JP2002166058A - 遊戯乗物および乗物遊戯設備 - Google Patents

遊戯乗物および乗物遊戯設備

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JP2002166058A
JP2002166058A JP2000363714A JP2000363714A JP2002166058A JP 2002166058 A JP2002166058 A JP 2002166058A JP 2000363714 A JP2000363714 A JP 2000363714A JP 2000363714 A JP2000363714 A JP 2000363714A JP 2002166058 A JP2002166058 A JP 2002166058A
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篤広 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明は、遊戯乗物のシートに着席
した遊戯者が例えば横向きになった状態で走行する遊戯
乗物を提供することにある。 【解決手段】 乗物遊戯設備0における所要のコース
2に沿って、遊戯者を搭乗させて走行しうる遊戯乗物1
において、遊戯者が着席するシートが前記遊戯乗物1の
進行方向に対して交差した方向に設置されたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、遊戯乗物のシー
トに着席した遊戯者が例えば進行方向に対し横向きにな
った状態で走行する遊戯乗物と、該遊戯乗物を走行させ
る遊戯設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】ジェットコ
ースターのごとき従来の乗物遊戯設備においては、遊戯
乗物に搭載されていたシートは、遊戯乗物の進行方向に
向いていた。
【0003】ところが、遊戯乗物のシートは前後のシー
トに接近し、また、比較的高速で走行するために、この
シートに着席した遊戯者は、コース周辺の景色を充分に
楽しむことができず、しかもコースの曲り角にさしかか
った際には、体が左右に傾けられるような遠心力が働
き、通常の乗物と同様な走行感覚が与えられるだけであ
る。
【0004】また、遊戯乗物に搭載されているシート
は、向きが固定されているため、コース外界の景色を見
る視線に変化が少なく、走行感覚も変化が少ない。
【0005】さらに、遊戯乗物に搭載されたシートは、
車体に対して固定されているため、そのシートに着席し
ている遊戯者の姿勢に変化が少なく、これまた走行感覚
に変化が少ない。
【0006】さらにまた、遊戯乗物に搭載されたシート
に着席している遊戯者をシートから離れないように拘束
する拘束部材は、車体またはシートに上下へ開閉自在に
枢着され、かつこの拘束部材は高い剛性に形成されてい
るため、走行に伴なう遠心力等により前記遊戯者が前記
拘束部材により拘束された場合に、該遊戯者に局部的に
大きな拘束力が働き、たとえ、拘束部材を弾性体で覆っ
ても、前記遊戯者は痛みを受ける。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】本願発明は、
このような難点を克服した遊戯乗物および乗物遊戯設備
の改良に係り、請求項1記載の発明は、乗物遊戯設備に
おける所要のコースに沿って、遊戯者を搭乗させて走行
しうる遊戯乗物において、遊戯者が着席するシートが前
記遊戯乗物の進行方向に対して交差した方向に設置され
たことを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載の発明は、前述したように構
成されているので、遊戯乗物のシートに着席した遊戯者
は、この遊戯乗物の進行方向からそれた方向に向い、コ
ース周辺の景観を充分に見て楽しむことができるととも
に、遊戯乗物の加減速に伴なう慣性力やコースの曲り角
で発生する遠心力を、通常の遊戯乗物と異った感覚で感
ずることができる。
【0009】また、請求項2記載のように発明を構成す
ることにより、遊戯乗物の進行方向に沿う加減速による
