JP2001031021A - 三方シール機の製品付着防止機構、該機構を有する三方シール機及び製袋方法 - Google Patents

三方シール機の製品付着防止機構、該機構を有する三方シール機及び製袋方法

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JP2001031021A
JP2001031021A JP11200244A JP20024499A JP2001031021A JP 2001031021 A JP2001031021 A JP 2001031021A JP 11200244 A JP11200244 A JP 11200244A JP 20024499 A JP20024499 A JP 20024499A JP 2001031021 A JP2001031021 A JP 2001031021A
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JP
Japan
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sealing machine
bag
heat
sealers
film
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JP11200244A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kanesaka
博 金阪
Takashi Sugano
隆 菅野
Osamu Mishiro
修 三代
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレーターの常駐を不要とし、フィルムの
融着のない、高速でしかも連続的な包装作業を可能にす
る三方シール機の付着防止機構、該シール機及び包装方
法を提供する。 【解決手段】 第一の構成は、平面状のフィルムに、袋
の縦方向になる重なり部分を熱シールし、フィルムの筒
状構造を形成し、更に、筒状構造の底部分を横シーラー
によって熱シールすることにより袋を形成し、開口部か
ら被包装体を挿入した後、上部開口部を該横シーラーに
よって熱シールすることにより、三方をシールすること
で包装を完了する三方シール機の製品付着防止機構であ
って、該防止機構が、一組の相対する横シーラーのそれ
ぞれの下方に位置し、上部シール後左右に離れる方向に
移動する各シーラーの一方に付着した包装済み製品が衝
突する位置となるように三方シール機本体に固定された
一対の機構であることを特徴とする三方シール機の製品
付着防止機構。第二の構成は該防止機構を有する三方シ
ール機及び該シール機を用いた包装方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装用フィルムを熱
シールすることにより袋状に加工する三方シール機に於
いて、包装済みの製品が横シーラーに付着することを防
止する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品を包装するに当たり、まず、平面状
のフィルムの二方を熱シールすることにより袋を形成し
て被包装物を入れ、その後、上側を熱シールすることに
より包装する構造の三方シール機が使用されている。こ
の構造は更に詳しくは、第一工程で、ロールから繰り出
された平面状フィルムを筒状部材に巻き付け、フィルム
の重なり部分に加熱部材を押し当てることにより熱シー
ルし、筒状のフィルムを形成する。第二工程では、ロー
ルから切り離された筒状の開口の下部を第二の加熱部材
で熱シールして袋を形成する。第三工程は被包装物品を
入れる工程である。第四工程は残る開口部分を第三の加
熱部材で熱シールして包装を完了する。尚、第二の加熱
部材と第三の加熱部材は共通にすることも可能である。
【0003】上部開口部を第三の加熱部材で熱シール
し、シール上部をカッターで切断することで包装及び分
離は完了するが、加熱部材にフィルムが付着乃至は融着
し、個別包装物を収納する容器内に落下しない状況が生
じる場合がある。従来、融着するとしても、一対の横シ
ーラーの一方の温度を下げることで、高温側に付着する
ように設定し、その側にシーラーの動きに対応して、蹴
り出し板を包装物に衝突するように移動させることによ
りその衝撃で包装物を高温側のシーラーから落下するよ
うにしていた。しかしながら、従来の構造では、蹴り出
し板を高温側に設置せざるを得ず、又、付着が必ずしも
一定でないことから、蹴り出し板の効果がない場合も生
じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、オペ
レーターの常駐を不要とし、高速でしかも連続的な包装
作業又は製袋作業を可能にする三方シール機の製品付着
