JP2011087166A - 充電器、無線端末、情報処理装置、ケーブル、及びアンテナダイバーシチ方法 - Google Patents

充電器、無線端末、情報処理装置、ケーブル、及びアンテナダイバーシチ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストの増大やデザイン性の低下を招かずに外部アンテナを無線端末に接続する仕組みを提供し、外部アンテナによるアンテナダイバーシチ効果を得ることが可能な充電器を提供すること。
【解決手段】無線端末と接続するための接続部と、前記接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を備える、充電器が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電器、無線端末、情報処理装置、ケーブル、及びアンテナダイバーシチ方法に関する。
携帯電話等、無線通信機能を有する電子機器(以下、無線端末)には、無線信号を送受信するための無線アンテナが設けられている。ある無線端末には、例えば、通話、データ通信、ワンセグ放送やFMラジオ放送の受信用に無線アンテナが設けられている。以前は、無線アンテナが無線端末の外部に突出するように設けられていることが多かった。しかし、最近では、無線端末のデザイン性を考慮して筐体の内部に無線アンテナが設けられることが多くなってきた。そのため、無線アンテナの長さが筐体のサイズに制約され、高い受信感度が得ることが難しくなってきた。そこで、受信感度の高い外部アンテナを接続し、外部アンテナを利用して受信感度を向上させる技術が考案された(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開2009−49733
しかしながら、外部アンテナを利用するには、外部アンテナを接続するためのコネクタを無線端末に別途設ける必要があり、別途コネクタを設ける分だけコストが増大してしまう。また、コネクタの数が増えると、無線端末のデザインに課される制約が大きくなってしまう。そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、製造コストや無線端末のデザインに課せられる制約を増大させることなく、無線端末の受信感度を向上させることが可能な、新規かつ改良された充電器、無線端末、情報処理装置、ケーブル、及びアンテナダイバーシチ方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、無線端末と接続するための接続部と、前記接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を備える、充電器が提供される。
また、前記接続部に接続された無線端末は、無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替部と、を備えていてもよい。
また、前記接続部、前記給電ライン、前記充電器側無線アンテナ、及び前記信号重畳部は、ケーブルに含まれていてもよい。
また、前記充電器側無線アンテナにより受信される無線信号は、映像データを含んでいてもよい。そして、前記無線端末は、前記映像データに演算処理を施す演算処理部と、前記演算処理部により演算処理が施された映像データを表示する表示部と、をさらに備えていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線端末と接続するための充電器側接続部と、前記充電器側接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を有する充電器に接続するための端末側接続部と、無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替部と、を備える、無線端末が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線端末と接続するための接続部と、前記接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、前記接続部、前記給電ライン、前記充電器側無線アンテナ、及び前記信号重畳部は、ケーブルに含まれていてもよい。そして、前記ケーブルは、データ信号を伝送するためのデータラインをさらに含んでいてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線端末を接続するための接続部と、充電器から供給された直流電源を前記接続部に接続された無線端末に供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を含み、前記接続部に接続された無線端末は、無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替部と、を有する、ケーブルが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線端末と接続するための充電器側接続部と、前記充電器側接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を有する充電器に、無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、を有する無線端末が接続され、前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替ステップを含む、アンテナダイバーシチ方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、製造コストや無線端末のデザインに課せられる制約を増大させることなく、無線端末の受信感度を向上させることが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る充電器アンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話及び充電器の機能構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る充電器アンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話、アンテナ機能付きケーブル、及び充電器の機能構成を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る充電器アンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話、アンテナ機能付きケーブル、及びPCの機能構成を示す説明図である。 本発明の第4実施形態に係る充電器アンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話、アンテナ機能付きケーブル、及びPCの機能構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[説明の流れについて]
ここで、以下に記載する本発明の実施形態に関する説明の流れについて簡単に述べる。
まず、図1を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話及び充電器の機能構成について説明する。次いで、図2を参照しながら、本発明の第2実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話、アンテナ機能付きケーブル、及び充電器の機能構成について説明する。
