JP2001024785A - 赤外線利用携帯電話機の車載用アダプタへの接続システム及び方法 - Google Patents

赤外線利用携帯電話機の車載用アダプタへの接続システム及び方法

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JP2001024785A
JP2001024785A JP11192408A JP19240899A JP2001024785A JP 2001024785 A JP2001024785 A JP 2001024785A JP 11192408 A JP11192408 A JP 11192408A JP 19240899 A JP19240899 A JP 19240899A JP 2001024785 A JP2001024785 A JP 2001024785A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続端子を増やさず車載アンテナへの接
続を可能にする。 【解決手段】 赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタ
を接続するための接続システムに、赤外線利用携帯電話
機の電池28と、赤外線利用携帯電話機の無線回路27
と、赤外線利用携帯電話機を車載アダプタに組み込むと
双方の間で赤外線通信を行うための1対の赤外線デバイ
ス31、49と、車載アダプタの充電回路と、充電回路
から電池へ充電を行うためのDCバイアスを伝送し、且
つ車載アダプタのアンテナと無線回路間の送受信信号を
伝送するための1対の接栓26、45と、1対の赤外線
デバイスの赤外線通信により、組み込まれた相手方の赤
外線デバイスを車載アダプタと認識した場合、赤外線利
用携帯電話機のアンテナから車載アダプタのアンテナに
切替えて無線回路に接続するための外部アンテナ切替ス
イッチ24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機に関する。特
に、本発明は、赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタ
を接続するための接続システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記携帯電話機に関連して特開平10−
164250号公報に記載される携帯電話システムがあ
る。このシステムでは、携帯電話機と携帯端末の間をワ
イヤレス化するために、光通信技術を使用している。近
年、携帯電話機等の端末機接栓部分を取り除き、信号/
データ通信を赤外線通信にて実施することが試みられて
いる。この技術を用いることにより、コネクタ/ケーブ
ル等の物理的な接触がなくなり、ワイヤレス化できると
いうメリットが生じる。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記の
ワイヤレス化には以下のような場合に問題がある。図1
0は携帯電話機、車載アダプタ及びAC充電器の一般的
な接続を説明する図である。本図に示すように、一般的
な携帯電話機10にフェージングの影響を防ぐためにダ
イバーシチ用の携帯電話アンテナ1、2が設けられる。
ダイバーシチ用の携帯電話アンテナ1、2の各々には外
部アンテナ切替スイッチ3、4が接続される。外部アン
テナ切替スイッチ3、4にはアンテナ切替スイッチ5が
接続される。
【0004】アンテナ切替スイッチ5には無線回路6が
接続され、無線回路6は送受信の変調、復調を行う。無
線回路6には制御回路7が接続され、制御回路7は、無
線回路6の送受信の制御、外部アンテナ切替スイッチ
3、4、アンテナ切替スイッチ5の切替制御を行う。さ
らに、携帯電話機10には端末機接栓8が設けられ、端
末機接栓8には外部アンテナ切替スイッチ3、4のポー
ト、無線回路6、制御回路7等が接続される。さらに、
携帯電話機10には電池(電池接栓)9が設けられ、電
池接栓9には無線回路6、制御回路7、端末機接栓8等
が接続される。さらに、電池接栓9はAC(交流)充電
器17の接栓と接続する。
【0005】次に、本図に示す車両に搭載される一般的
な車載アダプタ13にはダイバーシチ用の車載アンテナ
11、12が設けられる。ダイバーシチ用の車載アンテ
ナ11、12にはアダプタ接栓14が接続され、アダプ
タ接栓14は携帯電話機10の端末機接栓8と接続す
る。アダプタ接栓14には制御回路15、充電回路16
が接続される。一般的な携帯電話10には、外部インタ
フェースとの接続を可能にする端末機接栓8が存在し、
端末機接栓8は電源供給端子、接地端子、信号/データ
通信端子等の計16端子の他、ダイバーシチアンテナ
1、2用RF(高周波)接続端子の2端子で構成されて
いるのが一般的である。また、この他にも充電器接栓部
分(電池パック部分)として4つの外部端子で構成され
ている。
【0006】携帯電話機10と車載アダプタ13との接
続は、この端末機接栓8に車載アダプタ側ケーブルを接
続し、車載アンテナからのRF信号供給、データ通信及
び充電を行う。車載アダプタ13のアンテナ11、12
の感度が良いので、このようにして、車載アダプタ13
を利用すると、携帯電話機10の受信性能が向上する。
