JPH0730589Y2 - 流量調整弁 - Google Patents

流量調整弁

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JPH0730589Y2
JPH0730589Y2 JP3245590U JP3245590U JPH0730589Y2 JP H0730589 Y2 JPH0730589 Y2 JP H0730589Y2 JP 3245590 U JP3245590 U JP 3245590U JP 3245590 U JP3245590 U JP 3245590U JP H0730589 Y2 JPH0730589 Y2 JP H0730589Y2
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JP
Japan
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powder
valve body
valve
air supply
supply pipe
Prior art date
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JP3245590U
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JPH03122024U (ja
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久 須藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、粉体輸送設備に使用される流量調整弁に関す
る。
[従来の技術] 粉体輸送設備では、第4図に示すように、鉛直軸線を有
して輸送管Aを配設し、この輸送管Aに斜め上向きに送
気管B,Bを挿入して、ここからエアーブローを行うこと
で粉体c,cをエアーリフトさせて輸送し、粉体c,cの流量
調整はエアーブロー量の調整および輸送管Aに介設した
流量調整弁Vの開度制御によって行っている。
流量調整弁Vとしては、コントロール弁やロータリー弁
などが使用されており、コントロール弁としては、第5A
図に示すスライド弁または第5B図に示すバタフライ弁が
用いられ、ロータリー弁としては、第6A図および第6B図
に示すように、複数の羽根wが放射状に形成されたロー
タRを、弁箱V1内に回転自在に収容した構成のものが使
用されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、これら従来の流量調整弁Vでは、弁体が粉体混
合気流に直接さらされるから、粉体混合気の流れに乱れ
を生じて正確な流量制御が妨げられる。
また、粉体は弁体を摩滅させる傾向を有しているので、
弁体の摩耗を早めて、その寿命を縮めることになる。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、粉
体混合気流に乱れを生じることがなく、空気流の調整に
よる粉体の流量制御を容易かつ正確に行うことができる
とともに、弁体の摩耗を抑制して該弁体の延命化を実現
することができる流量調整弁を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る流量調整弁
は、回転自在な送気管(1)と、この送気管(1)に一
体回転可能に外嵌固定された回転弁体(3)と、この回
転弁体(3)を回転自在に気密に囲繞して収容するとと
もに前記送気管(1)の出口(1a)の外周部に開口(4
A)を形成した有底筒状の弁箱(4)とを備え、この弁
箱(4)における周壁部(4B)の周方向の少なくとも一
個所には、前記回転弁体(3)の回転にともない該弁体
(3)の閉鎖部(3B)により開閉される粉体導入口(4
C)が貫通形成されているとともに、前記弁箱(4)の
周壁部(4B)の前記開口(4A)側の端部には、前記送気
管(1)の出口(1a)および弁箱(4)の開口(4A)に
連通する輸送管(5)の入口側端部が接続されているも
のである。
[作用] 本考案によれば、送気管(1)内に空気を供給すると、
その空気は送気管(1)の出口(1a)から輸送管(5)
内に至り、それら両管(1)(5)内を軸線方向の一方
に向かって高速で流動することになり、その高速空気流
によるエゼクター作用によって、有底筒状の弁箱(4)
における開口(4A)に近い領域が低圧化される。この状
態で回転弁体(3)を回転させてその閉鎖部(3B)によ
り粉体導入口(4C)を開放すると、この粉体導入口(4
c)から有底筒状の弁箱(4)内に粉体が導入される。
このようにして弁箱(4)内に導入された粉体は前記エ
ゼクター作用を受けて弁箱(4)の開口(4A)から輸送
管(5)内に吸引されて該輸送管(5)内を流動する空
気流に巻込まれ、粉体混合気流として下流側へ高速輸送
されることになる。
このように、前記弁体(3)が粉体混合気流にさらされ
ることがないので、粉体混合気流に乱れを生じることが
なくなり、前記送気管(1)内への空気供給量の調整や
前記回転弁体(3)の回転量調整による粉体導入口(4
C)の開度調整、あるいは、それら両調整によって粉体
の流量を任意にかつ正確に制御することが可能であると
ともに、粉体によって弁体(3)が摩耗されることも非
常に少なくなり、弁体(3)の寿命を延ばすことが可能
となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は閉弁状態の正面図、第2図は第1図におけるII
−II線に沿う断面図を示し、これらの図において、送気
管1は回転軸1Aに一体回転可能に連結されて外筒2内に
回転自在に収納されており、図示されていない空気供給