次いで、図3を参照しながら、本発明の第3実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話、アンテナ機能付きケーブル、及びPCの機能構成について説明する。次いで、図4を参照しながら、本発明の第4実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話、アンテナ機能付きケーブル、及びPCの機能構成について説明する。最後に、これら実施形態の技術的思想について纏め、当該技術的思想から得られる作用効果について簡単に説明する。
(説明項目)
1:第1実施形態(アンテナ機能付き充電器+携帯電話)
2:第2実施形態(充電器+アンテナ機能付きケーブル+携帯電話)
3:第3実施形態(PC+アンテナ機能付きケーブル+携帯電話)
4:第4実施形態(PC+ケーブル+携帯電話)
5:まとめ
<1:第1実施形態(アンテナ機能付き充電器+携帯電話)>
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態は、充電器に設けられたアンテナを利用してアンテナダイバーシチを実現する方法に関する。
以下、図1を参照しながら、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話100及びアンテナ機能付き充電器150の機能構成について説明する。図1は、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成例、及び、当該システムに含まれる携帯電話100及びアンテナ機能付き充電器150の機能構成例を示す説明図である。
なお、ここでは携帯電話100を例に挙げて説明するが、本実施形態に係る技術の適用範囲はこれに限定されない。例えば、図1に例示する携帯電話100に代えて無線通信機能を有する任意の携帯端末(以下、無線端末)に適用することができる。このような無線端末の種類としては、PC等の情報処理装置、携帯情報端末、携帯ゲーム機を例として挙げることができる。もちろん、これら以外の機器であっても、無線通信機能を有する機器については適用可能性がある。但し、以下では携帯電話100の例について説明する。
(システム構成)
図1に示すように、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、携帯電話100と、アンテナ機能付き充電器150とを含む。このシステムは、携帯電話100がアンテナ機能付き充電器150に接続された際に、アンテナ機能付き充電器150のアンテナ152を利用してアンテナダイバーシチを実現するように設計されている。
携帯電話100には、通話音声信号やデータ信号等の無線信号を送受信するための無線通信機能が搭載されている。また、携帯電話100は、テレビジョン映像・音声信号を受信する機能を搭載していてもよい。なお、テレビジョン映像・音声信号も無線信号の一種である。また、上記の通話音声信号、データ信号、テレビジョン映像・音声信号は、それぞれ異なるアンテナで受信されるように設計されていてもよい。もちろん、携帯電話100は、上記の通話音声信号、データ信号、テレビジョン映像・音声信号以外の無線信号を送受信できるように設計されていてもよい。
アンテナ機能付き充電器150には、上記の通話音声信号、データ信号、テレビジョン映像・音声信号等の無線信号を受信するためのアンテナ152が設けられている。また、アンテナ機能付き充電器150には、携帯電話100に電源を供給するための給電ラインが設けられている。充電のために携帯電話100がアンテナ機能付き充電器150に接続されると、給電ラインを通じてアンテナ機能付き充電器150から携帯電話100に電源が供給される。また、上記の給電ラインを通じて、アンテナ152により受信された無線信号が携帯電話100に伝送される。
アンテナ機能付き充電器150に接続されると、携帯電話100は、アンテナ機能付き充電器150に設けられたアンテナ152を利用できるようになる。そこで、アンテナ機能付き充電器150に接続された携帯電話100は、アンテナ102、152のうち、伝送特性の良いアンテナを選択して利用する。このように、伝送特性の良いアンテナを選択的に利用することにより、アンテナ102、152によるアンテナダイバーシチが実現される。但し、多くの場合にはアンテナ152の方が高感度のため、アンテナ機能付き充電器150に携帯電話100が接続されると、アンテナ152が主に利用される。
ここで、アンテナ機能付き充電器150のアンテナ152を利用してアンテナダイバーシチを実現することの技術的意義について説明する。アンテナダイバーシチの技術は、無線通信分野において広く利用されている。例えば、無線端末に複数のアンテナを搭載し、各アンテナの受信感度に応じてアンテナを切り替える技術が広く実用化されている。そして、アンテナダイバーシチによる伝送特性の向上効果についても広く認められている。しかし、無線端末に複数のアンテナを設置し、アンテナダイバーシチを実現するための機構を設けたとしても、各アンテナの受信感度が低いのでは効果が薄い。
一般に、最適な特性が得られるアンテナの長さは、受信する電波の半波長程度が望ましいとされる。例えば、日本で携帯電話に利用される電波の周波数は1.8GHz周辺である。この電波を受信するために最適なアンテナの長さは、下記の式(1)により約8.5cmとなる。しかし、年々小型化が進む携帯電話の構造的な制限や携帯電話のデザイン性等を考慮した場合、8.5cmのアンテナを筐体内部に設置することは困難である。こうした理由から、現状では、最適な特性を得ることが難しい短いアンテナが設置されている。その結果、十分な長さのアンテナであれば受信可能な電波を受信できないことがある。

波長[m]/2=電波の速度[m/s]/周波数[Hz]/2
=3×10[m/s]/1.8×10[Hz]/2
≒8.5[cm]
…(1)
上記のような理由による受信不良を解消する方法としては、最適な長さの外部アンテナを携帯電話に接続して利用する方法が考えられる。外部アンテナを接続するためには、外部アンテナを接続するためのコネクタを携帯電話に別途設ける必要がある。このようなコネクタを設けると、コネクタを新たに設ける分だけコストが増大してしまう。また、コネクタの数が増えることで携帯電話のデザインに課せられる制約が増大してしまう。そこで、本件発明者は、携帯電話に必ず設けられている充電コネクタを利用して外部アンテナを接続する仕組みを考案した。この仕組みを利用することにより、外部アンテナを接続するための新たなコネクタを携帯電話に設けずに済む。
携帯電話に電源を供給する給電機構には、いくつかの種類が存在する。本実施形態のシステムは、充電器(アンテナ機能付き充電器150)に外部アンテナ(アンテナ152)を設け、アンテナ機能付き充電器150と携帯電話100とを接続する給電ラインを通じてアンテナ152を接続する方法を採用している。この方法を採用することにより、携帯電話100のコスト増大及びデザインの制約を回避することができる。
以上、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムのシステム構成について説明した。以下では、上記の仕組みを実現することが可能な携帯電話100、及びアンテナ機能付き充電器150の詳細な機能構成について説明する。
