JP2001028514A - 温度補正回路及び温度補正機能を備えた電子機器 - Google Patents

温度補正回路及び温度補正機能を備えた電子機器

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JP2001028514A JP11198975A JP19897599A JP2001028514A JP 2001028514 A JP2001028514 A JP 2001028514A JP 11198975 A JP11198975 A JP 11198975A JP 19897599 A JP19897599 A JP 19897599A JP 2001028514 A JP2001028514 A JP 2001028514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補正精度を十分確保した上で補正用メモリの
記憶容量を削減し、これにより回路の小型化と低価格化
を図る。 【解決手段】 補正対象の温度範囲中に基準温度を設定
すると共に、当該温度範囲を発振周波数誤差の変化量の
大小に応じて複数の温度領域に分け、基準温度の温度補
正データを除き、各温度領域の温度補正データを1/4
或いは1/2に圧縮してそれぞれ補正メモリ191に詰
めて記憶する。そして、温度検出回路192で検出され
た温度値に応じて、上記補正メモリ191から1ワード
データを読み出し、その中から検出温度値に対応する圧
縮データを抽出して、その内容と、検出温度値と基準温
度値との差と、基準温度の温度補正データとに基づいて
検出温度値の温度補正データを再生し、この温度補正デ
ータをD/A変換器199を介して基準発振器17に供
給してその発振周波数の温度補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば水晶振動
子を使用した発振回路のように温度特性を有する電子回
路の動作を温度補正する温度補正回路と、温度補正機能
を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動通信用の基地局や端末装置
等の電子機器では、周波数シンセサイザ等の発振回路が
使用されている。この種の発振回路は通常、水晶振動子
を用いた基準発振器を使用しているが、水晶振動子は一
般に温度特性を有している。この温度特性は例えば三次
曲線をなし、安定な発振周波数を得るためにはこの温度
特性を考慮した温度補正が必要不可欠である。
【0003】そこで従来では、サーミスタ等の温度セン
サと可変容量素子とを組み合わせて発振回路のバイアス
電圧を変化させることで、発振周波数の温度補正を行う
温度補正回路が用いられている。この種の回路は例え
ば、想定される周囲温度の変化範囲に対応付けて発振周
波数の温度補正データを記憶した補正メモリを備え、温
度センサにより得られた検出温度値をアナログ/ディジ
タル変換器(A/D変換器)でディジタル値に変換して
これをアドレスとして上記補正メモリに与え、これによ
り上記検出温度値に対応する温度補正データを読み出
す。そして、この温度補正データをディジタル/アナロ
グ変換器(D/A変換器)でアナログ制御電圧に変換し
て発振回路に供給し、これにより可変容量素子の容量を
可変することで発振周波数を補正するように構成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような温
度補正回路では、変化が想定される周囲温度の範囲で一
定の温度間隔でその温度補正データを補正メモリに記憶
しておかなければならない。このため、大容量の補正メ
モリが必要だった。例えば、100℃の温度範囲に亘り
1℃間隔で8ビットの温度補正データを格納すると、8
00ビットのメモリ容量が必要になる。
【0005】一般にCMOS論理回路とメモリとを比べ
た場合、CMOS論理回路のゲートサイズよりもメモリ
のチップサイズの方が大きくなる。したがって、CMO
S論理回路とメモリを同一のチップに集積化する場合に
は、上記補正メモリの容量増加が集積回路のチップサイ
ズを小型化する上で大きな障害になる。この集積回路の
大形化は、特に小型軽量化が最重要課題の一つになって
いる移動端末装置等の電子機器にあっては非常に好まし
くない。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、補正精度を十分確保し
た上で補正用メモリの記憶容量を削減し、これにより回
路の小型化と低価格化を図り得る温度補正回路及び温度
補正機能を備えた電子機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、補正メモリに、補正対象の温度範囲中
