JP2001031266A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2001031266A
JP2001031266A JP11211840A JP21184099A JP2001031266A JP 2001031266 A JP2001031266 A JP 2001031266A JP 11211840 A JP11211840 A JP 11211840A JP 21184099 A JP21184099 A JP 21184099A JP 2001031266 A JP2001031266 A JP 2001031266A
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Masami Fuchi
昌巳 淵
Masaki Higashiyama
雅樹 東山
Mitsuhiro Aida
光弘 合田
Kiyonori Yamamoto
清典 山本
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気吹き付け手段を構成する送風ファンの容
量を小さくすることができる給紙装置を提供する。 【解決手段】 給紙装置は、用紙を積載する用紙積載手
段と、吸引給送手段と、積載手段に積載された用紙の前
端上部に空気を噴出する送風ダクトと該送風ダクトの一
端に接続した送風ファンとを有する空気吹き付け手段と
を具備している。空気吹き付け手段は、浮揚ノズルまた
は分離ノズルから噴出する空気を選択的に切り替える吹
き出し空気切替え機構を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成機に装備され、画像形成部
に向けて用紙を給送する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成機においては、給紙トレ
イ上に積載された用紙を最上位のものから1枚づつ順次
取り出し、画像形成部に向けて給送する給紙装置を具備
している。この給紙装置としては、給紙トレイ上に積載
された最上位の用紙に給送ローラを接触させ、その摩擦
力によって用紙を送り出す方式のものが広く実用に供さ
れている。このように、給送ローラを用紙に接触させて
給送する方式の給紙装置は、給送ローラが摩耗すると用
紙との間にスリップが発生して用紙を汚す原因になると
ともに、給送ローラの摩耗量が大きくなると用紙の給送
が不良となる。従って、給送ローラの耐久性が問題とな
る。
【0003】また、給紙装置においては、給紙トレイ上
に積載された最上位の用紙と2枚目以下の用紙とを分離
するための用紙分離手段を具備している。この用紙分離
手段としては、爪分離方式、フリクションパッド方式、
ゲート方式等が一般に用いられているが、いずれも用紙
を確実に分離できずに複数枚を給送する所謂用紙の重送
を生ずることがあり、また、紙詰まりを発生することも
ある。
【0004】上述した給送ローラおよび用紙分離機構を
備えた給紙装置の問題を解消するものとして、空気吸引
式の給紙装置が例えば特開平6ー107347号公報に
開示されている。この空気吸引式の給紙装置は、用紙を
積載する用紙積載手段と、該用紙積載手段の上方に配設
され用紙搬送方向に間隔をおいて互いに平行に配設され
た駆動ローラおよび従動ローラと、駆動ローラと従動ロ
ーラとの間に配設され吸引口を備えた吸引ダクトと、駆
動ローラと従動ローラおよび吸引ダクトを捲回して配設
され複数個の穴を備えた給送ベルトとを有する吸引給送
手段と、用紙積載手段の下方に配設され用紙積載手段に
積載された用紙の前端上部に空気を噴出する複数個の浮
揚ノズルと、吸引給送手段の下面に向けて空気を噴出す
る複数個の分離ノズルとを備えた送風ダクトを有する空
気吹き付け手段とを具備している。上記浮揚ノズルから
噴出された空気は、用紙載置板に積載された用紙の上部
に吹き付けられ、上位数枚の用紙を浮揚させる。このよ
うにして浮揚されれた最上位の用紙は、吸引給送手段の
給送ベルトに吸引されるとともに搬送される。一方、上
記のように浮揚された最上位以外の用紙は、分離ノズル
から噴出される空気が最上位の用紙と2枚目との間に侵
入して分離される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、従来用いられ
ている空気吸引式の給紙装置においては、上記空気吹き
付け手段を構成する送風ダクトに設けられる複数個の浮
揚ノズルと分離ノズルから同時に空気を噴出するように
構成されている。しかしながら、複数個の浮揚ノズルと
分離ノズルから同時に空気を噴出する空気量を賄うため
には、大容量の送風ファンが必要となり、コストを増大
する要因となるとともに、装置全体のコンパクト化を妨
げる要因ともなっている。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、空気吹き付け手段を構成する送風ファンの容量を
