JP2001026169A - 印刷制御装置および方法ならびに印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置および方法ならびに印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2001026169A
JP2001026169A JP2000012310A JP2000012310A JP2001026169A JP 2001026169 A JP2001026169 A JP 2001026169A JP 2000012310 A JP2000012310 A JP 2000012310A JP 2000012310 A JP2000012310 A JP 2000012310A JP 2001026169 A JP2001026169 A JP 2001026169A
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JP2000012310A
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Junichi Nishiyama
淳一 西山
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の印刷ジョブを実行する際に、途中に印
刷不可能なジョブがあれば、そのジョブを飛ばして次の
ジョブへの移行を可能にする。 【解決手段】 印刷ジョブを実行する直前に、その印刷
ジョブに基づく印刷が可能か否かを判断し、印刷不可能
な場合には、その印刷ジョブの実行を保留するとともに
その理由を表示して、次の印刷ジョブに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御装置およ
び方法ならびに印刷制御プログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機などの印刷装置を有す
る従来の印刷システムとして、印刷装置で複数の印刷ジ
ョブを1つずつ順番に実行する際に、その印刷装置にお
ける印刷ジョブのステータスを管理ユーティリティを用
いて表示するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の印刷シ
ステムにあっては、印刷ジョブの実行時にエラーが発生
したときに、印刷装置における印刷動作を中断して、管
理ユーティリティの画面上にその印刷ジョブのエラー表
示を行うだけ、すなわち、印刷中に発生したエラーを表
示するだけであった。そのため、たとえ他の印刷ジョブ
の中に印刷可能なものがあったとしても、その印刷ジョ
ブを実行することができず、印刷効率の点で問題があっ
た。これは、印刷ジョブの実行中にすなわち印刷を開始
してからエラーが発生するため、いわゆる「ジョブを飛
ばす」こと(次の印刷ジョブに移行させること)が難し
いことに起因する。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、複数の印刷ジョブを実行す
る際に、途中に印刷不可能なジョブがあれば、当該印刷
不可能なジョブを飛ばして次の印刷ジョブに移行するこ
とができる印刷制御装置および方法ならびに印刷制御プ
ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0006】(1)本発明に係る印刷制御装置は、与え
られた複数の印刷ジョブを保持する保持手段と、前記保
持手段に保持されている複数の印刷ジョブのおのおのに
対して、当該印刷ジョブを実行する直前に、当該印刷ジ
ョブに基づく印刷が可能か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって印刷不可能と判断された場合は、
当該印刷ジョブを保留して次の印刷ジョブに移行させ、
印刷可能と判断された場合は、当該印刷ジョブに基づく
印刷を開始させる制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0007】(2)さらに、印刷ジョブのステータスを
表示する表示手段を有する。
【0008】(3)前記ステータスは、印刷不可能な印
刷ジョブの場合は印刷不可能な理由であり、印刷可能な
印刷ジョブの場合は印刷中である旨のメッセージであ
る。
【0009】(4)さらに、印刷ジョブを他の印刷装置
に転送する転送手段を有し、前記制御手段は、前記判断
手段によって印刷不可能と判断された場合は、当該印刷
ジョブを前記転送手段によって他の印刷装置に転送させ
て次の印刷ジョブに移行させ、印刷可能と判断された場
合は、当該印刷ジョブに基づく印刷を開始させる。
【0010】(5)さらに、印刷ジョブのステータスを
表示する表示手段を有する。
【0011】(6)前記ステータスは、印刷不可能な印
刷ジョブの場合は印刷が不可能な理由および転送先であ
り、印刷可能な印刷ジョブの場合は印刷中である旨のメ
ッセージである。
【0012】(7)さらに、印刷ジョブを他の印刷装置
に転送する転送手段と、前記判断手段によって印刷不可
能と判断された印刷ジョブに対して、当該印刷ジョブに
基づく印刷が他の印刷装置で可能か否かを判断する第2
判断手段とを有し、前記制御手段は、前記判断手段によ
って印刷不可能と判断された場合において、前記第2判
断手段によって他の印刷装置で印刷可能と判断されたと
きは、当該印刷ジョブを前記転送手段によって他の印刷
装置に転送させて次の印刷ジョブに移行させ、前記第2
判断手段によって他の印刷装置で印刷不可能と判断され
たときは、当該印刷ジョブの実行を保留して次の印刷ジ
ョブに移行させ、前記判断手段によって印刷可能と判断
された場合は、当該印刷ジョブに基づく印刷を開始させ
る。
【0013】(8)さらに、印刷ジョブのステータスを
表示する表示手段を有する。
【0014】(9)前記ステータスは、印刷不可能であ
りかつ他の印刷装置に転送される印刷ジョブの場合は印
刷が不可能な理由および転送先であり、印刷不可能であ
るが他の印刷装置に転送されない印刷ジョブの場合は印
刷が不可能な理由であり、印刷可能な印刷ジョブの場合
は印刷中である旨のメッセージである。
【0015】(10)さらに、印刷ジョブを他の印刷装
置に転送する転送手段と、前記判断手段によって印刷不
可能と判断された印刷ジョブに対して、当該印刷ジョブ
に基づく印刷が他の印刷装置で可能か否かを判断する第
2判断手段と、前記第2判断手段によって他の印刷装置
で印刷可能と判断された印刷ジョブを表示する印刷ジョ
ブ表示手段と、前記印刷ジョブ表示手段によって表示さ
れた印刷ジョブに対する転送指示を入力する転送指示入
力手段とを有し、前記制御手段は、前記判断手段によっ
て印刷不可能と判断された場合は、当該印刷ジョブの実
行を保留して次の印刷ジョブに移行させ、前記判断手段
によって印刷可能と判断された場合は、当該印刷ジョブ
に基づく印刷を開始させ、前記転送指示入力手段によっ
て転送指示が入力された場合は、保留中の当該印刷ジョ
ブを前記転送手段によって他の印刷装置に転送させる。
【0016】(11)本発明に係る印刷制御方法は、与
えられた複数の印刷ジョブを保持する工程と、保持され
ている複数の印刷ジョブのおのおのに対して、当該印刷
ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく印刷
が可能か否かを判断し、印刷不可能と判断された場合
は、当該印刷ジョブを保留して次の印刷ジョブに移行さ
せ、印刷可能と判断された場合は、当該印刷ジョブに基
づく印刷を開始させる工程とを有することを特徴とす
る。
【0017】(12)本発明に係るコンピュータ読取り
可能な記録媒体は、与えられた複数の印刷ジョブを保持
する処理と、保持されている複数の印刷ジョブのおのお
のに対して、当該印刷ジョブを実行する直前に、当該印
刷ジョブに基づく印刷が可能か否かを判断する処理と、
印刷不可能と判断された場合は、当該印刷ジョブを保留
して次の印刷ジョブに移行させ、印刷可能と判断された
場合は、当該印刷ジョブに基づく印刷を開始させる処理
とをコンピュータに実行させるための印刷制御プログラ
ムを記録したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って、本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本発明が適
用された印刷システムの構成を示すブロック図である。
【0020】この印刷システムは、パソコン10と印刷
装置20とをネットワーク30を介して相互に通信可能
に接続して構成されている。なお、ネットワーク30に
は、複数のパソコンおよび/または複数の印刷装置が接
続されていてもよい。
【0021】パソコン10は、一般的なコンピュータで
あり、CPU11と、プログラムを記憶するROM12
と、一時的にデータを記憶するRAM13と、印刷装置
20に印刷ジョブを送信したり印刷装置20との間でコ
マンドやデータの送受信を行うためのインタフェース
(I/F)14と、印刷装置20における印刷ジョブの
ステータスを表示するステータス表示部15とを備えて
いる。すなわち、パソコン10は、印刷ジョブを作成し
て印刷装置20に送信する機能を有するとともに、印刷
装置20に送られた印刷ジョブのステータスを管理し表
示する機能をも有している。なお、印刷ジョブを印刷装
置20に送信する装置はもちろんパソコン10に限定さ
れるわけではなく、たとえば、ワークステーションなど
であってもよい。
【0022】印刷装置20は、CPU21と、プログラ
ムを記憶するROM22と、受信した印刷ジョブを複数
保持することができるRAM23と、印刷ジョブの内容
に従って画像データを用紙に印字する印刷部24と、パ
ソコン10から印刷ジョブを受信したりパソコン10と
の間でコマンドやデータの送受信を行うためのインタフ
ェース(I/F)25と、当該印刷装置20の状態、す
なわち、用紙のサイズと枚数、ステープルの針の数、排
紙トレイへの排紙可能枚数、用紙詰まりなどを検出する
ための各種センサ26とを備えている。CPU21は、
センサ26の検出結果とパソコン10から送られてきた
印刷ジョブとを比較して、実行しようとする印刷ジョブ
が印刷可能か否かを判断する機能を有している。なお、
印刷装置20は、具体的には、たとえば、プリンタや複
写機などである。
【0023】この印刷システムは、印刷装置20で印刷
ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく印刷
が可能か否かを判断し、印刷不可能な場合は、当該印刷
ジョブの実行を保留しかつその理由を管理ユーティリテ
ィの画面上に表示して、次の印刷ジョブに移行するよう
に構成されている。そのため、印刷ジョブを管理するジ
ョブ管理ユーティリティは、未処理未実行の印刷ジョブ
が一時格納される通常の印刷ジョブリストに加えて、保
留された印刷ジョブが一時格納される保留ジョブリスト
を有している。このようなジョブ管理ユーティリティ
は、パソコン10と印刷装置20の両方にそれぞれ搭載
されている。
【0024】図2は、第1の実施の形態に対応する印刷
装置20の動作を示すフローチャートであって、印刷装
置20における、パソコン10から受け取った印刷ジョ
ブの印刷可否のステータスをパソコン10に通知する動
作を説明するためのフローチャートである。なお、図2
に示すフローチャートは、印刷装置20のROM22に
制御プログラムとして記憶されており、CPU21によ
って実行される。
【0025】まず、ステップS100では、RAM23
内の印刷ジョブリストに印刷ジョブまたは次の印刷ジョ
ブがあるか否かを判断する。印刷ジョブまたは次の印刷
ジョブがある場合は(S100:YES)、当該印刷ジ
ョブを選択してステップS110に進み、印刷ジョブま
たは次の印刷ジョブがない場合は(S100:NO)、
ステップS100に戻って、パソコン10から印刷ジョ
ブが送られてくるのを待つ。
