JP2001026911A - 防音壁の遮音板留め金具及び該遮音板留め金具の装着方法 - Google Patents

防音壁の遮音板留め金具及び該遮音板留め金具の装着方法

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JP2001026911A
JP2001026911A JP11290856A JP29085699A JP2001026911A JP 2001026911 A JP2001026911 A JP 2001026911A JP 11290856 A JP11290856 A JP 11290856A JP 29085699 A JP29085699 A JP 29085699A JP 2001026911 A JP2001026911 A JP 2001026911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防音壁1において遮音板4と断面コ字状溝3
における一方の側面との隙間に装着される板バネ式の遮
音板留め金具10に対して、重いハンマー等を用いない
で簡単な作業でスムーズに装着できるようにする。 【解決手段】 略上下方向に延びる第1の縦辺部12
と、この第1の縦辺部12との水平距離が上側に向かっ
て大きくなるように略上下方向に延び、下端部が第1の
縦辺部12の下端部に接続された第2の縦辺部13と、
上記第1の縦辺部12に設けられ、上記第2の縦辺部1
3の上端部に対して係脱自在な係合部20とを備え、こ
の係合部20と第2の縦辺部13の上端部とが係合して
いるときに、上記第1及び第2の縦辺部12,13の上
端部間の水平距離が非係合時よりも小さくなるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音壁において遮
音板を固定するための板バネ式の遮音板留め金具及び該
遮音板留め金具の装着方法に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車道路の両側等に設けられ
る防音壁は、例えば実開平4−57513号公報に示さ
れているように、所定間隔をあけて立設された複数の支
柱と、該相隣接する一対の支柱の対向面に形成され、該
支柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝と、該相対向する
断面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面コ字状溝の溝幅よ
りも厚みが小さく設定された遮音板とを備えている。そ
して、上記遮音板と断面コ字状溝における一方の側面と
の隙間(溝幅方向の隙間)には板バネ式の遮音板留め金
具が装着され、この留め金具の弾性復元力により遮音板
が断面コ字状溝の他方の側面に押圧されて固定されるよ
うになっている。
【0003】上記留め金具は、基本的には、略上下方向
に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向の一方
の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間側の面に当
接する第1の縦辺部と、この第1の縦辺部と対向しかつ
該第1の縦辺部との水平距離が上側に向かって大きくな
るように設けられ、留め金具が上記隙間に装着されたと
きに、厚み方向における第1の縦辺部と反対側面の上端
部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する第2の縦
辺部とを備えている。上記第1及び第2の縦辺部の下端
部同士は、例えば上記公報のように連結辺部を介して接
続されるか、又は、例えば実開昭61−50109号公
報に示されているように、連結辺部を介さずに直接接続
されている。
【0004】そして、上記第1及び第2の縦辺部の下端
部間の水平距離は、上記隙間よりも小さく設定されてい
る一方、上端部間の水平距離は、上記隙間よりも大きく
設定されており、留め金具を上記遮音板と断面コ字状溝
との隙間に装着するには、先ず、第1及び第2の縦辺部
の下端部をその隙間に挿入しておき、この留め金具を上
側からハンマー等で叩くことにより第1及び第2の縦辺
部の上端部を互いに近付く方向に撓ませて上記隙間に完
全に挿入させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の留
め金具の装着方法では、留め金具を重いハンマーで叩い
て装着しなければならないため、装着作業に時間がかか
ると共に、力の弱い作業者に装着作業を行わせることは
できないという問題がある。また、装着作業時に大きな
音が発生すると共に、留め金具が破損する場合がある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記のような防音壁の
遮音板留め金具に対して、その構成を改良することによ
って、留め金具の遮音板と断面コ字状溝との隙間に対す
る装着を、重いハンマー等を用いないで簡単な作業でス
ムーズに行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、第1の縦辺部に、第2の縦
辺部の上端部に対して係脱自在な係合部を設け、この係
合部と上記第2の縦辺部の上端部とが係合しているとき
に、第1及び第2の縦辺部の上端部間の水平距離が非係
合時よりも小さくなるようにした。
【0008】具体的には、この発明では、所定間隔をあ
けて立設された複数の支柱と、該相隣接する一対の支柱
の対向面に形成され、該支柱の長さ方向に延びる断面コ
字状溝と、該相対向する断面コ字状溝間に嵌め込まれ、
該断面コ字状溝の溝幅よりも厚みが小さく設定された遮
音板とを備えた防音壁において、上記遮音板と断面コ字
状溝における一方の側面との隙間に装着され、弾性復元
力により該遮音板を断面コ字状溝の他方の側面に押圧す
る板バネ式の遮音板留め金具を対象とする。
【0009】そして、略上下方向に延び、上記隙間に装
着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚
み方向における該隙間側の面に当接する第1の縦辺部
と、上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との
水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向
に延び、下端部が上記第1の縦辺部の下端部に接続さ
れ、上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第
1の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一
方の側面に当接する第2の縦辺部と、上記第1の縦辺部
に設けられ、上記第2の縦辺部の上端部に対して係脱自
在な係合部とを備え、上記係合部と第2の縦辺部の上端
部とが係合しているときに、上記第1及び第2の縦辺部
の上端部間の水平距離が非係合時よりも小さくなるよう
に構成されているものとする。
【0010】上記の構成により、係合部と第2の縦辺部
の上端部との係合時に、第1及び第2の縦辺部の上端部
間の水平距離を、遮音板と断面コ字状溝における一方の
側面との隙間量と略同じになるようにするか又はその隙
間量よりも小さくなるようにすることができる。この結
果、作業者は、予め係合部と第2の縦辺部の上端部とを
係合した留め金具をその隙間に挿入して上記係合を解除
するだけで済み、力の弱い作業者であっても留め金具を
簡単な作業で容易にかつスムーズに装着することができ
ると共に、その装着作業時に大きな音が発生したり、留
め金具が壊れたりするのを防止することができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、係合部は、基端部が第1の縦辺部に接続されかつ
該基端部から上側に延びて先端部が第1の縦辺部の厚み
方向に撓むことが可能な片持ちはり状の可撓部と、該可
撓部の先端部に第2の縦辺部側に突出するように形成さ
れかつ第2の縦辺部の上端部に対して上側を覆うように
係合する突起部とからなるものとする。
【0012】このことにより、簡単な構成で係合部を形
成することができる。また、係合部を第1の縦辺部に一
体形成することができ、低コストで係合部を形成するこ
とができる。
【0013】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、2つの突起部が、第1の縦辺部の幅方向に所定間
隔をあけて設けられ、上記両突起部間における可撓部の
先端部に、略上下方向に延びる延設部が形成されている
ものとする。
【0014】このことで、延設部をガイドにして該延設
部と第2の縦辺部との間にドライバー等の工具を差し込
むことができ、該工具を差し込んだ状態で回したりこじ
たりすることにより、係合部と第2の縦辺部との係合を
容易に解除することができる。
【0015】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、可撓部の上下方向中間部に、第1の縦辺部の厚み
方向における第2の縦辺部と反対側面に対して第2の縦
辺部と反対側に突出した状態で湾曲してなる湾曲部が形
成され、係合部と上記第2の縦辺部の上端部とが係合し
ているときに、該第2の縦辺部の上端部と上記湾曲部と
の間の水平距離が、遮音板と断面コ字状溝における一方
の側面との隙間量よりも大きく設定されているものとす
る。
【0016】こうすることで、予め係合部と第2の縦辺
部の上端部とを係合した留め金具を、遮音板と断面コ字