小さくすることができる給紙装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は実験の結
果、浮揚ノズルから噴出される空気による用紙の浮揚
と、分離ノズルから噴出される空気による最上位の用紙
と2枚目以下の用紙との分離は必ずしも同時の行う必要
はなく、用紙を浮揚し最上位の用紙が吸引給送手段の給
送ベルトに吸引された時点で分離作用が行われればよい
ことをつきとめた。そして、浮揚ノズルから空気を噴出
する時期と、分離ノズルから空気を噴出する時期を選択
的に切り換えることにより、送風ファンの容量を小さく
することを可能にして。即ち、本発明によれば、上記技
術的課題を達成するために、用紙を積載する用紙積載手
段と、該用紙積載手段の上方に配設され用紙搬送方向に
間隔をおいて互いに平行に配設された駆動ローラおよび
従動ローラと、該駆動ローラと従動ローラとの間に配設
され吸引口を備えた吸引ダクトと、該駆動ローラと従動
ローラおよび該吸引ダクトを捲回して配設され複数個の
穴を備えた搬送ベルトとを有する吸引給送手段と、該用
紙積載手段に積載された用紙の前端上部に空気を噴出す
る複数個の浮揚ノズルと、該吸引給送手段の下面に向け
て空気を噴出する複数個の分離ノズルとを備えた送風ダ
クトを有する空気吹き付け手段とを具備する給紙装置に
おいて、該空気吹き付け手段は、該浮揚ノズルまたは該
分離ノズルから噴出する空気を適宜切り替える吹き出し
空気切替え機構を具備している、ことを特徴とする給紙
装置が提供される。
【0008】上記吹き出し空気切替え機構は、上記浮揚
ノズルまたは上記分離ノズルを選択的に閉鎖するシャッ
ター板と、該シャッター板を作動し該分離ノズルを閉鎖
して浮揚ノズルを開口する第1の位置と、浮揚ノズルを
閉鎖して分離ノズルを開口する第2の位置に作動する駆
動機構とを具備している。上記シャッター板は、上記送
風ダクト内に配設された回動軸に装着され、上記駆動機
構は回動軸を一方向または他方向に回動することにより
シャッター板を上記第1の位置または上記第2の位置に
位置付けるように構成されている。また、シャッター板
は、上記送風ダクト内の外周面に沿って摺動可能に配設
され、上記駆動機構はシャッター板を一方向または他方
向に移動することによりシャッター板を上記第1の位置
または上記第2の位置に位置付けるように構成されてい
る。
【0009】また、本発明によれば、用紙を積載する用
紙積載手段と、該用紙積載手段の上方に配設され用紙搬
送方向に間隔をおいて互いに平行に配設された駆動ロー
ラおよび従動ローラと、該駆動ローラと従動ローラとの
間に配設され吸引口を備えた吸引ダクトと、該駆動ロー
ラと従動ローラおよび該吸引ダクトを捲回して配設され
複数個の穴を備えた搬送ベルトとを有する吸引給送手段
と、該用紙積載手段に積載された用紙の前端上部に空気
を噴出する複数個の浮揚ノズルと、該吸引給送手段の下
面に向けて空気を噴出する複数個の分離ノズルとを備え
た送風ダクトを有する空気吹き付け手段とを具備する給
紙装置において、該空気吹き付け手段は、該浮揚ノズル
または該分離ノズルを選択的に閉鎖するシャッター板
と、該シャッター板を作動し該分離ノズルを閉鎖して該
浮揚ノズルを開口する第1の位置と、該浮揚ノズルを閉
鎖して該分離ノズルを開口する第2の位置に作動する吹
き出し空気切替え機構と、該吸引給送手段の該搬送ベル
トに用紙が吸着されたか否かを検出する用紙吸着検出手
段と、該用紙吸着検出手段からの検出信号に基づいて該
吹き出し空気切替え機構の作動を制御する制御手段とを
具備し、該制御手段は、該用紙吸着検出手段からの検出
信号に基づいて、該搬送ベルトに用紙が吸着されていな
いときには該シャッター板を該第1の位置に位置付け、
該搬送ベルトに用紙が吸着されているときには該シャッ
ター板を該第2の位置に位置付けるように該吹き出し空
気切替え機構を制御する、ことを特徴とする給紙装置が
提供される。
【0010】
【発明の実施の態様】以下、本発明に従って構成された
給紙装置の好適な実施の態様について、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0011】図1には、画像形成機に装備される給紙装
置の概略構成断面図が示されている。給紙装置は、用紙
を積載する用紙積載手段2を具備している。図示の実施
形態における用紙積載手段2は、枠体21と、該枠体2
1内に配設されシート状の用紙Pを載置する用紙載置板
22と、用紙載置板22に積載された用紙Pの後端を押
さえるともに用紙Pの高さを検出するための用紙後端押
さえ兼用紙高さ検出手段23を備えている。用紙載置板
22は、図示しない載置板昇降機構により枠体21に沿
って図1において上下方向に移動可能に構成されてい
る。
【0012】上記用紙後端押さえ兼用紙高さ検出手段2
3は、枠体21の上方に配設され取付け板231に固定
されたブラケット232と、該ブラケット232に図1
において上下方向に摺動可能に装着された押圧棒233
と、該押圧棒233を図1において下方に移動すべく付