図1に示すように、携帯電話100は、主に、アンテナ102と、スイッチ104と、RF機能部106と、ベースバンド機能部108と、充電回路110と、充電池112と、チョークコイル114と、充電コネクタ116と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図1の例では、携帯電話100にアンテナ102が1つしか記載されていないが、携帯電話100には複数のアンテナ102が設けられていてもよい。また、携帯電話100の各構成要素は、充電池112から電源の供給を受けて駆動する。
また、アンテナ機能付き充電器150は、主に、アンテナ152と、チョークコイル154と、電源156と、充電コネクタ158と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図1の例では、アンテナ機能付き充電器150にアンテナ152が1つしか記載されていないが、アンテナ機能付き充電器150には複数のアンテナ152が設けられていてもよい。さらに、アンテナ152には、携帯電話100のアンテナ102よりも利得が大きいものが用いられる。
(非接続状態)
まず、携帯電話100がアンテナ機能付き充電器150に接続されていない状態における送受信の流れについて説明する。この場合、スイッチ104は、アンテナ102とRF機能部106とを接続する。
(受信の流れ)
アンテナ102によりRF(Radio Frequency)信号が受信されると、受信されたRF信号は、スイッチ104を介してRF機能部106に入力される。RF信号が入力されると、RF機能部106は、入力されたRF信号に復調や周波数変換等の処理を施してベースバンド信号を生成する。そして、RF機能部106により生成されたベースバンド信号は、ベースバンド機能部108に入力される。ベースバンド信号が入力されると、ベースバンド機能部108は、入力されたベースバンド信号に復号や誤り訂正等の処理を施して受信データを復元する。
(送信の流れ)
また、ベースバンド機能部108は、送信データに符号化等の処理を施してベースバンド信号を生成する。ベースバンド機能部108により生成されたベースバンド信号は、RF機能部106に入力される。ベースバンド機能部108からベースバンド信号が入力されると、RF機能部106は、入力されたベースバンド信号に周波数変換や変調等の処理を施してRF信号を生成する。そして、RF機能部106は、スイッチ104を介して接続されたアンテナ102を用いてRF信号を送信する。
(接続状態)
次に、携帯電話100がアンテナ機能付き充電器150に接続された状態の検知方法、スイッチ104の制御方法、及び接続状態における送受信の流れについて説明する。
携帯電話100とアンテナ機能付き充電器150とは、充電コネクタ116、158を介して接続される。充電コネクタ116、158は、充電時にアンテナ機能付き充電器150から携帯電話100に直流電源を供給するためのコネクタである。充電コネクタ116、158が接続されると、電源156から電源が出力され、チョークコイル154に入力される。チョークコイル154に入力された電源からは、高周波成分がカットされる。
チョークコイル154により高周波成分がカットされた電源は、充電コネクタ158に入力される。但し、充電コネクタ158の前段で、アンテナ152により受信され、コンデンサCにより直流成分がカットされたRF信号が電源に重畳される。つまり、充電コネクタ158には、直流電源にRF信号が重畳された重畳信号が入力される。充電コネクタ158に入力された重畳信号は、充電コネクタ158に接続された充電コネクタ116に入力される。
充電コネクタ116に入力された重畳信号は、コンデンサCを通じてスイッチ104に入力される。但し、コンデンサCにより重畳信号から直流成分がカットされるため、スイッチ104には高周波成分(RF信号)だけが入力される。また、充電コネクタ116に入力された重畳信号は、チョークコイル114を通じて充電回路110に入力される。但し、チョークコイル114により重畳信号から高周波成分がカットされるため、充電回路110には直流成分(直流電源)だけが入力される。
直流電源が入力されると、充電回路110は、充電池112に直流電源を供給して充電を開始する。また、充電回路110は、スイッチ104に対し、RF機能部106の接続先を充電コネクタ116に切り替えるように制御する。この制御を受けてスイッチ104は、RF機能部106と充電コネクタ116とを接続する。RF機能部106と充電コネクタ116とが接続されると、充電コネクタ116からコンデンサCを通じてスイッチ104に入力された重畳信号の高周波成分(RF信号)がRF機能部106に入力される。
RF信号が入力されると、RF機能部106は、入力されたRF信号に復調や周波数変換等の処理を施してベースバンド信号を生成する。そして、RF機能部106により生成されたベースバンド信号は、ベースバンド機能部108に入力される。ベースバンド信号が入力されると、ベースバンド機能部108は、入力されたベースバンド信号に復号や誤り訂正等の処理を施して受信データを復元する。
このように、アンテナ機能付き充電器150と携帯電話100とが接続された状態は、充電回路110に直流電源が入力されることにより検知される。また、接続状態が検知されると、スイッチ104が制御され、RF機能部106の接続先が切り替えられる。そして、RF機能部106には、アンテナ機能付き充電器150のアンテナ152により受信されたRF信号が入力される。
送信時には、ベースバンド機能部108により生成されたベースバンド信号が、RF機能部106に入力される。ベースバンド機能部108からベースバンド信号が入力されると、RF機能部106は、入力されたベースバンド信号に周波数変換や変調等の処理を施してRF信号を生成する。アンテナ機能付き充電器150と携帯電話100とが接続されている場合、RF機能部106により生成されたRF信号は、スイッチ104を経由し、コンデンサCを通じて充電コネクタ116に入力される。このとき、RF信号は、充電コネクタ116の前段で直流電源に重畳される。
充電コネクタ116に入力されたRF信号は、直流電源に重畳された状態で充電コネクタ116に接続された充電コネクタ158に入力される。そして、充電コネクタ158に入力されたRF信号は、コンデンサCを通じてアンテナ152に入力され、アンテナ152により送信される。なお、コンデンサCの前段でRF信号は直流成分に重畳されているが、コンデンサCにより直流成分がカットされるため、アンテナ152にはRF信号だけが入力される。また、直流電源に重畳した状態でRF信号が電源156に向けて伝達されるが、このRF信号は、電源156の前段に設けられたチョークコイル154によりカットされる。
このように、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、アンテナ機能付き充電器150と携帯電話100とが接続された場合に、RF信号の送受信に用いるアンテナ102、152を切り替える仕組みを有する。この仕組みにより、アンテナダイバーシチの効果が得られる。また、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、アンテナ機能付き充電器150と携帯電話100とが接続された状態でRF信号を送受信する際、RF信号を直流電源に重畳して伝送する仕組みを有する。この仕組みにより、充電コネクタ116、158を介してRF信号を伝送することが可能になる。その結果、RF信号を伝送するためのコネクタを新たに設けずに済み、コスト低減やデザイン性の向上に寄与する。