防止部分構造、又、該部分構造を有する三方シール機及
び製袋方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、一組の相対する横シーラーのそれぞれの下方
に位置し、上部シール後左右に離れる方向に移動する各
シーラーの一方に付着した包装済み製品が衝突する位置
となるように三方シール機本体に固定された一対の機構
が、上記課題を解決出来ることを見出して本発明を完成
した。
【0006】即ち、本発明の構成は、平面状のフィルム
を筒状部材に巻き付け、該フィルムの重なり部分に第一
の加熱部材を押しつけることにより、袋の縦方向になる
該重なり部分を熱シールし、フィルムの筒状構造を形成
し、更に、筒状構造の底部分を第二の加熱部材である一
組の相対する横シーラーによって熱シールすることによ
り上方が開口している袋を形成し、開口部から被包装体
を挿入した後、上部開口部を該横シーラーによって熱シ
ールすることにより、三方をシールすることで包装を完
了し、包装完了と同時にカッターにてシール部分の上部
を切断することにより製品をを落下させる機能を有する
三方シール機の製品付着防止機構であって、該防止機構
が、一組の相対する横シーラーのそれぞれの下方に位置
し、上部シール後左右に離れる方向に移動する各シーラ
ーの一方に付着した包装済み製品が衝突する位置となる
ように三方シール機本体に固定された一対の機構である
ことを特徴とする三方シール機の製品付着防止機構であ
る。
【0007】更に、本発明は、前記した製品付着防止機
構を備えた三方シール機及び、該三方シール機を用いる
ことを特徴とする製袋方法も含む。
【0008】
【発明の実施の形態】平面状のフィルムに熱シールで袋
状加工を施し、被包装体を挿入した後、残る開口部に熱
シール加工を施すべき三方シール機本体は、従来から公
知の任意の三方シール機を用いることが出来る。三方シ
ール機は、先ず、三方シール機本体の一部分で袋を構成
する第一工程に当たる「縦シール部分構造」で、ロール
から繰り出された平面状フィルムを筒状部材に巻き付
け、フィルムの重なり部分に加熱部材を押し当てること
により熱シールし、筒状のフィルムを形成する。第二の
工程は、横シール機構で筒状フィルムの底部分をシール
し、上部が開口した袋を形成する。次の工程で、上部開
口部より被包装物品が挿入される。次に上部開口部を横
に熱シールし、シール上部をカッターで切断することに
より個別包装を完了する。
【0009】この切断後、熱シール部分が熱シーラーに
融着を起こし、個別包装体として落下しない場合がある
ので、融着部からの落下を促す機能を有する機構を必要
としていたが、本発明は新規な融着防止機構を提供する
ものである。
【0010】本発明の特徴は、熱シーラーの左右何れの
側に融着又は付着しても、その熱シーラーの移動に伴っ
て、包装体が左右に移動する際、シーラーの下部であっ
て、包装体に衝突する位置に固定の一対の機構である剥
離板を設置することにある。
【0011】剥離板の形状は、衝突の際に、包装物に傷
を付けないように鋭利な形状でなければ、任意の形状で
良いが、例えば、面取りをした板状の形状が好ましく用
いられる。
【0012】被包装素材としては必要に応じて任意の材
料が用いられるが、うどん、そば等の食品が好ましく包
装される。
【0013】
【実施例】以下に実施例を通して、本願を具体的に説明
する。本実施例では、縦シール部分構造の筒状部材を上
下方向に配置した三方シール機を用いたが、筒状部材の
配置は上下方向のみに限定されるものではない。
【0014】三方シール機本体としては、三方シール機
NUV472(日本ポリスター社製)を用い、縦シール
部分構造の加熱部材、筒状部材も各標準タイプを使用し
た。以下の工程を受け持つ部分も標準タイプの装置を使
用した。第二工程では、ロールから切り離された筒状の
開口の下部を第二の加熱部材で熱シールして袋を形成す
る。第三工程は被包装物品を入れる工程である。第四工
程は残る開口部分を第三の加熱部材で熱シールした後、
カッターで上部を切断することにより包装を完了する。
尚、本実施例では、第二の加熱部材と第三の加熱部材を
共通にしてある。剥離板として、一対のステンレス製の
15×10×2(cm)の板を包装体に衝突する部分の
面取りを施し、左右に可動の熱シーラーの下部になるよ
うに三方シール機本体に固定させた。
【0015】(実施例1)フィルムとして、大日本イン
キ化学工業株式会社製のDIFAREN145G(3層
ポリプロピレンフィルム、厚さ30μm)を用い、包装
機として、日本ポリスター社製のNUV472に本願の
縦シール部分構造を付加し、加熱部材の温度と筒状部材
の温度の和が170℃と制御するよう温度制御装置の温
度設定を施した。出発温度は加熱部材が147℃、筒状
部材が23℃であった。加熱部材を筒状部材に押し当て
筒状フィルムを構成する工程、ロールから切り離された