勢するコイルばね234と、ブラケット232に取り付
けられた発行素子と受光素子とからなるフォトセンサ2
35(SW1)と、押圧棒233に取り付けられ押圧棒
233の移動によってフォトセンサ235(SW1)の
発行素子と受光素子の間を通過するように配設された遮
光板236とからなっている。このように構成された用
紙後端押さえ兼用紙高さ検出手段23の押圧棒233
は、その下端が用紙載置板22に積載された用紙Pの最
上位の用紙に接触するとともに、コイルばね234のバ
ネ力によって所定の押圧力で用紙を押圧する。そして、
この押圧棒233は、その下端が用紙載置板22に積載
された用紙Pの上限位置P1で接触する実線で示す第1
の位置と、用紙Pの下限位置P0で接触する2点鎖線で
示す第2の位置との間で移動する。用紙後端押さえ兼用
紙高さ検出手段23の遮光板236は、押圧棒233が
実線で示す第1の位置に位置付けられているときにはフ
ォトセンサ235(SW1)の上側に位置し、押圧棒2
33が2点鎖線で示す第2の位置に位置付けられるとフ
ォトセンサ235(SW1)の発行素子と受光素子の間
に位置して光を遮る。フォトセンサ235(SW1)は
押圧棒233が実線で示す第1の位置から2点鎖線で示
す第2の位置に達するまでの間はON信号を、押圧棒2
33が2点鎖線で示す第2の位置に達するとOFF信号
を後述する制御手段に送るようになっている。そして、
後述する制御手段は、フォトセンサ235(SW1)か
らのOFF信号に基づいて図示しない載置板昇降機構を
作動して用紙載置板21を上昇せしめる。このようにし
て用紙載置板21が上昇せしめられ、用紙載置板22に
積載された用紙Pの高さ位置がP1まで達すると、押圧
棒233が実線で示す第1の位置に達し遮光板236が
実線で示すようにフォトセンサ235(SW1)の上側
に位置付けられる。この結果、フォトセンサ235(S
W1)がON信号を出力するため、制御手段はこのON
信号に基づいて載置板昇降機構の作動を停止する。
【0013】上記用紙積載手段2における矢印30で示
す用紙搬送方向前部の上方には、吸引給送手段3が配設
されている。吸引給送手段3について、図1および図2
を参照して説明する。図示の実施形態における吸引給送
手段3は、図1において矢印30で示す用紙搬送方向に
間隔をおいて互いに平行に配設された駆動ローラ31お
よび従動ローラ32と、該駆動ローラ31と従動ローラ
32との間に配設された吸引ダクト33と、駆動ローラ
31と従動ローラ32および吸引ダクト33を捲回して
配設された搬送ベルト34とを具備している。
【0014】上記駆動ローラ31は、前後方向(図2に
おいて上下方向)に所定の間隔をおいて配設された支持
板35、36に回転自在に支持された回転軸311と、
該回転軸311に装着された4個のローラ312とから
なっており、回転軸311が電動モータ300(M1)
の駆動力により図示しない回転駆動機構を介して図1に
おいて矢印310で示す方向に回転駆動せしめられるよ
うに構成されている。上記従動ローラ32は、上記支持
板35、36に回転自在に支持された回転軸321と、
該回転軸321に装着された4個のローラ322とから
なっている。なお、駆動ローラ31の4個のローラ31
2と従動ローラ32の4個のローラ322は、それぞれ
対向した位置に配設されている。
【0015】上記吸引ダクト33は、上壁331と下壁
332と左側壁333と右側壁334と前端壁335と
後端壁336とからなり、図示の実施形態においては合
成樹脂によって一体に形成されている。吸引ダクト33
を構成す下壁332には、上記駆動ローラ31および従
動ローラ32の各ローラ312およびローラ322と対
応する位置に4個の吸引口332aが形成されている。
この4個の吸引口332aは、図示の実施形態において
は図1において矢印30で示す用紙搬送方向前部に設け
られれいる。上記前端壁335には接続筒337が一体
に形成されており、この接続筒337に電動モータ37
(M2)によって駆動される吸引ファン38が装着され
ている。また、後端壁336には、空気吸入口336a
が形成されている。
【0016】上記搬送ベルト34は、厚さが0.5〜
1.5mm程度の合成ゴムによって無端状に形成されて
いる。この搬送ベルト34には、複数個の穴34aが形
成されている。図示の実施形態においては、穴34aは
直径が5mm、穴ピッチ10mmで4列に、そして穴3
4aと穴34aの間隔は13.5mmに形成されてい
る。
【0017】図示の実施形態における吸引給送手段3
は、用紙が上記搬送ベルト34に吸着されたか否かを検
出する検出手段としての用紙吸着検出センサ39(SW
2)を備えている。用紙吸着検出センサ39(SW2)
は、図示の実施形態においてはマイクロスイッチからな
っており、上記搬送ベルト34間において吸引ダクト3
3の下壁332に装着されている。この用紙吸着検出セ
ンサ39(SW2)は、吸引給送手段3の搬送ベルト3
4に用紙が吸着されていないときにはOFF信号を、搬