また、このように、車載アダプタ13を利用して携帯電
話機10の充電ができると便利である。一般家庭で使用
するAC充電器17との接続の場合は、充電器接栓9の
部分にAC充電器17を接続して行う。
【0007】以上のように説明した携帯電話機10、車
載アダプタ13及びAC充電器17の一般的な接続にお
いて、充電関係を除くすべてについてワイヤレス化を行
うと、今まで端末接栓8で行ってきた車載アダプタ13
の車載アンテナ11、12への接続ができなくなるとい
う問題が発生する。この問題を解決する方法として、車
載アダプタ13の車載アンテナ11、12への接続のた
めに新たな車載アンテナ接続外部端子等を設けることも
考えられるが、物理的な接触端子数が増え、ワイヤレス
化のメリットが損なわれてしまうという問題が発生す
る。
【0008】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、新たな外部接続端子を増やすことなく、車載アンテ
ナへの接続を可能にすることができる赤外線利用携帯電
話機と車載用アダプタを接続するための接続システム及
び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタ
を接続するための接続システムにおいて、前記赤外線利
用携帯電話機の電池と、前記赤外線利用携帯電話機の無
線回路と、前記赤外線利用携帯電話機を前記車載アダプ
タに組み込むと双方の間で赤外線通信を行うための1対
の赤外線デバイスと、前記車載アダプタの充電回路と、
前記充電回路から前記電池へ充電を行うためのDCバイ
アスを伝送し、且つ前記車載アダプタのアンテナと前記
無線回路間の送受信信号を伝送するための1対の接栓
と、前記1対の赤外線デバイスの赤外線通信により、組
み込まれた相手方の赤外線デバイスを前記車載アダプタ
と認識した場合、前記赤外線利用携帯電話機のアンテナ
から前記車載アダプタのアンテナに切替えて前記無線回
路に接続するための外部アンテナ切替スイッチを備える
ことを特徴とする赤外線利用携帯電話機と車載用アダプ
タを接続するための接続システムを提供する。
【0010】この手段により、充電回路から電池へ充電
を行うためのDCバイアスの伝送を利用して、車載アダ
プタのアンテナの受信信号を無線回路へ伝送するように
したので、新たな外部接続端子を増やすことなく、車載
アンテナへの接続を可能にした。好ましくは、さらに、
前記車載アダプタのアンテナ、前記赤外線利用携帯電話
機のアンテナに向かう充電用のDCバイアスを遮断する
DCバイアス遮断回路と、前記充電回路、前記電池に向
かう送受信信号を遮断する高周波遮断回路とを備える。
好ましくは、前記DCバイアス遮断回路はキャパシタで
あり、前記高周波遮断回路はインダクタンスである。こ
の手段により、送受信信号とDCバイアスを合成して、
1対の接栓を共通に通過させることが可能になる。
【0011】好ましくは、さらに、前記車載アダプタの
アンテナと前記充電回路とを切替えるアンテナ/充電回
路切替スイッチ回路と、前記無線回路と前記電池とを切
替える無線回路/電池切替スイッチ回路とを備え、送受
信ON状態で、前記アンテナ/充電回路切替スイッチ回
路が前記車載アダプタのアンテナに切替えられ、前記無
線回路/電池切替スイッチ回路が前記無線回路に切替え
られて、前記車載アダプタのアンテナ、前記1対の接
栓、前記無線回路の経路で送受信が行なわれ、送受信O
FF状態で、前記アンテナ/充電回路切替スイッチ回路
が前記充電回路に切替えられ、前記無線回路/電池切替
スイッチ回路が前記電池に切替えられて、前記充電回
路、前記1対の接栓、前記電池の経路で充電が行なわれ
る。
【0012】この手段により、送受信ON状態、送受信
OFF状態で、送受信信号とDCバイアスを別々にして
1対の接栓を共通に通過させることが可能になる。好ま
しくは、前記車載アダプタのアンテナ、前記赤外線利用
携帯電話機のアンテナはそれぞれダイバーシチアンテナ
である。好ましくは、前記ダイバーシチアンテナは一定
周期に受信電界レベルが高い方に切替える。この手段に
より、送受信信号、DCバイアスを伝送しつつ、フェー
ジングの影響を防止できる。好ましくは、さらに、受信
信号を音声に再生するハンズフリーマイクロフォンシス
テムが設けられ、前記ハンズフリーマイクロフォンシス
テムは前記車載アダプタと赤外線通信を行う赤外線デバ
イスを有し、前記車載アダプタのアンテナからの受信信
号が前記赤外線利用携帯電話機の前記無線回路経由で復
調され、復調した受信信号が前記1対の赤外線デバイス
経由で再度前記車載アダプタに戻され、前記車載アダプ
タに戻された復調受信信号が赤外線通信で前記ハンズフ
リーマイクロフォンシステムへ送信されて音声に再生さ
れる。
【0013】この手段により、車載アダプタにハンズフ
リーマイクロフォンシステムを組み込んで赤外線利用携
帯電話機を使用する際に、マイクロフォン部分もワイヤ
レス化を図ることが可能になる。また、ハンズフリーマ
イクロフォンシステムには音声入力により運転中のスイ
ッチ操作等を容易にするという効果もある。好ましく
は、さらに、受信情報を表示するカーナビゲーションシ
ステムが設けられ、前記カーナビゲーションシステムは
前記車載アダプタと赤外線通信を行う赤外線デバイスを
有し、前記車載アダプタのアンテナからの受信情報が前
