JP2001024685A - 情報処理システム、電子機器、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、電子機器、及び情報処理方法

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JP2001024685A
JP2001024685A JP18972499A JP18972499A JP2001024685A JP 2001024685 A JP2001024685 A JP 2001024685A JP 18972499 A JP18972499 A JP 18972499A JP 18972499 A JP18972499 A JP 18972499A JP 2001024685 A JP2001024685 A JP 2001024685A
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雄一 松本
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芳和 柴宮
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俊太郎 荒谷
Katsuhiro Miyamoto
勝弘 宮本
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    • G05B23/0216Human interface functionality, e.g. monitoring system providing help to the user in the selection of tests or in its configuration
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的に理解しやすく、所望の機器のもつ機
能を簡単な操作手順で遠隔操作することのできる操作環
境を提供する。 【解決手段】 制御装置である表示装置101は、被制
御装置であるチューナ103又はDVCR104に、操
作パネルを要求する。この操作パネルは、被制御装置を
遠隔操作する環境を提供する。表示装置101は、操作
パネルの表示面積とそのパネル上に表示する要素の数と
を、ユーザからの指示あるいはユーザの操作状態に応じ
て変更する。これにより、ユーザの利便性を損なうこと
なく操作パネルを縮小化することができる。又、操作パ
ネルの背面に表示されるテレビジョン画像や再生画像等
の表示エリアを確保でき、表示画面を有効に活用するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、電子機器、及び情報処理方法に係り、特に各種のデ
ィジタル情報(例えば、画像情報、音声情報、テキスト
データ、グラフィックスデータ等)と制御情報とを混在
させて伝送するネットワーク上の機器を遠隔操作するの
に適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声情報や画像情報を扱う所謂オ
ーディオ・ビジュアル機器(以下、AV機器)を、パー
ソナルコンピュータ若しくはその周辺機器と接続し、家
庭内に一つのネットワーク環境を提供しようとする要求
が高まっている。
【0003】一方、デジタル通信技術の発達に伴い、動
画像情報、音声情報等のリアルタイム性を要求されるデ
ータを、静止画情報、制御情報といった信頼性の要求さ
れるデータと混在させた状態で転送することのできる高
速で高機能な通信ネットワーク技術も開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】家庭内にもネットワー
ク環境が普及した場合、AV機器の一つであるテレビ受
像機は、ネットワークの中心として各種のユーザインタ
フェースを提供する機器となると考えられる。
【0005】この場合、テレビ受像機は、家庭内のネッ
トワークに接続された電子機器を遠隔操作する制御装置
として動作し、その表示画面上には所望の電子機器(被
制御装置)を遠隔操作するための操作画面が表示され
る。ユーザは、その操作画面を、テレビ受像機に付属し
たリモートコントロールユニット(以下、リモコン)等
で操作することによって、所望の電子機器を遠隔操作す
ることになる。
【0006】しかしながら、操作画面を表示するための
プログラムやユーザの操作に従って遠隔操作を実行する
ための制御プログラムは被制御機器毎に異なる。従っ
て、このような方法では、被制御機器毎に異なるプログ
ラムをテレビ受像機に予め用意する必要がある。
【0007】又、ネットワークに接続される機器は複数
種類あり、又同じ種類であっても時間の経過と共に新し
い機能を有する機器も出現する。そのため、上述の方法
では、新しい機器をネットワークに接続する毎に、ユー
ザはその機器に対するプログラムをテレビ受像機側に用
意する必要があり、操作手順の煩雑さと複雑さを解消す
ることができない。又、接続される可能性のある機器に
対するプログラムをテレビ受像機側に予め用意する方法
も考えられるが、今までにない新しい機能をもった機器
に対しては対応することはできない。
【0008】一方、表示画面上の操作画面をリモコンで
操作する方法としては、例えば、表示画面上に表示され
たカーソルを、リモコン上に配置された任意の操作キー
を用いて上下方向、左右方向に移動させ、所望の機能を
選択する方法が考えられる。しかしながら、選択できる
機能が数多くある場合には、所望の機能を選択するまで
の間、所定の操作キーを複数回押さなければならず、所
望の機能を実行するまでに時間がかかってしまうという
問題があった。又、操作できる機能が多くなればなるほ
ど、操作画面のサイズを大きくしなければならず、その
結果、表示画面の表示エリアの大部分を占有してしまう
問題もあった。この場合、操作画面以外の表示エリアに
表示する画像を妨げ、表示画面を有効に利用できないと
いう問題もあった。
【0009】以上の背景から本出願の発明の目的は、ネ
ットワーク上の機器を簡単な操作手順で遠隔操作するこ
とのできる操作環境を実現する情報処理システム、電子
機器、及び情報処理方法を提供することである。また、
本出願の発明の目的は、視覚的に理解しやすく、表示画
面を有効に利用することのできる操作環境を実現する情
報処理システム、電子機器、情報処理方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、少なくとも1つの表示要素からなり、複数の表示
レベルに対応した表示形態を有する表示画像を送信する
被制御装置と、前記表示画像を受信して表示部に表示す
る制御装置とを有し、前記制御装置は、前記表示画像の
表示形態を前記表示レベルに応じて変更する点に特徴を
有する。
【0011】また、本発明の情報処理方法は、少なくと
も1つの表示要素からなり、複数の表示レベルに対応し
た表示形態を有する表示画像を制御装置に送信する手順
と、前記表示画像を制御装置の表示部に表示する手順
と、前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて
変更する手順とを有する点に特徴を有する。
【0012】また、本発明の電子機器は、少なくとも1
つの表示要素からなる表示画像を供給する表示画像供給
手段と、前記表示画像を制御装置に送信する通信手段と
を有し、前記表示画像は、複数の表示レベルに対応した
表示形態を有する点に特徴を有する。
【0013】また、本発明の情報処理方法は、少なくと
も1つの表示要素からなる表示画像を供給する手順と、
前記表示画像を制御装置に送信する手順とを有し、前記
表示画像は、複数の表示レベルに対応した表示形態を有
する点に特徴を有する。
【0014】また、本発明の電子機器は、少なくとも1
つの表示要素からなり、複数の表示レベルに対応した表
示形態を有する表示画像を受信する通信手段と、前記表
示画像を表示する表示手段とを有し、前記表示画像の表
示形態を前記表示レベルに応じて変更する点に特徴を有
する。
【0015】また、本発明の情報処理方法は、少なくと
も1つの表示要素からなり、複数の表示レベルに対応し
た表示形態を有する表示画像を受信する手順と、前記表
示画像を表示する手順と、前記表示画像の表示形態を前
記表示レベルに応じて変更する手順とを有する点に特徴
を有する。
【0016】また、本発明の情報処理システムは、少な
くとも1つのコンテンツからなるストリームデータを第
1の通信手順を用いて送信すると共に、少なくとも1つ
の表示要素からなり、複数の表示レベルに対応した表示
形態を有する表示画像を第2の通信手順を用いて送信す
る第1の機器と、前記第1の通信手順と前記第2の通信
手順とを用いて前記コンテンツと前記表示画像とを受信
し、該コンテンツと該表示画像とを表示画面上に表示す
る第2の機器とを有し、前記表示画像の表示形態を前記
表示レベルに応じて変更する点に特徴を有する。
【0017】また、本発明の情報処理方法は、少なくと
も1つのコンテンツからなるストリームデータを第1の
通信手順を用いて送信する手順と、少なくとも1つの表
示要素からなり、複数の表示レベルに対応した表示形態
を有する表示画像を第2の通信手順を用いて送信する手
順と、前記第1の通信手順と前記第2の通信手順とを用
いて前記コンテンツと前記表示画像とを受信する手順
と、該コンテンツと該表示画像とを表示画面上に表示す
ると共に、前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに
応じて変更する手順とを有する点に特徴を有する。
【0018】また、本発明の電子機器は、少なくとも1
つのコンテンツからなるストリームデータを入力する入
力手段と、少なくとも1つの表示要素からなる表示画像
を供給する表示画像供給手段と、前記ストリームデータ
を第1の通信手順を用いて送信すると共に、前記表示画
像を第2の通信手順を用いて送信する通信手段とを有
し、前記表示画像は、複数の表示レベルに対応した表示
形態を有する点に特徴を有する。
【0019】また、本発明の情報処理方法は、少なくと
も1つのコンテンツからなるストリームデータを入力す
る手順と、少なくとも1つの表示要素からなる表示画像
を供給する手順と、前記ストリームデータを第1の通信
手順を用いて送信する手順と、前記表示画像を第2の通
信手順を用いて送信する手順とを有し、前記表示画像
は、複数の表示レベルに対応した表示形態を有する点に
特徴を有する。
【0020】また、本発明の電子機器は、少なくとも1
つのコンテンツからなるストリームデータを第1の通信
手順を用いて受信すると共に、少なくとも1つの表示要
素からなり、複数の表示レベルに対応した表示形態を有
する表示画像を第2の通信手順を用いて受信する通信手
段と、前記コンテンツと前記表示画像とを表示画面上に
表示する表示手段とを有し、前記表示画像の表示形態を
前記表示レベルに応じて変更する点に特徴を有する。
【0021】また、本発明の情報処理方法は、少なくと
も1つのコンテンツからなるストリームデータを第1の
通信手順を用いて受信する手順と、少なくとも1つの表
示要素からなり、複数の表示レベルに対応した表示形態
を有する表示画像を第2の通信手順を用いて受信する手
順と、前記コンテンツと前記表示画像とを表示画面上に
表示する手順と、前記表示画像の表示形態を前記表示レ
ベルに応じて変更する手順とを有する点に特徴を有す
る。
【0022】以上説明したように本発明では、被制御装
置のもつ操作パネルを、同じネットワークに接続された
制御装置の表示画面上に表示し、該操作パネルを制御装
置のもつリモコンを用いて遠隔操作することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報処理システ
ム、電子機器、情報処理方法について図面を用いて詳細
に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本実施の形態の情報処理
システムの構成を示すブロック図である。図1におい
て、101はディジタルテレビ受像機等の表示装置であ
る。102は表示装置を遠隔操作するためのリモートコ
ントロールユニット(以下、リモコン)であり、ユーザ
ーの操作入力を表示装置101に対して無線送信する。
【0024】103はディスクメディア、ISDN通信網、
デジタル衛星通信網、地上波ディジタル放送網、ケーブ
ルTV網等から様々な種類のコンテンツを受信するチュー
ナである。104はMPEG2,SD-DVCR,HD-DVCR,SDL-DVCR方
式等を用いて高能率符号化された画像情報や音声情報を
記録/再生するデジタルビデオレコーダ(以下、DVC
R)である。
【0025】本システムでは、各機器を高速デジタルイ
ンタフェースを介して接続し、1つのネットワークを構
築している。各機器は、この高速デジタルインタフェー
スを介し、ファイルデータやコマンドだけなく、あるメ
ディアからのストリームデータ(画像情報や音声情報か
らなる1つ以上のコンテンツを含む)をリアルタイム性
を損うことなく他の機器に転送する。本実施の形態で
は、IEEE1394-1995規格に準拠したIEEE1394高速シリア
ルバス100に接続可能な高速デジタルインタフェース
(以下、1394インタフェース)を用いた例について
説明する。
【0026】次に、表示装置101の構成を図2を用い
て詳細に説明する。本実施の形態の表示装置101は、
チューナ103、DVCR104等の被制御装置を遠隔
操作する制御装置として動作する。201は上記IEEE13
94高速シリアルバス100に接続する1394インタフ
ェース部である。1394インタフェース部201は、
AV/C Isochronous Connectionプロトコルを用いて、チ
ューナ103或いはDVCR104からのストリームデ
ータを受信する。又、1394インタフェース部201
は、AV/C Asynchronous Connectionプロトコルを用い
て、チューナ103或いはDVCR104からの操作パ
ネルを受信する。
【0027】202はIsochronous データバッファ部で
あり、1394インタフェース部201の受信したIsoc
hronousパケットを順次格納する。203はAsynchronou
sデータバッファ部であり、1394インタフェース部
201の受信したAsynchronousパケットを順次格納す
る。
【0028】204は表示データ管理部であり、メモリ
を用いて、各被制御装置(チューナ103、DVCR1
04)の操作パネルとその付加情報とを記憶し、管理す
る。205はキーコード・ボタンIDテーブルであり、
操作パネル毎に、リモコン102の各操作キーに対応す
るキーコード、操作パネルの各要素に対応する機能コー
ド、操作パネルの要素ID等を関連付けて管理する。
尚、キーコード・ボタンIDテーブル205の管理方法
については後述する。
【0029】206はデコーダ部であり、1394イン
タフェース部201の受信したストリームデータを画像
データ、音声データ等に分解し、各種のデータに対応す
るデコード方式でデコードする。207は描画制御部で
あり、表示データ管理部204から所望の操作パネルを
読み出し、該操作パネルに対する描画処理を制御する。
具体的に描画制御部207は、各操作パネルの描画位
置、描画範囲、描画期間、描画開始時間等の制御や、他
の操作パネルとの重なりが可能か否かの制御を行なう。
【0030】208は画像合成部であり、デコーダ部2
06の出力する画像データと描画制御部207の出力す