送ベルト34に用紙が吸着されているときにはON信号
を後述する制御手段に出力する。なお、用紙吸着検出セ
ンサ39(SW2)は、後述する空気吹き付け手段の構
成部品として機能する。
【0018】上述のように構成された吸引給送手段3の
矢印30で示す用紙搬送方向前端部下方には、空気吹き
付け手段4が配設されている。図3に示すように図示の
実施形態における空気吹き付け手段4は、用紙搬送方向
に直交する方向(図1において紙面に垂直な方向)に延
設される送風ダクト5と、該送風ダクト5の一端に接続
ダクト8を介して接続された送風ファン6、および該送
風ファン6を回転駆動する電動モータ7(M3)を具備
している。
【0019】送風ダクト5につて、図3および図4を参
照して説明する。図示の実施形態における送風ダクト5
は、適宜の合成樹脂によって直方体状に形成されてお
り、側壁51、52と、上壁53と、底壁54とからな
っている。送風ダクト5を形成する一側壁51には、上
記用紙積載手段2の用紙載置板22に積載された用紙P
の上部に空気を噴出する複数個の浮揚ノズル511が設
けれてる。この複数個の浮揚ノズル511は、上下方向
に長く形成され、側壁51の長手方向に所定の間隔をお
いて設けられている。また、送風ダクト5を形成する上
記側壁51と上壁53との接続部には、上記吸引給送手
段3の下面に向けて空気を噴出する複数個の分離ノズル
551が形成されている。この分離ノズル551は、側
壁51の長手方向にに長く形成されている。なお、送風
ダクト5の他端には、別体で形成された端壁56が装着
されている。
【0020】図示の実施形態における空気吹き付け手段
4は、上記浮揚ノズル511または分離ノズル551か
ら噴出する空気を適宜切り替える吹き出し空気切替え機
構57を具備している。吹き出し空気切替え機構57
は、回動軸571と、該回動軸571に取り付けられた
シャッター板572と、回動軸571を適宜回動せしめ
る駆動機構58を具備している。回動軸571は、送風
ダクト5の側壁51の内側に沿って浮揚ノズル511よ
り上側に配設され、その一端部が送風ダクト5の一端に
設けられたボス部50に、その他端部が上記端壁56に
回転可能に支持されている。この回動軸571に取り付
けられたシャッター板572は、回動軸571が一方向
または他方向に回動することにより図4において実線で
示す第1の位置と、図4において2点鎖線で示す第2の
位置に位置付けられる。上記シャッター板572が第1
の位置に位置付けられると、分離ノズル551が閉鎖さ
れて浮揚ノズル511が開口せしめられ、送風ファン6
によって送られた空気は浮揚ノズル511のみから噴出
される。一方、上記シャッター板572が第2の位置に
位置付けられると、浮揚ノズル511が閉鎖されて分離
ノズル551が開口せしめられ、送風ファン6によって
送られた空気は分離ノズル551のみから噴出される。
【0021】上記回動軸571を選択的に回動せしめる
駆動機構58は、電磁ソレノイド580(SOL1)
と、該電磁ソレノイド580(SOL1)によって作動
せしめられるラック584と、上記回動軸571の他端
に装着されラック584と噛合係合するピニオンギヤ5
73を具備している。電磁ソレノイド580(SOL
1)は、ソレノイド本体581と、該ソレノイド本体5
81内に配設されたプランジャ582と、該プランジャ
582を常にソレノイド本体581から突出する方向に
付勢するコイルばね583とからなっており、プランジ
ャ582が上記ラック584と連結されている。このよ
うに構成された電磁ソレノイド580(SOL1)は、
除勢されているときにはプランジャ582がコイルばね
583のばね力によってソレノイド本体581から押し
出されてラック584を押し、ピニオンギヤ573を介
して回動軸571を一方向に回動して、シャッター板5
72を図4において実線で示す第1の位置に位置付け
る。電磁ソレノイド580(SOL1)は付勢される
と、プランジャ582がコイルばね583のばね力に抗
してソレノイド本体581内に吸引されてラック584
を引き、ピニオンギヤ573を介して回動軸571を他
方向に回動して、シャッター板572を図4において2
点鎖線で示す第2の位置に位置付ける。
【0022】図1に戻って説明すると、上記吸引給送手
段3の用紙搬送方向下流側には、一対の案内板10およ
び搬送ローラ対11が配設されている。図示の実施形態
における給紙装置は、図5に示す制御手段100を具備
している。制御手段100は、マイクロコンピュータに
よって構成されており、制御プログラムに従って演算処
理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラ
ムを格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、
演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセス
メモリ(RAM)103と、タイマー104(T)と、
