JP2001027916A - 電子機器及び電源制御装置並びに電源供給制御方法 - Google Patents

電子機器及び電源制御装置並びに電源供給制御方法

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JP2001027916A
JP2001027916A JP2000077015A JP2000077015A JP2001027916A JP 2001027916 A JP2001027916 A JP 2001027916A JP 2000077015 A JP2000077015 A JP 2000077015A JP 2000077015 A JP2000077015 A JP 2000077015A JP 2001027916 A JP2001027916 A JP 2001027916A
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power supply
card
unit
units
combination
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Toshiro Obitsu
敏郎 大櫃
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可換式の機能デバイスと接続された機能デバ
イスに対応した接続装置により所望の機能を実現する電
子機器及び電源制御装置並びに電源供給制御方法に関
し、不要な消費電力を低減できる電子機器及び電源制御
装置並びに電源供給制御方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 DVD−ROMドライブユニット110
がマルチベイ108に装着され、DVD−ROMドライ
ブユニット110で再生された情報をデコードするDV
D再生カード120がPCカードスロット116に装着
されたときに、電源制御スイッチ204をオンにして、
DVD再生カード120に電源を供給し、マルチベイ1
08にCD−ROMドライブユニット109などのDV
D再生カード120を使用しない、ドライブユニットが
装着されたときには、電源制御スイッチ204をオフし
て、DVD再生カード120への給電は停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器及び電源制
御装置並びに電源供給制御方法に係り、特に、可換式の
機能デバイスと接続された機能デバイスに対応した接続
装置により所望の機能を実現する電子機器及び電源制御
装置並びに電源供給制御方法に関する。
【0002】近年、バッテリにより動作するノート型パ
ーソナルコンピュータが実現されている。このような、
コンピュータは本体を小型にするために本体の装備を必
要最小限にしておき、必要に応じて機能を拡張できるよ
うにするためにPCカードスロットが設けられている。
このPCカードスロットに必要とする機能を有するPC
カードを装着することにより、所望の機能が実現され
る。
【0003】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータについ
て説明する。
【0004】図1は従来の一例のブロック構成図を示
す。
【0005】従来のノート型パーソナルコンピュータ1
は、情報処理システム2、電池ユニット3、電源回路
4、PCカードスロット5、増設マルチベイ6を有す
る。 情報処理システム2はCPU7、ブリッジ回路
8,9、グラフィックコントローラ10、オーディオコ
ントローラ11、PCカードコントローラ12、ハード
ディスクドライブ13、フロッピー(登録商標)ディス
クドライブ14から構成される。
【0006】CPU7は、プログラムにしたがって、情
報処理を行う。ブリッジ回路8は、CPU7と各部との
間に接続され、CPU7と各部との接続を制御する。
【0007】ブリッジ回路9は、ドライブベイ6とバス
22との間に接続され、マルチベイ6とバス22との接
続を制御する。グラフィックコントローラ10は、処理
データの表示を制御する。
【0008】オーディオコントローラ11は、音声デー
タを処理する。PCカードコントローラ12は、PCカ
ードスロット5とバス22との間に接続され、PCカー
ドスロットに装着されたPCカードとバス22との接続
を制御する。
【0009】また、電池ユニット3は、電源を発生す
る。電池ユニット3で発生された電圧は、電源回路4に
供給される。電源回路4は情報処理システム2、ドライ
ブベイ6に装着されたドライブユニット、PCカードス
ロット5に装着されるPCカードに対して電源を供給す
る。
【0010】マルチベイ6には、ドライブユニット、例
えば、CD−ROMドライブユニット、DVD−ROM
ドライブユニット、ハードディスクドライブユニット、
光磁気ディスクドライブユニットが装着される。PCカ
ードスロット5には、PCカード、例えば、モデムカー
ド、ICメモリカード、SCSIカード、DVD再生カ
ードなどが装着される。
【0011】ここで、マルチベイ6にDVD−ROMド
ライブユニットが装着された場合について説明する。
【0012】図1に示すようにマルチベイ6にDVD−
ROMドライブユニット15が装着され、DVD−RO
Mディスク16を再生しようとすると、DVD−ROM
ディスクドライブ15で再生された信号は、符号化され
ているので、このままでは、CPU7で処理することは
できない。よって、図1に示すシステムでは、PCカー
ドスロット5にDVD再生カード17を装着し、DVD
−ROMドライブユニット15で再生された信号を復号
化してCPU7で処理可能なデータに変換して表示を行
う。
【0013】DVD再生カード17は、デコーダ18、
処理回路19から構成される。デコーダ18は、DVD
−ROMドライブユニット15でDVD−ROMディス
ク16から再生されたデータをデコードする。処理回路
19はデコーダ18でデコーダすべきデータを制御す
る。
【0014】また、DVD再生カード17には、専用ケ
ーブル20が接続可能とされており、専用ケーブル20
によりテレビ受像機21に映像及び音声を出力可能な構
成とされている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図1に示す
従来のノート型パーソナルコンピュータでは、PCカー
ドスロット5にPCカードが装着されると、その使用の
有無にかかわらず電源回路4から電源が供給されてい
た。例えば、PCカードスロット5にDVD再生カード
17が装着されると、マルチベイ6にDVD−ROMド
ライブユニット15が装着されていなくてもDVD再生
カード17に電源が供給され、電池ユニット3が消耗さ
れる。DVD再生カード17はDVD−ROMディスク
