JP2001030179A - ラチェットレンチ - Google Patents

ラチェットレンチ

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JP2001030179A JP11262551A JP26255199A JP2001030179A JP 2001030179 A JP2001030179 A JP 2001030179A JP 11262551 A JP11262551 A JP 11262551A JP 26255199 A JP26255199 A JP 26255199A JP 2001030179 A JP2001030179 A JP 2001030179A
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正 神谷
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    • B25B13/461Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member
    • B25B13/462Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member the ratchet parts engaging in a direction radial to the tool operating axis
    • B25B13/465Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member the ratchet parts engaging in a direction radial to the tool operating axis a pawl engaging an internally toothed ring
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    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オーバーシュートの発生を防止すると共に、
意図しない反転切換を防止できるようにした。 【解決手段】 翼部材44を有し、翼部材44をプッシ
ュピン56を介してばね58によって付勢するラチェッ
トレンチにおいて、ばね58の軸方向の内部空間にゴム
等の弾力性の有る素材から成る弾性部材66を組み込
む。これによって、翼部材44の爪46と揺動体26の
内歯歯車30との噛み合いを保持する方向の押圧力を強
くすることができる。よって、翼部材44の爪46と揺
動体26の内歯歯車30との噛み合いが離れる方向に翼
部材44に力が働いた場合に、ばね58の反発力と弾性
部材66の反発力とが働くと共に、弾性部材66がスト
ッパとして働いて、オーバーシュートの発生を防止す
る。また、ばね58と弾性部材66とによって、切換部
材52のシャンク36への保持力を増加させるので、切
換部材52の意図しない反転切換の発生を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や産業機械
等の組立や分解の際にボルトやナットを締付けや緩める
作業に用いるラチェットレンチの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボルトやナット等を確実かつ
迅速に締付けたり外したりするために、電動または手動
のラチェットレンチが用いられている。従来既知のラチ
ェットレンチは米国特許第5537899号に示されて
おり、その要部構造を図12乃至図19に基づいて説明
する。図12に示すように、ハウジング10内には、モ
ータ12と、そのモータ12の回転速度を変える従来既
知の運動変換手段14と、その運動変換手段14によっ
て回転運動並びに往復摺動運動させられるクランクシャ
フト16とが備えられる。
【0003】図13に示すように、前記クランクシャフ
ト16の先端には、その軸中心より偏心してその軸中心
と並行な芯18が一体に形成され、その芯18には挿通
穴20を有するブッシュ22が摺動自在に取り付けられ
ている。図12及び図14に示すように、ハウジング1
0の先端には一対の環状保持部24が一体に形成され、
その一対の環状保持部24の間に、図13に示す揺動体
26を備える。この揺動体26の中央には穴28が形成
され、その穴28の内壁には内歯歯車30が形成されて
いる。揺動体26はその先端に一対の腕部32を有し、