記無線回路経由で復調され、復調した受信情報が前記1
対の赤外線デバイス経由で再度前記車載アダプタに戻さ
れ、前記車載アダプタに戻された復調受信情報が赤外線
通信で前記カーナビゲーションシステムへ送信されて表
示される。この手段により、車載アダプタにカーナビゲ
ーションシステムを組み込んで赤外線利用携帯電話機を
使用する際に、カーナビゲーション部分もワイヤレス化
を図ることが可能になる。さらに、カーナビゲーション
システムの大きな表示部に赤外線利用携帯電話機の受信
情報を表示することが可能になる。
【0014】さらに、本発明は、赤外線利用携帯電話機
と車載用アダプタを接続するための接続方法において、
前記赤外線利用携帯電話機を前記車載アダプタに組み込
むと双方の間で赤外線通信を行う工程と、充電回路から
電池へ充電を行うためのDCバイアスを伝送し、且つ前
記車載アダプタのアンテナと前記無線回路間の送受信信
号を接栓経由で伝送する工程と、前記赤外線通信によ
り、組み込まれた相手方を前記車載アダプタと認識した
場合、前記赤外線利用携帯電話機のアンテナから前記車
載アダプタのアンテナに切替えて前記無線回路に接続す
る工程とを備えることを特徴とする赤外線利用携帯電話
機と車載用アダプタを接続するための接続方法を提供す
る。
【0015】この手段により、上記発明と同様に、充電
回路から電池へ充電を行うためのDCバイアスの伝送を
利用して、車載アダプタのアンテナの受信信号を無線回
路へ伝送するようにしたので、新たな外部接続端子を増
やすことなく、車載アンテナへの接続を可能にした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る赤外線
利用携帯電話機の車載用アダプタへの接続システムを示
す概略構成ブロック図である。本図に示す赤外線利用携
帯電話機200と車載用アダプタ400には、物理的接
触により車載アダプタのアンテナからRF(高周波)信
号の送受信が行われ、車載アダプタからの電池供給が行
われ、赤外線通信によりその端子のデータ通信等が行わ
れるようにしてある。赤外線利用携帯電話機200に
は、送受信用アンテナ(ANT:1系)21、フェージ
ングの影響を防ぐためのダイバーシチ切替用受信アンテ
ナ(ANT:2系)22の2本が接続されている。
【0017】赤外線利用携帯電話機200にはアンテナ
切替スイッチ(SW)回路23が設けられ、アンテナ切
替スイッチ回路23は送受信用アンテナ21、ダイバー
シチ切替用受信アンテナ22の切替を行う。アンテナ切
替スイッチ回路23には外部アンテナ切替スイッチ(S
W)24が接続され、外部アンテナ切替スイッチ24は
赤外線利用携帯電話機200のアンテナと車載用アダプ
タ400のアンテナを切り替えるためのスイッチであ
る。外部アンテナ切替スイッチ24にはDC(直流)バ
イアス遮断回路25が設けられ、DCバイアス遮断回路
25は送受信用アンテナ21若しくはダイバーシチ切替
用受信アンテナ22から入力された受信RF信号をアン
テナ切替スイッチ回路23、24経由で通過させ、他
方、アンテナ切替スイッチ回路23、外部アンテナ切替
スイッチ24及び送受信アンテナ21若しくはダイバー
シチ切替用受信アンテナ22へのDCバイアスを遮断す
る。
【0018】DCバイアス遮断回路25には赤外線利用
携帯電話機側接栓26が接続され、赤外線利用携帯電話
機側接栓26は車載アダプタ400と物理的に接続を行
う。さらに、外部アンテナ切替スイッチ24には無線回
路27が接続され、無線回路27は送受信信号の変復調
を行う。無線回路27には電池28が接続され、電池2
8は無線回路27へ電力を供給する。電池28には高周
波遮断回路29が接続され、高周波遮断回路29はDC
バイアス遮断回路25からのRF信号を遮断する。さら
に、電池28には赤外線利用携帯電話機側接栓26から
高周波遮断回路29経由でDCバイアスが到達する。
【0019】無線回路27には制御回路30が接続さ
れ、制御回路30は無線回路27の送受信の変復調を制
御する。さらに、制御回路30はアンテナ切替スイッチ
回路23、外部アンテナ切替スイッチ24の切替を制御
する。制御回路30には赤外線デバイス31が接続さ
れ、赤外線デバイス31は車両に搭載される車載用アダ
プタ400とのシリアルデータ伝送を赤外線通信で行
う。次に、車載用アダプタ400には車載外部アンテナ
として送受信用アンテナ(ANT:1系)41、フェー
ジングの影響を防ぐためのダイバーシチ切替用受信アン
テナ(ANT:2系)42の2本が接続されている。
【0020】車載用アダプタ400にはアンテナ切替ス
イッチ回路(SW)43が設けられ、アンテナ切替スイ
ッチ回路43は送受信用アンテナ41、ダイバーシチ切
替用受信アンテナ42の切替を行う。アンテナ切替スイ
ッチ回路43にはDCバイアス遮断回路44が接続さ
れ、DCバイアス遮断回路44では送受信用アンテナ4
1若しくはダイバーシチ切替用受信アンテナ42から入
力された受信RF信号をアンテナ切替スイッチ回路43
経由で通過させ、他方、アンテナ切替スイッチ回路43
及び送受信アンテナ41若しくはダイバーシチ切替用受
信アンテナ42へのDCバイアスを遮断する。
【0021】DCバイアス遮断回路44には車載アダプ
タ側接栓45が接続され、車載アダプタ側接栓45は赤