状溝における一方の側面との隙間に挿入して装着する途
中で、可撓部の湾曲部が遮音板に当接すると共に、第2
の縦辺部の上端部が断面コ字状溝の一方の側面に当接す
る。この当接状態で留め金具を挿入方向にさらに押し込
むと、その湾曲部の湾曲度合いが徐々に小さくなり、こ
の結果、可撓部の先端部の突起部が上側でかつ第2の縦
辺部と反対側へ徐々に移動して、やがて係合部と第2の
縦辺部の上端部との係合が解除される。したがって、留
め金具の所定位置へのセット完了と略同時に、上記係合
が解除された状態にすることができ、留め金具の装着が
より一層容易になる。
【0017】請求項5の発明では、所定間隔をあけて立
設された複数の支柱と、該相隣接する一対の支柱の対向
面に形成され、該支柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝
と、該相対向する断面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面
コ字状溝の溝幅よりも厚みが小さく設定された遮音板と
を備えた防音壁において、上記遮音板と断面コ字状溝に
おける一方の側面との隙間に装着され、弾性復元力によ
り該遮音板を断面コ字状溝の他方の側面に押圧する板バ
ネ式の遮音板留め金具を対象とする。
【0018】そして、略上下方向に延び、上記隙間に装
着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚
み方向における該隙間側の面に当接する第1の縦辺部
と、上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との
水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向
に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向におけ
る第1の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝
の一方の側面に当接する第2の縦辺部と、両端部が上記
第1及び第2の縦辺部の下端部にそれぞれ接続され、該
両端部間の長さが上記隙間よりも小さく設定された連結
辺部と、上記第2の縦辺部の上端部に接続され、該上端
部から上記第1の縦辺部側に向かって延び、一部に係合
用孔又は係合用切欠きを有する上辺部と、上記上辺部の
第1の縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第2の
縦辺部側でかつ下側に向かって延びる下辺部と、上記第
2の縦辺部に設けられ、上記上辺部の係合用孔又は係合
用切欠きに対して係脱自在な係合部とを備え、上記係合
部と上辺部の係合用孔又は係合用切欠きとが係合してい
るときに、該上辺部の第1の縦辺部側端部と第2の縦辺
部との間における該第2の縦辺部の厚み方向に沿った距
離が非係合時よりも小さくなるように構成されているも
のとする。
【0019】この発明により、係合部と上辺部の係合用
孔又は係合用切欠きとの係合時に、第1及び第2の縦辺
部の上端部を互いに近付くように撓ませて、上辺部の第
1の縦辺部側端部を第1の縦辺部に当接させたときに、
上記第1及び第2の縦辺部における上端部間の水平距離
が遮音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙間量
と略同じになるようにするか又はその隙間量よりも小さ
くなるようにすることができる。このとき、第1及び第
2の縦辺部の上端部の弾性復元力は、上辺部の第1の縦
辺部側端部が第1の縦辺部に当接するまでは比較的小さ
くすることができるので、第1及び第2の縦辺部の上端
部を小さい力で撓ませながら、遮音板と断面コ字状溝に
おける一方の側面との隙間に容易に挿入することができ
る。この結果、請求項1の発明と同様に、作業者は、予
め係合部と上辺部の係合用孔又は係合用切欠きとを係合
した留め金具を上記隙間に挿入して上記係合を解除する
だけでよい。そして、係合を解除した後に、第1及び第
2の縦辺部だけでなく上辺部及び下辺部の弾性復元力も
遮音板を断面コ字状溝の側面に押圧するように作用させ
れば、十分な押圧力が得られる。
【0020】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、係合部は、基端部が第2の縦辺部に接続されかつ
該基端部から上側に延びて先端部が第2の縦辺部の厚み
方向に撓むことが可能な片持ちはり状の可撓部と、該可
撓部の先端部に第1の縦辺部と反対側に突出するように
形成されかつ上辺部の係合用孔又は係合用切欠きの第2
の縦辺部側縁部と係合する突起部とからなるものとす
る。こうすることで、請求項2の発明と同様の作用効果
が得られる。
【0021】請求項7の発明では、請求項6の発明にお
いて、2つの突起部が、第2の縦辺部の幅方向に所定間
隔をあけて設けられ、上記両突起部間における可撓部の
先端部に、略上下方向に延びる延設部が形成されている
ものとする。このことにより、請求項3の発明と同様の
作用効果を得ることができる。
【0022】請求項8の発明では、請求項5の発明にお
いて、係合部は、基端部が第2の縦辺部に接続されかつ
該基端部から上側に延びて先端部が第2の縦辺部の厚み
方向に撓むことが可能な片持ちはり状の可撓部と、該可
撓部の先端部に第2の縦辺部の幅方向に突出するように
形成され、上辺部の係合用孔又は係合用切欠きの該突出
方向に対応する側の縁部と係合する突起部とからなるも
のとする。このことで、請求項2の発明と同様の作用効
果が得られる。
【0023】請求項9の発明では、所定間隔をあけて立
設された複数の支柱と、該相隣接する一対の支柱の対向
面に形成され、該支柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝
と、該相対向する断面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面
コ字状溝の溝幅よりも厚みが小さく設定された遮音板と
を備えた防音壁において、上記遮音板と断面コ字状溝に
おける一方の側面との隙間に装着され、弾性復元力によ
り該遮音板を断面コ字状溝の他方の側面に押圧する板バ
ネ式の遮音板留め金具を対象とする。
【0024】そして、略上下方向に延び、厚み方向の一
方の面が上記遮音板の厚み方向における上記隙間側の面
に当接する第1の縦辺部と、上記第1の縦辺部と対向し
かつ該第1の縦辺部との水平距離が上側に向かって大き
くなるように略上下方向に延び、上記隙間に装着された
ときに、厚み方向における第1の縦辺部と反対側面の上
端部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する第2の
縦辺部と、両端部が上記第1及び第2の縦辺部の下端部
にそれぞれ接続され、該両端部間の長さが上記隙間より
も小さく設定された連結辺部と、上記第2の縦辺部の上
端部に接続され、該上端部から上記第1の縦辺部側に向
かって延びる上辺部と、上記上辺部の第1の縦辺部側端
部に接続され、該端部から上記第2の縦辺部側でかつ下
側に向かって延びる下辺部と、上記連結辺部に設けら
れ、上記下辺部の第2の縦辺部側端部に対して係脱自在
な係合部とを備え、上記係合部と下辺部の第2の縦辺部
側端部とが係合しているときに、上記上辺部の第1の縦
辺部側端部と第2の縦辺部との間における該第2の縦辺
部の厚み方向に沿った距離が非係合時よりも小さくなる
ように構成されているものとする。
【0025】このことにより、請求項5の発明と同様
に、第1及び第2の縦辺部の上端部を、その間の水平距
離が遮音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙間
量と同じレベルか又は少し小さくなるように比較的小さ
い力で撓ませることができ、留め金具の装着作業が容易
となる。
【0026】請求項10の発明では、所定間隔をあけて
立設された複数の支柱と、該相隣接する一対の支柱の対
向面に形成され、該支柱の長さ方向に延びる断面コ字状
溝と、該相対向する断面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断
面コ字状溝の溝幅よりも厚みが小さく設定された遮音板
とを備えた防音壁において、上記遮音板と断面コ字状溝
における一方の側面との隙間に装着され、弾性復元力に
より該遮音板を断面コ字状溝の他方の側面に押圧する板
バネ式の遮音板留め金具を対象とする。
【0027】そして、略上下方向に延び、上記隙間に装
着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚
み方向における該隙間側の面に当接する第1の縦辺部
と、上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との
水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向
に延び、下端部が上記第1の縦辺部の下端部に接続さ
れ、上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第
1の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一
方の側面に当接する第2の縦辺部と、上記第1の縦辺部
と第2の縦辺部とを係合する係合手段とを備え、上記係
合手段により第1及び第2の縦辺部同士が係合されてい
るときに、該第1及び第2の縦辺部の上端部間の水平距
離が非係合時よりも小さくなるように構成されているも