る操作パネルとを、表示部209の表示可能範囲内で合
成し、表示部209に供給する。209はCRT、液晶
パネル、プラズマディスプレイ等からなる表示部であ
り、画像合成部208からの画像信号を表示する。
【0031】210は音声制御部であり、内部バス21
3を介して供給された音声データを処理する。211は
音声合成部であり、デコーダ部206の出力する音声デ
ータと音声制御部210の出力する音声データとを合成
し、D/A変換する。212は音声出力部であり、音声
合成部211の出力する音声信号を増幅し、スピーカを
介して出力する。
【0032】213はリモコン制御部であり、赤外線通
信等の無線通信方式を用いて、リモコン102と通信を
行なう。リモコン制御部213は、受信信号をキーコー
ドにデコードし、そのキーコードを制御部214に供給
する。214はマイクロコンピュータと記憶媒体とを有
する制御部であり、表示装置101を構成する処理部を
制御する。特に制御部214は、チューナ103或いは
DVCR104の操作パネルを受信する処理、各操作パ
ネルを表示する処理、リモコン102による操作パネル
の遠隔操作に関する処理、操作パネルに入力された操作
を該操作パネルに対応する被制御機器に送信する処理等
を統合的に制御する。
【0033】ここで、表示装置101の受信するストリ
ームデータの中には、複数種類の画像走査フォーマット
を有するビデオストリームデータがある。例えば、ATSC
(Advanced Television Systems Committee)では、走
査ライン数、アスペクト比、フレーム(フィールド)レ
ートの違いにより18種類のフォーマットをもつビデオ
ストリームデータを提案している。
【0034】このようなビデオストリームデータに対応
するため、表示装置101の表示部209は、一つ又は
複数の表示走査モードを有している。そのため、表示合
成部208は、ダウンコンバート、またはアップコンバ
ートを行い、入力ストリームデータの画像走査フォーマ
ットを表示部209の表示走査モードの何れかに対応さ
せる。
【0035】一方、描画制御部207は、表示部209
の使用する表示走査モードによって、表示パネルの表示
領域の解像度(画素数)を変更する。これにより、表示
合成部208は、同じ表示走査モードに対応した表示パ
ネルとビデオストリームデータとを合成することができ
る。
【0036】次に、リモコン102の内部構成を図3を
用いて詳細に説明する。本実施の形態のリモコン102
は学習機能をもった多機能リモコンであり、表示装置1
01を遠隔操作するだけでなく、リモコン信号の届く範
囲内において、表示装置101以外の機器を直接遠隔操
作することもできる。更に、制御したい機器が別の部
屋、或いはリモコン信号の届かない範囲にある場合は、
その機器の操作パネルを操作することによって該機器を
遠隔操作することができる。
【0037】301はキーボタン部であり、複数種類の
操作キーを有する。ユーザは、所望の動作に対応する操
作キーを押下することによって、表示装置101に対し
て所望の動作を指示することができる。キーボタン部3
01には、数字を入力するための数字キー、表示装置1
01の出力音量を調整するための音量調節キー、表示パ
ネル上のカーソルを上下、左右方向に移動させるための
カーソルキー等がある。
【0038】302はデータ送受信部であって、各操作
キーに対応するキーコードをエンコードし、表示装置1
01に送信する。データ送受信部302は、この送信デ
ータに対応するResponseデータ等の受信も行う。ここ
で、リモコン102と表示装置101とは、赤外線通信
等の無線通信方式を用いて通信を行なう。
【0039】303は表示部であって、リモコン102
による遠隔操作を補助するための補助情報、リモコン1
02を操作することにより得られた情報等を表示する。
【0040】304は制御部であって、キーボタン部3
01の走査を行い、押下された操作キーの検出する。検
出された操作キーに対応するキーコードは、データ送受
信部302によってエンコードされ、表示装置101へ
の送信される。この送信データに対応するResponseデー
タは、データ送受信部302を介して制御部304に供
給される。制御部304は、このResponseデータを、必
要に応じて表示部303に表示させる。
【0041】ここで、リモコン102の具体的な構成に
ついて図26を用いて説明する。図26は、キーボタン
部301と表示部303のある面を正面から見た図であ
る。図6において、601は電源キーであり、電源のO
N/OFFを操作する。602はTVキーである。ユー
ザはこのキー602を有効にした後、表示装置101を
直接遠隔操作することができる。603はBSキーであ
る。このキー603を有効にした場合、ユーザはチュー
ナ103を直接遠隔操作することができる。604はV
TRキー604である。このキー603を有効にした場
合、ユーザはDVCR104を直接遠隔操作することが
できる。
【0042】605はメニューキーであり、所望の被制
御装置の操作パネルを選択する。606、607は音量
調節キーであり、出力音量を調整する。608〜611
は表示画面上のカーソルの移動を操作するカーソルキー
であり、上下方向は上キー608と下キー609、左右
方向は左キー610と右キー611により操作できる。
又、612は実行キーであり、カーソルにより選択され
た処理を実行するように指示する。
【0043】613〜618はDVCR104等の記録
再生装置の機能を操作する各種の機能キーであり、キー
613は停止機能、キー614は再生機能、キー615
は巻戻し機能、キー616は早送り機能、キー617は
一時停止機能、キー618は記録機能を操作する。61
9は数字キーであり、「1」から「12」の数字を入力
できる12個の数字キーである。ユーザは、表示装置1
01或いはチューナ103の受信するコンテンツを、こ
のキーを用いて選択することができる。
【0044】次に、チューナ103の構成を図4を用い
て詳細に説明する。本実施の形態のチューナ103は被
制御装置であり、ユーザはチューナ103自体が供給す
る操作パネルをリモコン102で操作することにより、
この機器をリモート制御することができる。この操作パ
ネルは、後述の手順に従って表示装置101の表示画面
上に表示される。
【0045】401はアンテナ部であり、デジタル衛星
通信網、地上波ディジタル放送網等からの電波を受信す
る。402はISDN通信網、ケーブルTV網等のディジタル
通信ネットワークである。
【0046】403はチューナ部であり、ISDN通信網、
デジタル衛星通信網、地上波ディジタル放送網、ケーブ
ルTV網等から様々な種類のコンテンツを選択的に受信す
る機能を有する。ここで、各コンテンツは、所定の高能
率符号化方式(例えば、MPEG2,SD-DVCR,HD-DVCR,SDL-DV
CR方式等)により符号化された画像情報、音声情報等か
らなる。404はDemux部であり、チューナ部403の
受信したコンテンツから、所望のコンテンツを選択して
出力する。
【0047】405は表示データ生成部であり、チュー
ナ103自体をリモート制御するための操作パネルを生
成し、格納する。ここで、操作パネルとは、画像、音
声、文字等からなるグラフィカルユーザインタフェース
(GUI)データであり、リモート制御可能な機能を表
わす複数の要素(エレメントとも言う)から構成され
る。各要素は、それに対応する機能を表わす文字、記
号、画像等により構成される。
【0048】406はIsochronous データバッファ部で
あり、1394インタフェース部408を介して1つ以
上のコンテンツを含むストリームデータを格納する。4
07はAsynchronousデータバッファ部であり、チューナ
103の操作パネルを格納する。
【0049】408は上記IEEE1394高速シリアルバス1
00に接続する1394インタフェース部である。13
94インタフェース部408は、Isochronous データバ
ッファ部406から供給されたストリームデータを、AV
/C Isochronous Connectionプロトコルを用いてリアル
タイムに転送する。又、1394インタフェース部40
8は、Asynchronousデータバッファ部407から供給さ
れた操作パネルを、AV/C Asynchronous Connectionプロ
トコルを用いて表示装置101に転送する。
【0050】409はマイクロコンピュータを有する制
御部であり、チューナ部403、Demux部404、表示
データ生成部405、1394インタフェース部408
等の動作を制御すると共に、受信コンテンツの選択、所
望のプログラムの選択、操作パネルの送信等の動作を制
御する。また、制御部409は、チューナ103の具備
する不図示の音声処理部の動作を制御することも可能で
ある。これにより、音声処理部は受信コンテンツに含ま
れる音声情報の音量調整、音場環境設定等を制御し、そ
の結果を1394インタフェース部408あるいは不図
示の音声出力部に供給することができる。
【0051】次に、DVCR104の構成を図5を用い
て詳細に説明する。本実施の形態のDVCR104は被
制御装置であり、ユーザはDVCR104自体が供給す
る操作パネルをリモコン102で操作することにより、
この機器をリモート制御することができる。この操作パ
ネルは、後述の手順に従って表示装置101の表示画面
上に表示される。
【0052】501はVTR部であり、磁気テープ、磁
気ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体を駆動させる
駆動機構部、記録信号への変調、再生信号の復調を行な
う変復調部等からなる。VTR部501は、各コンテン
ツに含まれる所望のプログラムを記録/再生する。50
2は表示データ生成部であり、チューナ103と同様
に、DVCR104自体をリモート制御するための操作
パネルを生成し、格納する。
【0053】503はIsochronous データバッファ部で
あり、VTR部501から再生されたストリームデータ
(1つ以上のコンテンツを含む)を格納する。又、Isoc
hronous データバッファ部503は、1394インタフ
ェース部505の受信したIsochronousパケットを順次
格納し、各Isochronousパケットに含まれるデータを順
次VTR部501に供給する。504はAsynchronousデ
ータバッファ部であり、DVCR104の操作パネルを
格納する。
【0054】505は上記IEEE1394高速シリアルバス1
00に接続する1394インタフェース部である。13
94インタフェース部505は、Isochronous データバ
ッファ部503から供給されたストリームデータをAV/C
Isochronous Connectionプロトコルを用いてリアルタ
イムに転送する。又、1394インタフェース部505
は、Asynchronousデータバッファ部504から供給され
た操作パネルを、AV/CAsynchronous Connectionプロト
コルを用いて表示装置101に転送する。
【0055】506はマイクロコンピュータを有する制
御部であり、VTR部501、表示データ生成部50
2、1394インタフェース部505等の動作を制御す
ると共に、記録或いは再生するプログラムの選択、操作
パネルの送信等の動作を制御する。
【0056】次に、図6を用いて、本実施の形態の情報
処理システムにおける通信手順について説明する。図6
は、被制御装置の一つであるチューナ103を、本実施
の形態の操作パネルを用いて遠隔操作する例について説
明する。ユーザは、リモコン104を用いて遠隔操作し
たい被制御装置(即ち、チューナ103)を選択する
(図6の2001)。表示装置101の1394インタ
フェース部201は、AV/C Isochronous Connectionプ
ロトコルに基づき、チューナ103との間にIsochronou
s connectionを設定する(図6の2002)。
【0057】ここで、表示装置101は、Isochronous
転送期間内に、必要な通信帯域とIsochronous channel
とを確保した後、チューナ103の1394インタフェ
ース部408のもつoutput plugと表示装置101の1
394インタフェース部201のもつinput plugとの間
に、point-to-point connection(1対1の論理的な接
続関係)を設定する。チューナ103は、このIsochron
ous connectionを介し、表示装置101の要求するコン
テンツをストリーム出力することができる。
【0058】Isochronous connectionの設定後、表示装
置101の1394インタフェース部201は、AV/C A
synchronous Connectionプロトコルに基づき、チューナ
103との間にAsynchronous connectionを設定する
(図6の2003)。
【0059】Asynchronous connectionの設定後、表示
装置101の1394インタフェース部201は、チュ
ーナ103に対してGUI_UPDATE(start)コマンドを発行
する(図6の2004)。ここで、GUI_UPDATE(start)
コマンドは、操作パネルの通信を制御するためのコマン
ドの一つであり、後述するFunction Control Protocol
を用いて被制御装置に転送される。このコマンドは、操
作パネルがユーザの操作等に応じて変化した場合に、そ
の変化に対応した新しい表示データを制御装置側に送信
することを指示するコマンドである。これにより表示装
置101は、操作パネルに生じた変化を視覚的に反映さ
せることができる。又、ユーザは自己の操作に対する結
果を常に視覚的に認識することができる。このコマンド
の効果は、チューナ103がGUI_UPDATE(stop)コマンド
を受け取るまで継続される。
【0060】次に表示装置101の1394インタフェ
ース部201は、チューナ103に対してPUSH_GUI_DAT
Aコマンドを発行する(図6の2005)。このコマン
ドは、被制御装置に対して操作パネルを要求するコマン
ドであり、Function ControlProtocolにより送信され
る。
【0061】このPUSH_GUI_DATAコマンドを受信した
後、チューナ103の表示データ生成部405は、自己
の操作パネルを1394インタフェース部408に供給
する。1394インタフェース部408は、AV/C Async
hronous Connectionプロトコルに基づき、この操作パネ
ルを表示装置101へ順次Asynchronous転送する(図6
の2006)。
【0062】次に表示装置101は、チューナ103の
操作パネルを表示部209に表示する。チューナ103
の操作パネルの一例とその表示例を図15に示す。図1
5において、300は表示画面であり、301は表示装
置101が選択しているストリームデータを示す。30
2はチューナ103の操作パネルの一例であり、このパ
ネルは後述する複数種類の要素303〜314から構成
される。又、315は操作パネル上に表示されたカーソ
ルを示し、リモコン104のカーソルキー608〜61
1によって操作する。
【0063】以上の手順により、ユーザは、所望の被制
御装置の操作パネルを、制御装置である表示装置101
に視覚的に表示することができる。
【0064】続いて、リモコン104を用いて被制御装
置を操作する手順について説明する。リモコン104
は、操作パネル上のカーソルを複数の要素の1つに合