その一対の腕部32の間に空間部34が形成される。そ
の空間部34内に前記ブッシュ22が回転自在でしかも
外れないように嵌合される。
【0004】図15に示すように、ボルト等を間欠的に
回転させるためのシャンク36は、円柱状の基部38
と、その基部38と一体に形成される立方体状の係合部
40とから成る。このシャンク36の基部38の円周箇
所が、前記揺動体26の穴28に挿入される。シャンク
36を取り付けた状態の揺動体26を、図12及び図1
4に示すハウジング10の一対の環状保持部24の間に
保持する。クランクシャフト16の回転に伴って、揺動
体26はハウジング10に保持された状態でその穴28
の中心軸を中心に揺動する。シャンク36は、円柱状の
基部38の内部に、ピン42を中心に揺動自在な翼部材
44を2個備えている。各翼部材44の左右両端にはそ
れぞれ複数個の爪46が形成されている。円柱状の基部
38の軸中心に穴48が形成され、この穴48内部に、
切換ノブ50を一体に形成した円柱状の切換部材52
(図16)を嵌合させる。切換部材52は、シャンク3
6に対して所定の角度の範囲で回転可能に取り付けられ
る。
【0005】図16及び図17に示すように、切換部材
52には軸方向に対して垂直方向にしかも軸方向の異な
る高さ位置に合計2個の孔54が形成され、それらの孔
54の開口部は互いに180度反対側を向いた位置に形
成される。各孔54の内部には一端閉鎖の筒状のプッシ
ュピン56と、各プッシュピン56の筒状の内部に各プ
ッシュピン56を孔54の内部から外部に向けて押圧す
る方向に付勢するためのばね58とを備えている。図1
7に示すように、プッシュピン56の閉鎖箇所がばね5
8によって孔54から外部に突出するように付勢されて
おり、プッシュピン56の閉鎖箇所が翼部材44に接触
して翼部材44を押圧するよう設定されている。
【0006】切換部材52の切換ノブ50を回すことに
よって、シャンク36の基部38の穴48に嵌合された
状態で、切換部材52は正逆方向に例えば約90度回転
し、それぞれ約90度正逆回転した位置で、切換部材5
2は安定した状態(図18や図19の状態)を保つ。図
18や図19の状態においては、プッシュピン56とば
ね58とによって、各翼部材44の左右いずれか一方側
の爪46が前記揺動体26の内歯歯車30に噛み合うよ
うに、各翼部材44が押圧される。図18の状態では、
プッシュピン56は、ピン42を中心として揺動する翼
部材44の一方側を押す。この図18の状態から図19
の状態に切換ノブ50を回すことによって、プッシュピ
ン56が翼部材44を押す箇所は、翼部材44の一方側
から他方側に移動する。この切換ノブ50による切り換
えによって、揺動体26の内歯歯車30に噛み合う各翼
部材44の爪46は一方側から他方側へと切り換わり、
締付け方向の回転と緩み方向の回転との切り換えを行
う。
【0007】各翼部材44の一方の爪46が揺動体26
の内歯歯車30に噛み合っている状態で、揺動体26を
一方方向(噛み合いを保つ方向)に回転させると、各翼
部材44の爪46が揺動体26の内歯歯車30との噛み
合いを保ちながら、各翼部材44は揺動体26と共に移
動するよう設定する。一方、揺動体26を反対方向に回
転させると、各翼部材44の爪46と揺動体26の内歯
歯車30とは、接触するが滑って噛み合うことがなく、
各翼部材44は揺動体26と共に移動することがない。
即ち、図18の状態では、A方向に揺動体26を回転さ
せると締付け操作となり、B方向に揺動体26を回転さ
せると次の締付けを行う力を蓄えるための送り作動とな
る。このように、締付け操作と送り作動とを繰り返して
締付けを行う。また、図18の状態から図19の状態に
切り換えると、C方向に揺動体26を回転させると緩め
操作となり、D方向に揺動体26を回転させると送り作
動となる。
【0008】図12及び図14に示すように、シャンク
36の係合部40は一般には立方体形状をしており、そ
の係合部40はハウジング10の先端の一方の環状支持
部24より、ハウジング14の長手方向に対し直角方向
に突出している。このシャンク36の係合部40に、ラ
チェットレンチとボルト等との間に間欠回転運動を伝達
するためのソケット60を着脱自在に取り付ける。この
ソケット60は円筒状をしており、その一方の端面には
前記シャンク36の係合部40と嵌合するための断面が
四角形の第一穴62が設けられ、他方の端面には図示し
ないボルトと嵌合するための断面が六角形の第二穴64
が設けられている。ラチェットレンチを使用する場合に