慣性力をシート上の遊戯者は真横から受け、またコース
の曲り角で発生する遠心力を前後に受け、従来の遊戯乗
物とは全く異なる乗心地を体験することができる。
【0010】さらに、請求項3記載のように発明を構成
することにより、遊戯乗物のシートに着座した遊戯者
に、該遊戯乗物の走行に伴なう慣性力や遠心力を色々な
方向から体感させることができるとともに、コース周辺
の景色に対する視覚を変えることができる。そして、横
方向にシートを固定すると、常にコースの片側しか景色
を見ることができないが、走行面に対し、直交する軸を
中心に向きを変えることにより、コースの反対側の景色
を見ることができる。
【0011】さらにまた、請求項4記載のように発明を
構成することにより、コースの所要位置における景色を
よりはっきりと遊戯乗物のシート上の遊戯者に見せるこ
とができる。しかも、コースの所要位置でシートの向き
を遊戯者に見てもらいたい方向へ変えることができるの
で、複雑に交差したコースでも、所望の方向へ遊戯者の
視線を誘導することができる。
【0012】また、請求項5記載のように発明を構成す
ることにより、前記シートに着席している遊戯者の前後
・上下方向に沿う姿勢を変えて、遊戯者の視覚に変化を
与えることができる。そして、シートの揺動軸が、シー
トに着席している遊戯者の頭から離れているので、僅か
なシートの揺動角度でも遊戯者の頭が大きく揺れ、スリ
ルを満喫することができる。
【0013】さらに、請求項6記載のように発明を構成
することにより、遊戯乗物に加わる慣性力や遠心力の大
きさに対応して、この遊戯乗物のシートに着席している
遊戯者の前後・上下方向姿勢を自動的に変化させること
ができ、姿勢変化によるスリルを味わわせることができ
る。
【0014】さらにまた、請求項7記載のように発明を
構成することにより、遊戯乗物のシートに着席している
遊戯者の急激なまたは大きな前後・上下方向姿勢変化に
よって、遊戯者が恐怖感を持った際に、前記車体と一体
の掴持部材を遊戯者が持って、大きな姿勢変化を或る程
度阻止することができ、恐怖感を緩和し、または安心感
を与えることができる。そして、前記掴持部材を遊戯者
が持つことにより、遠心力の大きさを、腕で体感するこ
とができる。
【0015】しかも、請求項8記載のように発明を構造
することにより、前記車体と一体の掴持部材を前記遊戯
者は両手で持つことができて、シートの前後・上下方向
姿勢の変化を緩和でき、または、遊戯者をより安定して
支えることができる。
【0016】また、請求項9記載のように発明を構成す
ることにより、遊戯乗物のシートに着席している遊戯者
の体に局部的な加圧を与えないようにして、該遊戯者を
柔かく拘束できる。そして、前記可撓性拘束部材が無端
状でかつ引出し引込み可能に構成されているため、遊戯
者の拘束が確実であって、遊戯者の安全性が確保され
る。
【0017】さらに、請求項10記載のように発明を構
成することにより、乗物遊戯設備管理者によって、遊戯
乗物のシートに着席している遊戯者に対する可撓性拘束
部材の拘束を一斉に実行でき、遊戯者に対する安全を確
保することができる。
【0018】また、請求項11記載のように発明を構成
することにより、請求項1ないし請求項10記載の遊戯
乗物をコース内に走行させて、遊戯者を楽しませること
ができる。
【0019】さらに、請求項12記載のように発明を構
成することにより、遊戯乗物および遊戯者に慣性力、遠
心力等の各種力が与えられて,遊戯者は大きな興趣を持
つことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図19に図示さ
れた本出願発明の一実施例の形態について説明する。
【0021】図1に図示されるように、乗物遊戯設備0
は、白抜き太点線で壁を図示した建物3内に設置され、
該乗物遊戯設備0の循環経路2は、建物3内の多数の柱
4を避けながら不規則に蛇行するとともに平面視の交差
部では相互に起伏した無端状に形成され、該循環経路2
の1つの直線部は乗降区域たるプラットフォーム区域2
aとなっており、該循環経路2上の遊戯乗物1は、プラ
ットフォーム区域2aを出発して、循環経路2の高低差
と、第1、第2上昇区域2b,2cにおける動力とによ
