JPH1179396A - 輸送管 - Google Patents

輸送管

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JPH1179396A
JPH1179396A JP25290497A JP25290497A JPH1179396A JP H1179396 A JPH1179396 A JP H1179396A JP 25290497 A JP25290497 A JP 25290497A JP 25290497 A JP25290497 A JP 25290497A JP H1179396 A JPH1179396 A JP H1179396A
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JP
Japan
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pipe
raw material
passage
transport pipe
gas
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Application number
JP25290497A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ishii
敏 石井
Toshio Oura
敏雄 大浦
Takashi Yoyogi
隆 代々木
Osamu Matsui
治 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsui Mfg Co Ltd
Original Assignee
Matsui Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送管と吸引気体管とを別個に準備・配設す
る手間をなくす。 【解決手段】 粉粒体原料を気体の流れによって輸送す
るための輸送管であって、長手方向に沿って原料通路3
2とこの原料通路32と連通しない吸引気体通路31と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂原料等の
粉粒体原料を気体の流れによって輸送するための輸送管
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉粒体原料の輸送システムとして
以下の如きものは知られている。即ち、原料貯留ホッパ
ーと、原料貯留ホッパーから離れた位置にある原料受け
ホッパーと、気体吸引装置と、前記原料貯留ホッパーの
出口と原料受けホッパーの入口とを繋ぐ輸送管と、原料
貯留ホッパーの気体排出口と気体吸引装置の吸引口とを
繋ぐ吸引気体管とを有しており、前記原料受けホッパー
は、ホッパー本体の上部に入口が設けられ、ホッパー本
体の下部に出口が設けられ、ホッパー本体の所要部に気
体排出口が設けられ、この気体排出口が、ホッパー本体
内に設けられた、粉粒体原料の通過は許容せず気体の通
過は許容する多孔板によって入口及び出口と画されてい
るものは知られている。
【0003】
【従来技術の作用】以下に、従来技術の作用を説明す
る。気体吸引装置の作動により、輸送管、原料受けホッ
パー、吸引気体管を経て気体吸引装置に至る気体の流れ
が発生する。その気体の流れに乗って原料貯留ホッパー
内の粉粒体原料は原料受けホッパーに輸送される。な
お、原料受けホッパーに至った粉粒体原料は、多孔板に
よって遮られて気体排出口より出ていかない。
【0004】
【従来技術の欠点】従来の輸送システムにおける輸送管
は単なる管であったため、前記したごとく、輸送管と別
個に吸引気体管を必要とし、そのため、輸送管と吸引気
体管とを別個に準備・配設する必要があり、その結果、
それらの配設作業に手間が掛かり、また、輸送管と吸引
気体管とが別個に這わされるため、工場内の整理整頓の
妨げにもなるし、外観上も見苦しいという欠点があっ
た。
【0005】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、粉粒体原料を気体の流れによって輸送するため
の輸送管であって、長手方向に沿って原料通路とこの原
料通路と連通しない吸引気体通路とを有するものであ
る。
【0006】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。輸送管と吸引気体管とを別個に準備・配設
する手間が省けるので、その手間が省ける分だけ、作業
効率の向上を図ることが出来る。また、1本の輸送管が
原料通路と吸引気体通路とを有するものであるから、従
来に比較して、原料貯留ホッパー、原料受けホッパー及
び気体吸引装置の回りをスッキリとしたものとすること
が出来、工場内の整理整頓を図ることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。上部に入口2、下部に原料切り
出し機4及び出口3を有する原料貯留ホッパー1から離
れた位置に原料受けホッパー7が設けられている。前記
原料受けホッパー7は、公知のごとく、ホッパー本体8
