JP2001028565A - 同報通信方法、同報通信システムおよび移動局 - Google Patents

同報通信方法、同報通信システムおよび移動局

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JP2001028565A
JP2001028565A JP19910799A JP19910799A JP2001028565A JP 2001028565 A JP2001028565 A JP 2001028565A JP 19910799 A JP19910799 A JP 19910799A JP 19910799 A JP19910799 A JP 19910799A JP 2001028565 A JP2001028565 A JP 2001028565A
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base station
mobile station
reception
broadcast
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JP19910799A
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English (en)
Inventor
Toru Sogabe
徹 曽我部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局の数が増加した場合でも、オーバヘッ
ド時間を増大させることなく基地局からの再送を指示す
ることができると共に、受信するデータを構成する各単
位の中で誤りがあった場合に、効率的に再送することが
できる同報通信方法、同報通信システムおよび移動局を
提供する。 【解決手段】 1つの移動局が送達確認信号を出力した
場合、他の移動局は送達確認信号を出力しないことによ
り全体の送達確認信号を削減することができるため、移
動局の数が増大した場合であってもオーバヘッドの時間
を増大させないことができ、帯域を有効に利用すること
ができる。さらに、誤りが検出された同報データパケッ
トのみを基地局に再送させることができるため、効率的
に同報データパケットの再送を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同報通信方法、同
報通信システムおよび同報通信システムにおける移動局
に関し、特に一対多の同報通信におけるデータ伝送の際
に送達確認を行う同報通信方法、同報通信システムおよ
び同報通信システムにおける移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平1−194617号
に記載された従来の同報通信システムにおける移動局の
構成を示す。図6において、符号106はアンテナ、1
07はアンテナ106に接続された分波器、108は分
波機107と接続された受信機、109は受信機108
に受信された信号の誤りを検出する誤り検出器、110
は受信機108に受信された信号の最終符号を検出する
最終符号検出器、111は誤り検出器109と接続さ
れ、ACK(Acknowledge)またはNAK(Negative Ac
knowledge)信号を含む基地局への送信データを作成す
るデータ作成器、112は最終符号検出器110に接続
された各移動局ごとに異なるタイマ、113はデータ作
成器111に接続された送信機である。タイマ112は
データ作成器11および送信機113に接続され,送信
起動等を行っている。
【0003】次に動作について説明する。アンテナ10
6で受けた受信電波は、分波器107で分波され、受信
機108で受信復調され、最終符号検出器110で最終
符号が検出され、受信信号は、他の装置(不図示)に伝
送される。一方、タイマ112は、基地局(不図示)か
らの情報伝送が終了したことを知ってから時間の計数を
始め、予め定められた時間が経過したことをデータ作成
器111に知らせ、さらに送信機113の状態をONに
する。基地局からの情報を正常受信した否かは誤り検出
器109が判断し、データ作成器111は誤り検出器1
09の判断結果に応じてACKまたはNAK信号を送信
機113へ送出し、送信機113で変調した後、基地局
へ送信する。複数の移動局#1から移動局#n内の各タ
イマ112には、各移動局からの複数の信号が、あたか
も整然と並んで基地局の受信側に着信するように、送信
のタイミングが予め設定されている。ACKまたはNA
K信号には、必要なプリアンブルまたは自局コード等が
挿入されている。
【0004】上述のように従来の同報通信方法は構成さ
れているため、移動局の数が増加すると、その数に比例
して各局から送信される送達確認信号(ACKまたはN
AK信号)が必要とするオーバヘッドの時間が増えてい
き、この結果本来の情報伝送に利用できる時間が減って
くるという問題があった。さらに、受信するデータを構
成する各単位の中で誤りがあった場合は、そのデータの
全てを再送する必要があるため、本来の情報伝送に利用
する時間が減少するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記問題を解決するためになされたものであり、移
動局の数が増加した場合でも、少ない送達確認信号(A
CKまたはNAK信号)送信により基地局からの再送を
指示することができると共に、受信するデータを構成す
る各単位の中で誤りがあった場合に、誤りのあるパケッ
トのみを効率的に再送することができる同報通信方法、
同報通信システムおよび移動局を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】この発明の同報通信方法は、基地局と、該
基地局と無線通信を行う複数の移動局とを有する移動無
線通信システムにおける同報通信方法であって、移動局
側は、基地局から同報通信された同報データを受信する
受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信された
同報データの誤りを検出して、正常受信であるか否かを
判定する判定ステップと、他の移動局から基地局へ送信
された送達確認信号をモニタして、該送達信号が正常受
信ではないことを示すか否かをモニタするモニタステッ
プと、前記判定ステップにおいて正常受信ではないと判
定され、かつ前記モニタステップにおいてモニタされた
他の移動局から基地局へ送信された送達確認信号が正常
受信ではないことを示している場合、移動局から基地局
へ正常受信ではないことを示す送達確認信号を送出する
ことを抑制する送達確認信号制御ステップとを備え、基
地局側は、複数の移動局から送信された送達確認信号の
内、少なくとも一つの移動局から送信された送達確認信
号が、同報データの正常受信ではないことを示している
場合、再度、同じ同報データを複数の移動局へ再送する
再送ステップを備えたものである。
【0008】ここで、この発明の同報通信方法におい
て、前記送達確認信号制御ステップは、前記判定ステッ
プにおいて正常受信ではないと判定され、前記モニタス
テップにおいてモニタされた他の移動局から基地局へ送
信された送達確認信号が正常受信ではないことを示して
おり、かつ該移動局の識別番号が該他の基地局の識別番
号より大きい場合、該移動局から基地局へ正常受信では
ないことを示す送達確認信号を送出することを抑制する
ことができるものである。