外線利用携帯電話機側接栓26と物理的に接続を行う。
さらに、DCバイアス遮断回路44には高周波遮断回路
46が接続され、高周波遮断回路46はDCバイアス遮
断回路44からのRF信号を遮断する。高周波遮断回路
46には充電回路47が接続され、充電回路47からは
DCバイアスが高周波遮断回路46経由で車載アダプタ
側接栓45に到達する。なお、車載アダプタ側接栓45
には充電回路47からのDCバイアスと、送受信用アン
テナ41又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42から
入力された受信RF信号とを複合した信号が供給され
る。充電回路47には制御回路48が接続され、制御回
路48は充電回路47の充電電圧の監視等を行う。さら
に、制御回路48はアンテナ切替スイッチ回路43の切
替え制御を時分割で行う。
【0022】制御回路48には赤外線デバイス49が接
続され、赤外線デバイス49は赤外線利用携帯電話機2
00の赤外線デバイス31と赤外線通信を行う。アンテ
ナ切替スイッチ回路23、外部アンテナ切替スイッチ2
4、アンテナ切替スイッチ回路43は、ポート233、
243、433をそれぞれ支点として、制御回路30、
48からの制御信号S1、S2、S3により、ポート2
31又は232;241又は242;431又は432
側に切り替わる。赤外線利用携帯電話機側接栓26、車
載アダプタ側接栓45の端子はGNDにて囲まれた(シ
ールド)端子を少なくとも1つは有し、この端子にてR
F信号供給及び車載充電器からの電圧供給を行う。な
お、無線回路27、制御回路30、48、電池28、充
電回路47、赤外線デバイス31、49等の詳細な構成
/動作に関しては周知の技術であるため説明を省略す
る。
【0023】図2は赤外線利用携帯電話機200及び車
載用アダプタ400のダイバーシチの切替動作制御を説
明するタイミングチャートである。本図に示すように、
赤外線利用携帯電話機200の受信では、アンテナ切替
スイッチ回路23への制御信号S1により送受信用アン
テナ21又はダイバーシチ切替用受信アンテナ22への
接続が時分割で行われる。この時分割による切替動作
は、ある一定周期で行われ、一定周期毎に高い受信電界
レベルのアンテナに対して行われる。なお、受信電界レ
ベルは無線回路27に含まれるRSSI回路(Rece
ived Signal Strength Indi
cator;電界強度検出回路)(図示しない)で検出
するのが一般的である。
【0024】ダイバーシチ切替は受信時のみ行い、送信
時は常に送受信用アンテナ21に固定される。上記と同
様に、車載用アダプタ400の受信では、アンテナ切替
スイッチ回路43への制御信号S3により送受信用アン
テナ41又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42への
接続が時分割で行われる。送信時は常に送受信用アンテ
ナ41に固定される。なお、図2は時分割のイメージを
簡易的に表しているだけであり、実際の正確なタイミン
グとは異なる。
【0025】図3は赤外線利用携帯電話機200及び車
載用アダプタ400のダイバーシチの切替動作制御を説
明するフローチャートである。ステップS101におい
て、制御回路30又は48はアンテナ切替スイッチ回路
23又はアンテナ切替スイッチ回路43を送受信用アン
テナ21又は送受信用アンテナ41に接続し受信電界レ
ベルの検出を行う。ステップS102において、制御回
路30又は48はアンテナ切替スイッチ回路23又はア
ンテナ切替スイッチ回路43をダイバーシチ切替用受信
アンテナ22又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42
に接続し受信電界レベルの検出を行う。ステップS10
3において、制御回路30又は48は検出された受信電
界レベル結果に基づいて送受信用アンテナ21又は送受
信用アンテナ41の入力RF信号が大か否かを判断す
る。ステップS104において、上記判断が肯定的なら
ば送受信用アンテナ21又は送受信用アンテナ41の接
続を行う。
【0026】ステップS105において、ステップS1
03の判断が否定的ならばダイバーシチ切替用受信アン
テナ22又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42の接
続を行う。図4は赤外線利用携帯電話機200が車載用
アダプタ400に組み込まれた時の動作制御を説明する
フローチャートである。ステップS111において、赤
外線利用携帯電話機200を車載用アダプタ400に組
み込むと、双方の間で赤外線通信が始る。制御回路30
は、赤外線デバイス31により赤外線通信が行われたか
否かを判断する。ステップS112において、赤外線利
用携帯電話機200の外部アンテナ切替スイッチ24
は、赤外線利用携帯電話機200のアンテナと車載用ア
ダプタ400のアンテナとを切り替えるスイッチであ
る。制御回路30は、赤外線通信の相手側が車載用アダ
プタ400であるか否かを判断する。
【0027】ステップS113において、制御回路30
は、上記判断が肯定的ならば、すなわち、赤外線利用携
帯電話機200の相手側デバイスが車載用アダプタ40