のとする。このことで、請求項1の発明と同様の作用効
果が得られる。
【0028】請求項11の発明では、請求項10の発明
において、係合手段は、第1及び第2の縦辺部のいずれ
か一方に形成された片持ちはり状の可撓部と、他方に形
成されかつ該可撓部と係合する係合受部とからなるもの
とする。こうすることで、係合手段を簡単にかつ低コス
トで構成することができる。
【0029】請求項12の発明では、請求項10又は1
1の発明において、防音壁の遮音板留め金具は、遮音板
と断面コ字状溝における一方の側面との隙間への装着完
了と略同時に、係合手段による第1の縦辺部と第2の縦
辺部との係合が解除されるように構成されているものと
する。このことで、請求項4の発明と略同様の作用効果
が得られる。
【0030】請求項13の発明は、所定間隔をあけて立
設された一対の支柱の対向面に形成された断面コ字状溝
間に遮音板を嵌装し、該遮音板と断面コ字状溝における
一方の側面との隙間に、弾性復元力により遮音板を断面
コ字状溝の他方の側面に押圧する板バネ式の遮音板留め
金具を装着する遮音板留め金具の装着方法の発明であ
る。
【0031】そして、この発明では、上記遮音板留め金
具を、略上下方向に延びかつ上記隙間に装着したとき
に、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向におけ
る該隙間側の面に当接する第1の縦辺部と、上記第1の
縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との水平距離が上側
に向かって大きくなるように略上下方向に延び、下端部
が上記第1の縦辺部の下端部に接続され、上記隙間に装
着したときに、厚み方向における第1の縦辺部と反対側
面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する
第2の縦辺部と、上記第1の縦辺部と第2の縦辺部とを
係合する係合手段とで構成しておき、上記遮音板留め金
具を上記隙間に装着する前に、予め上記係合手段により
上記第1及び第2の縦辺部同士を、該第1及び第2の縦
辺部の上端部間の水平距離が非係合時よりも小さくなる
ように係合しておき、その後、上記遮音板留め金具を、
該遮音板留め金具の第1及び第2の縦辺部を上記隙間に
挿入しながら所定位置にセットし、次いで、上記係合手
段による第1及び第2の縦辺部同士の係合を解除するこ
とにより、遮音板留め金具を上記隙間に装着するように
する。この発明により、請求項1の発明と同様の作用効
果が得られる。
【0032】請求項14の発明では、所定間隔をあけて
立設された一対の支柱の対向面に形成された断面コ字状
溝間に遮音板を嵌装し、該遮音板と断面コ字状溝におけ
る一方の側面との隙間に、弾性復元力により遮音板を断
面コ字状溝の他方の側面に押圧する板バネ式の遮音板留
め金具を装着する遮音板留め金具の装着方法を対象とす
る。
【0033】そして、上記遮音板留め金具を、略上下方
向に延びかつ上記隙間に装着したときに厚み方向の一方
の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間側の面に当
接する第1の縦辺部と、上記第1の縦辺部と対向しかつ
該第1の縦辺部との水平距離が上側に向かって大きくな
るように略上下方向に延び、下端部が上記第1の縦辺部
の下端部に接続され、上記隙間に装着したときに、厚み
方向における第1の縦辺部と反対側面の上端部が上記断
面コ字状溝の一方の側面に当接する第2の縦辺部と、上
記第1の縦辺部と第2の縦辺部とを係合する係合手段と
で構成しておき、上記遮音板留め金具を上記隙間に装着
する前に、予め上記係合手段により上記第1及び第2の
縦辺部同士を、該第1及び第2の縦辺部の上端部間の水
平距離が非係合時よりも小さくなるように係合してお
き、その後、上記遮音板留め金具の第1及び第2の縦辺
部同士の係合を徐々に解除しながら該第1及び第2の縦
辺部を上記隙間に挿入することで、遮音板留め金具を所
定位置にセットし、該セット完了と略同時に上記係合を
完全に解除することにより、遮音板留め金具を上記隙間
に装着するようにする。
【0034】このことにより、請求項1の発明と同様の
作用効果が得られると共に、留め金具を例えば請求項4
の発明のように構成しておけば、第1及び第2の縦辺部
同士の係合解除が非常に容易となる。
【0035】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1及び図2は、
本発明の実施形態1に係る遮音板留め金具10が設けら
れた防音壁1を示し、この防音壁1は、自動車道路の両
側において該自動車道路に沿った方向(図1の紙面に垂
直な方向)に所定間隔をあけて立設された多数の支柱
2,2,…を備えている。この各支柱2の上部は、自動
車道路側に向けて円弧状に湾曲されている。上記各支柱
2は、H形鋼からなっていて、該支柱2の長さ方向に延
びる2つの断面コ字状溝3,3を有し、この各断面コ字
状溝3の開口が自動車道路に沿った方向(防音壁1の長
さ方向)を向くように立設されている。すなわち、各断
面コ字状溝3は、相隣接する一対の支柱2,2の対向面
に形成されていることになる。
【0036】上記一対の支柱2,2の対向面における相
対向する断面コ字状溝3,3間には、自動車道路に沿っ
た方向に延びる複数の遮音板4,4,…が上下方向に積
み重ねられた状態で嵌め込まれている。この各遮音板4
は、ポリカーボネート等のプラスチック製や、鉄及びア
ルミニウムからなるボックスタイプ製であり、その厚み
tは上記断面コ字状溝3の溝幅Wよりも小さく設定され
ている。尚、図1及び図2中、5は、各支柱2の自動車
道路と反対側面に貼付固定された金属製の外装板であ
る。
【0037】上記各遮音板4と各断面コ字状溝3におけ
る自動車道路と反対側の側面との隙間(隙間量S=W−
t)には、弾性復元力により該遮音板4を断面コ字状溝
3の自動車道路側の側面に押圧しかつばね鋼鋼材等から
なる板バネ式の遮音板留め金具10が装着されている。
この留め金具10は、上記各遮音板4の長さ方向両端部
の上端部に設けられていて、遮音板4の厚み方向におけ
る自動車道路と反対側面(上記隙間側面)の上端部を自
動車道路側に押圧するように構成されている。尚、上記
各遮音板4の上端部における自動車道路側部には、下側
に凹む段差部4aが形成され、この段差部4aと断面コ
字状溝3の自動車道路側の側面との間には、この遮音板
4の直ぐ上側に積み重ねられる遮音板4の下端部に設け
た凸部4bが挿入されるようになっており、このこと
で、遮音板4の下端部の厚み方向への移動が規制される
ようになっている。
【0038】上記留め金具10は、具体的には、図3及
び図4に示すように、該留め金具10が上記隙間に装着
されたときに、下面が上記遮音板4の上端面に当接しか
つ該上端面に突設された断面円形の嵌合部4c(図6参
照)と略嵌合する嵌合孔11aを有する取付辺部11を
備えている。この取付辺部11の自動車道路と反対側端
部には、略上下方向に延びる第1の縦辺部12の上端部
が接続されている。この第1の縦辺部12の厚み方向に
おける自動車道路側面は、留め金具10が上記隙間に装
着されたときに、略全体的に上記遮音板4の厚み方向に
おける上記隙間側面に当接するようになっている。上記
第1の縦辺部12の下端部には、該第1の縦辺部12と
対向しかつ第1の縦辺部12との水平距離が上側に向か
って大きくなるように略上下方向に延びる第2の縦辺部
13の下端部が接続されている。この第2の縦辺部13
の厚み方向における上記第1の縦辺部12と反対側面
(自動車道路と反対側面)の上端部は、留め金具10が
上記隙間に装着されたときに、上記断面コ字状溝3の自
動車道路と反対側の側面に当接するようになっている。
上記第2の縦辺部13の上端部には、該上端部から上記
第1の縦辺部12側でかつ下側に延びる斜辺部14が接
続されている。この斜辺部14の第1の縦辺部12側端
部は、留め金具10が上記隙間に装着されたときに、第
1の縦辺部12の上下方向略中央部に当接するようにな
っている。尚、上記斜辺部14の第1の縦辺部12側端
部(下端部)は、略直角に曲げられて第2の縦辺部13
側に僅かに突出している。
【0039】上記第1の縦辺部12の幅方向略中央部に
は、上記斜辺部14ないし第2の縦辺部13の上端部
(斜辺部14と第2の縦辺部13との接続部)に対して
係脱自在な係合部20が設けられている。この係合部2
0は、基端部が第1の縦辺部12に接続されかつ該基端
部から上側(第2の縦辺部13側に僅かに傾斜してい
る)に延びて先端部が第1の縦辺部12の厚み方向に撓
むことが可能な片持ちはり状の可撓部21と、該可撓部
21の先端部に第2の縦辺部13側に突出するように形
成されかつ第2の縦辺部13の上端部に対して上側を覆
うように係合する2つの突起部22,22とからなって
いる(係合状態は、図4の二点鎖線又は図5を参照)。
この各突起部22の下面は、上記斜辺部14ないし第2
の縦辺部13の上端部に沿う円弧状をなしている。した
がって、上記斜辺部14ないし第2の縦辺部13の上端
部は、上記係合部20における可撓部21の各突起部2
2と係合する係合受部を構成し、この係合受部と係合部
20とは、第1の縦辺部12と第2の縦辺部13とを係
合する係合手段を構成している。尚、上記係合部20の
可撓部21及び各突起部22は、略コ字状のスリットに
よって一辺部を除いて周囲から切り離すことで第1の縦
辺部12と一体形成されている。
【0040】上記係合部20の両突起部22,22は、
上記第1の縦辺部12の幅方向(可撓部21の幅方向)
に所定間隔をあけて設けられ、この両突起部22,22
