JP2001029664A - 遊戯乗物および乗物遊戯設備 - Google Patents

遊戯乗物および乗物遊戯設備

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JP2001029664A JP11203874A JP20387499A JP2001029664A JP 2001029664 A JP2001029664 A JP 2001029664A JP 11203874 A JP11203874 A JP 11203874A JP 20387499 A JP20387499 A JP 20387499A JP 2001029664 A JP2001029664 A JP 2001029664A
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篤広 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばジェットコースターの如き
遊戯乗物に遊戯者が搭乗した場合に、該遊戯者を前記遊
戯乗物に拘束する拘束手段を備えた遊戯乗物と、複数の
遊戯乗物が循環経路を停止することなく連続的に自走し
うる乗物遊戯設備を提供することにある。 【解決手段】 遊戯乗物1に搭乗した遊戯者を拘
束・解放自在に拘束する搭乗者拘束手段83を備えた遊戯
乗物1において、前記遊戯者の搭乗位置に該遊戯者が乗
降する際に邪魔となる邪魔手段80,76,89が、前記拘束
手段83の解放動作に連動して、前記遊戯者乗降の邪魔と
ならない位置に退避するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、例えばジェッ
トコースターの如き遊戯乗物に遊戯者が搭乗した場合
に、該遊戯者を前記遊戯乗物に拘束する拘束手段を備え
た遊戯乗物と、複数の遊戯乗物が循環経路を停止するこ
となく連続的に自走しうる乗物遊戯設備とに関するもの
である。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】ジェットコー
スターのごとき従来の遊戯乗物においては、遊戯乗物走
行中に遊戯者を遊戯乗物に拘束するために、遊戯乗物の
座席に安全バーが設けられ、該座席に遊戯者が腰掛けた
際に、この安全バーを遊戯者の太股または下腹部に隣接
して固定するようになっていた。
【0003】ところが、遊戯乗物の座席の付近には、遊
戯乗物の搭乗口を開閉自在に閉じる搭乗口扉や、座席の
前方に位置して遊戯乗物を操縦する操舵ハンドルの如き
操縦部材が配置されているため、これが遊戯者の乗降に
邪魔となり、遊戯乗物の乗降区域で短時間内に乗降でき
ず、乗物遊戯設備の運行に悪影響を与えていた。
【0004】また、複数の遊戯乗物が、遊戯乗物と別体
の走行駆動装置によらず、各遊戯乗物にそれぞれ設けら
れた自走駆動装置により循環経路を走行する従来の乗物
遊戯設備においては、遊戯者が乗降する乗降区域で、遊
戯乗物が停止し、これ迄搭乗していた遊戯者が遊戯乗物
から降車してから、次の遊戯者が遊戯乗物に乗車して座
席に腰掛けたことを、乗物遊戯設備の運行責任者または
運行管理者が確認した後、遊戯乗物に付設されたスター
ト操作部材を操作することにより、乗降区域で停止した
遊戯乗物を再発車させるようになっていた。
【0005】しかしながら、このような乗物遊戯設備で
は、乗降区域での遊戯乗物に対する乗降のための所要時
間は、遊戯者によって大巾に変動するので、遊戯乗物の
発車時刻が前後の遊戯乗物の発車時刻に対し一定間隔を
保持することができなかった。従って、各遊戯乗物が一
ヶ所に集中して渋滞を起し易くなり、前後発車間隔の空
いた次の遊戯乗物に遊戯者が多くの乗り、発車間隔の不
揃いがさらに拡大することが避けられなかった。
【0006】その結果、単位時間当りの遊戯乗物への搭
乗者数が減り、遊戯設備の利用度を向上させることが著
しく困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】本出願発明
は、このような難点を克服した遊戯乗物や乗物遊戯設備
の改良に係り、請求項1記載の発明は、遊戯乗物に搭乗
した遊戯者を拘束・解放自在に拘束する搭乗者拘束手段
を備えた遊戯乗物において、前記遊戯者の搭乗位置に該
遊戯者が乗降する際に邪魔となる邪魔手段が、前記拘束
手段の解放動作に連動して、前記遊戯者乗降の邪魔とな
らない位置に退避することを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載の発明は、前記したように構
成されているので、遊戯乗物に搭乗した遊戯者が下車し
ようとして前記拘束手段を解放させると、これに連動し
て、遊戯者の乗降の邪魔となる邪魔手段がその邪魔とな
らない位置に退避することができ、前記遊戯者は短時間
内に前記遊戯乗物から下車することができるとともに、
これに引続いて、次の遊戯者が直ちに該遊戯乗物に乗車
することができる。そして所定の搭乗位置に遊戯者が搭
乗した後、前記拘束手段を拘束位置に移動させると、こ
れに連動して前記邪魔手段が元の位置に復帰することが
できる。
【0009】また、請求項2記載のように発明を構成す
ることにより、前記拘束手段の解放・拘束に対応して遊
戯乗物の搭乗口扉が自動的に開閉できるので、遊戯者の
乗降が楽にかつ迅速に遂行されるとともに、遊戯設備の
運行責任者や運行管理者の搭乗口扉の開閉操作が不必要
となり、省力化が図られて、運行コストダウンが可能と
なる。
【0010】さらに、請求項3記載のように発明を構成