以上、本発明の第1実施形態について説明した。なお、図1には明示していないが、携帯電話100には、例えば、データを処理するための演算処理部や画像を表示するための表示部が設けられている。さらに、携帯電話100には、ユーザが入力操作を行うための操作部や着信を知らせるためのLED等が設けられている。
<2:第2実施形態(充電器+アンテナ機能付きケーブル+携帯電話)>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態は、アンテナ機能付き充電器150のアンテナ152を利用してアンテナダイバーシチを実現するものであった。本実施形態は、アンテナ機能付きケーブル240のアンテナ242を利用してアンテナダイバーシチを実現するものである。なお、上記の第1実施形態と実質的に同じ構成要素については詳細な説明を省略する。
以下、図2を参照しながら、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話200、アンテナ機能付きケーブル240、及び充電器260の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成例、及び、当該システムに含まれる携帯電話200、アンテナ機能付きケーブル240、及び充電器260の機能構成例を示す説明図である。
図2に示すように、携帯電話200は、主に、アンテナ202と、スイッチ204と、RF機能部206と、ベースバンド機能部208と、充電回路210と、充電池212と、チョークコイル214と、充電コネクタ216と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図2の例では、携帯電話200にアンテナ202が1つしか記載されていないが、携帯電話200には複数のアンテナ202が設けられていてもよい。また、携帯電話200の各構成要素は、充電池212から電源の供給を受けて駆動する。
また、アンテナ機能付きケーブル240は、主に、アンテナ242と、チョークコイル244と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図2の例では、アンテナ機能付きケーブル240にアンテナ242が1つしか記載されていないが、アンテナ機能付きケーブル240には複数のアンテナ242が設けられていてもよい。さらに、充電器260は、主に、電源262と、充電コネクタ264と、を有する。また、アンテナ242には、携帯電話200のアンテナ202よりも利得が大きいものが用いられる。
(非接続状態)
まず、携帯電話200、アンテナ機能付きケーブル240、充電器260が接続されていない状態における送受信の流れについて説明する。この場合、スイッチ204は、アンテナ202とRF機能部206とを接続する。
(受信の流れ)
アンテナ202によりRF信号が受信されると、受信されたRF信号は、スイッチ204を介してRF機能部206に入力される。RF信号が入力されると、RF機能部206は、入力されたRF信号に復調や周波数変換等の処理を施してベースバンド信号を生成する。そして、RF機能部206により生成されたベースバンド信号は、ベースバンド機能部208に入力される。ベースバンド信号が入力されると、ベースバンド機能部208は、入力されたベースバンド信号に復号や誤り訂正等の処理を施して受信データを復元する。
(送信の流れ)
また、ベースバンド機能部208は、送信データに符号化等の処理を施してベースバンド信号を生成する。ベースバンド機能部208により生成されたベースバンド信号は、RF機能部206に入力される。ベースバンド機能部208からベースバンド信号が入力されると、RF機能部206は、入力されたベースバンド信号に周波数変換や変調等の処理を施してRF信号を生成する。そして、RF機能部206は、スイッチ204を介して接続されたアンテナ202を用いてRF信号を送信する。
このように、携帯電話200、アンテナ機能付きケーブル240、充電器260が接続されていない状態においては、携帯電話200が単独でRF信号の送受信処理を行うため、上記の第1実施形態の構成と実質的に同じになる。
(接続状態)
次に、携帯電話200がアンテナ機能付きケーブル240を介して充電器260に接続された状態の検知方法、スイッチ204の制御方法、及び接続状態における送受信の流れについて説明する。
携帯電話200とアンテナ機能付きケーブル240とは、充電コネクタ216を介して接続される。また、アンテナ機能付きケーブル240と充電器260とは、充電コネクタ264を介して接続される。充電コネクタ216、264は、充電時に充電器260から携帯電話200にアンテナ機能付きケーブル240を介して直流電源を供給するためのコネクタである。アンテナ機能付きケーブル240を介して充電コネクタ216、264が接続されると、電源262から電源が出力され、充電コネクタ264に入力される。
そして、充電コネクタ264に入力された電源は、アンテナ機能付きケーブル240のチョークコイル244に入力される。チョークコイル244に入力された電源からは、高周波成分がカットされる。チョークコイル244により高周波成分がカットされた電源は、携帯電話200の充電コネクタ216に入力される。但し、充電コネクタ216の前段で、アンテナ機能付きケーブル240のアンテナ242により受信され、コンデンサCにより直流成分がカットされたRF信号が電源に重畳される。つまり、充電コネクタ216には、直流電源にRF信号が重畳された重畳信号が入力される。
充電コネクタ216に入力された重畳信号は、コンデンサCを通じてスイッチ204に入力される。但し、コンデンサCにより重畳信号から直流成分がカットされるため、スイッチ204には高周波成分(RF信号)だけが入力される。また、充電コネクタ216に入力された重畳信号は、チョークコイル214を通じて充電回路210に入力される。但し、チョークコイル214により重畳信号から高周波成分がカットされるため、充電回路210には直流成分(直流電源)だけが入力される。
直流電源が入力されると、充電回路210は、充電池212に直流電源を供給して充電を開始する。また、充電回路210は、スイッチ204に対し、RF機能部206の接続先を充電コネクタ216に切り替えるように制御する。この制御を受けてスイッチ204は、RF機能部206と充電コネクタ216とを接続する。RF機能部206と充電コネクタ216とが接続されると、充電コネクタ216からコンデンサCを通じてスイッチ204に入力された重畳信号の高周波成分(RF信号)がRF機能部206に入力される。
RF信号が入力されると、RF機能部206は、入力されたRF信号に復調や周波数変換等の処理を施してベースバンド信号を生成する。そして、RF機能部206により生成されたベースバンド信号は、ベースバンド機能部208に入力される。ベースバンド信号が入力されると、ベースバンド機能部208は、入力されたベースバンド信号に復号や誤り訂正等の処理を施して受信データを復元する。
このように、充電器260、アンテナ機能付きケーブル240、携帯電話200が接続された状態は、充電回路210に直流電源が入力されることにより検知される。また、接続状態が検知されると、スイッチ204が制御され、RF機能部206の接続先が切り替えられる。そして、RF機能部206には、アンテナ機能付きケーブル240のアンテナ242により受信されたRF信号が入力される。