間における上記可撓部21の先端部には、略上下方向
(可撓部21が延びる方向)に延びかつ上端部が該両突
起部22,22よりも僅かに上側に位置する延設部23
が形成されている。
【0041】そして、上記第1及び第2の縦辺部12,
13の上端部間の水平距離(対向面とは反対側面間の水
平距離)は、上記係合部20の各突起部22と上記斜辺
部14ないし第2の縦辺部13の上端部とが係合してい
ないときには、遮音板4と断面コ字状溝3における自動
車道路と反対側の側面との隙間量Sよりも大きいL1に
設定されている一方、係合しているときには、非係合時
のL1よりも小さくかつ上記隙間量Sよりも小さいL2
に設定されている。尚、上記第1及び第2の縦辺部1
2,13の上端部間の水平距離が、係合時に上記隙間量
Sと同じか又は少し大きくても、後述の如く遮音板留め
金具10を軽い力で所定位置に装着できればそれでもよ
い。
【0042】以上のように構成された遮音板留め金具1
0を遮音板4と断面コ字状溝3の自動車道路と反対側の
側面との隙間に装着して該遮音板4を固定する方法を説
明する。尚、留め金具10を装着する段階では、外装板
5は各支柱2に貼付固定されてはいない。
【0043】先ず、予め留め金具10の第2の縦辺部1
3を第1の縦辺部12側に撓ませることにより、係合部
20の各突起部22と斜辺部14ないし第2の縦辺部1
3の上端部とを係合させておく。この係合は、留め金具
10の製造時に製造装置により行ってもよく、装着作業
者が工具を用いて行ってもよい。そして、この状態を保
持したまま、図6に示すように、留め金具10の第1及
び第2の縦辺部12,13を、上記隙間に挿入しなが
ら、取付辺部11の嵌合孔11aを、相対向する断面コ
字状溝3,3間に嵌め込んだ遮音板4の上端面の嵌合部
4cに嵌合させてセットする。このとき、第1及び第2
の縦辺部12,13の上端部間の水平距離L2が、上記
隙間量Sよりも小さいので、第1及び第2の縦辺部1
2,13の下端部から上端部に至るまでの全体を、上記
隙間内に容易に挿入することができる。すなわち、従来
のように係合部20がない状態では、第1及び第2の縦
辺部12,13の上端部を上記隙間内に挿入するには、
上側からハンマー等により叩いて無理矢理挿入する必要
があったが、このような作業は全く行わなくてもよい。
【0044】次いで、図7に示すように、上記係合部2
0の延設部23と斜辺部14ないし第2の縦辺部13の
上端部との間に、先端部が楔状に形成されたドライバー
等の工具50を、上側でかつ断面コ字状溝3の開口側か
ら差し込んで回したりこじたりすることにより、係合部
20の各突起部22と斜辺部14ないし第2の縦辺部1
3の上端部との係合を解除する。このとき、延設部23
がなければ、工具50を各突起部22と斜辺部14ない
し第2の縦辺部13の上端部との間に差し込んで上記係
合を解除することになるが、延設部23を設けたことに
より、延設部23がない場合よりも工具50が差し込み
易くなって係合解除を容易に行うことができる。
【0045】上述の如く係合部20の各突起部22と斜
辺部14ないし第2の縦辺部13の上端部との係合を解
除すると、第2の縦辺部13における自動車道路と反対
側面の上端部が断面コ字状溝3の自動車道路と反対側の
側面に当接する一方、第1の縦辺部12の自動車道路側
面の略全体が遮音板4の自動車道路と反対側面に当接
し、このことで、遮音板4が断面コ字状溝3の自動車道
路側の側面に押圧されて固定され、留め金具10の装着
が完了する(図8参照)。
【0046】したがって、上記実施形態では、係合部2
0の各突起部22と斜辺部14ないし第2の縦辺部13
の上端部とが係合しているときに、第1及び第2の縦辺
部12,13の上端部間の水平距離L2が非係合時のL
1よりも小さくかつ遮音板4と断面コ字状溝3における
自動車道路と反対側の側面との隙間量Sと同じレベルか
又はその隙間量Sよりも小さくなるように構成されてい
るので、予め係合部20の各突起部22と斜辺部14な
いし第2の縦辺部13の上端部とを係合しておけば、留
め金具10をハンマー等を用いて無理矢理挿入すること
なく容易に上記隙間に挿入することができ、しかも、そ
の挿入後に上記係合の解除も容易に行える。よって、力
の弱い作業者であっても留め金具10を簡単な作業で容
易に装着することができると共に、その装着作業時に大
きな音が発生したり、留め金具10が壊れたりするのを
防止することができる。
【0047】尚、上記実施形態1では、係合部20の可
撓部21の先端部に2つの突起部22,22を設け、こ
の両突起部22,22間に延設部23を形成したが、こ
の延設部23は必ずしも必要ではなく、図9に示すよう
に、可撓部21の幅方向全体に亘って1つの突起部22
を設けるようにしてもよい。また、図10に示すよう
に、2つの係合部20,20を第1の縦辺部13の幅方
向両側部にそれぞれ設けるようにしてもよい。
【0048】さらに、図11に示すように、係合部20
を、略T字状のスリットによって周囲から切り離すこと
で第1の縦辺部12と一体形成するようにしてもよい。
この場合、可撓部21の先端部において第1の縦辺部1
2の幅方向に突出した部分を略直角に曲げれば、2つの
突起部22,22を形成することができると共に、該両
突起部22,22間に延設部23を形成することができ
る。また、この延設部23の上端部位置を、各突起部2
2よりも高くなるようにすることもできる。
【0049】さらにまた、図12に示すように、可撓部
21の先端部の両側部に切り込みを入れてその上側部分
を略直角に曲げることで突起部22,22を形成するよ
うにしてもよい。この図11及び図12のもののよう
に、可撓部21の両側部を内側に略直角に曲げることで
突起部22,22を形成した場合には、第2の縦辺部1
3の上端部との係合を確実に保持することができる。
【0050】加えて、係合部20の可撓部21は、第2
の縦辺部13側に傾ける必要はなく、基端部から略真上
に延びるようにしてもよく、係合部20を、第1の縦辺
部12とは別部材で構成してもよい。また、係合部20
を第1の縦辺部12に設けかつこの係合部20と係合す
る係合受部を第2の縦辺部13に設ける必要はなく、逆
に、係合部20を第2の縦辺部13に設け、係合受部を
第1の縦辺部12に設けるようにしてもよい。
【0051】さらに、取付辺部11及び斜辺部14は必
ずしも必要ではない。つまり、遮音板4を押圧するのに
十分な弾性復元力が得られれば、斜辺部14はなくても
よく、留め金具10の装着時に、第1の縦辺部12の自
動車道路側面を遮音板4の自動車道路と反対側面に貼り
付ける等すれば、取付辺部11はなくてもよい。
【0052】また、上記実施形態1では、係合部20の
各突起部22と斜辺部14ないし第2の縦辺部13の上
端部とが係合しているときに、第1及び第2の縦辺部1
2,13の上端部間の水平距離L2を、非係合時のL1
よりも小さくかつ遮音板4と断面コ字状溝3における自
動車道路と反対側の側面との隙間量Sよりも小さくなる
ようにすることが望ましいが、上記水平距離L2が上記
隙間量S以上であっても、非係合時のL1よりも小さけ
れば、第1及び第2の縦辺部12,13の上端部を上記
隙間に挿入する作業は、非係合時よりもかなり容易にな
る。
【0053】(実施形態2)図13及び図14は、本発
明の実施形態2を示し(尚、図3及び図4と同じ部分に
ついては同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る)、留め金具10の基本形状を上記実施形態1とは異
ならせたものである。
【0054】すなわち、この実施形態2では、第1及び
第2の縦辺部12,13の下端部が、略水平方向に延び
る連結辺部16の両端部にそれぞれ接続され、この連結
辺部16の両端部間の長さは遮音板4と断面コ字状溝3
における自動車道路と反対側の側面との隙間量Sよりも
小さく設定されている。また、第2の縦辺部13の上端
部には、該上端部から第1の縦辺部12側でかつ下側に
向かって延び、留め金具10が上記隙間に装着されたと
きに、第1の縦辺部12側端部が第1の縦辺部12に当
接する上辺部17が接続されている。この上辺部17の
長さ方向及び幅方向の略中央部には、後述の係合部30
の各突起部32が通過可能でかつ該係合部30と係合す
る略矩形状の係合用孔36が形成されている。上記上辺
部17の第1の縦辺部12側端部には、該端部から上記
第2の縦辺部13側でかつ下側に向かって延び、留め金
具10が上記隙間に装着されたときに、第2の縦辺部1
3側端部が第2の縦辺部13に当接する下辺部18が接
続されている。この下辺部18の第2の縦辺部13側端
部(下端部)は、略直角に曲げられて第1の縦辺部12
側に僅かに突出している。
【0055】上記第2の縦辺部13の幅方向中央部に
は、上記上辺部17の係合用孔36に対して係脱自在な
係合部30が設けられている。この係合部30は、基端
部が第2の縦辺部13に接続されかつ該基端部から上側
(第1の縦辺部12側に傾斜している)に延びて先端部
が第2の縦辺部13の厚み方向に撓むことが可能な片持
ちはり状の可撓部31と、該可撓部31の先端部に第1
の縦辺部13と反対側(第2の縦辺部13側)に突出す
るように形成されかつ上辺部17の係合用孔36におけ
る第2の縦辺部13側縁部と係合する2つの突起部3
2,32とからなり、この両突起部32,32は、上記
実施形態1における係合部20と同様に、第2の縦辺部
13の幅方向(可撓部31の幅方向)に所定間隔をあけ
て設けられ、この両突起部32,32間における上記可
撓部31の先端部には、略上下方向(可撓部31が延び