入力インターフェース105および出力インターフェー
ス106とを備えている。このように構成された制御手
段100の入力インターフェース106には、上記フォ
トセンサ235(SW1)、用紙吸着検出センサ39
(SW2)およびコピー開始スイッチ110(SW3)
等からの検出信号が入力される。また、制御手段100
は、出力インターフェース106から上記電動モータ3
00(M1)、電動モータ37(M2)、電動モータ7
(M3)および電磁ソレノイド580(SOL1)等に
制御信号を出力する。
【0023】図示の実施形態における給紙装置は以上の
ように構成されており、以下その作用について説明す
る。用紙積載手段2の用紙載置板22に複数枚の用紙P
がセットされ、枠体21の所定位置に位置付けられる
と、これを検知した信号に基づいて制御手段100は図
示しない載置板昇降機構を作動せしめて用紙載置板21
を上昇せしめる。そして、用紙載置板22に積載された
用紙Pの高さ位置がP1まで達すると、上述したように
フォトセンサ235(SW1)がON信号を出力し、こ
の信号に基づいて制御手段100は図1に示す状態で載
置板昇降機構の作動を停止する。
【0024】図1に示す状態でコピー開始スイッチ(S
W3)が投入され給紙信号が発せられると、給紙動作が
実行される。以下、給紙装置の作動を図6に示すフロー
チャートをも参照して説明する。制御手段100は、ス
テップS1においてコピー開始スイッチ(SW3)がO
Nされたか否かをチェックする。コピー開始スイッチ
(SW3)がONされていなければ、制御手段100は
ステップS2に進んで上記電動モータ300(M1)と
電動モータ37(M2)および電動モータ7(M3)の
駆動を停止するとともに、上記電磁ソレノイド580
(SOL1)を除勢して、上記ステップS1に戻る。
【0025】上記ステップS1においてコピー開始スイ
ッチ(SW3)がONされたならば、制御手段100は
ステップS3に進んで吸引給送手段3の電動モータ37
(M2)および空気吹き付け手段4の電動モータ7(M
3)を駆動せしめる。空気吹き付け手段4の電動モータ
7(M3)が駆動すると、送風ファン6が作動して送風
ダクト5に送風される。このとき、電磁ソレノイド58
0(SOL1)が除勢されているので、吹き出し空気切
替え機構57のシャッター板572は図4において実線
で示す第1の位置に位置付けられ、分離ノズル551が
閉止されて浮揚ノズル511が開口されている。従っ
て、送風ファン6によって送風ダクト5に送風された空
気は浮揚ノズル511のみから噴出され、用紙載置板2
2に積載された用紙Pの上部に吹き付けられる。この結
果、用紙載置板22に積載された用紙Pの上位数枚が浮
揚される。一方、上記吸引給送手段3の電動モータ37
(M2)が駆動すると、吸引給送手段3の吸引ファン3
8が作動して吸引ダクト33、吸引口332aおよび搬
送ベルト34に設けられた穴34aを通して空気を吸引
する。この結果、搬送ベルト34の下側が真空状態にな
るので、上述したように浮揚された最上位の用紙が搬送
ベルト34の下面に吸い付けられる。
【0026】上記ステップS3において吸引給送手段3
の電動モータ37(M2)および空気吹き付け手段4の
電動モータ7(M3)を駆動したならば、制御手段10
0はステップS3に進んで用紙吸着検出センサ39(S
W2)がONしたか否、即ち用紙が搬送ベルト34の下
面に吸い付けられたか否かをチェックする。用紙吸着検
出センサ39(SW2)がONしなければ用紙が搬送ベ
ルト34の下面に吸着されていないので待ち、用紙吸着
検出センサ39(SW2)がONしたならば制御手段1
00は、用紙が搬送ベルト34の下面に吸着されたもの
と判断して、ステップS5に進んで吹き出し空気切替え
機構57の電磁ソレノイド580(SOL1)を付勢す
るとともに、タイマー104(T)を所定のセット時間
(T1)にセットする。電磁ソレノイド580(SOL
1)が付勢されると、シャッター板572が図4におい
て2点鎖線で示す第2の位置に位置付けられ、浮揚ノズ
ル511が閉止されて分離ノズル551が開口されてい
るので、送風ファン6によって送風ダクト5に送風され
た空気は分離ノズル551のみから噴出される。この噴
出された空気が上記のようにして搬送ベルト34の下面
に吸着された最上位の用紙と上から2枚目の用紙との間
に侵入して、最上位の用紙と2枚目以下の用紙を分離す
る。
【0027】上記ステップS5において電磁ソレノイド
580(SOL1)を付勢し、タイマー104(T)を
所定のセット時間(T1)にセットしたならば、制御手
段100はステップS6に進んでセットしてからの経過
時間(TS)がセット時間(T1)に達したか否かをチ
ェックする。なお、上記セット時間(T1)は、例えば
5〜10secに設定されている。ステップS6におい
て経過時間(TS)がセット時間(T1)に達しなけれ
ば待ち、経過時間(TS)がセット時間(T1)に達し
たならば、制御手段100はステップS7に進んで吸引
