JP2001031368A - 搬送車システム - Google Patents

搬送車システム

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JP2001031368A
JP2001031368A JP11207608A JP20760899A JP2001031368A JP 2001031368 A JP2001031368 A JP 2001031368A JP 11207608 A JP11207608 A JP 11207608A JP 20760899 A JP20760899 A JP 20760899A JP 2001031368 A JP2001031368 A JP 2001031368A
Authority
JP
Japan
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fall prevention
rail
prevention member
support
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP11207608A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kato
慎也 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール支持ボルト14と天井ボルト16との
間に、落下防止部材18を設け、ブラケット20で天井
ボルト16と落下防止部材18とを接続する。ナットプ
レートを取り付けたレール支持ボルト14を、落下防止
部材18の底部の支持部上をスライドさせて取り付け
る。 【効果】 レールの支持用の部材を用いて、落下防止部
材を簡単に取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は天井走行車システム等の
搬送車システムに関し、特に搬送車からの物品の落下の
防止に関する。
【0002】
【従来技術】天井等にボルト等のつり下げ部材を取り付
け、搬送車の走行レールをつり下げ部材で支持すること
が行われている。この走行レールでリニア搬送車等の搬
送車を走行させ、搬送車が走行レールの上に来るように
配置する。このような場合、搬送中の物品の落下を防止
するための部材を設けることが好ましい。ところでリニ
ア搬送車の場合は、レール側に一次導体を配置し、搬送
車側に二次導体を配置することで、搬送車側に駆動源を
設けないようにしている。これは、リニア搬送車を用い
る理由が、搬送車に集電部や回転モータを設けることを
不要にして、発塵を防止することにある場合が多いため
である。このため搬送車には、駆動源を駆動するための
駆動電源等が設けられておらず、移載の妨げとならない
ような昇降自在の落下防止装置を設けることが困難であ
った。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、落下防止部材を簡単
に設置できるようにすることにある(請求項1〜3)。
請求項2の発明の追加の課題は、天井側のつり下げ部材
のピッチが走行レール側にフィットしない場合でも、落
下防止部材を用いて走行レールを簡単に設置できるよう
にすることにある。請求項3の発明の追加の課題は、走
行レール側のつり下げ部材を、落下防止部材に簡単に取
り付けられるようにすることにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、つり下げ部材により、搬送
車の走行レールをつり下げた搬送車システムにおいて、
前記搬送車からの物品の落下を防止するための落下防止
部材を、走行レールの両側上部に、前記つり下げ部材に
より支持したことを特徴とする。搬送車は好ましくはリ
ニア搬送車とする。また落下防止部材は好ましくは、上
側を流線形とする。
【0005】好ましくは、つり下げ部材を、天井側のつ
り下げ部材と走行レール側のつり下げ部材とで構成し、
天井側のつり下げ部材に落下防止部材を取り付け、落下
防止部材に走行レール側のつり下げ部材を取り付ける。
【0006】さらに好ましくは、落下防止部材を走行レ
ール側のつり下げ部材の支持部を下部に有する長尺状の
部材で構成し、走行レール側のつり下げ部材を支持部に
沿って摺動させて落下防止部材に取り付け得るようにす
る。
【0007】落下防止部材は特に好ましくは、断面をU
字状として、底部を内側に折り曲げて支持部とし、この
支持部を走行レール側のつり下げ部材で上下から挟み込
むようにして取り付ける。
【0008】
【発明の作用と効果】この発明では、落下防止部材を走
行レールの両側につり下げ部材を利用して支持するの
で、落下防止部材を支持するための部材を設けることな
く搬送車からの物品の落下を防止できる。また搬送車に