る方向)に延びる延設部33が形成されている。
【0056】尚、上記係合部30の各突起部32と上辺
部17の係合用孔36とが係合しているときには、図1
4に二点鎖線で示すように、上辺部17の第1の縦辺部
12側端部は、下側でかつ第2の縦辺部13側に移動
し、下辺部18の下端部は第2の縦辺部13と連結辺部
16との接続部に略当接しており、係合部30の可撓部
31の先端部は、第1の縦辺部12側に撓んでいる。
【0057】そして、上辺部17の第1の縦辺部12側
端部と第2の縦辺部13との間における該第2の縦辺部
13の厚み方向に沿った距離は、係合部30と上辺部1
7の係合用孔36とが係合していないときにはH1に設
定されている一方、係合時には、非係合時のH1よりも
小さいH2になるように構成されている。そして、第1
及び第2の縦辺部12,13の上端部を互いに近付くよ
うに撓ませて、上辺部17の第1の縦辺部12側端部を
第1の縦辺部12に当接させたときに、第1及び第2の
縦辺部12,13の上端部間の水平距離(対向面とは反
対側面間の水平距離)が、係合部30と上辺部17の係
合用孔36との非係合時には上記隙間量Sよりも大きい
一方、係合時には非係合時よりも小さくかつ上記隙間量
Sよりも小さくなるようになっている。尚、第1及び第
2の縦辺部12,13の上端部を互いに近付くように撓
ませる際、該第1及び第2の縦辺部12,13の弾性復
元力は、上辺部17の第1の縦辺部12側端部が第1の
縦辺部12に当接するまでは比較的小さい。
【0058】上記留め金具10を遮音板4と断面コ字状
溝3の自動車道路と反対側の側面との隙間に装着するに
は、先ず、予め上辺部17の第1の縦辺部12側端部を
下側に撓ませると共に、係合部30の可撓部31の先端
部を第1の縦辺部12側に撓ませて、各突起部32を係
合用孔36の第2の縦辺部13側縁部に係合させてお
く。
【0059】そして、第1及び第2の縦辺部12,13
の上端部を互いに近付くように撓ませながら、上記実施
形態1と同様に、取付辺部11の嵌合孔11aを遮音板
4の上端面の嵌合部4cに嵌合させる。このとき、第1
及び第2の縦辺部12,13の弾性復元力はかなり小さ
いので、ハンマー等を用いて無理矢理挿入しなくても第
1及び第2の縦辺部12,13の下端部から上端部に至
るまでの全体を、上記隙間内に容易に挿入することがで
きる。
【0060】次いで、上記実施形態1と同様に、延設部
33と係合用孔36の第2の縦辺部13側縁部との間に
上記工具50を挿入することで上記係合を解除する。す
ると、第2の縦辺部13における自動車道路と反対側面
の上端部が断面コ字状溝3の自動車道路と反対側の側面
に当接する一方、第1の縦辺部12の自動車道路側面の
略全体が遮音板4の自動車道路と反対側面に当接し、さ
らに、上辺部17の第1の縦辺部12側端部が第1の縦
辺部12に当接しかつ下辺部18の第2の縦辺部13側
端部が第2の縦辺部13に当接する(図15参照)の
で、遮音板4を断面コ字状溝3の自動車道路側の側面に
十分な力で押圧することができる。
【0061】したがって、上記実施形態2においても、
上記実施形態1と同様に、留め金具10の装着作業を容
易に行うことができる。
【0062】尚、上記実施形態2では、係合部30の可
撓部31の先端部に2つの突起部32,32を設け、こ
の両突起部32,32間に延設部33を形成したが、こ
の延設部33は必ずしも必要ではなく、図16に示すよ
うに、可撓部21の幅方向全体に亘って1つの突起部3
2を設けるようにしてもよい。また、図17に示すよう
に、2つの係合部30,30を第2の縦辺部13の幅方
向両側部にそれぞれ設けるようにしてもよい。この場
合、係合用孔36の代わりに、上辺部17の幅方向両側
部に係合用切欠き37を設ければよい。
【0063】さらに、図18に示すように、係合部30
を、略T字状のスリットによって周囲から切り離すこと
で第2の縦辺部13と一体形成するようにしてもよい。
この場合、可撓部31の先端部において第2の縦辺部1
3の幅方向に突出した部分を略直角に曲げれば、2つの
突起部32,32を形成することができると共に、該両
突起部32,32間に延設部33を形成することができ
る。
【0064】さらにまた、図19に示すように、2つの
突起部32,32を可撓部31の先端部に第2の縦辺部
13の幅方向両側に突出するように形成してもよい。こ
の場合、上辺部17の係合用孔36における第1の縦辺
部12側に、上記係合部30の両突起部32,33を含
む先端部が通過可能な通過用孔38を形成し、両突起部
32,32をこの通過用孔38の下側から上側に通過さ
せて、係合用孔36における上記各突起部32の突出方
向に対応する側の縁部(上辺部17の幅方向両端側縁
部)に係合させるようにすればよい。そして、このよう
に突起部32を第2の縦辺部13の幅方向に突出させる
場合、2つの係合部30,30を第2の縦辺部13の幅
方向両側部にそれぞれ形成したときには、図20に示す
ように、その突起部32は各係合部30の可撓部31の
先端部に互いに対向する方向に突出するように形成する
と共に、上辺部17の各係合用切欠き37における第1
の縦辺部12側に、各係合部30の突起部32が通過可
能な通過用切欠き39を形成すればよい。
【0065】さらに、上記実施形態2では、係合部30
を第2の縦辺部13に設け、この係合部30と上辺部1
7に形成した係合孔36とを係合させたが、図21に示
すように、連結辺部16に、該連結辺部16の長さ方向
略中央部から第2の縦辺部13側でかつ上側に延びる片
持ちはり状の係合部30を設けて、この係合部30と下
辺部18の第2の縦辺部13側端部(下端部)とを係合
させるようにしてもよい。この場合も、係合部30と下
辺部17の第2の縦辺部13側端部とが係合していると
きに、上辺部17の第1の縦辺部12側端部と第2の縦
辺部13との間における該第2の縦辺部13の厚み方向
に沿った距離が非係合時よりも小さくなるように構成す
ればよい。
【0066】加えて、上記実施形態1と同様に、係合部
30の可撓部31は、第1の縦辺部12側に傾ける必要
はなく、基端部から略真上に延びるようにしてもよく、
係合部30を、第2の縦辺部12とは別部材で構成して
もよい。また、留め金具10は、取付辺部11がないも
のであってもよい。
【0067】さらに、上記実施形態2では、係合部30
と上辺部17の係合用孔36との係合時に、第1及び第
2の縦辺部12,13の上端部を互いに近付くように撓
ませて、上辺部17の第1の縦辺部12側端部を第1の
縦辺部12に当接させたときに、第1及び第2の縦辺部
12,13の上端部間の水平距離を、非係合時よりも小
さくかつ断面コ字状溝3における自動車道路と反対側の
側面との隙間量Sよりも小さくなるようにしたが、上記
水平距離が上記隙間量S以上であっても、非係合時より
も小さければ(すなわち、上辺部17の第1の縦辺部1
2側端部と第2の縦辺部13との間における該第2の縦
辺部13の厚み方向に沿った距離が、非係合時よりも小
さければ)、第1及び第2の縦辺部12,13の上端部
を上記隙間に挿入し易くすることができる。
【0068】(実施形態3)図22は本発明の実施形態
3を示し、留め金具10の基本形状は上記実施形態1と
同様であるが、係合部20の可撓部21の形状を上記実
施形態1とは異ならせたものである。
【0069】すなわち、この実施形態3では、係合部2
0の可撓部21の先端部には延設部23は設けられてお
らず、図9のように可撓部21の幅方向全体に亘って1
つの突起部22のみが設けられている。この可撓部21
の上下方向中間部には、第1の縦辺部12の厚み方向に
おける第2の縦辺部13と反対側面に対して第2の縦辺
部13と反対側に突出した状態で略円弧状に湾曲してな
る湾曲部24が形成されている。そして、上記突起部2
2と斜辺部14ないし第2の縦辺部13の上端部とが係
合しているときに、該第2の縦辺部13の上端部と上記
湾曲部24(第2の縦辺部13と反対側に最も突出した
部分)との間の水平距離Kが、遮音板4と断面コ字状溝
3における自動車道路と反対側の側面との隙間量Sより
も大きく設定されている。尚、上記係合時において第1
及び第2の縦辺部12,13の上端部間の距離L2は、
上記実施形態1と同様に、非係合時のL1よりも小さく
かつ上記隙間量Sよりも小さい値に設定されている(勿
論、上記隙間量Sよりも大きくてもよい)。
【0070】上記留め金具10を遮音板4と断面コ字状
溝3の自動車道路と反対側の側面との隙間に装着して該
遮音板4を固定するには、先ず、予め係合部20の突起
部22と斜辺部14ないし第2の縦辺部13の上端部と
を係合した留め金具10の第1及び第2の縦辺部12,
13を上記隙間に挿入する。すると、図23に示すよう
に、可撓部21の湾曲部24の下部が遮音板4の上端部
角部に当接すると共に、第2の縦辺部13における自動
車道路と反対側面の上端部が、断面コ字状溝3の自動車
道路と反対側の側面に当接する。
【0071】続いて、この状態で第1及び第2の縦辺部
12,13を上記隙間に押し込んで挿入し続けると、可
撓部21全体は第2の縦辺部13側へ撓むことができな
いので、上記湾曲部24のみが第2の縦辺部13側へ変
位し、その湾曲度合いが徐々に小さくなって、可撓部2
1の先端部の突起部22が上側でかつ第2の縦辺部13
と反対側へ徐々に移動していく。つまり、突起部22と
斜辺部14ないし第2の縦辺部13の上端部との係合を
解除しながら第1及び第2の縦辺部12,13を上記隙
間に挿入することになる。そして、取付辺部11の嵌合
孔11aを遮音板4の上端面の嵌合部4cに嵌合させて
留め金具10をセットすると、そのセット完了と略同時
に上記係合が完全に解除され、このことで、留め金具1