の上部に入口9が設けられ、ホッパー本体8の下部に出
口11が設けられ、ホッパー本体8の側部の上部に気体
排出口11が設けられ、この気体排出口11が、ホッパ
ー本体8内に設けられた、粉粒体原料の通過は許容せず
気体の通過は許容する多孔板12によって入口9及び出
口10と画されているものである。このような構成によ
って、入口9から原料受けホッパー7内に入った粉粒体
原料は多孔板12によって遮られて気体排出口11より
出ていかない。
【0008】前記原料受けホッパー7の出口10には透
明な導管46が接続され、この導管46に成形機47の
入口が接続されている。
【0009】前記原料貯留ホッパー1の出口3に可撓性
を有する又は有しない従来輸送管14の一端が接続さ
れ、この従来輸送管14の他端に接続具16が接続され
ている。図2に示すごとく、前記接続具16は、断面円
形の筒状本体17と、この筒状本体17内に筒状本体1
7との間に間隙19をあけるようにして設けられた断面
円形の内筒18と、この内筒18と筒状本体17とに連
設された鍔状の閉塞板20と、この閉塞板20より外方
に突出するかたちで内筒18に連設された接続部21
と、前記筒状本体17に形成された開口23の縁に連設
された接続部24とを有している。前記従来輸送管14
は接続部21に嵌め止められている。
【0010】前記接続具16の図2の右側端部に可撓性
を有する又は有しない合成樹脂製等の輸送管27の一端
部が接続されている。前記輸送管27は、図3に示すご
とく、外管28と、内管29と、外管28と内管29と
を繋ぐ長手方向に長い(図3の紙面に垂直方向に長い)
又は長手方向に所定間隔で設けられた連結片30とを有
している。そして、外管28と内管29との間隙が吸引
気体通路31となされ、内管29内が吸引気体通路31
と連通しない原料通路32となされている。前記接続具
16の筒状本体17に外管28が嵌め止められ、内筒1
8に内管29が嵌め止められている。なお、連結片30
が邪魔とならないように接続具16に接続される輸送管
27の端部の連結片30は切除されている。
【0011】前記輸送管27の他端は、前記した接続具
16(以下、左側の接続具16と云う。)を水平に18
0度回転させて向きを変えた状態の接続具16(以下、
右側の接続具16と云う。)に接続されている。右側の
接続具16の接続部21と、原料受けホッパー7の入口
9とが可撓性を有する又は有しない従来輸送管35によ
って繋がれている。右側の接続具16の接続部24と、
原料受けホッパー7の気体排出口11とが従来輸送管3
5によって繋がれている。
【0012】左側の接続具16の接続部24と、気体吸
引装置37の吸引口38とが従来輸送管35によって繋
がれている。気体吸引装置37の吐出口39は外気に開
放している。前記気体吸引装置37はモーター41によ
って作動させられるようになされ、このモーター41と
透明な導管46に対向させられた粉粒体原料の有無を検
知するセンサー48とが、電気コード50、制御盤4
9、電気コード51を介して接続されている。このよう
な構成によって、センサー48が粉粒体原料を検知しな
くなった後、所定時間だけモーター41が作動するよう
になされている。前記電気コード51の両端部を除くほ
とんどの部分は、輸送管27の原料通路32内に輸送管
27の製造工場等において予め通されている。従って、
施工現場で電気コード51を輸送管27の原料通路32
に通す作業は不要である。なお、電気コード51の両端
部は、接続具16の閉塞板20に形成された貫通孔を通
じて原料通路32から外部に引き出される。
【0013】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。気体吸引装置37の作動により、従来輸
送管14、輸送管27の内管29、従来輸送管35、原
料受けホッパー7、従来輸送管35、吸引気体通路31
を経て気体吸引装置37に至る気体の流れが発生する。
その気体の流れに乗って原料貯留ホッパー1内の粉粒体
原料は原料受けホッパー7に輸送される。なお、原料受
けホッパー7に至った粉粒体原料は多孔板12によって
遮られて気体排出口11より出ていかない。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)図4及び5に変形例を示す。これら図において、
実施の形態と同一の部材は同一の符号で示す。輸送管2
7は、仕切壁53によって上下に仕切られて、下側部が
原料通路32となされ、上側部が吸引気体通路31とな
されている。なお、原料通路32を上側にし、吸引気体
通路31を下側にしてもよい。輸送管27を仕切壁53
によって左右に仕切ってもよい。接続具16は、仕切壁
54によって上下に仕切られている。輸送管27の仕切
壁53を逃げるため、接続具16の筒状本体17の図4
の左側には仕切壁53が嵌まるスリット55が形成され
ている。 (2)粉粒体には、粉体・粒体・微小薄片・短繊維片等
が含まれる。 (3)実施の形態において、外管28の中心と内管29
の中心とは、一致していても、また、一致していなくて
も(即ち、外管28に対して内管29が偏った位置に位
置していても)よい。 (4)電気コード51に変えて、または電気コード51