【0009】ここで、この発明の同報通信方法におい
て、前記送達確認信号制御ステップは、前記判定ステッ
プにおいて正常受信ではないと判定され、かつ前記モニ
タステップにおいて他の移動局から基地局へ送信される
送達確認信号をモニタしなかった場合、移動局から基地
局へ正常受信ではないことを示す送達確認信号を生成す
ることができるものである。
【0010】ここで、この発明の同報通信方法は、前記
再送ステップの後に、基地局から移動局へ送信される無
線フレーム内に再送される同報データを出力するタイミ
ングを指示する再送タイミング指示ステップをさらに備
えることができるものである。
【0011】ここで、この発明の同報通信方法は、前記
送達確認信号制御ステップの後に、移動局から基地局へ
送信される無線フレーム内に送達確認信号を出力するタ
イミングを指示する送出タイミング指示ステップをさら
に備えることができるものである。
【0012】ここで、この発明の同報通信方法におい
て、前記受信ステップは、基地局から同報通信された無
線フレーム内の同報データと先に正常受信された先の同
報データとが重複する場合に、該無線フレーム内の同報
データは再送された同報データであると判断して廃棄
し、該無線フレーム内の再送データを識別することがで
きるものである。
【0013】この発明の同報通信システムは、基地局
と、該基地局から同報通信を行う複数の移動局とを有す
る同報通信システムであって、前記移動局は、基地局か
ら同報通信された同報データを受信する受信部と、前記
受信部において受信された同報データの誤りを検出し
て、正常受信であるか否かを判定する判定部と、他の移
動局から基地局へ送信された送達確認信号をモニタし
て、該送達信号が正常受信ではないことを示すか否かを
モニタするモニタ部と、前記判定部において正常受信で
はないと判定され、かつ前記モニタ部においてモニタさ
れた他の移動局から基地局へ送信された送達確認信号が
正常受信ではないことを示している場合、移動局から基
地局へ正常受信ではないことを示す送達確認信号を送出
することを抑制する送達確認信号制御部とを備え、前記
基地局は、複数の移動局から送信された送達確認信号の
内、少なくとも一つの移動局から送信された送達確認信
号が、同報データの正常受信ではないことを示している
場合、再度、同じ同報データを複数の移動局へ送信する
再送部を備えたものである。
【0014】ここで、この発明の同報通信システムにお
いて、前記送達確認信号制御部は、前記判定部において
正常受信ではないと判定され、前記モニタ部においてモ
ニタされた他の移動局から基地局へ送信された送達確認
信号が正常受信ではないことを示しており、かつ該移動
局の識別番号が該他の基地局の識別番号より大きい場
合、該移動局から基地局へ正常受信ではないことを示す
送達確認信号を送出することを抑制することができるも
のである。
【0015】ここで、この発明の同報通信システムにお
いて、前記送達確認信号制御部は、前記判定部において
正常受信ではないと判定され、かつ前記モニタ部におい
て他の移動局から基地局へ送信される送達確認信号をモ
ニタしなかった場合、移動局から基地局へ正常受信では
ないことを示す送達確認信号を生成することができるも
のである。
【0016】ここで、この発明の同報通信システムにお
いて、前記基地局は、基地局から移動局へ送信される無
線フレーム内に再送される同報データを出力するタイミ
ングを指示する再送タイミング指示部をさらに備えるた
ことができるものである。
【0017】ここで、この発明の同報通信システムにお
いて、前記移動局は、移動局から基地局へ送信される無
線フレーム内に送達確認信号を出力するタイミングを指
示する送出タイミング指示部をさらに備えることができ
るものである。
【0018】ここで、この発明の同報通信システムにお
いて、前記受信部は、基地局から同報通信された無線フ
レーム内の同報データと先に正常受信された先の同報デ
ータとが重複する場合に、該無線フレーム内の同報デー
タは再送された同報データであると判断して廃棄し、該
無線フレーム内の再送データを識別することができるも
のである。
【0019】ここで、この発明の同報通信システムにお
ける移動局は、基地局と、該基地局から同報通信を行う
複数の移動局とを有する同報通信システムにおける移動
局であって、該移動局は、基地局から同報通信された同
報データを受信する受信部と、前記受信部において受信
された同報データの誤りを検出して、正常受信であるか
否かを判定する判定部と、他の移動局から基地局へ送信
された送達確認信号をモニタして、該送達信号が正常受
信ではないことを示すか否かをモニタするモニタ部と、
前記判定部において正常受信ではないと判定され、かつ
前記モニタ部においてモニタされた他の移動局から基地
局へ送信された送達確認信号が正常受信ではないことを
示している場合、移動局から基地局へ正常受信ではない
ことを示す送達確認信号を送出することを抑制する送達
確認信号制御部とを備えたものである。
【0020】ここで、この発明の同報通信システムにお
ける移動局において、前記送達確認信号制御部は、前記
判定部において正常受信ではないと判定され、かつ前記
モニタ部において他の移動局から基地局へ送信される送
達確認信号をモニタしなかった場合、移動局から基地局
へ正常受信ではないことを示す送達確認信号を生成する
ことができるものである。
【0021】ここで、この発明の同報通信システムにお
ける移動局において、前記送達確認信号制御部は、前記
判定部において正常受信ではないと判定され、前記モニ
タ部においてモニタされた他の移動局から基地局へ送信
された送達確認信号が正常受信ではないことを示してお
り、かつ該移動局の識別番号が該他の基地局の識別番号
より大きい場合、該移動局から基地局へ正常受信ではな
いことを示す送達確認信号を送出することを抑制するこ
とができるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0023】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1における同報通信システムの構成を示す。本明細書
においては以下の図1等に示されるように、基地局は1
局であるものと想定され、移動局は3局であるものと想
定されている。しかし、これは説明を簡潔にするためで
あり、本発明は各局の数に制限されるものではない。図
1において、符号1および2は基地局側の構成を示し、
符号11ないし15は移動局#1、21ないし25は移
動局#2、31ないし35は移動局#3側の構成を示
す。図1において、符号1は送信すべき同報データを記
録しておく送信バッファ部、2は移動局へ送信された同
報データが移動局において受信されなかったことを示す
送達確認信号を基地局が受信した場合、送信データの再
送を指示する送達確認信号受信部(再送部)、11は基
地局から送信された同報データを移動局#1が受信し、
以前に正常受信した同報データの識別子であるパケット
番号との重複がないことをチェックして、パケット番号
が重複する場合にはその同報データを廃棄する受信部、
12は受信されたデータに誤りがあるかどうかを検出す
る移動局#1の誤り検出部、13は、受信データに誤り
が検出された場合、送達確認信号を生成する移動局#1
の送達確認信号生成部(送達確認信号制御部)、14
は、他の移動局#2等が送達確認信号を送出した場合、
当該信号を受信する移動局#1の他移動局送達信号検出