り、循環経路2上を加速、減速を繰返しながら走行し、
元のプラットフォーム区域2aに復帰しうるようになっ
ている。
【0022】そして、循環経路2の高さは、所要個所毎
に数値(ミリ単位)が付される高さに設定されている。
すなわち、高さ70cmのプラットフォーム区域2aか
ら第1上昇区域2bにおける高さ10cmの入口2bi
に亘って循環経路2は緩やかに下方へ傾斜し、第1上昇
区域2bにおいては、後述する上昇駆動装置5が設けら
れ、第1上昇区域2bの出口2beの高さは620cm
に設定され、それから高さ330cmの第1低区域2
d,高さ560cmの第1高区域2e,高さ75cmの
第2低区域2f,高さ360cmの第2高区域2g,高
さ60cmの第3低区域2hを経て、第2上昇区域2c
の高さ112cmの入口2ciに接続され、第1上昇区
域2bの出口2beから第2上昇区域2cの入口2ci
間の高区域2e,2gは、いずれも第1上昇区域2bの
出口2bcよりも低く設定されている。
【0023】また、第2上昇区域2cにおける高さ60
0cmの出口2ceから、高さ200cmの第4低区域
2i,高さ440cmの第3高区域2j,高さ250c
mの第5低区域2k,高さ342.1cmの第4高区域
2l,高さ88cmの第6低区域2m,高さ230cm
の第5高区域2n,高さ85cmの第6低区域2oを経
由してプラットフォーム区域2aに接続され、第2上昇
区域2cの出口2ceからプラットフォーム区域2a間
の高区域2j,2l,2nは、やはりいずれも第2上昇
区域2cの出口2ceよりも低く設定されている。
【0024】さらに、前記循環経路2では、図4ないし
図9に2点鎖線で図示されるように、鉄骨等による基礎
構造物6が構築され、その基礎構造物6の項面6aにレ
ール支持体7が敷設されており、循環経路2のコーナ部
では、図8および図9に図示されるように、基礎構造物
6の頂面6aは、弯曲内側が低く、弯曲外側が高くなる
ように傾斜面に形成されている。
【0025】さらにまた、レール支持体7は、左右で直
立した支柱8と、該左右1対の支柱8の底部に高剛性で
その両端が一体に統合された連結部材9とよりなり、該
支柱8の上端から外側に向けてブラケット10が一体に突
設され、該ブラケット10の先端に円管状のレール11が一
体に装着されるとともに、該支柱8の上端から内方へブ
ラケット12(図4参照)が一体に設けられている。
【0026】また、循環経路2におけるプラットフォー
ム区域2aの外側にプラットフォーム13が配設されると
ともに、第1、第2上昇区域2b,2cには、図4に図
示されるように、レール支持体7の連結部材9の中央上
方に位置し、図3に図示されるようにレール11と平行し
て2点鎖線で図示される無端チェン14が張設されてお
り、該無端チェン14の上方部分(図面に図示されている
部分) 傾斜したレール11に沿い上方へ向って回送され
るように、上昇駆動装置5が構成されており、後述する
ように、遊戯乗物1が上方へ上昇駆動されるようになっ
ている。
【0027】次に、循環経路2上を走行する遊戯乗物1
について説明する。
【0028】遊戯乗物1では、図11に図示されるよう
に、車体進行方向に指向した主フレーム15の両端および
両側部に車巾方向に指向した横フレーム16が一体に結合
され、該主フレーム15の両端の横フレーム16の前後外端
面に軟質ゴム製のバンパー17が装着され、該主フレーム
15の前後部に、図7および図11に図示のように、垂直
方向に指向した軸18およびベアリング19を介して車輪支
持部材20がそれぞれ枢着され、図4ないし図9に図示さ
れるように、該車輪支持部材20の両端に下方へ指向した
ブラケット21が一体に固定され、該ブラケット21に外側
方へ指向した走行車軸22が一体に貫通固着され、該走行
車軸22に走行車輪23が回転自在に嵌装され、該走行車軸
22の外端に上方ブラケット24が一体に装着され、該上方
ブラケット24の下端に下方へ指向したガイド軸25が一体
に貫通固着され、該ガイド軸25にガイド車輪26が回転自
在に嵌装され、該ガイド車輪26の下端に下方ブラケット
27が一体に装着され、該下方ブラケット27に内方へ指向
した跳上り防止軸28が一体に貫通固着され、該跳上り防