16を再生しない状態では、何の意味もなさないため、
DVD再生カード17に供給される電源は全く無駄にな
る等の問題点があった。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、不要な消費電力を低減できる電子機器及び電源制御
装置並びに電源供給制御方法を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、複
数のユニットを組み合わせることにより所望の機能を実
現する電子機器において、複数のユニットの組み合わせ
が前記所望の機能を実現するための組み合わせか否かを
判定し、その判定手段の判定結果に基づいて電源から複
数のユニットのうち所望の機能を実現するときに用いら
れる少なくとも一つのユニットへの給電を制御する。
【0018】請求項1によれば、複数のユニットの組み
合わせが所望の機能を実現するための組み合わせか否か
を判定し、電源から複数のユニットのうち所望の機能を
実現するときに使用される少なくとも一つのユニットに
対する給電を制御することにより、所望の機能が実現で
きないときには、所望の機能を実現するときに使用され
る少なくとも一つのユニットには電源を供給を停止でき
るので、不要な電力消費を防止できる。
【0019】請求項2は、複数のユニットを識別する識
別情報を取得し、取得した識別情報に応じて同一機能を
実現可能か否かを判定する。
【0020】請求項2によれば、複数のユニット識別情
報を取得し、取得した識別情報に応じて同一機能を実現
可能か否かを判定することにより、現状の識別方式を用
いて判定を行なうことができる。
【0021】請求項3は、複数のユニットが交換可能で
あることを特徴とする。
【0022】請求項3によれば、ユニットが交換された
ときに、交換されたユニットが所望の機能を実現できな
い場合に、所望の機能が実現できる。
【0023】請求項4、5は、複数のユニットが例え
ば、DVD−ROMドライブなどのデバイスユニット
と、デバイスユニットで再生された情報をデコードする
DVD再生カードなどのPCカードである場合に、DV
D再生カードが不要なCD−ROMドライブが接続され
た場合に、DVD再生カードへの給電を停止する。
【0024】請求項4、5によれば、PCカードとして
DVD再生カードが接続されていても、デバイスユニッ
トとして、DVD再生カードを使用しないCD−ROM
ドライブが接続されていれば、DVD再生カードへの給
電は停止され、不要な電力の消費を避けることができ
る。
【0025】請求項6は、電源を電池ユニットとしてな
る。
【0026】請求項6によれば、電池の消費を低減させ
ることができる。
【0027】請求項7は、複数のユニットが接続された
電子機器において、複数のユニットのうち少なくとも二
つのユニットに組み合わせが予め決められた組み合わせ
か否かを判定し、予め決められた組み合わせであると判
定されたときに、予め決められた組み合わせのうち少な
くとも一つのユニットへの給電を停止するようにする。
【0028】請求項7によれば、複数のユニットのうち
少なくとも二つのユニットの組み合わせに応じて動作せ
る必要のないユニットへの給電を停止させることができ
るため、不要な電力の消費を防止できる。
【0029】請求項8、12は、複数のユニットのうち
少なくとも二つのユニットの組み合わせが格納されたテ
ーブルを設け、テーブルにより予め決められた組み合わ
せであるか否かを判定する。
【0030】請求項8、12によれば、テーブルにより
給電を停止させる組み合わせを自由に設定できる。
【0031】請求項9、13、19は、電子機器の電源
が投入されたとき、又はユニットが装着されたときに、
複数のユニットが予め決められた組み合わせか否かを判
定する。
【0032】請求項9、13、19によれば、電子機器
に電源が投入されたとき、又はユニットが装着されたと
きに、動作せる必要のないユニットへの給電を停止させ
ることができる。
【0033】請求項10は、複数のユニットを組み合わ
せることにより所望の機能を実現する電子機器のための
電源制御装置において、前記複数のユニットの組み合わ
せが前記所望の機能を実現するための組み合わせか否か
を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づ
いて電源から前記複数のユニットのうち前記所望の機能
を実現するときに用いられるユニットへの給電を制御す
る給電制御手段とを設けてなる。
【0034】請求項10によれば、複数のユニットの組
み合わせが所望の機能を実現するための組み合わせか否
かを判定し、所望の機能を実現できないときには、ユニ
ットへの給電を停止することにより、不要な電力消費を
防止できる。
【0035】また、他の機能を実現するユニットには電
源が供給されるので、他の機能は実行可能となる。
【0036】請求項14は、複数のユニットを組み合わ
せることにより所望の機能を実現する電子機器の電源供
給制御方法において、前記複数のユニットの組み合わせ
が前記所望のユニットを実現するための組み合わせか否
かを判定する判定手順と、前記判定手順の判定結果に基
づいて電源から前記複数のユニットへの給電を制御する
給電制御手順とを設けてなる。
【0037】請求項14によれば、複数のユニットの組
み合わせが所望の機能を実現するための組み合わせか否
かを判定し、所望の機能を実現できないときには、ユニ
ットへの給電を停止することにより、不要な電力消費を
防止できる。
【0038】また、他の機能を実現するユニットには電
源が供給されるので、他の機能は実行可能となる。
【0039】請求項15は、前記判定手順で、 前記複数
のユニットを識別する識別情報を取得する識別情報取得
手順と、前記複数のユニットから取得した識別情報が同
一機能を実現するための機能か否かを判定する情報判定
手順とを実行する。
【0040】請求項15によれば、複数のユニットを識
別する識別情報を取得し、取得した識別情報が同一機能
を実現するための機能か否かを判定することにより、現
状の方法で実現することができる。
【0041】請求項16は、前記複数のユニットを、情
報を再生するデバイスユニットと、前記デバイスユニッ
トで再生された情報をデコードするPCカードとから構
成し、前記判定手順は、前記デバイスユニット及び前記
PCカードの種別を識別し、前記給電制御手順は、前記
判定手順により前記デバイスユニットが前記PCカード
を使用しないときに、前記PCカードへの給電を停止す
るようにしてなる。請求項17は、前記給電制御手順
で、前記判定手順により前記PCカードが所望のデバイ
スユニットと組み合わされて使用されないと判断された
とき、及び、前記PCカードが所望のデバイスユニット
と組み合わされて使用され、かつ、前記PCカードが使
用されるデバイスユニットが接続されていると判定され