部(モニタ部)、15は、他移動局#2等が送出する送
達確認信号を検出したら、自移動局#1が送達確認信号
を送出することを抑制する移動局#1の送達信号送出制
御部(送達確認信号制御部)である。
【0024】さらに図1において、21は基地局から送
信された同報データを移動局#2が受信し、以前に正常
受信した同報データの識別子であるパケット番号との重
複がないことをチェックして、パケット番号が重複する
場合にはその同報データを廃棄する受信部、22は受信
されたデータに誤りがあるかどうかを検出する移動局#
2の誤り検出部、23は、受信データに誤りが検出され
た場合、送達確認信号を生成する移動局#2の送達確認
信号生成部(送達確認信号制御部)、24は、他の移動
局#3等が送達確認信号を送出した場合、当該信号を受
信する移動局#2の他移動局送達信号検出部(モニタ
部)、25は、他移動局#3等が送出する送達確認信号
を検出したら、自移動局#2が送達確認信号を送出する
ことを抑制する移動局#2の送達信号送出制御部(送達
確認信号制御部)である。
【0025】さらに図1において、31は基地局から送
信された同報データを移動局#3が受信し、以前に正常
受信した同報データの識別子であるパケット番号との重
複がないことをチェックして、パケット番号が重複する
場合にはその同報データを廃棄する受信部、32は受信
されたデータに誤りがあるかどうかを検出する移動局#
3の誤り検出部、33は、受信データに誤りが検出され
た場合、送達確認信号を生成する移動局#3の送達確認
信号生成部(送達確認信号制御部)、34は、他の移動
局#1等が送達確認信号を送出した場合、当該信号を受
信する移動局#3の他移動局送達信号検出部(モニタ
部)、35は、他移動局#1等が送出する送達確認信号
を検出したら、自移動局#3が送達確認信号を送出する
ことを抑制する移動局#3の送達信号送出制御部(送達
確認信号制御部)である。
【0026】図2は、本発明の実施の形態1および2に
おいて共通して用いられる無線フレームを示す。図2
(A)に示されるように、無線フレーム62は基準とな
るS点から始まるM点までのP−P(Point to Point)
フレーム60、M点から始まるE点までの同報フレーム
(同報データパケット)64から構成されている。同報
データパケット64は、図2(B)に示されるように、
同報データパケット64の識別子であるパケット番号7
0、基地局が下り方向へ同報する同報データ72、後述
されるように再送データとの判別の際に用いられる剰余
データおよび移動局#1ないし#nの各移動局が送達確
認信号を上り方向へ送信するためのフィールド#1(8
1)ないしフィールド#n(89)から構成されてい
る。同報データパケット64を受信する移動局は、同報
データ72に対して所定の演算を施し、その演算結果と
剰余データ74とを比較することにより、受信した同報
データパケット64に誤りがあるか否かを判断する。同
報データパケット64にはパケット番号70が付与され
ているので、同じパケット番号70の同報データバケッ
ト64を受信した場合は、この重複した同報データパケ
ット64を廃棄することにより、同報データ72の重複
受信を回避することができる。送達確認信号は、基地局
から送信された同報データ72を移動局#1等が正常に
受信した場合には何も送信されず、送信された同報デー
タ72に誤りがあった場合のみ、「誤りあり」という意
味の送達確認信号を各移動局#1等に対応したフィール
ド#1(81)等へ送出される。上述のようにして、基
地局からの同報データの再送を促す。図2(C)は、基
地局から再送された場合の同報データパケット64を示
す。本例では移動局#2が最先に「誤りあり」という意
味の送達確認信号を送出した場合を示している。この場
合、後述されるように、移動局#3以降の移動局は受信
した同報データに誤りが検出されても「誤りあり」とい
う意味の送達確認信号を送出しない。そこで基地局は、
移動局#3に対応するフィールド#3(83)以降のフ
ィールドを利用して、このフィールドに再送データ92
を送出する。図2(C)において同報データ72が再送
される下り方向の再送データ92、パケット番号90お
よび剰余データ94は各々以前の、すなわち図2(B)
の同報データ72、パケット番号70および剰余データ
74と同じである。図2(C)においては図2(B)の
同報データ72等に対応する部分77は未使用となって
いる。
【0027】図2に示された同報データ72等を用い
て、以下図1につき詳細に説明する。送信バッファ部1
の状態は、既に送信し送達確認すべき同報データパケッ
ト64等が蓄えられており、今回の送信が最初であるも
のとする。送信バッファ部1は、同報データ72に剰余
データ(剰余ビット)74とパケット番号70とを付与
し同報データパケット64として移動局#1等へ送信す
る。受信部2から再送を指示された場合は、パケット番
号70と同じパケット番号90の再送データ92を含む
同報データパケット64を再送する。受信部2は、各移
動局#2等から基地局へ送信される送達確認信号を受信
し、送達確認信号の意味が「誤りあり」の場合は、送信
バッファ部1にある同報データ72の再送、すなわち再
送データ92の送信を送信バッファ部1に指示する。移
動局#1(以下「MS#1」という)、移動局#2(以
下「MS#2」という)または移動局#3(以下「MS
#3」という)の各々が再送データ92を受信する。
【0028】MS#1に着目すると、受信部11で受信
された同報データパケット64は誤り検出部12におい
て、同報データパケット64内の剰余データ74とそれ
以外の同報データ72自身から計算されたCRC等との
比較により、受信された同報データパケット64に誤り
が存在するか否かを判断される。受信した同報データパ
ケット64に誤りが存在しない場合は、受信部11は受
信された同報データパケット64を順方向側へデータ転
送する。ここで「順方向側」とは、基地局から移動局#
1等を通ってさらに移動局#1等に接続されたデータ端
末へと向かう方向をいう。つまり受信された同報データ
パケット64は移動局#1等に接続されたデータ端末
(不図示)側へデータ転送される。受信された同報デー
タパケット64に誤りが存在する場合は、誤り検出部1
2により誤りが検出され送達確認信号生成部13へ「誤
りあり」という信号が送信される。送達確認信号生成部
13は、誤り検出部12から「誤りあり」という信号を
受信すると、送達確認信号として「誤りあり」という意
味の送達確認信号を生成し、送達確認送信制御部15へ
「誤りあり」という意味の送達確認信号を出力する。送
達確認信号受信部14は、他移動局MS#2等が送達確
認信号を送信しており他移動局MS#2等が送信する
「誤りあり」という意味の送達確認信号を受信した場合
は、送達確認信号送信制御部15へ「他移動局誤りあ
り」という意味の信号を出力する。次に送達確認信号送
信制御部15は、送達確認信号生成部13が生成した
「誤りあり」という意味の送達確認信号を送信すること
を抑圧する。MS#2およびMS#3も上述したMS#
1と同様の動作を行う。
【0029】次に上述された動作について説明する。図
3は、本発明の実施の形態1における基地局と各移動局
との間の同報通信の動作を示す。図3に示されるよう
に、まず、基地局(以下「BS」という)50から、送
信バッファ部1により同報データ72、剰余データ74
およびパケット番号70(=1)がひとまとめにされ同
報データパケット64として無線上に送信される(ステ
