JP2001029899A - 金属片を分離するための装置 - Google Patents
金属片を分離するための装置Info
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- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
- B07C5/00—Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
- B07C5/36—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution
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- B07C5/362—Separating or distributor mechanisms
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- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
- B07C5/00—Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
- B07C5/34—Sorting according to other particular properties
- B07C5/344—Sorting according to other particular properties according to electric or electromagnetic properties
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- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G53/00—Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
- B65G53/34—Details
- B65G53/52—Adaptations of pipes or tubes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さなサイズに構成でき、動作位置切換え時
間の短い金属片分離装置を提供する。 【解決手段】 搬送すべき材料ストリームから金属片を
分離するための装置は、回転式の筒状の分岐ジャンクシ
ョンとして構成された多分岐ジャンクション（１１）を
有する。前記回転式の筒状の分岐ジャンクションは、２
つの入口ダクト部（３７,３８）を有するバルブとして
構成された回転要素（３６）を有する、前記入口ダクト
部（３７,３８）は、選択的に、入口開口部（３２）お
よび出口開口部（３９）と位置的に一致させられる。前
記出口開口部（３９）は、通常の場合には材料出口３４
に連通するが、前記回転要素（３６）が再位置決めされ
た場合、分離出口（１５）に動かされる。供給ダクト部
（３０）における金属片の存在に反応する金属検出器
（２８）は、前記金属片を分離するために９０°未満の
角度だけ回転する前記回転要素（３６）を制御する。
間の短い金属片分離装置を提供する。 【解決手段】 搬送すべき材料ストリームから金属片を
分離するための装置は、回転式の筒状の分岐ジャンクシ
ョンとして構成された多分岐ジャンクション（１１）を
有する。前記回転式の筒状の分岐ジャンクションは、２
つの入口ダクト部（３７,３８）を有するバルブとして
構成された回転要素（３６）を有する、前記入口ダクト
部（３７,３８）は、選択的に、入口開口部（３２）お
よび出口開口部（３９）と位置的に一致させられる。前
記出口開口部（３９）は、通常の場合には材料出口３４
に連通するが、前記回転要素（３６）が再位置決めされ
た場合、分離出口（１５）に動かされる。供給ダクト部
（３０）における金属片の存在に反応する金属検出器
（２８）は、前記金属片を分離するために９０°未満の
角度だけ回転する前記回転要素（３６）を制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送すべき材料
ストリームから金属片を分離するための装置に関し、特
に、金属検出器と、１つの入口部および選択的に制御可
能な２つの出口部を有し前記金属検出器によって制御さ
れる多分岐ジャンクションとで構成される装置に関す
る。
ストリームから金属片を分離するための装置に関し、特
に、金属検出器と、１つの入口部および選択的に制御可
能な２つの出口部を有し前記金属検出器によって制御さ
れる多分岐ジャンクションとで構成される装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】USP No.5,377,847には、搬送すべき材料
ストリームから金属片を分離するための装置が開示され
