JP2001031516A - ホソバヤマジソ由来成分を利用した抗菌・消臭・抗酸化性組成物および加工品 - Google Patents

ホソバヤマジソ由来成分を利用した抗菌・消臭・抗酸化性組成物および加工品

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力 古谷
Yoichi Matsuura
洋一 松浦
純夫 ▲高▼原
Sumio Takahara
Kazuhisa Takahashi
和久 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イヌコウジュ属の植物ホソバヤマジソに由来
する有効成分を利用して、抗菌・消臭・抗酸化の機能を
持つ組成物および加工品を提供する。 【解決手段】 ホソバヤマジソを水蒸気蒸留して精油を
得るか、または水、熱水またはアルコールで抽出して抽
出物を得る。これらを適宜の希釈剤、代表的には水やエ
タノールで希釈して抗菌剤・消臭剤・抗酸化剤組成物に
するか、または適宜の担体、たとえば繊維製品、紙、
布、プラスチックフィルムなどに含浸させ、または塗布
して保持させ、抗菌・消臭加工品とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホソバヤマジソ
(Mosla chinensis Maxim.)に含有される精油成分およ
び水、熱水もしくはアルコール抽出により得た成分がも
つ抗菌力、消臭作用および抗酸化作用を利用した、抗菌
剤組成物、抗菌加工品、消臭剤組成物、消臭加工品およ
び抗酸化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ホソバヤマジソは、シソ科(Labiatae)
のイヌコウジュ属(Mosla) に属する一年草で、わが国
では中国地方から九州にかけて、また朝鮮半島および中
国大陸に分布する植物である。漢方薬として、夏の風邪
や腹痛・下痢・湿疹の治療に用いられている。これまで
の研究で、8種のフラボノイド、フェノールカルボン酸
類、ステロール、脂肪酸類、また精油成分ではチモー
ル、カルバクロール、p−サイメンを主とする33種の
成分が含まれていることが知られた。
【0003】発明者らは、ホソバヤマジソの植物体を水
蒸気蒸留することによって得られる精油成分に着目し、
その抗菌作用を利用することを着想して試験したとこ
ろ、タイム(タチジャコウソウThymus vulgaris L.)の
精油を超える高い抗菌力があることを知り、この精油
を、抗菌剤組成物として、また抗菌加工品にして利用す
ることを、すでに提案した(特願平10−1272
1)。ここで、「抗菌力」とは、「抗カビ力」をも包含
する。
【0004】さらに研究を続けた発明者の一人は、ホソ
バヤマジソの精油が、抗菌作用に止まらず、消臭作用や
抗酸化作用をも示すことを確認した。また、水蒸気蒸留
による精油に限らず、水、熱水またはアルコールで抽出
した成分も、抗菌作用、消臭作用および抗酸化作用を有
することを見出した。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明の目的は、発明者が得
た上記の拡大された知見を活用し、ホソバヤマジソの精
油成分、および水、熱水またはアルコール抽出成分を使
用した、抗菌剤組成物、抗菌加工品、消臭剤組成物、消
臭加工品および抗酸化組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のホソバヤマジソ
由来成分を利用した抗菌剤組成物は、ホソバヤマジソか
ら、水、熱水またはアルコール抽出により得た成分を、
適宜の希釈剤に希釈してなるものである。
【0007】本発明のホソバヤマジソ由来成分を利用し
た抗菌加工品は、ホソバヤマジソから、水、熱水または
アルコール抽出により得た成分を、適宜の担体に担持さ
せてなるものである。
【0008】本発明のホソバヤマジソ由来成分を利用し
た消臭剤組成物は、ホソバヤマジソから、水蒸気蒸留に
より得た精油、または水、熱水もしくはアルコール抽出
により得た成分を、適宜の希釈剤に希釈してなるもので
ある。
【0009】本発明のホソバヤマジソ由来成分を利用し
た消臭加工品は、ホソバヤマジソから、水蒸気蒸留によ
り得た精油、または水、熱水もしくはアルコール抽出に
より得た成分を、適宜の担体に担持させてなるものであ
る。
【0010】本発明のホソバヤマジソ由来成分を利用し
た抗酸化剤組成物は、ホソバヤマジソから、水蒸気蒸留
により得た精油、または水、熱水もしくはアルコール抽