に任意の間隔で設定された複数の温度値のうち、所定の
温度値を基準温度値としてこの基準温度値に対応付けて
所定ビット数で表した基準温度補正データを記憶すると
共に、上記基準温度値以外の各温度値に対応付けてそれ
ぞれ上記基準温度補正データとの差分を表す差分温度補
正データを上記基準温度補正データのビット数より少数
のビット数で表して記憶しておく。
【0008】そして、補正対象である電子回路の周辺温
度を温度センサで検出し、この検出温度値をもとに読出
アドレスを生成して、この読出アドレスを上記補正メモ
リに与えることで当該補正メモリから上記検出温度値に
対応する差分温度補正データを読み出す。そして、この
読み出された差分温度補正データと、上記基準温度補正
データと、上記検出温度値と基準温度値との差とに基づ
いて、上記検出温度値に対応する温度補正信号を生成し
て前記電子回路に供給するように構成したものである。
【0009】したがって第1の発明によれば、基準温度
以外の各温度に対応する温度補正データはすべて差分デ
ータで表されるため、すべての温度についてその温度補
正データをフルビットで表して記憶する場合に比べて、
補正メモリの記憶容量を大幅に削減することができ、こ
れにより回路の小型化及び低価格化を図ることが可能と
なる。
【0010】また、上記差分温度補正データを表すビッ
ト数を、単位温度当たりの温度補正値の変化量に応じて
可変設定すると、各温度の差分温度補正データをそれぞ
れ必要十分なビット数で表すことが可能となり、これに
より補正メモリの記憶容量をさらに削減することが可能
となる。
【0011】さらに、上記差分温度補正データを、基準
温度補正データに対する増減方向を指定するサインビッ
トと、差分量を表すデータビットとから構成すると、差
分量を表すデータビットは絶対値で表すことができるの
で、差分補正データを簡単に表すことができる。
【0012】一方第2の発明は、補正メモリに、補正対
象の温度範囲中に任意の間隔で設定された複数の温度値
の中から間引きにより複数の温度値を選択し、この選択
した各温度値に対応付けてそれぞれ温度補正データを記
憶しておく。
【0013】そして、補正対象である電子回路の周辺温
度を温度センサで検出し、この検出温度値に対応する温
度補正データが上記補正メモリに記憶されているか否か
を判定する。この判定の結果、上記検出温度値に対応す
る温度補正データが記憶されている場合には、当該温度
補正データを補正メモリから読み出す。これに対し上記
検出温度値に対応する温度補正データが記憶されていな
い場合には、当該検出温度値に近い複数の温度値に対応
する温度補正データを補正メモリからそれぞれ読み出
し、この読み出された複数の温度補正データをもとに補
間演算を行って上記検出温度値に対応する温度補正デー
タを求める。そして、上記補正メモリから読み出された
温度補正データ、又は上記補間演算により求められた温
度補正データをもとに、上記検出温度値に対応する温度
補正信号を生成して上記補正対象の電子回路に供給する
ことで、当該電子回路の温度特性を補正するようにした
ものである。
【0014】したがって第2の発明によれば、補正メモ
リには間引きによって選択された温度に対応する温度補
正データのみが記憶される。このため、すべての温度に
対応する温度補正データをもれなく補正メモリに記憶す
る場合に比べ、補正メモリの記憶容量を削減することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明に係わる電子機器の第1の実施形態であるPHS端
末の構成を示す回路ブロック図である。
【0016】このPHS端末は、アンテナ11を備えた
無線ユニット1と、モデムユニット2と、TDMAユニ
ット3と、通話ユニット4と、制御ユニット5と、情報
記憶部6と、データ通信部7と、例えばキーパッドを備
えた入力部8と、例えば液晶表示器(LCD)を使用し
た表示部9とを備えている。
【0017】すなわち、図示しない基地局から到来した
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線
ユニット1の高周波スイッチ(SW)12を介して受信
部13に入力される。この受信部13では、上記受信さ
れた無線搬送波信号が周波数シンセサイザ14から発生
された局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信
号にダウンコンバートされる。なお、上記周波数シンセ
サイザ14から発生される局部発振信号周波数は、制御
ユニット5の指示により無線チャネル周波数に対応する
値に設定される。また、無線ユニット1には受信電界強
度検出器(RSSI検出器)16が設けられている。こ
のRSSI検出器16では、基地局から到来した無線搬
送波信号の受信電界強度が検出され、その検出値は例え
ば受信品質の判定及び表示を行うために制御ユニット5
に通知される。
【0018】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号は、モデムユニット2の復調部21に入力され
る。復調部21では上記受信中間周波信号のディジタル
復調が行なわれ、これによりディジタル復調信号が再生
される。
【0019】TDMAユニット3のTDMAデコード部
31は、上記ディジタル復調信号を各受信タイムスロッ
トごとに分離する。そして、分離したスロットのデータ
が音声データであればこの音声データを通話ユニット4
に入力する。一方、分離したスロットのデータがパケッ
トデータや制御データであれば、これらのデータをデー
タ通信部7に入力する。
【0020】通話ユニット4は、ADPCM(Adaptive
Differential Pulse Code Modulation)トランスコー
ダ41と、PCMコーデック42と、スピーカ43と、
マイクロホン44とを備えている。ADPCMトランス
コーダ41は、上記TDMAデコード部31から出力さ
れた音声データを復号する。PCMコーデック42は、
上記ADPCMトランスコーダ41から出力されたディ
ジタル音声信号をアナログ信号に変換し、この音声信号
をスピーカ43から拡声出力する。
【0021】データ通信部7は、上記TDMAデコード
部31から供給されたデータを受信し、このデータを制
御部ユニット5に供給する。制御ユニット5は受信デー
タが制御データであればこの制御データを解析して必要
な制御を行う。これに対し受信データがサーバ等から到
来したパケットデータであれば、このパケットデータを
デパケットしたのち情報記憶部6に記憶すると共に、表
示部9に供給して表示させる。
【0022】一方、マイクロホン44に入力されたユー
ザの音声信号は、PCMコーデック42でPCM符号化
されたのちADPCMトランスコーダ41でさらに圧縮
符号化される。そして、この符号化音声データはTDM
Aエンコード部32に入力される。また制御ユニット5
から出力された制御データやパケットデータは、データ
通信部7を経て上記TDMAエンコード部32に入力さ
れる。
【0023】TDMAエンコード部32は、上記ADP
CMトランスコーダ41から出力された各チャネルのデ
ィジタル音声データ、及びデータ通信部7から出力され
た制御データやパケットデータを、制御ユニット5Aか
ら指示された送信タイムスロットに挿入して多重化す
る。変調部22は、上記TDMAエンコード部32から
出力された多重化ディジタル通信信号により送信中間周
波信号をディジタル変調し、この変調した送信中間周波
信号を送信部15に入力する。
【0024】送信部15は、上記変調された送信中間周
波信号を周波数シンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングして無線搬送波周波数にアップコン
バートし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。こ
の送信部15から出力された無線搬送波信号は、高周波
スイッチ12を介してアンテナ11から図示しない基地
局に向け送信される。
【0025】ところで、この実施形態に係わるPHS端
末は、周波数シンセサイザ14内に設けられた基準発振
器(REF)17の発振周波数を周囲温度に応じて補正
するために、無線ユニット1内に温度補正回路19を設
けている。
【0026】図2は、この温度補正回路19の構成を示
す回路ブロック図である。温度補正回路19は、補正メ
モリ191と、温度検出回路192と、クロック発振回
路193とを備える。
【0027】このうち温度補正回路192は、サーミス
タ等の温度センサとアナログ/ディジタル変換器(A/
D変換器)とを備え、温度センサにより検出された温度
検出信号をA/D変換器でディジタル値に変換して出力
する。クロック発振回路193は、上記A/D変換器の
A/D変換動作に必要なサンプリングクロック等を生成
する。
【0028】補正メモリ191は、基準発振器17の温
度特性を補正するための温度補正データを記憶するもの
で、この温度補正データは次のように記憶される。すな
わち、基準発振器17の温度特性は、例えば図4に示す
ような3次曲線をなす。そこで、先ずこの温度特性のう
ち補正対象となる温度範囲t0〜t6中の所定の温度を
基準温度t3とする。この基準温度t3としては、補正
無しで目的の発振周波数が得られる温度、例えば25℃
が選ばれる。なお、図4に示す例では温度t1又はt5
を基準温度に選ぶことも可能である。
【0029】また、上記補正対象の温度範囲t0〜t6
を、発振周波数誤差の変化量が比較的小さい領域t3〜
t1,t3〜t5と、発振周波数誤差の変化量が比較的
大きい領域t0〜t1,t5〜t6とに分ける。そし
て、これらの温度領域ごとに温度補正データのデータフ
ォーマットを異ならせる。
【0030】例えば、基準温度t3における温度補正デ
ータは、図5(a)に示すように1ワードの全ビット
(8ビット)を用いて表す。これに対し発振周波数誤差
の変化量が比較的小さい領域t3〜t1,t3〜t5に
おける温度補正データは、図5(b)に示すように1ビ
ットのサインビットと1ビットのデータビットとからな
る2ビットで表す。サインビットは、補正の方向が+方
向であるか−方向であるかを表す。データビットは補正
の有無を表す。また、発振周波数誤差の変化量が比較的
大きい領域t0〜t1,t5〜t6における温度補正デ
ータは、図5(c)に示すように1ビットのサインビッ
トと3ビットのデータビットとからなる4ビットで表
す。このうちサインビットは、上記2ビットの場合と同
様に補正の方向が+方向であるか−方向であるかを表
し、3ビットのデータビットは隣接する温度の温度補正
データとの差分値を表す。
【0031】図3は、このように設定された温度補正デ
ータを記憶する補正メモリ191のメモリマップを示す
図で、8ビットの基準温度補正データは1ワードのアド
レス領域にそのまま記憶され、一方4ビットの圧縮温度
補正データは1ワードのアドレス領域に2データずつ記
憶され、また2ビットの圧縮温度補正データは1ワード
のアドレス領域に4データずつ記憶される。なお、これ
らの温度補正データは温度順に記憶される。
【0032】また温度補正回路19は、上記補正メモリ
191への温度補正データの書込みと読出し、及び読出
された温度補正データをもとに周波数制御信号FCON
Tを生成するための回路として、書込/読出制御回路1
94、出力制御回路195、アドレス制御回路196、
演算回路197、シフトレジスタ198及びディジタル
/アナログ変換器(D/A変換器)199を備えてい
る。
【0033】書込/読出制御回路194は、補正メモリ
191に対し外部から温度補正データを書き込むとき
と、書き込んだ温度補正データをシフトレジスタ198
からシリアルデータとして読み出すときに使用される。
【0034】出力制御回路195は、書込モードにおい
て上記書込/読出制御回路194から出力された書込デ
ータを補正メモリ191に供給する制御機能と、制御ユ
ニット5から出力されるトリガ信号TRGに応じてクロ
ック発振回路193を起動しクロックを発生させる制御
機能と、温度検出回路192から温度検出信号のディジ
タル値を取り込む制御機能とを備えている。また出力制
御回路195は、取り込んだ検出温度値に応じてアドレ
ス制御回路196に対し読出アドレスを指定する制御機
能と、この指定した読出アドレス(8ビット)中の検出
温度値に対応するビット位置を演算回路197に指定す
る制御機能と、上記検出温度値と基準温度値との差を求
めてこの温度差に相当するデータ演算回数とその演算指
示を演算回路197に指定する制御機能とを備えてい
る。
【0035】アドレス制御回路196は、上記出力制御
回路195から指定された読出アドレスを補正メモリ1
91に与えて、対応する記憶領域から1ワードデータを
読み出す。
【0036】演算回路197は、補正メモリ191から
読み出された1ワードデータのうち、上記出力制御回路
195から指定されたビット位置のデータ、つまり検出
温度値に対応する圧縮温度補正データを抽出する。また
それと共に、この抽出した圧縮温度補正データを上記出
力制御回路195から指定された回数だけ演算し、これ
により検出温度値に対応する8ビットの温度補正データ
を再生し出力する。
【0037】D/A変換器199は、上記演算回路19
7から出力された8ビットの温度補正データをアナログ
信号に変換し、このアナログ信号を周波数制御信号FC
ONTとして基準発振器17に供給する。
【0038】なお、リセット回路190は、電源投入時
に温度補正回路19内の各制御回路194,195,1
96及び演算回路197の動作状態、シフトレジスタ1
98の記憶内容をそれぞれ初期化する、いわゆるパワー
オンリセットを行う。
【0039】次に、以上のように構成された温度補正回
路19の動作を説明する。先ず基準発振器17の温度特
性(図4)及び基準発振器17の温度補正特性をもと
に、補正対象の温度範囲t0〜t6において1℃間隔で
温度補正データを作成する。すなわち、基準温度t3
(=25℃)の温度補正データのみ図5(a)に示すよ
うに8ビットでそのまま表し、温度領域t1〜t5内の
各温度については温度補正データを図5(b)に示すよ
うに2ビットで表し、また温度領域t0〜t1,t5〜
t6内の各温度については温度補正データを図5(c)
に示すように4ビットで表す。つまり、基準温度t3の
温度補正データ以外は、圧縮データとする。
【0040】次に、このように作成された各温度補正デ
ータを、補正メモリ191に書き込む。先ず、書込/読
出制御信号W/Rを“W”に設定し、この状態で電源を
投入する。そうすると、リセット回路190により各制
御回路194,195,196及び演算回路197の動
作状態、さらにはシフトレジスタ198の記憶内容がそ
れぞれパワーオンリセットされる。そして、ストローブ
信号STBを“H”に設定すると、書込/読出制御回路
194から出力制御回路195に対し書込モードが指定
される。そして、この状態で書込/読出制御回路194
に外部からコマンド、ワードアドレス及び温度補正デー
タをデータDATAとして順に入力すると、補正メモリ
191の指定アドレス領域に上記温度補正データが順次
書き込まれる。
【0041】なお、コマンドは書込/読出制御回路19
4に動作モードを指定するためのもので、動作モードと
しては書込モード、読出モード、シリアルデータ読出モ
ード及び演算出力モードがある。ちなみに、上記温度補
正データの書込時にコマンドは書込モードに設定され
る。また、コマンドをシリアルデータ読出モードに設定
して、読出アドレスを順次与えると、補正メモリ191
に記憶された温度補正データが順次読み出され、これら
のデータはシフトレジスタ198でシリアルデータに変
換されて出力される。この動作モードは記憶データのベ
リファイ用として使用される。
【0042】さて、そうして温度補正データが設定され
たPHS端末を使用して通信を開始したとする。そうす
ると、自端末に割り当てられた送受信スロット期間の所
定時間前に、制御ユニット5からトリガ信号TRGが出
力され、このトリが信号TRGに応じて出力制御回路1
95からクロック発振回路193に対し起動信号が与え
られる。このため、クロック発振回路193からクロッ
クが発生され、このクロックを受けて温度検出回路19
2は基準発振器17の周辺温度の検出動作を行う。
【0043】出力制御回路195は、上記温度検出回路
192から検出温度値を取り込み、この検出温度に応じ
て読出アドレスを生成し、アドレス制御回路196を介
して補正メモリ191に与える。このため補正メモリ1
91からは、上記読出アドレスにより指定された記憶領
域の1ワードデータ(8ビット)が読み出され、演算回
路197に入力される。
【0044】また、それと共に出力制御回路195は、
上記読出アドレスにより指定した記憶領域中の検出温度
値に対応するビット位置を演算回路197に指定し、さ
らに上記検出温度値と基準温度値t3(=25℃)との
差を求めてこの温度差に相当するデータ演算回数とその
演算指示を演算回路197に指定する。このため演算回
路197では、補正メモリ191から読み出された1ワ
ードデータのうち、検出温度値に対応するビット位置の
圧縮データが抽出される。
【0045】そして、この抽出した圧縮データのサイン
ビット及びデータビットの内容と、上記出力制御回路1
95から指定された演算回数とに応じて、予め読み出し
ておいた基準温度値t3の温度補正データに対し加算又
は減算処理が行われ、これにより検出温度値に対応した
8ビットの温度補正データが再生される。そして、この
再生された温度補正データは、D/A変換器199でア
ナログ信号からなる周波数制御信号FCONTに変換さ
れ、基準発振器17に供給される。
【0046】基準発振器17は、例えば図6に示すよう
に可変容量素子171を有する付勢回路と、水晶振動子
18の発振周波数をもとに基準発振信号を発生するトラ
ンジスタ発振回路172と、出力バッファ回路173と
から構成される。そして、上記周波数制御信号FCON
Tの電圧値に応じて可変容量素子171の容量が変化
し、これにより基準発振周波数が変化する。図7は、周
波数制御信号FCONTの電圧値に対する基準発振周波
数の変化特性を示すもので、周波数制御信号FCONT
の電圧値を増加させるに従い基準発振周波数は高くな
る。
【0047】以上述べたように第1の実施形態では、補
正対象の温度範囲t0〜t6中に基準温度t3を設定す
ると共に、当該温度範囲t0〜t6を発振周波数誤差の
変化量の大小に応じて複数の温度領域に分け、基準温度
t3の温度補正データを除き、温度領域t1〜t5の各
温度補正データを1/4に圧縮し、かつ温度領域t0〜
t1,t5〜t6の温度補正データを1/2に圧縮し
て、それぞれ補正メモリ191に詰めて記憶している。
【0048】そして、温度検出回路192で検出された
温度値に応じて、上記補正メモリ191から1ワードデ
ータを読み出して、この読み出された1ワードデータ中
から検出温度値に対応する圧縮データを抽出する。そし
て、この圧縮データの内容と、検出温度値と基準温度値
との温度差と、基準温度t3の温度補正データとに基づ
いて検出温度値の温度補正データを再生し、この温度補
正データをD/A変換器199で周波数制御信号FCO
NTに変換して基準発振器17に供給してその発振周波
数の温度補正を行うようにしている。
【0049】したがって第1の実施形態によれば、すべ
ての温度の温度補正データを8ビットのまま補正メモリ
に記憶する場合に比べ、補正メモリ191の記憶容量を
大幅に減らすことができ、これにより温度補正回路19
の小型化とコストダウンを図ることができる。
【0050】例えば、補正対象の温度範囲t0〜t6を
−20℃〜70℃とするとともに、t1=−10℃、t
5=60とし、温度の検出ステップを1℃とした場合に
は、補正メモリ191の必要記憶容量は 8bit+4×10bit+4×10bit+70×2
bit=188bit となる。これに対し、全温度において8ビットの温度補
正データを記憶する従来の場合には、補正メモリに90
×8bit=720bitの記憶容量を持たせる必要が
ある。したがって、第1の実施形態の構成では、従来回
路に比べて補正メモリ191の記憶容量を約1/4にす
ることができる。
【0051】しかも第1の実施形態では、圧縮データに
は差分データを含めるようにし、この差分データと基準
温度補正データとをもとに検出温度値に対応する温度補
正データを再生して、これを基に基準発振周波数を温度
補正するようにしているので、補正精度を低下させる心
配もない。
【0052】(第2の実施形態)この発明に係わる第2
の実施形態は、補正対象の温度範囲において、温度検出
回路では第1の温度間隔で基準発振器の周囲温度を検出
し、一方補正メモリには上記第1の温度間隔より広い第
2の温度間隔で温度補正データを記憶する。そして、補
正メモリに温度補正データが記憶されていない温度が温
度検出回路で検出された場合には、補正メモリに記憶さ
れている温度補正データのうち、上記検出温度値に近い
前後2つの温度値に対応する温度補正データを補正メモ
リから読み出し、これらの温度補正データをもとに上記
検出温度に対応する温度補正データを補間生成して、基
準発振器の発振周波数を補正するようにしたものであ
る。
【0053】図8は、この第2の実施形態に係わる温度
補正回路に設けられる補正メモリのデータ記憶状態を示
すものである。同図に示すように、補正メモリ191′
には補正対象の温度範囲内における奇数温度−3℃,−
1℃,1℃,3℃,5℃,…の温度補正データ(8ビッ
トのフルデータ)が順次記憶してある。
【0054】そして、温度検出回路において検出された
温度が奇数値の場合には、補正メモリ191′からこの
検出温度に対応する温度補正データを読出す。そして、
この温度補正データをD/A変換して基準発振器に供給
する。一方、温度検出回路において偶数値の温度が検出
された場合には、この検出温度の前後に隣接する二つの
奇数温度値に対応する温度補正データを補正メモリ19
1′から読み出す。そして、この読み出した二つの温度
補正データをもとに補間演算を行って、上記検出温度値
の温度補正データを推定し、この推定された温度補正デ
ータのD/A変換出力を基準発振器に供給する。
【0055】したがって、この第2の実施形態であれ
ば、補正メモリ191′には奇数温度値に対応する温度
補正データのみが記憶されるため、温度検出回路で検出
されるすべての温度の温度補正データをもれなく記憶す
る場合に比べて、補正メモリ191′の記憶容量を半減
することができ、これにより温度補正回路の小型化及び
低価格化を図ることができる。
【0056】また、補正メモリ191′に記憶されてい
ない温度補正データについては、その前後の温度の温度
補正データをもとに補間されるので、補正精度の低下を
生じる心配もない。さらに、この実施形態によれば第1
の実施形態に比べ、1ワードデータから検出温度値に対
応するビットを抽出する処理や、差分データを用いた演
算処理を不要にできるので、演算回路のロジックを簡単
かつ小型化することができる。
【0057】なお、以上の説明では奇数の温度値を選択
してその温度補正データを記憶する場合について述べた
が、偶数の温度値を選択してその温度補正データを記憶
するように構成してもよい。また、補正メモリ191′
に温度補正データを記憶する温度は1つおきに限らず、
2つおきや3つおきにさらに間引いて選択してもよい。
【0058】(その他の実施形態)前記各実施形態で
は、温度検出回路192及び補正メモリ191を含む温
度補正回路19を無線ユニット1内に設けた場合を例に
とって説明したが、温度検出回路192のみを無線ユニ
ット1内に設け、温度補正回路を構成するその他の回路
については制御ユニット5内に設けてもよい。この場
合、補正メモリ19は制御ユニット内のRAM又はEE
ROM等の内部メモリで兼用してもよく、またアドレス
制御や演算処理機能については制御ユニット5のCPU
によりソフトウエア処理で実現してもよい。
【0059】その他、各温度補正データのデータフォー
マットや、補正メモリのメモリマップ、温度補正回路の
回路構成、PHS端末の構成、電子機器の種類などにつ
いても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明では、補
正メモリに、補正対象の温度範囲中に任意の間隔で設定
された複数の温度値のうち、所定の温度値を基準温度値
としてこの基準温度値に対応付けて所定ビット数で表し
た基準温度補正データを記憶すると共に、上記基準温度
値以外の各温度値に対応付けてそれぞれ上記基準温度補
正データとの差分を表す差分温度補正データを上記基準
温度補正データのビット数より少数のビット数で表して
記憶しておく。そして、検出温度値に応じて上記補正メ
モリから読み出した差分温度補正データと、上記基準温
度補正データと、上記検出温度値と基準温度値との差と
に基づいて、上記検出温度値に対応する温度補正信号を
生成して補正対象の電子回路に供給するようにしてい
る。
【0061】一方、第2の発明では、補正メモリに、補
正対象の温度範囲中に任意の間隔で設定された複数の温
度値の中から間引きにより複数の温度値を選択し、この
選択した各温度値に対応付けてそれぞれ温度補正データ
を記憶しておく。そして、検出温度値に対応する温度補
正データが上記補正メモリに記憶されているか否かを判
定し、記憶されている場合には当該温度補正データを補
正メモリから読み出してこれに対応する補正信号を電子
回路に供給する。これに対し記憶されていない場合に
は、当該検出温度値に近い複数の温度値に対応する温度
補正データを補正メモリからそれぞれ読み出し、この読
み出された複数の温度補正データをもとに補間演算を行
って上記検出温度値に対応する温度補正データを求め、
この温度補正データに対応する補正信号を電子回路に供
給するようにしている。
【0062】したがって、これら第1及び第2の発明に
よれば、補正精度を十分確保した上で補正用メモリの記
憶容量を削減し、これにより回路の小型化と低価格化を
図り得る温度補正回路及び温度補正機能を備えた電子機
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる電子機器の第1の実施形態
であるPHS端末の構成を示す回路ブロック図。
【図2】 図1に示したPHS端末に設けられる温度補
正回路の構成を示す回路ブロック図。
【図3】 図2に示した温度補正回路の補正メモリの構
成を示す図。
【図4】 水晶振動子を使用した基準発振器の温度特性
の一例を示す図。
【図5】 図3に示した補正メモリに記憶される温度補
正データの構成を示す図。
【図6】 基準発振器の回路構成の一例を示す図。
【図7】 基準発振器の温度補正特性を示す図。
【図8】 この発明に係わる第2の実施形態における補
正メモリのフォーマットを示す図。
【符号の説明】
1…無線ユニット 2…モデムユニット 3…TDMAユニット 4…通話ユニット 5…制御ユニット 6…情報記憶部 7…データ通信部 8…入力部 9…表示部 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信部 14…周波数シンセサイザ 15…送信部 16…受信電界強度検出器(RSSI検出器) 17…基準発振器(REF) 18…水晶振動子 19…温度補正回路 21…復調部 22…変調部 31…TDMAデコード部 32…TDMAエンコード部 41…ADPCMトランスコーダ 42…PCMコーデック 43…スピーカ 44…マイクロホン 190…リセット回路 191,191′…補正メモリ 192…温度検出回路 193…クロック発振回路 194…書込/読出制御回路 195…出力制御回路 196…アドレス制御回路 197…演算回路 198…シフトレジスタ 199…ディジタル/アナログ変換器(D/A変換器)
フロントページの続き Fターム(参考) 5J079 AA04 BA02 BA12 CB01 DA13 DB04 FA02 FA13 FA14 FA21 FB38 FB39 GA02 KA05 5J090 AA01 CA02 CN04 FN01 HA01 HA38 HA43 HN07 HN15 HN20 KA34 SA13 TA01 TA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度特性を有する電子回路の動作を温度