せ、実行キー612を押下することにより、その要素の
予め定められた操作(ユーザアクション)を入力するこ
とができる(図6の2007)。図8にユーザアクショ
ンの種類を示す。ユーザアクションには、「選択」、
「押下」、「開放」がある。「選択」(アクションコー
ド=「00h」)は、パネル要素、アイコン要素に対す
るユーザアクションであり、実行キー612により入力
できる。また、「押下」(アクションコード=「01
h」)、「開放」(アクションコード=「02h」)
は、ボタン要素に対するユーザアクションであり、実行
キー612により入力できる。「押下」状態にある要素
を操作した場合は、「開放」状態となり、「開放」状態
にある要素を操作した場合は、「押下」状態となる。
【0065】ユーザがリモコン104を用いて操作パネ
ル上の要素を操作した場合、表示装置101は、その要
素の表示を必要に応じて変更すると共に(図6の200
8)、その要素に対する入力操作(ユーザアクション)
をUSER_ACTIONコマンドとして被制御装置側に送信する
(図6の2009)。このコマンドには、操作された要
素の要素IDとその要素に対する操作(ユーザーアクシ
ョン)を示すアクションコード(図8参照)とがセット
され、Function Control Protocolにより送信される。
【0066】チューナ103の制御部409は、要素I
Dの示す機能に対し、ユーザーアクションに対応する動
作制御を行なう(図6の2010)。例えば、アクショ
ンコードが「押下」を示す場合、その機能の動作を開始
する。アクションコードが「開放」を示す場合、その機
能の動作を終了する。表示データ生成部405は、チュ
ーナ103の動作状態の変化に反映して、表示パネルに
変化がある場合には、その変化に対応する表示パネル情
報を表示装置101を転送し(図6の2011)、表示
装置101は操作パネルを更新する(図6の201
2)。尚、表示装置101は、ユーザーアクションが無
い場合でも、表示パネルの表示を変化させたい場合に
は、表示パネル情報を転送する。
【0067】ここで、ユーザがチューナ103の操作パ
ネルを操作し、別のコンテンツを選択した場合、チュー
ナ103の制御部409は、そのコンテンツを含むスト
リームデータを上述のIsochronous Connectionを介して
表示装置101に転送する(図6の2013)。
【0068】以上の手順を繰り返し行なうことにより、
ユーザーは、表示パネルをリモコン104を用いて操作
し、所望の動作を得ることができる。
【0069】その後、表示パネルによるチューナ103
の操作を終了する場合、表示装置101はGUI_UPDATE(s
top)コマンドを発行する(図20の2014)。このコ
マンドはFunction Control Protocolにより送信され
る。
【0070】次に、表示装置101の1394インタフ
ェース部201は、チューナ103との間に設定したAs
ynchronous connectionを開放する(図20の201
5)。更に、表示装置101の1394インタフェース
部201は、チューナ103との間に設定したIsochron
ous connectionを開放する(図20の2016)。
【0071】次に、本実施の形態の操作パネルの構成要
素及び各構成要素のデータ構造について説明する。被制
御装置(チューナ103、DVCR104)から制御装
置(表示装置101)へ送信される操作パネルは、視覚
的て分かり易いグラフィカルな操作環境を提供するため
に、いくつかの要素(エレメント)の集合により構成さ
れている。操作パネルを構成する要素には、パネル要
素、ボタン要素、テキスト要素、アイコン要素、レンジ
要素等があり、各要素はパネル要素をルートとした木構
造として表わすことができる。尚、すべての要素には、
固有のIDコード(以下、要素IDと称する)が設定さ
れている。
【0072】各種の要素のデータ構造を図7に示す。図
7は、要素の種類と各要素のデータ構造との関係を示す
表であり、表中のマークは、各要素を構成するデータを
示す。
【0073】まず、パネル要素について説明する。パネ
ル要素は、操作パネル自体の構成について指定する要素
である。この要素には、「選択」のユーザアクション
を、リモコン104を用いて指示することができる。パ
ネル要素のデータ構造には、要素ID、この要素のタイ
トル(又は、機能的な説明)を表わすテキストデータへ
のリンク(以下、ラベル)、この要素を表示する表示画
面上の位置(以下、位置)、この要素を表示する大きさ
(以下、サイズ)、操作パネル上に表示する各要素とリ
ンクするための要素ID(以下、要素ID列)を必須デ
ータとして階層的に記述する。又、このデータ構造に
は、この要素の背景色の指定(以下、背景色)、この要
素の背景に表示するビットマップデータへのリンク(以
下、背景ビットマップリンク)、この要素に表示する文
字列のフォントの指定(以下、フォント)、この要素内
に表示するストリームデータを指定するIsochronousチ
ャネル(以下、AVチャネル)をオプションとして階層
的に記述する。
【0074】次に、ボタン要素について説明する。ボタ
ン要素は、操作パネル上に表示する操作ボタンについて
指定する要素である。この要素には、「押下」、「開
放」のユーザアクションを、リモコン104を用いて指
示することができる。ボタン要素のデータ構造には、要
素ID、ラベル、位置、サイズ、機能コードを必須デー
タとして階層的に記述し、フォント、「押下」時に表示
するビットマップデータへのリンク、「開放」時に表示
するビットマップデータへのリンクフォント等をオプシ
ョンとして階層的に記述する。
【0075】次に、テキスト要素について説明する。テ
キスト要素は、操作パネル上に表示するタイトル、説明
文等の文字情報について指定する要素である。テキスト
要素のデータ構造には、要素ID、ラベル、位置、サイ
ズ、テキストデータへのリンクを必須データとして、背
景色とフォントをオプションとして階層的に記述する。
【0076】次に、アイコン要素について説明する。ア
イコン要素は、操作パネル上に表示するアイコンについ
て指定する要素である。この要素には、「選択」のユー
ザアクションを、リモコン104を用いて指示すること
ができる。アイコン要素のデータ構造には、要素ID、
ラベル、位置、サイズ、ビットマップデータへのリンク
を必須データとして、フォントをオプションとして階層
的に記述する。
【0077】次に、レンジ要素について説明する。レン
ジ要素は、最大表示範囲と最小表示範囲とを有し、その
表示範囲内の所定の表示位置を指定する要素である。レ
ンジ要素のデータ構造には、要素ID、ラベル、位置、
サイズ、最大表示範囲を指定する最大値、最小表示範囲
を指定する最小値、表示範囲内の所定の位置を指定する
指示値を必須データとして、背景色、フォントをオプシ
ョンとして階層的に記述する。
【0078】図9(a)は、パネル要素、ボタン要素な
どの要素のデータ構造を示す図である。図9(a)にお
いて、要素タイプには、この要素の種別を示すコードを
記述する。各要素の種類とその種類を示すコードとの関
係を図14(a)に示す。要素IDには、この要素固有
のIDコードを記述する。データ長には、要素データの
データ長が記述される。要素データには、この要素を構
成するデータを、必須データ、オプションの順に記述す
る。
【0079】図9(b)は、各要素にリンクするテキス
トデータ、ビットマップデータなどの実データのデータ
構造を示す図である。図9(b)において、要素タイプ
には、この実データの種別を示すコードを記述する。各
要素の種類とその種類を示すコードとの関係を図14
(b)に示す。要素IDには、この実データ固有のID
コードを記述する。データ長には、実データのデータ長
が記述される。実データには、テキストデータであれば
文字列データを、ビットマップデータであればビットマ
ップデータ列を記述する。
【0080】図10(a)は、各要素とテキストデータ
とをリンクさせるテキストリンクデータのデータ構造を
示す図である。図10(a)において、データタイプに
は、テキストデータの種別を示すコード(図14(b)
参照)を記述する。要素IDには、リンク先のテキスト
データの要素IDを記述する。
【0081】図10(b)は、各要素とビットマップデ
ータとをリンクさせるテキストリンクデータのデータ構
造を示す図である。図10(b)において、データタイ
プには、ビットマップデータの種別を示すコード(図1
4(b)参照)を記述する。要素IDには、リンク先の
ビットマップデータの要素IDを記述する。
【0082】図10(c)は、パネル要素とそのパネル
要素に属する各要素とをリンクさせる要素リンクのデー
タ構造を示す図である。図10(c)において、要素タ
イプには、要素データの種別を示すコード(図14
(a)参照)を記述する。要素IDには、リンク先の要
素データの要素IDを記述する。
【0083】図11(a)は、パネル要素の表示位置を
指定する位置座標のデータ構造を示す図である。図11
(a)において、x、y座標には、表示部209の表示
範囲の左上隅を基準としたx、y座標を記述する。
【0084】図11(b)は、パネル要素以外の要素の
位置座標のデータ構造を示す図である。図11(b)に
おいて、x、y座標には、パネル要素の左上隅からの相
対x、y座標を記述する。図11(b)において、各要
素の位置座標は、高レベル、中レベル、低レベルの3段
階のレベルをもち、各レベルにおいてx、y座標を記述
する。x、y座標は、要素の大きさを画素単位で表現し
た値である。
【0085】図12(a)は、パネル要素の表示領域の
大きさを指定するサイズデータのデータ構造を示す図で
ある。図12(a)において、パネル要素のサイズデー
タは、高レベル、中レベル、低レベルの3段階のレベル
をもち、各レベルにおいて「幅」及び「高さ」を記述す
る。「幅」及び「高さ」は、要素の大きさを画素単位で
表現した値である。
【0086】図12(b)は、パネル要素以外の要素の
サイズデータのデータ構造を示す図である。図12
(b)において、「幅」及び「高さ」には、要素の大き
さを画素単位で表現した値を記述する。
【0087】図13(a)は、各要素の背景色を指定す
るカラーデータのデータ構造を示す図である。図13
(a)において、カラーデータには、RGBで夫々8ビッ
トで表現されるカラーデータが記述される。
【0088】図13(b)は、各要素が表示するテキス
トデータのフォントサイズを指定するデータ構造を示す
図である。図13(b)において、フォントコードに
は、フォントのサイズを指定するコード(図14(d)
参照)を記述する。
【0089】図13(c)は、各要素にリンクするオプ
ションとして選択された選択データのデータ構造を示す
図である。図13(c)において、選択データタイプに
は、オプションとして選択されたデータの種別を指定す
るコード(図14(c)参照)を記述する。選択データ
には、選択データタイプの指定するデータを記述する。
【0090】図13(d)は、パネル要素の表示するス
トリームデータを転送するIsochronousチャネルを指定
するデータ構造を示す図である。図13(d)におい
て、チャネルには、下位6ビットにIsochronousチャネ
ルを、上位2ビットに「00B」を記述する。
【0091】次に、本実施の形態の操作パネルについて
説明する。本実施の形態の操作パネルには、高レベル、
中レベル、低レベルの3段階の表示レベルがある。各表
示レベルは、操作者の操作状態の時間的な変化に応じて
自動的に切り替わるように設定している。表示パネルの
構成は、表示レベルに応じて変化する。例えば、表示レ
ベルが低くなるほど、表示パネルの表示面積は小さくな
り、表示パネル上に表示される要素の数は小さくなる。
又、表示レベルが低くなるほど、表示パネル上に表示さ
れる要素の表示位置は変化する。各表示レベルとボタン
要素の種類との関係の一例を図18に示す。図18にお
いて、表中のマークは、各表示レベルにおいて表示され
る要素を示す。
【0092】次に、本実施の形態の操作パネルの一例を
図19〜21を用いて説明する。図19〜21では、チ
ューナ103が表示装置101に供給する操作パネルを
示す。図19は表示レベルが高レベルとなる表示パネル
の表示例を示す図である。図19において、320は表
示部209のもつ表示画面であり、321は表示装置1
01が選択しているストリームデータを示す。本実施の
形態の操作パネルは、パネル要素のデータ構造内に記述
された情報に基づき、表示画面上の所定の位置において
他の表示画像の前面に合成表示される。
【0093】本操作パネルは、1個のパネル要素、12
個のボタン要素から構成されている。各要素を特定する
要素IDは、パネル要素のデータ構造内に記述されてい
る。322は本操作パネルの基本となるパネル要素であ
る。323はチューナ103の主電源のON/OFFを
操作するボタン要素(電源ボタンともいう)、324,
325はチューナ103の有する音量調整機能を制御す
るボタン要素(音量ボタンともいう)、326〜329
は受信対象となるメディアを選択したり、受信するコン
テンツを選択するボタン要素(チャネルボタンともい
う)、330,331はチューナ103の受信するコン
テンツのカラーバランスを調節するボタン要素(カラー
調整ボタンともいう)、332〜334は予め設定され
た複数種類の音場環境を選択するボタン要素(音場設定
ボタンともいう)である。尚、各ボタン要素は、図19
に示すように、操作できる機能を視覚的に理解できるよ
うな画像情報と共に構成されている。
【0094】図20は表示レベルが中レベルとなる表示
パネルの表示例を示す図である。図20において、34
0は表示部209のもつ表示画面であり、341は表示
装置101が選択しているストリームデータを示す。本
実施の形態の操作パネルは、パネル要素のデータ構造内
に記述された情報に基づき、表示画面上の所定の位置に
おいて他の表示画像の前面に合成表示される。
【0095】本操作パネルは、1個のパネル要素、7個
のボタン要素から構成されている。342はパネル要素
である。343は電源ボタン、344,345は音量ボ
タン、346〜349はチャネルボタンである。本実施
の形態では、高レベル時に表示したカラー調整ボタン3
30,331、音場設定ボタン332〜334を、本表
示レベルおいて削除する。
【0096】図21は表示レベルが低レベルとなる表示
パネルの表示例を示す図である。図21において、36
0は表示部209のもつ表示画面であり、361は表示
装置101が選択しているストリームデータを示す。本
実施の形態の操作パネルは、パネル要素のデータ構造内
に記述された情報に基づき、表示画面上の所定の位置に
おいて他の表示画像の前面に合成表示される。
【0097】本操作パネルは、1個のパネル要素、5個
のボタン要素から構成されている。362はパネル要素
である。363は電源ボタン、364〜366はチャネ
ルボタンである。本実施の形態では、中レベル時に表示
した音量ボタン344,345を、本表示レベルおいて
削除する。
【0098】パネル要素322のデータ構造の一例を図
16に示す。パネル要素322のデータ構造は、図9〜
図14に示すデータ構造及び各種のコードに基づいて構
成される。パネル要素322の位置座標は固定値であ
り、その値はアドレスオフセット値が「0Ch」〜「0Fh」
となる領域に記述される。又、パネル要素322のサイ
ズは表示レベルによって変化する値であり、各表示レベ
ル毎の値はアドレスオフセット値が「10h」〜「1Bh」と