たときに、前記PCカードへの給電を行い、前記判定手
順により前記PCカードが所望のデバイスユニットと組
み合わされて使用され、かつ、前記PCカードが使用さ
れる前記デバイスユニットが接続されていないと判定さ
れたときに、前記PCカードへの給電を停止するように
してなる。
【0042】請求項16、1 7によれば、PCカードと
してDVD再生カードが装着されていても、デバイスユ
ニットとして、DVD再生カードを使用するDVD−R
OMドライブ以外の例えばCD−ROMドライブが装着
されると、DVD再生カードへの給電は停止される。
【0043】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1実施例の外観
図を示す。
【0044】本実施例では、電子機器としてノート型パ
ーソナルコンピュータについて説明する。
【0045】ノート型パーソナルコンピュータ100
は、パーソナルコンピュータ本体101、表示部102
から構成される。パーソナルコンピュータ本体101
は、上面にキーボート103及びポインティングデバイ
ス104が搭載される。キーボード103は、複数のキ
ーから構成され、文字などのコードを入力するのに用い
られる。また、ポインティングデバイス104は、フラ
ットポインタなどから構成され、画面上に表示されたポ
インタを移動させ、所望のボタンを操作するのに用いら
れる。
【0046】また、パーソナルコンピュータ本体101
の前面にはフロッピーディスクドライブ105にフロッ
ピーディスク106を挿入するための挿入口107、可
換式のドライブユニットを装着するためのマルチベイ1
08が設けられている。フロッピーディスクドライブ1
05は、フロッピーディスク106に情報を書き込んだ
り、フロッピーディスク106に記録された情報を読み
取ったりする。
【0047】ベイ108には、CD−ROMドライブユ
ニット109、DVD−ROMドライブユニット11
0、ハードディスクドライブユニット111、光磁気デ
ィスクユニット112が装着される。
【0048】CD−ROMドライブユニット109に
は、CD−ROMディスク113が装着される。CD−
ROMドライブユニット109は、装着されたCD−R
OMディスク113を駆動し、CD−ROMディスク1
13に記録された情報を読み取る。
【0049】DVD−ROMドライブユニット110に
は、DVD−ROMディスク114が装着される。DV
D−ROMドライブユニット110は、DVD−ROM
ディスク114に記録された情報を読み取る。
【0050】ハードディスクドライブユニット111に
は、ハードディスクが内蔵されている。ハードディスク
ドライブユニット111は、内蔵されたハードディスク
を駆動して、ハードディスクに情報を記録したり、ハー
ドディスクに記録された情報を再生する。
【0051】光磁気ディスクユニット112には、光磁
気ディスクが内蔵された光磁気ディスクカートリッジ1
15が装着される。光磁気ディスクユニット112は、
光磁気ディスクカートリッジ115に内蔵された光磁気
ディスクに情報を記録したり、光磁気ディスクに記録さ
れた情報を再生する。
【0052】また、パーソナルコンピュータ本体101
の左側面には、PCカードスロット116が設けられて
いる。PCカードスロット116にはPCMCIA(Pe
rsonal Computer Memory Card International Associat
ion )規格に準じたPCカードが装着される。PCカー
ドとしては、モデムカード117、ICメモリカード1
18、SCSIカード119、DVD再生カード120
等がある。PCカードは、平面形状が縦85.6mm、
横54mmの長方形状で、厚さがtype1のPCカー
ドで3.3mm、type2のPCカードで5.0m
m、type3のPCカードで10.5mmに規格化さ
れている。
【0053】モデムカード117の一方の短辺の端面に
は、PCカードスロット116のパーソナルコンピュー
タ本体101の内部側に設けられた接続端子121に接
続され、一方の短辺の端面の反対側の他方の短辺の端面
には通信ケーブル122の一端が接続される。通信ケー
ブル122の他端は電話回線に接続される。モデムカー
ド117は、パーソナルコンピュータ本体101を電話
回線に接続する。
【0054】ICメモリカード118は、一方の短辺の
端面がPCカードスロット116のパーソナルコンピュ
ータ本体101の内部側に設けられた接続端子121に
接続され、パーソナルコンピュータ本体101の増設メ
モリとして用いられる。なお、ICメモリカード118
に記憶された情報は、ICメモリカード118をパーソ
ナルコンピュータ本体101のPCカードスロット11
6から取り外しても消去されることはない。
【0055】SCSIカード119は、一方の短辺の端
面がPCカードスロット116のパーソナルコンピュー
タ本体101の内部側に設けられた接続端子121に接
続され、一方の短辺の端面の反対側の他方の端面にはS
CSIケーブル123の一端が接続される。SCSIケ
ーブル123の他端は、SCSIインタフェースを有す
る周辺機器に接続される。SCSIカード119は、パ
ーソナルコンピュータ本体101とSCSIインタフェ
ースを持つ周辺機器とのインタフェースをとる。
【0056】DVD再生カード120は、一方の短辺の
端面がPCカードスロット116のパーソナルコンピュ
ータ本体101の内部側に設けられた接続端子121に
接続される。DVD再生カード120は、マルチベイ1
08に装着されたDVD−ROMドライブユニット11
0でDVD−ROMディスク114から再生された情報
をパーソナルコンピュータ本体101で再生可能な情報
に復号する。
【0057】また、DVD再生カード120は、パーソ
ナルコンピュータ本体101の内部側に設けられた接続
端子121に接続される端面とは反対側の端面にTV接
続用ケーブル124が接続可能とされている。DVD再
生カード120は、マルチベイ108に装着されたDV
D−ROMドライブユニット110でDVD−ROMデ
ィスク114から再生された映像をTV信号に変換し
て、TV接続用ケーブル124に出力する。TV接続用
ケーブル124は、一端がDVD再生カード120の他
方の端面に接続される。TV接続用ケーブル124の他
端は、ステレオ音声出力用ピンジャック125、12
6、通常映像出力用ピンジャック127、S映像端子用
ジャック128を有する。TV接続用ケーブル124の
他端のステレオ音声出力用ピンジャック125、126
は、テレビ受像機129のステレオ音声入力端子に接続
される。通常映像信号出力用ピンジャック127は、テ
レビ受像機129の映像入力端子に接続される。S映像
端子用ジャック128は、テレビ受像機129のS映像
入力端子に接続される。
【0058】また、表示部102は、パーソナルコンピ