0の装着が完了する。
【0072】したがって、上記実施形態3では、留め金
具10のセット完了と略同時に、突起部22と斜辺部1
4ないし第2の縦辺部13の上端部との係合を解除する
ことができ、係合解除工程を別途に設ける必要がない。
一方、湾曲部24が遮音板4の上端部角部に当接した後
における留め金具10の押込力は、湾曲部24を変形さ
せるだけの力で済む。よって、留め金具10の装着が、
上記実施形態1,2よりも格段に容易になる。
【0073】尚、可撓部21の先端部に1つの突起部2
2しか設けていないが、上記実施形態1のように、2つ
の突起部22,22を設けてもよく、その両突起部2
2,22間に延設部23があってもよい。さらに、上記
実施形態1の種々の変形例と同様の構成にしてもよい。
そして、係合部20を第2の縦辺部13に設ける一方、
この係合部20と係合する係合受部を第1の縦辺部12
に設けてもよく、この場合も、係合部20に可撓部を設
けてその可撓部を、遮音板4と断面コ字状溝3の自動車
道路と反対側の側面との隙間への挿入時に該側面に当接
させる等して、留め金具10の上記隙間への装着完了と
略同時に係合部20と係合受部との係合が解除されるよ
うに構成しておけばよい。
【0074】また、図24に示すように、取付辺部11
がないものであってもよく、このような取付辺部11が
ない留め金具10は、図25に示すように、特に最下部
に位置する遮音板4の下端部と断面コ字状溝3における
自動車道路と反対側の側面との隙間に装着するのがよ
い。こうすれば、凸部4bを有していない最下部の遮音
板4に対して、上端部だけでなく下端部をも自動車道路
側に押圧して、最下部の遮音板4の保持を確実に行うよ
うにすることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、防音壁の遮音板留め金具として、略上下方向に延び
る第1の縦辺部と、この第1の縦辺部との水平距離が上
側に向かって大きくなるように略上下方向に延び、下端
部が第1の縦辺部の下端部に接続された第2の縦辺部
と、上記第1の縦辺部に設けられ、上記第2の縦辺部の
上端部に対して係脱自在な係合部とを備え、この係合部
と第2の縦辺部の上端部とが係合しているときに、上記
第1及び第2の縦辺部の上端部間の水平距離が非係合時
よりも小さくなるように構成した。また、請求項5の発
明では、第1及び第2の縦辺部の下端部同士を連結辺部
で接続し、第2の縦辺部の上端部に、該上端部から上記
第1の縦辺部側に向かって延び、一部に係合用孔又は係
合用切欠きを有する上辺部を接続し、この上辺部の第1
の縦辺部側端部に、該端部から上記第2の縦辺部側でか
つ下側に向かって延びる下辺部を接続し、上記第2の縦
辺部に、上記上辺部の係合用孔又は係合用切欠きに対し
て係脱自在な係合部を設け、この係合部と上辺部の係合
用孔又は係合用切欠きとが係合しているときに、該上辺
部の第1の縦辺部側端部と第2の縦辺部との間における
該第2の縦辺部の厚み方向に沿った距離が非係合時より
も小さくなるように構成した。さらに、請求項9の発明
では、連結辺部に、下辺部の第2の縦辺部側端部に対し
て係脱自在な係合部を設け、この係合部と下辺部の第2
の縦辺部側端部とが係合しているときに、上辺部の第1
の縦辺部側端部と第2の縦辺部との間における該第2の
縦辺部の厚み方向に沿った距離が非係合時よりも小さく
なるように構成した。また、請求項10の発明では、第
1の縦辺部と第2の縦辺部とを係合する係合手段を設
け、この係合手段により第1及び第2の縦辺部同士が係
合されているときに、該第1及び第2の縦辺部の上端部
間の水平距離が非係合時よりも小さくなるように構成し
た。そして、請求項13の発明では、遮音板留め金具の
装着方法として、遮音板留め金具を装着する前に、予め
係合手段により第1及び第2の縦辺部同士を、該第1及
び第2の縦辺部の上端部間の水平距離が非係合時よりも
小さくなるように係合しておき、その後、遮音板留め金
具を、該遮音板留め金具の第1及び第2の縦辺部を、遮
音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙間に挿入
しながら所定位置にセットし、次いで、上記係合手段に
よる第1及び第2の縦辺部同士の係合を解除することに
より、遮音板留め金具を上記隙間に装着するようにし
た。したがって、これらの発明によると、力の弱い作業
者であっても留め金具を簡単な作業で容易に装着するこ
とができ、安全で作業性に優れていると共に、その装着
作業時に大きな音が発生したり、留め金具が壊れて散乱
したりするのを防止することができる。
【0076】請求項2の発明では、係合部を、基端部が
第1の縦辺部に接続されかつ該基端部から上側に延びる
片持ちはり状の可撓部と、該可撓部の先端部に第2の縦
辺部側に突出するように形成されかつ第2の縦辺部の上
端部に対して上側を覆うように係合する突起部とからな
るものとした。また、請求項6の発明では、係合部を、
基端部が第2の縦辺部に接続されかつ該基端部から上側
に延びる片持ちはり状の可撓部と、該可撓部の先端部に
第2の縦辺部側に突出するように形成されかつ上辺部の
係合用孔又は係合用切欠きの第2の縦辺部側縁部と係合
する突起部とからなるものとした。さらに、請求項8の
発明では、係合部は、基端部が第2の縦辺部に接続され
かつ該基端部から上側に延びる片持ちはり状の可撓部
と、該可撓部の先端部に第2の縦辺部の幅方向に突出す
るように形成され、上辺部の係合用孔又は係合用切欠き
の該突出方向に対応する側の縁部と係合する突起部とか
らなるものとした。したがって、これらの発明による
と、簡単にかつ低コストで係合部を形成することができ
る。
【0077】請求項3の発明では、2つの突起部を、第
1の縦辺部の幅方向に所定間隔をあけて設け、この両突
起部間における可撓部の先端部に、略上下方向に延びる
延設部を形成した。また、請求項7の発明では、2つの
突起部を、第2の縦辺部の幅方向に所定間隔をあけて設
け、この両突起部間における可撓部の先端部に、略上下
方向に延びる延設部を形成した。したがって、これらの
発明によると、係合部と第2の縦辺部との係合を容易に
解除することができる。
【0078】請求項4の発明では、可撓部の上下方向中
間部に、第1の縦辺部の厚み方向における第2の縦辺部
と反対側面に対して第2の縦辺部と反対側に突出した状
態で湾曲してなる湾曲部を形成し、係合部と第2の縦辺
部の上端部とが係合しているときに、該第2の縦辺部の
上端部と上記湾曲部との間の水平距離を、遮音板と断面
コ字状溝における一方の側面との隙間量よりも大きく設
定した。また、請求項12の発明では、遮音板留め金具
を、遮音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙間
への装着完了と略同時に、係合手段による第1の縦辺部
と第2の縦辺部との係合が解除されるように構成した。
さらに、請求項14の発明では、遮音板留め金具の装着
方法として、遮音板留め金具を装着する前に、予め係合
手段により第1及び第2の縦辺部同士を、該第1及び第
2の縦辺部の上端部間の水平距離が非係合時よりも小さ
くなるように係合しておき、その後、遮音板留め金具の
第1及び第2の縦辺部同士の係合を徐々に解除しながら
該第1及び第2の縦辺部を、遮音板と断面コ字状溝にお
ける一方の側面との隙間に挿入することで、遮音板留め
金具を所定位置にセットし、該セット完了と略同時に上
記係合を完全に解除することにより、遮音板留め金具を
上記隙間に装着するようにした。したがって、これらの
発明によると、留め金具の装着のさらなる容易化を図る
ことができる。
【0079】請求項11の発明によると、係合手段を、
第1及び第2の縦辺部のいずれか一方に形成された片持
ちはり状の可撓部と、他方に形成されかつ該可撓部と係
合する係合受部とからなるものとしたことにより、係合
手段を簡単にかつ低コストで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る遮音板留め金具が設
けられた防音壁を示す断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】遮音板留め金具の詳細を示す斜視図である。
【図4】遮音板留め金具の側面図である。
【図5】係合部と第2の縦辺部の上端部とが係合してい
る状態を示す図3相当図である。
【図6】遮音板留め金具の装着初期の状態を示す図1の
要部拡大図である。
【図7】遮音板留め金具の装着途中の状態を示す図6相
当図である。
【図8】遮音板留め金具の装着完了の状態を示す図6相
当図である。
【図9】遮音板留め金具の係合部の変形例を示す図3相
当図である。
【図10】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例を
示す図3相当図である。
【図11】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例を
示す図3相当図である。
【図12】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例を
示す図3相当図である。
【図13】実施形態2を示す図3相当図である。
【図14】実施形態2を示す図4相当図である。
【図15】実施形態2を示す図8相当図である。
【図16】遮音板留め金具の係合部の変形例を示す図1
3相当図である。
【図17】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例と
係合用切欠きとを示す図13相当図である。
