JPH0213394Y2 - - Google Patents

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JPH0213394Y2
JPH0213394Y2 JP3728385U JP3728385U JPH0213394Y2 JP H0213394 Y2 JPH0213394 Y2 JP H0213394Y2 JP 3728385 U JP3728385 U JP 3728385U JP 3728385 U JP3728385 U JP 3728385U JP H0213394 Y2 JPH0213394 Y2 JP H0213394Y2
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JP
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casing
outflow
powder
pipe
outflow pipe
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JP3728385U
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JPS61154228U (ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粉粒体の定量供給機能を有するロータ
リフイーダに係り、特に穀物、鉱物等の粉粒体を
搬出する空気輸送装置に用いるロータリフイーダ
に関する。
〔従来の技術〕
従来、粉粒体を空気輸送する空気輸送装置に用
いられるロータリフイーダには、粉粒体排出口が
ロータリフイーダの軸方向に形成され、ロータ羽
根の内面を直接流体が通過可能な軸流形のロータ
リフイーダが公知である。この種のロータリフイ
ーダは、ロータケーシングとロータ羽根先端の隙
間をなるべく少なくして流入管から送られてくる
空気圧力を保持し、効率的な粉粒体の空気輸送を
行うための圧力密封機能と、ロータ羽根の回転数
に応じた粉粒体供給量の定量保持の機能を有して
いる。
また、ロータリフイーダの軸方向に流入管と流
出管とを配置する例として実公昭34−3549号公
報、実公昭43−26917号公報記載の装置が知られ
ており、これらの装置には粉粒体を輸送する流出
管が1本だけ設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記公報記載の装置では、流出
管が1本のみしか設けられていないため、粉粒体
を複数の経路に分配することができない欠点があ
る。このため、ホツパから粉粒体を二か所に輸送
することができず、空気輸送装置を効率的に使用
することができない不便があつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、2本の流出管を設けることにより粉粒体を二
か所に輸送することができ、2本のうち、どちら
かの流出管に粉粒体を振り分けて輸送することが
可能なロータリフイーダを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記目的を達成するために、円筒状
に形成され、上部には粉粒体を内部に導入するホ
ツパが設けられたケーシングと、前記ケーシング
の両端に夫々取り付けられる一対のサイドカバー
と、粉粒体を輸送するとともに前記サイドカバー
のうち一方のサイドカバーに所定間隔で配管され
た第1,第2の流出管と、他方のサイドカバーに
前記第1,第2の流出管と夫々対向する位置とな
るよう配管され前記ケーシングを介して該流出管
に輸送空気を供給する第1,第2の流入管と、前
記ケーシング内を両方向に回転可能に配置された
軸と、前記ホツパ、第1の流出管と第1の流入
管、並びに第2の流出管と第2の流入管の相互間
に少なくとも1枚のロータ羽根が介在するよう前
記軸に取り付けられ、ケーシング内に導入された
粉粒体を前記軸の回転方向に応じて前記第1又は
第2の流出管に振り分ける複数のロータ羽根と、
からなることを特徴としている。
〔作用〕
本考案によれば、ロータリフイーダに第1及び
第2の流入管、第1及び第2の流入管を設け、ケ
ーシング内のロータ羽根を所定の方向に回転させ
ることによつて、その回転方向に対応して第1及
び第2の流出管うち一方の流出管から粉粒体を移
送するようにしている。このため、ロータ羽根の
回転方向を変更することにより、どちらか任意の
流出管に粉粒体を供給することができる。これに
より、一つのホツパから粉粒体を2方向に空気輸
送することが可能である。
〔実施例〕
以下、添付図面に従つて本考案に係るロータリ
フイーダの好ましい実施例を詳説する。
第1図A及び第1図Bは本考案に係るロータリ
フイーダを示す断面図、第2図は本考案に係るロ
ータリフイーダの平面図である。第1図Aに示す
ように、本考案に係るロータリフイーダは、ホツ
パ1と、ケーシング2と、サイドカバ3、軸4、
ロータ羽根5等を主な構成としている。ケーシン
グ2は逆円錐状に形成されたホツパ1に導入口を
介して取り付けられ、ホツパ1内に収納された粉
粒体がその自重でケーシング2内に落下するよう
になつている。また、ケーシング2は円筒状に形
成されており、第2図及び第3図に示すように、
その両端には2枚のサイドカバー3が夫々取り付
けられている。
また、サイドカバー3の一方には輸送空気をケ
ーシング2内に導入する第1の流入管6、第2の
流入管7が第2図に示すように軸4の方向に間隔
Dで配管されている。他方のサイドカバー3に
は、軸方向を基準に流入管6,7に対向する位置
でホツパ1から落下する粉粒体を移送する第1の
流出管8、第2の流出管9が、第1の流入管6、
第2の流出管7と同様に間隔Dで配管されてい
る。ケーシング2の内部には軸4が回転可能に軸
支されており、軸4には第1図Aに示すように2
本の流出管(後述)の間隔Dの間に常に少なくと