することにより、前記拘束手段の解放に対応して前記操
縦手段が前記遊戯乗物上の遊戯者から離れるために、該
遊戯者が前記操縦手段に邪魔されずに円滑に乗降でき、
遊戯者の乗降所要時間が大巾に短縮する。そして、前記
遊戯乗物に遊戯者が搭乗した場合には、その遊戯者に接
近して前記操縦手段が位置するために、遊戯者が楽にか
つ適切に前記遊戯乗物を操縦することができる。
【0011】さらにまた、請求項4記載のように発明を
構成することにより、遊戯者の乗降時に、前記邪魔手段
が乗降の邪魔とならない位置に大きく退避でき、前記遊
戯乗物の乗降がより一層円滑に遂行されうる。
【0012】また、請求項5記載のように発明を構成す
ることにより、前記遊戯乗物上の遊戯者を拘束位置に確
固と拘束することができる。
【0013】さらに、請求項6記載のように発明を構成
することにより、前記遊戯乗物の座席体に腰掛けた遊戯
者が、この座席体に設けられた操作部材を操作すると、
所定経路に沿って走行する前記遊戯乗物の台車の向きに
拘束されることなく座席体を自由に旋回させて、所要の
方向に座席体の向きを変えることができ、遊戯乗物の搭
乗興趣を高めることができる。
【0014】さらにまた、請求項7記載のように発明を
構成することにより、大きな操舵操作力を必要とせず
に、前記遊戯乗物の座席体を軽快にかつ迅速に旋回させ
ることができる。
【0015】また、請求項8記載のように発明を構成す
ることにより、上り勾配走行時には、前後両モータでも
って強力なトルクを発生させ、大巾な走行速度低下を伴
なわずに遊戯乗物を走行させることができる。
【0016】そして、下り勾配走行時には、前記両モー
タの内のいずれか一方のモータの電源を遮断し、他方の
モータのみを駆動させ、下り勾配による遊戯乗物の暴走
を避けることができる。
【0017】さらに、請求項9記載のように発明を構成
することにより、下り勾配の高速走行時に、前記交流誘
導モータにブレーキ力が生じ、電源の周波数で規定され
る走行速度で走行することができる。しかも、モータに
交流誘導モータが用いられたため、モータは安価で耐久
性が高い。
【0018】さらにまた、請求項10記載のように発明
を構成することにより、下り勾配走行時には、後方走行
駆動車輪に連結されているブレーキ付き交流誘導モータ
の電源を遮断し、前方のワンウェイクラッチ付き交流誘
導モータを駆動させ、下り勾配を急速度で走行させるこ
とができる。
【0019】また、下り勾配が急で、遊戯乗物が暴走す
る可能性がある場合には、電源が遮断されているブレー
キ付き交流誘導モータに電源を接続させれば、ブレーキ
力が発生し、このブレーキ付き交流誘導モータに直結さ
れた後方走行駆動車輪に働く走行抵抗力により、暴走を
避けながら遊戯乗物は安定して所要走行速度以下の速度
で走行することができる。
【0020】しかも、請求項11記載のように発明を構
成することにより、前記交流誘導モータを所要の回転速
度に回転制御し、前記遊戯乗物の走行速度を自由に制御
することができる。
【0021】また、請求項12記載のように発明を構成
することにより、前記循環経路を1周するに必要な走行
時間を短縮することができるとともに、複数の各遊戯乗
物における1周走行所要時間を略一定にすることができ
る。この結果、前記各遊戯乗物に搭乗させる遊戯者の人
数を増大させて、乗物遊戯設備の営業成績を向上させる
ことができる。
【0022】そして、乗降区域にて、乗物遊戯設備の運
行責任者または運行管理者による各遊戯乗物の再スター
ト操作が不要となるため、省力化が図られ、コストダウ
ンが可能となる。
【0023】さらに、請求項13記載のように発明を構
成することにより、前記循環経路中を走行する遊戯乗物
に、複数の走行区域毎に変化を与えて、この遊戯乗物に
搭乗している遊戯者の興趣を高めることができる。
【0024】さらにまた、請求項14記載のように発明
を構成することにより、複数の各走行区域をそれぞれ自
由に遠隔制御でもって調整することができる。
【0025】しかも、請求項15記載のように発明を構
成することにより、前記供電トロリーおよび供電手段で
もって、前記複数の遊戯乗物に搭載された自走駆動装置
に電力を供給し、該複数の遊戯乗物をそれぞれ自走させ
ることができ、また、たとえ、遊戯乗物の走行中に、前
記供給トロリーと供電手段との接触が離れて、該遊戯乗
物への供電が断たれても、該遊戯乗物に搭載されたバッ
クアップ電源によって前記遊戯乗物は停止することなく
走行を続けることができる。
【0026】そして、請求項16記載のように発明を構
成することにより、先行する遊戯乗物に対し後続の遊戯
乗物が所定距離以内に接近した場合に、後続の遊戯乗物
が自動的に直ちに走行を停止し、遊戯乗物相互間の衝突
を未然に阻止することができる。
【0027】また、請求項17記載のように発明を構成
することにより、遊戯乗物への乗降に際し、操作手段が
前記拘束手段の開放動作に連動して移動することがで
き、円滑に乗降を行なうことができる。
【0028】以下、図1ないし図24に図示された本出
願発明の一実施形態について説明する。
【0029】図1に図示されるように、乗物遊戯設備0
は、図示されない建物内に設置され、該乗物遊戯設備0
の循環経路2は、建物内の多数の柱3を避けながら不規
則に蛇行して全長約156mの長さにわたり無端状に形
成され、該循環経路2の一つ直線部は乗降区域たるプラ
ットフォーム区域2aとなっており、該循環経路2上を
走行する遊戯乗物1はプラットフォーム区域2aを出発
して、図1にて反時計方向へ自走しうるようになってい