ップS61、ステップS62、ステップS63)。図3
は、MS#1(51)およびMS#3(53)への同報
データパケット64の送信(ステップS61およびステ
ップS63)が遮蔽物またはフェージング等により正常
に受信されず、MS#2(52)への送信(ステップS
62)のみ正常受信された場合を例示している。
【0030】MS#1(51)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部11で受信し、受信された同報データパケット64を
誤り検出部12へ送ると共に、パケット番号70(=
1)を取り出し、以前に正常受信されたパケット番号と
比較する。今回は最初に送られた同報パケットデータ6
4であるものと想定しているため、以前に正常受信した
パケット番号は存在しないので、受信された同報パケッ
トデータ64の廃棄は行われない。誤り検出部12は同
報データパケット64の剰余データ74を取りだし、同
報データ72から計算された値と比較する。比較の結
果、剰余データ74と同報データ72から計算された値
とが不一致となる場合は誤りがあると判断し、送達確認
信号生成部13に対して「誤りあり」を意味する信号を
出力すると共に、受信部11へも「誤りあり」の信号を
出力する。受信部11は「誤りあり」を意味する信号が
入力されたため、受信された同報データ72のパケット
番号70は記憶しない。送達確認信号生成部14は、誤
り検出部12より「誤りあり」を意味する信号が入力さ
れたことにより、「再送指示」を意味する送達確認信号
を生成し、送達確認信号送信制御部15へ出力する。送
達信号受信部14は、他のMS#2等からの送達確認信
号をモニタしているが、本設定例では他のMS#3等か
らの送達確認信号が受信されないため、送達確認信号送
信制御部15に対して送達確認信号送出抑圧指示信号を
出さない。送達確認信号送信制御部15は、送達確認信
号受信部14から送達確認信号送出抑圧信号が入力され
ないため、送達確認信号生成部13からの送達確認信号
(NAK#1)をそのまま無線空間へ向けて送信する
(ステップS65、ステップS66、ステップS6
7)。
【0031】MS#2(52)は、BSの送信バッファ
部1から送信された同報データパケット64を受信部2
1で受信し、その受信された同報データパケット64を
誤り検出部22へ送ると共に、パケット番号70(=
1)を取り出し、以前に正常受信されたパケット番号と
比較する。今回は最初に送られた同報パケットデータ6
4であるものと想定しているため、以前に正常受信した
パケット番号は存在しないので、受信された同報パケッ
トデータ64の廃棄は行われない。誤り検出部22は同
報データパケット64の剰余データ74を取りだし、同
報データ72から計算された値と比較する。本設定例で
は誤りがないため剰余データ74と同報データ72から
計算された値とは一致する。そこで、送達確認信号生成
部23に対して、「誤りなし」を意味する信号を出力す
ると共に、受信部22へもその信号を出力する。受信部
22は「誤りなし」を意味する信号が入力されたため、
現在受信しているパケット番号70(=1)を記録す
る。送達確認信号生成部23は、誤り検出部22より
「誤りなし」を意味する信号が入力されたため、「再送
指示」を意味する送達確認信号の生成は行わず、送達確
認信号送信制御部25に対しても送達確認信号を出力し
ない。送達信号受信部24は、他のMS#1等からの送
達確認信号をモニターしており、本設定例ではMS#1
からの送達確認信号(ステップS66)が受信される。
MS#1からの送達確認信号が受信されたため、送達確
認信号送信制御部25に対して、送達確認信号送出抑圧
指示信号を出力する。送達確認信号送信制御部25は、
送達確認信号受信部24から送達確認信号送出抑圧信号
が入力されるが、送達確認信号生成部23から送達確認
信号が生成されていないため、何も無線空間へ送信しな
い。
【0032】MS#3(53)は、BSの送信バッファ
部1から送信された同報データパケット64を受信部3
1で受信し、その受信された同報データパケット64を
誤り検出部32へ送ると共に、パケット番号70(=
1)を取り出し、以前に正常受信したパケット番号と比
較する。今回は最初に送られた同報パケットデータ64
であるものと想定しているため、以前に正常受信したパ
ケット番号は存在しないので、受信した同報パケットデ
ータ64の廃棄は行われない。誤り検出部32は同報デ
ータパケット64の剰余データ74を取りだし、同報デ
ータ72から計算した値と比較する。比較の結果、剰余
データ74と同報データ72から計算された値とが不一
致となる場合は誤りがあると判断し、送達確認信号生成
部33に対して「誤りあり」を意味する信号を出力する
と共に、受信部31へもその信号を出力する。受信部3
1は「誤りあり」信号が入力されたため、現在受信して
いるパケット番号70(=1)を記録しない。送達確認
信号生成部33は、誤り検出部32より「誤りあり」を
意味する信号が入力されたことにより、「再送指示」を
意味する送達確認信号を生成し、送達確認信号送信制御
部35に対して送達確認信号を出力する。送達信号受信
部34は、他のMS#1等から送信される送達確認信号
をモニタしており、本設定例ではMS#1からの送達確
認信号が受信されるので(ステップS67)、送達確認
信号送信制御部35に対して、送達確認信号送出抑圧指
示信号を出力させる。送達確認信号送信制御部35は送
達確認信号受信部34から送達確認信号送出抑圧信号が
入力されているため、送達確認信号生成部23が送達確
認信号を生成しているにもかかわらず、何も無線空間へ
送信しない(ステップS68)。
【0033】BSは、MS#1からの送達確認信号(N
AK#1)を受信部2で受信し、送信バッファ部1に対
して「再送指示」信号を出力する。送信バッファ部1
は、受信部2からの「再送指示」信号により、再度、同
報データを再送データ92として設定した同報データパ
ケット64を送信する。以下では、再送された同報デー
タパケット64をすべてのMS#1等で正常受信できる
場合を想定する。
【0034】MS#1(51)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部11で受信する(ステップS71)。受信部11はパ
ケット番号70(=1)を取り出し、以前に正常受信さ
れたパケット番号すべて(記録されたパケット番号は存
在しない)と一致するか否か比較する。比較の結果、一
致するパケット番号が存在しないことが判明するので、
受信された同報データパケット64を誤り検出部12へ
送る。誤り検出部12は、同報データパケット64の剰
余データ94を取りだし、再送データ92から計算され
た値と比較する。本設定例では誤りがないと想定してい
るため一致することになる。次に、送達確認信号生成部
13に対して、「誤りなし」を意味する信号を出力する
すると共に、受信部11へも「誤りなし」信号を出力す
る。受信部11は、「誤りなし」信号が入力されると、
現在受信している同報データパケット64のパケット番
号90(=1)を記録する。送達確認信号生成部13で
は、誤り検出部12から「誤りなし」を意味する信号が
入力されたことにより、「再送指示」を意味する送達確
認信号を生成せず、送達確認信号送信制御部15に対し
て送達確認信号を出力ない。送達信号受信部14は、他
のMS#2等から送信される送達確認信号をモニタして