0であると認識して、制御信号S2により外部アンテナ
切替スイッチ24をポート242側に切り替え、赤外線
利用携帯電話機200のアンテナを車載用アダプタ40
0のアンテナに接続させる。ステップS114におい
て、車載用アダプタ400のアンテナで送受信が行われ
る。この場合、送受信用アンテナ41又はダイバーシチ
切替用受信アンテナ42から入力された受信RF信号
は、アンテナ切替スイッチ回路43経由で、DCバイア
ス遮断回路44を通過し、車載アダプタ側接栓45に到
達する。
【0028】このRF信号は、高周波遮断回路46を通
過できないため、車載アダプタ400の充電回路47に
は到達しない。一方、充電回路47からのDCバイアス
は、高周波遮断回路46を通過し、車載アダプタ側接栓
45に到達する。充電回路47からのDCバイアスは、
DCバイアス遮断回路44を通過できないため、アンテ
ナ切替スイッチ回路43及び送受信用アンテナ41若し
くはダイバーシチ切替用受信アンテナ42のアンテナ部
分には到達しない。したがって、車載アダプタ側接栓4
5には、車載アンテナ、つまり、送受信用アンテナ41
又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42のからのRF
信号と、充電回路47からのDCバイアスを複合した信
号が供給される。
【0029】車載用アダプタ400と赤外線利用携帯電
話機200を接触した場合は、車載アダプタ側接栓45
の信号が赤外線利用携帯電話機側接栓26に供給され
る。この信号のうち、電池28の充電に必要なDCバイ
アス信号は、赤外線利用携帯電話機200のDCバイア
ス遮断回路25を通過できないため、高周波遮断回路2
9を通して、電池28部分のみに供給される。一方、R
F信号は、高周波遮断回路29を通過できないため、D
Cバイアス遮断回路25を通して外部アンテナ切替スイ
ッチ24のみに供給される。上述したように車載用アダ
プタ400に組み込まれた場合には、外部アンテナ切替
スイッチ24はポート242側に接続されるため、外部
アンテナ切替スイッチ24に供給されたRF信号は、無
線回路27に供給される。
【0030】同様に、赤外線利用携帯電話機200から
の送信RF信号は、DCバイアス遮断回路25を通過し
赤外線利用携帯電話機側接栓26にのみ達する(高周波
遮断回路29は通過しないため,電池28側には達しな
い)。赤外線利用携帯電話機側接栓26の信号が車載ア
ダプタ側接栓45に供給され、DCバイアス遮断回路4
4を通過し(送受信用アンテナ41は通過しない)、ア
ンテナ切替スイッチ回路43に達し、送受信用アンテナ
41又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42から送信
される。ステップS115において、上記ステップS1
11、ステップS112の判断が否定的な場合には赤外
線利用携帯電話機200のアンテナで送受信が行われ
る。
【0031】したがって、本発明の赤外線利用携帯電話
機200、車載用アダプタ400を用いることで、車載
アンテナを使用したRF信号の送受信と、車載用アダプ
タ400のDC充電器47からの電池28供給が同時に
行えるため、携帯電話機の外部端子を少なくすることが
でき、より一層小型化できるという効果がある。また、
従来のようにワイヤー(線)での接続が無くなるため、
外観を損なわないという効果もある。また、従来のよう
に端末接栓による物理的接触が無いため、緊急時に容易
に取り外すことが可能であるという効果もある。さら
に、車載に組み込むことでアンテナ感度が向上し、安定
した通話/データ通信等が可能であるという効果もあ
る。
【0032】図5は図1の構成に関する第1の変形例を
示す概略構成ブロック図である。本図の赤外線利用携帯
電話機200に示すように、図1のDCバイアス遮断回
路25がキャパシタ25Aに置換され、高周波遮断回路
29がインダクタ29Aに置換され、さらに、本図の車
載用アダプタ400に示すように、図1のDCバイアス
遮断回路44がキャパシタ44Aに置換され、高周波遮
断回路46がインダクタ46Aに置換される。キャパシ
タ25A、44Aのインピーダンスは、周知の通り、 Z=1/(jωC) =1/(j2πfC) と表される。
【0033】DCバイアスはf=0のため、Z=∞とな
り、電流を通さずDCバイアスをカットする。一方、イ
ンダクタンスのインピーダンスは、周知の通り、 Z=jωL =j2πfωL と表される。DCバイアス領域に関してはf=0である
ため、Z=0となり、そのままDCバイアスを通過させ
る。高周波領域に関してはハイインピーダンスとなり、
高周波成分をカットする。
【0034】以上の説明により、キャパシタンスがDC
バイアス遮断回路として動作し、インダクタンスが高周
波遮断回路として動作するため、図1の実施の形態と同
様に、1つの外部端子で、車載アンテナからのRF信号
の供給及び車載アダプタからの電池充電が可能になる。
図6は図1の構成に関する第2の変形例を示す概略構成
ブロック図である。本図の赤外線利用携帯電話機200
に示すように、図1のDCバイアス遮断回路25、高周
波遮断回路29が無線回路/電池切替スイッチ(SW)
回路32に置換され、本図の車載用アダプタ400に示
すように、図1のDCバイアス遮断回路44、高周波遮