る。
【0030】また、プラットフォーム区域2aに続く第
1走行区域2bは傾斜角が4°30′の上り勾配であ
り、第1走行区域2bの次の第2走行区域2cは短かな
傾斜角が20′の下り急勾配でプラットフォーム2aと
同一レベルとなり、その次の第3走行区域2dとその次
の第4走行区域2eは長い緩やかな約3°の上り勾配と
長い緩やかな約1°30′の下り勾配となっている。さ
らに、第4走行区域2eの次の第5走行区域2fは3
0′という水平に近い下り緩勾配であり、その次の第6
走行区域2gは傾斜角が2°30′で長い上り勾配であ
り、第7走行区域2hは2°10′の下り勾配である。
そして、その次の第8走行区域2iは11′という極め
て水平に近い下り緩勾配であり、第9走行区域2jは短
くて下り急勾配であり、第10走行区域2kは20′と
いう水平に近い下り緩勾配であり、その次の第11走行
区域2mは水平で、元のプラットフォーム区域2aに接
続されている。
【0031】さらに、前記循環経路2では、図4に図示
されるように、床4から左右対をなした基礎支柱5が、
図1および図2に図示の如く、所定間隔毎に一体に起立
して植設され、該1対の基礎支柱5の頂端に水平梁6が
左右水平に架設され、前記左右基礎支柱5間で左右対称
に位置して水平梁6に左右1対のゴム製緩衝体7を介し
て軌道体8が取付けられている。
【0032】さらにまた、軌道体8は、左右1対の円管
状レール9と、水平梁6上で該1対の円管状レール9を
相互に一体に結合する円管状連結材10と、該連結材10の
間で前記1対のレール9を相互に一体に補強して結合す
る断面矩形管状補強材11と、これらの頂部に張設された
軌道板12とよりなり、これらは鋼製で、溶接等で相互に
一体に結合されている。
【0033】しかも、図1に図示されるように、循環経
路2のプラットフォーム区域2aにおいて、外側に位置
してプラットフォーム13が配設され、循環経路2の内側
には、図4に図示されるように、前記水平梁6上に通路
支柱14が一体に立設され、該通路支柱14の上端には循環
経路2の巾方向中央に向って水平支持部材15が一体に取
付けられ、その水平支持部材15上に点検用通路板16が張
設され、該水平支持部材15に取付け金具17が下方へ向っ
て一体に垂設され、該取付け金具17に上下1対の碍子18
を介してトロリー線19が架設されている。
【0034】次に、図5ないし図24を参照して、前記
循環経路2上を自走する遊戯乗物1について説明する。
【0035】遊戯乗物1では、矩形状の台車20の台車枠
21の略中央に、垂直軸を中心とする座席体枢支機構22を
介して座席枠23が左右へ360°以上旋回しうるように
取付けられ、さらに、該台車枠21の前後2個所に、垂直
軸を中心とする走行駆動ユニット枢支機構24を介して前
方走行駆動ユニット25と後方走行駆動ユニット26とがそ
れぞれ旋回しうるように取付けられている。
【0036】そして、前記座席体枢支機構22では、図1
3,図15および図19に図示されるように、台車枠21
の中央枠部21aに円環状支持板27が一体に装着され、該
円環状支持板27の下面に円板状蓋板28が当てがわれると
ともに円環状支持板27の上面に内筒29が重ねられた状態
で、該円環状支持板27,円板状蓋板28および内筒29を貫
通するボルト30とこれに螺着されるナット31とでもっ
て、円環状支持板27に円板状蓋板28,内筒29が同芯状に
一体に取付けられている。他方、図16,図18および
図19に図示されるように、座席枠23の中央枠部23aに
円環状支持板32が一体に装着され、該円環状支持板32の
上面に円板状蓋板33が同芯状に重ねられ、該円板状蓋板
33および円環状支持板32を上方から貫通して外筒34に螺
着されるボルト35でもって、円板状蓋板33と外筒34は円
環状支持板32に一体に取付けられ、内筒29と外筒34とに
多数のボール36が介装されており、台車枠21に対して座
席枠23は軽快に旋回しうるようになっている。
【0037】また、外筒34には外歯33aが形成され、台
車枠21のモータ支持部21cを下方から貫通して該モータ
支持部21bに座席旋回サーボモータ37が装着され、該座
席旋回サーボモータ37の回転軸と一体のピニオン38が円
板状蓋板33の外歯34aに噛合されており、上方から見て
座席旋回サーボモータ37が時計方向または反時計方向に
回転すると、外筒34および座席枠23は反時計方向または
時計方向に回転駆動されるようになっている。
【0038】さらに、走行駆動ユニット枢支機構24,前
方走行駆動ユニット25においては、図13および図15
に図示されるように、台車枠21の前後両端部21bの下面
に、円環状支持板39が一体に装着され、また、図12お
よび図20に図示されるように、前方走行駆動ユニット
25,後方走行駆動ユニット26のユニット枠体40の中央部
40aに、円環状支持板41が一体に装着され、これら円環
状支持板39,円環状支持板41間には、座席体枢支機構22
の内筒29,外筒34およびボール36の如き部品(図示され
ず)が介装されており、台車枠21に対し前方走行駆動ユ
ニット25,後方走行駆動ユニット26が左右に自由に旋回
しうるようになっている。
【0039】さらにまた、図10,図22に図示される
ように、ユニット枠体40では、側面視変形6角形状の車
輪支持板部40b,40cが、内外対をなして左右に配設さ
れ、該車輪支持板部40b,40cに上下方向に指向したガ
イド溝40dが形成され、該ガイド溝40dにスライド案内
部材42を介して車軸枢支片43が上下へ摺動自在に嵌装さ