筒状フィルムの開口の下部を第二の加熱部材で熱シール
して袋を形成する工程、被包装物品として「麺」を入れ
る工程、残る開口部分を同じ加熱部材で熱シールし、そ
の後、上部をカッターで切断して包装を完了する工程の
一連の工程を、毎分45ショット(毎分の包装個数が4
5個)の包装速度で実施した。横シーラーに融着を起こ
しても、本発明に係る剥離板に衝突することで更なる融
着乃至は付着を防止でき、2時間連続安定に包装を実施
できた。
【0016】(比較例1)本発明に係る一対の剥離板に
代えて、従来の、熱シーラーの移動に伴い移動する蹴り
出し板を使用した他は、実施例1と同様に包装した。蹴
り出し板設置側に付着した場合は問題がなかったが、他
方に付着した際に包装体の落下が無く、都度手作業を必
要とした。
【0017】
【発明の効果】本発明の、三方シール機の縦シール部分
構造を用いることにより、オペレーターの常駐を不要と
し、包装後のフィルムの融着乃至は付着のない、高速で
しかも連続的な包装作業を可能にすることが出来る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状のフィルムを筒状部材に巻き付
    け、該フィルムの重なり部分に第一の加熱部材を押しつ
    けることにより、袋の縦方向になる該重なり部分を熱シ
    ールし、フィルムの筒状構造を形成し、更に、筒状構造
    の底部分を第二の加熱部材である一組の相対する横シー
    ラーによって熱シールすることにより上方が開口してい
    る袋を形成し、開口部から被包装体を挿入した後、上部
    開口部を該横シーラーによって熱シールすることによ
    り、三方をシールすることで包装を完了し、包装完了と
    同時にカッターにてシール部分の上部を切断することに
    より製品をを落下させる機構を有する三方シール機の製
    品付着防止機構であって、該防止機構が、一組の相対す
    る横シーラーのそれぞれの下方に位置し、上部シール後
    左右に離れる方向に移動する各シーラーの一方に付着し
    た包装済み製品が衝突する位置となるように三方シール
    機本体に固定された一対の機構であることを特徴とする
    三方シール機の製品付着防止機構。
  2. 【請求項2】 平面状のフィルムを筒状部材に巻き付
    け、該フィルムの重なり部分に第一の加熱部材を押しつ
    けることにより、袋の縦方向になる該重なり部分を熱シ
    ールし、フィルムの筒状構造を形成し、更に、筒状構造
    の底部分を第二の加熱部材である一組の相対する横シー
    ラーによって熱シールすることにより上方が開口してい
    る袋を形成し、開口部から被包装体を挿入した後、上部
    開口部を該横シーラーによって熱シールすることによ
    り、三方をシールすることで包装を完了し、包装完了と
    同時にカッターにてシール部分の上部を切断することに
    より製品をを落下させる付着防止機構を有する三方シー
    ル機であって、該防止機構が、一組の相対する横シーラ
    ーのそれぞれの下方に位置し、上部シール後左右に離れ
    る方向に移動する各シーラーの一方に付着した包装済み
    製品が衝突する位置となるように三方シール機本体に固
    定された一対の機構であることを特徴とする三方シール
    機。
  3. 【請求項3】 包装用フィルムの製袋方法であって、平
    面状のフィルムを筒状部材に巻き付け、該フィルムの重
    なり部分に第一の加熱部材を押しつけることにより、袋
    の縦方向になる該重なり部分を熱シールし、フィルムの
    筒状構造を形成し、更に、筒状構造の底部分を第二の加
    熱部材である一組の相対する横シーラーによって熱シー
    ルすることにより上方が開口している袋を形成し、開口
    部から被包装体を挿入した後、上部開口部を該横シーラ
    ーによって熱シールすることにより、三方をシールする
    ことで包装を完了し、包装完了と同時にカッターにてシ
    ール部分の上部を切断することにより製品を落下させる
    機構を有する三方シール機の、該防止機構が、一組の相
    対する横シーラーのそれぞれの下方に位置し、上部シー
    ル後左右に離れる方向に移動する各シーラーの一方に付
    着した包装済み製品が衝突する位置となるように三方シ
    ール機本体に固定された一対の機構である三方シール機
    を用いることを特徴とする包装用フィルムの製袋方法。
JP11200244A 1999-07-14 1999-07-14 三方シール機の製品付着防止機構、該機構を有する三方シール機及び製袋方法 Pending JP2001031021A (ja)

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