ている。該装置において、多分岐ジャンクションは、ソ
レノイドによって横軸を中心として旋回可能なダンパー
（調節弁）を備えている。前記ダンパーは、その一端部
位置において、前記搬送すべき材料ストリームを、材料
開口部と称することができる第1の出口部にガイドす
る。前記ダンパーの他端部位置において、前記搬送すべ
き材料ストリームは、分離開口部と称することができる
第２の出口部に供給される。搬送すべき材料ストリーム
に金属片が含まれていない場合には該材料ストリームが
前記材料開口部に供給され、また、金属片が検出された
時には前記ダンパーの反転がなされるよう、前記多分岐
ジャンクションは金属検出器からの信号の関数として制
御される。このようにして、前記金属片および前記搬送
すべき材料ストリームの一部は、前記分離開口部に搬送
される。
ストリームから金属片を分離するための装置が開示され
ている。該装置において、多分岐ジャンクションは、ソ
レノイドによって横軸を中心として旋回可能なダンパー
（調節弁）を備えている。前記ダンパーは、その一端部
位置において、前記搬送すべき材料ストリームを、材料
開口部と称することができる第1の出口部にガイドす
る。前記ダンパーの他端部位置において、前記搬送すべ
き材料ストリームは、分離開口部と称することができる
第２の出口部に供給される。搬送すべき材料ストリーム
に金属片が含まれていない場合には該材料ストリームが
前記材料開口部に供給され、また、金属片が検出された
時には前記ダンパーの反転がなされるよう、前記多分岐
ジャンクションは金属検出器からの信号の関数として制
御される。このようにして、前記金属片および前記搬送
すべき材料ストリームの一部は、前記分離開口部に搬送
される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】搬送装置が停止してい
るとき、または、前記搬送すべき材料ストリームが低速
で搬送されているとき、前記ダンパーが前記搬送すべき
材料ストリームの重量でブロックされる事態が発生する
ことがある。前記搬送すべき材料ストリームが空気流の
助けによって搬送すべき場合、気密性に関する課題が重
要となる。外部からの空気が取込まれないよう、且つ、
圧縮空気が搬送通路から逃げないように、各ダンパー動
作位置における前記多分岐ジャンクションの気密性を確
保することは難しい。このような気密性に関する課題を
解決するためには、高度の密閉技術が必要となる。
るとき、または、前記搬送すべき材料ストリームが低速
で搬送されているとき、前記ダンパーが前記搬送すべき
材料ストリームの重量でブロックされる事態が発生する
ことがある。前記搬送すべき材料ストリームが空気流の
助けによって搬送すべき場合、気密性に関する課題が重
要となる。外部からの空気が取込まれないよう、且つ、
圧縮空気が搬送通路から逃げないように、各ダンパー動
作位置における前記多分岐ジャンクションの気密性を確
保することは難しい。このような気密性に関する課題を
解決するためには、高度の密閉技術が必要となる。
【０００４】DE 39 31 579 C1に開示されている金属片
分離装置は、その上端側が開口した横方向に移動可能な
漏斗形状のスライダを有する多分岐ジャンクションを備
えている。該金属片分離装置においては、前記多分岐ジ
ャンクションを超えて延びる搬送通路を密閉することは
意図されていない。
分離装置は、その上端側が開口した横方向に移動可能な
漏斗形状のスライダを有する多分岐ジャンクションを備
えている。該金属片分離装置においては、前記多分岐ジ
ャンクションを超えて延びる搬送通路を密閉することは
意図されていない。
【０００５】管状コンベヤ分野において、搬送すべき材
料ストリームを入口部から複数の出口部の１つに選択的
に供給する多分岐ジャンクションが知られている。USP
No.5,269,638に開示されているこの種の回転式の筒状多
分岐ジャンクションは、１つの入口開口部および２つの
出口開口部を有するハウジングに収容された回転要素を
備えており、該回転要素は、単一ダクト構造または二重
ダクト構造からなるものである。前記単一ダクト構造の
回転要素である場合、該ダクトは、前記１つの入口開口
部に常時連通される一方、前記回転要素が回転されると
きいずれかの前記出口開口部に連結される。また、前記
二重ダクト構造の回転要素である場合、該２つのダクト
部は、ほんの小さな通路横断面が形成されるよう完全に
相互分離される。いずれにせよ、このような回転式の筒
状多分岐ジャンクションは、前記回転要素の１８０°の
回転が必要であるので、金属分離装置には不適当であ
る。望ましいのは、応答時間の短縮化を可能にするよう
な比較的小さな回転である。単一ダクト構造の筒状多分
岐ジャンクションの場合、前記回転要素の少なくとも９
０°の回転が必要であり、また、二重ダクト構造の筒状
多分岐ジャンクションの場合、他の方法による分離は不
可能であるので、検出された金属片は、無金属材料スト
リーム用のダクトへの進入が禁止される。