れ、前記ガイド溝40dの頂部と車軸枢支片43とに緩衝材
44が介装され、車軸枢支片43の下方に位置して車輪支持
板部40bに保持片45が一体に取付けられ、図20および
図21に図示されるように、該車軸枢支片43にベアリン
グ46,パイプ47を介して車軸48が回転自在に嵌合され、
該車軸48に車輪49が一体に装着されており、車輪49はユ
ニット枠体40の車輪支持板部40bに対し、上下へ弾性的
に支持されるとともに自由に回転できるようになってい
る。
【0040】そして、前方走行駆動ユニット25において
は、図12に図示されるように、左側の車軸48にベルト
伝動機構50のワンウェイクラッチ付きドライブプーリ51
が嵌装され、該ベルト伝動機構50のドリブンプーリ52
は、減速機54を介して交流誘導モータ55に連結されてお
り、交流誘導モータ55の正転により、前方走行駆動ユニ
ット25の左側車輪49aは前進回転駆動され、また、下り
坂等で前方走行駆動ユニット25の左側車輪49aが加速さ
れた場合には、交流誘導モータ55の回転速度に規制され
ることなく、該前方走行駆動ユニット25の左側車輪49a
は高速で回転できるようになっている。
【0041】しかし、後方走行駆動ユニット26において
は、左側の車軸48にベルト伝動機構50のドライブプーリ
53が一体に嵌着され、該ベルト伝動機構50のドライブプ
ーリ53は、減速機54を介して交流誘導モータ55に連結さ
れており、車軸48から交流誘導モータ55に至る動力伝達
系にはワンウェイクラッチがないので、後方走行駆動ユ
ニット26の交流誘導モータ55が電源に接続された状態
で、下り坂にさしかかり、インバータで設定される交流
誘導モータ55の電源周波数に対応した所定回転数を上回
る回転力が車輪49から交流誘導モータ55に伝達された場
合に、交流誘導モータ55に制動力が発生し、車輪49は制
動されるようになっている。
【0042】また、各前方走行駆動ユニット25,後方走
行駆動ユニット26におけるユニット枠体40の外側車輪支
持板部40bには、図20ないし図22に図示されるよう
に、側面視船底状の上部ブラケット56が一体に装着さ
れ、該上部ブラケット56の下方水平部片56aと下部ブラ
ケット57の上方水平部片57aとにボルト軸58が上方から
貫通して該ボルト軸58の下端にナット59が螺着され、該
ボルト軸58に軸受を介してガイドローラ60が回転自在に
嵌装されており、該ガイドローラ60がレール9の外側面
に接しながら回転し、前方走行駆動ユニット25,後方走
行駆動ユニット26が循環経路2のレール9より側方へ外
れずに安定して遊戯乗物1が走行しうるようになってい
る。
【0043】さらに、図21に図示されるように、下部
ブラケット57の垂下部片57bと一体の取付け部片57cに
は、外方から内方に向ってボルト軸61が貫通され、該ボ
ルト軸61に跳上り防止ローラ62が軸受を介して回転自在
に嵌装され、該ボルト軸61の先端にナット63が螺着され
ており、前方走行駆動ユニット25,後方走行駆動ユニッ
ト26に自重を上回る上向きの力が働いた場合に、跳上り
防止ローラ62がレール9の下面に接して、車輪49が軌道
体8の軌道板12より離れないようになっている。
【0044】次に、図4および図21を参照しながら遊
戯乗物1の走行速度制御装置64について説明する。
【0045】走行速度制御装置64は、図21に図示され
るように、循環経路2の各走行区域における走行速度を
設定する走行速度設定手段65と、該走行速度設定手段65
で設定された走行速度を読み取る設定速度検出手段66と
よりなっている。
【0046】走行速度設定手段65では、図4に図示され
るように、循環経路2の各走行区域の全入口または、所
定の入口に位置して、水平梁6に取付けステー67が一体
に装着され、該取付けステー67の垂直立上り片67aに、
上下方向に亘り等間隔に反射板68a,68b,68cが3枚
付設されるようになっている。
【0047】また、図21に図示されるように、設定速
度検出手段66では、下部ブラケット57の垂下部片57bに
センサー取付けステー69が一体に装着され、該センサー
取付けステー69の垂下片69aに前記3枚の反射板68a,
68b,68cに対応した位置にて3個の反射型赤外線セン
サー70a,70b,70cがそれぞれ付設されており、反射
板68が取付けステー67の垂直立上り片67aに付設されな
い場合には、この反射板68が付設されるべき位置に対応
した反射型赤外線センサー70はオンせず、反射板68が取
付けステー67の垂直立上り片67aに付設された場合に
は、この反射板68に対応した反射型赤外線センサー70は
オンするようになっている。従って、3種類の反射板68
a,68b,68cを選択することにより、最大8種類の走
行速度が設定されるようになっている。
【0048】さらに、循環経路2のプラットフォーム区
域2aにおいては、図21に図示されるように、入口と
出口との通路支柱14にセンサー取付けステー71を介して
反射型赤外線ステー72が取付けられ、前方走行駆動ユニ
ット25における点検用通路板16側の上方水平部片57a
に、前記反射型赤外線ステー72と相対する高さにて反射
板73が取付けられている。そして、循環経路2のプラッ
トフォーム区域2aにおける入口の出口寄り個所に、プ
ラットフォーム13の直下に位置して、図示されない停止
信号発信手段が配設されるとともに、前方走行駆動ユニ
ット25におけるプラットフォーム13側の下部ブラケット
57に、図示されない停止信号受信手段が付設されてお