ュータ本体101の背面側端部に設定された軸Aを中心
に矢印B方向に回転自在に保持されている。表示部10
2を矢印B1方向に回動させることにより、表示画面1
30とパーソナルコンピュータ本体101とが対面し
て、表示部102によりキーボード103及びポインテ
ィングデバイス104がカバーされる。このとき、パー
ソナルコンピュータ本体101と表示部102とが重な
り、全体の形状が略平板状とされる。
【0059】また、表示部102を矢印B2方向に回動
させることにより、図2に示すように表示画面130及
びキーボード103及びポインティングデバイス104
が前方に表出し、操作可能となる。表示部102の表示
画面130は、LCD(Liquid Crystal Device )から
なり、パーソナルコンピュータ本体101での処理結果
が表示される。
【0060】図3は本発明の第1実施例のブロック構成
図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。
【0061】パーソナルコンピュータ本体101には、
電池ユニット201、電源回路202、情報処理部20
3、電源制御スイッチ204が内蔵されている。
【0062】電池ユニット201は、パーソナルコンピ
ュータを駆動するための電源となる。電源回路202
は、電池ユニット201で発生された電圧を情報処理部
203、マルチベイ108に装着されたDVD−ROM
ドライブユニット110に供給するとともに、電源制御
スイッチ204を介してPCカードスロット116に装
着されたDVD再生カード120に供給する。
【0063】情報処理部203は、CPU211、チッ
プセット212、メモリ213、ビデオグラフィックス
コントローラ214、オーディオカード215、PCカ
ードコントローラ216、ブリッジ回路217、ハード
ディスクドライブ218から構成される。
【0064】CPU211は、プログラムの命令に応じ
た処理を実行する。CPU211は、チップセット21
2に接続される。また、チップセット212にはビデオ
グラフィックスコントローラ214、メモリ213、バ
ス218などが接続される。チップセット212は、C
PU211と各部との接続を制御する。
【0065】ブリッジ回路217は、マルチベイ108
に装着されたDVD−ROMドライブユニット110を
バス218に接続する。また、ブリッジ回路217は、
電源制御スイッチ204に接続され、電源制御スイッチ
204のオン・オフを制御する。
【0066】ここで、DVD再生カード120について
詳細に説明する。
【0067】DVD再生カード120は、主に、図3に
示すようにデコーダ301、処理回路302、識別情報
記憶部303から構成される。デコーダ301は、DV
D−ROMドライブユニット110で再生された情報を
デコードする。処理回路302は、DVD−ROMドラ
イブユニット110で再生された情報のデコーダ301
への供給、デコーダ301でデコーダされたデータのP
Cカードコントローラ216への出力などを制御する。
識別情報記憶部303には、PCカードの識別情報が記
憶されており、PCカードコントローラ216からのコ
マンドに応じて読み出される。情報処理部203は、電
源投入時、PCカードスロット116へのPCカードの
装着時にPCカードスロット116に接続されたPCカ
ードから識別情報を読み出してPCカードを識別し、使
用するドライバなどを選択する。次に、マルチベイ10
8に装着されるDVD−ROMドライブユニット110
について詳細に説明する。
【0068】図4は本発明の第1実施例のDVD−RO
Mドライブユニットのブロック構成図を示す。
【0069】DVD−ROMドライブユニット110
は、ターンテーブル401、スピンドルモータ402、
レーザー発光部403、光ヘッド404、検出部40
5、VCM406、信号復調部407、制御回路40
8、インタフェース409、識別回路410から構成さ
れる。ターンテーブル401には、DVD−ROMディ
スク114が装着される。ターンテーブル401にはス
ピンドルモータ402が結合され、スピンドルモータ4
02により回転される。
【0070】スピンドルモータ402によりターンテー
ブル401が回転することにより、ターンテーブル40
1に装着されたDVD−ROMディスク114が回転さ
れる。光ヘッド404はDVD−ROMディスク114
に対向した配置され、レーザー発光部403から発光さ
れたレーザー光をDVD−ROMディスク114に照射
する。光ヘッド404は、DVD−ROMディスク11
4にレーザー光を照射し、その反射光を検出部405に
供給する。光ヘッド404は、VCM406によりDV
D−ROMディスク114の半径方向に移動され、レー
ザー光がDVD−ROMディスク114に記録されたト
ラックを追従するように制御される。検出部405で検
出された信号は、信号復調部407に供給される。
【0071】信号復調部407は、検出信号を復調す
る。信号復調部407で復調された信号はインタフェー
ス409を介して情報処理部203を介してPCカード
スロット116に装着されたDVD再生カード120に
供給される。
【0072】また、信号復調部407で復調された信号
は、制御回路408に供給される。制御回路408は、
信号復調部407から供給された信号に応じてスピンド
ルモータ402、レーザー発光部403、VCM406
を制御する。また、制御回路408は、インタフェース
409を介して情報処理部203に接続されており、情
報処理部203からのコマンドに応じて各部を制御す
る。
【0073】識別回路410は、電源202から電源が
供給され、DVD−ROMドライブユニット110を識
別するための信号をインタフェース409を介して情報
処理部203に供給する。識別回路410は、DVD−
ROMドライブユニット110だけでなく、他のドライ
ブユニット、すなわち、CD−ROMドライブユニット
109、ハードディスクドライブユニット111、光磁
気ディスクドライブユニット112にも設けられてい
る。情報処理部203では、識別回路410の識別結果
に応じてマルチベイ108に装着されたドライブユニッ
トを識別し、ドライブベイ108に装着されたドライブ
ユニットに対応した処理を実行するようにしている。
【0074】ここで、識別回路410について説明す
る。
【0075】図5は本発明の第1実施例の識別回路の回
路構成図を示す。図5(A)はCD−ROMドライブユ
ニット109の識別回路、図5(B)はDVD−ROM
ドライブユニット110の識別回路、図5(C)はハー
ドディスクドライブユニット111の識別回路、図5
(D)は光磁気ディスクドライブユニット112の識別
回路を示す。
【0076】CD−ROMドライブユニット109がマ
ルチベイ108に装着されると、CD−ROMドライブ