料ストリームを入口部から複数の出口部の１つに選択的
に供給する多分岐ジャンクションが知られている。USP
No.5,269,638に開示されているこの種の回転式の筒状多
分岐ジャンクションは、１つの入口開口部および２つの
出口開口部を有するハウジングに収容された回転要素を
備えており、該回転要素は、単一ダクト構造または二重
ダクト構造からなるものである。前記単一ダクト構造の
回転要素である場合、該ダクトは、前記１つの入口開口
部に常時連通される一方、前記回転要素が回転されると
きいずれかの前記出口開口部に連結される。また、前記
二重ダクト構造の回転要素である場合、該２つのダクト
部は、ほんの小さな通路横断面が形成されるよう完全に
相互分離される。いずれにせよ、このような回転式の筒
状多分岐ジャンクションは、前記回転要素の１８０°の
回転が必要であるので、金属分離装置には不適当であ
る。望ましいのは、応答時間の短縮化を可能にするよう
な比較的小さな回転である。単一ダクト構造の筒状多分
岐ジャンクションの場合、前記回転要素の少なくとも９
０°の回転が必要であり、また、二重ダクト構造の筒状
多分岐ジャンクションの場合、他の方法による分離は不
可能であるので、検出された金属片は、無金属材料スト
リーム用のダクトへの進入が禁止される。
【０００６】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、小さなサイズに構成でき、動作位置切換え時間の短
い金属片分離装置を提供することを目的とする。
で、小さなサイズに構成でき、動作位置切換え時間の短
い金属片分離装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る装置は、筒
状のハウジングを有する回転式の筒状の分岐ジャンクシ
ョンとして構成されている。前記ハウジングを構成する
周壁には、１つの入口開口部と２つの出口開口部とが設
けられている。前記ハウジングには、前記入口開口部を
前記出口開口部のうちのいずれか一方と選択的に連通さ
せる回転要素が設けられている。該回転要素は、相互に
鋭角をなすように延びた２つの隣接した入口ダクト部
と、前記入口ダクト部の両方と連通した出口ダクト部と
を有する。前記回転要素を９０°未満の角度だけ回転さ
せることにより、該回転要素の動作位置を通過位置と分
離位置との間で切り換え可能である。この動作位置切換
え角度は、好ましくは９０°未満であり、特に、３０°
〜６０°である。このようにして、前記回転要素は、比
較的小さな直径を有することができ、比較的広いダクト
幅を有することができる。前記回転要素のダクトの容量
は、分離すべき金属片の他には、極く少量の材料のみが
前記金属片と共に分離されるよう、小さなものである。
さらに、応答時間の短縮化が実現される。
状のハウジングを有する回転式の筒状の分岐ジャンクシ
ョンとして構成されている。前記ハウジングを構成する
周壁には、１つの入口開口部と２つの出口開口部とが設
けられている。前記ハウジングには、前記入口開口部を
前記出口開口部のうちのいずれか一方と選択的に連通さ
せる回転要素が設けられている。該回転要素は、相互に
鋭角をなすように延びた２つの隣接した入口ダクト部
と、前記入口ダクト部の両方と連通した出口ダクト部と
を有する。前記回転要素を９０°未満の角度だけ回転さ
せることにより、該回転要素の動作位置を通過位置と分
離位置との間で切り換え可能である。この動作位置切換
え角度は、好ましくは９０°未満であり、特に、３０°
〜６０°である。このようにして、前記回転要素は、比
較的小さな直径を有することができ、比較的広いダクト
幅を有することができる。前記回転要素のダクトの容量
は、分離すべき金属片の他には、極く少量の材料のみが
前記金属片と共に分離されるよう、小さなものである。
さらに、応答時間の短縮化が実現される。
【０００８】本発明の装置は、サイズが小さく、応答時
間も短いので、処理マシーンの供給開口部に直接的に取
り付け可能である。本発明の装置は、わずかの取付けス
ペースを必要とするだけであり、極めて短い取付け長さ
を有する。
間も短いので、処理マシーンの供給開口部に直接的に取
り付け可能である。本発明の装置は、わずかの取付けス
ペースを必要とするだけであり、極めて短い取付け長さ
を有する。
【０００９】本発明の好ましい実施の態様によると、前
記２つの入口ダクト部は、仕切り壁を介在させることな
く、相互に通じている。これは、本装置の動作中に前記
入口開口部が閉塞されたり開口サイズが減じられたりす
ることのないよう、前記２つの入口ダクト部が、常時、
前記ハウジングの入口開口部と位置的に一致する、こと
を意味する。もちろん、例えば、搬送装置が停止したと
きなどには、前記入口開口部が閉塞されるような位置に
前記回転要素を設定することが可能である。
記２つの入口ダクト部は、仕切り壁を介在させることな
く、相互に通じている。これは、本装置の動作中に前記
入口開口部が閉塞されたり開口サイズが減じられたりす