給送手段3の回転軸311を作動する電動モータ300
(M1)を駆動する。この結果、吸引給送手段3の駆動
ローラ31が矢印310で示す方向に回転駆動され搬送
ベルト34が矢印30で示す方向に作動せしめられるの
で、搬送ベルト34に吸着された最上位の用紙は矢印3
0で示す用紙搬送方向に給送される。このようにして、
吸引給送手段3によって給送された用紙は、搬送ローラ
対11を介して画像形成部に搬送される。
【0028】上記ステップS7において電動モータ30
0(M1)を駆動したならば、制御手段100はステッ
プS8に進んで用紙吸着検出センサ39(SW2)がO
FFしたか否かをチェックする。用紙吸着検出センサ3
9(SW2)がOFFしなければ搬送ベルト34に吸着
された最上位の用紙が送出されていないので待ち、用紙
吸着検出センサ39(SW2)がOFFしたならば最上
位の用紙が送出された物と判断して、制御手段100は
ステップS9に進んで電動モータ300(M1)の駆動
を停止するとともに、電磁ソレノイド580(SOL
1)除勢して吹き出し空気切替え機構57のシャッター
板572を図4において実線で示す第1の位置に位置付
ける。そして、制御手段100はステップS1の戻る。
【0029】以上のように図示の実施形態においては、
浮揚ノズル511または分離ノズル551から噴出する
空気を選択的に切り替える吹き出し空気切替え機構57
を具備しており、用紙が搬送ベルト34に吸着されるま
では分離ノズル551を閉鎖して浮揚ノズル511のみ
から空気を噴出し、用紙が搬送ベルト34に吸着される
と浮揚ノズル511を閉鎖して分離ノズル551のみか
ら空気を噴出するようにしたので、送風ファン6からの
送風量が少なくても浮揚ノズル511および分離ノズル
551から噴出される空気量、即ち用紙の浮揚および分
離に必要な空気量を確保することができる。従って、送
風ファン6の容量を小さくすることができ、装置全体を
安価に製造することができるとともに、装置全体をコン
パクトに構成することができる。
【0030】次に、空気吹き付け手段4の他の実施形態
について、図7乃至図9を参照して説明する。なお、上
記図3および図4に示す実施形態における各部材と同一
部材には同一符号を付して、その説明を省略する。図7
乃至図9に示す実施形態においては、送風ダクト5に設
けられた浮揚ノズル511または分離ノズル551から
噴出する空気を選択的に切り替える吹き出し空気切替え
機構57を構成するシャッター板590をスライド式に
構成したものである。このシャッター板590は送風ダ
クト5を形成する一側壁51、上壁53の外周面に沿っ
て形成された縦壁591と、横壁592を有する略L字
状に形成されている。このシャッター板590は、適宜
の合成樹脂によって形成されており、縦壁581に上記
浮揚ノズル511aと対応する複数個の第1の開口59
1aが設けられているとともに、縦壁591と横壁59
2との接続部に上記分離ノズル551と対応する複数個
の第2の開口593aが設けられている。このように構
成されたシャッター板590は、図9に示すように縦壁
591の下端部を上記送風ダクト5を形成する一側壁5
1に設けられた案内溝511bに嵌合するとともに、横
壁582の図9において右端部を上記送風ダクト5を形
成する上壁53に設けられた案内溝531bに嵌合する
ことにより、送風ダクト5の長手方向に摺動可能に装着
される。
【0031】このように送風ダクト5に摺動可能に装着
されたシャッター板590は、駆動機構58aによって
作動せしめられる。駆動機構58aは、電磁ソレノイド
580(SOL1)と、該電磁ソレノイド580(SO
L1)を構成するソレノイド本体581内に配設された
プランジャ582に一端を連結した作動レバー583a
と、該作動レバー583aの他端に一端を連結し他端を
上記シャッター板590の他端に連結したリンク585
aとからなっている。上記作動レバー583aは、中間
部が支軸586aによって回動可能に支持されている。
また、作動レバー583aの他端部には長穴584aが
形成されている、この長穴584aに上記リンク585
に取り付けられたピン587aが嵌合されている。な
お、図示の実施形態においては、上記シャッター板59
0の一端部と上記接続ダクト8に取り付けられた係止片
81との間にコイルばね588aが張設されており、こ
のコイルばね588aによってシャッター板590は常
に図7および図8において左方に移動すべく付勢されて
いる。
【0032】このように構成された駆動機構58aは、
電磁ソレノイド580(SOL1)が除勢されていると
きにはシャッター板590をコイルばね588aのばね
力によって図7で示す第1の位置に位置付けている。シ
ャッター板590が第1の位置に位置付けられると、送
風ダクト5に設けられた分離ノズル551がシャッター
板590によって閉鎖され、浮揚ノズル511とシャッ
ター板590に設けられた第1の開口591aとが重合
して浮揚ノズル511が開口せしめられる。従って、シ