源から供給された空気が、実線矢印Y1で示す経路に向け
て高速で流動するようになっている。
送気管1の一端部には、回転弁体3が一体回転可能に外
嵌固定されている。即ち、回転弁体3はボス部3Aと、こ
のボス部3Aの両側に対称に張出し形成された1対の閉鎖
部3B,3Bとを有し、ボス部3Aが送気管1の一端部に外嵌
固定されている。
回転弁体3は送気管1の出口1aの外周部に開口4Aを形成
した有底筒状の弁箱4によって回転自在かつ気密に囲繞
して収容されている。そして弁箱4における周壁部4Bで
周方向に180度の回転角を隔てた径方向の対向位置に
は、回転弁体3の閉鎖部3B,3Bによって同時に開閉され
る粉体導入口4C,4Cが貫通形成されており、また、弁箱
4の周壁部4Bの前記開口4A側の端部には、前記送気管1
の出口1aおよび弁箱4の開口4Aに連通する輸送管5の入
口側端部が接続された構成となっている。
なお、図中6は粉体を示す。
前記構成において、第1図および第2図のように、弁箱
4の閉鎖部3B,3Bによって粉体導入口4C,4Cが閉鎖されて
いる閉弁時には、輸送管5内では実線矢印Y1で示す空気
のみが高速で流動する。
回転装置(図示省略)を駆動して回転軸1Aおよび送気管
1を軸まわりに90度回転させると、第3図に示すよう
に、弁体3も90度回転して、その閉鎖部3B,3Bが弁箱4
の粉体導入口4C,4Cから退避して全開状態になる。この
ように開弁させることで、粉体導入口4C,4Cから有底筒
状の弁箱4内に粉体6が導入される。
弁箱4における開口4Aに近い領域は、送気管1から輸送
管5に高速で流れる空気流によるエゼクター作用によっ
て低圧化されるから、弁箱4内に導入された前述の粉体
6は、送気管1から輸送管5に向う高速の空気流(実線
矢印Y1)に巻込まれ、輸送管5内において空気と粉体6
との混合気流となって輸送されることになる。
したがって、弁箱4は混合気流にさらされることがない
ので、混合気流を乱れさせないから、空気流の調整によ
る粉体6の流量制御を正確に行うことができるととも
に、たとえ、粉体6が弁体を摩滅させる傾向を有してい
る種類のものであっても、粉体6によって弁体3を摩耗
させることがないので、弁体3の延命化を実現できる。
また、弁体3の開度を調整すること、つまり第1図およ
び第2図の位置から第3図の位置に向う弁体3の回転量
(回転角)を調整して、弁箱4の粉体導入口4C,4Cの開
度を調整することによって、粉体6の流量を容易かつ正
確に制御することができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、回転弁体を回転させて
粉体導入口を開放することで、該粉体導入口から有底筒
状の弁箱内に導入された粉体を、送気管から輸送管内に
向かって高速流動する空気流によるエゼクター作用によ
って輸送管内に吸引させて該輸送管内を流動する空気流
に巻込ませて、粉体混合気流として下流側へ高速輸送さ
せることができる。このように、弁体を粉体混合気流に
さらすことがないために、粉体混合気流に乱れを生じる
ことがなくなり、したがって、送気管内への空気供給量
の調整や前記回転弁体の回転量調整による粉体導入口の
開度調整、あるいは、それら両調整によって粉体の流量
を任意容易にかつ正確に制御することができる。また、
輸送粉体が弁体を摩滅させる傾向をもつ種類のものであ
っても、その粉体によって弁体が摩耗されることを非常
に少なくすることができるので、弁体の延命化を実現す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる流量調整弁の一実施例の閉弁状
態を示す正面図、第2図は第1図におけるII−II線に沿
う断面図、第3図は開弁状態を示す正面図、第4図は粉
体輸送系の一例を示す概略説明図、第5A図および第5B図
は従来より流量調整弁として使用されているコントロー
ル弁を示す概略説明図、第6A図は従来より流量調整弁と
して使用されているロータリー弁の縦断側面図、第6B図
は同縦断側面図である。 1…送気管 3…回転弁体 4…弁箱 4A…開口 4B…周壁部 4C,4C…粉体導入口 5…輸送管 6…粉体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在な送気管と、この送気管に一体回
    転可能に外嵌固定された回転弁体と、この回転弁体を回
    転自在かつ気密に囲繞して収容するとともに前記送気管
    の出口の外周部に開口を形成した有底筒状の弁箱とを備
    え、この弁箱における周壁部の周方向の少なくとも一個
    所には、前記回転弁体の回転にともない該弁体の閉鎖部
    により開閉される粉体導入口が貫通形成されているとと
    もに、前記弁箱の周壁部の前記開口側の端部には、前記
    送気管の出口および弁箱の開口に連通する輸送管の入口
    側端部が接続されていることを特徴とする流量調整弁。
JP3245590U 1990-03-27 1990-03-27 流量調整弁 Expired - Lifetime JPH0730589Y2 (ja)

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JP3245590U JPH0730589Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 流量調整弁

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JPH03122024U JPH03122024U (ja) 1991-12-12
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