JP2000211614A - 縦シ―ル部分構造、三方シ―ル機及び製袋方法 - Google Patents

縦シ―ル部分構造、三方シ―ル機及び製袋方法

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JP2000211614A
JP2000211614A JP11013059A JP1305999A JP2000211614A JP 2000211614 A JP2000211614 A JP 2000211614A JP 11013059 A JP11013059 A JP 11013059A JP 1305999 A JP1305999 A JP 1305999A JP 2000211614 A JP2000211614 A JP 2000211614A
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Japan
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temperature
heating member
film
bag
sealing machine
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JP11013059A
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English (en)
Inventor
Takashi Sugano
隆 菅野
Osamu Mishiro
修 三代
Hiroshi Kanesaka
博 金阪
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレーターの常駐を不要とし、フィルムの
融着のない、高速でしかも連続的な包装作業を可能にす
る三方シール機の縦シール部分構造及び該シール機を用
いた包装方法を提供する。 【解決手段】 第一の構成は、平面状のフィルムを筒状
部材(B)に巻き付け、該フィルムの重なり部分に加熱
部材(A)を押しつけることにより、袋の縦方向になる
該重なり部分を熱シールする構造を有する三方シール機
の縦シール部分構造であって、該縦シール部分構造が、
筒状部材(B)及び加熱部材(A)の温度を測定する素
子と、加熱部材(A)の温度と筒状部材(B)の温度の
和を所定の幅に保つように加熱部材(A)の温度を制御
する装置とを備えたことを特徴とする三方シール機の縦
シール部分構造。第二の構成は該縦シール部分構造を有
する三方シール機及び該シール機を用いた包装方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装用フィルムを熱
シールすることにより袋状に加工する三方シール機に於
いて、袋の縦部分をシールする縦シール部分構造、該シ
ール部分構造を有する三方シール機及び製袋方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】物品を包装するに当たり、まず、平面状
のフィルムの二方を熱シールすることにより袋を形成し
て被包装物を入れ、その後、上側を熱シールすることに
より包装する構造の三方シール機が使用されている。こ
の構造は更に詳しくは、第一工程で、ロールから繰り出
された平面状フィルムを筒状部材(B)に巻き付け、フ
ィルムの重なり部分に加熱部材(A)を押し当てること
により熱シールし、筒状のフィルムを形成する。第二工
程では、ロールから切り離された筒状の開口の下部を第
二の加熱部材で熱シールして袋を形成する。第三工程は
被包装物品を入れる工程である。第四工程は残る開口部
分を第三の加熱部材で熱シールして包装を完了する。
尚、第二の加熱部材と第三の加熱部材は共通にすること
も可能である。
【0003】筒状部材(B)は通常、温度制御は行わな
いが、包装作業を連続して行うと、加熱部材(A)とフ
ィルムを介しての頻繁な熱接触により、温度が上昇す
る。加熱部材(A)の温度が一定に制御されていても、
筒状部材(B)の温度上昇により、筒状部材(B)又は
加熱部材(A)に対するフィルムの融着が起こりうる。
一旦融着が生じると、部材の冷却及び清掃等、包装工程
の中断を余儀なくするため、包装作業の速度を抑えるか
又は、オペレーターの判断で加熱部材(A)の温度を適
宜下げることで対処しているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、オペ
レーターの常駐を不要とし、高速でしかも連続的な包装
作業又は製袋作業を可能にする三方シール機の縦シール
部分構造、又該部分構造を有する三方シール機及び製袋
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、加熱部材(A)と筒状部材(B)の温度の和
を制御することで上記課題を解決出来ることを見いだし
本発明に至った。即ち、本発明の構成は、平面状のフィ
ルムを筒状部材(B)に巻き付け、該フィルムの重なり
部分に加熱部材(A)を押しつけることにより、袋の縦
方向になる該重なり部分を熱シールする構造(縦シール
部分構造と称する)を有する三方シール機の縦シール部
分構造であって、該縦シール部が、筒状部材(B)及び
加熱部材(A)の温度を測定する素子と、加熱部材
(A)の温度と筒状部材(B)の温度の和を所定の幅に
保つように加熱部材(A)の温度を制御する装置とを備
えたことを特徴とする三方シール機の縦シール部分構造
である。
【0006】更に、本発明は、前記した縦シール部分構
造を備えた三方シール機及び、該三方シール機を用いる
ことを特徴とする製袋方法も含む。
【0007】
【発明の実施の形態】平面状のフィルムに熱シールで袋
状加工を施し、被包装体を挿入した後、残る開口部に熱
シール加工を施すべき三方シール機本体は、従来から公
知の任意の三方シール機を用いることが出来る。本発明
は、先ず、三方シール機本体の一部分で袋を構成する第
一工程に当たる「縦シール部分構造」に関するものであ
る。即ち、ロールから繰り出された平面状フィルムを筒
状部材(B)に巻き付け、フィルムの重なり部分に加熱
部材(A)を押し当てることにより熱シールし、筒状の
フィルムを形成する工程を扱う部分である。更に、本発
明は、前記した部分構造を有する三方シール機及びそれ