は、シャンク36の係合部40と、締付け操作または緩
め操作を行うためのボルトとの間にソケット60を装着
する。
【0009】次に、以上の構成のラチェットレンチの動
作について説明する。先ず、図12に示すモータ12が
回転すると、既知の運動変換手段14を介して、クラン
クシャフト16が回転運動させられる。このクランクシ
ャフト16が回転運動すると、クランクシャフト16の
芯18は、クランクシャフト16の軸中心を中心にブッ
シュ22を遊星回転運動させる。このブッシュ22の運
動によって、揺動体26はシャンク36の円柱状の基部
38の中心軸を中心に揺動させられる。
【0010】この揺動体26が一方方向に揺動した時に
は、シャンク36に取り付けられた翼部材44の突出し
た側の爪46が揺動体26の内歯歯車30に噛み合っ
て、シャンク36を回転させ、ボルト等を締付ける(図
18のA方向)。その後、この揺動体26が反対方向に
揺動した時には、突出した側の爪46が揺動体26の内
歯歯車30に噛み合わず、揺動体26だけが揺動してシ
ャンク36は回転しない(図18のB方向)。その後、
再び揺動体26が一方方向に揺動した時に、再びボルト
等を締付ける。即ち、このラチェットレンチにおいて
は、揺動体26が一方方向に揺動している時にのみ、シ
ャンク36を間欠的に回転させ、ボルト等を間欠的に締
付ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】2個の翼部材44を用
いたラチェットレンチにおいては、揺動体26の揺動が
遅い時には、翼部材44の爪46は揺動体26の内歯歯
車30に沿って動くが、作業効率を上げるために高速で
揺動すると、翼部材44はピン42を中心に振動して、
翼部材44に揺動速度の変動によるいわゆる共振現象が
生じ、図20に示すように、揺動体26の内歯歯車30
に噛み合っていた翼部材44の爪46が、一時的に内歯
歯車30から大きく離れてしまう現象(オーバーシュー
ト)が発生する。このオーバーシュートが発生すると、
翼部材44の噛み合いへの戻りが遅れて、翼部材44の
両方の爪46が内歯歯車30に噛み合わなくなり、締付
け作動を行えなくなる。オーバーシュートが発生する
と、噛み合うべき爪46とは反対側の爪46が内歯歯車
30と噛み合って、図21に示すような「ハの字」の噛
み合い状態になる場合がある。この図21の状態では、
シャンク36は揺動体26と同じ揺動を行い、締付け回
転が全くできなくなる不具合が発生する。
【0012】高速での回転操作を行った場合に、翼部材
44とばね58とが振動し、その振動が増幅するポイン
ト(このポイントを共振点という)がある。この共振点
は翼部材44の質量やばね58の強さによって異なる
が、高速回転においてはその共振点は必ず存在する。こ
のため、共振点ではオーバーシュートが発生して、図2
0や図21に示すような不具合な状態が発生する。
【0013】ラチェットレンチでは、切換部材52はシ
ャンク36に回転可能に取り付けられており、切換部材
52はシャンク36と共に回転する。シャンク36が締
め付け回転を行って、締め付け完了によって急に回転が
停止すると、シャンク36に組み込まれた切換部材52
は慣性力で更に回転しようとする。この際、ばね58の
反力が小さくて、切換部材52がばね58によって押え
られない場合には、切換部材52は反転して、締付け操
作と緩み操作とが切り換えられてしまうという不具合が
あった。この切換部材52の意図しない反転切換を防止
するためには、ばね58のばね力を強くすれば良いと考
えられる。
【0014】従来既知のラチェットレンチにおいて、オ
ーバーシュートを抑えるためには、ばね58のばね力を
強くするか、翼部材44が不適切な位置にならないよう
にストッパを設ければ良い。また、意図しない反転切換
を防止するためには、ばね58のばね力を強くすれば良
い。しかし、現状の小さいばね58では、ばね58のば
ね力を現状以上に強くすることはできない。また、翼部
材44が不適切な位置に移動しないようにストッパを設
ければ良いが、そのストッパを設けるスペースが確保で
きない。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、オーバーシュートの発生を防止すると共に、意図し
ない反転切換を防止できるようにしたラチェットレンチ
を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のラチェットレンチは、ハウジングと、そのハ
ウジングに揺動自在に取り付けられる内歯歯車を有する