【0026】そして、ステップS110では、センサ2
6の出力により、用紙のサイズと枚数、ステープルの針
の数、排紙トレイへの排紙可能枚数などの第1情報(す
なわち、当該印刷装置20の状態に関する情報)を取得
する。そして、ステップS120では、ステップS10
0で選択された印刷ジョブから、当該印刷ジョブで使用
される用紙のサイズと枚数、ステープルの針の数、排紙
トレイに出力される枚数などの第2情報(すなわち、印
刷条件に関する情報)を取得する。なお、ステップS1
10とステップS120は、処理の順序が逆であっても
よい。
【0027】そして、ステップS130では、当該印刷
ジョブを実行する直前に、ステップS110で得た第1
情報とステップS120で得た第2情報とに基づいて、
当該印刷ジョブが印刷可能か否かを判断する。この判断
結果として、印刷可能である場合は(S140:YE
S)、ステップS150に進み、印刷不可能である場合
は(S140:NO)、ステップS160に進む。
【0028】ステップS150では、当該印刷ジョブを
実行して印刷を開始するとともに、パソコン10に「印
刷中(Printing)」のステータス通知を送信した後、ス
テップS100に戻る。
【0029】また、ステップS160では、当該印刷ジ
ョブをRAM23内の保留ジョブリストに移すととも
に、パソコン10に印刷不可能のステータス通知を送信
した後、ステップS100に戻る。ここで、パソコン1
0に送信される印刷不可能のステータスは、印刷が不可
能な理由である。
【0030】図3は、第1の実施の形態に対応するパソ
コン10の動作を示すフローチャートであって、パソコ
ン10における、印刷装置20から印刷可否のステータ
スを受け取り表示する動作を説明するためのフローチャ
ートである。なお、図3に示すフローチャートは、パソ
コン10のROM12に制御プログラムとして記憶され
ており、CPU11によって実行される。
【0031】まず、ステップS200では、印刷装置2
0からのステータス通知を受信したか否かを判断する。
ステータス通知を受信した場合は(S200:YE
S)、ステップS210に進み、ステータス通知を受信
していない場合は(S200:NO)、ステップS20
0に戻って、印刷装置20からステータス通知が送られ
てくるのを待つ。
【0032】ステップS210では、ステップS200
で受信したステータス通知に基づいて、ジョブ管理ユー
ティリティ上のステータスを最新の内容に更新して、ス
テータス表示部15の画面上に、その最新のステータス
を表示した後、ステップS200に戻る。
【0033】図4は、パソコン10におけるステータス
表示の一例を示す図面である。
【0034】前述したように、パソコン10に搭載され
ているジョブ管理ユーティリティは、2つのジョブリス
ト、すなわち、通常の印刷ジョブリストと、印刷が不可
能なため現在保留中である印刷ジョブが一時格納される
保留ジョブリストとからなっている。それぞれのジョブ
リストは、印刷ジョブの登録番号やファイル名などに加
えてそのステータスを示している。たとえば、図4の例
において、保留ジョブリストの印刷ジョブ1のステータ
スである「ステープル・エンプティ(Staple Empty)」
は、ステープルの針がないために印刷できないことを示
し、印刷ジョブ2のステータスである「A3・ニア・エ
ンプティ(A3 Near Empty)」は、A3用紙が印刷枚数
よりも少ないために印刷できないことを示している。
【0035】次に、図5〜図9を用いて、どのようにス
テータス表示が変化するかを具体的に説明する。
【0036】ここでは、初期条件として、印刷装置20
内にはA3用紙が1枚、A4用紙が1000枚それぞれ
あるが、ステープルの針はなく(0本)、また、排紙ト
レイへの出力可能枚数は3000枚であり、また、午前
10:00〜10:04は電源の立上げなどによって印
刷(判断)を実行できない状態にあるものとする。ま
た、印刷ジョブ1は、A4用紙10ページ2部でステー
プルありの印刷ジョブであり、印刷ジョブ2は、A4用
紙1ページ(1部、ステープルなし)の印刷ジョブであ
り、印刷ジョブ3は、A3用紙2ページ(1部、ステー
プルなし)の印刷ジョブであり、印刷ジョブ4は、A4
用紙5ページ(1部、ステープルなし)の印刷ジョブで
あるとする。
【0037】まず、図5は、印刷装置20に印刷ジョブ
がないことを示している。
【0038】次に、図6は、午前10:04に4つの印
刷ジョブが印刷ジョブリストにあることを示している。
【0039】次に、図7は、印刷ジョブ1についてステ
ープルの針がないために印刷できないことを示してい
る。
【0040】これを図2と図3のフローチャートを用い
て説明する。
【0041】印刷装置20は、図2のステップS100
で、印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ1を選択
し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙10
00枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数3000枚
という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷ジ
ョブ1に関してA4用紙20枚、ステープルの針2本と
いう第2情報を取得する。そして、ステップS130
で、印刷ジョブ1を実行する直前に、第1情報と第2情
報とに基づいて、印刷ジョブ1が印刷可能か否かを判断
する。この場合、印刷ジョブ1はステープルの針がなく
印刷不可能であるため(S140:NO)、ステップS
160で、印刷ジョブ1の実行(印刷)を保留して印刷
ジョブ1を保留ジョブリストに移し、パソコン10にス
テープルの針がないため印刷不可能というステータス通
知を送信する。
【0042】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ1を保
留ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できないというステータス(Staple Empty)
を、印刷ジョブ2〜4については、印刷待ちのステータ
ス(Waiting)をそれぞれ表示する。
【0043】次に、図8は、印刷ジョブ2が印刷中であ
ることを示している。
【0044】これを上記と同様に図2と図3のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0045】印刷装置20は、図2のステップS100
で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ2を選
択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙1
000枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数3000
枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷
ジョブ2に関してA4用紙1枚という第2情報を取得す
る。そして、ステップS130で、印刷ジョブ2を実行
する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷ジ
ョブ2が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷ジ
ョブ2は印刷可能であるため(S140:YES)、ス
テップS150で、印刷ジョブ2の実行(印刷)を開始
し、パソコン10に印刷中のステータス通知を送信す
る。
【0046】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、ステータス表示部
15の画面上に、印刷ジョブ1については、ステープル
の針がないために印刷できないというステータス(Stap
le Empty)を、印刷ジョブ2については、印刷中のステ
ータス(Printing)を、印刷ジョブ3,4については、
印刷待ちのステータス(Waiting)をそれぞれ表示す
る。
【0047】次に、図9は、印刷ジョブ3についてA3
用紙が少ないために印刷できないことを示している。
【0048】これを上記と同様に図2と図3のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0049】印刷装置20は、図2のステップS100
で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ3を選
択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙9
99枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数2999枚
という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷ジ
ョブ3に関してA3用紙2枚という第2情報を取得す
る。そして、ステップS130で、印刷ジョブ3を実行
する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷ジ
ョブ3が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷ジ
ョブ3はA3用紙が1枚しかなく印刷不可能であるため
(S140:NO)、ステップS160で、印刷ジョブ
3の実行(印刷)を保留して印刷ジョブ3を保留ジョブ
リストに移し、パソコン10にA3用紙が少ないため印
刷不可能というステータス通知を送信する。
【0050】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ3を保
留ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できないというステータス(Staple Empty)
を、印刷ジョブ3については、A3用紙が少ないために
印刷できないというステータス(A3 Near Empty)を、
印刷ジョブ4については、印刷待ちのステータス(Wait
ing)をそれぞれ表示する。
【0051】なお、上記の図4は、図9に示す段階の後
に印刷装置20がA4用紙8ページ2部(ステープルな
し)の印刷ジョブ5を受信した後のステータス表示を示
している。
【0052】したがって、本実施の形態によれば、印刷
ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく印刷
が可能か否かを判断し、印刷不可能な場合は、当該印刷
不可能な印刷ジョブの実行を保留して次の印刷ジョブに
移行するようにしたので、複数の印刷ジョブを実行する
際に、途中に印刷不可能な印刷ジョブがあれば、当該印
刷不可能な印刷ジョブを飛ばして次の印刷ジョブに移行
することができるようになり、すなわち、印刷不可能な
印刷ジョブの存在によって他の印刷ジョブが影響を受け
ることがなくなり、印刷効率が向上する。
【0053】また、印刷不可能な場合は、上記のように
印刷不可能な印刷ジョブを飛ばすことに加えて、印刷が
不可能な理由を表示するようにしたので、印刷不可能な
印刷ジョブが複数あったとしても、これら複数の印刷不
可能な印刷ジョブのおのおのに対して印刷が不可能な理
由を表示することができるようになり、ユーザはすべて
の印刷不可能な印刷ジョブに対して印刷が不可能な理由
を知る(確認する)ことができ、適切な対応を迅速に取
ることが可能になる。
【0054】なお、第1の実施の形態では、印刷ジョブ
のステータスを表示する機能をパソコン10(のステー
タス表示部15)に持たせているが、これに限定される
わけではない。たとえば、印刷装置20または印刷ジョ
ブを送信していない他のコンピュータ(パソコンなど)
に同機能を持たせるようにしてもよい。
【0055】前者の場合、すなわち、印刷装置20にス
テータスを表示させる場合には、印刷装置20に印刷物