移載の妨げとならない昇降自在な落下防止部材を設ける
のではないので、搬送車側に駆動電源等を持たないリニ
ア搬送車等に特に適している(請求項1〜3)。
【0009】請求項2の発明では、天井側のつり下げ部
材に落下防止部材を取り付け、落下防止部材に走行レー
ル側のつり下げ部材を取り付けるので、天井側のつり下
げ部材と走行レール側のつり下げ部材とのピッチが異な
る場合でも、容易に走行レールをつり下げることができ
る。このため、落下防止部材を落下の防止とピッチの調
整とに兼用できる。
【0010】請求項3の発明では、落下防止部材を走行
レール側のつり下げ部材の支持部を下部に有する長尺状
の部材で構成するので、落下防止部材の加工が容易にな
る。そして走行レール側のつり下げ部材を支持部に沿っ
て摺動させて、所望の位置に取り付けることができるの
で、走行レール側のつり下げ部材を落下防止部材に容易
に取り付けることができる。
【0011】
【実施例】図1〜図4に実施例を示し、図5に変形例を
示す。図1,図2に実施例の搬送車システムの概要を示
すと、2はクリーンルーム等の天井で、4は走行レール
であり、6はそのアームで、8は走行レール4上を走行
するリニア搬送車である。10はリニア搬送車の荷台
で、12は荷台10上に載置されて搬送されるカセット
等の物品である。そしてリニア搬送車8は、走行レール
4側に設けたリニアモータ(一次導体)と搬送車本体側
に設けたアルミ等の二次導体とにより走行し、搬送車本
体側に駆動源及びその駆動電源等を持たない。これはク
リ−ンルーム内での発塵を防止するためである。
【0012】14はアーム6に取り付けたレール支持ボ
ルトで、16は天井2に埋め込んだ天井ボルトである。
そしてレール支持ボルト14のピッチは走行レール4に
より定まり、天井ボルト16のピッチはクリーンルーム
の設計で定まるので、一般には一致しない場合が多い。
なおボルト14,16はつり下げ部材の例であり、ボル
ト以外のつり下げ部材も用いることができる。
【0013】18は長尺状の落下防止部材で、断面はU
字状で、上面を流線形にしてある。また落下防止部材の
下部を両側から内側へ断面ハの字状に折り曲げ、支持部
30としてある。落下防止部材18は、天井ボルト16
の走行レール4の両側上部に取り付けられるが、具体的
な取り付け高さは、リニア搬送車8の荷台10に載置さ
れている物品12の側方に落下防止部材18が位置する
ように定める。20は取り付け用のブラケットで、22
はボルト、24はナットである。そしてブラケット20
を介して、天井ボルト16に落下防止部材18を取り付
け、落下防止部材18にレール支持ボルト14を取り付
けて、走行レール4を支持する。
【0014】図3に落下防止部材18の取付を示す。ブ
ラケット20には3つの孔26,27,26があり、中
央の孔26に天井ボルト16の先端を挿入して、ナット
等で固定する。落下防止部材18は長尺状の部材で、そ
の両端部付近に孔28,ここでは長孔、を設け、孔28
を孔27と重ねて、ボルト22とナット24で固定す
る。これで天井ボルト16に対して、落下防止部材18
を取り付けることができる。なお落下防止部材18の長
さは例えば天井ボルト16のピッチに合わせて定め、孔
28を長孔にしたのは、落下防止部材18の両端で孔2
7と重ねるのを容易にするためである。孔28を円形の
孔とし、孔27を長孔としても良い。
【0015】落下防止部材18は上部が流線形で、クリ
ーンルームでの上から下への気流を乱さないようにす
る。落下防止部材18の下部には一対の支持部30,3
0を設け、落下防止部材18の下部を内側に折り曲げ
て、断面がハの字状の支持部30とし、下から上に向け
て支持部30,30間の間隔が狭まるようにする。落下
防止部材18は、両端部の孔28,28を除いて、長手
方向に均一な形状をしている。
【0016】レール支持ボルト14には、ナット36
と、板状で両側に突起を設けて落下防止部材の底部を両
側から挟み込むようにした挟持部34、及びナットプレ
ート32を取り付けておき、落下防止部材18の両端の
開口から、支持部30,30が挟持部34とナットプレ
ート32の間に挟み込まれるように挿入し、レール支持
ボルト14を支持部30に沿って摺動させ、所望の位置
まで移動させる。この後ナット36を締めて、挟持部3
4の両端の突起で落下防止部材18の底部を挟み込め
ば、レール支持ボルト14の取付が完了する。この状態
を図4に示す。
【0017】所定の位置にレール支持ボルト14を取り
付けると、その下端をアーム6に取り付ければ、走行レ
ール4の設置が完了する。レール支持ボルト14が落下
防止部材18から外れるには、一対の支持部30,30
が図4の左右に開くことが必要である。しかしながら支
持部30,30は上側をナットプレート32で押さえら
