時間は0.5〜20時間が好ま
しく、0.5〜12時間がより好ましく、1〜10時間
が特に好ましい。滴下方法は連続的、断続的のいずれで
もよい。また滴下終了後1〜5時間撹拌を継続するのが
好ましい。
【0013】次いで加水分解(後期反応)する。加水分
解は、特に制限はないが、酸性水またはスチームを用い
る方法が好ましい。酸性水を用いる場合、酸は硫酸、塩
酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸等が好ましい。酸の
濃度に特に制限はないが、例えば0.01〜10Nが好
ましい。必要に応じてメタノール、エタノールなどの低
級アルコールを加えてもかまわない。加水分解するにあ
たっては、前期反応で得られた中間体を含む反応液から
触媒を除去してからの方が好ましい。触媒を除去した該
反応液に、酸性水を加え、適宜撹拌することにより、ヒ
ドロキシエーテルが得られる。加水分解する際の温度
は、室温以上、特に30〜200℃が好ましい。また加
水分解の時間に特に制限はないが、例えば1〜10時間
が好ましい。該酸性水を用いる方法は、ヒドロキシエー
テルが低分子量である場合に特に有効である。
【0014】スチームを用いる場合、前期反応で得られ
た中間体を含む反応液から触媒等を除去することを必要
とせず、該反応液に直接スチームを吹き込むことができ
る。スチーム時の反応槽の温度は、100〜200℃、
特に120〜180℃が好ましい。加水分解の時間は特
に制限はない。反応液をガスクロマトグラフィーなどに
よる分析にて、中間体が完全に加水分解したことを確認
して終了する。
【0015】加水分解終了後、過剰のカルボニル化合
物、必要に応じて触媒等を除去し、適宜精製等すること
により、ヒドロキシエーテルを得ることができる。
【0016】本発明の方法は、ヒドロキシエーテルのう
ちモノアルキルジヒドロキシエーテルの製造に適してお
り、特にα−モノヘキシルグリセリルエーテル、α−モ
ノペンチルグリセリルエーテル、α−モノ(3−メチル
ブチル)グリセリルエーテル、α−モノオクチルグリセ
リルエーテル、α−モノ(1,3−ジメチルブチル)グ
リセリルエーテル、トリメチロールプロパンモノヘキシ
ルエーテル及びトリメチロールエタンモノヘキシルエー
テルの製造に適している。
【0017】
【実施例】実施例1 α−モノヘキシルグリセリルエー
テルの製造 水素ガス導入管、撹拌装置及び還流脱水管を備えた20
0mLのオートクレーブに、グリセリン36.8g
(0.4モル)、触媒としてカーボンに対して5重量%
担持されたパラジウム(5%Pd−C、pH7.2)
2.2gを仕込み、水素ガスを170mL/minで連
続的に流通しながら、150℃に昇温後、ヘキシルアル
デヒド96g(0.96モル)を8時間かけて滴下し、
さらにその後2時間撹拌した。次いで反応液から触媒を
濾過により除去し、これに2N硫酸水溶液を100g、
エタノールを20g加え、3時間還流撹拌した。水酸化
ナトリウムで中和後、ヘキサンを加えて有機層を抽出
し、ヘキサン及びヘキシルアルデヒドを除去することに
より、目的のα−モノヘキシルグリセリルエーテル6
0.6g(0.34モル)を無色透明な液体として得
た。単離収率は85%であった。この方法は、中間生成
物を単離、精製する必要がないため操作が容易であり、
有機ハロゲン化物を使用する必要がない優れたものであ
った。
【0018】実施例2 α−モノオクチルグリセリルエ
ーテルの製造 水素ガス導入管、撹拌装置及び還流脱水管を備えた20
0mLのオートクレーブに、グリセリン32.2g
(0.35モル)、触媒として5%Pd−C(pH7.
2)1.9gを仕込み、水素ガスを170mL/min
で連続的に流通しながら、150℃に昇温した後、オク
チルアルデヒド112.7g(0.88モル)を8時間
かけて滴下し、さらにその後2時間撹拌した。次いで1
50℃にて、反応液にスチームを1時間吹き込み、その
後触媒をろ過により除去して、目的のα−モノオクチル
グリセリルエーテル58.8g(0.29モル)を無色
透明な液体として得た。単離収率は83%であった。こ
の方法は、中間生成物を単離、精製する必要がないため
操作が容易であり、有機ハロゲン化物を使用する必要が
なく、また塩の副生もない優れたものであった。
【0019】実施例3〜8 表1及び2に示す条件で、実施例1または2の方法に準
じて各ヒドロキシエーテルを製造した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】比較例1 特開昭56−133281号公
報に準じた方法によるα−モノオクチルグリセリルエー
テルの合成 (1)オクチルグリシジルエーテルの合成 還流冷却器、温度計、滴下ロート、窒素ガス導入管、攪
拌装置を備えた1Lフラスコに、水酸化ナトリウム80
g及び水87gを仕込み、水酸化ナトリウムを溶解させ
た。50℃まで昇温した後、オクチルアルコール130
g及びテトラブチルアンモニウムブロミド2gを添加
し、50℃で1時間攪拌した。次いでエピクロロヒドリ
ン185gを1時間かけて滴下した後、3時間熟成し
た。析出したNaClを溶解するために、水を150g
加え二層分離した。分別した油層を二回水洗した後、減
圧下で蒸留し、オクチルグリシジルエーテル158g
(収率85%)を得た。 (2)2−ヘプチル−4−オクチルオキシメチル−1,
3−ジオキソランの合成 還流冷却器、温度計、滴下ロート、窒素ガス導入管、撹
拌装置を備えた500mLフラスコに、オクチルアルデ
ヒド192g(1.5モル)、三フッ化ホウ素エーテル
錯体2.1gを仕込み、窒素ガス通気下に撹拌した。次
いで窒素ガス通気下、20〜30℃に保持しながら、滴
下ロートより(1)で得られたオクチルグリシジルエー
テル56g(0.3モル)を1時間かけて滴下した。さ
らにそのまま1時間撹拌し、ガスクロマトグラフィーに
よりオクチルグリシジルエーテルが完全に消失したのを
確認した後、反応混合物を重炭酸ソーダの希薄水溶液に
注ぎ入れ、酸分を中和した。エーテルを加えて撹拌した
後、分液によりエーテル層を採取した。無水芒硝を加え
て脱水した後、オクチルアルデヒドを減圧蒸留によって
除き、無色透明の2−ヘプチル−4−オクチルオキシメ
チル−1,3−ジオキソラン80g(収率85%)を得
た。 (3)α−モノオクチルグリセリルエーテルの合成 撹拌器、温度計、還流冷却器を備えた500mLの反応
容器に、(2)で得られた2−ヘプチル−4−オクチル
オキシメチル−1,3−ジオキソラン62.8g(0.