り、先行の遊戯乗物1が循環経路2のプラットフォーム
区域2aの出口を通過しない(出口側の反射型赤外線ス
テー72がオンしない)内に後続の遊戯乗物1が循環経路
2のプラットフォーム区域2aの入口に進入した場合
に、図示されないプラットフォーム進入制御装置からの
信号により、前記停止信号発信手段より停止信号が発信
され、後続の遊戯乗物1にて停止信号受信手段からの停
止信号により、後続の遊戯乗物1内に搭載されている図
示されない運行制御装置が動作して、後続の遊戯乗物1
が直ちに走行を停止するようになっている。
【0049】さらにまた、図21に図示されるように、
直立した集電子支持部材90の下端が上部ブラケット56に
一体に取付けられ、該集電子支持部材90の上端に集電子
91が一体に装着されており、集電子91の接触片91aがト
ロリー線19に接続できるようになっている。
【0050】なお、各遊戯乗物1の前部には、図示され
ない衝突防止センサーが設けられており、遊戯乗物1が
先行の遊戯乗物1の所定距離接近した場合には、緊急停
止するようになっている。
【0051】さらにまた、図1に図示されるように、循
環経路2中には、8個の弯曲部には、その弯曲中心に、
反射型舵取り成功赤外線センサー74が所定の方向に向っ
て配設され、遊戯乗物1の座席枠23の前部23aには、台
車枠21の前部に配設されたバックアップ電源バッテリー
75より高い位置にて、図示されない巾方向へ指向した取
付け部材が配設され、該取付け部材には、図示されない
7枚の反射板が座席枠23の前方に向い僅かに向きを変え
て座席枠23の巾方向に亘り取付けられており、後記舵取
ハンドル76の操舵で座席枠23が舵取り成功赤外線センサ
ー74に正しく向いた場合には、舵取り成功赤外線センサ
ー74より発射された赤外線が前記7枚の反射板のいずれ
かに反射されて舵取り成功赤外線センサー74に戻ったこ
とが該舵取り成功赤外線センサー74で検出され、ゲーム
ポイントが加算されるようになっている。
【0052】しかして、図5ないし図12に図示される
ように、座席枠23の後部両側から後部に亘り固定保護枠
78が形成され、この固定保護枠78内に左右2個の座席79
が配設され、図23および図24に図示されるように、
該固定保護枠78の前方には折畳み保護枠80の下端取付け
部80aが座席枠23と一体の枢支片81にピン82を介して前
後へ揺動自在に枢着され、該折畳み保護枠80に前記舵取
ハンドル76が設けられるとともに、座席79に腰掛けた遊
戯者の太股を上方から押える安全バー83が折畳み保護枠
80に一体に取付けられている。
【0053】また、枢支片81に隣接してスプリングクッ
ション84が配置され、スプリングクッション84の上端部
84aはボルト85を介して折畳み保護枠80のステー86に枢
着されるとともに、スプリングクッション84の下端部84
bはボルト87を介して座席枠23のステー88に枢着されて
おり、スプリングクッション84のバネ力でもって折畳み
保護枠80は前後に軽快に揺動しうるとともに、前方極限
位置および後方極限位置にて折畳み保護枠80は衝撃を発
せずに静粛に停止しうるようになっている。
【0054】さらに、固定保護枠78の前部と折畳み保護
枠80の後部とに図示されない固定手段が設けられてお
り、折畳み保護枠80を後方へ倒した場合に、この固定手
段により、折畳み保護枠80が前方へ揺動しないように、
折畳み保護枠80を固定できるようになっている。
【0055】なお、舵取ハンドル76の基端部に設けられ
ている操舵角検出装置89は折畳み保護枠80に取付けられ
ており、操舵角検出装置89で検出された舵取ハンドル76
の操舵角に対応して座席旋回サーボモータ37が回転し、
台車枠21に対し座席枠23が所要の方向へ向きを変えるこ
とができるようになっている。
【0056】また、前方走行駆動ユニット25,後方走行
駆動ユニットの交流誘導モータ55に図示されないインバ
ータが付設されており、該インバータは、単相交流電源
からトロリー線19および集電子91を介して給電され、遊
戯乗物1に搭載された制御器77より発信された設定周波
数の3相交流を交流誘導モータ55に供給し、交流誘導モ
ータ55はその設定周波数に対応した回転数で回転するよ
うになっている。
【0057】さらに、前記制御器77は、循環経路2の走
行区域にそれぞれまたはいずれかに設置された走行速度
設定手段65にて設定された走行速度を設定速度検出手段
66を介して受信し、この設定走行速度に対応した周波数
の3相交流を交流誘導モータ55に供給する制御信号を前
記インバータに送信するようになっている。
【0058】さらにまた、循環経路2に設けられたトロ
リー線19は、循環経路2を走行する遊戯乗物1の台数に
対応した個数またはそれより少し多い個数に分割され、
この分割されたトロリー線19にそれぞれ別個に単相交流
が給電されるようになっている。そして、この分割され
た給電区間では、1台の遊戯乗物1が通過した後、給電
が停止され、新ため別の遊戯乗物1がこの給電区間に進
入した場合には、循環経路2側に設けられた反射型赤外
線センサー72のようなセンサーでこの進入が検出され、
自動的にこの給電区間に給電が開始されるようになって
いる。
【0059】そして、図示されない制御盤や、運転操作
箱がプラットフォーム13に配置され、該運転操作箱に
は、電源スイッチ、電源表示灯、メイン遮断器、交流電
圧計、遮断器、キースイッチ、給電セレクトスイッチ
(いずれも図示されず)等が設けられ、また、各遊戯乗
物1には、運転可能表示灯、発車押し釦スイッチ(いず