止軸28に跳上り防止車輪29が回転自在に嵌装されてお
り、これら走行車輪23、ガイド車輪26、および跳上り防
止車輪29でもってレール11の上下と両外側とを挟持し、
循環経路2のコーナ部では、図12および図13に図示
されるように走行車軸22は軸18を中心に旋回し、遊戯乗
物1はレール11より上下左右に外れることなく、レール
11を安定して走行できるようになっている。
【0029】また、図3および図14に図示されるよう
に、主フレーム15の下面中央部と前後両部とに突片30が
下方へ突設され、前後方向に指向した中空厚巾受け部材
31の頂面に前記突片30に対応して受片32が上方へ突設さ
れ、該両突片30および受片32を貫通したボルト33でもっ
て、主フレーム15に中空厚巾受け部材31が一体に取付け
られ、上から中空厚巾受け部材31を貫通したフック34の
上端は主フレーム15の取付け片35に一体に装着され、該
フック34は前記無端チェン14に係合できるようになって
おり、回送する無端チェン14に係合するフック34によ
り、循環経路2の第1、第2上昇区域2b,2cにて上
昇駆動されるようになっている。
【0030】さらに、図3,図5および図14に図示さ
れるように、主フレーム15の中央に枢支台36が一体に形
成され、図14に図示されるように、該枢支台36の上面
の取付け板37に固定リングギヤ38が載置され、取付け板
37および固定リングギヤ38を貫通して螺着されるボルト
39でもって枢支台36と固定リングギヤ38とは一体に結合
され、該固定リングギヤ38の内周面にボール40を介して
円板41が枢支台36の中央を中心として旋回可能に嵌装さ
れ、該円板41にシート支持床部42が両者を貫通して螺着
されるボルト43でもって一体に結合され、該シート支持
床部42の上面には、図示4ないし図9,図11および図
14に図示される旋回モータ44が据付けられ、前記固定
リングギヤ38に噛合う遊星ギヤ45がシート支持床部42に
枢着され、旋回モータ44の回転軸44aは図示されない
伝動機構を介して遊星ギヤ45に連結されており、旋回モ
ータ44が稼動状態になると、遊星ギヤ45は固定リングギ
ヤ38と噛合い自転しながら固定リングギヤ38の周りを公
転し、シート支持床部42は、固定リングギヤ38の中心線
を中心として旋回しうるようになっている。
【0031】さらにまた、図11に図示されるように、
主フレーム15には枢支台36の一側に固定側ストッパ46が
一体に取付けられるとともに、シート支持床部42が主フ
レーム15と平行に指向した状態で該固定側ストッパ46に
当接しうる移動側ストッパ47(図14にも図示)が固定
リングギヤ38を挟んで2個所にてシート支持床部42に一
体に取付けられ、シート支持床部42上のシート48が循環
経路2の一方の側と他方の側に向いた時に、いずれか一
方の移動側ストッパ47が固定側ストッパ46に当接しうる
ようになっている。
【0032】また、シート支持床部42には、図3に図示
されるように、シート支持床部42の長手方向に沿い所定
の間隔を存して2本のシート支柱49が直立して設けら
れ、図5ないし図9に図示されるように、該シート支柱
49の上端にナイトハルトゴムと称せられるバネ復元機構
50を介してシート48が前後に弾性的に起伏しうるように
それぞれ取付けられており,バネ復元機構50は起伏角が
小さい状態では復元力が小さく、起伏角が大きくなる
と、この起伏角の増大分以上に復元力が大きい力で中立
位置に復帰できるようになっている。
【0033】さらに、シート支持床部42の長手方向に沿
って、シート48の外側方と両シート48の中間とに3本の
肘掛け51が設けられ、該肘掛け51の外側に掴持柱52が立
設され、該掴持柱52の上半部はシート48の前方に向って
傾斜し、その上面に掴持棒52aの両端が一体に装着され
ている。
【0034】さらにまた、図4に図示されるように、車
体巾方向に指向して枢支台36からアーム53が突設され、
該アーム53の先端下面に集電子54が設けられ、シート支
持床部42を旋回させるべき個所(図1にて第1高区域2
eと、該第1高区域2eおよび第2低区域2fの中間の
スタート区域2pと、第2上昇区域2cと、第6低区域
2oおよびプラットフォーム区域2aの中間のフィニッ