ることのないよう、前記２つの入口ダクト部が、常時、
前記ハウジングの入口開口部と位置的に一致する、こと
を意味する。もちろん、例えば、搬送装置が停止したと
きなどには、前記入口開口部が閉塞されるような位置に
前記回転要素を設定することが可能である。
【００１０】前記入口開口部と一方の前記出口開口部と
は前記ハウジングの直径方向に対向して配置されてお
り、他方の前記出口開口部が前記一方の出口開口部に対
して６０°未満の角度だけオフセット（位置ずれ）され
ている。この場合、金属片が検出されていない通常状態
において、搬送すべき材料ストリームは、方向転換され
ることなく、前記回転要素に沿って直径方向に移動す
る。前記金属検出器が金属片に応答した場合、前記回転
要素は６０°未満の角度だけ回転され、これにより、前
記搬送すべき材料ストリームは、６０°未満の鋭角度だ
け方向転換される。
は前記ハウジングの直径方向に対向して配置されてお
り、他方の前記出口開口部が前記一方の出口開口部に対
して６０°未満の角度だけオフセット（位置ずれ）され
ている。この場合、金属片が検出されていない通常状態
において、搬送すべき材料ストリームは、方向転換され
ることなく、前記回転要素に沿って直径方向に移動す
る。前記金属検出器が金属片に応答した場合、前記回転
要素は６０°未満の角度だけ回転され、これにより、前
記搬送すべき材料ストリームは、６０°未満の鋭角度だ
け方向転換される。
【００１１】好ましくは、前記入口ダクト部および前記
出口ダクト部の幅は、前記回転要素の直径の横断０．４
倍である。こうして、前記回転要素の容量は、材料搬送
目的のために広範囲に利用される。
出口ダクト部の幅は、前記回転要素の直径の横断０．４
倍である。こうして、前記回転要素の容量は、材料搬送
目的のために広範囲に利用される。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に従って詳細に説明する。図１は、本発明の一実
施の形態に係る金属片分離装置の側面斜視図である。該
金属片分離装置は、検出部１０と多分岐ジャンクション
１１とを備えている。搬送ダクト１２は、前記検出部１
０および多分岐ジャンクション１１を貫通して、当該分
離装置をその上端から下端まで上下方向に貫通してい
る。前記多分岐ジャンクション１１の下端にはフランジ
１３が設けられており、該フランジ１３は、材料ストリ
ームの供給先である処理マシーン上に取付け可能になっ
ている。
付図面に従って詳細に説明する。図１は、本発明の一実
施の形態に係る金属片分離装置の側面斜視図である。該
金属片分離装置は、検出部１０と多分岐ジャンクション
１１とを備えている。搬送ダクト１２は、前記検出部１
０および多分岐ジャンクション１１を貫通して、当該分
離装置をその上端から下端まで上下方向に貫通してい
る。前記多分岐ジャンクション１１の下端にはフランジ
１３が設けられており、該フランジ１３は、材料ストリ
ームの供給先である処理マシーン上に取付け可能になっ
ている。
【００１３】前記多分岐ジャンクション１１は、その軸
が横方向に延びるように設けられた筒状のハウジング１
４を有し、該ハウジング１４の入口部は前記検出部１０
の下方に位置し、該ハウジング１４の出口部は前記フラ
ンジ１３に位置している。分離出口部１５は、前記ハウ
ジング１４を構成する周壁の下半分に設けられている。
前記分離出口部１５にパイプ（図示せず）を取り付ける
ことができるよう、前記フランジ１３には、前記分離出
口部１５の下方に位置する切欠き部が形成されている。
が横方向に延びるように設けられた筒状のハウジング１
４を有し、該ハウジング１４の入口部は前記検出部１０
の下方に位置し、該ハウジング１４の出口部は前記フラ
ンジ１３に位置している。分離出口部１５は、前記ハウ
ジング１４を構成する周壁の下半分に設けられている。
前記分離出口部１５にパイプ（図示せず）を取り付ける
ことができるよう、前記フランジ１３には、前記分離出
口部１５の下方に位置する切欠き部が形成されている。
【００１４】前記検出部１０は、下方プレート１８と上
方プレート１９とを有するフレーム１７を備えている。
これらの下方プレート１８と上方プレート１９とは、ス
ペーサ２０によって一定距離離隔している。前記フレー
ム１７の一方側において、前記下方プレート１８と上方
プレート１９とは、側壁２１によって相互連結されてい
る。また、前記側壁２１には、ソレノイド（図示せず）
または空気圧シリンダもしくは水圧シリンダからなるア
クチュエータ２２が固定されている。該アクチュエータ
２２は、ヒンジ２４を介して止め具２５に連結された伸
縮可能なプッシュロッド２３を有する。前記止め具２５
は、前記筒状のハウジング１４の前壁２７から軸方向に
突出したシャフト２６から延びている。
方プレート１９とを有するフレーム１７を備えている。
これらの下方プレート１８と上方プレート１９とは、ス
ペーサ２０によって一定距離離隔している。前記フレー