出により得た成分を、適宜の希釈剤に希釈してなるもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の抗菌剤組成物、消臭剤組
成物または抗酸化組成物を構成する希釈剤としては、各
組成物の用途に応じて任意のものが選択できるが、最も
代表的なものは、水およびエタノールである。それらの
混合物も、もちろん使いやすい。水、エタノールまたは
それらの混合物を使用したものは、食品に添加して使用
することができ、かつ、これらの組成物は、食品の容
器、調理器具そのほか食品に触れる物品の表面に、塗布
やスプレーにより適用して使用することができる。
【0012】本発明の抗菌剤組成物、消臭剤組成物また
は抗酸化組成物は、食品に限らず、日用品または家庭内
の設備において除菌を行なうべき部分、たとえば乳幼児
用品や便座などに、やはり塗布やスプレーにより適用し
て使用することもできる。
【0013】ホソバヤマジソの水、熱水またはアルコー
ル抽出成分がもつ抗菌作用は、種々の化粧品や医薬部外
品においても利用できる。精油および上記抽出成分がも
つ消臭作用もまた、化粧品や医薬部外品に対して利用可
能である。化粧品とくにスキンケアやヘアケアのための
化粧品に本発明の抗菌剤組成物または消臭剤組成物を添
加すれば、抗菌能力や消臭能力を伴う製品が得られる。
精油も抽出成分もそれぞれ固有の匂いをもち、これが化
粧品のもつべき香りに一定の制約を与えてしまうという
問題があるが、快い芳香であるから、致命的なことでは
ない。本発明の抗菌剤組成物または消臭剤組成物を添加
することが適切な医薬部外品の例は、オーラルケア製品
に属するマウスウオッシュや、入浴剤の類である。
【0014】本発明の抗菌加工品、すなわちホソバヤマ
ジソから、水、熱水またはアルコールで抽出した成分を
適宜の担体に担持させてなる抗菌加工品の最も代表的な
ものは、担体として衣料品を用いた製品である。衣料品
はとしてはすべてのものが当てはまるが、とくに肌着に
適用したとき、有用である。アレルギーやアトピーの患
者にとって、副作用を伴わない抗菌作用は好ましいもの
である。
【0015】衣料品すなわち繊維製品のほかにも、担体
としては、紙、布またはプラスチックフィルムなど、任
意のものが使用できる。使い捨ての紙に上記抽出成分を
しみこませたものは、抗菌力のあるウエットティッシュ
ペーパーとして使えるし、湿潤状態で物品を包装する包
装紙としても役立つ。湿潤または乾燥状態で、物品とく
に食品を包装する目的には、プラスチックのフィルムに
ホソバヤマジソの抽出成分を塗布または練り込んだ形態
の、抗菌加工品を使用するとよい。そのほかの抗菌加工
品の例としては、掃除機のフィルターを担体としたもの
が挙げられる。
【0016】本発明の消臭加工品、すなわちホソバヤマ
ジソから、水蒸気蒸留で得た精油成分、または水、熱水
もしくはアルコールで抽出した成分を適宜の担体に担持
させてなる消臭加工品の最も代表的なものは、抗菌加工
品と同様に、担体として衣料品を用いた製品である。抗
菌加工品について上述したところは、すべて消臭加工品
にもあてはまる。
【0017】このように、本発明のホソバヤマジソ由来
成分を利用した組成物および加工品にはさまざまな態様
があるが、いずれの場合も、組成物の調剤形態や精油ま
たは抽出成分を希釈した製品の濃度、また担体への担持
量は、下記の抗菌性試験、消臭能力試験および抗酸化性
試験の結果を参考にして、要求される抗菌・消臭または
抗酸化性能とのバランスにおいて、必要により若干の実
用試験を追加して行なうことにより、決定することが可
能であろう。
【0018】
【実施例】[精油の採取、熱水抽出成分およびメタノー
ル抽出成分の採取]兵庫県で栽培したホソバヤマジソを
6〜8月の開花期に採取し、常法にしたがって水蒸気蒸
留を行ない、精油を得た。別に、熱水で、またはメタノ
ールで抽出を行ない、濃縮して、熱水抽出物およびメタ
ノール抽出物を得た。 [抗菌性の試験]上記の精油および2種の抽出物と、比
較のために選んだタイム精油および青森ヒバ精油とにつ
いて、下記の細菌、酵母およびカビ類を対象にして、そ
の抗菌性を試験した。試験は、寒天平板希釈法を用い
て、最小発育阻止濃度(mg/ml)を測定することにより
行った。さらに、メタノール抽出物について、その濃度
を変えて、各菌に対する発育阻止円径(mm)を測定し
た。熱水抽出物についても、同様に濃度を変えた試験
を、一部の菌について行なった。結果を、それぞれ表
1、表2および表3に示す。