を取りに来た人や印刷装置20を使用している(複写機
のコピーなど)人によって用紙やステープルの針などを
補充することができる。また、後者の場合、すなわち、
印刷ジョブを送信していない他のコンピュータにステー
タスを表示させる場合には、印刷装置20を使用しない
人によっても用紙などを補充することができる。
【0056】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、印刷装置に対して用紙の補充などがあったため、保
留中の印刷ジョブが印刷可能になり、パソコンの画面上
に変化したステータスを表示する場合である。なお、第
2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の構成(図
1参照)、印刷装置の動作フローチャート(図2参
照)、パソコンの動作フローチャート(図3参照)、パ
ソコン画面上のステータス表示例(図4〜図9参照)を
有するので、これら共通する部分の説明は省略する。
【0057】図10は、第2の実施の形態に対応する用
紙の補充などが行われた場合の印刷装置20の動作を示
すフローチャートである。なお、図10に示すフローチ
ャートは、印刷装置20のROM22に制御プログラム
として記憶されており、CPU21によって実行され
る。
【0058】まず、ステップS300では、センサ26
の出力により、用紙の補充、ステープルの針の補充、排
紙トレイの用紙の除去などのイベントが発生したか否か
を判断する。用紙の補充などのイベントが発生した場合
は(S300:YES)、ステップS310に進み、用
紙の補充などのイベントが発生していない場合は(S3
00:NO)、ステップS300に戻って、用紙の補充
などのイベントが発生するのを待つ。
【0059】ステップS310では、センサ26の出力
により、用紙のサイズと枚数、ステープルの針の数、排
紙トレイに排紙可能な枚数などの第1情報を取得する。
【0060】そして、ステップS320では、ステップ
S310で得た第1情報に基づいて、保留ジョブリスト
にあるすべての印刷ジョブに対して、おのおの印刷可能
になったか否か、すなわち、保留ジョブリストの中に印
刷可能になった印刷ジョブがあるか否かを判断する。こ
の判断結果として、印刷可能になった印刷ジョブがある
場合は(S330:YES)、ステップS340に進
み、印刷可能になった印刷ジョブがない場合は(S33
0:NO)、ステップS300に戻って、再度、用紙の
補充などのイベントが発生するのを待つ。
【0061】ステップS340では、印刷可能になった
印刷ジョブを保留ジョブリストから印刷ジョブリストに
移し、パソコン10に印刷ジョブのステータスを送信す
る。
【0062】図11は、前述した図9に示す段階の後
に、印刷ジョブ4の印刷開始時にA3用紙を100枚補
充した後のステータス表示を示している。
【0063】これを図10のフローチャートを用いて説
明する。
【0064】印刷装置20は、図10のステップS30
0で、用紙の補充のイベントが発生したことを確認する
と、ステップS310で、A3用紙301枚、A4用紙
999枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数2999
枚という第1情報を取得する。そして、ステップS32
0で、印刷ジョブリストにある印刷ジョブ1と印刷ジョ
ブ3に対して、おのおの印刷可能になったか否かを判断
する。この場合、印刷ジョブ1は印刷不可能のままであ
り、印刷ジョブ3は印刷可能になったので(S330:
YES)、ステップS340で、印刷可能になった印刷
ジョブ3を保留ジョブリストから印刷ジョブリストに移
し、パソコン10に各印刷ジョブのステータス通知を送
信する。
【0065】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ4につ
いては、印刷中のステータス(Printing)を、印刷ジョ
ブ3については、印刷待ちのステータス(Waiting)
を、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できないというステータス(Staple Empty)を
それぞれ表示する。
【0066】したがって、本実施の形態によれば、用紙
の補充などによって保留ジョブリストの印刷ジョブが印
刷可能になった場合は、自動的に、当該印刷可能になっ
た印刷ジョブについて印刷を開始する(または印刷待ち
にする)とともに、ステータス表示を変更するようにし
たので、保留中の印刷ジョブが印刷可能になったとき、
当該印刷可能になった印刷ジョブを再実行させるための
ユーザによる特別の操作を必要とせず、この点からも印
刷効率の向上を図ることができる。
【0067】なお、第2の実施の形態では、印刷可能に
なった印刷ジョブを保留ジョブリストから印刷ジョブリ
ストに移す際に当該印刷ジョブを印刷ジョブリストの最
後の印刷ジョブとしたが、これに限定されるわけではな
い。たとえば、登録番号順の印刷ジョブとしたり、また
は、その両方を選択できるようにしてもよい。
【0068】以下、第3ないし第5の実施の形態では、
複数の印刷ジョブを実行する際に、途中に印刷不可能な
印刷ジョブがあれば、当該印刷不可能な印刷ジョブを飛
ばすとともに他の印刷装置に転送する場合について説明
する。
【0069】(第3の実施の形態)第3の実施の形態
は、パソコンから印刷装置に印刷ジョブを送信し、当該
印刷装置で印刷できない場合に、自動的に、当該印刷ジ
ョブを他の印刷装置に転送する場合である。
【0070】図12は、本発明が適用された他の印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。なお、図12に
示す印刷システムにおいて図1に示す印刷システムと同
一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0071】この印刷システムは、パソコン10と複数
の印刷装置20,40とをネットワーク30を介して相
互に通信可能に接続して構成されている。印刷装置40
は、印刷装置20と同じ構成を有するので、その説明は
省略する。なお、ネットワーク30には、上記パソコン
10以外の他のパソコンおよび/または上記印刷装置2
0,40以外の他の印刷装置が接続されていてもよい。
【0072】第3の実施の形態の特徴は、上記のよう
に、パソコン10から印刷装置(たとえば、印刷装置2
0)に印刷ジョブを送信し、当該印刷装置で印刷不可能
な場合に、自動的に、当該印刷ジョブを他の印刷装置
(たとえば、印刷装置40)に転送することにある。転
送先の印刷装置は、各印刷装置20,40のRAM2
3,43に記憶されている。たとえば、印刷装置20の
RAM23には、当該印刷装置20で印刷できない場合
の転送先として、印刷装置40が記憶されている。ま
た、各印刷装置20,40のインタフェース25,45
は、パソコン10から印刷ジョブを受信したりパソコン
10との間でコマンドやデータの送受信を行うのみなら
ず、印刷ジョブを転送するために他の印刷装置との間で
コマンドやデータの送受信を行うこともできる。
【0073】この印刷システムは、印刷装置(たとえ
ば、印刷装置20)で印刷ジョブを実行する直前に、当
該印刷ジョブに基づく印刷が可能か否かを判断し、印刷
不可能な場合は、当該印刷ジョブを他の印刷装置(たと
えば、印刷装置40)に転送しかつその理由を管理ユー
ティリティの画面上に表示して、次の印刷ジョブに移行
するように構成されている。そのため、印刷ジョブを管
理するジョブ管理ユーティリティは、未処理未実行の印
刷ジョブが一時格納される通常の印刷ジョブリストに加
えて、転送された印刷ジョブが格納される転送ジョブリ
ストを有している。このようなジョブ管理ユーティリテ
ィは、パソコン10と印刷装置20,40にそれぞれ搭
載されている。
【0074】なお、以下では、パソコン10から印刷装
置20に印刷ジョブが送信され、かつ、印刷装置20で
印刷できない場合の転送先として印刷装置40が登録さ
れている場合を例にとって説明する。
【0075】図13は、第3の実施の形態に対応する印
刷装置20の動作を示すフローチャートであって、印刷
装置20における、パソコン10から受け取った印刷ジ
ョブの印刷可否のステータスをパソコン10に通知する
動作を説明するためのフローチャートである。なお、図
13に示すフローチャートは、印刷装置20のROM2
2に制御プログラムとして記憶されており、CPU21
によって実行される。
【0076】本実施の形態では、図13に示すように、
ステップS170を図2に示すフローチャートに挿入
し、ステップS160を削除している。
【0077】ステップS100〜ステップS150は、
図2に示すフローチャートの各ステップと同様であるの
で、その説明を省略する。
【0078】そして、ステップS170では、当該印刷
ジョブをRAM23に転送先として記憶されている他の
印刷装置40に転送するとともに、パソコン10に印刷
不可能であり他の印刷装置40に転送したというステー
タス通知を送信した後、ステップS100に戻る。ここ
で、パソコン10に送信される印刷不可能のステータス
は、印刷が不可能な理由である。
【0079】本実施の形態に対応するパソコン10の動
作、すなわち、パソコン10における、印刷装置20か
ら印刷可否のステータスを受け取り表示する動作は、図
3のフローチャートに示すとおりであるので、その説明
を省略する。
【0080】図14は、パソコン10におけるステータ
ス表示の一例を示す図面である。
【0081】前述したように、パソコン10に搭載され
ているジョブ管理ユーティリティは、2つのジョブリス
ト、すなわち、通常の印刷ジョブリストと、印刷が不可
能なため他の印刷装置に転送された印刷ジョブが格納さ
れる転送ジョブリストとからなっている。それぞれのジ
ョブリストは、印刷ジョブの登録番号やファイル名など
に加えてそのステータスを示している。たとえば、図1
4の例において、転送ジョブリストの印刷ジョブ1のス
テータスである「ステープル・エンプティ/フォワード
・ツ・プリンタ40(Staple Empty/Forward to Printe
r 40)」は、ステープルの針がないために印刷できず他
の印刷装置40に転送されたことを示し、印刷ジョブ2
のステータスである「A3・ニア・エンプティ/フォワ
ード・ツ・プリンタ40(A3 Near Empty/Forward to P
rinter 40)」は、A3用紙が印刷枚数よりも少ないた
めに印刷できず他の印刷装置40に転送されたことを示
している。
【0082】次に、図15〜図19を用いて、どのよう
にステータス表示が変化するかを具体的に説明する。な
お、印刷装置20の初期条件および各印刷ジョブ1〜4
の内容は、第1の実施の形態で説明した場合と同様であ
るとし、その説明を省略する。
【0083】まず、図15は、印刷装置20に印刷ジョ
ブがないことを示している。
【0084】次に、図16は、午前10:04に4つの
印刷ジョブが印刷ジョブリストにあることを示してい
る。
【0085】次に、図17は、印刷ジョブ1についてス
テープルの針がないために印刷できず他の印刷装置40
に転送されたことを示している。
【0086】これを図13と図3のフローチャートを用
いて説明する。
【0087】印刷装置20は、図12のステップS10
0で、印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ1を選択
し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙10
00枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数3000枚
という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷ジ
ョブ1に関してA4用紙20枚、ステープルの針2本と