れも図示されず)等が設けられている。
【0060】図1ないし図24に図示の実施形態は、前
記したように構成されているので、図25に図示される
ようなフローに従って動作することができる。
【0061】プラットフォーム13にて、制御盤内の電源
スイッチを押し(ステップ1)メイン遮断器を入れ(ス
テップ2)、交流電圧計が振れたことを確認(ステップ
3)した後、キースイッチを入れると(ステップ4)、
運転操作箱電源表示灯が点灯し(ステップ5)、非常停
止常態か否か判断され(ステップ6)、非常停止状態で
あれば、給電停止状態に設定され(ステップ8)るとと
もに、異常表示がなされ(ステップ9)、リセットプッ
シュボタンがオンされ(ステップ10)、再びステップ
5に戻る。
【0062】ステップ7で非常停止状態でなければ、ス
テップ11でどの給電状態に設されているか判断され、
全走行区域給電に設定されていれば、ステップ12で全
走行区域が一斉に通電される。
【0063】ステップ11で、各走行区域のみ給電する
ように設定されていれば、給電制御表示がなされ(ステ
ップ13)、各走行区域が給電制御される(ステップ1
4)。図25のステップ25の左側に表示された運転条
件を満たすか否かが判断され(ステップ15)、満たし
ていれば、運転可能表示灯が点灯され(ステップ1
6)、発車押し釦スイッチを押せば(ステップ17)、
出発指令が発せられ(ステップ18)、遊戯乗物1は発
車する(ステップ19)。
【0064】プラットフォーム13で遊戯乗物1が発車し
た後、プラットフォーム13では、発車可能表示がなくな
り(ステップ20)、出発指令もなくなり(ステップ2
1)、次の第2走行区域に進入する(ステップ22)。
【0065】次の第2走行区域に進入する時に、ステッ
プ23で車両検出センサーがオンすれば、第2走行区域
の給電が開始され(ステップ24)、第1走行区域の給
電が停止され(ステップ25)、第2走行区域に遊戯乗
物1が進入し(ステップ26)、これを次々に反覆し
て、第7走行区域を通過し(ステップ27)、第8走行
区域に進入し(ステップ28)た後、先行の遊戯乗物1
との運転間隔が計時され(ステップ29)、ステップ3
0で停止押し釦スイッチを押したか否か判断され、押さ
れなければ、運転間隔計時がオフとなり(ステップ3
1)、第1走行区域に進入し(ステップ32)、加速開
始時間が遅延される(ステップ33)。
【0066】しかしながら、ステップ19で遊戯乗物1
が発車する際に、直ちに発車できない場合には、遊戯乗
物1は追突防止センサーを不動作にし(ステップ34)
た後、スタート位置迄移動し(ステップ35)、その位
置で車両停止指令が出され(ステップ36)、遊戯乗物
1は停止し(ステップ37)、その後、ステップ16に
戻る。
【0067】また、ステップ23で、第1走行区域車両
検出センサーがオンしない場合には、ステップ38に進
み、第1走行区域で遊戯乗物1が通過するに必要な時間
を経過したか否か判断され、経過すれば給電制御表示灯
が点滅する(ステップ39)。
【0068】さらに、ステップ30で、停車押し釦スイ
ッチを押したと判断された場合には、ステップ40で停
車信号がオンされ、ステップ41で遊戯乗物1は停車す
る。
【0069】次に、遊戯乗物1に遊戯者が搭乗して、舵
取ハンドル76を操作した場合のフローが、図26ないし
図27に図示されている。
【0070】図10に図示されるように、図示されない
固定手段を外せば、一部が搭乗口の扉の役を果す折畳み
保護枠80が舵取ハンドル76および操舵角検出装置89とと
もに、折畳み保護枠80の下端のピン82を中心に前後に揺
動できるため、折畳み保護枠80を前方へ倒して、遊戯乗
物1へ遊戯者が乗降する際には、折畳み保護枠80の後部
や、舵取ハンドル76や操舵角検出装置89に遊戯者が邪魔
されずに、短時間内に容易に乗降することができる。
【0071】また、折畳み保護枠80の上部や舵取ハンド
ル76および操舵角検出装置89は大きく揺動して、遊戯者
に触れることが全くない。
【0072】さらに、折畳み保護枠80に安全バー83が一
体に設けられているため、遊戯者が座席79に腰掛けて、
折畳み保護枠80を後方へ揺動させた際に、自動的に安全
バーが遊戯者の太股や下腹部に接し、遊戯者は確実に座
席79に固定される。
【0073】さらにまた、舵取ハンドル76を操舵する
と、その操舵角が検出されて、その検出信号により、座
席旋回サーボモータ37がサーボ制御されるので、座席枠
23は迅速に所要の方向へ旋回することができる。
【0074】そして、循環経路2中の8個の弯曲部に
て、舵取ハンドル76を適正に操舵して、座席枠23を舵取
り成功赤外線センサー74に向けることができれば、加算
されて一定点数を越えれば、再び遊戯乗物1に搭乗する
ことができるとともに、この循環経路2の弯曲部にて座
席枠23が旋回角度に制限されることなく、急旋回するの
で、循環経路2の弯曲部による遠心力に座席枠23の大き
な旋回遠心力が加えられて、遊戯者に大きなスリルを味
わうことができる。
【0075】また、循環経路2の上り急勾配走行時に
は、前方走行駆動ユニット25,後方走行駆動ユニット26
の両方の交流誘導モータ55を回転させることによって、
或る一定レベル以上の走行速度で遊戯乗物1を走行させ
ることができる。
【0076】さらに、下り勾配走行時には、後方走行駆
動ユニット26側の交流誘導モータ55の電源を遮断し、前
方走行駆動ユニット25側の交流誘導モータ55の電源を接
続してこの交流誘導モータ55を回転駆動させれば、走行