ム１７の一方側において、前記下方プレート１８と上方
プレート１９とは、側壁２１によって相互連結されてい
る。また、前記側壁２１には、ソレノイド（図示せず）
または空気圧シリンダもしくは水圧シリンダからなるア
クチュエータ２２が固定されている。該アクチュエータ
２２は、ヒンジ２４を介して止め具２５に連結された伸
縮可能なプッシュロッド２３を有する。前記止め具２５
は、前記筒状のハウジング１４の前壁２７から軸方向に
突出したシャフト２６から延びている。
【００１５】前記フレーム１７の内部には、金属検出器
（図２）２８が固定されている。該金属検出器２８は、
環状であり、供給ダクト部３０を構成しているプラッチ
ック筒２９を包囲している。前記金属検出器２８は、ゴ
ム製リング３１を介して前記下方プレート１８上に支持
されている。前記下方プレート１８は、前記供給ダクト
部３０が前記ハウジング１４の入口開口部３２と位置的
に一致する状態に、前記ハウジング１４上に直接的に支
持されている。図２に示すように、前記ハウジング１４
は円筒状の内部空間３３を有する。該内部空間３３にお
ける第１の出口開口部３４は、前記入口開口部３２とは
前記ハウジング１４の直径方向反対側に設けられてお
り、また、前記フランジ１３を貫通している。さらに、
同一の横断面上において、第２の出口開口部１５が、前
記第１の出口開口部３４に対して約４０°の鋭角度だけ
オフセットした位置に設けられている。
（図２）２８が固定されている。該金属検出器２８は、
環状であり、供給ダクト部３０を構成しているプラッチ
ック筒２９を包囲している。前記金属検出器２８は、ゴ
ム製リング３１を介して前記下方プレート１８上に支持
されている。前記下方プレート１８は、前記供給ダクト
部３０が前記ハウジング１４の入口開口部３２と位置的
に一致する状態に、前記ハウジング１４上に直接的に支
持されている。図２に示すように、前記ハウジング１４
は円筒状の内部空間３３を有する。該内部空間３３にお
ける第１の出口開口部３４は、前記入口開口部３２とは
前記ハウジング１４の直径方向反対側に設けられてお
り、また、前記フランジ１３を貫通している。さらに、
同一の横断面上において、第２の出口開口部１５が、前
記第１の出口開口部３４に対して約４０°の鋭角度だけ
オフセットした位置に設けられている。
【００１６】また、前記ハウジング１４内には、前記シ
ャフト２６と連結された回転要素３６が設けられてい
る。該回転要素３６は前記内部空間３３を占める略筒状
のバルブである。前記入口開口部３２および出口開口部
３４,１５の周囲には、空気の漏出を防ぐためのシール
部材（図示せず）が設けられていてよい。前記ハウジン
グ１４は、前記内部空間が搬送パイプにのみ通じるよ
う、外部に対して密閉されている。
ャフト２６と連結された回転要素３６が設けられてい
る。該回転要素３６は前記内部空間３３を占める略筒状
のバルブである。前記入口開口部３２および出口開口部
３４,１５の周囲には、空気の漏出を防ぐためのシール
部材（図示せず）が設けられていてよい。前記ハウジン
グ１４は、前記内部空間が搬送パイプにのみ通じるよ
う、外部に対して密閉されている。
【００１７】前記回転要素３６は、半径方向の第1の入
口ダクト部３７と半径方向の第２の入口ダクト部３８と
を含んでいる。これらの入口ダクト部３７,３８の軸
は、前記シャフト２６の軸に向けて延びている。さら
に、出口ダクト部３９が前記第1の入口ダクト部３７の
直線延長部として設けられており、前記第２の入口ダク
ト部３８は前記出口ダクト部３９に横から合流してい
る。前記ダクト部３７,３８の軸は、好ましくは６０°
未満の角度を形成している。
口ダクト部３７と半径方向の第２の入口ダクト部３８と
を含んでいる。これらの入口ダクト部３７,３８の軸
は、前記シャフト２６の軸に向けて延びている。さら
に、出口ダクト部３９が前記第1の入口ダクト部３７の
直線延長部として設けられており、前記第２の入口ダク
ト部３８は前記出口ダクト部３９に横から合流してい
る。前記ダクト部３７,３８の軸は、好ましくは６０°
未満の角度を形成している。
【００１８】この実施の形態において、前記入口ダクト
部３７,３８は、ウェブまたは仕切り壁を介在すること
なく相互に通じている。従って、前記入口ダクト部３
７,３８の共通の開口部は、常時、全面的に前記入口開
口部３２と連通している。
部３７,３８は、ウェブまたは仕切り壁を介在すること
なく相互に通じている。従って、前記入口ダクト部３
７,３８の共通の開口部は、常時、全面的に前記入口開
口部３２と連通している。
【００１９】前記回転要素３６は、前記シャフト２６が
アクチュエータ２２によって回転することによって回転
される。このようにして、前記回転要素３６は、図２の
通過位置から図３の分離位置にまで、９０°未満の角度
だけ回転される。
アクチュエータ２２によって回転することによって回転
される。このようにして、前記回転要素３６は、図２の
通過位置から図３の分離位置にまで、９０°未満の角度