いう第2情報を取得する。そして、ステップS130
で、印刷ジョブ1を実行する直前に、第1情報と第2情
報とに基づいて、印刷ジョブ1が印刷可能か否かを判断
する。この場合、印刷ジョブ1はステープルの針がなく
印刷不可能であるため(S140:NO)、ステップS
170で、印刷ジョブ1を印刷装置40に転送して印刷
ジョブ1を転送ジョブリストに移し、パソコン10にス
テープルの針がないために印刷できず他の印刷装置40
に転送したというステータス通知を送信する。
【0088】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ1を転
送ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できず他の印刷装置40に転送されたというス
テータス(Staple Empty/Forward to Printer 40)を、
印刷ジョブ2〜4については、印刷待ちのステータス
(Waiting)をそれぞれ表示する。
【0089】次に、図18は、印刷ジョブ2が印刷中で
あることを示している。
【0090】これを上記と同様に図13と図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0091】印刷装置20は、図13のステップS10
0で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ2を
選択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙
1000枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数300
0枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印
刷ジョブ2に関してA4用紙1枚という第2情報を取得
する。そして、ステップS130で、印刷ジョブ2を実
行する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷
ジョブ2が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷
ジョブ2は印刷可能であるため(S140:YES)、
ステップS150で、印刷ジョブ2の実行(印刷)を開
始し、パソコン10に印刷中のステータス通知を送信す
る。
【0092】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、ステータス表示部
15の画面上に、印刷ジョブ1については、ステープル
の針がないために印刷できず他の印刷装置40に転送さ
れたというステータス(Staple Empty/Forward to Prin
ter 40)を、印刷ジョブ2については、印刷中のステー
タス(Printing)を、印刷ジョブ3,4については、印
刷待ちのステータス(Waiting)をそれぞれ表示する。
【0093】次に、図19は、印刷ジョブ3についてA
3用紙が少ないために印刷できず他の印刷装置40に転
送されたことを示している。
【0094】これを上記と同様に図13と図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0095】印刷装置20は、図13のステップS10
0で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ3を
選択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙
999枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数2999
枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷
ジョブ3に関してA3用紙2枚という第2情報を取得す
る。そして、ステップS130で、印刷ジョブ3を実行
する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷ジ
ョブ3が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷ジ
ョブ3はA3用紙が1枚しかなく印刷不可能であるため
(S140:NO)、ステップS170で、印刷ジョブ
3を印刷装置40に転送して印刷ジョブ3を転送ジョブ
リストに移し、パソコン10にA3用紙が少ないために
印刷できず他の印刷装置40に転送したというステータ
ス通知を送信する。
【0096】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ3を転
送ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できず他の印刷装置40に転送されたというス
テータス(Staple Empty/Forward to Printer 40)を、
印刷ジョブ3については、A3用紙が少ないために印刷
できず他の印刷装置40に転送されたというステータス
(A3 Near Empty/Forward to Printer 40)を、印刷ジ
ョブ4については、印刷待ちのステータス(Waiting)
をそれぞれ表示する。
【0097】なお、上記の図14は、図19に示す段階
の後に印刷装置20がA4用紙8ページ2部(ステープ
ルなし)の印刷ジョブ5を受信した後のステータス表示
を示している。
【0098】したがって、本実施の形態によれば、印刷
ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく印刷
が可能か否かを判断し、印刷不可能な場合は、当該印刷
不可能な印刷ジョブを他の印刷装置に転送して次の印刷
ジョブに移行するようにしたので、複数の印刷ジョブを
実行する際に、途中に印刷不可能な印刷ジョブがあれ
ば、当該印刷不可能な印刷ジョブを他の印刷装置に転送
して次の印刷ジョブに移行することができるようにな
り、すなわち、印刷不可能な印刷ジョブの存在によって
他の印刷ジョブが影響を受けることがなくなり、印刷効
率が向上する。
【0099】また、印刷不可能な場合は、上記のように
印刷不可能な印刷ジョブを転送することに加えて、印刷
が不可能な理由と転送先を表示するようにしたので、印
刷不可能な印刷ジョブが複数あったとしても、これら複
数の印刷不可能な印刷ジョブのおのおのに対して印刷不
可能な理由と転送先を表示することができるようにな
り、ユーザはすべての印刷不可能な印刷ジョブに対して
印刷不可能な理由を知ることができるだけでなく、他の
印刷装置で印刷物を受け取ることが可能になる。
【0100】また、本実施の形態では、印刷不可能な場
合、他の装置で印刷可能か否かにかかわらず転送するよ
うにしたので、転送元の印刷装置のみに印刷可否の判断
機能があればよく、システムを容易に構築することがで
きる。
【0101】なお、本実施の形態では、印刷ジョブのス
テータスを表示する機能をパソコン10(のステータス
表示部15)に持たせているが、これに限定されるわけ
ではない。たとえば、印刷装置20,40または印刷ジ
ョブを送信していない他のコンピュータ(パソコンな
ど)に同機能を持たせるようにしてもよい。
【0102】また、本実施の形態では、転送先の印刷装
置を印刷装置20,40のRAM23,43に記憶して
いるが、これに限定されるわけではない。たとえば、印
刷装置20,40がネットワーク30を介して転送先を
探すようにしてもよい。
【0103】また、本実施の形態では、転送先として記
憶される印刷装置の数は1つであるが、これに限定され
るわけではない。たとえば、転送先として複数の印刷装
置を含むリストを作成して印刷装置に持たせるようにし
てもよい。これにより、たとえば、リストの最初の印刷
装置が電源OFFのときは、リストの次の印刷装置に対
して転送を行うことができる。
【0104】(第4の実施の形態)第4の実施の形態
は、パソコンから印刷装置に印刷ジョブを送信し、当該
印刷装置で印刷できない場合、さらに、他の印刷装置で
印刷可能か否かを判断し、当該他の印刷装置で印刷可能
なときに、当該印刷ジョブを当該他の印刷装置に転送す
る場合である。
【0105】第4の実施の形態は、図12に示す第3の
実施の形態に対応する印刷システムと同様の構成を有す
るので、その説明を省略する。
【0106】第4の実施の形態の特徴は、上記のよう
に、パソコン10から印刷装置(たとえば、印刷装置2
0)に印刷ジョブを送信し、当該印刷装置で印刷不可能
な場合、さらに、他の印刷装置(たとえば、印刷装置4
0)で印刷可能か否かを判断し、当該他の印刷装置で印
刷可能なときに、当該印刷ジョブを当該他の印刷装置に
転送することにある。転送先候補の印刷装置は、各印刷
装置20,40のRAM23,43に記憶されている。
たとえば、印刷装置20のRAM23には、当該印刷装
置20で印刷できない場合の転送先候補として、印刷装
置40が記憶されている。
【0107】この印刷システムは、印刷装置(たとえ
ば、印刷装置20)で印刷ジョブを実行する直前に、当
該印刷ジョブに基づく印刷が可能か否かを判断し、印刷
不可能な場合は、さらに、当該印刷ジョブを他の印刷装
置(たとえば、印刷装置40)に転送した場合に印刷可
能か否か、すなわち、転送印刷可能か否かを判断し、転
送印刷可能な場合は、当該印刷ジョブを当該他の印刷装
置に転送しかつその理由を管理ユーティリティの画面上
に表示して、次の印刷ジョブに移行し、転送印刷不可能
な場合は、当該印刷ジョブの実行を保留しかつその理由
を管理ユーティリティの画面上に表示して、次の印刷ジ
ョブに移行するように構成されている。そのため、印刷
ジョブを管理するジョブ管理ユーティリティは、未処理
未実行の印刷ジョブが一時格納される通常の印刷ジョブ
リストに加えて、保留された印刷ジョブが一時格納され
る保留ジョブリストと、転送された印刷ジョブが格納さ
れる転送ジョブリストとを有している。このようなジョ
ブ管理ユーティリティは、パソコン10と印刷装置2
0,40にそれぞれ搭載されている。
【0108】なお、以下では、パソコン10から印刷装
置20に印刷ジョブが送信され、かつ、印刷装置20で
印刷できない場合の転送先候補として印刷装置40が登
録されている場合を例にとって説明する。
【0109】図20は、第4の実施の形態に対応する印
刷装置20の動作を示すフローチャートであって、印刷
装置20における、パソコン10から受け取った印刷ジ
ョブの印刷可否のステータスをパソコン10に通知する
動作を説明するためのフローチャートである。なお、図
20に示すフローチャートは、印刷装置20のROM2
2に制御プログラムとして記憶されており、CPU21
によって実行される。
【0110】本実施の形態では、図20に示すように、
ステップS180〜ステップS188を図2に示すフロ
ーチャートに挿入し、ステップS160を削除してい
る。
【0111】ステップS100〜ステップS150は、
図2に示すフローチャートの各ステップと同様であるの
で、その説明を省略する。
【0112】そして、ステップS180では、当該印刷
ジョブが印刷可能か否かの問合せをRAM23に転送先
候補として記憶されている他の印刷装置40に送信す
る。この問合せには、当該印刷ジョブの印刷条件に関す
る情報(用紙のサイズと枚数、ステープルの針の数、排
紙トレイへの出力枚数など)が含まれている。
【0113】そして、ステップS182では、問合せ先
の印刷装置40から印刷可否の結果を受信したか否かを
判断する。印刷可否の結果を受信した場合は(S18
2:YES)、ステップS184に進み、印刷可否の結
果を受信していない場合は(S182:NO)、ステッ
プS182に戻って、問合せ先の印刷装置40から印刷
可否の結果が送られてくるのを待つ。
【0114】そして、ステップS184では、問合せ先
の印刷装置40から受信した印刷可否の結果に基づい
て、当該印刷ジョブが当該他の印刷装置40で印刷可能