揺動体と、その内歯歯車に噛み合う爪を左右両側に有す
る翼部材を備えるシャンクと、そのシャンクに所定の角
度の範囲で回転可能に備えられる切り換え部材と、その
切り換え部材に形成される孔と、その孔内に備えられる
プッシュピンと、その孔内に備えられるものであって前
記プッシュピンを介して前記翼部材の爪を前記内歯歯車
に接触させる方向に前記翼部材を押圧するためのばねと
を有するラチェットレンチにおいて、前記プッシュピン
の前記孔の内部側への移動に抗するための弾性部材を前
記孔の内部に備えるようにしたものである。
【0017】
【発明の第一の実施形態】次に本発明を図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係るラチェットレンチの要部
断面図、図2は図1の要部拡大断面図である。図1及び
図2において、図12乃至図19と同一参照番号は同一
部材を示す。本発明では、切換部材52には軸方向に対
して垂直方向にしかも軸方向の異なる高さ位置に合計2
個の孔54が形成され、それらの孔54の開口部は互い
に180度反対側を向いた位置に形成される。各孔54
の内部には一端閉鎖で筒状のプッシュピン56と、各プ
ッシュピン56の筒状の内部に各プッシュピン56を孔
54の内部から外部に向けて押圧する方向に付勢するた
めのばね58とが備えられている。図1及び図2に示す
ように、プッシュピン56の閉鎖箇所はばね58によっ
て孔54から外部に突出するように付勢されており、プ
ッシュピン56の閉鎖箇所の外表面が翼部材44に接触
して翼部材44を押圧するよう設定されている。ここま
での構成は、従来のものと同じである。本発明では、孔
54の内部に、プッシュピン56の孔54の内部への移
動に抗するためのゴム等の弾力性のある弾性部材を備え
るものである。図1及び図2では、ばね58の軸方向の
内部空間に、中実の棒形状をした弾性部材66を組み込
むものである。通常の状態において、弾性部材66の一
端を一端閉鎖の筒状のプッシュピン56の閉鎖端に接触
させ、他端を切換部材52に接触させるのが望ましい。
ばね58の軸方向の内部空間に弾性部材66を組み込ん
だ状態においては、弾性部材66に圧縮力がかかってい
ても、圧縮力がかかっていないてもどちらでも良い。ま
た、弾性部材66の一端をプッシュピン56の閉鎖端に
接触させ、他端を切換部材52に接触させると前述した
が、通常の状態において弾性部材66のいずれかの端は
接触しないものであっても良い。
【0018】以上のように構成したので、翼部材44に
オーバーシュートする方向の力が働くと、翼部材44に
よってプッシュピン56が押され、弾性部材66とばね
58とが圧縮される。弾性部材66とばね58には圧縮
に対する反発力が発生し、この反発力によって翼部材4
4の爪46が内歯歯車30から大幅に離れるのを阻止
し、オーバーシュートの発生を防止することができる。
また、弾性部材66の素材を、ばね58に比べて圧縮比
率が小さいものに設定すれば、弾性部材66は翼部材4
4に対するストッパの働きをし、翼部材44の爪46が
内歯歯車30から大幅に離れるのを阻止し、オーバーシ
ュートの発生を防止することができる。更に、高速回転
時に翼部材44とばね58の振動が増幅される振動数に
なることがあるが、その際には、弾性部材66は翼部材
44に対するストッパあるいはダンパーの働きをするの
で、高速回転時でもオーバーシュートの発生を防止する
ことができる。その上、高速回転時には、弾性部材66
は翼部材46との関係では相対的には速い運動となり、
弾力性のある素材から成る弾性部材66であっても、翼
部材46に対してはその押す速度に応じてより大きい反
力を生じる。このため、高速回転時には弾性部材66は
ストッパあるいはダンパーの働きをするので、高速回転
時でもオーバーシュートの発生を防止することができ
る。また、プッシュピン56が押されると、圧縮された
弾性部材66がばね58と接触するので、プッシュピン
56やばね58の振動を弾性部材66が吸収して共振現
象を抑えることができ、共振現象を抑えることによって
もオーバーシュートの発生を防止することができる。
【0019】更に、切換部材52は弾性部材であるゴム
等から成る弾性部材66によって、シャンク36に対す
る切換部材52の保持力が増加させられるので、切換部
材52の意図しない反転切換の発生を防止することがで
きる。なお、本発明の実施形態では、シャンク36に2
個の翼部材44を備えるものについて説明したが、翼部
材44が1個のものについても適用することができる。
【0020】
【発明の第二の実施形態】次に、本発明に係るラチェッ