なる領域に記述される。尚、ある表示レベルにおいて記
述された値が「FFFFh」の場合、パネル要素322はそ
のレベルにおいて削除されることを意味する。パネル要
素322のもつ要素との間のリンクは、アドレスオフセ
ット値が「1Ch」〜「4Eh」となる領域に記述される。
【0099】ボタン要素323〜334のデータ構造の
一例を図17に示す。ボタン要素323〜334のデー
タ構造は、図9〜図14に示すデータ構造及び各種のコ
ードに基づいて構成される。ボタン要素323〜334
の位置座標は表示レベルによって変化する値であり、各
表示レベル毎の値はアドレスオフセット値が「0Ch」〜
「17h」となる領域に記述される。尚、ある表示レベル
の値が「FFFFh」の場合、ボタン要素323〜334は
そのレベル時に削除されることを意味する。又、ボタン
要素323〜334のサイズは固定値であり、その値は
アドレスオフセット値が「18h」〜「1Bh」となる領域に
記述される。
【0100】次に、表示装置101が高レベルの表示パ
ネル322を表示する手順を図19、図22を用いて説
明する。尚、図22に示す表示制御方法は、ユーザーが
操作パネルの表示を要求する毎に開始される。ユーザ
が、リモコン104を用いてチューナ103の表示パネ
ルを要求した後、制御部214は、操作パネルの表示レ
ベルを高レベルとする。このとき、制御部214は、ル
ープ処理のためのカウント変数cを「0」に、変数mを
最低表示レベルを示す「3」に初期化する(ステップS
101)。尚、変数c=0は、高レベルであることを示
す。
【0101】次に制御部214は、パネル要素データ
(図16参照)のもつボタンリンク数を検出し、この検
出結果(即ち、ボタン要素の最大数)を最大要素数nに
代入する(ステップS102)。次に制御部214は、
カウント変数bを「0」に初期化する(ステップS10
3)。ここで、カウント変数bは描画制御部207に供
給した要素データの数に相当する。その後、制御部21
4は描画制御部207へリセット信号を送り、表示パネ
ルを他の表示画像と合成するための作業用メモリの値を
全て「00h」にリセットする(ステップS104)。
【0102】次に制御部214は、チューナ103の表
示パネルを管理する表示データ管理部204から、各要
素毎にカウント変数cに相当する表示レベル(即ち、高
レベル)のデータを読み出し、描画制御部207に供給
する(ステップS105)。ここで、パネル要素の表示
サイズは表示レベルに応じて変化するため、制御部21
4は、パネル要素のデータ構造(図16参照)のアドレ
スオフセット「10h」〜「13h」から高レベル時のサイズ
を読み出す。又、各ボタン要素の表示位置も表示レベル
に応じて変化するため、制御部214は、各ボタン要素
のデータ構造(図17参照)のアドレスオフセット「0C
h」〜「0Fh」から高レベル時の座標位置を読み出す。
【0103】制御部214は、高レベル時のサイズ又は
座標位置の値が「FFFFh」である否かを判別する(ステ
ップS106)。このとき、「FFFFh」であればステッ
プS107の処理にスキップし、「FFFFh」でなければ
その値をもつ要素のデータを描画制御部207に供給す
る(ステップS107)。尚、本実施の形態では、高レ
ベルの場合、全ての要素に「FFFFh」以外の値がセット
されている。
【0104】ステップS106或いはステップS107
の処理後、制御部214はカウント変数bをインクリメ
ントし(ステップS108)、変数bと最大要素数nと
を比較する(ステップS109)。b=nでなければ、
再びステップS106の処理を実行し、ある表示レベル
(ここでは高レベル)で表示可能な要素を全て表示する
までステップS106〜ステップS109の処理を繰り
返す。
【0105】一方、b=nとなった場合、制御部214
は自分自身のもつタイマをリセットし、計時を開始する
(ステップS110)。このとき、描画制御部207は
高レベルの表示パネルを生成する。表示合成部208
は、この表示パネルをデコーダ部206から供給される
ストリームデータ321と図19に示すように合成し、
表示部209に供給する。
【0106】以上の手順により表示装置101は、表示
レベルが高レベルの場合、表示パネルを構成する全ての
要素を表示することができる。
【0107】次に、中レベルの表示パネル342を表示
する手順を図20、図22を用いて説明する。高レベル
の表示パネルを表示した後、制御部214は、タイマの
計時する所定期間に、操作者からの操作入力(ユーザア
クション)の有無を判別する(ステップS111)。
尚、この所定期間は、表示装置101に予め設定された
固定値であっても、ユーザーによってマニュアルに設定
された値であってもよい。
【0108】所定期間内にユーザアクションが起こらな
かった場合、制御部214は、カウント変数cをインク
リメントし、操作パネルの表示レベルを高レベル(c=
0)から中レベル(c=1)に切り替える(ステップS
112)。一方、所定期間内にユーザアクションが起こ
った場合、制御部214はそのユーザアクションをチュ
ーナ103に通知すると共に、タイマをリセットする
(ステップS110)。このとき、高レベルの表示は継
続される。
【0109】次に制御部214は、カウント変数cと変
数mとを比較する(ステップS113)。ここで、c=
1であり、m=3であるため、制御部214はステップ
S103の処理を実行する。
【0110】次に制御部214は、カウント変数bを
「0」に初期化する(ステップS103)。その後、制
御部214は描画制御部207へリセット信号を送り、
表示パネルを他の表示画像と合成するための作業用メモ
リの値を全て「00h」にリセットする(ステップS10
4)。
【0111】次に制御部214は、チューナ103の表
示パネルを管理する表示データ管理部204から、各要
素毎にカウント変数cに相当する表示レベル(即ち、中
レベル)のデータを読み出し、描画制御部207に供給
する(ステップS105)。
【0112】ここで、パネル要素の表示サイズは表示レ
ベルに応じて変化するため、制御部214は、パネル要
素のデータ構造(図16参照)のアドレスオフセット
「14h」〜「17h」から中レベル時のサイズを読み出す。
又、各ボタン要素の表示位置も表示レベルに応じて変化
するため、制御部214は、各ボタン要素のデータ構造
(図17参照)のアドレスオフセット「10h」〜「13h」
から中レベル時の座標位置を読み出す。なお、ボタン要
素の表示サイズは変化しない。
【0113】制御部214は、中レベル時のサイズ又は
座標位置の値が「FFFFh」である否かを判別する(ステ
ップS106)。このとき、「FFFFh」であればステッ
プS107の処理にスキップし、「FFFFh」でなければ
その値をもつ要素のデータを描画制御部207に供給す
る(ステップS107)。従って、本実施の形態では、
高レベル時に表示したカラー調整ボタン330、331
および音場設定ボタン332〜334(図19参照)が
削除される。
【0114】ステップS106或いはステップS107
の処理後、制御部214はカウント変数bをインクリメ
ントし(ステップS108)、b=nとなるまでステッ
プS106〜ステップS109の処理を繰り返す(ステ
ップS109)。b=nとなった場合、制御部214は
自分自身のもつタイマをリセットし、計時を開始する
(ステップS110)。このとき、描画制御部207は
中レベルの表示パネルを生成する。表示合成部208
は、この表示パネルをデコーダ部206から供給される
ストリームデータ341と図20に示すように合成し、
表示部209に供給する。
【0115】以上の手順により表示装置101は、表示
レベルが中レベルの場合、音場環境、カラーバランス等
の視聴環境を調節する要素を削除し、他の要素の表示面
積を縮小することなく、表示面積を縮小した操作パネル
を表示することができる。
【0116】次に、低レベルの表示パネル362を表示
する手順を図21、図22を用いて説明する。中レベル
の表示パネルを表示した後、制御部214は、タイマの
計時する所定期間に、操作者からの操作入力(ユーザア
クション)の有無を判別する(ステップS111)。
尚、この所定期間は、表示装置101に予め設定された
固定値であっても、ユーザーによってマニュアルに設定
された値であってもよい。又、中レベルの場合と同じ期
間であっても、異なる期間であってもよい。
【0117】所定期間内にユーザアクションが起こらな
かった場合、制御部214は、カウント変数cをインク
リメントし、操作パネルの表示レベルを中レベル(c=
1)から低レベル(c=2)に切り替える(ステップS
112)。一方、所定期間内にユーザアクションが起こ
った場合、制御部214はそのユーザアクションをチュ
ーナ103に通知すると共に、タイマをリセットする
(ステップS110)。このとき、中レベルの表示は継
続される。
【0118】次に制御部214は、カウント変数cと変
数mとを比較する(ステップS113)。ここで、c=
2であり、m=3であるため、制御部214はステップ
S103の処理を実行する。
【0119】次に制御部214は、カウント変数bを
「0」に初期化する(ステップS103)。その後、制
御部214は描画制御部207へリセット信号を送り、
表示パネルを他の表示画像と合成するための作業用メモ
リの値を全て「00h」にリセットする(ステップS10
4)。
【0120】次に制御部214は、チューナ103の表
示パネルを管理する表示データ管理部204から、各要
素毎にカウント変数cに相当する表示レベル(即ち、中
レベル)のデータを読み出し、描画制御部207に供給
する(ステップS105)。
【0121】ここで、パネル要素の表示サイズは表示レ
ベルに応じて変化するため、制御部214は、パネル要
素のデータ構造(図16参照)のアドレスオフセット
「18h」〜「1Bh」から低レベル時のサイズを読み出す。
又、各ボタン要素の表示位置も表示レベルに応じて変化
するため、制御部214は、各ボタン要素のデータ構造
(図17参照)のアドレスオフセット「14h」〜「17h」
から低レベル時の座標位置を読み出す。なお、各ボタン
要素の表示サイズは変化しない。
【0122】制御部214は、低レベル時のサイズ又は
座標位置の値が「FFFFh」である否かを判別する(ステ
ップS106)。このとき、「FFFFh」であればステッ
プS107の処理にスキップし、「FFFFh」でなければ
その値をもつ要素のデータを描画制御部207に供給す
る(ステップS107)。従って、本実施の形態では、
中レベル時に表示した音量ボタン344,345(図2
0参照)が削除される。
【0123】ステップS106或いはステップS107
の処理後、制御部214はカウント変数bをインクリメ
ントし(ステップS108)、b=nとなるまでステッ
プS106〜ステップS109の処理を繰り返す(ステ
ップS109)。b=nとなった場合、制御部214は
自分自身のもつタイマをリセットし、計時を開始する
(ステップS110)。このとき、描画制御部207は
低レベルの表示パネルを生成する。表示合成部208
は、この表示パネルをデコーダ部206から供給される
ストリームデータ361と図21に示すように合成し、
表示部209に供給する。
【0124】尚、低レベルの表示パネルを表示した後、
所定期間内にユーザアクションが起こらなかった場合
は、c=mとなり、表示制御処理を終了する(ステップ
S114)。このとき、表示装置101は、表示パネル
の表示を自動的に消してもよい。
【0125】以上の手順により表示装置101は、表示
レベルが低レベルの場合、音量を調節するための要素を
削除して表示面積を更に縮小し、必要最低限の要素だけ
を集めた操作パネルを表示することができる。
【0126】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態の情報処理システムに対して更
に、現在の表示レベルをユーザーアクションによって元
の表示レベルに戻す機能を付加するものである。以下、
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分
について中心に説明する。
【0127】表示装置101が高レベルの表示パネルを
表示する手順を図19、図25を用いて説明する。尚、
図25に示す表示制御方法は、ユーザーが操作パネルの
表示を要求する毎に開始される。ここで、ステップS1
21〜ステップS129の処理は、図22に示すステッ
プS101〜ステップS109の処理と同様に処理され
る。従って、高レベルの表示パネルは、図19に示す表
示パネル322と同様に表示される。
【0128】以上の手順により表示装置101は、表示
レベルが高レベルの場合、表示パネルを構成する全ての
要素を表示することができる。
【0129】次に、中レベルの表示パネル382を表示
する手順を図23、図25を用いて説明する。高レベル
の表示パネルを生成した後に、制御部214は、カウン
ト変数cの値が「0」か否かを判別する(ステップS1
30)。ここで、c=0であるため、制御部214は、
現在の表示レベルは高レベルであると判断し、表示パネ
ルを表示してタイマの計時を開始する(ステップS13
2)。
【0130】次に制御部214は、タイマの計時する所
定期間に、操作者からの操作入力(ユーザアクション)
の有無を判別する(ステップS133)。尚、この所定
期間は、表示装置101に予め設定された固定値であっ
ても、ユーザーによってマニュアルに設定された値であ
ってもよい。
【0131】所定期間内にユーザアクションが起こらな
かった場合、制御部214は、カウント変数cをインク
リメントし、操作パネルの表示レベルを高レベル(c=
0)から中レベル(c=1)に切り替える(ステップS
135)。
【0132】一方、所定期間内にユーザアクションが起
こった場合、そのユーザアクションをチューナ103に
通知し、タイマをリセットする(ステップS132)。
このとき、高レベルの表示は継続される。
【0133】次に制御部214は、カウント変数cと変
数mとを比較する(ステップS136)。ここで、c=
1であり、m=3であるため、制御部214はステップ
S123〜ステップS129の処理を実行する。ここ
で、ステップS123〜ステップS129の処理は、図
22に示すステップS103〜ステップS109の処理
と同様に処理される。
【0134】ステップS129の処理においてb=nと
なった場合、制御部214は、カウント変数cの値が
「0」か否かを判別する(ステップS130)。ここ
で、c=0でないため、制御部214は、現在の表示レ
ベルは高レベルでないと判断し、制御部214が予めも
っている戻りボタン要素を描画制御部207に供給する
(ステップS131)。
【0135】描画制御部207は中レベルの表示パネル
を生成すると共に、戻りボタン要素390をそのパネル
上に合成表示する。描画制御部207は、この戻りボタ
ン要素390をパネル要素382以外の要素383〜3
89と重ならないように表示する。本実施の形態では、
戻りボタン要素390の位置座標をパネル要素382の
位置座標と等しいものとする。表示合成部208は、こ
の表示パネルをデコーダ部206から供給されるストリ
ームデータ381と図23に示すように合成し、表示部
209に供給する。又、制御部214はタイマをリセッ
トし、計時を開始する(ステップS132)。
【0136】ここで、中レベルの表示パネルを表示した
後、所定期間内にユーザアクションが起こった場合は、
制御部214は、その要素に対するユーザアクションで