いるが、他のMS#2等からの送達確認信号は受信され
ないため、送達確認信号送信制御部15に対して送達確
認信号送出抑圧指示信号を出力しない。送達確認信号送
信制御部15は、送達確認信号受信部から送達確認信号
送出抑圧信号が入力されないが、送達確認信号生成部1
3が送達確認信号を生成していないため何も無線空間へ
送信しない。
【0035】MS#2(52)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部21で受信する(ステップS72)。受信部21は現
在受信している同報データパケット64からパケット番
号90(=1)を取り出し、以前に記録した正常受信し
た同報パケットデータのパケット番号すべて(パケット
番号=1のみ)と比較する。比較の結果、一致する番号
(=1)が存在することが判明するため、現在受信して
いる同報データパケット64は受信部21により廃棄さ
れる。
【0036】MS#3(53)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部31で受信する(ステップS73)。受信部31は現
在受信している同報データパケット64からパケット番
号90(=1)を取り出し、以前に記録した正常受信し
た同報パケットデータのパケット番号すべて(記録され
たパケット番号は存在しない)と比較する。比較の結
果、一致する番号が存在しないことが判明するので、そ
の受信された同報データパケット64を誤り検出部32
へ送る。誤り検出部32は同報データパケット64の剰
余データ94を取りだし、再送データ92から計算した
値と比較する。本設定例では誤りがない場合を想定して
いるため、送達確認信号生成部33に対して「誤りな
し」を意味する信号を出力する。送達確認信号生成部3
3では、誤り検出部32より「誤りなし」を意味する信
号が入力されたことにより、「再送指示」を意味する送
達確認信号を生成せず、送達確認信号送信制御部35に
対して送達確認信号を出力しない。送達信号受信部34
は、他のMS#1等から送信される送達確認信号をモニ
タしているが、他のMS#1等から送達確認信号が受信
されないため、送達確認信号送信制御部35に対して送
達確認信号送出抑圧指示信号を出力しない。送達確認信
号送信制御部35は、送達確認信号受信部34から送達
確認信号送出抑圧信号が入力されないが、送達確認信号
生成部33が送達確認信号を生成していないため何も無
線空間へ送信しない。
【0037】BS50はすべてのMS#1等から「再送
指示」を示す送達確認信号を受信していないため、次の
パケット番号の同報データパケット64の送信を行う
(ステップS81、ステップS82、ステップS8
3)。上述のようにして、順次、同報データパケット6
4の送信が行われる。
【0038】以上より、実施の形態1によれば、一つの
移動局が送達確認信号を出力した場合、他の移動局は送
達確認信号を出力しないことにより全体の送達確認信号
を削減することができるため、移動局の数が増大した場
合であってもオーバヘッドの時間を増大させないことが
でき、帯域を有効に利用することができる。さらに、誤
りが検出された同報データパケットのみを基地局に再送
させることができるため、効率的に同報データパケット
の再送を行うことができる。
【0039】実施の形態2.図4は、本発明の実施の形
態2における同報通信システムの構成を示す。図4で図
1と同じ符号を付けられたものは同じ機能を有するもの
であるため説明は省略する。図4において、符号3はB
SからMS#1等へ送信する無線フレーム62内で、同
報フレーム64を送信するタイミングを示すフレームカ
ウンタ、16はMS#1のフレーム内でMS#1が送達
確認信号を出力するタイミングを指示する自局送信タイ
ミング生成部、26はMS#2のフレーム内でMS#2
が送達確認信号を出力するタイミングを指示する自局送
信タイミング生成部、36はMS#3のフレーム内でM
S#3が送達確認信号を出力するタイミングを指示する
送出タイミング部である。
【0040】BS内の送信バッファ1に対しては、フレ
ームカンタ3が無線フレーム62内で同報フレーム64
を送信するタイミングを示す。具体的には、図2におい
て、無線フレーム62の開始基準点であるS点からビッ
トのカウントを開始し、P−Pフレーム60が占めるビ
ット数をカウントすると、P−Pフレーム62の終了す
るM点であることが判明する。そこでフレームカウンタ
3は、送信バッファ1に対して同報フレーム64の送信
を開始すべきタイミングであることを示す。この後、送
信バッファ1は同報データパケット64のデータを順次
送信する。送信バッファ部1は、受信部2から再送を指
示された場合は、同じパケット番号70の同報データパ
ケット64を再送すると共に再送を示す符号を再送デー
タ92に付与し、MS側で、その再送データ92が再送
であることを認識しやすいようにする。
【0041】MS#1に着目すると、受信部11で受信
された同報データパケット64は誤り検出部12におい
て、同報データパケット64内の剰余データ74とそれ
以外の同報データ72自身から計算されたCRC等との
比較により、受信された同報データパケット64に誤り
が存在するか否かを判断される。受信した同報データパ
ケット64に誤りが存在しない場合は、受信部11は受
信された同報データパケット64を順方向側へデータ転
送する。受信された同報データパケット64に誤りが存
在する場合は、誤り検出部12により誤りが検出され送
達確認信号生成部13へ「誤りあり」という信号が送信
される。送達確認信号生成部13は、誤り検出部12か
ら「誤りあり」という信号を受信すると、送達確認信号
として「誤りあり」という意味の送達確認信号を生成
し、送達確認送信制御部15へ「誤りあり」という意味
の送達確認信号を出力する。送達確認信号受信部14
は、他移動局MS#2等が送達確認信号を送信しており
他移動局MS#2等が送信する「誤りあり」という意味
の送達確認信号を受信した場合は、送達確認信号送信制
御部15へ「他移動局誤りあり」という意味の信号を出
力する。次に送達確認信号送信制御部15は、送達確認
信号生成部13が生成した「誤りあり」という意味の送
達確認信号を送信することを抑圧する。MS#2および
MS#3も上述したMS#1と同様の動作を行う。
【0042】送達確認信号は、同報データ72を正常に
受信した場合には何も送信せず、受信した同報データ7
2に誤りがあった場合のみ「誤りあり」という意味の送
達確認信号を送出することにより、BSからの同報デー
タ72の再送を促す。送達確認信号を出したMS番号
(#1等)より大きなMS番号(#2等)のMSは、送
達確認信号送出を抑圧し、本来送達確認帯域であった帯
域(例えば図2(C)の例では、フィールド#3ないし
#7)を基地局の再送データ92の送信帯域として用い
ることを可能にする。
【0043】次に上述された動作について説明する。図
5は、本発明の実施の形態2における基地局と各移動局
との間の同報通信の動作を示す。図5に示されるよう
に、まず、BS50から、送信バッファ部1により同報
データ72、剰余データ74およびパケット番号70
(=1)がひとまとめにされ同報データパケット64と
して無線上に送信される(ステップS91、ステップS
92、ステップS93)。図5は、MS#1(51)お
よびMS#3(53)への同報データパケット64の送
信(ステップS91およびステップS93)が遮蔽物ま
たはフェージング等により正常に受信されず、MS#2