ユニット109の識別回路には図5(A)に示すように
電源回路202から電源が供給される。電源回路202
から供給された電源は、抵抗R1を介して識別信号出力
端子T1〜T4のうちの出力端子T1に供給される。な
お、CD−ROMドライブユニット109では、他の出
力端子T2〜T4は、接地されている。
【0077】よって、出力端子T1〜T4から出力され
る識別信号は、「1000」となる。情報処理部203
は、マルチベイ108に装着されたドライブユニットか
ら識別信号「1000」が供給されると、マルチベイ1
08にはCD−ROMドライブユニット109が接続さ
れていると認識し、CD−ROMドライブユニット10
9に対応した処理を行う。
【0078】DVD−ROMドライブユニット110が
マルチベイ108に装着されると、DVD−ROMドラ
イブユニット110の識別回路には図5(B)に示すよ
うに電源回路202から電源が供給される。電源回路2
02から供給された電源は、抵抗R1、R2を介して識
別信号出力端子T1〜T4のうちの出力端子T1、T2
に供給される。なお、DVD−ROMドライブユニット
110では、他の出力端子T3,T4は、接地されてい
る。
【0079】よって、出力端子T1〜T4から出力され
る識別信号は、「1100」となる。情報処理部203
は、マルチベイ108に装着されたドライブユニットか
ら識別信号「1100」が供給されると、マルチベイ1
08にはDVD−ROMドライブユニット110が接続
されていると認識し、DVD−ROMドライブユニット
110に対応した処理を行う。
【0080】ハードディスクドライブユニット111が
マルチベイ108に装着されると、ハードディスクドラ
イブユニット111の識別回路には図5(C)に示すよ
うに電源回路202から電源が供給される。電源回路2
02から供給された電源は、抵抗R1、R2、R3を介
して識別信号出力端子T1〜T4のうちの出力端子T
1、T2、T3に供給される。なお、ハードディスクド
ライブユニット111では、他の出力端子T4は、接地
されている。
【0081】よって、出力端子T1〜T4から出力され
る識別信号は、「1110」となる。情報処理部203
は、マルチベイ108に装着されたドライブユニットか
ら識別信号「1110」が供給されると、マルチベイ1
08にはハードディスクドライブユニット111が接続
されていると認識し、ハードディスクドライブユニット
111に対応した処理を行う。
【0082】光磁気ディスクドライブユニット112が
マルチベイ108に装着されると、光磁気ディスクドラ
イブユニット111の識別回路には図5(D)に示すよ
うに電源回路202から電源が供給される。電源回路2
02から供給された電源は、抵抗R1、R2、R3、R
4を介して識別信号出力端子T1〜T4の全てに供給さ
れる。
【0083】よって、出力端子T1〜T4から出力され
る識別信号は、「1111」となる。情報処理部203
は、マルチベイ108に装着されたドライブユニットか
ら識別信号「1111」が供給されると、マルチベイ1
08には光磁気ディスクドライブユニット112が接続
されていると認識し、光磁気ディスクドライブユニット
112に対応した処理を行う。
【0084】次に、電源制御スイッチ204の制御動作
について説明する。
【0085】図6は本発明の第1実施例の電源制御処理
のフローチャートを示す。
【0086】CPU211は、パーソナルコンピュータ
本体101に電源が投入されると(ステップS1)、ブ
リッジ回路217を介して電源制御スイッチ204をオ
ンし、PCカードスロット116に装着されたPCカー
ドの種類を判別する(ステップS2)。
【0087】ステップS2のPCカードスロット116
に装着されたPCカードの種類を判別について説明す
る。
【0088】ステップS2のPCカードスロット116
に装着されたPCカードの種類を判別は、まず、CPU
211からPCカードコントローラ216を介して識別
情報を要求するコマンド発行する。PCカード、すなわ
ち、図3に示すDVD再生カード120は、CPU21
1からPCカードコントローラ216を介して発行され
た識別情報を要求するコマンドに応じて識別情報記憶部
303に記憶された識別情報、すなわち、DVD再生カ
ードである旨を示す情報を読み出し、PCカードコント
ローラ216を介してCPU211に供給する。CPU
211は、PCカードの識別情報記憶部303から読み
出された識別情報に応じてPCカードスロット116に
装着されたPCカードを判別する。
【0089】ステップS2で、識別情報を取得すると、
CPU211は次に識別情報からPCカードスロット1
16に装着されたPCカードがDVD再生カードか否か
を判別する(ステップS3)。ステップS3の判別で、
PCカードスロット116に装着されたPCカードがD
VD再生カード120でない、他のPCカード、すなわ
ち、モデムカード117、ICメモリカード118、S
CSIカード119である場合には、情報処理部203
で使用される可能性があるので、電源制御スイッチ20
4をオンのままとして、PCカードに電源が供給される
ようにする(ステップS4)。
【0090】また、ステップS3で、PCカードスロッ
ト116に装着されたPCカードがDVD再生カード1
20である場合には、次に、マルチベイ108に装着さ
れたデバイスを判定する(ステップS5)。
【0091】ステップS5のデバイスの判定方法は、図
5とともに説明したようにデバイスユニットに電源を供
給したときに、デバイスユニットに応じて識別回路41
0から出力される識別信号に応じて判定を行う。すなわ
ち、識別回路410からの識別信号が「1000」であ
れば、CD−ROMドライブユニット109、識別信号
が「1100」であれば、DVD−ROMドライブユニ
ット110、識別信号が「1110」であれば、ハード
ディスクドライブユニット111、識別信号が「111
1」であれば、光磁気ディスクドライブユニット112
であると判定する。
【0092】CPU211は、次に、ステップS5の判
定結果、DVD−ROMドライブユニット110が接続
されるか否かを判定する(ステップS6)。
【0093】ステップS6で、ドライブベイ108にD
VD−ROMドライブユニット110が装着されている
と判断された場合には、DVD−ROMドライブユニッ
ト110を駆動させたときにPCカードスロット116
に装着されたDVD再生カード120を動作させる必要
があるので、電源制御スイッチ204はオンのままにし
て、DVD再生カード120に電源を供給する(ステッ
プS4)。
【0094】また、ステップS6で、マルチベイ108
にDVD−ROMドライブユニット110以外のドライ
ブが装着されていると判断された場合には、マルチベイ
108に装着されたドライブユニットを駆動させてもP