あるか否かを判別する(ステップS133)。戻りボタ
ン要素に対するユーザアクション(「選択」)であった
場合、制御部214は、カウント変数cをディクリメン
トし(ステップS134)、1レベル上の表示レベルを
表示するためにステップS123以降の処理を実行す
る。尚、戻りボタン要素に対するユーザアクションは、
チューナ103には通知されず、表示装置101内で処
理される。
【0137】戻りボタン要素以外に対するユーザアクシ
ョンであった場合、制御部214は、そのユーザアクシ
ョンをチューナ103に通知し、タイマをリセットする
(ステップS132)。
【0138】以上の手順により表示装置101は、表示
レベルが中レベルの場合、音場環境、カラーバランス等
の視聴環境を調節する要素を削除し、表示面積を縮小し
た操作パネルを表示することができる。又、表示レベル
を1レベルあげることも可能となる。
【0139】次に、低レベルの表示パネル402を表示
する手順を図23、図25を用いて説明する。制御部2
14は、タイマの計時する所定期間に、操作者からの操
作入力(ユーザアクション)の有無を判別する(ステッ
プS133)。尚、この所定期間は、表示装置101に
予め設定された固定値であっても、ユーザーによってマ
ニュアルに設定された値であってもよい。又、中レベル
の場合と同じ期間であっても、異なる期間であってもよ
い。
【0140】所定期間内にユーザアクションが起こらな
かった場合、制御部214は、カウント変数cをインク
リメントし、操作パネルの表示レベルを中レベル(c=
1)から低レベル(c=2)に切り替える(ステップS
135)。
【0141】一方、所定期間内にユーザアクションが起
こった場合、そのユーザアクションをチューナ103に
通知し、タイマをリセットする(ステップS132)。
このとき、中レベルの表示は継続される。
【0142】次に制御部214は、カウント変数cと変
数mとを比較する(ステップS136)。ここで、c=
2であり、m=3であるため、制御部214はステップ
S123〜ステップS129の処理を実行する。ここ
で、ステップS123〜ステップS129の処理は、図
22に示したステップS103〜ステップS109の処
理と同様に処理される。
【0143】ステップS129の処理においてb=nと
なった場合、制御部214は、カウント変数cの値が
「0」か否かを判別する(ステップS130)。ここ
で、c=0でないため、制御部214は、現在の表示レ
ベルは高レベルでないと判断し、制御部214が予めも
っている戻りボタン要素を描画制御部207に供給する
(ステップS131)。
【0144】描画制御部207は低レベルの表示パネル
を生成すると共に、戻りボタン要素408をそのパネル
上に合成表示する。描画制御部207は、この戻りボタ
ン要素408をパネル要素402以外の要素403〜4
07と重ならないように表示する。本実施の形態では、
戻りボタン要素408の位置座標をパネル要素402の
位置座標と等しいものとする。表示合成部208は、こ
の表示パネルをデコーダ部206から供給されるストリ
ームデータ401と図24に示すように合成し、表示部
209に供給する。又、制御部214はタイマをリセッ
トし、計時を開始する(ステップS132)。
【0145】ここで、低レベルの表示パネルを表示した
後、所定期間内にユーザアクションが起こった場合は、
制御部214は、その要素に対するユーザアクションで
あるか否かを判別する(ステップS133)。戻りボタ
ン要素に対するユーザアクション(「選択」)であった
場合、制御部214は、カウント変数cをディクリメン
トし(ステップS134)、1レベル上の表示レベルを
表示するためにステップS123以降の処理を実行す
る。尚、戻りボタン要素に対するユーザアクションは、
チューナ103には通知されず、表示装置101内で処
理される。
【0146】戻りボタン要素以外に対するユーザアクシ
ョンであった場合、制御部214は、そのユーザアクシ
ョンをチューナ103に通知し、タイマをリセットする
(ステップS132)。
【0147】尚、低レベルの表示パネルを表示した後、
所定期間内にユーザアクションが起こらなかった場合
は、c=mとなり、表示制御処理を終了する(ステップ
S137)。このとき、表示装置101は、表示パネル
の表示を自動的に消してもよい。以上の手順により表示
装置101は、表示レベルが低レベルの場合、音量を調
節するための要素を削除して表示面積を更に縮小し、必
要最低限の要素だけを集めた操作パネルを表示すること
ができる。又、表示レベルを1レベルあげることも可能
となる。
【0148】以下では、本実施の形態の情報処理システ
ムにおけるIEEE1394高速シリアルバス100の構成及び
機能について説明する。IEEE1394高速シリアルバス10
0は、次にような特徴的な機能を備えている。 自由度の高い接続が可能である。IEEE1394高速シリア
ルバス100では、デイジーチェーン接続やノード分岐
接続を組み合わせることができるため、接続構成の自由
度の高いネットワークを実現できる。
【0149】異なるデータ転送速度に対応可能であ
る。IEEE1394高速シリアルバス100は、100Mbps,200
Mbps,400Mbpsのデータ転送速度をサポートし、DS-Link
符号化されたデータをシリアル転送する。上位の転送速
度を有する機器は、下位の転送速度をサポートするた
め、ネットワーク上では異なる転送速度に対応した機器
を混在することもできる。
【0150】Asynchronous転送、Isochronous 転送と
呼ばれる2つの異なる転送モードを備えている。Asynch
ronous転送は、必要に応じて非同期に転送することが要
求されるデータ(コマンドなどの制御信号やファイルデ
ータ等)を転送する際に有効である。又、Isochronous
転送は、時間的な連続性が要求されるデータ(ビデオデ
ータやオーディオデータ等のストリームデータ)を転送
する際に有効である。Asynchronous転送とIsochronous
転送とは、各通信サイクル(通常1サイクルは、125
μS)内において、混在させることが可能である。各転
送モードは、サイクルの開始を示すサイクル・スタート
・パケット(以下、CSP)の転送後に実行される。Is
ochronous転送は、各通信サイクル期間において、Async
hronous転送よりも優先順位が高く設定されている。
又、Isochronous転送の転送帯域は、各通信サイクル内
で保証されている。
【0151】次に、本実施の形態のIEEE1394高速シリア
ルバス100に接続された1394インタフェース部2
01、408、505の構成について図27を用いて説
明する。
【0152】物理層2101は、ケーブル、コネクタの
機械的、電気的仕様、入出力信号の符号/復号化、バス
リセットに伴う初期化処理、バスの使用権の調停(アビ
トレーション)等を行なう。
【0153】リンク層2102は、物理層2101とト
ランザクション層2103との間で、パケットデータの
送受信を実現するためのサービスを提供する。
【0154】トランザクション層2103は、リンク層
2102と上位層との間で、Read、write、lockの3種
類のAsynchronous transactionを提供する。
【0155】バス管理層2104は、ノード制御、Isoc
hronous resource管理、bus管理の3つの機能を提供す
る。ここで、ノード制御は、IEEE1394高速シリアルバス
100に接続された全ての機器(ノードともいう)が行
なう。この機能は、各ノードの実装するIEEE1212規格の
control status register(以下、CSR)を用いて、ノー
ド間のAsynchronous転送を管理する。Isochronous reso
urce管理は、Isochronous resource manager(IRM)と
なったノードによって提供される。この機能は、Isochr
onous通信に必要なIsochronous resource、つまり、cha
nnel number(チャネル番号)とbandwidth(帯域)とを
管理する。Bus 管理は、bus managerとなったノードに
よって提供される。この機能は、接続情報の管理(トポ
ロジーマップの作成)、速度情報の管理(スピードマッ
プの作成)、電源管理などを行う。
【0156】各上位層2106〜2110は、IEEE1394
-1995規格では規定されていない上位の通信プロトコル
を規定する。
【0157】次に、Function Control Protocol(FCP)
について図28を用いて説明する。FCPとは、IEEE1394
シリアルバスに接続された機器(ノードとも言う)をコ
ントロールするために設計されたプロトコルである。こ
のプロトコルは、トランザクション層2108の上位層
(図27の2107)で管理される。
【0158】FCPでは、あるノードの動作を制御するノ
ードを「コントローラ」と呼び、コントローラによって
制御されるノードを「ターゲット」と呼ぶ。図28で
は、Node Aがコントローラであり、Node Bがターゲット
である。
【0159】又、コントローラからターゲットにAsynch
ronous転送されるFCP frameを「command frame(コマン
ドフレーム)」と呼び、ターゲットからコントローラに
Asynchronous転送されるFCP frameを「response frame
(レスポンスフレーム)」と呼ぶ。図28において、co
mmand frameは、コントローラであるNode Aからターゲ
ットであるNode Bのcommand registerに対して、Asynch
ronous write transactionされる。一方、response fra
meは、Node BからNode Aのresponse registerに対し
て、Asynchronous write transactionされる。
【0160】又、command frameを書き込むレジスタを
「command register(コマンドレジスタ)」と呼び、re
sponse frameを書き込むレジスタを「response registe
r(レスポンスレジスタ)」と呼ぶ。各レジスタは、各
ノードのもつCSRの所定のアドレス空間上に存在する。
図28に示すように、command registerは、各ノードの
もつCSRの「FFFFF0000B00h」〜「FFF
FF0000CFFh」までの512バイトの空間に存
在し、response frameは「FFFFF0000D00
h」〜「FFFFF0000EFFh」までの512バ
イトの空間に存在する。
【0161】次に、FCPにおいて使用するAsynchronous
パケットのパケットフォーマットについて図29を用い
て説明する。図29(a)は、quadlet_write transact
ion用のAsynchronousパケットである。このパケット
は、上述のFCP frameが1Quadlet(32bits)である場合に
使用する。又、図29(b)は、block_write transact
ion用のAsynchronousパケットである。このパケット
は、上述のFCP frameが1Quadlet(32bits)以上である場
合に使用する。
【0162】command frameを送信する場合、Destinati
on_IDにはターゲットのノードID、Source_IDにはコン
トローラのノードID、Destination_offsetには、comm
andregisterを指定するアドレスがセットされる。一
方、response frameを送信する場合、Destination_IDに
はコントローラのノードID、Source_IDにはターゲッ
トのノードID、Destination_offsetには、response r
egisterを指定するアドレスがセットされる。
【0163】次に、AV/C Command setについて説明す
る。AV/C Command setとは、テレビジョン、モニタ、ビ
デオレコーダー等の所謂AV機器の動作を制御するコマ
ンド(AV/C Command)とそれに対応するレスポンス(AV
/C Response)とを規定しており、それらは上述のFCPを
用いて送信される。又、AV/C Command setでは、AV/C I
sochronous ConnectionプロトコルやAV/C Asynchronous
Connectionプロトコルの動作を制御するコマンド及び
レスポンスを規定している。AV/C Command setは、FCP
の上位層(図27の2108)で管理される。
【0164】次に、AV/C用のCommand frameとResponse
frameのデータフォーマットについて図30、31を用
いて説明する。ctsは、AV/C Command setであることを
示す「00002」がセットされる。ctypeは、コマンド
の種類を示す。ctypeには、CONTROL(動作を指示す
る),STATUS(状態を取得する),NOTIFY(状態の変化
を知らせる)等がある。 subunit_typeとsubunit_IDと
は、制御対象とするサブユニットを指定する。response
は、レスポンスの種類を示す。opcodeは、制御の内容を
指定する。opcodeの一例を図32に示す。operand[0]〜
[n]は、ctypeとopcodeの内容によって定義される。
【0165】次に、AV/C Isochronous Connectionプロ
トコルについて説明する。AV/C Isochronous Connectio
nプロトコルとは、ビデオデータや音声データ等のスト
リームデータを、1つ以上のIsochronousパケットを用
いてリアルタイムに転送するための通信プロトコルの一
つである。
【0166】AV/C Isochronous Connectionプロトコル
は、リンク層2102の上位層(図27の2109)で
管理される。このプロトコルでは、プラグ(plug)と称
する概念を用いて、ノード間の論理的な接続関係(以
下、connectionと称する)と転送するストリームデータ
(以下、Isochronousデータと称する)の流れとを管理
する。
【0167】上記plugを管理するためのplug control r
egisterの構成について図33を用いて説明する。plug
control registerは、CSR内の所定のアドレス空間上に
存在し、各Registerには、Asynchronous転送を用いてア
クセスできる。plug control registerは、1つ以上の
出力プラグを管理するレジスタと1つ以上の入力プラグ
を管理するレジスタとからなる。出力プラグは、「FF
FFF0000900h」〜「FFFFF000097
Ch」までのアドレス空間を使用し、「FFFFF00
00980h」〜「FFFFF00009FCh」まで
のアドレス空間を使用する。
【0168】図33に示すoMPR(output master plug r
egister)の構成について図34を用いて説明する。oMP
Rは、出力プラグ(output plug)全体の管理を行うレジ
スタであり、「FFFFF0000900h」のアドレ
ス空間を使用する。Data rate capabilityは、このoutp
ut plugが出力するIsochronousデータの最大転送速度
(100Mbps,200Mbps,400Mbps)を示す。Broadcast chann