断回路46がアンテナ/充電回路切替スイッチ(SW)
回路50に置換される。
【0035】図7は図6の無線回路/電池切替スイッチ
回路32、アンテナ/充電回路切替スイッチ回路50の
動作原理を示したタイミングチャート図である。本図
(A)に示すように、携帯電話システム(PDC(Pe
rsonal Digital Cellular)シ
ステム)は、送受信動作をある一定周期で繰り返し、自
分のスロットのみ動作させ、他の状態ではパワーセーブ
することで電池寿命を長くしている。本発明において
は、赤外線利用携帯電話機200を車載用アダプタ40
0に組み込むと、双方の間で赤外線通信が始められ、相
手側赤外線デバイス31が車載アダプタ400と認識す
ると、制御信号S2により外部アンテナ切替スイッチ2
4がポート2側へ切り替わる(図1の動作と同様)。
【0036】本図(B)、(C)に示すように、無線回
路/電池切替スイッチ回路32、アンテナ/充電回路切
替スイッチ回路50は送受信動作ON/OFFの周期
で、323、503側ポートを支点として、321、5
01/322、502側ポートの切り替えを行う。送受
信ON状態では、アンテナ/充電回路切替スイッチ回路
50は501側ポート、無線回路/電池切替スイッチ回
路32は322側ポートにあり、送受信用アンテナ41
又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42の車載アンテ
ナから入力されたRF信号は、アンテナ切替スイッチ回
路43→アンテナ/充電回路切替スイッチ回路50→車
載アダプタ側接栓45→赤外線利用携帯電話機側接栓2
6→無線回路/電池切替スイッチ回路32→外部アンテ
ナ切替スイッチ24→無線回路27と受信される。
【0037】送信も同様で、無線回路27→外部アンテ
ナ切替スイッチ24→無線回路/電池切替スイッチ回路
32→赤外線利用携帯電話機側接栓26→車載アダプタ
側接栓45→アンテナ/充電回路切替スイッチ回路50
→アンテナ切替スイッチ回路43→送受信用アンテナ4
1と伝わり、車載アンテナからRF信号が送信される。
送受信OFF状態では、アンテナ/充電回路切替スイッ
チ回路50は502側ポート、無線回路/電池切替スイ
ッチ回路32は321側ポートにあり、車載用アダプタ
400の充電回路47からのDCバイアスは、アンテナ
/充電回路切替スイッチ回路50→車載アダプタ側接栓
45→赤外線利用携帯電話機側接栓26→無線回路/電
池切替スイッチ回路32→電池28と伝わり、赤外線利
用携帯電話機200の電池28に充電される。
【0038】なお、図7は時分割のイメージを表してい
るだけであり実際の正確なタイミングとは異なる。図8
は図1の構成に関する第3の変形例を示す概略構成ブロ
ック図である。本図に示すように、車載用アダプタ40
0と赤外線通信を行うハンズフリーマイクロフォンシス
テム500が設けられ、ハンズフリーマイクロフォンシ
ステム500は音声入力により運転中のスイッチ操作等
を容易にするものである。なお、赤外線利用携帯電話機
200、車載用アダプタ400は図1の例と同様のため
説明を省略する。
【0039】ハンズフリーマイクロフォンシステム50
0にはレシーバ51と、マイクロフォン52と、車載用
アダプタ400の赤外線デバイス49と赤外線通信を行
う赤外線デバイス53と、レシーバ51、マイクロフォ
ン52、赤外線デバイス53の制御を行う制御回路54
とが設けられる。以下にハンズフリーマイクロフォンシ
ステム500の動作を説明する。赤外線利用携帯電話機
200を車載用アダプタ400に組み込むと、双方間で
赤外線通信を始め、赤外線利用携帯電話機200の送受
信用アンテナ21又はダイバーシチ切替用受信アンテナ
22の携帯電話アンテナから車載用アダプタ400の送
受信用アンテナ41又はダイバーシチ切替用受信アンテ
ナ42の車載アンテナに切り替わる。
【0040】車載アンテナから入力されたRF信号は、
赤外線利用携帯電話機200の無線回路27を通じて制
御回路30に入力され、データ復調される。この復調さ
れたデータは、赤外線デバイス31、赤外線デバイス4
9を通じて車載用アダプタ400にシリアルデータ伝送
され、さらに、赤外線デバイス53を通じてハンズフリ
ーマイクロフォンシステム500に伝送され、シリアル
パラレル変換後アナログ音声データに変換される。な
お、赤外線通信による音声伝送自体は、周知の技術のた
め省略する。このようにして、本発明の赤外線利用携帯
電話機200と車載用アダプタ400にハンズフリーマ
イクロフォンシステム500を使用することで、マイク
ロフォン部分も完全にワイヤレス化できるという効果が
ある。また、このハンズフリーマイクロフォンシステム
500には音声入力により運転中のスイッチ操作等を容
易にするという効果もある。
【0041】図9は図1の構成に関する第4の変形例を
示す概略構成ブロック図である。本図に示すように、車
載用アダプタ400と赤外線通信を行うカーナビゲーシ
ョンシステム600が設けられ、カーナビゲーションシ
ステム600は道路地図データを保持し、GPS(Gl
obal Positioning System;全
地球測位システム)、慣性走行システム等により表示部
の道路地図上に車両の道案内を行う。なお、赤外線利用