【図18】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例を
示す図13相当図である。
【図19】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例と
通過用孔とを示す図13相当図である。
【図20】遮音板留め金具の係合部のさらなる変形例と
通過用切欠きとを示す図13相当図である。
【図21】遮音板留め金具の係合部を連結辺部に設けた
変形例を示す図14相当図である。
【図22】実施形態3を示す図4相当図である。
【図23】実施形態3に係る遮音板留め金具の装着途中
の状態を示す要部拡大断面図である。
【図24】実施形態3の変形例を示す遮音板留め金具の
斜視図である。
【図25】図24の遮音板留め金具が、最下部に位置す
る遮音板の下端部と断面コ字状溝の側面との隙間に装着
された状態を示す防音壁の断面図である。
【符号の説明】
1 防音壁 2 支柱 3 断面コ字状部 4 遮音板 10 遮音板留め金具 12 第1の縦辺部 13 第2の縦辺部 16 連結辺部 17 上辺部 18 下辺部 20,30 係合部(係合手段) 21,31 可撓部 22,32 突起部 23,33 延設部 24 湾曲部 36 係合用孔 37 係合用切欠き

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をあけて立設された複数の支柱
    と、該相隣接する一対の支柱の対向面に形成され、該支
    柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝と、該相対向する断
    面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面コ字状溝の溝幅より
    も厚みが小さく設定された遮音板とを備えた防音壁にお
    いて、上記遮音板と断面コ字状溝における一方の側面と
    の隙間に装着され、弾性復元力により該遮音板を断面コ
    字状溝の他方の側面に押圧する板バネ式の遮音板留め金
    具であって、 略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み
    方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間
    側の面に当接する第1の縦辺部と、 上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との水平
    距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延
    び、下端部が上記第1の縦辺部の下端部に接続され、上
    記隙間に装着されたときに、厚み方向における第1の縦
    辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側
    面に当接する第2の縦辺部と、 上記第1の縦辺部に設けられ、上記第2の縦辺部の上端
    部に対して係脱自在な係合部とを備え、 上記係合部と第2の縦辺部の上端部とが係合していると
    きに、上記第1及び第2の縦辺部の上端部間の水平距離
    が非係合時よりも小さくなるように構成されていること
    を特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防音壁の遮音板留め金具
    において、 係合部は、基端部が第1の縦辺部に接続されかつ該基端
    部から上側に延びて先端部が第1の縦辺部の厚み方向に
    撓むことが可能な片持ちはり状の可撓部と、該可撓部の
    先端部に第2の縦辺部側に突出するように形成されかつ
    第2の縦辺部の上端部に対して上側を覆うように係合す
    る突起部とからなることを特徴とする防音壁の遮音板留
    め金具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の防音壁の遮音板留め金具
    において、 2つの突起部が、第1の縦辺部の幅方向に所定間隔をあ
    けて設けられ、 上記両突起部間における可撓部の先端部に、略上下方向
    に延びる延設部が形成されていることを特徴とする防音
    壁の遮音板留め金具。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の防音壁の遮音板留め金具
    において、 可撓部の上下方向中間部に、第1の縦辺部の厚み方向に
    おける第2の縦辺部と反対側面に対して第2の縦辺部と
    反対側に突出した状態で湾曲してなる湾曲部が形成さ
    れ、 係合部と上記第2の縦辺部の上端部とが係合していると
    きに、該第2の縦辺部の上端部と上記湾曲部との間の水
    平距離が、遮音板と断面コ字状溝における一方の側面と
    の隙間量よりも大きく設定されていることを特徴とする
    防音壁の遮音板留め金具。
  5. 【請求項5】 所定間隔をあけて立設された複数の支柱
    と、該相隣接する一対の支柱の対向面に形成され、該支
    柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝と、該相対向する断
    面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面コ字状溝の溝幅より
    も厚みが小さく設定された遮音板とを備えた防音壁にお
    いて、上記遮音板と断面コ字状溝における一方の側面と
    の隙間に装着され、弾性復元力により該遮音板を断面コ
    字状溝の他方の側面に押圧する板バネ式の遮音板留め金
    具であって、 略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み
    方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間
    側の面に当接する第1の縦辺部と、 上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との水平
    距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延
    び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第
    1の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一
    方の側面に当接する第2の縦辺部と、 両端部が上記第1及び第2の縦辺部の下端部にそれぞれ
    接続され、該両端部間の長さが上記隙間よりも小さく設
    定された連結辺部と、 上記第2の縦辺部の上端部に接続され、該上端部から上
    記第1の縦辺部側に向かって延び、一部に係合用孔又は
    係合用切欠きを有する上辺部と、 上記上辺部の第1の縦辺部側端部に接続され、該端部か
    ら上記第2の縦辺部側でかつ下側に向かって延びる下辺
    部と、 上記第2の縦辺部に設けられ、上記上辺部の係合用孔又
    は係合用切欠きに対して係脱自在な係合部とを備え、 上記係合部と上辺部の係合用孔又は係合用切欠きとが係
    合しているときに、該上辺部の第1の縦辺部側端部と第
    2の縦辺部との間における該第2の縦辺部の厚み方向に
    沿った距離が非係合時よりも小さくなるように構成され
    ていることを特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の防音壁の遮音板留め金具
    において、 係合部は、基端部が第2の縦辺部に接続されかつ該基端
    部から上側に延びて先端部が第2の縦辺部の厚み方向に
    撓むことが可能な片持ちはり状の可撓部と、該可撓部の
    先端部に第1の縦辺部と反対側に突出するように形成さ
    れかつ上辺部の係合用孔又は係合用切欠きの第2の縦辺
    部側縁部と係合する突起部とからなることを特徴とする
    防音壁の遮音板留め金具。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の防音壁の遮音板留め金具
    において、 2つの突起部が、第2の縦辺部の幅方向に所定間隔をあ
    けて設けられ、 上記両突起部間における可撓部の先端部に、略上下方向
    に延びる延設部が形成されていることを特徴とする防音
    壁の遮音板留め金具。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の防音壁の遮音板留め金具
    において、 係合部は、基端部が第2の縦辺部に接続されかつ該基端
    部から上側に延びて先端部が第2の縦辺部の厚み方向に
    撓むことが可能な片持ちはり状の可撓部と、該可撓部の
    先端部に第2の縦辺部の幅方向に突出するように形成さ
    れ、上辺部の係合用孔又は係合用切欠きの該突出方向に
    対応する側の縁部と係合する突起部とからなることを特
    徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  9. 【請求項9】 所定間隔をあけて立設された複数の支柱
    と、該相隣接する一対の支柱の対向面に形成され、該支
    柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝と、該相対向する断