送信時には、ベースバンド機能部208により生成されたベースバンド信号が、RF機能部206に入力される。ベースバンド機能部208からベースバンド信号が入力されると、RF機能部206は、入力されたベースバンド信号に周波数変換や変調等の処理を施してRF信号を生成する。充電器260、アンテナ機能付きケーブル240、携帯電話200が接続されている場合、RF機能部206により生成されたRF信号は、スイッチ204を経由し、コンデンサCを通じて充電コネクタ216に入力される。このとき、RF信号は、充電コネクタ216の前段で直流電源に重畳される。
充電コネクタ216に入力されたRF信号は、直流電源に重畳された状態で充電コネクタ216に接続されたアンテナ機能付きケーブル240に入力される。そして、アンテナ機能付きケーブル240に入力されたRF信号は、コンデンサCを通じてアンテナ242に入力され、アンテナ242により送信される。なお、コンデンサCの前段でRF信号は直流成分に重畳されて伝送されるが、コンデンサCにより直流成分がカットされるため、アンテナ242にはRF信号だけが入力される。また、直流電源に重畳した状態でRF信号が充電コネクタ264、電源262に向けて伝達されるが、このRF信号は、アンテナ機能付きケーブル240のチョークコイル244によりカットされる。
このように、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、充電器260、アンテナ機能付きケーブル240、携帯電話200が接続された場合に、RF信号の送受信に用いるアンテナ202、242を切り替える仕組みを有する。この仕組みにより、アンテナダイバーシチの効果が得られる。また、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、充電器260、アンテナ機能付きケーブル240、携帯電話200が接続された状態でRF信号を送受信する際、RF信号を直流電源に重畳して伝送する仕組みを有する。この仕組みにより、充電コネクタ216、アンテナ機能付きケーブル240を介してRF信号を伝送することが可能になる。その結果、RF信号を伝送するためのコネクタを新たに設けずに済み、コスト低減やデザイン性の向上に寄与する。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
<3:第3実施形態(PC+アンテナ機能付きケーブル+携帯電話)>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記の第2実施形態は、アンテナ機能付きケーブル240のアンテナ242を利用してアンテナダイバーシチを実現するものであった。本実施形態は、アンテナ機能付きUSBケーブル340のアンテナ342を利用してアンテナダイバーシチを実現するものである。なお、上記の第2実施形態と実質的に同じ構成要素については詳細な説明を省略する。
以下、図3を参照しながら、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話300、アンテナ機能付きUSBケーブル340、及びPC360の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成例、及び、当該システムに含まれる携帯電話300、アンテナ機能付きUSBケーブル340、及びPC360の機能構成例を示す説明図である。但し、USBは、Universal Serial Busの略である。
図3に示すように、携帯電話300は、主に、アンテナ302と、スイッチ304と、RF機能部306と、ベースバンド機能部308と、充電回路310と、充電池312と、USBトランシーバ314と、チョークコイル316と、USBコネクタ318と、送受信ドライバ320と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図3の例では、携帯電話300にアンテナ302が1つしか記載されていないが、携帯電話300には複数のアンテナ302が設けられていてもよい。また、携帯電話300の各構成要素は、充電池312から電源の供給を受けて駆動する。
また、アンテナ機能付きUSBケーブル340は、主に、アンテナ342と、チョークコイル344と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図3の例では、アンテナ機能付きUSBケーブル340にアンテナ342が1つしか記載されていないが、アンテナ機能付きUSBケーブル340には複数のアンテナ342が設けられていてもよい。また、PC360は、主に、ROM362と、RAM364と、外部I/F366と、CPU368と、PC電源370と、USBトランシーバ372と、送受信ドライバ374と、USBコネクタ376と、を有する。
但し、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。また、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。さらに、上記のI/Fは、Interfaceを意味する。そして、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。
(非接続状態)
まず、携帯電話300、アンテナ機能付きUSBケーブル340、PC360が接続されていない状態における送受信の流れについて説明する。この場合、スイッチ304は、アンテナ302とRF機能部306とを接続する。
(受信の流れ)
アンテナ302によりRF信号が受信されると、受信されたRF信号は、スイッチ304を介してRF機能部306に入力される。RF信号が入力されると、RF機能部306は、入力されたRF信号に復調や周波数変換等の処理を施してベースバンド信号を生成する。そして、RF機能部306により生成されたベースバンド信号は、ベースバンド機能部308に入力される。ベースバンド信号が入力されると、ベースバンド機能部308は、入力されたベースバンド信号に復号や誤り訂正等の処理を施して受信データを復元する。
(送信の流れ)
また、ベースバンド機能部308は、送信データに符号化等の処理を施してベースバンド信号を生成する。ベースバンド機能部308により生成されたベースバンド信号は、RF機能部306に入力される。ベースバンド機能部308からベースバンド信号が入力されると、RF機能部306は、入力されたベースバンド信号に周波数変換や変調等の処理を施してRF信号を生成する。そして、RF機能部306は、スイッチ304を介して接続されたアンテナ302を用いてRF信号を送信する。
このように、携帯電話300、アンテナ機能付きUSBケーブル340、PC360が接続されていない状態においては、携帯電話300が単独でRF信号の送受信処理を行うため、上記の第1実施形態の構成と実質的に同じになる。
(接続状態)
次に、携帯電話300がアンテナ機能付きUSBケーブル340を介してPC360に接続された状態の検知方法、スイッチ304の制御方法、及び接続状態における送受信の流れについて説明する。
携帯電話300とアンテナ機能付きUSBケーブル340とは、USBコネクタ318を介して接続される。また、アンテナ機能付きUSBケーブル340とPC360とは、USBコネクタ376を介して接続される。USBコネクタ318、376は、PC360から携帯電話300にアンテナ機能付きUSBケーブル340を介して直流電源(5V)を供給すると共に、データを伝送するためのコネクタである。アンテナ機能付きUSBケーブル340を介してUSBコネクタ318、376が接続されると、PC電源370から電源が出力され、USBコネクタ376に入力される。