を用いることを特徴とする製袋方法に関するものであ
る。
【0008】縦部分のシール、底部分のシール、被包装
体挿入及び上部分シールを一連の工程で行う場合は、
「縦シール部分構造」の筒状部材を上下方向に配置する
ことが望ましいが、「縦シール部分構造」の筒状部材を
上下方向のみならず水平方向等任意に配置することも出
来る。
【0009】平面状フィルムを巻き付ける筒状部材
(B)、及び、フィルムの重なり部分に押し当て熱シー
ル加工を施す加熱部材(A)は従来公知の任意の部材が
用いられる。本発明の特徴は筒状部材(B)及び加熱部
材(A)の温度を測定する素子と、加熱部材(A)の温
度と筒状部材(B)の温度の和を所定の幅に保つように
加熱部材(A)の温度を制御する装置とを備えたことに
ある。
【0010】筒状部材(B)の温度を測定する素子、及
び、加熱部材(A)の温度を測定する素子とも、従来公
知の任意の温度測定及び制御素子を用いることが出来
る。
【0011】加熱部材(A)の温度と筒状部材(B)の
温度の和を所定の幅に保つように加熱部材(A)の温度
を制御する素子としては、前記した温度測定素子と接続
され、加熱部材(A)及び筒状部材(B)の温度の和を
認識し、加熱部材(A)のヒーター電源の「断/続」の
指示を出す機構を有すれば、従来公知の任意の素子を利
用することが出来る。
【0012】被包装素材としては必要に応じて任意の材
料が用いられるが、うどん、そば等の食品が好ましく包
装される。
【0013】
【実施例】以下に実施例を通して、本願を具体的に説明
する。本実施例では、縦シール部分構造の筒状部材を上
下方向に配置した三方シール機を用いたが、筒状部材の
配置は上下方向のみに限定されるものではない。
【0014】三方シール機本体としては、三方シール機
NUV472(日本ポリスター社製)を用い、縦シール
部分構造の加熱部材(A)、筒状部材(B)も各標準タ
イプを使用した。以下の工程を受け持つ部分も標準タイ
プの装置を使用した。第二工程では、ロールから切り離
された筒状の開口の下部を第二の加熱部材で熱シールし
て袋を形成する。第三工程は被包装物品を入れる工程で
ある。第四工程は残る開口部分を第三の加熱部材で熱シ
ールして包装を完了する。尚、本実施例では、第二の加
熱部材と第三の加熱部材を共通にしてある。
【0015】(実施例1)フィルムとして、大日本イン
キ化学工業株式会社製のDIFAREN145G(3層
ポリプロピレンフィルム、厚さ30μm)を用い、包装
機として、日本ポリスター社製のNUV472に本願の
縦シール部分構造を付加し、加熱部材(A)の温度と筒
状部材(B)の温度の和が170℃と制御するよう温度
制御装置の温度設定を施した。出発温度は加熱部材
(A)が147℃、筒状部材(B)が23℃であった。
加熱部材(A)を筒状部材(B)に押し当て筒状フィル
ムを構成する工程、ロールから切り離された筒状フィル
ムの開口の下部を第二の加熱部材で熱シールして袋を形
成する工程、被包装物品として「麺」を入れる工程、残
る開口部分を同じ加熱部材で熱シールして包装を完了す
る工程の一連の工程を、毎分45ショット(毎分の包装
個数が45個)の包装速度で実施した。融着を起こすこ
となく、2時間連続安定に包装を実施できた。
【0016】(比較例1)筒状部材(B)の温度を測定
する素子を設置せず、加熱部材(A)の温度を170℃
に制御すべく温度制御装置の設定を施した以外は実施例
1と同様の条件で包装の一連の工程を実施したが、開始
後2分程度で、筒状部材(B)又は加熱部材(A)に対
するフィルムの融着が発生した。
【0017】(比較例2)筒状部材(B)の温度を測定
する素子を設置せず、加熱部材(A)の温度を165℃
に制御すべく温度制御装置の設定を施した以外は実施例
1と同様の条件で包装の一連の工程を実施した。開始後
3分間はフィルム相互の溶着が不十分であり、開始後3
〜5分程度の間、安定に製袋出来たが、開始後約5分の
時点で筒状部材(B)又は加熱部材(A)に対するフィ
ルムの融着が発生した。
【0018】
【発明の効果】本発明の、三方シール機の縦シール部分
構造を用いることにより、オペレーターの常駐を不要と
し、フィルムの融着のない、高速でしかも連続的な包装
作業を可能にすることが出来る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状のフィルムを筒状部材(B)に巻
    き付け、該フィルムの重なり部分に加熱部材(A)を押
    しつけることにより、袋の縦方向になる該重なり部分を
    熱シールする構造(縦シール部分構造と称する)を有す
    る三方シール機の縦シール部分構造であって、該縦シー
    ル部分構造が、筒状部材(B)及び加熱部材(A)の温
    度を測定する素子と、加熱部材(A)の温度と筒状部材
    (B)の温度の和を所定の幅に保つように加熱部材
    (A)の温度を制御する装置とを備えたことを特徴とす
    る三方シール機の縦シール部分構造。
  2. 【請求項2】 平面状のフィルムを筒状部材(B)に巻
    き付け、該フィルムの重なり部分に加熱部材(A)を押
    しつけることにより、袋の縦方向になる該重なり部分を
    熱シールする構造(縦シール部分構造と称する)を有す
    る三方シール機であって、該縦シール部分構造が、筒状
    部材(B)及び加熱部材(A)の温度を測定する素子
    と、加熱部材(A)の温度と筒状部材(B)の温度の和
    を所定の幅に保つように加熱部材(A)の温度を制御す
    る装置とを備えたことを特徴とする三方シール機。
  3. 【請求項3】 包装用フィルムの製袋方法であって、平
    面状のフィルムを筒状部材(B)に巻き付け、該フィル
    ムの重なり部分に加熱部材(A)を押しつけることによ
    り、袋の縦方向になる該重なり部分を熱シールする縦シ
    ール部分構造が、筒状部材(B)及び加熱部材(A)の
    温度を測定する素子と、加熱部材(A)の温度と筒状部
    材(B)の温度の和を所定の幅に保つように加熱部材
    (A)の温度を制御する装置とを備えたものである三方
    シール機を用いることを特徴とする包装用フィルムの製
    袋方法。
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