か否か、すなわち、転送印刷可能か否かを判断(確認)
する。転送印刷可能である場合は(S184:YE
S)、ステップS186に進み、転送印刷不可能である
場合は(S184:NO)、ステップS188に進む。
【0115】ステップS186では、当該印刷ジョブを
当該他の印刷装置40に転送するとともに、パソコン1
0に印刷不可能であり他の印刷装置40に転送したとい
うステータス通知を送信した後、ステップS100に戻
る。ここで、パソコン10に送信される印刷不可能のス
テータスは、印刷が不可能な理由である。
【0116】また、ステップS188では、当該印刷ジ
ョブをRAM23内の保留ジョブリストに移すととも
に、パソコン10に印刷不可能のステータス通知を送信
した後、ステップS100に戻る。ここで、パソコン1
0に送信される印刷不可能のステータスは、印刷が不可
能な理由である。
【0117】図21は、第4の実施の形態に対応する他
の印刷装置40の動作を示すフローチャートであって、
当該他の印刷装置40における、印刷装置20から受け
取った印刷ジョブの印刷可否の問合せに対して応答する
動作を説明するためのフローチャートである。なお、図
21に示すフローチャートは、印刷装置40のROM4
2に制御プログラムとして記憶されており、CPU41
によって実行される。
【0118】まず、ステップS400では、他の印刷装
置20から印刷ジョブの印刷可否の問合せを受信したか
否かを判断する。問合せを受信した場合は(S400:
YES)、ステップS410に進み、問合せを受信して
いない場合は(S400:NO)、ステップS400に
戻って、他の印刷装置20から印刷ジョブの印刷可否の
問合せが送られてくるのを待つ。
【0119】ステップS410では、センサ46の出力
により、用紙のサイズと枚数、ステープルの針の数、排
紙トレイへの排紙可能枚数などの第1情報(すなわち、
当該印刷装置40の状態に関する情報)を取得する。そ
して、そして、ステップS420では、受信した問合せ
に含まれる当該印刷ジョブの印刷条件情報から、当該印
刷ジョブで使用される用紙のサイズと枚数、ステープル
の針の数、排紙トレイに出力される枚数などの第2情報
を取得する。なお、ステップS410とステップS42
0は、処理の順序が逆であってもよい。
【0120】そして、ステップS430では、ステップ
S410で得た第1情報とステップS420で得た第2
情報とに基づいて、当該印刷ジョブが印刷可能か否かを
判断する。この判断結果として、印刷可能である場合は
(S440:YES)、ステップS450に進み、印刷
不可能である場合は(S440:NO)、ステップS4
60に進む。
【0121】ステップS450では、問合せ元の印刷装
置20に印刷可能の結果を送信した後、ステップS40
0に戻る。
【0122】また、ステップS460では、問合せ元の
印刷装置20に印刷不可能の結果を送信した後、ステッ
プS400に戻る。
【0123】本実施の形態に対応するパソコン10の動
作、すなわち、パソコン10における、印刷装置20か
ら印刷可否のステータスを受け取り表示する動作は、図
3のフローチャートに示すとおりであるので、その説明
を省略する。
【0124】図22は、パソコン10におけるステータ
ス表示の一例を示す図面である。
【0125】前述したように、パソコン10に搭載され
ているジョブ管理ユーティリティは、3つのジョブリス
ト、すなわち、通常の印刷ジョブリストと、印刷が不可
能でありかつ転送印刷も不可能であるため現在保留中で
ある印刷ジョブが一時格納される保留ジョブリストと、
印刷は不可能であるが転送印刷は可能であるため他の印
刷装置に転送された印刷ジョブが格納される転送ジョブ
リストとからなっている。それぞれのジョブリストは、
印刷ジョブの登録番号やファイル名などに加えてそのス
テータスを示している。たとえば、図22の例におい
て、保留ジョブリストの印刷ジョブ3のステータスであ
る「A3・ニア・エンプティ(A3 Near Empty)」は、
A3用紙が印刷枚数よりも少ないために印刷できないこ
とを示し、転送ジョブリストの印刷ジョブ1のステータ
スである「ステープル・エンプティ/フォワード・ツ・
プリンタ40(Staple Empty/Forward to Printer 4
0)」は、ステープルの針がないために印刷できないが
他の印刷装置40では印刷できるので当該他の印刷装置
40に転送されたことを示している。
【0126】次に、図23〜図27を用いて、どのよう
にステータス表示が変化するかを具体的に説明する。
【0127】ここで、印刷装置20の初期条件および各
印刷ジョブ1〜4の内容は、第1の実施の形態で説明し
た場合と同様であるとし、その説明を省略する。また、
印刷装置40内には、後述する時点で、A3用紙が0
枚、A4用紙が500枚、ステープルの針が100本そ
れぞれあり、また、排紙トレイへの出力可能枚数は10
00枚であるとする。
【0128】まず、図23は、印刷装置20に印刷ジョ
ブがないことを示している。
【0129】次に、図24は、午前10:04に4つの
印刷ジョブが印刷ジョブリストにあることを示してい
る。
【0130】次に、図25は、印刷ジョブ1についてス
テープルの針がないために印刷できず印刷可能な他の印
刷装置40に転送されたことを示している。
【0131】これを図20、図21および図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0132】印刷装置20は、図20のステップS10
0で、印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ1を選択
し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙10
00枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数3000枚
という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷ジ
ョブ1に関してA4用紙20枚、ステープルの針2本と
いう第2情報を取得する。そして、ステップS130
で、印刷ジョブ1を実行する直前に、第1情報と第2情
報とに基づいて、印刷ジョブ1が印刷可能か否かを判断
する。この場合、印刷ジョブ1はステープルの針がなく
印刷不可能であるため(S140:NO)、ステップS
180で、印刷装置40に印刷ジョブ1が印刷可能か否
かの問合せを送信する。そして、ステップS182で、
印刷装置40からの結果を待つ。
【0133】そして、印刷装置40は、図21のステッ
プS400で、印刷装置20から印刷ジョブ1の印刷可
否の問合せを受信したことを確認すると、ステップS4
10で、A3用紙0枚、A4用紙500枚、ステープル
の針500本、排紙可能枚数1000枚という第1情報
を取得し、ステップS420で、印刷ジョブ1に関して
A4用紙20枚、ステープルの針2本という第2情報を
取得する。そして、ステップS430で、第1情報と第
2情報とに基づいて、印刷ジョブ1が印刷可能か否かを
判断する。この場合、印刷ジョブ1は印刷可能であるた
め(S440:YES)、ステップS450で、印刷装
置20に印刷可能の結果を送信する。
【0134】そして、印刷装置20は、図20のステッ
プS182で、印刷装置40から印刷可否の結果を受信
したことを確認すると、ステップS184で、印刷ジョ
ブ1が印刷装置40で印刷可能か否かを判断する。この
場合、印刷装置40から印刷可能の結果を受信しており
印刷可能であるため(S184:YES)、ステップS
186で、印刷ジョブ1を印刷装置40に転送して印刷
ジョブ1を転送ジョブリストに移し、パソコン10にス
テープルの針がないために印刷装置20では印刷できな
いが他の印刷装置40では印刷できるので当該他の印刷
装置40に転送したというステータス通知を送信する。
【0135】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ1を転
送ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できず印刷可能な他の印刷装置40に転送され
たというステータス(Staple Empty/Forward to Printe
r 40)を、印刷ジョブ2〜4については、印刷待ちのス
テータス(Waiting)をそれぞれ表示する。
【0136】次に、図26は、印刷ジョブ2が印刷中で
あることを示している。
【0137】これを図20と図3のフローチャートを用
いて説明する。
【0138】印刷装置20は、図20のステップS10
0で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ2を
選択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙
1000枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数300
0枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印
刷ジョブ2に関してA4用紙1枚という第2情報を取得
する。そして、ステップS130で、印刷ジョブ2を実
行する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷
ジョブ2が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷
ジョブ2は印刷可能であるため(S140:YES)、
ステップS150で、印刷ジョブ2の実行(印刷)を開
始し、パソコン10に印刷中のステータス通知を送信す
る。
【0139】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、ステータス表示部
15の画面上に、印刷ジョブ1については、ステープル
の針がないために印刷できず印刷可能な他の印刷装置4
0に転送されたというステータス(Staple Empty/Forwa
rd to Printer 40)を、印刷ジョブ2については、印刷
中のステータス(Printing)を、印刷ジョブ3,4につ
いては、印刷待ちのステータス(Waiting)をそれぞれ
表示する。
【0140】次に、図27は、印刷ジョブ3についてA
3用紙が少ないために印刷できず保留中であることを示
している。
【0141】これを図20、図21および図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0142】印刷装置20は、図20のステップS10
0で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ3を
選択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙
999枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数2999
枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷
ジョブ3に関してA3用紙2枚という第2情報を取得す
る。そして、ステップS130で、印刷ジョブ3を実行
する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷ジ
ョブ3が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷ジ
ョブ3はA3用紙が1枚しかなく印刷不可能であるため
(S140:NO)、ステップS180で、印刷装置4
0に印刷ジョブ1が印刷可能か否かの問合せを送信す
る。そして、ステップS182で、印刷装置40からの
結果を待つ。
【0143】そして、印刷装置40は、図21のステッ
プS400で、印刷装置20から印刷ジョブ3の印刷可
否の問合せを受信したことを確認すると、ステップS4