el baseは、Broadcast-out connectionが確立された場
合に使用され、Isochronous channel numberのベースを
示す。Number of output plugは、ノードが実装するout
put plugの数を示す。
【0169】図33に示すoPCR(output plug control
register)[1]〜[30]の構成について図35を用いて説
明する。oPCR[1]〜[30]は、個々のoutput plugに関する
管理を行うレジスタであり、「FFFFF000090
4h」〜「FFFFF000097Ch」までのアドレ
ス空間を使用する。on-lineは、on-lineかoff-lineかを
示す。Broadcast connection counterは、Broadcast-ou
t connectionが存在する場合に「1」となり、存在しな
い場合に「0」となる。point-to-point connection co
unterは、point-to-point connectionの数(即ち、この
output plugと1対1に接続されたノードの数)を示
す。channel numberは、このoutput plugが使用するcha
nnel number(チャネル番号)を示す。Data Rateは、こ
のoutput plugが出力するIsochronousデータの送信スピ
ード(100Mbps,200Mbps,400Mbps)を示す。Overhead ID
は、このoutput plugが出力するIsochronousデータのba
ndwidth(帯域)を示す。Payloadは、このoutput plug
が出力するIsochronousパケットのデータブロック(ヘ
ッダ、データCRCを除いた部分)のquadlet数の最大値
を示す。
【0170】図33に示すiMPR(input master plug re
gister)の構成について図36を用いて説明する。iMPR
は、入力プラグ(input plug)全体の管理を行うレジス
タであり、「FFFFF0000980h」のアドレス
空間を使用する。Data rate capabilityは、このinput
plugが入力するIsochronousデータの最大転送速度(100
Mbps,200Mbps,400Mbps)を示す。Number of input plug
は、ノードが実装するinput plugの数を示す。
【0171】図33に示すiPCR(input plug control r
egister)[1]〜[30]の構成について図37を用いて説明
する。iPCR[1]〜[30]は、個々のinput plugに関する管
理を行うレジスタであり、「FFFFF0000984
h」〜「FFFFF00009FCh」までのアドレス
空間を使用する。on-lineは、on-lineかoff-lineかを示
す。Broadcast connection counterは、Broadcast-out
connectionが存在する場合に「1」となり、存在しない
場合に「0」となる。point-to-point connection coun
terは、point-to-point connectionの数(即ち、このin
put plugと1対1に接続されたノードの数)を示す。ch
annel numberは、このinput plugが使用するchannel nu
mberを示す。
【0172】AV/C Isochronous Connectionプロトコル
では、point-to-point connection、overlay point
-to-point connection、broadcast-out connection、
overlay broadcast-out connection、broadcast-in
connection、overlay broadcast-in connectionの何
れかを用いてノード間のconnectionを設定し、Isochron
ousデータの流れを管理する。
【0173】まず、point-to-point connectionを設定
する手順について図38を用いて説明する。point-to-p
oint connectionとは、一つの未使用のinput plugと一
つの未使用のoutput plugとを1対1に接続し、この接
続(connection)を1つのIsochronous channelに対応
付ける処理である。尚、このconnectionは、protected
なconnectionであり、該connectionを設定したもののみ
が解除することができる。
【0174】point-to-point connectionを確立したい
ノードは、上述のIRMが管理するchannel registerとban
dwidth available registerとに対してlock transactio
nを行い、Isochronous Resource(即ち、チャネル番号
[n]と転送に必要な帯域[s])を取得する(ステップS3
401)。
【0175】ここで、取得しようとしたチャネル番号
[n]が既に使用されていた場合、取得しようとした帯域
[s]が残っていない場合、或いは各registerへの書き込
みが許可されなかった場合には、Isochronous Resource
の取得に失敗したと判断する(ステップS3402)。
そして、チャネル番号の変更、帯域の変更等を行ってリ
トライするか、処理を中止する(ステップS340
5)。
【0176】Isochronous Resourceの取得に成功した場
合(ステップS3402)、node[A]のoPCR[a]とnode
[B]のiPCR[b]との両方に対し、lock transactionを用い
て取得したチャネル番号[n]を書き込む。又、oPCR[a]に
は、取得した帯域[s]と転送速度とをlock transaction
を用いて書き込む。同時に、oPCR[a] とiPCR[b]の有す
るpoint-to-point connection counterを「0」から
「1」に書き換える(ステップS3403)。
【0177】ここで、書き込みを行なったplugが使用さ
れている場合、或いは存在しなかった場合には、各レジ
スタへの書き込みに失敗したと判断する(ステップS3
404)。そして、使用するplugの変更等を行ってリト
ライするか、処理を中止する(ステップS3405)。
【0178】書き込みに成功した場合(ステップS34
04)、node[A]のoPCR[a]とnode[B]のiPCR[b]との間に
point-to-point connectionが確立する。この結果、nod
e[A]はoutput plug(oPCR[a])を介してチャネル番号
[n]のIsochronousデータを出力でき、node[B]はinput p
lug(iPCR[b])を介してチャネル番号[n]のIsochronous
データを入力することができる。
【0179】次に、overlay point-to-point connectio
nを設定する手順について図39を用いて説明する。ove
rlay point-to-point connectionとは、既に確立されて
いるpoint-to-point connectionに対し、別のpoint-to-
point connectionを追加する処理である。このconnecti
onは、1つの使用されているoutput plugと1つの未使
用input plugとの間に設定される。尚、このconnection
は、protectedなconnectionであり、該connectionを設
定したもののみが解除することができる。
【0180】例えば、node[A]のoutput plugとnode[B]
のinput plugとの間に確立されたpoint-to-point conne
ction(チャネル番号[n]、帯域[s])に対し、更にnode
[C]のinput plugをoverlay する場合について説明す
る。
【0181】overlay point-to-point connectionを確
立したいノードは、node[A]のoPCR[a]のchannel number
を、overlayをしたいnode[C]のiPCR[c]にコピーする
(ステップS3501)。
【0182】次に、lock transactionを用いて、node
[A]のoPCR[a]とnode[C]のiPCR[c]とがもつpoint-to-poi
nt connection counterをインクリメントする(ステッ
プS3502)。
【0183】ここで、point-to-point connection coun
terの書き込みに失敗した場合(ステップS350
3)、設定値の変更等を行ってリトライするか、処理を
中止する(ステップS3504)。
【0184】point-to-point connection counterの書
き込みに成功した場合(ステップS3503)、overla
y point-to-point connectionが確立する。その結果、n
ode[C]はoutput plug(oPCR[a])を介して出力されたチ
ャネル番号[n]のIsochronousデータを、input plug(iP
CR[c])を介して受信することができる。
【0185】次に、broadcast-out connectionを設定す
る手順について図40を用いて説明する。broadcast-ou
t connectionとは、1つの未使用のIsochronous channe
lを、connectionの確立されていない1つの未使用のout
put plugに対応付ける処理である。尚、このconnection
は、上述のconnectionとは異なり、unprotectedなconne
ctionである。
【0186】broadcast-out connectionを確立したいノ
ードは、上述のIRMが管理するchannel registerとbandw
idth available registerとに対してlock transaction
を行い、Isochronous Resource(即ち、チャネル番号
[m]と転送に必要な帯域[r])を取得する(ステップS3
601)。
【0187】ここで、上述のpoint-to-point connectio
nの場合と同様に、Isochronous Resourceの取得に失敗
した場合には(ステップS3602)、チャネル番号の
変更、帯域の変更等を行ってリトライするか、処理を中
止する(ステップS3605)。
【0188】Isochronous Resourceの取得に成功した場
合(ステップS3602)、node[D]のoPCR[d]に対し、
lock transactionを用いて取得したチャネル番号[m]、
帯域[r]及び転送速度を書き込む。同時に、oPCR[d]の有
するBroadcast connection counterを「0」から「1」
に書き換える(ステップS3603)。
【0189】ここで、上述のpoint-to-point connectio
nの場合と同様に、書き込みに失敗した場合には(ステ
ップS3604)、使用するplugの変更等を行ってリト
ライするか、処理を中止する(ステップS3605)。
【0190】書き込みに成功した場合(ステップS36
04)、node[D]のoPCR[d]にbroadcast-out connection
が確立する。この結果、node[D]はoutput plug(oPCR
[d])を介してチャネル番号[m]のIsochronousデータを
ブロードキャスト出力することができる。
【0191】次に、overlay broadcast-out connection
を設定する手順について図41を用いて説明する。over
lay broadcast-out connectionとは、既にあるconnecti
onが確立されているoutput plugに対し、新たにbroadca
st-out connectionを追加する処理である。このconnect
ionは、unprotectedなconnectionであり、1つの使用さ
れているoutput plugに設定される。
【0192】overlay broadcast-out connectionを確立
したいノードは、node[D]のoPCR[d]のBroadcast connec
tion counterを「0」から「1」に書き換える(ステッ
プS3701)。
【0193】ここで、Broadcast connection counterの
書き込みに失敗した場合(ステップS3702)、設定
値の変更等を行ってリトライするか、処理を中止する
(ステップS3703)。
【0194】Broadcast connection counterの書き込み
に成功した場合(ステップS3702)、overlay broa
dcast-out connectionが確立する。その結果、node[D]
は更に、output plug(oPCR[d])を介して出力するIsoc
hronousデータを、更にチャネル番号[m]を用いてブロー
ドキャスト出力することができる。
【0195】次に、broadcast-in connectionを設定す
る手順について図42を用いて説明する。broadcast-in
connectionとは、1つの未使用のIsochronous channel
を、connectionの確立されていない1つの未使用のinpu
t plugに対応付ける処理である。尚、このconnection
は、unprotectedなconnectionである。
【0196】broadcast-in connectionを確立したいノ
ードは、既に使用されているIsochronous channelの中
から所望のchannelを選択し、該channelのチャネル番号
[p]をnode[E]のiPCR[e]に対し、lock transactionを用
いて書き込む。同時に、iPCR[e]のBroadcast connectio
n counterを「0」から「1」に書き換える(ステップ
S3801)。
【0197】ここで、書き込みに失敗した場合(ステッ
プS3802)、使用するplugの変更等を行ってリトラ
イするか、処理を中止する(ステップS3803)。
【0198】書き込みに成功した場合(ステップS38
02)、node[E]のiPCR[e]にbroadcast-in connection
が確立する。この結果、node[E]はinput plug(iPCR
[e])を介してチャネル番号[p]のIsochronousデータを
入力することができる。
【0199】最後に、overlay broadcast-in connectio
nを設定する手順について図43を用いて説明する。ove
rlay broadcast-in connectionとは、既にあるconnecti
onが確立されているinput plugに対し、新たにbroadcas
t-in connectionを追加する処理である。このconnectio
nは、unprotectedなconnectionであり、1つの使用され
ているinput plugに設定される。
【0200】overlay broadcast-in connectionを確立
したいノードは、node[F]のiPCR[f]のBroadcast connec
tion counterを「0」から「1」に書き換える(ステッ
プS3901)。