2モル)を仕込み、これにエタノール20mL及び0.
1N硫酸200mLを加えた。混合物を撹拌しながら8
0〜85℃で加熱還流し、約10時間後にガスクロマト
グラフィーによって1,3−ジオキソラン化合物の加水
分解が完全に行われていることを確認した後、放冷静置
して油層と水層に分離した。水層をエーテルで抽出し、
前記油層と併せて、重炭酸ソーダ水溶液を加えて残存す
る酸を中和した。有機層を分取後、減圧下でオクチルア
ルデヒドを留去し、さらに3時間加熱乾燥して無色透明
のα−モノオクチルグリセリルエーテル38.8g
(0.19モル)を得た。単離収率は95%であり、
(1)〜(3)の総合単離収率は69%であった。該方
法は、実施例4と比べて、反応が3段階のため、操作が
煩雑であり、また塩の副生量が多かった。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法を用いれば、有機ハロゲン
化物を使用する必要がなく、また塩等が多量に副生する
ことなく、簡単な操作でヒドロキシエーテルを高収率で
製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜多 克己 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC43 BA25 BC10 BC11 BD70 BE01 BE03 BE20 BE60 GN23 GP01 GP10 4H039 CA61 CF30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3価以上の多価アルコールとカルボニル
    化合物を、水素圧が常圧から2MPaの水素雰囲気下、
    パラジウム系触媒の存在下、10〜200℃で反応させ
    た後、加水分解操作を行うことを特徴とするヒドロキシ
    エーテルの製造法。
  2. 【請求項2】 反応時、水素を流通させる操作を含む、
    請求項1記載のヒドロキシエーテルの製造法。
  3. 【請求項3】 反応時、カルボニル化合物を滴下させる
    操作を含む請求項1又は2記載のヒドロキシエーテルの
    製造法。
JP20149899A 1999-07-15 1999-07-15 ヒドロキシエーテルの製造法 Expired - Fee Related JP4045051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20149899A JP4045051B2 (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ヒドロキシエーテルの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20149899A JP4045051B2 (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ヒドロキシエーテルの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001031610A true JP2001031610A (ja) 2001-02-06
JP4045051B2 JP4045051B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=16442061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20149899A Expired - Fee Related JP4045051B2 (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ヒドロキシエーテルの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4045051B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500849A (ja) * 2008-08-25 2012-01-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー ポリオールエーテルおよびその製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500849A (ja) * 2008-08-25 2012-01-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー ポリオールエーテルおよびその製法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4045051B2 (ja) 2008-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112142592A (zh) 一种合成乙酸酯类香料的方法
CN1036846C (zh) 制备二醚的方法
CN117229132B (zh) 一种反式-2,4-壬二烯醛的合成方法
JP2001031671A (ja) エーテルアセタールの製造法
CN112321557A (zh) 一种佳乐麝香的制备方法
JP3812598B2 (ja) 多価アルコールの製造方法
JP2001031610A (ja) ヒドロキシエーテルの製造法
JPH04504862A (ja) シトラールの製造方法
CN114853592B (zh) 一种烷氧基乙酸酯水解制取乙醇酸的方法
JP2001031611A (ja) ヒドロキシエーテルの製造法
JP3818704B2 (ja) オリゴグリセリンの製造方法
CN113121432A (zh) 一种带有导向基团的脂肪链烯烃的合成方法
JP3795970B2 (ja) α,β−不飽和アルデヒドの製造方法
JP4200971B2 (ja) アリルエーテル類の製法
JP3871731B2 (ja) エーテル化合物の製造法
CN108164486B (zh) 一种醚类化合物的绿色高效合成方法
JP3908310B2 (ja) エーテル化合物の製造法
JP2002030021A (ja) アルキル−またはアリールオキシアセトアルデヒドを製造する方法
CN111747834B (zh) 1,3-二羟丙酮的制备方法
JPH0995461A (ja) エーテル化合物の製造法
JP2006520812A (ja) アリルエーテルの製造方法
JPH0374381A (ja) 1,3―ジオキソランの製造方法
JP3882486B2 (ja) オキセタン環を有するエーテル化合物の製造方法
JPH11228466A (ja) ポリヒドロキシル化合物の製造方法
CN111925282A (zh) 一种选择性还原α,β-不饱和酮的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051121

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees