JP2001027946A - 対話型プログラムシステムの画面情報出力方法 - Google Patents

対話型プログラムシステムの画面情報出力方法

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JP2001027946A
JP2001027946A JP11199872A JP19987299A JP2001027946A JP 2001027946 A JP2001027946 A JP 2001027946A JP 11199872 A JP11199872 A JP 11199872A JP 19987299 A JP19987299 A JP 19987299A JP 2001027946 A JP2001027946 A JP 2001027946A
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Ikuyo Umezawa
郁代 梅澤
Shinichi Takeshita
真一 竹下
Shuichi Yoshida
修一 吉田
Shiro Watabe
史朗 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新システムに対話型既存システムを連携する
際に必要となる、既存システムのインターフェース情報
を再生成するよう支援するシステムを提供する。 【解決手段】 対話型既存システムに関する情報を入力
し(201)、データコミュニケーション定義文から、シス
テムで起動されるトランザクション名及び該トランザク
ションの処理を行うプログラム名を抽出し(203)、ソー
スプログラムの記述から次トランザクションの起動ステ
ートメント、画面の入出力ステートメントを抽出し(20
4)、画面定義文から画面名を抽出し(205)、ソースプロ
グラムからプログラム中に実装された画面の入出力ステ
ートメントに至るまでのチェックロジックを抽出し(20
6)、203〜205の結果に基づきトランザクションの起動順
序と画面の入出力順序を生成し(207)、該生成結果と205
の結果に基づき遷移する画面の対応付けを行い(208)、
対話型既存システムの画面遷移図を生成する(209)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機を利用
して既存システムを解析し既存システムに関する情報を
再生成する技術に係わり、特に新システムの構築におい
て、ホスト系既存システムとの統合を図るために必要と
なる既存システムのインターフェース情報(特に画面情
報、画面遷移情報、画面制御情報)の分析を効率的に行
う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、既存システムの画面遷
移情報を生成する手段としては、システム開発支援ツー
ルSEWB3のオンラインプロトタイピングの画面遷移情報
作成機能が挙げられる。本機能では、該システム開発支
援ツールで予め定められた定義方法に従って画面遷移を
定義すると、定義した情報を画面遷移図として出力する
ことができる。また、既存システムを解析して画面イン
タフェース情報を切り出し活用する技術として、例え
ば、特開平7−160536号公報が挙げられる。本公
報では、既存プログラムを解析し、プログラム中に定義
された画面形式ファイル名の抽出やプログラムIDの抽出
を行い、抽出した画面定義情報を画面処理プログラムの
テストデバッグ作業に活用する技術を開示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれば
画面遷移図の出力が可能であるが、これは特定のシステ
ム開発支援ツールを使用し、予め用意された定義方法に
従って開発を進めた場合にのみ有効な機能であって、開
発支援ツールや定義方法に沿った形で開発していないシ
ステムについては、利用することができないという問題
があった。また、特開平7−160536号では、既存
システムの解析はプログラム中に定義された画面形式フ
ァイル名の抽出やプログラムIDの抽出に留まっており、
画面遷移、画面制御情報を解析し切り出すまでには至っ
ていない。このような背景のもと、対話型既存システム
を新システムに連携する上では、既存システムインタフ
ェースの分析としてすべての画面遷移を網羅することは
難しく、作業者はこれを把握するために既存のプログラ
ムコードを調査したり、実際にテストデータによる実機
での動作検証をしており、分析の作業負荷が大きいもの
となっていた。本発明の目的は、新システムに対話型既
存システムを連携する際に必要となる、既存システムの
インターフェース情報を再生成するよう支援するシステ
ムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明は、対話型プログラムシステムの画面情
報出力方法であって、指定されたプログラムシステムに
おける、トランザクションやプログラムを定義したデー
タコミュニケーション定義、使用する画面を定義した画
面定義、画面制御や業務処理を行うソースプログラムを
入力し、前記データコミュニケーション定義文から、プ
ログラムシステムで起動されるトランザクション名およ
び該トランザクションの処理を行うプログラム名を抽出
処理し、前記ソースプログラムからプログラム中に記述
されている次トランザクションの起動ステートメント、
画面の入出力ステートメントを抽出処理し、前記画面定
義文から画面名を抽出処理し、前記各抽出処理による抽
出結果に基づきトランザクションの起動順序と画面の入
出力順序を生成し、ソースプログラムからプログラム中
に実装された前記画面の入出力ステートメントに至るま
でのチェックロジックを抽出処理し、該抽出処理の抽出
結果におけるチェックされている画面項目のチェック内
容と前記生成の結果に基づき遷移する画面の対応付けを
行い、前記対話型プログラムシステムの画面遷移図を生
成するようにしている。
【0005】さらに、前記抽出した画面の入出力ステー
トメントに至るまでのチェックロジックに、予め定義し
ておいた画面切り替え(遷移)キーと一致する情報がチ
ェック条件として含まれているかどうかを判定し、含ま
れている場合には該画面切り替え(遷移)キーに関する
表示を画面遷移図に加えるようにしている。
【0006】また、前記抽出および生成の結果に基づ
き、トランザクションやその起動順序等を示すトランザ
クション関連図を生成して表示し、該トランザクション
関連図に含まれるトランザクション、画面項目のうちで
利用者により選択指示された項目について、該項目に係
わる画面レイアウト図やプログラム上で実装されている
該項目を生成する処理ロジックを表示し、対話的にプロ
グラムシステムの画面情報の理解、再生成を支援するよ
うにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の
プログラムに係わる対話型既存システムを解析して画面
遷移情報を再生成するシステムの概略構成図であり、図
2は実施例を実現するための処理手順を示すフローチャ
ートである。図1において、1は、プログラムに基づく
逐次処理機能を有するCPUであり、図2の処理手順を実
行する。2は、キーボード、マウス等を有する対話端末
であり、本システムを用いる作業者が各種の指示を入力
したり、結果を作業者に表示したりするために用いる。
3は、主記憶装置上に格納されている図2の処理手順を
実現するためのプログラムであり、画面関連情報解析機
能を有するプログラムと、画面遷移情報生成機能を有す
るプログラムと、これらのプログラムをコントロールす
る制御プログラムを有する。なお、主記憶装置上には、
システムに必要な他の種々のプログラムが格納されてい
ることは云うまでもない。4は、再生成の対象となる既
存システム情報が格納されているファイルであり、既存
システムを構成するソースプログラム、画面定義、デー
タコミュニケーション定義情報などが格納されている。
5は、該既存システム情報を前記画面関連情報解析機能
を有するプログラムにより解析することによって得られ
た既存システム解析情報を格納する一時記憶装置であ
り、プログラム情報、トランザクション情報、画面情
報、内部処理ロジックなどが格納されている。6は、前
記画面遷移情報生成機能を有するプログラムによって生
成された画面情報を格納するファイルである。
【0008】次に図2のフローチャートを用いて実施例
を詳細に説明する。プログラム3による処理が開始する
にあたって、まず、既存システム情報4、すなわち既存
システムを構成するソースプログラム、画面定義文、デ
ータコミュニケーション定義文を入力する(ステップ2
01)。次に、プログラム3が起動され、画面関連情報
解析の処理により、既存システム情報4を解析して、解
析情報5として一時記憶に格納する(ステップ20
2)。既存システム情報の解析としては、データコミュ
ニケーション定義文から起動されるトランザクション名
および該トランザクションの処理を行うプログラム名を
抽出する(ステップ203)。また、このプログラム名
を持つソースプログラムからプログラム中に記述されて
いる次トランザクションの起動ステートメントを抽出し
てトランザクション間の関連(起動順序)を解析、抽出
する(ステップ204)。また、上記ソースプログラム
からプログラム中に記述されている画面の入出力ステー
トメントを抽出し、画面定義文から画面名を抽出して、
画面の入出力順序を解析、抽出する(ステップ20
5)。さらに、上記プログラム中で実装されている画面
項目や内部処理ロジックの抽出を行う(ステップ20
6)。それぞれ解析した結果は、トランザクション/プ
ログラム対応情報格納テーブル(210)、トランザク
ション関連情報格納テーブル(211)、画面関連情報
格納テーブル(212)、処理ロジック格納テーブル
(213)に格納する。
【0009】既存システムの解析と、抽出した情報の例
を図3、図4、図6、図7により説明する。図3は、解
析対象とするデータコミュニケーション定義文例(30
1)と、これを解析して得られるトランザクション/プ
ログラム対応情報格納テーブル例(302)である。デ
ータコミュニケーション定義文に記載されているトラン
ザクション名(303)(305)とプログラム名(3
04)(306)からどのトランザクションがどのプロ
グラムと対応しているのかを抽出することができる。
【0010】図4は、解析対象とするソースプログラム
例(401)と、これを解析して得られるトランザクシ
ョン関連情報格納テーブル例(402)である。プログ
ラム中に実装されている次トランザクションの起動ステ
ートメントを抽出し、(402)を作成する。例えば、
(401)は、COBOLプログラムの例である。COBOLで
は、COMMUNICATION SECTION句(408)でコンピュー
タシステムとメッセージの受け渡しをするための定義を
規定しているが、この中にはNEXT TRANSACTION句(40
3)という、次に起動するトランザクションを規定する
定義句があり、ここで定義されたCD-COM-NEXT項目(4
04)に着目してプログラムを解析すると、別処理(別
画面)へのメッセージ送信ステートメント(406)の
前に‘TRAN2’を該項目に移送しているステートメント
(405)を見出すことができる。この関係から、PROG
1プログラム(407)を起動しているトランザクショ
ンの次に起動されるトランザクションは、‘TRAN2’で
あると判定することができ、どのプログラムにどの次ト
ランザクションが対応しているのかを抽出することがで
きる(409)。なお図5に、既存COBOLシステムにつ
いて、画面遷移情報を解析する上で対象となる主な構文
とその意味を記す。ソースプログラムの解析はこれらの
構文を起点として行う。
【0011】図6は、解析対象とする画面定義文例(6
01)、ソースプログラム例(401)と、これを解析
して得られる画面関連情報格納テーブル例(602)で
ある。COMMUNICATION SECTION(408)中には、MAP-N
AME句(603)という、端末からの入力メッセージに
対応する問い合わせ応答メッセージ編集用の画面名を規
定する定義句があり、ここで定義されたCD-COM-MAP項目
(604)に着目してプログラムを解析すると、別処理
(別画面)へのメッセージ送信ステートメント(40
6)の前に‘MAP2’を該項目に移送しているステートメ
ント(605)を見出すことができる。この関係から、
PROG1プログラムで出力されている画面名は‘MAP2’で
あると判定することができ、どのプログラムにどの次画
面情報が対応しているのか(どのプログラムでどの画面
が出力されているのか)を抽出することができる(60
6)。なおCOBOLの記述ではプログラム中でMAP-NAME句
(603)が指定されない場合もあるが、この場合、画
面定義文(601)中のPANEL文のNEXTオペランド(6
07)で次画面名が定義されており、これを抽出するこ
とで出力画面名を特定(抽出)することができる(60
8)。
【0012】図7は、ソースプログラムから抽出した処
理ロジック情報の表示例である。既存システム情報を解
析して、既存システムに実装されているデータ項目や処
理ロジックを抽出する技術は、例えば特開平6−214
772号に記載の公知技術で実現可能である。本公知技
術によれば、既存システムを解析することで、既存シス
テム中に定義された画面項目名(701)や、該項目が
所属するレコード(702)、該項目の型(703)、
桁数(704)といった属性情報を抽出し、さらに、指
定した項目(701)について、そのデータ項目に対し
て行われている操作(705)および該操作を実行する
ときの条件(706)といった内部処理ロジックを抽出
する。例えばCOBOLプログラムでは、画面の出力をSEND
文というステートメントで記述しているが、図7(70
5)のようにこのSEND操作に着目して、本ステートメン
トに至るまでのチェックロジック(条件)を抽出すれ
ば、画面出力時に関連する項目や操作を識別することが
できる。
【0013】既存システムの解析が終了したら、抽出し
た既存システム情報に対して画面遷移情報生成の処理を
して、画面情報を作成する(ステップ207)。作成し
た画面情報は画面情報格納テーブル(214)に格納す
る。
【0014】図8の(811)は既存システムを解析し
た結果から生成した画面情報格納テーブルの例である。
トランザクション/プログラム対応情報格納テーブル
(302)の定義プログラム名とトランザクション関連
情報格納テーブル(402)の定義プログラム名から、
トランザクション間の関連付けを行い、トランザクショ
ン/プログラム対応情報格納テーブル(302)の定義
プログラム名と画面関連情報格納テーブル(602)の
定義プログラム名から、トランザクションで出力する画
面の関連付けを行う。図8では、トランザクション「TR
AN1」の処理がプログラム「PROG1」で実装されており
(801)、さらにプログラム「PROG1」に次トランザ
クションとして「TRAN2」が実装されている(802)
ことから、トランザクション「TRAN1」がトランザクシ
ョン「TRAN2」を呼び出していると判定することができ
る(806)。またプログラム「PROG1」では「MAP2」
「MAP3」画面が出力されており(803)、トランザク
ション/プログラム対応情報格納テーブルの情報(80
1)と関連付けて、トランザクション「TRAN1」で「MAP
2」「MAP3」画面が出力されていると判定することがで
きる(807)。さらに画面項目については、プログラ
ム中で実装されている操作と条件を抽出し(804)、
この中から各画面が出力されるときの条件(メッセージ
送信時の条件)(805)を取得し、(807)と対応
づけて(808)、画面情報(811)を生成する。
【0015】ここで作業者が、抽出した遷移時の条件
(808〜810)の中で、チェックされている項目情
報(812)をもとに、画面遷移情報生成の処理によ
り、トランザクション間で関連付けられている画面間の
関連付けを行う(ステップ208)。例えば、図8(8
11)の画面情報においては、TRAN1→TRAN2(806)
という順序関係が解析されている。またTRAN1では出力
画面としてMAP2、MAP3、TRAN2ではMAP4が解析されてい
る。これらの各画面の出力条件(808〜810)を比
較すると、例えば、MAP2とMAP4の出力条件中で、画面遷
移時のキーとなるデータ項目「業務メニュー番号」項目
に関するチェック内容が同じ(812)であることか
ら、MAP2→MAP4という画面間の関連付けを考えることが
できる。
【0016】このように既存システムを解析して既存シ
ステム中のトランザクションとトランザクションの起動
順序、各トランザクションで出力する画面を抽出し、各
トランザクション間の画面間の関連付けを行った後で、
画面遷移情報生成の処理により、トランザクションや画
面間の関連関係を例えば矢印などで表示し、画面遷移図
として視覚的に作業者に提供する(ステップ209)。
図9に生成した画面情報の出力例(画面遷移図)を示
す。
【0017】以上述べたように本実施形態によれば、既
存システムのインタフェース情報を容易に把握できるよ
うになり、これらの情報を提供することで、CORBAなど
の分散オブジェクト基盤を利用した新システム構築時に
おける既存システムとの連携作業を効率的に行うことが
できるようになる。さらに本実施形態において、画面出
力時の条件として抽出した条件文の中から、予め登録し
ておいたキー種別ファイルに定義されているキー種別項
目を抽出し、これを画面遷移図と合わせ、画面制御情報
として提供する。一般に画面の切り替え(遷移)は、端
末装置の「ENTERキー」や「ファンクションキー」を押
下したタイミングで行われるが、ソースプログラム中で
は例えば図10(1001)に示すような制御値(押下
した際に設定される値)を定めた定義ファイル(COBOL
ではコピー句)を作成し、これに定義した変数名で条件
判定を実装する場合が多い。そこで、これらの定義ファ
イルから定義されている変数名(1002)を抽出し
て、画面切り替え(遷移)時に使用する画面切り替え
(遷移)キーの一覧をキー種別ファイル(1003)と
して作成しておき、ここに登録されている項目と一致す
る項目を画面情報格納テーブルの次画面へのメッセージ
送信時の条件から抽出することで(1004)、画面遷
移時キー種別情報を作成し、画面切り替え時に押下して
いるキー項目を特定する。なお、キー種別ファイルはユ
ーザが任意登録して作成してもよい。
【0018】図11に画面遷移時に押下するキー種別情
報を加えた画面遷移図例を示す。分散オブジェクト環境
と既存システムを連携する一手段としてはラッピング方
式が考えられる。ラッピングとは、既存システムの機能
をオブジェクト間接続のインタフェースに見せかけるこ
とである。ラッピングを行うためには、既存システム側
の端末操作手順(どのキー操作でどの画面を出力する
か)を把握しておく必要があり、図11の情報を提供す
ることでこれを支援することができる。
【0019】図12は、本実施形態において、各情報の
解析作業や解析した情報の表示をGUI(Graphical User
Interface)で行い、作業者の指示によって段階的に既
存システム構成を理解しながら画面情報を生成していく
ことを可能とするシステムのGUI(画面)例である。例
えば、データコミュニケーション定義文を解析して取り
出したトランザクション(302)を一覧としてユーザ
に提示(1201)することで、ユーザは対象とした対
話型既存システムにどのような処理、機能があるのかを
容易に把握することができる。またこのトランザクショ
ン一覧上で実際に活用したい既存システムのトランザク
ション(処理)を選択すると(1208)、システムリ
ソースを解析した結果(807)を元に、選択したトラ
ンザクション(処理)を起点としたトランザクション・
画面関連図(1207)をユーザに提示する(120
2)ことで、ユーザは対象とした対話型既存システムの
必要部分についてのみの情報を把握することができ、既
存システムを連携する際に必要な接続インターフェース
(画像情報)を容易に把握することができる。さらに付
加情報として、表示したトランザクション一覧(120
1)やトランザクション・画面関連図(1207)上で
トランザクション(処理)を選択すると(1209)、
選択したトランザクションの処理を行うプログラム名お
よびソースコードを表示する(1203)機構を持たせ
ることで、詳細でかつ正確な既存システム情報の確認の
ために従来手作業で行っていたようなプログラム調査
を、GUI上で効率的に検証していくことができるように
なる。
【0020】また、トランザクション・画面関連図(1
207)上で画面を選択すると(1210)、選択した
画面のレイアウトイメージを表示する(1204)機構
を持たせることで、新規システムと既存システムを連携
時に新規システム側から既存システム側に受け渡しする
入出力データの確認のため、従来既存システムを実際に
操作して確認していた画面表示項目の調査を、同一の分
析システム中で容易かつ効率的に行えるようになる。ま
た、表示した画面レイアウト上の項目を選択すると、シ
ステムリソースを解析した結果(図7)を元に、選択し
た項目に対して行われている操作や該操作を実行すると
きの条件といった内部処理ロジックを同一の分析システ
ム上でユーザ提示する(1205)ことで、新規システ
ムと既存システム間でデータの受け渡しをする上で必要
となるチェック項目やチェック条件を確認することがで
き、これを既存システム連携時に必要な接続インターフ
ェースとして漏れなく検証し、活用することができる。
また(811)に示したように、解析、表示した各項目
の内部処理ロジック(チェック条件)中のチェック項目
を比較することによって、トランザクション間で関連付
けられている画面間の関連付けを行うことができ、結果
として(1211)に示すような画面間の関連まで含め
た画面遷移情報を生成することが容易にできる。このよ
うなGUIを備え持つことで、対象となる既存システムの
必要な情報のみに絞った分析を行うことができるように
なり分析作業工数を削減することができる。また、段階
的に既存システムの構成を理解していくことができるた
め、既存システムの連携作業を容易に進めていくことが
できるようになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
存システムのトランザクション定義や画面定義やソース
プログラムといった現存するシステムリソースを解析し
て、トランザクションの関連や画面の関連を抽出し、抽
出した関連情報を該システムの画面情報として画面遷移
図の形で提供するので、新規システムの構築において既
存システムを連携する際に必要な接続インタフェースを
容易に設計していくことができ、既存システムを活用し
たシステム構築が容易となって、システム構築の期間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用されるシステムの構成を
示す図である。
【図2】本発明の実施例における処理手順のフローチャ
ートを示す図である。
【図3】解析対象とするデータコミュニケーション定義
文例とこれを解析して抽出されたトランザクション/プ
ログラム対応情報の例を示す図である。
【図4】解析対象とするソースプログラム例とこれを解
析して抽出されたトランザクション関連情報の例を示す
図である。
【図5】画面遷移情報を解析する上で起点となるCOBOL
プログラムの主な構文例を示す図である。
【図6】解析対象とする画面定義文例・ソースプログラ
ム例と、これを解析して抽出された画面関連情報例を示
す図である。
【図7】ソースプログラムから抽出された処理ロジック
の例を示す図である。
【図8】既存システムを解析して抽出された情報と、こ
れらから生成された画面情報の例を示す図である。
【図9】生成した画面情報の表示例を示す図である。
【図10】画面遷移時のキー種別を判定するために必要
なキー種別ファイル例とキー種別を抽出するため元情報
となる画面情報例とこれらを比較して抽出された画面遷
移時のキー種別情報の例を示す図である。