シュ区域2g)には、支柱8の上端から内方へ突出した
ブラケット12にトロリー給電部55がそれぞれ設けられ、
これらの旋回区域でトロリー給電部55より集電子54を介
して旋回モータ44に電力が供給され、該旋回モータ44の
稼動でシート支持床部42が180°旋回駆動されるよう
になっている。
【0035】そして、主フレーム15に対するシート支持
床部42の旋回位置の栓出は、図示されないセンサーで行
なわれ、旋回モータ44に対する電力の供給・遮断の制御
が自動的に遂行されるようになっている。
【0036】さらに、旋回モータ44の付近に、制御ボッ
クス(図示されず)が配置され、該制御ボックスに図示
されない左回転ボタンスイッチ、右回転ボタンスイッ
チ、およびリセットボタンスイッチが設けられており,
旋回制御装置が故障を起した際には、前記3種類のボタ
ンスイッチのいずれかを押すことによって、シート48を
所定の方向すなわち進行方向に対して、右向きに指向さ
せるようになっている。
【0037】しかも、前記シート支持床部42の旋回個
所、その直前の個所およびプラットフォーム区域2aに
は、図5に図示されるように、中空厚巾受け部材31を両
側から挟むように1対のホイール56がレール支持体7に
設けられており、遊戯乗物1に一定の制動力を、あるい
は地上の制御センターからの制御信号で所要の制動力を
与えるようになっている。
【0038】また、各シート48には、拘束体57がそれぞ
れ設けられ、該拘束体57は、上端がシート48に結着され
た左右1対の拘束ベルト58と、該左右1対の拘束ベルト
58の下端に所定間隔をなして一体に結着された押えベル
ト59と、該押えベルト59に設けられた緩衝片60とよりな
り、該押えベルト59の両端はシート48の図示されない引
込み部に連結されており、該引込み部が後述するように
ロック操作部材61と一体のロック解除ペダル64の踏込み
によりロック解除状態に設定された場合は、押えベルト
59を引出す方向に力を加えると、押えベルト59は繰出し
可能となるとともに、繰出し方向の力を弱めると、弾性
的に押えベルト59は引込まれるようになっている。
【0039】そして、前記引込み部をアンロックに設定
するロック操作部材61と一体のロック解除ペダル64は、
図11に図示されるようにシート支持床部42のシート48
前方に位置して配置され、該ロック操作部材61は図15
に図示されるように、シート支持床部42下面のブラケッ
ト62に軸63を介して上下へ揺動自在に枢支され、ロック
操作部材61の一端のロック解除ペダル64と軸63との中間
に位置してロック操作部材61とシート支持床部42とに引
張バネ65が介装され、軸63を挟んでロック解除ペダル64
と反対側に当接板66が設けられており、該当接板66は、
ロック解除ペダル64が踏込まれた際に当接板66がシート
支持床部42の下面に当接し、それ以上ロック解除ペダル
64が下方へ押下げられないようになっている。
【0040】また、図16に図示されるように、ロック
操作部材61の他端には、ロック解除保持部材67がシート
支持床部42に傾動自在に枢着され、該ロック解除保持部
材67の上端とシート支持床部42とに引張バネ68が張設さ
れており、この引張バネ68のバネ力でもって、アンロッ
ク状態のロック操作部材61がロック解除保持部材67でも
って停止されるようになっている。
【0041】さらに、ロック解除保持部材67の水平部片
67aの下面に緩衝受け片69が取付けられ、しかも、循
環経路2のプラットフォーム区域2aにおいて、緩衝受
け片69に下方から当接する解除部材70が配設されてお
り、乗物遊戯設備0における運転管理者が操作し、また
は、他の制御手段により解除部材70を上方へ押上げける
と、ロック解除保持部材67がロック操作部材61より外
れ、ロック操作部材61はロック状態に復帰できるように
なっている。
【0042】さらにまた、軸63に1対の傾動片71が一体
に装着され、該71の先端に連結ケーブル72の一端がそ
れぞれ一体に結着され、該連結ケーブル72の他端は、前
記押えベルト59の図示されない引込み部に結合されてお
り、連結ケーブル72が引出された状態では、引込み部は
押えベルト59を繰出し・引込み可能に設定され、連結ケ