トレンチの他の実施形態を図3に示す。この実施形態に
おいても図1及び図2と同様に、ばね58の中心軸に沿
った空間に弾性部材を備えるものである。プッシュピン
68においては、ばね58と対向する対向面70に、孔
54の内部に向けて突出する突出ピン72を形成する。
ばね58の内部空間に筒状の弾性部材74を備え、その
筒状の弾性部材74の内側に突出ピン72を嵌合させ
る。このプッシュピン68においては、対向面70は、
ばね58の一端と弾性部材74の一端とが共に接触でき
る大きさにする。この構成においても、翼部材44にオ
ーバーシュートする方向の力が働くと、プッシュピン6
8によってばね58と共に筒状の弾性部材74が圧縮さ
れ、これらの弾性部材74とばね58との反発力によっ
て、翼部材44の爪46が内歯歯車30から大幅に離れ
るのを阻止し、オーバーシュートの発生を防止すること
ができる。
【0021】
【発明の第三の実施形態】本発明に係るラチェットレン
チの他の実施形態を図4に示す。この実施形態では、ば
ね58の外側に筒状の弾性部材を備えるものである。こ
の実施形態では、図1や図2に示す一端閉鎖の筒状のプ
ッシュピン56を用いる。そのプッシュピン56の筒状
の内部空間に、ばね58の一端と筒状の弾性部材76の
一端を装着する。筒状の弾性部材76はばね58の外側
に配置する。この構成においても、翼部材44にオーバ
ーシュートする方向の力が働くと、プッシュピン56に
よってばね58と共に筒状の弾性部材76が圧縮され、
これらの弾性部材76とばね58との反発力によって、
翼部材44の爪46が内歯歯車30から大幅に離れるの
を阻止し、オーバーシュートの発生を防止することがで
きる。
【0022】
【発明の第四の実施形態】本発明に係るラチェットレン
チの他の実施形態を図5に示す。この実施形態でも、ば
ね58の外側に筒状の弾性部材を備えるものである。こ
の実施形態では、図1や図2に示す一端閉鎖の筒状のプ
ッシュピン56を用いる。そのプッシュピン56の筒状
の内部空間にばね58の一端を装着する。孔54内にお
いてプッシュピン56の筒状部77の延長線上で、ばね
56の外側に筒状の弾性部材78を備える。この筒状の
弾性部材78の内径や外径は、プッシュピン56の筒状
部77の内径や外径とほぼ同じにする野が望ましいが、
それい限るものではない。この構成においても、翼部材
44にオーバーシュートする方向の力が働くと、プッシ
ュピン56によってばね58と共に筒状の弾性部材78
が圧縮され、これらの弾性部材78とばね58との反発
力によって、翼部材44の爪46が内歯歯車30から大
幅に離れるのを阻止し、オーバーシュートの発生を防止
することができる。なお、図5において、通常時にプッ
シュピン56と筒状の弾性部材74とが離れている状態
を示したが、それらは通常時に接触しているものであっ
てもよい。
【0023】図5の変形例を図6に示す。図6は、プッ
シュピン56と筒状の弾性部材80とを接触させている
が、プッシュピン56と筒状の弾性部材80との接触面
において、プッシュピン56の筒状部77の自由先端に
段部82を形成し、弾性部材80側にプッシュピン56
の段部82と丁度合致する段部を形成したものである。
プッシュピン56の段部82は、内側が外側より長く伸
びる形状で示したが、段部は外側が内側より長く伸びる
形状にしても良い。
【0024】図7も図5の変形例である。図7において
も図6と同様に、プッシュピン56の筒状の自由先端に
段部82を形成する。筒状の弾性部材84は、プッシュ
ピン56の段部82の位置から軸方向に長く突出した内
側の突出部85の外側に嵌合するよう設定する。この弾
性部材84の肉厚は、図5の弾性部材78や図6の弾性
部材80の肉厚の約半分である。図7においては、段部
82の位置から軸方向に長く突出した突出部85は、内
側が外側より軸方向に長く伸びる形状で示したが、プッ
シュピン56の突出部85は外側が内側より長く伸びる
形状にしても良い。その場合には、筒状の弾性部材84
は、プッシュピン56の突出部85の内側に嵌合するよ
う設定する。
【0025】
【発明の第五の実施形態】本発明に係るラチェットレン
チのその他の実施形態を図8に示す。この実施形態で
も、ばね58の外側に筒状の弾性部材を備えるものであ
る。この実施形態では図3に示した突出ピン72を備え
たプッシュピン68を用いる。突出ピン72の外側にば
ね58の一端の内部空間を嵌合させる。そのばね58の
外側に筒状の弾性部材86を備える。プッシュピン56
の対向面70に、ばね58の一端と弾性部材86の一端