Cカードスロット116に装着されたDVD再生カード
120を動作させる意味がないので、電源制御スイッチ
204をオフして、DVD再生カード120への電源の
供給を停止させる(ステップS7)。
【0095】以上のように、本実施例によれば、PCカ
ードスロット116に装着されたPCカードの種類及び
マルチベイ108に装着されたドライブユニットの種類
を判定し、PCカードへの電源の供給を制御する電源制
御スイッチ204のオン・オフを制御しており、PCカ
ードスロット116にDVD再生カード120が装着さ
れても、ドライブベイ108にDVD−ROMドライブ
ユニット110が装着されなければ、DVD再生カード
120に電源が供給されないので、PCカードに不要な
電源を供給することがなく、消費電力を削減できる。
【0096】なお、本実施例では、DVD再生カード1
20への電源供給を制御する場合について説明したが、
これに限られるものではなく、PCカードスロット11
6に装着されるPCカードとマルチベイ108に装着さ
れるドライブユニットとで一連の処理が行われる場合で
あれば、適用可能である。また、必ずPCカードと連携
して処理を行うドライブユニットであれば、ドライブユ
ニットへの電源の供給も制御するようにしてもよい。
【0097】なお、本実施例では、パーソナルコンピュ
ータ本体101の電源投入時にPCカードへの電源供給
を制御したが、マルチベイに新たにドライブユニットが
装着されたとき、又は、PCカードスロットにPCカー
ドが装着されたときに、PCカードへの電源供給を制御
するようにしてもよい。
【0098】ここで、マルチベイに新たにドライブユニ
ットが装着されたとき、又は、PCカードスロットにP
Cカードが装着されたときに、PCカードへの電源供給
を制御する実施例について説明する。
【0099】なお、本実施例は、第1実施例と構成は同
一であり、電源制御処理が相違する。このため、本実施
例の構成の説明は省略する。
【0100】図7は本発明の第2実施例の電源制御処理
のフローチャートを示す。同図中、図6と同一ステップ
には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0101】本実施例は、図6のステップS1に換え
て、まず、ステップS11を実行する。
【0102】ステップS11は、マルチベイ108にド
ライブユニット110が装着されたか、又は、PCカー
ドスロット116にPCカードが装着されたか否かを判
定する。
【0103】ステップS11で、マルチベイ108にド
ライブユニットが装着されるか、又は、PCカードスロ
ット116にPCカードが装着されると、ステップS2
が実行される。
【0104】なお、上記第1及び第2実施例では、DV
D再生カードと他のドライブユニットの組み合わせのと
きにPCカードへの電源の供給を停止したが、複数のカ
ードとドライブユニットの組み合わせでカードへの電源
の供給を停止するようにしてもよい。
【0105】ここで、複数のPCカードとドライブユニ
ットとの組み合わせでカードへの電源の供給を停止する
実施例について説明する。
【0106】なお、本実施例は、第1実施例と構成は同
一であり、電源制御処理が相違する。このため、本実施
例の構成の説明は省略する。
【0107】図8は本発明の第3実施例の電源制御処理
のフローチャートを示す。
【0108】本実施例の電源制御処理は、PCカードス
ロット116に装着されたPCカードの種類を判別する
ステップS21、ドライブベイ108に装着されたドラ
イブユニットの種類を判別するステップS22、ステッ
プS21、S22で判別されたPCカードの種別とドラ
イブユニットの種別との組み合わせがテーブルに存在す
るか否かを判別するステップS23、PCカードへの給
電を停止するステップS24から構成される。
【0109】ステップS21は、第1実施例のステップ
S と同様にPCカードスロット116に装着されたP
Cカードから識別情報を読み出し、PCカードの種別を
判別する。
【0110】ステップS22は、第1実施例のステップ
S5と同様にマルチベイ108に装着されたドライブユ
ニットの種別を判別する。
【0111】ステップS23は、情報処理部203に予
め設定されたテーブルを参照して、ステップS21で判
別されたPCカードの種別とステップS22で判別され
たドライブユニットの種別とがテーブルに存在するか否
かを判別する。
【0112】なお、テーブルには、電源を停止すべきP
Cカードの種別とドライブユニットの種別との組み合わ
せが記憶されている。
【0113】ステップS23で、ステップS21で判別
されたPCカードの種別とステップS22で判別された
ドライブユニットの種別とがテーブルに存在する場合に
は、ステップS24が実行される。ステップS24は、
PCカードへの電源供給を停止する。
【0114】また、ステップS23で、ステップS21
で判別されたPCカードの種別とステップS22で判別
されたドライブユニットの種別とがテーブルに存在しな
い場合には、そのまま処理を終了する。
【0115】また、上記第1及び第2実施例では、2つ
のユニットの組み合わせに応じて電源の制御するように
したが、3つ以上のユニットの組み合わせに応じて少な
くとも一つのユニットへの電源を切断するようにしても
よい。
【0116】さらに、PCカードだけでなく、ドライブ
ユニットへの電源を制御するようにしてもよい。
【0117】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、クレームされたオン発明の範囲から逸脱
することなく、種々の変形例や実施例が考えられる。
【0118】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、複数のユニットの組み合わせが所望の機能を実現す
るための組み合わせか否かを判定し、電源から複数のユ
ニットのうち所望の機能を実現するときに使用される少
なくとも一つのユニットに対する給電を制御することに
より、所望の機能が実現できないときには、所望の機能
を実現するときに使用される少なくとも一つのユニット
には電源を供給を停止できるので、不要な電力消費を防
止でき、また、他の機能を実現するユニットには電源が
供給されるので、他の機能は実行可能となる等の特長を
有する。
【0119】請求項2によれば、複数のユニット識別情
報を取得し、取得した識別情報に応じて同一機能を実現
可能か否かを判定することにより、現状の識別方式を用
いて判定を行なうことができるなどの特長を有する。
【0120】請求項3によれば、ユニットが交換された
ときに、交換されたユニットが所望の機能を実現できな
い場合に、所望の機能が実現できる等の特長を有する。
【0121】請求項4、5によれば、PCカードとして
DVD再生カードが接続されていても、デバイスユニッ