ーブル72の引出しが元に戻った状態では、引込み部は押
えベルト59の繰出し・引込みが不可能になるように設定
されるようになっている。
【0043】そして、建物3は、図1にて、左右略中央
帯にて左右に区分され、右方の区分3内aは、青白い光
で照明されるとともに、その角部にガラス壁73が張設さ
れて、外界を透視することができ、左方の区分3b内は
外界から密閉されるとともに、薄暗い光で照明され、間
欠的なストロボ照明で、夜間稲妻が出現するような雰囲
気に形成されている。
【0044】図1ないし図19に図示の実施例は、前述
したように構成されているので、乗物遊戯設備0が循環
経路2を走行してプラットフォーム区域2aに戻ると、
ホイール56が遊戯乗物1の中空厚巾受け部材31を挟
み,、地上の制御センターからの制御信号で該トロリー
給電部56に制動トルクが発生し、遊戯乗物1がプラット
フォーム区域2aの所定位置に停止することができる。
【0045】そして、乗物遊戯設備0の運転管理者がロ
ック解除ペダル64を踏むと、拘束体57の両端部の拘束が
解除されて、拘束体57の繰出しが可能となり、遊戯者
は、拘束体57を緩めて潜抜け、遊戯乗物1から降りるこ
とができ、その後、新しい遊戯者が遊戯乗物1に乗込
み、拘束体57を体に掛けてシート48に着座し、出発準備
を完了することができる。
【0046】次に、遊戯乗物1に搭乗した遊戯者が全員
シート48に着席し、拘束体57を体に掛けたことを、乗物
遊戯設備0の運転管理者が確認した後,遊戯乗物1の出
発操作すると、解除部材70が上昇して、ロック解除保持
部材67がロック操作部材61から外れて、ロック操作部材
61は元のロック状態に復帰し、遊戯乗物1上の遊戯者が
全員拘束体57でもって拘束されるとともに、ホイール56
の制動が解除され、循環経路2のプラットフォーム区域
2aから第1上昇区域2bの入口2biに向う下向き傾
斜で、遊戯乗物1は前進を始め、遊戯者は、進行方向に
対し右に向き、左方へ横向き進む。
【0047】そして、遊戯乗物1が第1上昇区域2bの
入口2biに達すると、上昇駆動装置5の動作で、無端
チェン14が回送を始め、この無端チェン14に係合してい
るフック34が上方へ引かれ、遊戯乗物1は第1上昇区域
2bの出口2beに向って上昇することができる。
【0048】遊戯乗物1が第1上昇区域2bの出口2b
eを越えると、循環経路2は第1低区域2dに向って滑
降を始めた後,第1低区域2dからその慣性力で第1上
昇区域出口2beより低い第1高区域2eに向って上昇
し、このような上昇・下降を、繰返して第2低区域2
f,第2高区域2g,第3低区域2hを通過し、第2上
昇区域2cの入口2ciに達する。
【0049】そして、第2上昇区域2cにおいても、第
1上昇区域2bと同様に乗物遊戯設備0は動作し、遊戯
乗物1はその入口2ciから出口2ceに向って上昇
し、前述したと同様に、遊戯乗物1は下降・上昇を繰返
し、第4低区域2i,第3高区域2j,第5低区域2
k,第4高区域2l,第6低区域2m,第5高区域2n
および第7低区域2oを通過し、プラットフォーム区域
2aに戻ることができる。
【0050】このように、遊戯乗物1がプラットフォー
ム区域2aから出発して、循環経路2を走行し、再びプ
ラットフォーム区域2aに戻る間に、遊戯乗物1を減速
し、あるいは停止(プラットフォーム区域2a)させる
個所には、ホイール56が配置されて、循環経路2は適正
に減速され、あるいは、正確に停止される。
【0051】また、第1高区域2eと、スタート区域2
pと、第2上昇区域2cと、フィニッシュ区域2qとに
トロリー給電部55が設けられているため、旋回モータ44
はトロリー給電部55から集電子54を介して電力を供給さ
れ、シート支持床部42が180℃旋回され、これと一体
のシート48も同じように旋回される。
【0052】このため、プラットフォーム13の方のA方
向にむいていたシート48は、遊戯乗物1がガラス壁73の
近くを走行する際に、B方向にむいてガラス壁73も透視
し、B方向の外界を正面で見ることができ、外界の状態
を楽に観覧することができる。そして、第2上昇区域2
cにて、シート支持床部42およびシート48を反回転さ