ャッター板590が図7で示す第1の位置に位置付けら
れると、送風ダクト5に送風された空気は浮揚ノズル5
11のみから噴出される。また、駆動機構58は、電磁
ソレノイド580(SOL1)が付勢されると、図8に
示すようにプランジャ582が左方に吸引され作動レバ
ー583aが支軸586aを中心として時計方向に回動
せしめられ、リンク585aを介してシャッター板59
0を右方に作動して、図8で示す第2の位置に位置付け
る。シャッター板590が第2の位置に位置付けられる
と、送風ダクト5に設けられた浮揚ノズル511がシャ
ッター板590によって閉鎖され、分離ノズル551と
シャッター板590に設けられた第2の開口593aと
が重合して分離ノズル551が開口せしめられる。従っ
て、シャッター板590が図8で示す第2の位置に位置
付けられると、送風ダクト5に送風された空気は分離ノ
ズル551のみから噴出される。なお、駆動機構58の
電磁ソレノイド580(SOL1)は、上記図3および
図4に示す実施形態と同様に、制御手段100によって
制御される。
【0033】以上、本発明を図示の実施形態に基づいて
説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるもので
はなく、本発明の技術思想の範囲で種々の変形は可能で
ある。例えば、上記各実施形態においては上記シャッタ
ー板572およびシャッター板590を作動する駆動機
構の駆動源として電磁ソレノイドを用いた例を示した
が、電動モータを用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明による給紙装置は以上のように構
成されているので、以下の作用効果を奏する。
【0035】即ち、本発明によれば、用紙積載手段に積
載された用紙の前端上部に空気を噴出する複数個の浮揚
ノズルと、吸引給送手段の下面に向けて空気を噴出する
複数個の分離ノズルとを備えた送風ダクトを有する空気
吹き付け手段浮揚ノズルまたは分離ノズルから噴出する
空気を選択的に切り替える吹き出し空気切替え機構を具
備しているので、用紙を浮揚するときには分離ノズルを
閉鎖して浮揚ノズルのみから空気を噴出し、用紙を分離
するときには浮揚ノズルを閉鎖して分離ノズルのみから
空気を噴出するようにしたので、送風ファンからの送風
量が少なくても浮揚ノズルおよび分離ノズルから噴出さ
れる空気量、即ち用紙の浮揚および分離に必要な空気量
を確保することができる。従って、送風ファンの容量を
小さくすることができ、装置全体を安価に製造すること
ができるとともに、装置全体をコンパクトに構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された給紙装置の概略構成
断面図。
【図2】図1に示す給紙装置を構成する吸引給送手段の
平面図。
【図3】図1に示す給紙装置を構成する空気吹き付け手
段の一実施形態を示すもので、一部を破断して示す斜視
図。
【図4】図3に示す空気吹き付け手段の送風ダクトの要
部断面図。
【図5】図3に示す空気吹き付け手段を構成する制御手
段のブロック図。
【図6】図5に示す制御手段の動作の一例を示すフロー
チャート。
【図7】本発明に従って構成された空気吹き付け手段の
他の実施形態を示すもので、第1の作動状態を示す正面
図。
【図8】図7に示す空気吹き付け手段の第2の作動状態
を示す正面図。
【図9】図7に示す空気吹き付け手段のAーA線断面
図。
【符号の説明】
2:用紙積載手段 21:枠体 22:用紙載置板 23:用紙後端押さえ兼用紙高さ検出手段 231:取付け板 232:ブラケット 233:押圧棒 234:コイルばね 235:フォトセンサ(SW1) 236:遮光板 3:吸引給送手段 300:電動モータ(M1) 31:駆動ローラ 32:従動ローラ 33:吸引ダクト 34:搬送ベルト34 35:支持板 36:支持板 37:電動モータ(M2) 38:吸引ファン 39:用紙吸着検出センサ(SW2) 4:空気吹き付け手段 5:送風ダクト 51、52:送風ダクトの側壁 511:浮揚ノズル 53:送風ダクトの上壁 54:送風ダクトの底壁 551:分離ノズル 56:送風ダクトの端壁 57:吹き出し空気切替え機構 571:回転軸 572:シャッター板 573:ピニオンギヤ 58:駆動機構 580:電磁ソレノイド(SOL1) 584:ラック 58a:駆動機構 583a:作動レバー 585a:リンク 588a:コイルばね 590:シャッター板 6:送風ファン 7:電動モータ(M3) 8:接続ダクト 10:案内板 11:搬送ローラ 100:制御手段 110:コピー開始スイッチ(SW3)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合田 光弘 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 山本 清典 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 GA01 GB01 GC01 GD01 HA12 HB04 HD16 JB05 JB19 JD03 JD28 JD33 JD34 LA04 LA15 LC08 LC19 LD11 LD22 MA03 MA09 MA40 MB03 MB09 MC13 MC21 MC23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載する用紙積載手段と、 該用紙積載手段の上方に配設され用紙搬送方向に間隔を