【0201】ここで、Broadcast connection counterの
書き込みに失敗した場合(ステップS3902)、設定
値の変更等を行ってリトライするか、処理を中止する
(ステップS3903)。
【0202】Broadcast connection counterの書き込み
に成功した場合(ステップS3902)、overlay broa
dcast-in connectionが確立する。その結果、node[F]
は、input plug(iPCR[f])を介して全てのチャネル番
号のIsochronousデータを入力することができる。
【0203】上述のconnectionを介して転送されるIsoc
hronousパケットのパケットフォーマットについて図4
4を用いて説明する。MPEG2方式方式SD-DVCR方式、HD-D
VCR方式、SDL-DVCR方式、MIDI方式を用いて高能率符号
化されたストリームデータは、所定のデータブロックに
分割される。各データブロックは、図44に示すIsochr
onousパケットのData_blockに格納され、所定の通信サ
イクル期間毎に順次転送される。
【0204】次に、AV/C Asynchronous Connectionプロ
トコルについて説明する。AV/C Asynchronous Connecti
onプロトコルとは、静止画像データ、ファイルデータ、
本実施の形態の操作パネル情報等のオブジェクトデータ
を、1つ以上のAsynchronousパケットを用いて確実且つ
効率的に転送するための通信プロトコルの一つである。
このプロトコルは、Isochronous転送ではなくAsynchron
ous転送を利用した転送プロトコルのため、信頼性が高
く、リアルタイム性は必要ではないが確実な転送が要求
されるオブジェクトデータの転送に適している。又、Is
ochronous転送のように各通信サイクルにおいて常に所
定の帯域を占有することなく、Asynchronous転送期間の
空き時間を使って効率のよい転送を実現できる。
【0205】AV/C Asynchronous Connectionプロトコル
は、トランザクション層2103の上位層(図27の2
110)で管理される。このプロトコルは、AV/C Isoch
ronous Connectionプロトコルと同様に、プラグ(plu
g)と称する概念を用いて、ノード間の論理的な接続関
係(以下、connectionと称する)と転送するオブジェク
トデータ(以下、AV/C Asynchronousデータと称する)
の流れとを管理する。
【0206】AV/C Asynchronous Connectionプロトコル
では、送信側を「producer」、受信側を「consumer」と
呼ぶ。また、producerとconsumerとの間のconnectionを
管理及び制御する機能をもつノードを「controller」と
呼ぶ。又、AV/C Asynchronous Connectionプロトコルで
は、producer_count、limit_count、segment_bufferと
呼ぶ3つのResourceを管理し、データ転送を制御する。
【0207】AV/C Asynchronous Connectionプロトコル
において使用するCommand frameとResponse frameのデ
ータ構造を図45、図46に示す。図45、図46にお
いて、opcodeには、AV/C Asynchronous Connectionプロ
トコル用のAV/C Command setであることを示す「26
h」がセットされる。Command及びResponseの詳細な内
容については、subfunctionにて決定される。Commandの
種類及び機能を図47に示す。
【0208】図47において、ALLOCATE Commandは、co
nnectionにconsumerのもつconsumerplugリソースを割り
当てるコマンドである。ALLOCATE_ATTACH Commandは、c
onnectionにproducerのもつproducer plugリソースを割
り当て、かつそれをconsumer plugに接続するコマンド
である。ATTACH Commandは、consumer plugをproducer
plugに接続するコマンドである。
【0209】又、図47において、RELEASE Command
は、connectionの設定されたconsumerplugリソースを開
放するコマンドである。RELEASE_DETACH Commandは、pr
oducerのもつproducer plugリソースを開放し、produce
r plugに接続されたconsumer plugを切断するコマンド
である。DETACH Commandは、consumerのもつconsumer p
lugに接続されたproducer plugを切断するコマンドであ
る。ADD_ALLOCATE Commandは、既にconnectionの設定さ
れているconsumer plugに対し、別のproducer plugをov
erlay 接続するコマンドである。
【0210】次に、connectionの設定手順について図4
8を用いて説明する。controller4401は、consumer
4402(データ受信元)に対してALLOCATECommandを
送る。consumer4402は、ALLOCATE CommandのRespon
seとして、consumer4402が使用可能なconsumer plu
g(図49参照)のアドレス(consumer plug address)
をcontroller4401に返す(図48の4404)。
【0211】次にcontroller4401は、ALLOCATE_ATT
ACH Commandをproducer4403に送る。ここで、contr
oller4401は、このALLOCATE_ATTACH Commandに、co
nsumer plug addressをセットする。このコマンドによ
り、producer4403はconsumer4402のconsumer p
lug addressを認識し、データ送信のための初期設定を
行なう。又、producer4403は、このコマンドに対
し、producer4403のproducer plug(図49参照)
のアドレス(producer plug address)をセットしたRes
ponseをcontroller4401に送信する(図48の44
05)。
【0212】その結果、最後にcontroller4401は、
ATTACH Commandをconsumer4402に送る。ここで、co
ntroller4401は、このATTACH Commandにproducer4
403のproducer plug addressをセットする。このコ
マンドにより、consumer4402はproducer4403の
producer plug addressを認識し、データ送信のための
初期設定を行なう(図48の4406)。
【0213】以上の手順により、consumer4402のco
nsumer plugとproducer4403のproducer plugとの間
にconnectionが設定される。Connectionの設定後は、co
nsumer4402とproducer4403との間で、producer
_count、limit_count、segment_bufferの3つのResourc
eを管理し、Asynchronousデータを転送する。
【0214】尚、1つのノードがconsumer4402の機
能とcontroller4401の機能とを実現する場合、該ノ
ードはALLOCATE_ATTACH Commandのみを用いて、produce
r4403とconnectionを設定することができる。
【0215】次に、AV/C Asynchronousデータの転送手
順について図49を用いて説明する。producer4403
のproducer plug4501は、producer4403のもつC
SR4500の所定のアドレス空間上に存在する。このpr
oducer plug4501には、limit_countと呼ばれるレジ
スタ4503が存在する。又、producer plug4501
には、segment_buffer領域4502がある。
【0216】一方、consumer4402のconsumer plug
4511は、consumer4402のもつCSR4510の所
定のアドレス空間上に存在する。consumer plug451
1には、producer_countと呼ばれるレジスタ4513が
少なくとも1つ存在する。又、consumer plug4511
には、producer4403が順次転送するAV/C Asynchron
ousデータを書き込むsegment_buffer領域4512があ
る。
【0217】例えば、43KBのAV/C Asynchronousデ
ータ(1フレーム)を、32KBのsegment_buffer領域
4512をもつconsumer4402に転送する場合につい
て説明する。
【0218】ここで、AV/C Asynchronousデータのデー
タフォーマットについて図50を用いて説明する。AV/C
Asynchronous Connectionプロトコルでは、「フレーム
(frame)」と呼ばれる単位毎に、AV/C Asynchronousデ
ータの転送を制御する。1フレームは必要に応じて複数
の「サブフレーム(subframe)」に分割される。
【0219】consumer4402は、producer4403の
limit_count4503に対して受け取り可能なデータサ
イズ(32KB)を書き込み、現在の動作モード(mod
e)を「SEND」(=5)とする(図49の4531)。
ここでSENDとは、consumer4402のもつsegment_buff
er4512が有効であることを示す。
【0220】producer4403は、現在のmodeがSENDで
あることを認識すると、43KBのデータのうち、32
KBのデータ(第1のサブフレーム)をconsumer440
2のsegment_buffer4512に書き込む(図49の45
32)。
【0221】32KBのデータ送信後、producer440
3はconsumer4402のproducer_count4513に対し
て送信したデータサイズ(32KB)を書き込み、現在
のmodeを「MORE」(=1)とする(図49の453
3)。ここでMOREとは、1フレームのデータの転送がま
だ終わっていないことを示す。
【0222】consumer4402は、現在のmodeにより、
データの転送がまだ終了していないことを認識し、limi
t_count4503に再度、受け取り可能なデータサイズ
(32KB)と現在のmode(即ち、SEND)を書き込む
(図49の4534)。ここで、consumer4402は、
segment_count(sc)を「0」から「1」に切り替え、s
egment_buffer4512が切り替わったことを通知す
る。
【0223】producer4403は、残りの2KBのデー
タ(第2のサブフレーム)をconsumer4402のsegmen
t_buffer4512に書き込む(図49の4535)。pr
oducer4403は、データの転送が終了した後、consum
er4402のproducer_count4513に対して送信した
データサイズ(2KB)を書き込み、現在のmodeを「LA
ST」とする(図49の4536)。ここでLASTとは、1
フレームのデータの転送が成功したことを示し、次に転
送されるデータは別のフレームのデータであることを示
す。
【0224】以上の手順により、1フレーム分のAV/C A
synchronousデータの転送が完了する。
【0225】以上説明したように、本実施の形態では、
被制御装置(例えば、チューナ103又はDVCR10
4)のもつ操作パネルを、同じネットワークに接続され
た制御装置(例えば、表示装置101)の表示画面上に
表示し、該操作パネルを制御装置のもつリモコンを用い
て遠隔操作するシステムを提供することができる。
【0226】これにより、制御装置は、被制御装置に対
応する制御プログラムを予め用意することなく、各装置
において最適な操作環境をユーザに提供することができ
る。又、制御装置は、今までにない新しい機能をもった
被制御装置をネットワークに接続した場合でも、該装置
に対応した操作環境をユーザに提供することができる。
【0227】又、操作パネルは画像情報からなるため、
視覚的に理解しやすい操作環境をユーザに提供すること
ができる。又、操作パネルの各要素に複数の表示レベル
を設定し、各表示レベルに従って表示パネルの大きさや
表示する要素の数を変更することができるため操作パネ
ルの背面に表示されるテレビジョン画像や再生画像等の
表示エリアを確保でき、表示画面を有効に活用すること
ができる。
【0228】又、本実施の形態では、操作性を保つた
め、ボタンのサイズを縮小することなく、操作パネルの
表示面積を使用頻度等を考慮して段階的に減少させるこ
とができる。これにより、ユーザの利便性を損なうこと
のない操作パネルの縮小化表示を可能とすることができ
る。
【0229】又、本実施の形態では、操作パネル上に表
示する要素の数と表示面積とを、ユーザの利用状態を考
慮して所定時間毎に自動的に選択して表示することがで
きる。これにより、ユーザの操作を必要とすることな
く、利便性を損なうことのない操作パネルの縮小化表示
を可能とすることができる。
【0230】更に、被制御装置への操作パネルの変更要
求や、被制御装置からのデータ再送信が不要であり、ネ
ットワーク上のデータ転送量を不必要に増加させること
なく、被制御装置から送られる最初の表示データ情報に
より、異なる構成の操作パネルをユーザの指示或いは操
作状態に応じて適応的に変更することが可能となる。
【0231】尚、本発明はその精神、又はその主要な特
徴から逸脱することなく、様々な形で実施することがで
きる。例えば、本実施の形態では、被制御装置の一例と
してチューナ103、DVCR104について説明した
がそれに限るものでない。本実施の形態の操作パネルに
対応し、且つ本実施の形態のネットワークに接続可能な
機器であれば、プリンタ、エアコンディショナ、扇風機
等の電子機器にも適用することができる。従って、前述
の実施の形態はあらゆる点おいて単なる例示に過ぎず、
限定的に解釈してはならない。
【0232】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネット
ワーク上の機器を簡単な操作手順で遠隔操作する操作環
境を実現することができる。又、本発明によれば、視覚
的に理解しやすく、表示画面を有効に利用する操作環境
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報処理システムの一例を示す
図である。
【図2】本実施の形態の制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】本実施の形態の制御装置を遠隔操作するリモコ
ンの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の被制御装置の一つの構成を示す
ブロック図である。
【図5】本実施の形態の被制御装置の一つの構成を示す
ブロック図である。
【図6】本実施の形態のリモート制御システムにおける
通信手順の一例を示す図である。
【図7】本実施の形態の操作パネルの構成要素を説明す