【0019】 細菌類 (1)黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus ATCC 6538p (2)枯草菌 Bacillus subtilis ATCC 6633 (3)大腸菌 Escherichia coli NIHJ (4)肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae IFO 13277 (5)立鱗病菌 Aeromonas hydrophilla IFO 13286 酵母類 (6)カンジダ菌 Candida albicans IFO 1594 カビ類 (7)黒麹カビ Aspergillus niger ATCC 6275 (8)白癬菌 Trichophyton mentagrophytes IFO 5466 (9)根腐れ病菌 Fusarium solani f.sp.mori IFO 7707 (10)根腐れ萎ちょう病菌 Fusarium oxysporum f.sp.lycopersici IFO 31213
【0020】 表 1 MIC(mg/ml) 菌 株試 料 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) 精 油 0.125 0.125 0.125 0.125 0.125 0.250 0.125 0.063 0.125 0.500 HW抽出 15.6 62.5 62.5 >250 15.6 >250 >250 15.6 250 >250 Me抽出 31.3 31.3 62.5 31.3 15.6 31.3 31.3 31.3 31.3 31.3 「HW抽出」は熱水抽出物を、「Me抽出」はメタノー
ル抽出物を意味する。
【0021】 表 2 発育阻止円径(mm) メタノール抽出物 菌 株濃度(mg/ml) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) 250 24 34 30 14 32 14 30 35 35 20 125 19 30 32 10 18 15 20 30 28 14 62.5 11 12 15 13 14 10 12 30 24 10 31.3 8 8 − − 11 8 10 24 26 10 15.6 − − − − 9 − − − − − 7.8 − − − − − − − − − −
【0022】 表 3 発育阻止円径(mm) 熱水抽出物 菌 株濃度(mg/ml) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) 250 35 14 12 − 16 − − 35 10 − 125 30 11 10 − 12 − − 26 − − 62.5 28 10 10 − 11 − − 16 − − 31.3 28 − − − 9 − − 16 − − 15.6 18 − − − 8 − − 12 − − 7.8 − − − − − − − − − −
【0023】[消臭性の試験]前記の精油または抽出物
の試料各20mgを、溶媒とするアセトンまたはジメチル
スルホアミド各5mlに溶解し、0.4%溶液とした。別
に、リン酸二水素一ナトリウムの0.2M溶液とリン酸
一水素二ナトリウムの0.2M溶液とを16:84の割
合で混合して2倍に希釈した、0.1Mリン酸バッファ
ー(pH7.5)を用意した。試料溶液5ml、市販の
0.1%メチルメルカプタン標準水溶液0.1mlおよび
バッファー溶液15mlを、30mlセプタムバイアルで混
合し、試料0.1%を含む試験液とした。ブランクは、
試料が入らず溶媒だけを加えたものを用いた。
【0024】各試験液を5秒間攪拌し、37℃に5分間
置き、ついで常温に20分間放置したのち、ふたたび5
秒間攪拌し、37℃に5分間置くインキュベーションを
行なった。
【0025】ガス検知管No.70Lを使用して、バイア
ル内に残留したメルカプタン量を測定した。(ブランク
と試験区分との値の差/ブランクの値)×100をもっ
て、メルカプタンの減少率とし、これを消臭効果の尺度
とした。結果を、既知の消臭剤である銅クロロフィリン
Naの消臭効果と比較して、表4に示す。 表 4 消臭効果(%) 消臭剤 銅クロロフィリンNa 精油 熱水抽出物 メタノール抽出物 消臭効果(%) 28.6 71.4 35.7 85.7
【0026】[抗酸化性の試験]前記の精油または抽出
物の試料各1mgを、溶媒とする99.5%エタノール各
2mlに溶解し、0.05%溶液とした。被酸化物として
リノール酸を選び、99.5%エタノール中の2.51
%溶液とした。ブランクは、試料を入れず、99.5%
エタノールだけを2ml用いた。別に、リン酸二水素一ナ
トリウムとリン酸一水素二ナトリウムの0.05M溶液
を混合して、0.05Mリン酸バッファー(pH7.