せ、薄暗く構成された左方区分3b内においてシート支
持床部42およびシート48を該区分3bの中心部に向ける
ことができ、またこの左方区分3bから右方区分3aに
進入する手前のフィニッシュ区域2qにおいてシート支
持床部42およびシート48をプラットフォーム13に向け、
遊戯者の昇降に便利なように対処することができる。
【0053】さらに、遊戯乗物1が循環経路2の弯曲部
にさしかかって、シート48および遊戯者に遠い力が加っ
た際には、シート支持床部42およびシート48は殆んど弯
曲部の外側(遊戯乗物1の走行速度は低く遠心力が小さ
な、プラットフォーム区域2aと第1上昇区域入口2b
iの中間の弯曲部と、第3低区域2hと第2上昇区域入
口2ciの中間の弯曲部と、第2上昇区域出口2ceと
第4低区域2iの中間の弯曲部では内側)において、遊
戯乗物1は高速に走行して遊戯者の前方に向う大きな遠
心力を遊戯者は受け、循環経路2から外方へ放出される
感覚を感じ、スリルを味わうことができる。
【0054】そして、シート48はシート48の座席の直下
に位置したバネ復元機構50を中心に前後に揺動するた
め、遊戯者の頭の揺動距離が大きく、この揺動角に比べ
て大きく揺動した感覚を遊戯者は持つことができる。
【0055】さらにまた、拘束体57にはベルトを係脱自
在に結合するための金具がないため、遊戯設備管理者が
この結合をチェックする必要がなく、プラットフォーム
13での、遊戯者交代所要時間が短縮され、単位時間当り
の遊戯者の利用人数が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の乗物遊戯設備の概略平面図である。
【図2】本願発明の乗物遊戯の概略斜視図である。
【図3】遊戯乗物の正面図である。
【図4】遊戯乗物の右側面図である。
【図5】遊戯乗物のシートに遊戯者が着席した状態の一
部横断右側面図である。
【図6】シートの左側面図で、シートが前後に傾斜した
状態を示した図面である。
【図7】シートに遊戯者が着席した状態の一部横断左側
面図である。
【図8】循環経路の弯曲部で左右レールと、シート支持
床部が前方へ傾いた状態を図示した左側面図である。
【図9】循環経路の弯曲部で左右レールと、シート支持
床部が後方へ傾いた状態を図示した左側面図である。
【図10】遊戯乗物平面図である。
【図11】主フレーム、横フレームおよびシート支持床
部の平面図である。
【図12】一方へ弯曲した循環経路の弯曲部を遊戯乗物
が走行する際の走行車軸および走行車輪が軸を中心とし
て揺動する状態を図示した平面図である。
【図13】他方へ弯曲した循環経路の弯曲部を遊戯乗物
が走行する際の走行車軸および走行車輪が軸を中心とし
て揺動する状態を図示した平面図である。
【図14】循環経路が上方へ弯曲した状態の遊戯乗物の
要部とレールの正面図である。
【図15】拘束体のロック機構を図示した側面図であ
る。
【図16】拘束体のロック機構をロック解除した状態の
側面図である。
【図17】拘束体のロック機構の傾動片と連結ケーブル
の関係を図示した側面図である。
【図18】拘束体のロック機構の平面図である。
【図19】拘束体のロック機構の正面図である。
【符号の説明】
0…遊戯乗物設備、1…遊戯乗物、2…循環経路、3…
建物、4…柱、5…上昇駆動装置、6…基礎構造物、7
…レール支持体、8…支柱、9…連結部材、10…ブラケ
ット、11…レール、12…ブラケット、13…プラットフォ
ーム、14…無端チェン、15…主フレーム、16…横フレー
ム、17…バンパー、18…軸、19…ベアリング、20…車輪
支持部材、21…ブラケット、22…走行車軸、23…走行車
輪、24…上方ブラケット、25…ガイド軸、26…ガイド車
輪、27…下方ブラケット、28…跳上り防止軸、29…跳上
り防止車輪、30…突片、31…中空厚巾受け部材、32…受
片、33…ボルト、34…フック、35…取付け片、36…枢支
台、37…取付け板、38…固定リングギヤ、39…ボルト、
40…ボール、41…円板、42…シート支持床部、43…ボル
ト、44…旋回モータ、45…遊星ギヤ、46…固定側ストッ
パ、47…移動側ストッパ、48…シート、49…シート支
柱、50…バネ復元機構、51…肘掛け、52…掴持柱、53…