(52)への送信(ステップS92)のみ正常受信され
た場合を例示している。
【0044】MS#1(51)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部11で受信し、受信された同報データパケット64を
誤り検出部12へ送ると共に、パケット番号70(=
1)を取り出し、以前に正常受信されたパケット番号と
比較する。今回は最初に送られた同報パケットデータ6
4であるものと想定しているため、以前に正常受信した
パケット番号は存在しないので、受信された同報パケッ
トデータ64の廃棄は行われない。誤り検出部12は同
報データパケット64の剰余データ74を取りだし、同
報データ72から計算された値と比較する。比較の結
果、剰余データ74と同報データ72から計算された値
とが不一致となる場合は誤りがあると判断し、送達確認
信号生成部13に対して「誤りあり」を意味する信号を
出力すると共に、受信部11へも「誤りあり」の信号を
出力する。受信部11は「誤りあり」を意味する信号が
入力されたため、受信された同報データ72のパケット
番号70は記憶しない。送達確認信号生成部14は、誤
り検出部12より「誤りあり」を意味する信号が入力さ
れたことにより、「再送指示」を意味する送達確認信号
を生成し、送達確認信号送信制御部15へ出力する。送
達信号受信部14は、他のMS#2等からの送達確認信
号をモニタしているが、本設定例では他のMS#3等か
らの送達確認信号が受信されないため、送達確認信号送
信制御部15に対して送達確認信号送出抑圧指示信号を
出さない。送達確認信号送信制御部15は、送達確認信
号受信部14から送達確認信号送出抑圧信号が入力され
ないため、送達確認信号生成部13からの送達確認信号
(NAK#1)をそのまま無線空間へ向けて送信する
(ステップS95、ステップS96、ステップS9
7)。
【0045】MS#2(52)は、BSの送信バッファ
部1から送信された同報データパケット64を受信部2
1で受信し、その受信された同報データパケット64を
誤り検出部22へ送ると共に、パケット番号70(=
1)を取り出し、以前に正常受信されたパケット番号と
比較する。今回は最初に送られた同報パケットデータ6
4であるものと想定しているため、以前に正常受信した
パケット番号は存在しないので、受信された同報パケッ
トデータ64の廃棄は行われない。誤り検出部22は同
報データパケット64の剰余データ74を取りだし、同
報データ72から計算された値と比較する。本設定例で
は誤りがないため剰余データ74と同報データ72から
計算された値とは一致する。そこで、送達確認信号生成
部23に対して、「誤りなし」を意味する信号を出力す
ると共に、受信部22へもその信号を出力する。受信部
22は「誤りなし」を意味する信号が入力されたため、
現在受信しているパケット番号70(=1)を記録す
る。送達確認信号生成部23は、誤り検出部22より
「誤りなし」を意味する信号が入力されたため、「再送
指示」を意味する送達確認信号の生成は行わず、送達確
認信号送信制御部25に対しても送達確認信号を出力し
ない。送達信号受信部24は、他のMS#1等からの送
達確認信号をモニターしており、本設定例ではMS#1
からの送達確認信号(ステップS96)が受信される。
MS#1からの送達確認信号が受信されたため、送達確
認信号送信制御部25に対して、送達確認信号送出抑圧
指示信号を出力する。送達確認信号送信制御部25は、
送達確認信号受信部24から送達確認信号送出抑圧信号
が入力されるが、送達確認信号生成部23から送達確認
信号が生成されていないため、何も無線空間へ送信しな
い。
【0046】MS#3(53)は、BSの送信バッファ
部1から送信された同報データパケット64を受信部3
1で受信し、その受信された同報データパケット64を
誤り検出部32へ送ると共に、パケット番号70(=
1)を取り出し、以前に正常受信したパケット番号と比
較する。今回は最初に送られた同報パケットデータ64
であるものと想定しているため、以前に正常受信したパ
ケット番号は存在しないので、受信した同報パケットデ
ータ64の廃棄は行われない。誤り検出部32は同報デ
ータパケット64の剰余データ74を取りだし、同報デ
ータ72から計算した値と比較する。比較の結果、剰余
データ74と同報データ72から計算された値とが不一
致となる場合は誤りがあると判断し、送達確認信号生成
部33に対して「誤りあり」を意味する信号を出力する
と共に、受信部31へもその信号を出力する。受信部3
1は「誤りあり」信号が入力されたため、現在受信して
いるパケット番号70(=1)を記録しない。送達確認
信号生成部33は、誤り検出部32より「誤りあり」を
意味する信号が入力されたことにより、「再送指示」を
意味する送達確認信号を生成し、送達確認信号送信制御
部35に対して送達確認信号を出力する。送達信号受信
部34は、他のMS#1等から送信される送達確認信号
をモニタしており、本設定例ではMS#1からの送達確
認信号が受信される(ステップS97)。
【0047】モニタされた結果から送達確認信号を出し
たMS番号は#1であることがわかるため、#1より大
きなMS番号である#3を有するMS#3は、送達確認
信号送信制御部35に対して送達確認信号送出抑圧指示
信号を出力させる。送達確認信号送信制御部35は送達
確認信号受信部34から送達確認信号送出抑圧信号が入
力されているため、送達確認信号生成部23が送達確認
信号を生成しているにもかかわらず、何も無線空間へ送
信しない(ステップS98)。上述のようにして、本来
送達確認帯域であった帯域(例えば図2(C)の例で
は、フィールド#3ないし#7)を基地局の再送データ
92の送信帯域として用いることができる。
【0048】BSは、MS#1からの送達確認信号(N
AK#1)を受信部2で受信し、送信バッファ部1に対
して「再送指示」信号を出力する。送信バッファ部1
は、受信部2からの「再送指示」信号により、再度、同
報データを再送データ92として設定した同報データパ
ケット64を送信する。以下では、再送された同報デー
タパケット64をすべてのMS#1等で正常受信できる
場合を想定する。
【0049】MS#1(51)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部11で受信する(ステップS91)。受信部11はパ
ケット番号70(=1)を取り出し、以前に正常受信さ
れたパケット番号すべて(記録されたパケット番号は存
在しない)と一致するか否か比較する。比較の結果、一
致するパケット番号が存在しないことが判明するので、
受信された同報データパケット64を誤り検出部12へ
送る。誤り検出部12は、同報データパケット64の剰
余データ94を取りだし、再送データ92から計算され
た値と比較する。本設定例では誤りがないと想定してい
るため一致することになる。次に、送達確認信号生成部
13に対して、「誤りなし」を意味する信号を出力する
すると共に、受信部11へも「誤りなし」信号を出力す
る。受信部11は、「誤りなし」信号が入力されると、
現在受信している同報データパケット64のパケット番
号90(=1)を記録する。送達確認信号生成部13で
は、誤り検出部12から「誤りなし」を意味する信号が
入力されたことにより、「再送指示」を意味する送達確
認信号を生成せず、送達確認信号送信制御部15に対し
て送達確認信号を出力ない。送達信号受信部14は、他