携帯電話機200、車載用アダプタ400は図1の例と
同様のため説明を省略する。カーナビゲーションシステ
ム600には表示器61と、車載用アダプタ400の赤
外線デバイス49と赤外線通信を行う赤外線デバイス6
2と、表示器61、赤外線デバイス62の制御を行う制
御回路63とが設けられる。
【0042】以下にカーナビゲーションシステム600
の動作を説明する。赤外線利用携帯電話機200を車載
用アダプタ400に組み込むと、双方間で赤外線通信を
始め、赤外線利用携帯電話機200の送受信用アンテナ
21又はダイバーシチ切替用受信アンテナ22の携帯電
話アンテナから車載用アダプタ400の送受信用アンテ
ナ41又はダイバーシチ切替用受信アンテナ42の車載
アンテナに切り替わる。車載アンテナから受信されるR
F信号は、音声信号の他、画像情報等の種々のデータで
構成される。このRF信号は、赤外線利用携帯電話機2
00の無線回路27を通じて制御回路30に入力されデ
ータ復調される。この復調されたデータは、赤外線デバ
イス31、赤外線デバイス49を通じて車載用アダプタ
400にシリアルデータ伝送され、さらに、赤外線デバ
イス62を通じてカーナビゲーションシステム600に
シリアル伝送され、シリアルパラレル変換後データ出力
される。
【0043】このようにして、本発明の赤外線利用携帯
電話機200と車載用アダプタ400による赤外線通信
のカーナビゲーションシステム600を用いることで、
携帯電話の小表示器に代わり、カーナビゲーションシス
テム600の大表示器で詳しく情報を見ることができる
効果がある。また、カーナビゲーション部分もワイヤレ
ス化を図ることが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充電回路から電池へ充電を行うためのDCバイアスを伝
送し、且つ車載アダプタのアンテナの受信信号を無線回
路へ伝送するようにしたので、新たな外部接続端子を増
やすことなく、車載アンテナへの接続を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線利用携帯電話機の車載用ア
ダプタへの接続システムを示す概略構成ブロック図であ
る。
【図2】赤外線利用携帯電話機200及び車載用アダプ
タ400のダイバーシチの切替動作制御を説明するタイ
ミングチャートである。
【図3】赤外線利用携帯電話機200及び車載用アダプ
タ400のダイバーシチの切替動作制御を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】赤外線利用携帯電話機200が車載用アダプタ
400に組み込まれた時の動作制御を説明するフローチ
ャートである。
【図5】図1の構成に関する第1の変形例を示す概略構
成ブロック図である。
【図6】図1の構成に関する第2の変形例を示す概略構
成ブロック図である。
【図7】図6の無線回路/電池切替スイッチ回路32、
アンテナ/充電回路切替スイッチ回路50の動作原理を
示したタイミングチャート図である。
【図8】図1の構成に関する第3の変形例を示す概略構
成ブロック図である。
【図9】図1の構成に関する第4の変形例を示す概略構
成ブロック図である。
【図10】携帯電話機、車載アダプタ及びAC充電器の
一般的な接続を説明する図である。
【符号の説明】
21、41…送受信用アンテナ 22、42…ダイバーシチ切替用受信アンテナ 23、43…アンテナ切替スイッチ回路 24…外部アンテナ切替スイッチ 25、44…DCバイアス遮断回路 26赤外線利用携帯電話機側接栓 27…無線回路 28…電池 29、46…高周波遮断回路 30、48、54、63…制御回路 31、49、53、62…赤外線デバイス 25A、44A…キャパシタ 29A、46A…インダクタ 32…アンテナ/電池切替スイッチ回路 45…車載アダプタ側接栓 47…充電回路 50…アンテナ/充電回路切替スイッチ回路 51…レシーバ 52…マイクロフォン 61…表示器 200…赤外線利用携帯電話機 400…車載アダプタ 500…ハンズフリーマイクロフォンシステム 600…カーナビゲーションシステム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタ
    を接続するための接続システムにおいて、 前記赤外線利用携帯電話機の電池と、 前記赤外線利用携帯電話機の無線回路と、 前記赤外線利用携帯電話機を前記車載アダプタに組み込
    むと双方の間で赤外線通信を行うための1対の赤外線デ
    バイスと、 前記車載アダプタの充電回路と、 前記充電回路から前記電池へ充電を行うためのDCバイ
    アスを伝送し、且つ前記車載アダプタのアンテナと前記
    無線回路間の送受信信号を伝送するための1対の接栓
    と、 前記1対の赤外線デバイスの赤外線通信により、組み込
    まれた相手方の赤外線デバイスを前記車載アダプタと認
    識した場合、前記赤外線利用携帯電話機のアンテナから
    前記車載アダプタのアンテナに切替えて前記無線回路に
    接続するための外部アンテナ切替スイッチを備えること
    を特徴とする赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタを
    接続するための接続システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記車載アダプタのアンテナ、
    前記赤外線利用携帯電話機のアンテナに向かう充電用の
    DCバイアスを遮断するDCバイアス遮断回路と、前記
    充電回路、前記電池に向かう送受信信号を遮断する高周
    波遮断回路とを備えることを特徴とする、赤外線利用携
    帯電話機と車載用アダプタを接続するための接続システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記DCバイアス遮断回路はキャパシタ
    であり、前記高周波遮断回路はインダクタンスであるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の赤外線利用携帯電話
    機と車載用アダプタを接続するための接続システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記車載アダプタのアンテナと
    前記充電回路とを切替えるアンテナ/充電回路切替スイ
    ッチ回路と、前記無線回路と前記電池とを切替える無線
    回路/電池切替スイッチ回路とを備え、 送受信ON状態で、前記アンテナ/充電回路切替スイッ
    チ回路が前記車載アダプタのアンテナに切替えられ、前
    記無線回路/電池切替スイッチ回路が前記無線回路に切
    替えられて、前記車載アダプタのアンテナ、前記1対の
    接栓、前記無線回路の経路で送受信が行なわれ、 送受信OFF状態で、前記アンテナ/充電回路切替スイ
    ッチ回路が前記充電回路に切替えられ、前記無線回路/
    電池切替スイッチ回路が前記電池に切替えられて、前記
    充電回路、前記1対の接栓、前記電池の経路で充電が行
    なわれることを特徴とする、請求項1に記載の赤外線利
    用携帯電話機と車載用アダプタを接続するための接続シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記車載アダプタのアンテナ、前記赤外
    線利用携帯電話機のアンテナはそれぞれダイバーシチア
    ンテナであることを特徴とする、請求項1に記載の赤外
    線利用携帯電話機と車載用アダプタを接続するための接
    続システム。
  6. 【請求項6】 前記ダイバーシチアンテナは一定周期に
    受信電界レベルが高い方に切替えることを特徴とする、
    請求項5に記載の赤外線利用携帯電話機と車載用アダプ
    タを接続するための接続システム。
  7. 【請求項7】 さらに、受信信号を音声に再生するハン
    ズフリーマイクロフォンシステムが設けられ、前記ハン
    ズフリーマイクロフォンシステムは前記車載アダプタと
    赤外線通信を行う赤外線デバイスを有し、 前記車載アダプタのアンテナからの受信信号が赤外線利
    用携帯電話機の前記無線回路経由で復調され、復調した
    受信信号が前記1対の赤外線デバイス経由で再度前記車
    載アダプタに戻され、 前記車載アダプタに戻された復調受信信号が赤外線通信
    で前記ハンズフリーマイクロフォンシステムへ送信され
    て音声に再生されることを特徴とする、請求項1に記載
    の赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタを接続するた
    めの接続システム。
  8. 【請求項8】 さらに、受信情報を表示するカーナビゲ
    ーションシステムが設けられ、前記カーナビゲーション
    システムは前記車載アダプタと赤外線通信を行う赤外線
    デバイスを有し、 前記車載アダプタのアンテナからの受信情報が前記無線
    回路経由で復調され、復調した受信情報が前記1対の赤
    外線デバイス経由で再度前記車載アダプタに戻され、 前記車載アダプタに戻された復調受信情報が赤外線通信
    で前記カーナビゲーションシステムへ送信されて表示さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載の赤外線利用携
    帯電話機と車載用アダプタを接続するための接続システ
    ム。
  9. 【請求項9】 赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタ
    を接続するための接続方法において、 前記赤外線利用携帯電話機を前記車載アダプタに組み込
    むと双方の間で赤外線通信を行う工程と、 充電回路から電池へ充電を行うためのDCバイアスを伝
    送し、且つ前記車載アダプタのアンテナと前記無線回路
    間の送受信信号を接栓経由で伝送する工程と、 前記赤外線通信により、組み込まれた相手方を前記車載
    アダプタと認識した場合、前記赤外線利用携帯電話機の
    アンテナから前記車載アダプタのアンテナに切替えて前
    記無線回路に接続する工程とを備えることを特徴とする
    赤外線利用携帯電話機と車載用アダプタを接続するため
    の接続方法。
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