と別個に、吸引気体通路31内にそれに沿って小径管を
輸送管27の製造工場等において予め通しておいてもよ
い。この小径管は油圧機器・空気機器等の作動流体用管
等として使用される。なお、電気コード51は、信号線
や給電線として使用される。 (5)多孔板12は、要するに設定の大きさの粉粒体の
通過は許容せず気体の通過は許容するものであればよ
い。即ち、多孔板12にはフィルターや網も含まれるも
のである。 (6)輸送管27の素材は、合成樹脂・金属等任意であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、輸送管と吸引気体管とを別
個に準備・配設する手間が省けるので、その手間が省け
る分だけ、作業効率の向上を図ることが出来る。また、
1本の輸送管が原料通路と吸引気体通路とを有するもの
であるから、従来に比較して、原料貯留ホッパー、原料
受けホッパー及び気体吸引装置の回りをスッキリとした
ものとすることが出来、工場内の整理整頓を図ることが
出来る。 請求項2の発明によれば、吸引気体通路内にそれに沿
って電気コードが通されているので、電気コードの配線
作業を省略することが出来る。 請求項3の発明によれば、吸引気体通路内にそれに沿
って小径管が通されているので、小径管を油圧機器・空
気機器等の作動流体用管等として使用出来るので、作動
流体用管等の配管作業を省略することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す簡略系統図である。
【図2】図1のA部分及びB部分を同時に示す拡大断面
図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】本発明の変形例を示す接続部の断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【符号の説明】
27 輸送管 28 外管 29 内管 30 連結片 31 吸引気体通路 32 原料通路
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 輸送管
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂原料等の
粉粒体原料を気体の流れによって輸送するための輸送管
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉粒体原料の輸送システムとして
以下の如きものは知られている。即ち、原料貯留ホッパ
ーと、原料貯留ホッパーから離れた位置にある原料受け
ホッパーと、気体吸引装置と、前記原料貯留ホッパーの
出口と原料受けホッパーの入口とを繋ぐ輸送管と、原料
受けホッパーの気体排出口と気体吸引装置の吸引口とを
繋ぐ吸引気体管とを有しており、前記原料受けホッパー
は、ホッパー本体の上部に入口が設けられ、ホッパー本
体の下部に出口が設けられ、ホッパー本体の所要部に気
体排出口が設けられ、この気体排出口が、ホッパー本体
内に設けられた、粉粒体原料の通過は許容せず気体の通
過は許容する多孔板によって入口及び出口と画されてい
るものは知られている。
【0003】
【従来技術の作用】以下に、従来技術の作用を説明す
る。気体吸引装置の作動により、輸送管、原料受けホッ
パー、吸引気体管を経て気体吸引装置に至る気体の流れ
が発生する。その気体の流れに乗って原料貯留ホッパー
内の粉粒体原料は原料受けホッパーに輸送される。な
お、原料受けホッパーに至った粉粒体原料は、多孔板に
よって遮られて気体排出口より出ていかない。
【0004】
【従来技術の欠点】従来の輸送システムにおける輸送管
は単なる管であったため、前記したごとく、輸送管と別
個に吸引気体管を必要とし、そのため、輸送管と吸引気
体管とを別個に準備・配設する必要があり、その結果、
それらの配設作業に手間が掛かり、また、輸送管と吸引
気体管とが別個に這わされるため、工場内の整理整頓の
妨げにもなるし、外観上も見苦しいという欠点があっ
た。
【0005】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、粉粒体原料を気体の流れによって輸送するため
の輸送管であって、長手方向に沿って原料通路とこの原
料通路と連通しない吸引気体通路とを有するものであ
る。
【0006】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。輸送管と吸引気体管とを別個に準備・配設
する手間が省けるので、その手間が省ける分だけ、作業
効率の向上を図ることが出来る。また、1本の輸送管が
原料通路と吸引気体通路とを有するものであるから、従
来に比較して、原料貯留ホッパー、原料受けホッパー及
び気体吸引装置の回りをスッキリとしたものとすること
が出来、工場内の整理整頓を図ることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。上部に入口2、下部に原料切り
出し機4及び出口3を有する原料貯留ホッパー1から離
れた位置に原料受けホッパー7が設けられている。前記
原料受けホッパー7は、公知のごとく、ホッパー本体8