区域で設定された速度を上回る速度で遊戯乗物1が走行
しても、ワンウェイクラッチでもって、交流誘導モータ
55によるブレーキ力が車輪49に働かず、急速度で走行し
て、スリルを遊戯者に与えることができる。
【0077】さらにまた、下り急勾配で遊戯乗物1が暴
走する惧れがある場合には、後方走行駆動ユニット26側
の交流誘導モータ55に電源を入れれば、図示されないイ
ンバータから交流誘導モータ55に給電される交流の周波
数でもって、その交流誘導モータ55が所定回転するた
め、交流誘導モータ55によるブレーキ力で遊戯乗物1の
暴走が阻止される。そして、このブレーキ力により、通
常のブレーキを大型化する必要がなくなる。
【0078】また、交流誘導モータ55には、インバータ
により広い範囲に亘る周波数の交流が給電されるため、
遊戯乗物1の走行速度を自由に所要の速度に設定するこ
とができる。
【0079】さらに、走行速度設定手段65の3枚の反射
板68a,68b,68cを選択的に取付けることにより、8
種類の速度を設定することができる。
【0080】この反射板68を電気的に遠隔制御でもって
反射可能または反射不能に向きを変えること等により、
プラットフォーム13における運転操作箱から、速度設定
をコンピュータ制御で行なうことができる。
【0081】また、循環経路2において、プラットフォ
ーム13においても、遊戯乗物1を停止させないで走行さ
せるようになっているため、循環経路2を1周するに要
する走行時間を短縮することができ、その結果、遊戯乗
物1の運行効率を高めることができる。
【0082】さらに、循環経路2を1周する各遊戯乗物
1の走行時間が均等化されるため、循環経路2上の遊戯
乗物1の渋滞が防止される。
【0083】さらにまた、循環経路2の各走行区域は種
々弯曲しているとともに、緩急多種類の勾配に形成され
ているため、遊戯乗物1の走行速度に変化があり、また
色々な力が遊戯者に加わり、遊戯者の興趣が高められ
る。
【0084】また、バックアップ電源バッテリー75が遊
戯乗物1に搭載されているため、各給電区域を乗越える
際に、トロリー線19と集電子91との電気的接続が断たれ
ても、バックアップ電源バッテリー75により交流誘導モ
ータ55への給電は接続し、走行を持続することができ
る。
【0085】前記実施形態では、邪魔手段が舵取ハンド
ル76,折畳み保護枠80,操舵角検出装置89であり、操作
手段が舵取ハンドル76であったが、操作手段として銃で
あってもよく、この銃は折畳み保護枠80に設けられてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗物遊戯設備の全体概略平面図である。
【図2】循環経路の側面図である。
【図3】循環経路の平面図である。
【図4】循環経路の横断面図である。
【図5】遊戯乗物の概略右側面図である。
【図6】遊戯乗物の概略右正面図である。
【図7】遊戯乗物の概略右背面図である。
【図8】遊戯乗物の概略右平面図である。
【図9】遊戯乗物の概略右底面図である。
【図10】遊戯乗物の詳細右(正面から見て右)側面図
である。
【図11】遊戯乗物の詳細右(正面から見て右)正面図
である。
【図12】台車の一部縦断平面図である。
【図13】台車枠の平面図である。
【図14】台車枠の側面図である。
【図15】図13のXV−XV線に沿って截断した縦断
側面図である。
【図16】座席枠の平面図である。
【図17】座席枠の側面図である。
【図18】図16のXVIII−XVIII線に沿って
截断した縦断側面図である。
【図19】座席体枢支気候の要部縦断側面図である。
【図20】前方走行駆動ユニットの一部縦断平面図であ
る。
【図21】前方走行駆動ユニットの正面図である。
【図22】図10の要部拡大縦断側面図である。
【図23】折畳み保護枠の折畳み要部の拡大側面図であ
る。
【図24】図23の正面図である。
【図25】乗物遊戯設備の運行フローチャートである。
【図26】遊戯乗物の運行フローチャートである。
【図27】遊戯乗物の運行フローチャートである。
【符号の説明】
0…乗物遊戯設備、1…遊戯乗物、2…循環経路、3…
柱、4…床、5…基礎支柱、6…水平梁、7…緩衝体、
8…軌道体、9…レール、10…連結材、11…補強材、12
…軌道板、13…プラットフォーム、14…通路支柱、15…
水平支持部材、16…点検用通路板、17…取付け金具、18
…碍子、19…トロリー線、20…台車、21…台車枠、22…
座席体枢支機構、23…座席枠、24…走行駆動ユニット枢
支機構、25…前方走行駆動ユニット、26…後方走行駆動
ユニット、27…円環状支持板、28…円板状蓋板、29…内
筒、30…ボルト、31…ナット、32…円環状支持板、33…
円板状蓋板、34…外筒、35…ボルト、36…ボール、37…
座席旋回サーボモータ、38…ピニオン、39…円環状支持
板、40…ユニット枠体、41…円環状支持板、42…スライ
ド案内部材、43…車軸枢支片、44…緩衝材、45…保持
片、46…ベアリング、47…パイプ、48…車軸、49…車
輪、50…ベルト伝動機構、51…ワンウェイクラッチ付き
ドライブプーリ、52…ドリブンプーリ、53…ドライブプ
ーリ、54…減速機、55…交流誘導モータ、56…上部ブラ
ケット、57…下部ブラケット、58…ボルト軸、59…ナッ
ト、60…ガイドローラ、61…ボルト軸、62…跳上り防止
ローラ、63…ナット、64…走行速度制御装置、65…走行
速度設定手段、66…設定速度検出手段、67…取付けステ
ー、68…反射板、69…センサー取付けステー、70…反射