【図11】画面遷移図に押下するキー種別を表示した画
面情報の表示例を示す図である。
【図12】本システムの処理を支援するGUIの例を示す
図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 端末装置 3 主記憶装置に格納したプログラム 4 既存システム情報 5 既存システム解析情報 6 生成した画面情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 真一 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 吉田 修一 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 渡部 史朗 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 Fターム(参考) 5B076 DB04 DD06 DF08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話型プログラムシステムの画面情報出
    力方法であって、 指定されたプログラムシステムにおける、トランザクシ
    ョンやプログラムを定義したデータコミュニケーション
    定義、使用する画面を定義した画面定義、画面制御や業
    務処理を行うソースプログラムを入力し、 前記データコミュニケーション定義文から、プログラム
    システムで起動されるトランザクション名および該トラ
    ンザクションの処理を行うプログラム名を抽出処理し、 前記ソースプログラムからプログラム中に記述されてい
    る次トランザクションの起動ステートメント、画面の入
    出力ステートメントを抽出処理し、 前記画面定義文から画面名を抽出処理し、 前記各抽出処理による抽出結果に基づきトランザクショ
    ンの起動順序と画面の入出力順序を生成し、 ソースプログラムからプログラム中に実装された前記画
    面の入出力ステートメントに至るまでのチェックロジッ
    クを抽出処理し、 該抽出処理の抽出結果におけるチェックされている画面
    項目のチェック内容と前記生成の結果に基づき遷移する
    画面の対応付けを行い、 前記対話型プログラムシステムの画面遷移図を生成する
    ことを特徴とする対話型プログラムシステムの画面情報
    出力方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の対話型プログラムシステ
    ムの画面情報出力方法において、 前記抽出した画面の入出力ステートメントに至るまでの
    チェックロジックに、予め定義しておいた画面切り替え
    (遷移)キーと一致する情報がチェック条件として含ま
    れているかどうかを判定し、含まれている場合には該画
    面切り替え(遷移)キーに関する表示を画面遷移図に加
    えることを特徴とする対話型プログラムシステムの画面
    情報出力方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の対話型プ
    ログラムシステムの画面情報出力方法において、 前記抽出および生成の結果に基づき、トランザクション
    やその起動順序等を示すトランザクション関連図を生成
    して表示し、該トランザクション関連図に含まれるトラ
    ンザクション、画面項目のうちで利用者により選択指示
    された項目について、該項目に係わる画面レイアウト図
    やプログラム上で実装されている該項目を生成する処理
    ロジックを表示し、対話的にプログラムシステムの画面
    情報の理解、再生成を支援することを特徴とする対話型
    プログラムシステムの画面情報出力方法。
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JP (1) JP2001027946A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277430A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Hitachi Ltd ビジネスシステム開発支援方法及びシステム
US7376659B2 (en) 2003-06-11 2008-05-20 International Business Machines Corporation System, method, and computer program product for generating a web application with dynamic content

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