10で、たとえば、A3用紙0枚、A4用紙480枚、
ステープルの針498本、排紙可能枚数980枚という
第1情報を取得し(ここでは、印刷ジョブ1はすでに印
刷済みとする)、ステップS420で、印刷ジョブ3に
関してA3用紙2枚という第2情報を取得する。そし
て、ステップS430で、第1情報と第2情報とに基づ
いて、印刷ジョブ3が印刷可能か否かを判断する。この
場合、印刷ジョブ1は印刷不可能であるため(S44
0:NO)、ステップS460で、印刷装置20に印刷
不可能の結果を送信する。
【0144】そして、印刷装置20は、図20のステッ
プS182で、印刷装置40から印刷可否の結果を受信
したことを確認すると、ステップS184で、印刷ジョ
ブ3が印刷装置40で印刷可能か否かを判断する。この
場合、印刷装置40から印刷不可能の結果を受信してお
り印刷不可能であるため(S184:NO)、ステップ
S188で、印刷ジョブ3の実行(印刷)を保留して印
刷ジョブ3を保留ジョブリストに移し、パソコン10に
A3用紙が少ないため印刷不可能というステータス通知
を送信する。
【0145】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ3を保
留ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷できず印刷可能な他の印刷装置40に転送され
たというステータス(Staple Empty/Forward to Printe
r 40)を、印刷ジョブ3については、A3用紙が少ない
ために印刷できないというステータス(A3 Near Empt
y)を、印刷ジョブ4については、印刷待ちのステータ
ス(Waiting)をそれぞれ表示する。
【0146】なお、上記の図22は、図27に示す段階
の後に印刷装置20がA4用紙8ページ2部(ステープ
ルなし)の印刷ジョブ5を受信した後のステータス表示
を示している。
【0147】したがって、本実施の形態によれば、印刷
ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく印刷
が可能か否かを判断し、印刷不可能な場合は、他の印刷
装置での印刷の可否に応じて、当該印刷ジョブを他の印
刷装置に転送するかまたは当該印刷ジョブの実行を保留
することにより、次の印刷ジョブに移行するようにした
ので、複数の印刷ジョブを実行する際に、途中に印刷不
可能な印刷ジョブがあれば、当該印刷不可能な印刷ジョ
ブを転送しまたはその実行を保留して次の印刷ジョブに
移行することができるようになり、すなわち、印刷不可
能な印刷ジョブの存在によって他の印刷ジョブが影響を
受けることがなくなり、印刷効率が向上する。
【0148】また、印刷不可能な場合は、上記のように
印刷不可能な印刷ジョブを転送しまたはその実行を保留
することに加えて、印刷が不可能な理由と、転送する場
合はさらに転送先とを表示するようにしたので、印刷不
可能な印刷ジョブが複数あったとしても、これら複数の
印刷不可能な印刷ジョブのおのおのに対して印刷不可能
な理由と転送する場合はさらに転送先とを表示すること
ができるようになり、ユーザはすべての印刷不可能な印
刷ジョブに対して印刷不可能な理由を知ることができ、
適切な対応を迅速に取ることが可能になるのに加え、他
の印刷装置で印刷物を受け取ることが可能になる。
【0149】なお、本実施の形態では、印刷ジョブのス
テータスを表示する機能をパソコン10(のステータス
表示部15)に持たせているが、これに限定されないこ
とは、第3の実施の形態の場合と同様である。
【0150】また、本実施の形態では、転送先候補の印
刷装置を印刷装置20,40のRAM23,43に記憶
しているが、これに限定されるわけではない。たとえ
ば、印刷装置20,40がネットワーク30を介して転
送先候補を探すようにしてもよい。
【0151】また、本実施の形態では、転送先候補とし
て記憶される印刷装置の数は1つであるが、これに限定
されるわけではない。たとえば、転送先候補として複数
の印刷装置を含むリストを作成して印刷装置に持たせる
ようにしてもよい。この場合、リスト中の複数の転送先
候補に対して一斉に問合せを行ってもよいし、転送印刷
可能な結果を受信するまでリストの順番に従って1つず
つ問合せを行ってもよい。
【0152】(第5の実施の形態)第5の実施の形態
は、パソコンから印刷装置に印刷ジョブを送信し、当該
印刷装置で印刷できない場合に、印刷可能な他の印刷装
置をパソコン上に表示し、パソコン(のユーザ)からの
指示により、当該印刷ジョブを当該他の印刷装置に転送
する場合である。
【0153】第5の実施の形態は、図12に示す第3の
実施の形態に対応する印刷システムと同様の構成を有す
るので、その説明を省略する。
【0154】第5の実施の形態の特徴は、上記のよう
に、パソコン10から印刷装置(たとえば、印刷装置2
0)に印刷ジョブを送信し、当該印刷装置で印刷不可能
な場合に、印刷可能な他の印刷装置(たとえば、印刷装
置40)をパソコン10上に表示し、パソコン10(の
ユーザ)からの指示により、当該印刷ジョブを当該他の
印刷装置に転送することにある。転送先候補の印刷装置
は、各印刷装置20,40のRAM23,43に記憶さ
れている。たとえば、印刷装置20のRAM23には、
当該印刷装置20で印刷できない場合の転送先候補とし
て、印刷装置40が記憶されている。
【0155】この印刷システムは、印刷装置(たとえ
ば、印刷装置20)で印刷ジョブを実行する直前に、当
該印刷ジョブに基づく印刷が可能か否かを判断し、印刷
不可能な場合は、当該印刷ジョブを保留しかつその理由
を管理ユーティリティの画面上に表示するとともに、印
刷可能な他の印刷装置(たとえば、印刷装置40)をも
パソコン10上(管理ユーティリティの画面上)に表示
して、次の印刷ジョブに移行するように構成されてい
る。そのため、印刷ジョブを管理するジョブ管理ユーテ
ィリティは、未処理未実行の印刷ジョブが一時格納され
る通常の印刷ジョブリストに加えて、保留された印刷ジ
ョブが一時格納される保留ジョブリストを有している。
このようなジョブ管理ユーティリティは、パソコン10
と印刷装置20,40にそれぞれ搭載されている。
【0156】なお、以下では、パソコン10から印刷装
置20に印刷ジョブが送信され、かつ、印刷装置20で
印刷できない場合の転送先候補として印刷装置40が登
録されている場合を例にとって説明する。
【0157】図28および図29は、第5の実施の形態
に対応する印刷装置20の動作を示すフローチャートで
あって、印刷装置20における、パソコン10から受け
取った印刷ジョブの印刷可否のステータスをパソコン1
0に通知する動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、図28および図29に示すフローチャート
は、印刷装置20のROM22に制御プログラムとして
記憶されており、CPU21によって実行される。
【0158】本実施の形態では、図28に示すように、
ステップS190を図20に示すフローチャートに挿入
し、ステップS186を削除している。
【0159】図28のステップS100〜ステップS1
88は、図20に示すフローチャートの各ステップと同
様であるので、その説明を省略する。
【0160】そして、ステップS190では、当該印刷
ジョブをRAM23内の保留ジョブリストに移すととも
に、パソコン10に当該印刷装置20では印刷不可能だ
が他の印刷装置40では印刷可能というステータス通知
を送信した後、ステップS100に戻る。ここで、パソ
コン10に送信される印刷不可能のステータスは、印刷
が不可能な理由である。
【0161】そして、図29のステップS500では、
パソコン10から転送指示を受信したか否かを判断す
る。転送指示を受信した場合は(S500:YES)、
ステップS510に進み、転送指示を受信していない場
合は(S500:NO)、ステップS500に戻って、
パソコン10から転送指示があるのを待つ。
【0162】ステップS510では、転送指示のあった
印刷ジョブを保留ジョブリストから取り出す。
【0163】そして、ステップS520では、ステップ
S510で保留ジョブリストから取り出された印刷ジョ
ブを指示どおり他の印刷装置40に転送する。
【0164】そして、ステップS530では、パソコン
10に転送指示のあった印刷ジョブを転送したというス
テータス通知を送信した後、ステップS500に戻る。
【0165】本実施の形態に対応する他の印刷装置40
の動作、すなわち、当該他の印刷装置40における、印
刷装置20から受け取った印刷ジョブの印刷可否の問合
せに対して応答する動作は、図21のフローチャートに
示すとおりであるので、その説明を省略する。
【0166】また、本実施の形態に対応するパソコン1
0の動作のうち、パソコン10における、印刷装置20
から印刷可否のステータスを受け取り表示する動作は、
図3のフローチャートに示すとおりであるので、その説
明を省略する。
【0167】図30は、本実施の形態に対応するパソコ
ン10の動作のうち、ユーザによる転送指示を印刷装置
20に送信する動作を説明するためのフローチャートで
ある。なお、図30に示すフローチャートは、パソコン
10のROM12に制御プログラムとして記憶されてお
り、CPU11によって実行される。
【0168】ステップS600では、ユーザにより印刷
ジョブの転送指示が入力されたか否かを判断する。転送
指示が入力された場合は(S600:YES)、ステッ
プS610に進み、転送指示が入力されていない場合は
(S600:NO)、ステップS600に戻って、ユー
ザにより印刷ジョブの転送指示が入力されるのを待つ。
【0169】ステップS610では、印刷装置20にユ
ーザによって選択された印刷ジョブに対する転送指示を
送信した後、ステップS600に戻る。
【0170】図31は、パソコン10におけるステータ
ス表示の一例を示す図面である。
【0171】前述したように、パソコン10に搭載され
ているジョブ管理ユーティリティは、2つのジョブリス
ト、すなわち、通常の印刷ジョブリストと、印刷が不可
能であるため現在保留中である印刷ジョブが一時格納さ
れる保留ジョブリストとからなっている。それぞれのジ
ョブリストは、印刷ジョブの登録番号やファイル名など
に加えてそのステータスを示している。たとえば、図3
1の例において、保留ジョブリストの印刷ジョブ1のス
テータスである「ステープル・エンプティ(Staple Emp
ty)」は、ステープルの針がないために印刷できないこ
とを示している。ここで、「フォワード・ツ・プリンタ
40(Forward to Printer 40)」は、転送指示ボタン
50である。ユーザは、この転送指示ボタン50を押す
(クリックする)ことによって、印刷装置20に対し
て、当該印刷ジョブ1を他の印刷装置40に転送するよ
う指示することができる。
【0172】次に、図31〜図36を用いて、どのよう
にステータス表示が変化するかを具体的に説明する。な
お、図31は、図34と図35の間の段階のステータス
表示を示している。
【0173】ここで、印刷装置20の初期条件および各
印刷ジョブ1〜4の内容は、第1の実施の形態で説明し
た場合と同様であるとし、その説明を省略する。また、
印刷装置40内には、後述する時点で、A3用紙が0
枚、A4用紙が500枚、ステープルの針が100本そ
れぞれあり、また、排紙トレイへの出力可能枚数は10
00枚であるとする。
【0174】まず、図32は、印刷装置20に印刷ジョ
ブがないことを示している。
【0175】次に、図33は、午前10:04に4つの
印刷ジョブが印刷ジョブリストにあることを示してい
る。
【0176】次に、図34は、印刷ジョブ1について、
ステープルの針がないために印刷できないが、他の印刷
装置40では印刷可能であり当該他の印刷装置40に転
送可能であることを示している。
【0177】これを図28、図21および図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0178】印刷装置20は、図28のステップS10