そして、USBコネクタ376に入力された電源は、アンテナ機能付きUSBケーブル340のチョークコイル344に入力される。チョークコイル344に入力された電源からは、高周波成分がカットされる。チョークコイル344により高周波成分がカットされた電源は、携帯電話300のUSBコネクタ318に入力される。但し、USBコネクタ318の前段で、アンテナ機能付きUSBケーブル340のアンテナ342により受信され、コンデンサCにより直流成分がカットされたRF信号が電源に重畳される。つまり、USBコネクタ318には、直流電源にRF信号が重畳された重畳信号が入力される。
USBコネクタ318に入力された重畳信号は、コンデンサCを通じてスイッチ304に入力される。但し、コンデンサCにより重畳信号から直流成分がカットされるため、スイッチ304には高周波成分(RF信号)だけが入力される。また、USBコネクタ318に入力された重畳信号は、チョークコイル316を通じて充電回路310に入力される。但し、チョークコイル316により重畳信号から高周波成分がカットされるため、充電回路310には直流成分(直流電源)だけが入力される。
直流電源が入力されると、充電回路310は、充電池312に直流電源を供給して充電を開始する。また、充電回路310は、スイッチ304に対し、RF機能部306の接続先をUSBコネクタ318に切り替えるように制御する。この制御を受けてスイッチ304は、RF機能部306とUSBコネクタ318とを接続する。RF機能部306とUSBコネクタ318とが接続されると、USBコネクタ318からコンデンサCを通じてスイッチ304に入力された重畳信号の高周波成分(RF信号)がRF機能部306に入力される。
RF信号が入力されると、RF機能部306は、入力されたRF信号に復調や周波数変換等の処理を施してベースバンド信号を生成する。そして、RF機能部306により生成されたベースバンド信号は、ベースバンド機能部308に入力される。ベースバンド信号が入力されると、ベースバンド機能部308は、入力されたベースバンド信号に復号や誤り訂正等の処理を施して受信データを復元する。
このように、PC360、アンテナ機能付きUSBケーブル340、携帯電話300が接続された状態は、充電回路310に直流電源が入力されることにより検知される。また、接続状態が検知されると、スイッチ304が制御され、RF機能部306の接続先が切り替えられる。そして、RF機能部306には、アンテナ機能付きUSBケーブル340のアンテナ342により受信されたRF信号が入力される。
送信時には、ベースバンド機能部308により生成されたベースバンド信号が、RF機能部306に入力される。ベースバンド機能部308からベースバンド信号が入力されると、RF機能部306は、入力されたベースバンド信号に周波数変換や変調等の処理を施してRF信号を生成する。PC360、アンテナ機能付きUSBケーブル340、携帯電話300が接続されている場合、RF機能部306により生成されたRF信号は、スイッチ304を経由し、コンデンサCを通じてUSBコネクタ318に入力される。このとき、RF信号は、USBコネクタ318の前段で直流電源に重畳される。
USBコネクタ318に入力されたRF信号は、直流電源に重畳された状態でUSBコネクタ318に接続されたアンテナ機能付きUSBケーブル340に入力される。そして、アンテナ機能付きUSBケーブル340に入力されたRF信号は、コンデンサCを通じてアンテナ342に入力され、アンテナ342により送信される。なお、コンデンサCの前段でRF信号は直流成分に重畳されて伝送されるが、コンデンサCにより直流成分がカットされるため、アンテナ342にはRF信号だけが入力される。また、直流電源に重畳した状態でRF信号がUSBコネクタ376、PC電源370に向けて伝達されるが、このRF信号は、アンテナ機能付きUSBケーブル340のチョークコイル344によりカットされる。
このように、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、PC360、アンテナ機能付きUSBケーブル340、携帯電話300が接続された場合に、RF信号の送受信に用いるアンテナ302、342を切り替える仕組みを有する。この仕組みにより、アンテナダイバーシチの効果が得られる。また、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムは、PC360、アンテナ機能付きUSBケーブル340、携帯電話300が接続された状態でRF信号を送受信する際、RF信号を直流電源に重畳して伝送する仕組みを有する。この仕組みにより、USBコネクタ318、アンテナ機能付きUSBケーブル340を介してRF信号を伝送することが可能になる。その結果、RF信号を伝送するためのコネクタを新たに設けずに済み、コスト低減やデザイン性の向上に寄与する。
さて、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムには、上記の第1及び第2実施形態の構成とは異なり、PC360と携帯電話300との間でデータの伝送を実現するための構成要素が含まれている。また、PC360は、上記の第1実施形態に係るアンテナ機能付き充電器150、上記の第2実施形態に係る充電器260とは異なり、演算処理機構を有している。以下、これらの構成要素について説明する。なお、図3には記載していないが、例えば、PC360には画像を表示するための表示部等を有していてもよい。
アンテナ機能付きUSBケーブル340には、電源線、グランド線の他に、データ線が配線されている。このデータ線は、差動伝送方式でデータを伝送するための信号線である。そのため、アンテナ機能付きUSBケーブル340には、プラスの極性を持つデータ線(+)、及びマイナスの極性を持つデータ線(−)が配線されている。そして、USBトランシーバ372とUSBトランシーバ314との間でに伝送されるデータは、送受信ドライバ374、320により半二重で差動伝送される。USBトランシーバ372からUSBトランシーバ314に伝送されたデータは、ベースバンド機能部308に入力される。一方、USBトランシーバ314からUSBトランシーバ372に伝送されたデータは、CPU368に入力される。
なお、PC360の動作は、CPU368により制御される。CPU368は、ROM362に記録されたプログラムを読み出し、読み出したプログラムを実行する。このとき、CPU368は、プログラムの実行結果として得られるデータをRAM364に記録したり、そのデータを外部I/F366に接続された外部の機器に伝送したりする。さらに、CPU368は、必要に応じて、そのデータをUSBトランシーバ372に入力し、USBトランシーバ372を制御して携帯電話300へとデータを伝送する。また、CPU368は、携帯電話300からUSBトランシーバ314、372を介して伝送されたデータを処理する。
以上、本発明の第3実施形態について説明した。