を接触可能にする。この構成においても、翼部材44に
オーバーシュートする方向の力が働くと、ばね58と共
に筒状の弾性部材86が圧縮され、これらの弾性部材8
6とばね58との反発力によって、翼部材44の爪46
が内歯歯車30から大幅に離れるのを阻止し、オーバー
シュートの発生を防止することができる。
【0026】
【発明の第六の実施形態】本発明に係るラチェットレン
チの更に他の実施形態を図9に示す。図9は、ばね56
を内部に収納した状態の中実の弾性部材88を示す。こ
れは、モールドによってばね56を内臓する弾性部材8
8を形成したものである。この場合、プッシュピンは、
図1や図4等に示した一端閉鎖の筒状のプッシュピン5
6であっても、図3や図8に示した対抗面70を備えた
プッシュピン68であっても良い。この構成において
も、ばね58と弾性部材88との反発力によって、翼部
材44の爪46が内歯歯車30から大幅に離れるのを阻
止し、オーバーシュートの発生を防止することができ
る。図9に示したものに代えて、図10に示すようなば
ね56を内部にモールドした中空の弾性部材90を用い
ても良い。更に、図11に示すような、ばね56の外側
に筒状の弾性部材92をモールドしたものを用いても良
い。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わるラチェッ
トレンチによれば、プッシュピンを押圧するためのばね
を備える孔内に、プッシュピンの孔内への移動力に抗す
るにゴム等の弾性部材を備えたものである。この結果、
オーバーシュートする方向の力が翼部材に働いても、あ
るいは高速回転時に翼部材とばねの振動が増幅される振
動数になることがあっても、弾性部材とばねとの合算し
た反発力と、圧縮比率の小さいの弾性部材のストッパと
しての働きとによって、噛み合っている翼部材の爪が内
歯歯車から大幅に離れるのを阻止し、オーバーシュート
の発生を防止することができる。また、本発明でははば
ねと弾性部材とによって切換部材のシャンクへの保持力
が増加することができるので、切換部材の意図しない反
転切換の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラチェットレンチの要部断面図で
ある。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図4】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図5】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図6】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図7】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図8】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図9】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形態
を示す断面図である。
【図10】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形
態を示す断面図である。
【図11】本発明に係るラチェットレンチの他の実施形
態を示す断面図である。
【図12】従来のラチェットレンチの正面図である。
【図13】図12に使用するクランクシャフトと揺動体
との連結関係を示す分解斜視図である。
【図14】図12のラチェットレンチにソケットを取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図15】図12に使用するシャンクの斜視図である。
【図16】図12のラチェットレンチの要部断面図であ
る。
【図17】図16の要部の拡大断面図である。
【図18】図12のラチェットレンチにおける揺動体と
翼部材との一方の良好な噛み合い状態を示す断面図であ
る。
【図19】図12のラチェットレンチにおける揺動体と
翼部材との他方の良好な噛み合い状態を示す断面図であ
る。
【図20】図12のラチェットレンチにおける揺動体と
翼部材との噛み合いが外れた状態を示す断面図である。
【図21】図12のラチェットレンチにおける揺動体と