    面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面コ字状溝の溝幅より
    も厚みが小さく設定された遮音板とを備えた防音壁にお
    いて、上記遮音板と断面コ字状溝における一方の側面と
    の隙間に装着され、弾性復元力により該遮音板を断面コ
    字状溝の他方の側面に押圧する板バネ式の遮音板留め金
    具であって、 略上下方向に延び、厚み方向の一方の面が上記遮音板の
    厚み方向における上記隙間側の面に当接する第1の縦辺
    部と、 上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との水平
    距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延
    び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第
    1の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一
    方の側面に当接する第2の縦辺部と、 両端部が上記第1及び第2の縦辺部の下端部にそれぞれ
    接続され、該両端部間の長さが上記隙間よりも小さく設
    定された連結辺部と、 上記第2の縦辺部の上端部に接続され、該上端部から上
    記第1の縦辺部側に向かって延びる上辺部と、 上記上辺部の第1の縦辺部側端部に接続され、該端部か
    ら上記第2の縦辺部側でかつ下側に向かって延びる下辺
    部と、 上記連結辺部に設けられ、上記下辺部の第2の縦辺部側
    端部に対して係脱自在な係合部とを備え、 上記係合部と下辺部の第2の縦辺部側端部とが係合して
    いるときに、上記上辺部の第1の縦辺部側端部と第2の
    縦辺部との間における該第2の縦辺部の厚み方向に沿っ
    た距離が非係合時よりも小さくなるように構成されてい
    ることを特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  10. 【請求項10】 所定間隔をあけて立設された複数の支
    柱と、該相隣接する一対の支柱の対向面に形成され、該
    支柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝と、該相対向する
    断面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面コ字状溝の溝幅よ
    りも厚みが小さく設定された遮音板とを備えた防音壁に
    おいて、上記遮音板と断面コ字状溝における一方の側面
    との隙間に装着され、弾性復元力により該遮音板を断面
    コ字状溝の他方の側面に押圧する板バネ式の遮音板留め
    金具であって、 略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み
    方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間
    側の面に当接する第1の縦辺部と、 上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との水平
    距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延
    び、下端部が上記第1の縦辺部の下端部に接続され、上
    記隙間に装着されたときに、厚み方向における第1の縦
    辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側
    面に当接する第2の縦辺部と、 上記第1の縦辺部と第2の縦辺部とを係合する係合手段
    とを備え、 上記係合手段により第1及び第2の縦辺部同士が係合さ
    れているときに、該第1及び第2の縦辺部の上端部間の
    水平距離が非係合時よりも小さくなるように構成されて
    いることを特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の防音壁の遮音板留め
    金具において、 係合手段は、第1及び第2の縦辺部のいずれか一方に形
    成された片持ちはり状の可撓部と、他方に形成されかつ
    該可撓部と係合する係合受部とからなることを特徴とす
    る防音壁の遮音板留め金具。
  12. 【請求項12】 遮音板と断面コ字状溝における一方の
    側面との隙間への装着完了と略同時に、係合手段による
    第1の縦辺部と第2の縦辺部との係合が解除されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項10又は11
    記載の防音壁の遮音板留め金具。
  13. 【請求項13】 所定間隔をあけて立設された一対の支
    柱の対向面に形成された断面コ字状溝間に遮音板を嵌装
    し、該遮音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙
    間に、弾性復元力により遮音板を断面コ字状溝の他方の
    側面に押圧する板バネ式の遮音板留め金具を装着する遮
    音板留め金具の装着方法であって、 上記遮音板留め金具を、略上下方向に延びかつ上記隙間
    に装着したときに厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚
    み方向における該隙間側の面に当接する第1の縦辺部
    と、上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との
    水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向
    に延び、下端部が上記第1の縦辺部の下端部に接続さ
    れ、上記隙間に装着したときに、厚み方向における第1
    の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方
    の側面に当接する第2の縦辺部と、上記第1の縦辺部と
    第2の縦辺部とを係合する係合手段とで構成しておき、 上記遮音板留め金具を上記隙間に装着する前に、予め上
    記係合手段により上記第1及び第2の縦辺部同士を、該
    第1及び第2の縦辺部の上端部間の水平距離が非係合時
    よりも小さくなるように係合しておき、 その後、上記遮音板留め金具を、該遮音板留め金具の第
    1及び第2の縦辺部を上記隙間に挿入しながら所定位置
    にセットし、 次いで、上記係合手段による第1及び第2の縦辺部同士
    の係合を解除することにより、遮音板留め金具を上記隙
    間に装着することを特徴とする遮音板留め金具の装着方
    法。
  14. 【請求項14】 所定間隔をあけて立設された一対の支
    柱の対向面に形成された断面コ字状溝間に遮音板を嵌装
    し、該遮音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙
    間に、弾性復元力により遮音板を断面コ字状溝の他方の
    側面に押圧する板バネ式の遮音板留め金具を装着する遮
    音板留め金具の装着方法であって、 上記遮音板留め金具を、略上下方向に延びかつ上記隙間
    に装着したときに厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚
    み方向における該隙間側の面に当接する第1の縦辺部
    と、上記第1の縦辺部と対向しかつ該第1の縦辺部との
    水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向
    に延び、下端部が上記第1の縦辺部の下端部に接続さ
    れ、上記隙間に装着したときに、厚み方向における第1
    の縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方
    の側面に当接する第2の縦辺部と、上記第1の縦辺部と
    第2の縦辺部とを係合する係合手段とで構成しておき、 上記遮音板留め金具を上記隙間に装着する前に、予め上
    記係合手段により上記第1及び第2の縦辺部同士を、該
    第1及び第2の縦辺部の上端部間の水平距離が非係合時
    よりも小さくなるように係合しておき、 その後、上記遮音板留め金具の第1及び第2の縦辺部同
    士の係合を徐々に解除しながら該第1及び第2の縦辺部
    を上記隙間に挿入することで、遮音板留め金具を所定位
    置にセットし、該セット完了と略同時に上記係合を完全
    に解除することにより、遮音板留め金具を上記隙間に装
    着することを特徴とする遮音板留め金具の装着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015196948A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 日鐵住金建材株式会社 防音壁の施工方法
JP2016011574A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 新中央工業株式会社 防音壁の遮音板留め金具
JP2016014307A (ja) * 2014-06-30 2016-01-28 新中央工業株式会社 防音壁の遮音板留め金具

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