だけ回転される。
【００２０】前記金属検出器２８の構成は公知であり、
従って、ここでは詳述しない。前記供給ダクト部３０を
通過する材料ストリームにおける金属片が無接触式に検
出された場合、前記金属検出器２８はこれに応答する。
この場合、前記金属検出器２８は、前記回転要素３６の
位置決めを行うアクチュエータ２２を作動する。こうし
て、前記回転要素３６は、図２の通過位置から図３の分
離位置に動かされる。前記分離位置において、前記材料
ストリームは、前記第２の入口ダクト部３８に供給さ
れ、前記回転要素３６内において９０°未満の角度だけ
方向転換されることになる。このようにして金属片の分
離が行われた後、前記回転要素３６は、自動的に前記通
過位置に戻る。
従って、ここでは詳述しない。前記供給ダクト部３０を
通過する材料ストリームにおける金属片が無接触式に検
出された場合、前記金属検出器２８はこれに応答する。
この場合、前記金属検出器２８は、前記回転要素３６の
位置決めを行うアクチュエータ２２を作動する。こうし
て、前記回転要素３６は、図２の通過位置から図３の分
離位置に動かされる。前記分離位置において、前記材料
ストリームは、前記第２の入口ダクト部３８に供給さ
れ、前記回転要素３６内において９０°未満の角度だけ
方向転換されることになる。このようにして金属片の分
離が行われた後、前記回転要素３６は、自動的に前記通
過位置に戻る。
【００２１】
【発明の効果】この発明の装置の１つの効果は、金属片
の分離が、極めて遅い通過速度でも、また、搬送装置が
停止したときでも行われ得る、ということである。この
発明の装置は、応答時間が極めて短く、搬送すべき材料
が金属片と共に大量に分離されるという不都合を伴うこ
となく、材料ストリームにおいて検出された金属片を効
率的に分離することができる。
の分離が、極めて遅い通過速度でも、また、搬送装置が
停止したときでも行われ得る、ということである。この
発明の装置は、応答時間が極めて短く、搬送すべき材料
が金属片と共に大量に分離されるという不都合を伴うこ
となく、材料ストリームにおいて検出された金属片を効
率的に分離することができる。
【００２２】この発明の装置は、特に圧縮空気または吸
引作用による搬送が実行されるパイプを通ることが可能
な例えば粒状または粉末状の材料等の、すべての種類の
材料に適している。好ましい用途によると、この発明の
装置はプラスチック処理マシーンの入口部に直接的に配
置されることができ、粒状の材料が該プラスチック処理
マシーンに供給される。
引作用による搬送が実行されるパイプを通ることが可能
な例えば粒状または粉末状の材料等の、すべての種類の
材料に適している。好ましい用途によると、この発明の
装置はプラスチック処理マシーンの入口部に直接的に配
置されることができ、粒状の材料が該プラスチック処理
マシーンに供給される。
【図１】本発明の一実施の形態に係る金属片分離装置の
側面斜視図。
側面斜視図。
【図２】回転要素が通過位置にある状態の、同実施の形
態に係る金属片分離装置の断面図。
態に係る金属片分離装置の断面図。
【図３】前記回転要素が分離位置にある状態の、同実施
の形態に係る金属片分離装置の断面図。
の形態に係る金属片分離装置の断面図。
１０ 検出部 １１ 多分岐ジャンクション １４ ハウジング ２８ 金属検出器 ３２ 入口開口部 ３４ 第１の出口開口部 １５ 第２の出口開口部 ３６ 回転要素 ３７ 第１の入口ダクト部 ３８ 第２の入口ダクト部 ３９ 出口ダクト部
フロントページの続き (71)出願人 500277858 Ｆｒｉｔｚ−Ｋｏｔｚ−Ｓｔｒａｓｓｅ ８， 51674 Ｗｉｅｈｌ， Ｇｅｒｍａ ｎｙ (72)発明者 リチャード ヴィクトリウス ドイツ国 50739 ケルン， ジークムン トストラッセ 11 (72)発明者 フォルカー ハイン ドイツ国 57587 カツヴィンケル， ア ルテポストストラッセ 49
Claims (5)
- 【請求項１】 金属検出器（２８）と、１つの入口部お
よび選択的に制御可能な２つの出口部を有し、前記金属
検出器によって制御される多分岐ジャンクション（１
１）とを具備した、搬送すべき材料ストリームから金属
片を分離するための装置であって、 前記多分岐ジャンクション（１１）はハウジング（１
４）を有する回転式の筒状の分岐ジャンクションとして
構成されていて、前記ハウジング（１４）を構成する周
壁には、１つの入口開口部（３２）と２つの出口開口部
（３４,１５）とが設けられており、前記ハウジング
（１４）内には回転要素（３６）が支持されており、前
記回転要素（３６）が、相互に鋭角をなすように延びた
２つの隣接した入口ダクト部（３７,３８）と、前記入
口ダクト部（３７,３８）のいずれか一方と連通した出
口ダクト部（３９）とを有することを特徴とする装置。 - 【請求項２】 前記入口ダクト部（３７,３８）が、仕
切り壁を介在させることなく、相互に通じている請求項