れ、下側を挟持部34で左右から挟み込まれているの
で、開くことができない。このため極めて簡単に、レー
ル支持ボルト14を落下防止部材18の所望の位置に取
り付けることができる。なお図3では、落下防止部材1
8の左右両端の開口から、レール支持ボルト14の先端
を挿入する例を示したが、落下防止部材18の左右両端
の開口を塞ぎ、左右両端付近で落下防止部材の底面の支
持部30,30を除去し、この開口からレール支持ボル
ト14を挿入しても良い。
【0018】実施例では落下防止部材18の内側に支持
部30,30を設ける例を示したが、支持部を落下防止
部材の外側に設けても良い。このような例を図5に示
す。図5において、19は新たな落下防止部材で、31
は落下防止部材19の両端を外側に半円状に変形させ、
かつその先端を肉太に丸めた支持部である。35は新た
な挟持部で、左右両端を内側に曲げて先端を肉太に丸め
てある。そして挟持部35にナット36等でレール支持
ボルト14を固定する。レール支持ボルト14の落下防
止部材19への取付では、図3と同様に左右両端の開口
からレール支持ボルト14の先端を挿入して、支持部3
1の内側の溝に係合させ、この溝に沿って挟持部35を
必要な位置まで移動させればよい。
【0019】実施例の効果を示す。 (1) 落下防止部材18を容易に取り付けることがで
き、リニア搬送車8からの物品12の落下を防止でき
る。 (2) 落下防止部材18を用いて、容易にレール支持ボ
ルト14を取り付けることができる。 (3) レール支持ボルト14と天井ボルト16とのピッ
チが異なる場合でも、取付が容易である。 (4) 落下防止部材18は長尺状の部材で、加工が容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の搬送車システムの要部側面図
【図2】 実施例の搬送車システムの正面図
【図3】 実施例での落下防止部材の斜視図
【図4】 実施例での、落下防止部材へのレール支持ボ
ルトの取り付けを示す断面図
【図5】 変形例の落下防止部材の端面図
【符号の説明】
2 天井 4 走行レール 6 アーム 8 リニア搬送車 10 荷台 12 物品 14 レール支持ボルト 16 天井ボルト 18 落下防止部材 20 ブラケット 22 ボルト 24 ナット 26,27,28 取り付け孔 30 支持部 32 ナットプレート 34 挟持部 36 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つり下げ部材により、搬送車の走行レー
    ルをつり下げた搬送車システムにおいて、 前記搬送車からの物品の落下を防止するための落下防止
    部材を、走行レールの両側上部に、前記つり下げ部材に
    より支持したことを特徴とする、搬送車システム。
  2. 【請求項2】 前記つり下げ部材を、天井側のつり下げ
    部材と走行レール側のつり下げ部材とで構成し、天井側
    のつり下げ部材に前記落下防止部材を取り付け、落下防
    止部材に走行レール側のつり下げ部材を取り付けたこと
    を特徴とする、請求項1の搬送車システム。
  3. 【請求項3】 前記落下防止部材が、走行レール側のつ
    り下げ部材の支持部を下部に有する長尺状の部材からな
    り、走行レール側のつり下げ部材を前記支持部に沿って
    摺動させて落下防止部材に取り付け得ることを特徴とす
    る、請求項2の搬送車システム。
JP11207608A 1999-07-22 1999-07-22 搬送車システム Pending JP2001031368A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2071617A2 (en) * 2007-12-10 2009-06-17 Murata Machinery, Ltd. Overhead buffer and transfer method of the same
JP2010280497A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Murata Machinery Ltd 天井搬送車の軌道設備

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2071617A2 (en) * 2007-12-10 2009-06-17 Murata Machinery, Ltd. Overhead buffer and transfer method of the same
KR101236361B1 (ko) 2007-12-10 2013-02-22 무라다기카이가부시끼가이샤 천정 버퍼
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