のMS#2等から送信される送達確認信号をモニタして
いるが、他のMS#2等からの送達確認信号は受信され
ないため、送達確認信号送信制御部15に対して送達確
認信号送出抑圧指示信号を出力しない。送達確認信号送
信制御部15は、送達確認信号受信部から送達確認信号
送出抑圧信号が入力されないが、送達確認信号生成部1
3が送達確認信号を生成していないため何も無線空間へ
送信しない。
【0050】MS#2(52)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部21で受信する(ステップS92)。受信部21は現
在受信している同報データパケット64からパケット番
号90(=1)を取り出し、以前に記録した正常受信し
た同報パケットデータのパケット番号すべて(パケット
番号=1のみ)と比較する。比較の結果、一致する番号
(=1)が存在することが判明するため、現在受信して
いる同報データパケット64は受信部21により廃棄さ
れる。
【0051】MS#3(53)は、BS50の送信バッ
ファ部1から送信された同報データパケット64を受信
部31で受信する(ステップS93)。受信部31は現
在受信している同報データパケット64からパケット番
号90(=1)を取り出し、以前に記録した正常受信し
た同報パケットデータのパケット番号すべて(記録され
たパケット番号は存在しない)と比較する。比較の結
果、一致する番号が存在しないことが判明するので、そ
の受信された同報データパケット64を誤り検出部32
へ送る。誤り検出部32は同報データパケット64の剰
余データ94を取りだし、再送データ92から計算した
値と比較する。本設定例では誤りがない場合を想定して
いるため、送達確認信号生成部33に対して「誤りな
し」を意味する信号を出力する。送達確認信号生成部3
3では、誤り検出部32より「誤りなし」を意味する信
号が入力されたことにより、「再送指示」を意味する送
達確認信号を生成せず、送達確認信号送信制御部35に
対して送達確認信号を出力しない。送達信号受信部34
は、他のMS#1等から送信される送達確認信号をモニ
タしているが、他のMS#1等から送達確認信号が受信
されないため、送達確認信号送信制御部35に対して送
達確認信号送出抑圧指示信号を出力しない。送達確認信
号送信制御部35は、送達確認信号受信部34から送達
確認信号送出抑圧信号が入力されないが、送達確認信号
生成部33が送達確認信号を生成していないため何も無
線空間へ送信しない。
【0052】BS50はすべてのMS#1等から「再送
指示」を示す送達確認信号を受信していないため、次の
パケット番号の同報データパケット64の送信を行う
(ステップS111、ステップS112、ステップS1
13)。上述のようにして、順次、同報データパケット
64の送信が行われる。
【0053】以上より、実施の形態2によれば、一つの
移動局が送達確認信号を出力した場合、その移動局のM
S番号より大きいMS番号を有する他の移動局は送達確
認信号の送出を抑圧することにより全体の送達確認信号
を削減することができるため、移動局の数が増大した場
合であってもオーバヘッドの時間を増大させないことが
できる。したがって、本来送達確認帯域であった帯域を
基地局の再送データの送信帯域として用いることができ
るため、帯域を有効に利用することができる。さらに、
誤りが検出された同報データパケットのみを基地局に再
送させることができるため、効率的に同報データパケッ
トの再送を行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の同報通信
方法、同報通信システムおよび移動局によれば、移動局
の数が増加した場合でも、少ない送達確認信号(ACK
またはNAK信号)送信により基地局からの再送を指示
することができると共に、受信するデータを構成する各
単位の中で誤りがあった場合に、誤りのあるパケットの
みを効率的に再送することができる同報通信方法、同報
通信システムおよび移動局を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における同報通信シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1および2において共通
して用いられる無線フレームを示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における基地局と各移
動局との間の同報通信の動作を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2における同報通信シス
テムの構成を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における基地局と各移
動局との間の同報通信の動作を示す図である。
【図6】 従来の同報通信システムにおける移動局の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 送信バッファ 、 2 受信部、 3 フレームカ
ウンタ、 11、21、31 受信部、 12、22、
32 誤り検出部、 13、23、33 送達確認信号
生成部、 14、24、34 送達確認信号受信部、
15、25、35 送達確認信号送信制御部、 16、
26、36 自移動局タイミング生成部、 50 BS、
51、52、53 MS、 60 P−Pフレーム、
62無線フレーム、 64 同報フレーム、 70、
90 パケット番号、 72同報データ、 74、94
剰余データ、 81、82 フィールド、 92再送
データ、 106 アンテナ、 107 分波器、 1
08 受信機、 109 誤り検出器、 110 最終
符号検出器、 111 データ作成器、 112 タイ
マ、 113 送信機。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と、該基地局と無線通信を行う複
    数の移動局とを有する移動無線通信システムにおける同
    報通信方法であって、 移動局側は、 基地局から同報通信された同報データを受信する受信ス
    テップと、 前記受信ステップにおいて受信された同報データの誤り
    を検出して、正常受信であるか否かを判定する判定ステ
    ップと、 他の移動局から基地局へ送信された送達確認信号をモニ
    タして、該送達信号が正常受信ではないことを示すか否
    かをモニタするモニタステップと、 前記判定ステップにおいて正常受信ではないと判定さ
    れ、かつ前記モニタステップにおいてモニタされた他の
    移動局から基地局へ送信された送達確認信号が正常受信
    ではないことを示している場合、移動局から基地局へ正
    常受信ではないことを示す送達確認信号を送出すること
    を抑制する送達確認信号制御ステップとを備え、 基地局側は、 複数の移動局から送信された送達確認信号の内、少なく
    とも一つの移動局から送信された送達確認信号が、同報
    データの正常受信ではないことを示している場合、再
    度、同じ同報データを複数の移動局へ再送する再送ステ
    ップを備えたことを特徴とする同報通信方法。
  2. 【請求項2】 前記送達確認信号制御ステップは、前記
    判定ステップにおいて正常受信ではないと判定され、前
    記モニタステップにおいてモニタされた他の移動局から