0で、印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ1を選択
し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙10
00枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数3000枚
という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷ジ
ョブ1に関してA4用紙20枚、ステープルの針2本と
いう第2情報を取得する。そして、ステップS130
で、印刷ジョブ1を実行する直前に、第1情報と第2情
報とに基づいて、印刷ジョブ1が印刷可能か否かを判断
する。この場合、印刷ジョブ1はステープルの針がなく
印刷不可能であるため(S140:NO)、ステップS
180で、印刷装置40に印刷ジョブ1が印刷可能か否
かの問合せを送信する。そして、ステップS182で、
印刷装置40からの結果を待つ。
【0179】そして、印刷装置40は、図21のステッ
プS400で、印刷装置20から印刷ジョブ1の印刷可
否の問合せを受信したことを確認すると、ステップS4
10で、A3用紙0枚、A4用紙500枚、ステープル
の針500本、排紙可能枚数1000枚という第1情報
を取得し、ステップS420で、印刷ジョブ1に関して
A4用紙20枚、ステープルの針2本という第2情報を
取得する。そして、ステップS430で、第1情報と第
2情報とに基づいて、印刷ジョブ1が印刷可能か否かを
判断する。この場合、印刷ジョブ1は印刷可能であるた
め(S440:YES)、ステップS450で、印刷装
置20に印刷可能の結果を送信する。
【0180】そして、印刷装置20は、図28のステッ
プS182で、印刷装置40から印刷可否の結果を受信
したことを確認すると、ステップS184で、印刷ジョ
ブ1が印刷装置40で印刷可能か否かを判断する。この
場合、印刷装置40から印刷可能の結果を受信しており
印刷可能であるため(S184:YES)、ステップS
190で、印刷ジョブ1の実行(印刷)を保留して印刷
ジョブ1を保留ジョブリストに移し、パソコン10にス
テープルの針がないために印刷装置20では印刷不可能
だが他の印刷装置40では印刷可能というステータス通
知を送信する。
【0181】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ1を保
留ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ1については、ステープルの針がないた
めに印刷不可能だが他の印刷装置40では印刷可能とい
うステータス(Staple Empty/Forward to Printer 40)
を、印刷ジョブ2〜4については、印刷待ちのステータ
ス(Waiting)をそれぞれ表示する。ここで、ユーザが
転送指示ボタン50である「フォワード・ツ・プリンタ
40(Forwardto Printer 40)」を押す(クリックす
る)と印刷ジョブ1は印刷装置40に転送されるが、こ
の転送に関する説明は、図35において行う。
【0182】次に、図31は、印刷ジョブ2が印刷中で
あることを示している。
【0183】これを図28と図3のフローチャートを用
いて説明する。
【0184】印刷装置20は、図28のステップS10
0で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ2を
選択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙
1000枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数300
0枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印
刷ジョブ2に関してA4用紙1枚という第2情報を取得
する。そして、ステップS130で、印刷ジョブ2を実
行する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷
ジョブ2が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷
ジョブ2は印刷可能であるため(S140:YES)、
ステップS150で、印刷ジョブ2の実行(印刷)を開
始し、パソコン10に印刷中のステータス通知を送信す
る。
【0185】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、ステータス表示部
15の画面上に、印刷ジョブ1については、ステープル
の針がないために印刷不可能だが他の印刷装置40では
印刷可能というステータス(Staple Empty/Forward to
Printer 40)を、印刷ジョブ2については、印刷中のス
テータス(Printing)を、印刷ジョブ3,4について
は、印刷待ちのステータス(Waiting)をそれぞれ表示
する。
【0186】次に、図35は、保留ジョブリストにあっ
た印刷ジョブ1が転送されたことを示している。
【0187】これを図30、図29および図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0188】パソコン10は、図30のステップS60
0で、ユーザによる転送指示の入力があったこと確認す
ると、すなわち、ユーザが図34に示す転送指示ボタン
50を押す(クリックする)と、ステップS610で、
印刷装置20に印刷ジョブ1の印刷装置40への転送指
示を送信する。
【0189】そして、印刷装置20は、図29のステッ
プS500で、パソコン10から印刷ジョブ1の転送指
示を受信したことを確認すると、ステップS510で、
印刷ジョブ1を保留ジョブリストから取り出し、ステッ
プS520で、印刷ジョブ1を指示どおり印刷装置40
に転送し、ステップS530で、パソコン10に印刷ジ
ョブ1を転送したというステータス通知を送信する。
【0190】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、ステータス表示を
更新し、ステータス表示部15の画面上に、印刷ジョブ
2については、印刷中のステータス(Printing)を、印
刷ジョブ3,4については、印刷待ちのステータス(Wa
iting)をそれぞれ表示する。
【0191】次に、図36は、印刷ジョブ3についてA
3用紙が少ないために印刷できず保留中であることを示
している。
【0192】これを図28、図21および図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0193】印刷装置20は、図28のステップS10
0で、次の印刷ジョブがあると判断して印刷ジョブ3を
選択し、ステップS110で、A3用紙1枚、A4用紙
999枚、ステープルの針0本、排紙可能枚数2999
枚という第1情報を取得し、ステップS120で、印刷
ジョブ3に関してA3用紙2枚という第2情報を取得す
る。そして、ステップS130で、印刷ジョブ3を実行
する直前に、第1情報と第2情報とに基づいて、印刷ジ
ョブ3が印刷可能か否かを判断する。この場合、印刷ジ
ョブ3はA3用紙が1枚しかなく印刷不可能であるため
(S140:NO)、ステップS180で、印刷装置4
0に印刷ジョブ1が印刷可能か否かの問合せを送信す
る。そして、ステップS182で、印刷装置40からの
結果を待つ。
【0194】そして、印刷装置40は、図21のステッ
プS400で、印刷装置20から印刷ジョブ3の印刷可
否の問合せを受信したことを確認すると、ステップS4
10で、たとえば、A3用紙0枚、A4用紙480枚、
ステープルの針498本、排紙可能枚数980枚という
第1情報を取得し(ここでは、印刷ジョブ1はすでに印
刷済みとする)、ステップS420で、印刷ジョブ3に
関してA3用紙2枚という第2情報を取得する。そし
て、ステップS430で、第1情報と第2情報とに基づ
いて、印刷ジョブ3が印刷可能か否かを判断する。この
場合、印刷ジョブ1は印刷不可能であるため(S44
0:NO)、ステップS460で、印刷装置20に印刷
不可能の結果を送信する。
【0195】そして、印刷装置20は、図28のステッ
プS182で、印刷装置40から印刷可否の結果を受信
したことを確認すると、ステップS184で、印刷ジョ
ブ3が印刷装置40で印刷可能か否かを判断する。この
場合、印刷装置40から印刷不可能の結果を受信してお
り印刷不可能であるため(S184:NO)、ステップ
S188で、印刷ジョブ3の実行(印刷)を保留して印
刷ジョブ3を保留ジョブリストに移し、パソコン10に
A3用紙が少ないため印刷不可能というステータス通知
を送信する。
【0196】そして、パソコン10は、図3のステップ
S200で、印刷装置20からのステータス通知の受信
を確認すると、ステップS210で、印刷ジョブ3を保
留ジョブリストに移し、ステータス表示部15の画面上
に、印刷ジョブ3については、A3用紙が少ないために
印刷できないというステータス(A3 Near Empty)を、
印刷ジョブ4については、印刷待ちのステータス(Wait
ing)をそれぞれ表示する。この場合、ユーザは、印刷
ジョブ3について転送指示ボタン50の表示がないこと
から、転送不可能であることを知ることができる。
【0197】したがって、本実施の形態によれば、印刷
ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく印刷
が可能か否かを判断し、印刷不可能な場合は、印刷可能
な他の印刷装置をパソコン上に表示するとともに、当該
印刷ジョブの実行を保留して次の印刷ジョブに移行する
ようにしたので、複数の印刷ジョブを実行する際に、途
中に印刷不可能な印刷ジョブがあれば、当該印刷不可能
な印刷ジョブの実行を保留して次の印刷ジョブに移行す
ることができるようになり、すなわち、印刷不可能な印
刷ジョブの存在によって他の印刷ジョブが影響を受ける
ことがなくなり、印刷効率が向上する。
【0198】また、印刷不可能な場合は、上記のように
印刷不可能な印刷ジョブの実行を保留することに加え
て、印刷が不可能な理由と、転送可能な場合はさらに転
送先とを表示するようにしたので、印刷不可能な印刷ジ
ョブが複数あったとしても、これら複数の印刷不可能な
印刷ジョブのおのおのに対して印刷不可能な理由と転送
可能な場合はさらに転送先とを表示することができるよ
うになり、ユーザはすべての印刷不可能な印刷ジョブに
対して印刷不可能な理由を知ることができ、適切な対応
を迅速に取ることが可能になるのに加え、他の印刷装置
で印刷物を受け取ることが可能になる。
【0199】なお、本実施の形態では、印刷ジョブのス
テータスを表示する機能をパソコン10(のステータス
表示部15)に持たせているが、これに限定されないこ
とは、第3の実施の形態の場合と同様である。
【0200】また、本実施の形態では、転送先候補の印
刷装置を印刷装置20,40のRAM23,43に記憶
しているが、これに限定されないことは、第4の実施の
形態の場合と同様である。
【0201】また、本実施の形態では、転送先候補とし
て記憶される印刷装置の数は1つであるが、これに限定
されないことも、第4の実施の形態の場合と同様であ
る。
【0202】また、本実施の形態では、図28のフロー
チャートに示すように、他の印刷装置に印刷可否の問合
せをしてから当該印刷ジョブの実行を保留するようにし
ているが、これに限定されるわけではない。たとえば、
図28のステップS184の判断結果にかかわらずステ
ップS188でもステップS190でも当該印刷ジョブ
の実行を保留していることから、当該印刷ジョブの印刷
が不可能である場合(S140:NO)、ただちに当該
印刷ジョブの実行を保留して、ステップS100に戻る