の上部に入口9が設けられ、ホッパー本体8の下部に出
10が設けられ、ホッパー本体8の側部の上部に気体
排出口11が設けられ、この気体排出口11が、ホッパ
ー本体8内に設けられた、粉粒体原料の通過は許容せず
気体の通過は許容する多孔板12によって入口9及び出
口10と画されているものである。このような構成によ
って、入口9から原料受けホッパー7内に入った粉粒体
原料は多孔板12によって遮られて気体排出口11より
出ていかない。
【0008】前記原料受けホッパー7の出口10には透
明な導管46が接続され、この導管46に成形機47の
入口が接続されている。
【0009】前記原料貯留ホッパー1の出口3に可撓性
を有する又は有しない従来輸送管14の一端が接続さ
れ、この従来輸送管14の他端に接続具16が接続され
ている。図2に示すごとく、前記接続具16は、断面円
形の筒状本体17と、この筒状本体17内に筒状本体1
7との間に間隙19をあけるようにして設けられた断面
円形の内筒18と、この内筒18と筒状本体17とに連
設された鍔状の閉塞板20と、この閉塞板20より外方
に突出するかたちで内筒18に連設された接続部21
と、前記筒状本体17に形成された開口23の縁に連設
された接続部24とを有している。前記従来輸送管14
は接続部21に嵌め止められている。
【0010】前記接続具16の図2の右側端部に可撓性
を有する又は有しない合成樹脂製等の輸送管27の一端
部が接続されている。前記輸送管27は、図3に示すご
とく、外管28と、内管29と、外管28と内管29と
を繋ぐ長手方向に長い(図3の紙面に垂直方向に長い)
又は長手方向に所定間隔で設けられた連結片30とを有
している。そして、外管28と内管29との間隙が吸引
気体通路31となされ、内管29内が吸引気体通路31
と連通しない原料通路32となされている。前記接続具
16の筒状本体17に外管28が嵌め止められ、内筒1
8に内管29が嵌め止められている。なお、連結片30
が邪魔とならないように接続具16に接続される輸送管
27の端部の連結片30は切除されている。
【0011】前記輸送管27の他端は、前記した接続具
16(以下、左側の接続具16と云う。)を水平に18
0度回転させて向きを変えた状態の接続具16(以下、
右側の接続具16と云う。)に接続されている。右側の
接続具16の接続部21と、原料受けホッパー7の入口
9とが可撓性を有する又は有しない従来輸送管35によ
って繋がれている。右側の接続具16の接続部24と、
原料受けホッパー7の気体排出口11とが従来輸送管3
5によって繋がれている。
【0012】左側の接続具16の接続部24と、気体吸
引装置37の吸引口38とが従来輸送管35によって繋
がれている。気体吸引装置37の吐出口39は外気に開
放している。前記気体吸引装置37はモーター41によ
って作動させられるようになされ、このモーター41と
透明な導管46に対向させられた粉粒体原料の有無を検
知するセンサー48とが、電気コード50、制御盤4
9、電気コード51を介して接続されている。このよう
な構成によって、センサー48が粉粒体原料を検知しな
くなった後、所定時間だけモーター41が作動するよう
になされている。前記電気コード51の両端部を除くほ
とんどの部分は、輸送管27の吸引気体通路31内に輸
送管27の製造工場等において予め通されている。従っ
て、施工現場で電気コード51を輸送管27の吸引気体
通路31に通す作業は不要である。なお、電気コード5
1の両端部は、接続具16の閉塞板20に形成された貫
通孔を通じて吸引気体通路31から外部に引き出され
る。
【0013】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。気体吸引装置37の作動により、従来輸
送管14、輸送管27の内管29、従来輸送管35、原
料受けホッパー7、従来輸送管35、吸引気体通路31
を経て気体吸引装置37に至る気体の流れが発生する。
その気体の流れに乗って原料貯留ホッパー1内の粉粒体
原料は原料受けホッパー7に輸送される。なお、原料受
けホッパー7に至った粉粒体原料は多孔板12によって
遮られて気体排出口11より出ていかない。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)図4及び5に変形例を示す。これら図において、
実施の形態と同一の部材は同一の符号で示す。輸送管2
7は、仕切壁53によって上下に仕切られて、下側部が
原料通路32となされ、上側部が吸引気体通路31とな
されている。なお、原料通路32を上側にし、吸引気体
通路31を下側にしてもよい。輸送管27を仕切壁53
によって左右に仕切ってもよい。接続具16は、仕切壁
54によって上下に仕切られている。輸送管27の仕切
壁53を逃げるため、接続具16の筒状本体17の図4
の左側には仕切壁53が嵌まるスリット55が形成され
ている。 (2)粉粒体には、粉体・粒体・微小薄片・短繊維片等
が含まれる。 (3)実施の形態において、外管28の中心と内管29
の中心とは、一致していても、また、一致していなくて
も(即ち、外管28に対して内管29が偏った位置に位