型赤外線センサー、71…センサー取付けステー、72…反
射型赤外線ステー、73…反射板、74…舵取り成功赤外線
センサー、75…バックアップ電源バッテリー、76…舵取
ハンドル、77…制御器、78…固定保護枠、79…座席、80
…折畳み保護枠、81…枢支片、82…ピン、83…安全バ
ー、84…スプリングクッション、85…ボルト、86…ステ
ー、87…ボルト、88…ステー、89…操舵角検出装置、90
…集電子支持部材、91…集電子。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯乗物に搭乗した遊戯者を拘束・解放
    自在に拘束する搭乗者拘束手段を備えた遊戯乗物におい
    て、 前記遊戯者の搭乗位置に該遊戯者が乗降する際に邪魔と
    なる邪魔手段が、前記拘束手段の解放動作に連動して、
    前記遊戯者乗降の邪魔とならない位置に退避することを
    特徴とする遊戯乗物。
  2. 【請求項2】 前記邪魔手段が前記遊戯乗物の搭乗口を
    開閉自在に閉じる搭乗口扉であることを特徴とする請求
    項1記載の遊戯乗物。
  3. 【請求項3】 前記邪魔手段が前記遊戯乗物の操縦手段
    であることを特徴とする請求項1記載の遊戯乗物。
  4. 【請求項4】 前記遊戯者拘束手段が前後に揺動する
    と、これと連動して前記邪魔手段が下部を中心として前
    後に揺動することを特徴とする請求項1記載の遊戯乗
    物。
  5. 【請求項5】 前記遊戯者拘束手段は、遊戯者拘束位置
    にて固定されることを特徴とする請求項1記載の遊戯乗
    物。
  6. 【請求項6】 所定経路に沿って走行しうる遊戯乗物に
    おいて、遊戯者が搭乗して腰掛ける座席体が、前記所定
    経路に沿って走行する台車に対し旋回自在に枢支され、
    前記座席体に設けられた操舵部材の操作に対応して該座
    席体は旋回角度に制限されることなく所要の角度に旋回
    しうることを特徴とする遊戯乗物。
  7. 【請求項7】 前記操舵部材の回転角度を検出する操舵
    回転角度検出手段が設けられるとともに、前記台車に対
    し前記座席体を旋回駆動するサーボモータが設けられ、
    前記操舵回転角度検出手段の検出信号に対応して前記サ
    ーボモータが動作することを特徴とする請求項6記載の
    遊戯乗物。
  8. 【請求項8】 所定経路に沿って走行しうる遊戯乗物に
    おいて、 該遊戯乗物は、前後にそれぞれ走行駆動車輪を備え、一
    方の走行駆動車輪は、走行駆動方向にのみ動力を伝達す
    るワンウェイクラッチを介して一方のモータに連結さ
    れ、他方の走行駆動車輪は、ブレーキ付きモータに連結
    されたことを特徴とする遊戯乗物。
  9. 【請求項9】 前記両モータは、交流電源で駆動される
    誘導モータであることを特徴とする請求項8記載の遊戯
    乗物。
  10. 【請求項10】 前記一方の走行駆動車輪は、前方走行
    駆動車輪であり、前記他方の走行駆動車輪は、後方駆動
    車輪であることを特徴とする請求項8記載の遊戯乗物。
  11. 【請求項11】 前記両モータはインバータにより制御
    されることを特徴とする請求項9記載の遊戯乗物。
  12. 【請求項12】 複数の遊戯乗物が循環経路を走行する
    乗物遊戯設備において、 前記各遊戯乗物は、それぞれ自走駆動装置を備え、遊戯
    者が乗降する乗降区域にても停止することなく、連続的
    に走行することを特徴とする乗物遊戯設備。
  13. 【請求項13】 前記循環経路は、複数の走行区域に分
    割され、該各走行区域内の前記遊戯乗物の走行速度また
    は走行速度帯を指定する走行速度指定手段が当該走行区
    域の始端部または直前走行区域の経端部に配設され、前
    記各遊戯乗物は、前記各走行区域毎の各走行速度指定手
    段にて指定された走行速度または走行速度帯でもって前
    記各走行区域毎を走行することを特徴とする請求項12
    記載の乗物遊戯設備。
  14. 【請求項14】 前記走行速度指定手段の指定走行速度
    または指定走行速度帯は、中央運行制御装置によりそれ
    ぞれ所要値に可変設定されることを特徴とする請求項1
    3記載の乗物遊戯設備。
  15. 【請求項15】 前記循環経路に沿って供電トロリーが
    配設され、前記複数の遊戯乗物には、該遊戯乗物の走行
    中に前記供電トロリーに接して電力の供給を受ける供電
    手段がそれぞれ設けられるとともに、バックアップ電源
    が搭載されたことを特徴とする請求項12記載の乗物遊
    戯設備。
  16. 【請求項16】 前記複数の遊戯乗物は、先行する遊戯
    乗物に対し所定距離以内に接近した場合に、この接近を
    検出する先行遊戯乗物検出手段を備え、該先行遊戯乗物
    検出手段からの検出信号により前記遊戯乗物は直ちに走
    行を停止することを特徴とする請求項12記載の乗物遊
    戯設備。
  17. 【請求項17】 遊戯者が搭乗して遊戯する遊戯乗物で
    あって、 前記遊戯者を拘束・開放自在に拘束する拘束手段とを含
    み、 前記遊戯乗物に設けられ、前記遊戯者によって操作され
    る操作手段が、前記拘束手段の開放動作に連動して移動
    することを特徴とする遊戯乗物。
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