<4:第4実施形態(PC+ケーブル+携帯電話)>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、上記の第3実施形態に係るアンテナ機能付きUSBケーブル340の機能をPC360に組み込み、アンテナ機能付きUSBケーブル340をUSBケーブル390に置き換えたものである。そこで、以下の説明においては、上記の第3実施形態と実質的に同じ機能を有する構成要素については同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
以下、図4を参照しながら、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成、及び、当該システムに含まれる携帯電話300、USBケーブル390、及びPC360の機能構成について説明する。図4は、本実施形態に係るアンテナダイバーシチシステムの全体構成例、及び、当該システムに含まれる携帯電話300、USBケーブル390、及びPC360の機能構成例を示す説明図である。
図4に示すように、携帯電話300は、主に、アンテナ302と、スイッチ304と、RF機能部306と、ベースバンド機能部308と、充電回路310と、充電池312と、USBトランシーバ314と、チョークコイル316と、USBコネクタ318と、送受信ドライバ320と、複数のコンデンサCと、を有する。
なお、図4の例では、携帯電話300にアンテナ302が1つしか記載されていないが、携帯電話300には複数のアンテナ302が設けられていてもよい。また、携帯電話300の各構成要素は、充電池312から電源の供給を受けて駆動する。
また、PC360は、主に、ROM362と、RAM364と、外部I/F366と、CPU368と、PC電源370と、USBトランシーバ372と、送受信ドライバ374と、USBコネクタ376と、アンテナ378と、チョークコイル380と、複数のコンデンサCと、を有する。なお、図4の例では、PC360にアンテナ378が1つしか記載されていないが、PC360には複数のアンテナ378が設けられていてもよい。また、USBケーブル390は、USBコネクタ318、376に接続される。
このように、本実施形態のアンテナダイバーシチシステムでは、上記の第3実施形態に係るアンテナ機能付きUSBケーブル340のアンテナ342に代えて、PC360のアンテナ378が利用される。この点で上記の第3実施形態とは構成上の違いを有する。但し、他の構成要素が有する機能は上記の第3実施形態と実質的に同じである。
このように、PC360のアンテナ378を利用してアンテナダイバーシチを実現することもできる。このようにしてPC360のアンテナ378を流用することで、携帯電話300のアンテナダイバーシチを実現するために専用のアンテナを設ける必要が無くなる。その結果、アンテナダイバーシチを実現するための機構を設けるために費やされるコストを更に低減することができる。
以上、本発明の第4実施形態について説明した。
以上説明したように、上記の実施形態に係る技術は、(1)外部アンテナを利用してアンテナダイバーシチを実現する点、(2)RF信号を電源に重畳して伝送する点に主な特徴がある。(1)の特徴により、利得の大きい外部アンテナを利用することが可能になるため、伝送特性の向上効果が得られる。また、(2)の特徴により、充電用のコネクタを利用して外部アンテナからRF信号を取得できるようになるため、別途コネクタを設けずに済む分だけコストが低減される。また、別途コネクタを設けることによりデザインへの制約が増してしまうのを防止することが可能になる。
ところで、図1〜図4に示した具体的な構成(チョークコイル114、214、316の存在)から分かるように、RF信号が電源に重畳して伝送されるものの、充電回路にはRF信号の成分は入力されない。そのため、本発明の各実施形態において提案された携帯電話の特徴的な構成(スイッチ104、204、304)を有しない一般的な携帯電話を本実施形態に係る充電器やPCに接続して充電することができる。
本実施形態の技術を広く実施する段階においては、このようにして一般的な携帯電話との互換性を維持することは非常に重要な意味を有する。また、本実施形態の技術は、広く市場に流通しているUSBケーブル等の部材を利用して実現することが可能であるため、専用の部材を利用する技術を適用する場合に比べ、製造コストや販売コストを低く抑えることができる。
<5:まとめ>
最後に、本発明の実施形態に係る技術内容について簡単に纏める。ここで述べる技術内容は、例えば、PC、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯情報端末、情報家電、カーナビゲーションシステム等、無線通信機能を有する種々の無線端末に電源を供給するための充電器又は給電機能を有する情報処理装置に適用できる。
上記の充電器又は情報処理装置の機能構成は次のように表現することができる。当該充電器又は情報処理装置は、無線端末と接続するための接続部と、前記接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を有する。なお、上記の無線信号は、ワンセグ等の映像・音声信号であってもよい。
このように、充電器又は情報処理装置に設けられた高感度の無線アンテナを利用して無線端末が無線信号を受信することにより、無線端末が単独で無線信号を受信する場合に比べて良好な送受信特性を得ることができる。また、無線信号を給電ラインに重畳して伝送することにより、充電器又は情報処理装置から無線端末に無線信号を伝送するための特別なコネクタを用意せずに済む。その結果、無線端末の伝送用にコネクタを設けずに済む分だけコストを低く抑えることができる。また、コネクタの数を増加させずに済む分だけ、無線端末のデザインに課される制約を少なくすることができる。
(備考)
上記の充電コネクタ158、264、アンテナ機能付きケーブル240、USBコネクタ318、376、アンテナ機能付きUSBケーブル340、USBケーブル390は、接続部、端末側接続部、給電ラインの一例である。上記の電源156、262とスイッチ104、204とを結び、上記のアンテナ152、242から伸びる信号線が接続された電源線は、信号重畳部の一例である。また、上記のPC電源370とスイッチ304とを結び、上記のアンテナ342、378から伸びる信号線が接続された電源線は、信号重畳部の一例である。
上記のアンテナ152、242は、充電器側無線アンテナの一例である。上記のアンテナ102、202、302は、端末側無線アンテナの一例である。上記のRF機能部106、206、306、ベースバンド機能部108、208、308は、信号処理部の一例である。上記のチョークコイル114、214、316、スイッチ104、204、304の前段にあるコンデンサCは、信号分離部の一例である。上記の充電回路110、210、310は、充電部の一例である。
上記のスイッチ104、204、304は、入力切替部の一例である。上記のアンテナ機能付きケーブル240、アンテナ機能付きUSBケーブル340は、ケーブルの一例である。上記の充電コネクタ116、216、318は、充電器側接続部の一例である。上記の送受信ドライバ320、374を結ぶデータ線は、データラインの一例である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記の各実施形態においては、アンテナを固定的に切り替えて利用する構成が示されたが、所定時間毎にアンテナを切り替える構成にしてもよい。また、上記の第2実施形態においては、電源線のみが配線されたアンテナ機能付きケーブル240が示された。しかし、アンテナ機能付きケーブル240に他の信号線が配線されていてもよい。また、上記の第3及び第4実施形態においてはUSBケーブルを利用する構成が示されたが、USBケーブルに代えてIEEE1394ケーブル等が用いられてもよい。