    おいて互いに平行に配設された駆動ローラおよび従動ロ
    ーラと、該駆動ローラと従動ローラとの間に配設され吸
    引口を備えた吸引ダクトと、該駆動ローラと従動ローラ
    および該吸引ダクトを捲回して配設され複数個の穴を備
    えた搬送ベルトとを有する吸引給送手段と、 該用紙積載手段に積載された用紙の前端上部に空気を噴
    出する複数個の浮揚ノズルと、該吸引給送手段の下面に
    向けて空気を噴出する複数個の分離ノズルとを備えた送
    風ダクトを有する空気吹き付け手段とを具備する給紙装
    置において、 該空気吹き付け手段は、該浮揚ノズルまたは該分離ノズ
    ルから噴出する空気を選択的に切り替える吹き出し空気
    切替え機構を具備している、 ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 吹き出し空気切替え機構は、該浮揚ノズ
    ルまたは該分離ノズルを選択的に閉鎖するシャッター板
    と、該シャッター板を作動し該分離ノズルを閉鎖して該
    浮揚ノズルを開口する第1の位置と、該浮揚ノズルを閉
    鎖して該分離ノズルを開口する第2の位置に作動する駆
    動機構とを具備している、請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 該シャッター板は、該送風ダクト内に配
    設された回動軸に装着され、該駆動機構は該回動軸を一
    方向または他方向に回動することにより該シャッター板
    を該第1の位置または該第2の位置に位置付ける、請求
    項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 該シャッター板は、該送風ダクト内の外
    周面に沿って摺動可能に配設され、該駆動機構は該シャ
    ッター板を一方向または他方向に移動することにより該
    シャッター板を該第1の位置または該第2の位置に位置
    付ける、請求項2記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 用紙を積載する用紙積載手段と、 該用紙積載手段の上方に配設され用紙搬送方向に間隔を
    おいて互いに平行に配設された駆動ローラおよび従動ロ
    ーラと、該駆動ローラと従動ローラとの間に配設され吸
    引口を備えた吸引ダクトと、該駆動ローラと従動ローラ
    および該吸引ダクトを捲回して配設され複数個の穴を備
    えた搬送ベルトとを有する吸引給送手段と、 該用紙積載手段に積載された用紙の前端上部に空気を噴
    出する複数個の浮揚ノズルと、該吸引給送手段の下面に
    向けて空気を噴出する複数個の分離ノズルとを備えた送
    風ダクトを有する空気吹き付け手段とを具備する給紙装
    置において、 該空気吹き付け手段は、該浮揚ノズルまたは該分離ノズ
    ルを選択的に閉鎖するシャッター板と、該シャッター板
    を作動し該分離ノズルを閉鎖して該浮揚ノズルを開口す
    る第1の位置と、該浮揚ノズルを閉鎖して該分離ノズル
    を開口する第2の位置に作動する吹き出し空気切替え機
    構と、該吸引給送手段の該搬送ベルトに用紙が吸着され
    たか否かを検出する用紙吸着検出手段と、該用紙吸着検
    出手段からの検出信号に基づいて該吹き出し空気切替え
    機構の作動を制御する制御手段とを具備し、 該制御手段は、該用紙吸着検出手段からの検出信号に基
    づいて、該搬送ベルトに用紙が吸着されていないときに
    は該シャッター板を該第1の位置に位置付け、該搬送ベ
    ルトに用紙が吸着されているときには該シャッター板を
    該第2の位置に位置付けるように該吹き出し空気切替え
    機構を制御する、 ことを特徴とする給紙装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008239312A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 給紙装置及び画像形成装置
JP2010095317A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 給紙装置及び画像形成装置
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