１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記入口開口部（３２）と一方の前記出
口開口部（３４）とが、前記ハウジングの直径方向に対
向して配置されており、他方の前記出口開口部（１５）
が前記一方の出口開口部（３４）に対して６０°未満の
角度だけオフセットされている請求項１または２に記載
の装置。 - 【請求項４】 前記回転要素の横断面から見た場合、前
記入口ダクト部（３７,３８）および前記出口ダクト部
（３９）の幅が、前記回転要素の横断面の少なくとも
０．４倍である請求項１から３までのいずれか１項に記
載の装置。 - 【請求項５】 前記金属検出器（２８）が、前記入口開
口部（３２）に直接的に隣接したフレーム（１７）また
は保護ハウジング内に設けられている請求項１から４ま
でのいずれか１項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19927368A DE19927368A1 (de) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | Vorrichtung zum Ausscheiden von Metallteilen |
| DE19927368.5 | 1999-06-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001029899A true JP2001029899A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=7911374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000178557A Pending JP2001029899A (ja) | 1999-06-16 | 2000-06-14 | 金属片を分離するための装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6365858B1 (ja) |
| EP (1) | EP1060799A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001029899A (ja) |
| DE (1) | DE19927368A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110877018A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-03-13 | 江苏开创检测技术有限公司 | 一种金属分离器 |
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| DE102018110013B4 (de) * | 2018-04-26 | 2021-03-25 | Mesutronic Gerätebau GmbH | Vorrichtung und Verfahren zum Ausscheiden von Metallpartikeln |
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| DE9404280U1 (de) * | 1994-03-14 | 1994-07-28 | LÜBKE GmbH, 46397 Bocholt | Verschluß- und Verteilvorrichtung für eine pneumatische Förderstrecke |
-
1999
- 1999-06-16 DE DE19927368A patent/DE19927368A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-06 EP EP00112119A patent/EP1060799A3/de not_active Withdrawn
- 2000-06-07 US US09/588,173 patent/US6365858B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-14 JP JP2000178557A patent/JP2001029899A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN110877018A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-03-13 | 江苏开创检测技术有限公司 | 一种金属分离器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6365858B1 (en) | 2002-04-02 |
| EP1060799A3 (de) | 2004-06-09 |
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