100、200 携帯電話
102、202 アンテナ
104、204 スイッチ
106、206 RF機能部
108、208 ベースバンド機能部
110、210 充電回路
112、212 充電池
114、214 チョークコイル
116、216 充電コネクタ
150 アンテナ機能付き充電器
152 アンテナ
154 チョークコイル
156 電源
158 充電コネクタ
240 アンテナ機能付きケーブル
242 アンテナ
244 チョークコイル
260 充電器
262 電源
264 充電コネクタ
300 携帯電話
302 アンテナ
304 スイッチ
306 RF機能部
308 ベースバンド機能部
310 充電回路
312 充電池
314 USBトランシーバ
316 チョークコイル
318 USBコネクタ
320 送受信ドライバ
340 アンテナ機能付きUSBケーブル
342 アンテナ
344 チョークコイル
360 PC
362 ROM
364 RAM
366 外部I/F
368 CPU
370 PC電源
372 USBトランシーバ
374 送受信ドライバ
376 USBコネクタ
378 アンテナ
380 チョークコイル
390 USBケーブル
C コンデンサ

Claims (9)

  1. 無線端末と接続するための接続部と、
    前記接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、
    無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、
    前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、
    を備える、充電器。
  2. 前記接続部に接続された無線端末は、
    無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、
    前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、
    前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、
    前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、
    前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替部と、
    を備える、請求項1に記載の充電器。
  3. 前記接続部、前記給電ライン、前記充電器側無線アンテナ、及び前記信号重畳部は、ケーブルに含まれる、請求項2に記載の充電器。
  4. 前記充電器側無線アンテナにより受信される無線信号は、映像データを含み、
    前記無線端末は、
    前記映像データに演算処理を施す演算処理部と、
    前記演算処理部により演算処理が施された映像データを表示する表示部と、
    をさらに備える、請求項3に記載の充電器。
  5. 無線端末と接続するための充電器側接続部と、
    前記充電器側接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、
    無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、
    前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、
    を有する充電器に接続するための端末側接続部と、
    無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、
    前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、
    前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、
    前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、
    前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替部と、
    を備える、無線端末。
  6. 無線端末と接続するための接続部と、
    前記接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、
    無線信号を受信するための無線アンテナと、
    前記給電ラインに流れる直流電源に前記無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、
    を備える、情報処理装置。
  7. 前記接続部、前記給電ライン、前記充電器側無線アンテナ、及び前記信号重畳部は、ケーブルに含まれ、
    前記ケーブルは、データ信号を伝送するためのデータラインをさらに含む、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 無線端末を接続するための接続部と、
    充電器から供給された直流電源を前記接続部に接続された無線端末に供給するための給電ラインと、
    無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、
    前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、
    を含み、
    前記接続部に接続された無線端末は、
    無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、
    前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、
    前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、
    前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、
    前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替部と、
    を有する、ケーブル。
  9. 無線端末と接続するための充電器側接続部と、前記充電器側接続部に接続された無線端末に直流電源を供給するための給電ラインと、無線信号を受信するための充電器側無線アンテナと、前記給電ラインに流れる直流電源に前記充電器側無線アンテナにより受信された無線信号を重畳する信号重畳部と、を有する充電器に、
    無線信号を受信するための端末側無線アンテナと、前記端末側無線アンテナにより受信された無線信号を処理する信号処理部と、前記給電ラインを通じて伝送された無線信号と直流電源とを分離する信号分離部と、前記信号分離部により分離された直流電源を充電池に供給する充電部と、を有する無線端末が接続され、
    前記充電部により直流電源の供給が開始された場合に、前記信号処理部に入力される無線信号を前記信号分離部により分離された無線信号に切り替える入力切替ステップを含む、アンテナダイバーシチ方法。
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