も1枚のロータ羽根5が介在するよう軸4に計8
枚のロータ羽根5が固定されている。ロータ羽根
5は図示しない電動機によつて軸4とともにケー
シング2内部を左右の両方向に回転可能になつて
いる。また、第1、第2の流入管6,7はエアコ
ンプレツサ等に接続されており、輸送空気が供給
される。
これにより、第1図Aに示すように、ロータ羽
根5同士で区画されたエリアCは密封状態が保た
れ、エリアCに供給される輸送空気は、粉粒体を
輸送する力として利用される。従つて、エリアC
内の粉粒体は第2の流入管7から送りこまれる輸
送空気によつて第2の流出管9に導かれ、粉粒体
を残らず第2の流出管9へ移送することができ
る。
前記の如く構成した本考案に係るロータリフイ
ーダの作用は以下の通りである。先ず、第1図A
に示すように、軸4を矢印方向(反時計回り)に
回転した場合、ホツパ1に貯留されている粉粒体
は自重で落下して、ケーシング2の導入口からロ
ータ羽根5によつて区画された部分に充満する。
粉粒体は、更にロータ羽根5が左回転すると、ケ
ーシング2内を回転方向に移動され、第2の流入
管7及び第2流出管9の位置まで到達する。この
とき、第3図に示すように流入管7からケーシン
グ2内に輸送空気が供給されており、流入管7の
位置に到達した粉粒体は輸送空気によつて流出管
9の方向に吹き飛ばされて、流出管9の布設ルー
トに従つて空気輸送される。
軸4を時計回り方向に回転させた場合は次の通
りである。第1図Bの矢印方向に軸4を回転させ
た場合、第1図Aの場合とは逆に、粉粒体はロー
タ羽根5によつてケーシング2内の第1の流入管
6及び第1の流出管8の位置に導かれる。そし
て、前記第1図Aでも説明したように、粉粒体は
流入管6から供給される輸送空気によつて流出管
8に移送させ、流出管8側に供給される。
このように、ロータ羽根5の回転方向を変更す
ることにより、二つの流出管8,9のうち、どち
らか任意の流出管に粉粒体を供給することができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るロータリフイ
ーダによれば、ロータリフイーダのロータ羽根を
任意の方向に回転させることによつて、粉粒体を
輸送するようにしている。このため、ロータ羽根
の回転方向を変えることにより、一つのホツパか
ら粉粒体を2方向に空気輸送することができ、空
気輸送装置の効率的な利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBは本考案に係るロータリフイー
ダの断面図、第2図は本考案に係るロータリフイ
ーダの平面図、第3図は第1図Aの−矢視断
面図である。 2……ケーシング、3……サイドカバー、4…
…軸、5……ロータ羽根、6……第1の流入管、
7……第2の流入管、8……第1の流出管、9…
…第2の流出管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状に形成され、上部には粉粒体を内部に導
    入するホツパが設けられたケーシングと、 前記ケーシングの両端に夫々取り付けられる一
    対のサイドカバーと、 粉粒体を輸送するとともに前記サイドカバーの
    うち一方のサイドカバーに所定間隔で配管された
    第1,第2の流出管と、 他方のサイドカバーに前記第1,第2の流出管
    と夫々対向する位置となるよう配管され前記ケー
    シングを介して該流出管に輸送空気を供給する第
    1,第2の流入管と、 前記ケーシング内を両方向に回転可能に配設さ
    れた軸と、 前記ホツパ、第1の流出管と第1の流入管、並
    びに第2の流出管と第2の流入管の相互間に少な
    くとも1枚のロータ羽根が介在するよう前記軸に
    取り付けられ、ケーシング内に導入された粉粒体
    を前記軸の回転方向に応じて前記第1又は第2の
    流出管に振り分ける複数のロータ羽根と、 からなることを特徴とするロータリフイーダ。
JP3728385U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0213394Y2 (ja)

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JP3728385U JPH0213394Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3728385U JPH0213394Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61154228U JPS61154228U (ja) 1986-09-25
JPH0213394Y2 true JPH0213394Y2 (ja) 1990-04-13

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ID=30543226

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JP3728385U Expired JPH0213394Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP2003040448A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Chida Engineering:Kk 粉粒体圧送供給装置
JP5012403B2 (ja) * 2007-10-19 2012-08-29 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置

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JPS61154228U (ja) 1986-09-25

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