翼部材との不適切な噛み合い状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 26 揺動体 30 内歯歯車 36 シャンク 44 翼部材 46 爪 52 切換部材 54 孔 56 プッシュピン 58 ばね 66 弾性部材 68 プッシュピン 70 対向面 72 突出ピン 74 弾性部材 76 弾性部材 77 筒状部 78 弾性部材 80 弾性部材 82 段部 84 弾性部材 85 突出部 86 弾性部材 88 弾性部材 90 弾性部材 92 弾性部材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、そのハウジングに揺動自
    在に取り付けられる内歯歯車を有する揺動体と、その内
    歯歯車に噛み合う爪を左右両側に有する翼部材を備える
    シャンクと、そのシャンクに所定の角度の範囲で回転可
    能に備えられる切り換え部材と、その切り換え部材に形
    成される孔と、その孔内に備えられるプッシュピンと、
    その孔内に備えられるものであって前記プッシュピンを
    介して前記翼部材の爪を前記内歯歯車に接触させる方向
    に前記翼部材を押圧するためのばねとを有するラチェッ
    トレンチにおいて、前記プッシュピンの前記孔の内部側
    への移動に抗するための弾性部材を前記孔の内部に備え
    たことを特徴とするラチェットレンチ。
  2. 【請求項2】 前記ばねの中心軸に沿った空間に前記弾
    性部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のラチェ
    ットレンチ。
  3. 【請求項3】 前記プッシュピンが一端閉鎖の筒状の形
    状をしており、そのプッシュピンの筒状の内部空間に前
    記ばねの一端を装着し、前記弾性部材を棒状としたこと
    を特徴とする請求項2記載のラチェットレンチ。
  4. 【請求項4】 前記プッシュピンに前記ばねや前記弾性
    部材に対向する対向面を有し、その対抗面の中央に突出
    ピンを形成し、前記弾性部材を筒状とし、その筒状の弾
    性部材の内部空間に前記突出ピンを嵌合させたことを特
    徴とする請求項2記載のラチェットレンチ。
  5. 【請求項5】 前記ばねの外側に環状の弾性部材を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のラチェットレンチ。
  6. 【請求項6】 前記プッシュピンが一端閉鎖の筒状の形
    状をしており、そのプッシュピンの筒状の内部空間に前
    記ばねの一端と前記環状の弾性部材の一端を装着したこ
    とを特徴とする請求項5記載のラチェットレンチ。
  7. 【請求項7】 前記プッシュピンが一端閉鎖の筒状の形
    状をしており、そのプッシュピンの筒状の内部空間に前
    記ばねの一端を装着し、前記環状の弾性部材を前記プッ
    シュピンの筒状部の自由先端側においてその筒状部と同
    軸方向に配置したことを特徴とする請求項5記載のラチ
    ェットレンチ。
  8. 【請求項8】 前記プッシュピンの筒状部の自由端に段
    部を形成し、前記環状の弾性部材に前記筒状部の段部と
    嵌合する段部を形成したことを特徴とする請求項7記載
    のラチェットレンチ。
  9. 【請求項9】 前記プッシュピンの筒状部の自由端に環
    状の段部を形成し、前記筒状部の段部のうち長手方向に
    突出する突出部の外側面または内側面に前記弾性部材を
    嵌合させたことを特徴とする請求項7記載のラチェット
    レンチ。
  10. 【請求項10】 前記プッシュピンに前記ばねや前記筒
    状の弾性部材に対向する対向面を形成し、その対抗面の
    中央に突出ピンを形成し、前記ばねの内部空間に前記突
    出ピンを嵌合させたことを特徴とする請求項5記載のラ
    チェットレンチ。
  11. 【請求項11】 前記弾性部材が前記ばねを内部にモー
    ルドした中実の筒状としたことを特徴とする請求項1記
    載のラチェットレンチ。
  12. 【請求項12】 前記弾性部材が前記ばねを内部にモー
    ルドした中空の筒状としたことを特徴とする請求項1記
    載のラチェットレンチ。
  13. 【請求項13】 前記弾性部材が前記ばねの外側を覆う
    ようにモールドした筒状としたことを特徴とする請求項
    1記載のラチェットレンチ。
  14. 【請求項14】 前記弾性部材をゴムとしたことを特徴
    とする請求項1乃至13記載のラチェットレンチ。
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