    補正する温度補正回路において、 補正対象の温度範囲中に任意の間隔で設定された複数の
    温度値のうち、所定の温度値を基準温度値としてこの基
    準温度値に対応付けて所定ビット数で表した基準温度補
    正データを記憶すると共に、前記基準温度値以外の各温
    度値に対応付けてそれぞれ前記基準温度補正データとの
    差分を表す差分温度補正データを前記基準温度補正デー
    タのビット数より少数のビット数で表して記憶した補正
    メモリと、 前記電子回路の周辺温度を検出する温度センサと、 この温度センサにより検出された温度値をもとに読出ア
    ドレスを生成し、この読出アドレスを前記補正メモリに
    与えることで当該補正メモリから前記検出温度値に対応
    する差分温度補正データを読み出す読出制御手段と、 この読出制御手段により読み出された差分温度補正デー
    タと、前記基準温度補正データと、前記検出温度値と基
    準温度値との差とに基づいて、前記検出温度値に対応す
    る温度補正信号を生成して前記電子回路に供給する補正
    信号生成手段とを具備したことを特徴とする温度補正回
    路。
  2. 【請求項2】 前記差分温度補正データを表すビット数
    は、単位温度当たりの温度補正値の変化量に応じて可変
    設定されることを特徴とする請求項1記載の温度補正回
    路。
  3. 【請求項3】 前記差分温度補正データは、基準温度補
    正データに対する増減方向を指定するサインビットと、
    差分量を表すデータビットとから構成されることを特徴
    とする請求項1又は2記載の温度補正回路。
  4. 【請求項4】 温度特性を有する電子回路の動作を温度
    補正する温度補正回路において、 補正対象の温度範囲中に任意の間隔で設定された複数の
    温度値の中から、間引きにより複数の温度値を選択し、
    この選択した各温度値に対応付けてそれぞれ温度補正デ
    ータを記憶した補正メモリと、 前記電子回路の周辺温度を検出する温度センサと、 この温度センサにより検出された温度値に対応する温度
    補正データが前記補正メモリに記憶されているか否かを
    判定する判定手段と、 この判定手段により前記検出温度値に対応する温度補正
    データが記憶されていると判定された場合には、当該温
    度補正データを補正メモリから読み出す第1の読出手段
    と、 前記判定手段により前記検出温度値に対応する温度補正
    データが記憶されていないと判定された場合には、当該
    検出温度値に近い複数の温度値に対応する温度補正デー
    タを補正メモリからそれぞれ読み出す第2の読出手段
    と、 この第2の読出手段により読み出された複数の温度補正
    データをもとに補間演算を行って、前記検出温度値に対
    応する温度補正データを求める補間演算手段と、 前記第1の読出手段により読み出された温度補正データ
    又は前記補間演算手段により求められた温度補正データ
    をもとに、前記検出温度値に対応する温度補正信号を生
    成して前記電子回路に供給する補正信号生成手段とを具
    備したことを特徴とする温度補正回路。
  5. 【請求項5】 温度特性を有する電子回路の動作を温度
    補正する機能を備えた電子機器において、 補正対象の温度範囲中に任意の間隔で設定された複数の
    温度値のうち、所定の温度値を基準温度値としてこの基
    準温度値に対応付けて所定ビット数で表した基準温度補
    正データを記憶すると共に、前記基準温度値以外の各温
    度値に対応付けてそれぞれ前記基準温度補正データとの
    差分を表す差分温度補正データを前記基準温度補正デー
    タのビット数より少数のビット数で表して記憶した補正
    データ記憶手段と、前記電子回路の周辺温度を検出する
    温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された温度値をもとに読出
    アドレスを生成し、この読出アドレスを前記補正データ
    記憶手段に与えることで当該補正データ記憶手段から前
    記検出温度値に対応する差分温度補正データを読み出す
    読出制御手段と、 この読出制御手段により読み出された差分温度補正デー
    タと、前記基準温度補正データと、前記検出温度値と基
    準温度値との差とに基づいて、前記検出温度に対応する
    温度補正信号を生成して前記電子回路に供給する補正信
    号生成手段とを具備したことを特徴とする電子機器。
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