0)を用意した。試料溶液またはブランク溶液2ml、リ
ノール酸溶液2.1mlおよびバッファー溶液4mlを蒸留
水1.9mlと混合し、試料0.01%を含む出発試験液
とした。
【0027】出発試験液(合計10ml)に対し、40℃
の暗所に24時間放置するインキュベーションを行なっ
てリノール酸が酸化されるにまかせ、その後、酸化反応
の停止剤として、99.5%エタノール中0.5%BH
T溶液1.0mlを添加した。
【0028】酸化を停止した試験液を、試験液Aとす
る。これについて、下記のロダン鉄法により抗酸化活性
を調べた。結果を、表5に示す。 (ロダン鉄法)試験液Aの0.1ml、75%エタノール
9.7mlおよび30%チオシアン酸アンモニウム溶液
0.1mlを混合し、その混合物に0.02M塩化第一鉄
/3.5%塩酸溶液0.1mlを添加して、試験液Bとす
る。3分間放置した後、試験液Bについて、波長500
nmにおける吸光度を測定する。ブランクの値を100%
としたときの各試験液Bの吸光度をパーセントで表し、
抗酸化性の尺度とする。 表 5 抗酸化性(リノール酸の酸化阻止の度合い) 試 料 精油 熱水抽出物 メタノール抽出物 ロダン鉄法(%) 12 91 78
【0029】
【発明の効果】本発明の抗菌剤組成物、抗菌加工品、消
臭剤組成物、消臭加工品および抗酸化剤組成物は、植物
から採取した有効成分を利用するものであって、副作用
を伴わずに高い抗菌・消臭・抗酸化作用を発揮する。従
って、食品や肌着などに、副作用の心配なく使用でき
る。精油や抽出物がもたらす芳香は、この種の組成物お
よび加工品にとって、一般に好ましいものである。原料
のホソバヤマジソは天然に産し、また栽培も容易な植物
であるから、精油にしても、水、熱水またはアルコール
抽出物にしても、その製造コストは低廉で済む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 K 7/48 7/48 A61L 9/01 A61L 9/01 R C09K 15/34 C09K 15/34 // A61K 7/16 A61K 7/16 7/50 7/50 (72)発明者 ▲高▼原 純夫 兵庫県洲本市塩谷3−1−201 (72)発明者 高橋 和久 兵庫県明石市大明石町1−7−27−302 Fターム(参考) 4C080 AA03 BB02 BB04 BB05 BB06 HH03 KK06 LL04 MM31 NN01 NN15 NN24 4C083 AA111 AC102 CC41 EE18 EE50 4H011 AA02 AA03 BA01 BB22 BC03 BC18 DG03 DG05 4H025 BA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホソバヤマジソ(Mosla chinensis Maxi
    m.)から、水、熱水またはアルコール抽出により得た成
    分を、適宜の希釈剤に希釈してなるホソバヤマジソ由来
    成分を利用した抗菌剤組成物。
  2. 【請求項2】 希釈剤が水、エタノールまたはそれらの
    混合物であって、食品に添加して使用するか、または食
    品に触れる物品の表面、または日用品もしくは家庭内の
    設備において除菌を行なうべき部分に適用して使用する
    請求項1の抗菌剤組成物。
  3. 【請求項3】 希釈剤が水、エタノールまたはそれらの
    混合物であって、化粧品として、または医薬部外品とし
    て必要な他の成分を含有する請求項1の抗菌剤組成物。
  4. 【請求項4】 ホソバヤマジソから、水、熱水もしくは
    アルコール抽出により得た成分を、適宜の担体に担持さ
    せてなるホソバヤマジソ由来成分を利用した抗菌加工
    品。
  5. 【請求項5】 担体が衣料品であるか、または使い捨て
    る紙、布またはプラスチックフィルムである請求項4の
    抗菌加工品。
  6. 【請求項6】 ホソバヤマジソから、水蒸気蒸留により
    得た精油、または水、熱水もしくはアルコール抽出によ
    り得た成分を、適宜の希釈剤に希釈してなるホソバヤマ
    ジソ由来成分を利用した消臭剤組成物。
  7. 【請求項7】 希釈剤が水、エタノールまたはそれらの
    混合物である請求項6の消臭剤組成物。
  8. 【請求項8】 ホソバヤマジソから、水蒸気蒸留により
    得た精油、または水、熱水もしくはアルコール抽出によ
    り得た成分を、適宜の担体に担持させてなるホソバヤマ
    ジソ由来成分を利用した消臭加工品。
  9. 【請求項9】 担体が衣料品であるか、または使い捨て
    る紙、布またはプラスチックフィルムである請求項8の
    消臭加工品。
  10. 【請求項10】 ホソバヤマジソから、水蒸気蒸留によ
    り得た精油、または水、熱水もしくはアルコール抽出に
    より得た成分を、適宜の希釈剤に希釈してなるホソバヤ
    マジソ由来成分を利用した抗酸化剤組成物。
  11. 【請求項11】 希釈剤が水、エタノールまたはそれら
    の混合物である請求項10の抗酸化剤組成物。
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