アーム、54…集電子、55…トロリー給電部、56…ホイー
ル、57…拘束体、58…拘束ベルト、59…押えベルト、60
…緩衝片、61…ロック操作部材、62…ブラケット、63…
軸、64…ロック解除ペダル、65…引張バネ、66…当接
板、67…ロック解除保持部材、68…引張バネ、69…緩衝
受け片、70…解除部材、71…傾動片、72…連結ケーブ
ル、73…ガラス壁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物遊戯設備における所要のコースに沿
    って、遊戯者を搭乗させて走行しうる遊戯乗物におい
    て、 遊戯者が着席するシートが前記遊戯乗物の進行方向に対
    して交差した方向に設置されたことを特徴とする遊戯乗
    物。
  2. 【請求項2】 前記シートは、前記遊戯乗物の進行方向
    に対して直交した横方向に設置されたことを特徴とする
    請求1記載の遊戯乗物。
  3. 【請求項3】 乗物遊戯設備における所要のコースに沿
    って、遊戯者を搭乗させて走行しうる遊戯乗物におい
    て、前記遊戯乗物に搭載されたシートは、前記遊戯乗物
    の走行面に対し、直交する軸を中心に向きを変え得るこ
    とを特徴とする遊戯乗物。
  4. 【請求項4】 前記シートの向き変更は、前記コースの
    所定位置で行なわれることを特徴とする請求項3記載の
    遊戯乗物。
  5. 【請求項5】 乗物遊戯設備における所要のコースに沿
    って,遊戯者を搭乗させて走行しうる遊戯乗物におい
    て、遊戯者が着席するシートは、該シートを支持する前
    記遊戯乗物の車体に対し、該シートの巾方向に指向し該
    シートの付近を通る軸を中心に前後に揺動しうることを
    特徴とする遊戯乗物。
  6. 【請求項6】 前記シートの前後揺動は揺動角度の増大
    に対応して復元力が増大する弾性的揺動であることを特
    徴とする請求項5記載の遊戯乗物。
  7. 【請求項7】 前記シートの付近に該シートに着席した
    遊戯者によって掴持しうる掴持部材が、前記車体に一体
    に設けられたことを特徴とする請求項5または請求項6
    記載の遊戯乗物。
  8. 【請求項8】 前記掴持部材は、前記シートに着席した
    遊戯者の両手でそれぞれ掴持しうる個所に設けられたこ
    とを特徴とする請求項7記載の遊戯乗物。
  9. 【請求項9】 乗物遊戯設備における所要のコースに沿
    って、遊戯者を搭乗させて走行しうる遊戯乗物におい
    て、該遊戯乗物のシートに着席した遊戯者を拘束する可
    撓性拘束部材が無端状でかつ引出し・引込み可能に構成
    され、前記シートに着席した遊戯者を前記可撓性拘束部
    材で拘束した状態で、該可撓性拘束部材の引出し不能に
    ロックし、または引出し可能にアンロックするロック・
    アンロック操作手段が設けられたことを特徴とする遊戯
    乗物。
  10. 【請求項10】 前記ロック・アンロック操作手段は、
    前記シートに着席した遊戯者には操作不可能で、かつ前
    記乗物遊戯設備管理者には操作可能な位置に配置された
    ことを特徴とする請求項9記載の遊戯乗物。
  11. 【請求項11】 前記遊戯乗物を所要のコースに沿って
    走行させることができることを特徴とする請求項1ない
    し請求項10いずれか記載の乗物遊戯設備。
  12. 【請求項12】 前記コースは左右に弯曲するのみなら
    ず、上下へ起伏し、かつ、弯曲個所で左右に傾斜してい
    ることを特徴とする請求項11記載の乗物遊戯設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102442318A (zh) * 2011-12-12 2012-05-09 中山市金马科技娱乐设备有限公司 悬挂式架空游览车
JPWO2016189572A1 (ja) * 2015-05-27 2018-03-08 泉陽興業株式会社 遊戯施設

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