置していても)よい。 (4)電気コード51に変えて、または電気コード51
と別個に、吸引気体通路31内にそれに沿って小径管を
輸送管27の製造工場等において予め通しておいてもよ
い。この小径管は油圧機器・空気機器等の作動流体用管
等として使用される。なお、電気コード51は、信号線
や給電線として使用される。 (5)多孔板12は、要するに設定の大きさの粉粒体の
通過は許容せず気体の通過は許容するものであればよ
い。即ち、多孔板12にはフィルターや網も含まれるも
のである。 (6)輸送管27の素材は、合成樹脂・金属等任意であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、輸送管と吸引気体管とを別
個に準備・配設する手間が省けるので、その手間が省け
る分だけ、作業効率の向上を図ることが出来る。また、
1本の輸送管が原料通路と吸引気体通路とを有するもの
であるから、従来に比較して、原料貯留ホッパー、原料
受けホッパー及び気体吸引装置の回りをスッキリとした
ものとすることが出来、工場内の整理整頓を図ることが
出来る。 請求項2の発明によれば、吸引気体通路内にそれに沿
って電気コードが通されているので、電気コードの配線
作業を省略することが出来る。 請求項3の発明によれば、吸引気体通路内にそれに沿
って小径管が通されているので、小径管を油圧機器・空
気機器等の作動流体用管等として使用出来るので、作動
流体用管等の配管作業を省略することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す簡略系統図である。
【図2】図1のA部分及びB部分を同時に示す拡大断面
図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】本発明の変形例を示す接続部の断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【符号の説明】 27 輸送管 28 外管 29 内管 30 連結片 31 吸引気体通路 32 原料通路
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 治 大阪府大阪市中央区谷町6丁目5番26号 株式会社松井製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体原料を気体の流れによって輸送す
    るための輸送管であって、長手方向に沿って原料通路と
    この原料通路と連通しない吸引気体通路とを有する輸送
    管。
  2. 【請求項2】 前記吸引気体通路内にそれに沿って電気
    コードが通されている請求項1記載の輸送管。
  3. 【請求項3】 前記吸引気体通路内にそれに沿って小径
    管が通されている請求項1記載の輸送管。
JP25290497A 1997-09-01 1997-09-01 輸送管 Pending JPH1179396A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25290497A JPH1179396A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 輸送管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25290497A JPH1179396A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 輸送管

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JPH1179396A true JPH1179396A (ja) 1999-03-23

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ID=17243794

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JP25290497A Pending JPH1179396A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 輸送管

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265051A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Tsukasa Kogyo Kk 粉粒体高濃度気力輸送配管システム
CN106276260A (zh) * 2016-09-20 2017-01-04 河南工业大学 气‑固两相流长距离气力输送螺旋增强系统
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CN106429451A (zh) * 2016-09-20 2017-02-22 河南工业大学 带旋风分离及除尘功能的气固两相流长距离气力输送系统
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