トとして、DVD再生カードを使用しないCD−ROM
ドライブが接続されていれば、DVD再生カードへの給
電は停止され、不要な電力の消費を避けることができる
等の特長を有する。
【0122】請求項6によれば、電源を電池ユニットと
することにより、電池の消費を低減させることができる
等の特長を有する。
【0123】請求項7、11、18によれば、複数のユ
ニットのうち少なくとも二つのユニットの組み合わせに
応じて動作せる必要のないユニットへの給電を停止させ
ることができるため、不要な電力の消費を防止できる等
の特長を有する。
【0124】請求項8、12によれば、テーブルにより
給電を停止させる組み合わせを自由に設定できる等の特
長を有する。
【0125】請求項9、13、19によれば、電子機器
に電源が投入されたとき、又はユニットが装着されたと
きに、動作せる必要のないユニットへの給電を停止させ
ることができる。
【0126】請求項10によれば、複数のユニットの組
み合わせが所望の機能を実現するための組み合わせか否
かを判定し、所望の機能を実現できないときには、ユニ
ットへの給電を停止することにより、不要な電力消費を
防止でき、また、他の機能を実現するユニットには電源
が供給されるので、他の機能は実行可能となる等の特長
を有する。
【0127】請求項14によれば、複数のユニットの組
み合わせが所望の機能を実現するための組み合わせか否
かを判定し、所望の機能を実現できないときには、ユニ
ットへの給電を停止することにより、不要な電力消費を
防止でき、また、他の機能を実現するユニットには電源
が供給されるので、他の機能は実行可能となる等の特長
を有する。
【0128】請求項15によれば、複数のユニットを識
別する識別情報を取得し、取得した識別情報が同一機能
を実現するための機能か否かを判定することにより、現
状の方法で実現することができる等の特長を有する。
【0129】請求項16、1 7によれば、PCカードと
してDVD再生カードが装着されていても、デバイスユ
ニットとして、DVD再生カードを使用するDVD−R
OMドライブ以外の例えばCD−ROMドライブが装着
されると、DVD再生カードへの給電は停止される等の
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一例のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の外観図である。
【図3】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図4】本発明の第1実施例のDVD−ドライブユニッ
トのブロック構成図である。
【図5】本発明の第1実施例の識別回路の回路構成図で
ある。
【図6】本発明の第1実施例の電源制御処理のフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第2実施例の電源制御処理のフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第3実施例の電源制御処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 ノート型パーソナルコンピュータ 101 パーソナルコンピュータ本体 102 表示部 103 キーボード 104 ポインティングデバイス 105 フロッピーディスクドライブ 106 フロッピーディスク 107 挿入口 108 マルチベイ 109 CD−ROMドライブユニット 110 DVD−ROMドライブユニット 111 ハードディスクドライブユニット 112 光磁気ディスクドライブユニット 113 CD−ROMディスク 114 DVD−ROMディスク 115 光磁気ディスクカートリッジ 116 PCカードスロット 117 モデムカード 118 ICメモリカード 119 SCSIカード 120 DVD再生カード 121 接続端子 122 通信ケーブル 123 SCSIケーブル 124 TV接続用ケーブル 125,126 音声出力ピンジャック 127 映像出力ピンジャック 128 S映像端子用ジャック 129 テレビ受像機 130 表示画面

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユニットを組み合わせることによ
    り所望の機能を実現する電子機器において、 前記複数のユニットの組み合わせが前記所望の機能を実
    現するための組み合わせか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて電源から前記複数の
    ユニットのうち前記所望の機能を実行するときに用いら
    れる少なくとも一つのユニットへの給電を制御する給電
    制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記複数のユニットを
    識別する識別情報を取得する識別情報取得手段と、 前記複数のユニットから取得した識別情報に応じて所望
    の機能を実現可能か否かを判定する情報判定手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記複数のユニットは、交換可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記複数のユニットは、情報を再生する
    デバイスユニットと、 前記デバイスユニットで再生された情報をデコードする
    PCカードとを有し、 前記判定手段は、前記デバイスユニット及び前記PCカ
    ードの種別を識別し、 前記給電制御手段は、前記判定手段により前記デバイス
    ユニットが前記PCカードを使用しないときに、前記P
    Cカードへの給電を停止することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか一項記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記給電制御手段は、前記判定手段で、
    前記PCカードが所望のデバイスユニットと組み合わさ
    れて使用されてないと判断されたとき、及び、前記PC
    カードが所望のデバイスユニットと組み合わされて使用
    され、かつ、前記PCカードが使用される前記デバイス
    ユニットが接続されていると判断されたときには、前記
    PCカードへの給電を行い、 前記判定手段で、前記PCカードが所望のデバイスユニ
    ットと組み合わせて使用され、かつ、前記PCカードが
    使用される前記デバイスユニットが接続されていないと
    判断されたときには、前記PCカードへの給電を停止す
    ることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記電源は、電池ユニットであることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の電子機
    器。
  7. 【請求項7】 複数のユニットが接続された電子機器に
    おいて、 前記複数のユニットのうち少なくとも二つのユニットに
    組み合わせが予め決められた組み合わせか否かを判定す
    る判定手段と、 前記予め決められた組み合わせが判定されたときに、前
    記予め決められた組み合わせのうち少なくとも一つのユ
    ニットへの給電を停止する電源制御手段とを有すること
    を特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、前記複数のユニットの
    うち少なくとも二つのユニットの組み合わせが格納され
    たテーブルを有し、 前記テーブルにより予め決められた組み合わせであるか
    否かを判定することを特徴とする請求項7記載の電子機
    器。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、電子機器の電源が投入
    されたとき、又はユニットが装着されたときに、前記複
    数のユニットが予め決められた組み合わせか否かを判定
    することを特徴とする請求項7又は8記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 複数のユニットを組み合わせることに
    より所望の機能を実現する電子機器のための電源制御装
    置において、 前記複数のユニットの組み合わせが前記所望の機能を実
    現するための組み合わせか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて電源から前記複数の
    ユニットのうち前記所望の機能を実現するときに用いら
    れるユニットへの給電を制御する給電制御手段とを有す
    ることを特徴とする電源制御装置。
  11. 【請求項11】 複数のユニットが接続される電子機器
    の電源制御装置において、 前記複数のユニットのうち少なくとも二つのユニットの
    組み合わせが予め決められた組み合わせか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段により前記予め決められた組み合わせであ
    ると判定されたときに、予め決められた組み合わせのう
    ちの少なくとも一つのユニットへの給電を制御する電源
    制御手段とを有することを特徴とする電子機器の電源制
    御装置。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、前記複数のユニット
    のうち少なくとも二つのユニットの組み合わせが格納さ
    れたテーブルを有し、 前記テーブルより予め決められた組み合わせであるか否
    かを判定することを特徴とする請求項11記載の電子機
    器の電源制御装置。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、電子機器の電源が投
    入されたとき、又は、ユニットが接続されたときに、前
    記複数のユニットが予め決められた組み合わせか否かを
    判定することを特徴とする請求項11又は12記載の電
    子機器。
  14. 【請求項14】 複数のユニットを組み合わせることに
    より所望の機能を実現する電子機器の電源供給制御方法
    において、 前記複数のユニットの組み合わせが前記所望のユニット
    を実現するための組み合わせか否かを判定する判定手順
    と、 前記判定手順の判定結果に基づいて電源から前記複数の
    ユニットへの給電を制御する給電制御手順を有すること
    を特徴とする電子機器の電源供給制御方法。
  15. 【請求項15】 前記判定手順は、 前記複数のユニット
    を識別する識別情報を取得する識別情報取得手順と、 前記複数のユニットから取得した識別情報が同一機能を
    実現するための機能か否かを判定する情報判定手順とを
    有することを特徴とする請求項14記載の電子機器の電
    源供給制御方法。
  16. 【請求項16】 前記複数のユニットは、情報を再生す
    るデバイスユニットと、 前記デバイスユニットで再生された情報をデコードする
    PCカードとからなり、 前記判定手順は、前記デバイスユニット及び前記PCカ
    ードの種別を識別し、 前記給電制御手順は、前記判定手順により前記デバイス
    ユニットが前記PCカードを使用しないときに、前記P
    Cカードへの給電を停止することを特徴とする請求項1
    4又は15記載の電子機器の電源供給制御方法。
  17. 【請求項17】 前記給電制御手順は、前記判定手順
    で、前記PCカードが所望のデバイスユニットと組み合
    わされて使用されないと判断されたとき、及び、前記P
    Cカードが所望のデバイスユニットと組み合わされて使
    用され、かつ、前記PCカードが使用されるデバイスユ
    ニットが接続されていると判定されたときに、前記PC
    カードへの給電を行い、 前記判定手順で、前記PCカードが所望のデバイスユニ
    ットと組み合わされて使用され、かつ、前記PCカード
    が使用される前記デバイスユニットが接続されていない
    と判定されたときに、前記PCカードへの給電を停止す
    ることを特徴とする請求項14記載の電子機器の電源供
    給制御方法。
  18. 【請求項18】 複数のユニットが接続される電子機器
    の電源供給制御方法において、 前記複数のユニットのうち少なくとも二つのユニットの
    組み合わせが予め決められた組み合わせか否かを判定す
    る判定手順と、 前記判定手順で、 前記予め決められた組み合わせである
    と判定されたときに、前記予め決められた組み合わせの
    うち少なくとも一つのユニットへの給電を制御する電源
    制御手順とを有することを特徴とする電子機器の電源供
    給制御方法。
  19. 【請求項19】 前記判定手順は、 電子機器の電源が投
    入されたとき、又はユニットが接続されたときに、前記
    複数のユニットが予め決められた組み合わせか否かを判
    定することを特徴とする請求項18記載の電子機器の電
    源供給制御方法。
JP2000077015A 1999-05-12 2000-03-17 電子機器及び電源制御装置並びに電源供給制御方法 Pending JP2001027916A (ja)

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