とともに、ステップS180〜ステップS190に相当
する一連の処理(ただし、ステップS188とステップ
S190における当該印刷ジョブの実行を保留する処理
部分を除く)からなり図29の処理フローと同様に図2
8の処理フローと並行して動作する処理フローを別途設
けるようにしてもよい。この場合、他の印刷装置からの
回答を待つ必要がなくなり、この点からも印刷効率の向
上を図ることができる。
【0203】なお、上記各実施の形態において、その印
刷制御は、上記処理手順(図2、図3、図10、図1
3、図20、図21、図28〜図30など参照)を記述
した所定のプログラムをCPUが実行することによって
行われるものであり、この所定のプログラムはコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体(たとえば、フロッピーディ
スクやCD−ROMなど)によって提供されることもで
きる。この場合、コンピュータ読取り可能な記録媒体に
記録されているプログラムは、通常、ハードディスクに
転送され記憶される。また、この所定のプログラムは、
たとえば、単独で上記各処理を実行するアプリケーショ
ンソフトとして提供されてもよいし、また、各装置1
0,20,40の一機能として各装置10,20,40
のソフトウェアに組み込んでもよい。
【0204】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基づく
印刷が可能か否かを判断し、印刷不可能な場合は、当該
印刷不可能な印刷ジョブの実行を保留してまたは他の印
刷装置に転送して、次の印刷ジョブに移行するので、複
数の印刷ジョブを実行する際に、途中に印刷不可能な印
刷ジョブがあれば、当該印刷不可能な印刷ジョブを飛ば
して次の印刷ジョブに移行することができるようにな
り、印刷効率が向上する。
【0205】また、印刷ジョブのステータス(特に印刷
不可能な場合はその理由)を表示する場合には、印刷不
可能なジョブが複数あったとしても、ユーザはおのおの
について印刷不可能な理由を知ることができ、適切な対
応を迅速に取ることが可能になる。
【0206】また、転送した場合には、転送先をも表示
するので、他の印刷装置で印刷物を受け取ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された印刷システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態に対応する印刷装置の動作
を示すフローチャートである。
【図3】 第1の実施の形態に対応するパソコンの動作
を示すフローチャートである。
【図4】 パソコンにおけるステータス表示の一例を示
す図面である。
【図5】 ステータス表示の変化の一例を説明するため
の図面である。
【図6】 図5の次の段階の説明図である。
【図7】 図6の次の段階の説明図である。
【図8】 図7の次の段階の説明図である。
【図9】 図8の次の段階の説明図である。
【図10】 第2の実施の形態に対応する印刷装置の動
作を示すフローチャートである。
【図11】 図9に続く説明図である。
【図12】 本発明が適用された他の印刷システムの構
成を示すブロック図である。
【図13】 第3の実施の形態に対応する印刷装置の動
作を示すフローチャートである。
【図14】 パソコンにおけるステータス表示の一例を
示す図面である。
【図15】 ステータス表示の変化の一例を説明するた
めの図面である。
【図16】 図15の次の段階の説明図である。
【図17】 図16の次の段階の説明図である。
【図18】 図17の次の段階の説明図である。
【図19】 図18の次の段階の説明図である。
【図20】 第4の実施の形態に対応する印刷装置の動
作を示すフローチャートである。
【図21】 第4の実施の形態に対応する他の印刷装置
の動作を示すフローチャートである。
【図22】 パソコンにおけるステータス表示の一例を
示す図面である。
【図23】 ステータス表示の変化の一例を説明するた
めの図面である。
【図24】 図23の次の段階の説明図である。
【図25】 図24の次の段階の説明図である。
【図26】 図25の次の段階の説明図である。
【図27】 図26の次の段階の説明図である。
【図28】 第5の実施の形態に係る印刷装置の動作を
示すフローチャートである。
【図29】 第5の実施の形態に対応する印刷装置の動
作を示す他のフローチャートである。
【図30】 第5の実施の形態に対応するパソコンの動
作を示すフローチャートである。
【図31】 パソコンにおけるステータス表示の一例を
示す図面である。
【図32】 ステータス表示の変化の一例を説明するた
めの図面である。
【図33】 図32の次の段階の説明図である。
【図34】 図33の次の段階の説明図である。
【図35】 図31の次の段階の説明図である。
【図36】 図35の次の段階の説明図である。
【符号の説明】
10…パソコン、 15…ステータス表示部(表示手段、印刷ジョブ表示手
段)、 20,40…印刷装置、 21,41…CPU(判断手段、制御手段、第2判断手
段)、 23,43…RAM(保持手段)、 25,45…インタフェース(転送手段)、 30…ネットワーク、 50…転送指示ボタン(転送指示入力手段)。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた複数の印刷ジョブを保持する
    保持手段と、 前記保持手段に保持されている複数の印刷ジョブのおの
    おのに対して、当該印刷ジョブを実行する直前に、当該
    印刷ジョブに基づく印刷が可能か否かを判断する判断手
    段と、 前記判断手段によって印刷不可能と判断された場合は、
    当該印刷ジョブの実行を保留して次の印刷ジョブに移行
    させ、印刷可能と判断された場合は、当該印刷ジョブに
    基づく印刷を開始させる制御手段と、 を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 印刷ジョブのステータスを表示する表示
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の印刷制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータスは、印刷不可能な印刷ジ
    ョブの場合は印刷が不可能な理由であり、印刷可能な印
    刷ジョブの場合は印刷中である旨のメッセージであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 印刷ジョブを他の印刷装置に転送する転
    送手段を有し、 前記制御手段は、前記判断手段によって印刷不可能と判
    断された場合は、当該印刷ジョブを前記転送手段によっ
    て他の印刷装置に転送させて次の印刷ジョブに移行さ
    せ、印刷可能と判断された場合は、当該印刷ジョブに基
    づく印刷を開始させることを特徴とする請求項1記載の
    印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 印刷ジョブのステータスを表示する表示
    手段を有することを特徴とする請求項4記載の印刷制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ステータスは、印刷不可能な印刷ジ
    ョブの場合は印刷が不可能な理由および転送先であり、
    印刷可能な印刷ジョブの場合は印刷中である旨のメッセ
    ージであることを特徴とする請求項5記載の印刷制御装
    置。
  7. 【請求項7】 印刷ジョブを他の印刷装置に転送する転
    送手段と、 前記判断手段によって印刷不可能と判断された印刷ジョ
    ブに対して、当該印刷ジョブに基づく印刷が他の印刷装
    置で可能か否かを判断する第2判断手段とを有し、 前記制御手段は、前記判断手段によって印刷不可能と判
    断された場合において、前記第2判断手段によって他の
    印刷装置で印刷可能と判断されたときは、当該印刷ジョ
    ブを前記転送手段によって他の印刷装置に転送させて次
    の印刷ジョブに移行させ、前記第2判断手段によって他
    の印刷装置で印刷不可能と判断されたときは、当該印刷
    ジョブの実行を保留して次の印刷ジョブに移行させ、前
    記判断手段によって印刷可能と判断された場合は、当該
    印刷ジョブに基づく印刷を開始させることを特徴とする
    請求項1記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 印刷ジョブのステータスを表示する表示
    手段を有することを特徴とする請求項7記載の印刷制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ステータスは、印刷不可能でありか
    つ他の印刷装置に転送される印刷ジョブの場合は印刷が
    不可能な理由および転送先であり、印刷不可能であるが
    他の印刷装置に転送されない印刷ジョブの場合は印刷が
    不可能な理由であり、印刷可能な印刷ジョブの場合は印
    刷中である旨のメッセージであることを特徴とする請求
    項8記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 印刷ジョブを他の印刷装置に転送する
    転送手段と、 前記判断手段によって印刷不可能と判断された印刷ジョ
    ブに対して、当該印刷ジョブに基づく印刷が他の印刷装
    置で可能か否かを判断する第2判断手段と、 前記第2判断手段によって他の印刷装置で印刷可能と判
    断された印刷ジョブを表示する印刷ジョブ表示手段と、 前記印刷ジョブ表示手段によって表示された印刷ジョブ
    に対する転送指示を入力する転送指示入力手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記判断手段によって印刷不可能と判
    断された場合は、当該印刷ジョブの実行を保留して次の
    印刷ジョブに移行させ、前記判断手段によって印刷可能
    と判断された場合は、当該印刷ジョブに基づく印刷を開
    始させ、前記転送指示入力手段によって転送指示が入力
    された場合は、保留中の当該印刷ジョブを前記転送手段
    によって他の印刷装置に転送させることを特徴とする請
    求項1記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 与えられた複数の印刷ジョブを保持す
    る工程と、 保持されている複数の印刷ジョブのおのおのに対して、
    当該印刷ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基
    づく印刷が可能か否かを判断し、印刷不可能と判断され
    た場合は、当該印刷ジョブを保留して次の印刷ジョブに
    移行させ、印刷可能と判断された場合は、当該印刷ジョ
    ブに基づく印刷を開始させる工程と、 を有することを特徴とする印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 与えられた複数の印刷ジョブを保持す
    る処理と、 保持されている複数の印刷ジョブのおのおのに対して、
    当該印刷ジョブを実行する直前に、当該印刷ジョブに基
    づく印刷が可能か否かを判断する処理と、 印刷不可能と判断された場合は、当該印刷ジョブを保留
    して次の印刷ジョブに移行させ、印刷可能と判断された
    場合は、当該印刷ジョブに基づく印刷を開始させる処理
    と、 をコンピュータに実行させるための印刷制御プログラム
    を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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