    基地局へ送信された送達確認信号が正常受信ではないこ
    とを示しており、かつ該移動局の識別番号が該他の基地
    局の識別番号より大きい場合、該移動局から基地局へ正
    常受信ではないことを示す送達確認信号を送出すること
    を抑制することを特徴とする請求項1記載の同報通信方
    法。
  3. 【請求項3】 前記送達確認信号制御ステップは、前記
    判定ステップにおいて正常受信ではないと判定され、か
    つ前記モニタステップにおいて他の移動局から基地局へ
    送信される送達確認信号をモニタしなかった場合、移動
    局から基地局へ正常受信ではないことを示す送達確認信
    号を生成することを特徴とする請求項1または2記載の
    同報通信方法。
  4. 【請求項4】 前記再送ステップの後に、基地局から移
    動局へ送信される無線フレーム内に再送される同報デー
    タを出力するタイミングを指示する再送タイミング指示
    ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の同報通信方法。
  5. 【請求項5】 前記送達確認信号制御ステップの後に、
    移動局から基地局へ送信される無線フレーム内に送達確
    認信号を出力するタイミングを指示する送出タイミング
    指示ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の同報通信方法。
  6. 【請求項6】 前記受信ステップは、基地局から同報通
    信された無線フレーム内の同報データと先に正常受信さ
    れた先の同報データとが重複する場合に、該無線フレー
    ム内の同報データは再送された同報データであると判断
    して廃棄し、該無線フレーム内の再送データを識別する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    同報通信方法。
  7. 【請求項7】 基地局と、該基地局から同報通信を行う
    複数の移動局とを有する同報通信システムであって、 前記移動局は、 基地局から同報通信された同報データを受信する受信部
    と、 前記受信部において受信された同報データの誤りを検出
    して、正常受信であるか否かを判定する判定部と、 他の移動局から基地局へ送信された送達確認信号をモニ
    タして、該送達信号が正常受信ではないことを示すか否
    かをモニタするモニタ部と、 前記判定部において正常受信ではないと判定され、かつ
    前記モニタ部においてモニタされた他の移動局から基地
    局へ送信された送達確認信号が正常受信ではないことを
    示している場合、移動局から基地局へ正常受信ではない
    ことを示す送達確認信号を送出することを抑制する送達
    確認信号制御部とを備え、 前記基地局は、 複数の移動局から送信された送達確認信号の内、少なく
    とも一つの移動局から送信された送達確認信号が、同報
    データの正常受信ではないことを示している場合、再
    度、同じ同報データを複数の移動局へ送信する再送部を
    備えたことを特徴とする同報通信システム。
  8. 【請求項8】 前記送達確認信号制御部は、前記判定部
    において正常受信ではないと判定され、前記モニタ部に
    おいてモニタされた他の移動局から基地局へ送信された
    送達確認信号が正常受信ではないことを示しており、か
    つ該移動局の識別番号が該他の基地局の識別番号より大
    きい場合、該移動局から基地局へ正常受信ではないこと
    を示す送達確認信号を送出することを抑制することを特
    徴とする請求項7記載の同報通信システム。
  9. 【請求項9】 前記送達確認信号制御部は、前記判定部
    において正常受信ではないと判定され、かつ前記モニタ
    部において他の移動局から基地局へ送信される送達確認
    信号をモニタしなかった場合、移動局から基地局へ正常
    受信ではないことを示す送達確認信号を生成することを
    特徴とする請求項7または8記載の同報通信システム。
  10. 【請求項10】 前記基地局は、基地局から移動局へ送
    信される無線フレーム内に再送される同報データを出力
    するタイミングを指示する再送タイミング指示部をさら
    に備えたことを特徴とする請求項7ないし9のいずれか
    に記載の同報通信システム。
  11. 【請求項11】 前記移動局は、移動局から基地局へ送
    信される無線フレーム内に送達確認信号を出力するタイ
    ミングを指示する送出タイミング指示部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項7ないし10のいずれかに記載
    の同報通信システム。
  12. 【請求項12】 前記受信部は、基地局から同報通信さ
    れた無線フレーム内の同報データと先に正常受信された
    先の同報データとが重複する場合に、該無線フレーム内
    の同報データは再送された同報データであると判断して
    廃棄し、該無線フレーム内の再送データを識別すること
    を特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載の同
    報通信システム。
  13. 【請求項13】 基地局と、該基地局から同報通信を行
    う複数の移動局とを有する同報通信システムにおける移
    動局であって、該移動局は、 基地局から同報通信された同報データを受信する受信部
    と、 前記受信部において受信された同報データの誤りを検出
    して、正常受信であるか否かを判定する判定部と、 他の移動局から基地局へ送信された送達確認信号をモニ
    タして、該送達信号が正常受信ではないことを示すか否
    かをモニタするモニタ部と、 前記判定部において正常受信ではないと判定され、かつ
    前記モニタ部においてモニタされた他の移動局から基地
    局へ送信された送達確認信号が正常受信ではないことを
    示している場合、移動局から基地局へ正常受信ではない
    ことを示す送達確認信号を送出することを抑制する送達
    確認信号制御部とを備えたことを特徴とする同報通信シ
    ステムにおける移動局。
  14. 【請求項14】 前記送達確認信号制御部は、前記判定
    部において正常受信ではないと判定され、かつ前記モニ
    タ部において他の移動局から基地局へ送信される送達確
    認信号をモニタしなかった場合、移動局から基地局へ正
    常受信ではないことを示す送達確認信号を生成すること
    を特徴とする請求項13記載の同報通信システムにおけ
    る移動局。
  15. 【請求項15】 前記送達確認信号制御部は、前記判定
    部において正常受信ではないと判定され、前記モニタ部
    においてモニタされた他の移動局から基地局へ送信され
    た送達確認信号が正常受信ではないことを示しており、
    かつ該移動局の識別番号が該他の基地局の識別番号より
    大きい場合、該移動局から基地局へ正常受信ではないこ
    とを示す送達確認信号を送出することを抑制することを
    特徴とする請求項13記載の同報通信システムにおける
    移動局。
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