る図である。
【図8】ユーザアクションの一例を示す図である。
【図9】要素データ、実データのデータ構造を示す図で
ある。
【図10】テキストリンク、ビットマップリンク、要素
リンクのデータ構造を示す図である。
【図11】位置座標データのデータ構造を示す図であ
る。
【図12】サイズデータのデータ構造を示す図である。
【図13】カラーデータ、フォントサイズ、選択サイ
ズ、オーディオビジュアルデータのデータ構造を示す図
である。
【図14】要素データ、実データ、選択データ、フォン
トサイズの種類を示す図である。
【図15】本実施の形態の表示パネルの一例を示す図で
ある。
【図16】パネル要素のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図17】ボタン要素のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図18】各ボタン要素と表示レベルとの関係を示す図
である。
【図19】表示パネルの第1の表示例を示す図である。
【図20】表示パネルの第2の表示例を示す図である。
【図21】表示パネルの第3の表示例を示す図である。
【図22】表示パネルの表示制御の一例を示すフローチ
ャートである。
【図23】表示パネルの第4の表示例を示す図である。
【図24】表示パネルの第5の表示例を示す図である。
【図25】表示パネルの表示制御の他の例を示すフロー
チャートである。
【図26】本実施の形態のリモコンの具体的な構成を示
す図である。
【図27】IEEE1394シリアルバスの構造を説明する図で
ある。
【図28】FCPレジスタの配置について説明する図であ
る。
【図29】FCP frameフォーマットについて説明する図
である。
【図30】AV/C Command frameフォーマットについて説
明する図である。
【図31】AV/C Response frameフォーマットについて
説明する図である。
【図32】AV/C Commandにおけるunit commandについて
説明する図である。
【図33】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるplug control registerについて説明する図であ
る。
【図34】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるoutput master plug registerについて説明する
図である。
【図35】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるoutput plug control registerについて説明する
図である。
【図36】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるinput master plug registerについて説明する図
である。
【図37】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるinput plug control registerについて説明する
図である。
【図38】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるpoint-to-point connectionについて説明する図
である。
【図39】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるoverlay point-to-point connectionについて説
明する図である。
【図40】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるbroadcast-out connectionについて説明する図で
ある。
【図41】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるoverlay broadcast-out connectionについて説明
する図である。
【図42】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるbroadcast-in connectionについて説明する図で
ある。
【図43】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるoverlay broadcast-in connectionについて説明
する図である。
【図44】AV/C Isochronous connectionプロトコルに
おけるCIPパケットについて説明する図である。
【図45】AV/C Asynchronous connectionプロトコルに
おけるCommand frameについて説明する図である。
【図46】AV/C Asynchronous connectionプロトコルに
おけるResponse frameについて説明する図である。
【図47】AV/C Asynchronous connectionプロトコルに
おけるCommandの内容について説明する図である。
【図48】AV/C Asynchronous connectionプロトコルに
おけるConnection手順について説明する図である。
【図49】AV/C Asynchronous connectionプロトコルに
おけるデータ転送手順について説明する図である。
【図50】AV/C Asynchronous connectionプロトコルに
おけるデータのframe構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 IEEE1394高速シリアルバス 101 表示装置 102 リモコン 103 チューナ 104 DVCR 201 1394インタフェース部 202 Isochronous データバッファ部 203 Asynchronousデータバッファ部 204 表示データ管理部 205 キーコード・ボタンIDテーブル 206 デコーダ部 207 描画制御部 208 表示合成部 209 表示部 210 音声制御部 211 音声合成部 212 音声出力部 213 リモコン制御部 214 制御部 301 キーボタン部 302 データ送受信部 303 表示部 304 リモコン制御部 401 アンテナ部 402 ディジタル通信ネットワーク 403 チューナ部 404 Demux部 405 表示データ生成部 406 Isochronous データバッファ部 407 Asynchronousデータバッファ部 408 1394インタフェース部 409 制御部 501 VTR部 502 表示データ生成部 503 Isochronous データバッファ部 504 Asynchronousデータバッファ部 505 1394インタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/00 H04N 5/45 5/44 H04Q 9/00 301E 5/45 301D H04Q 9/00 301 321E 331A 321 H04L 11/00 320 331 (72)発明者 山本 高司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福田 哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柴宮 芳和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 荒谷 俊太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮本 勝弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの表示要素からなり、複
    数の表示レベルに対応した表示形態を有する表示画像を
    送信する被制御装置と、 前記表示画像を受信して表示部に表示する制御装置とを
    有し、 前記制御装置は、前記表示画像の表示形態を前記表示レ
    ベルに応じて変更することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、前記表示レベルに応じ
    て前記表示画像の表示領域を変更することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記表示レベルに応じ
    て前記表示画像を構成する表示要素の数を変更すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、前記表示画像が操作さ
    れてから所定時間経過した後、前記表示レベルを変更す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記表示画像と共に、
    前記表示レベルを上げるための表示要素を表示すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報
    処理システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、操作された表示要素を
    検出し、該表示要素に対する操作の種類を前記被制御装
    置に送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記被制御装置は、前記表示要素に対す
    る操作の種類に応じて、該表示要素に対応する機能を制
    御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記表示要素は、階層的なデータ構造を
    有し、該データ構造にはID情報、表示位置情報、表示
    サイズ情報、画像情報、文字情報、色情報、フォント情
    報の少なくとも1つを記述することを特徴とする請求項
    1〜7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 データ構造に記述される情報は、前記表
    示レベルに対応していることを特徴とする請求項8に記
    載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記表示要素は、複数の異なる表示形
    態を有し、該表示要素に対する操作に応じて該表示形態
    を変更することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1
    項に記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 前記表示要素は、画像、文字の少なく
    とも1つから構成することを特徴とする請求項1〜10
    のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記制御装置は、前記制御装置を遠隔
    操作するリモートコントロールユニットを用いて前記表
    示画像を操作することを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 前記被制御装置と前記制御装置とは、
    第1の通信媒体に接続され、前記制御装置と前記リモー
    トコントロールユニットとは、第2の通信媒体に接続さ
    れていることを特徴とする請求項12に記載の情報処理
    システム。
  14. 【請求項14】 前記被制御装置と前記制御装置とは、
    高速シリアルインタフェースを介して接続されているこ
    とを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の
    情報処理システム。
  15. 【請求項15】 前記被制御装置は、画像情報と音声情
    報とを扱うオーディオビジュアル機器であることを特徴
    とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の情報処理
    システム。
  16. 【請求項16】 前記制御装置は、画像情報を表示する
    表示機器であることを特徴とする請求項1〜15のいず
    れか1項に記載の情報処理システム。
  17. 【請求項17】 前記被制御装置は、少なくとも1つの
    コンテンツからなるストリームデータを第1の通信手順
    を用いて前記制御装置に送信することを特徴とする請求
    項1〜16のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  18. 【請求項18】 前記制御装置は、前記ストリームデー
    タと前記表示画像とを同一画面上に表示することを特徴
    とする請求項17に記載の情報処理システム。
  19. 【請求項19】 前記第1の通信手順はIsochronous転
    送方式を利用した通信手順であることを特徴とする請求
    項17又は18に記載の情報処理システム。
  20. 【請求項20】 前記被制御装置は、前記表示画像を第
    2の通信手順を用いて前記制御装置に送信することを特
    徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の情報処
    理システム。
  21. 【請求項21】 前記第2の通信手順は、Asynchronous
    転送方式を利用した通信手順であることを特徴とする請
    求項20に記載の情報処理システム。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つの表示要素からなり、
    複数の表示レベルに対応した表示形態を有する表示画像
    を制御装置に送信する手順と、 前記表示画像を制御装置の表示部に表示する手順と、 前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて変更
    する手順とを有することを特徴とする情報処理方法。
  23. 【請求項23】 前記情報処理方法は、前記表示レベル
    に応じて前記表示画像の表示領域を変更することを特徴
    とする請求項22に記載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 前記情報処理方法は、前記表示レベル
    に応じて前記表示画像を構成する表示要素の数を変更す
    ることを特徴とする請求項22又は23に記載の情報処
    理方法。
  25. 【請求項25】 前記情報処理方法は、前記表示画像が
    操作されてから所定時間経過した後、前記表示レベルを
    変更することを特徴とする請求項22〜24のいずれか
    1項に記載の情報処理方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つの表示要素からなる表
    示画像を供給する表示画像供給手段と、 前記表示画像を制御装置に送信する通信手段とを有し、 前記表示画像は、複数の表示レベルに対応した表示形態
    を有することを特徴とする電子機器。
  27. 【請求項27】 前記制御装置とは、第1の通信媒体に
    接続されていることを特徴とする請求項26に記載の電
    子機器。
  28. 【請求項28】 画像情報と音声情報とを扱うオーディ
    オ・ビジュアル機器であることを特徴とする請求項26
    又は27に記載の電子機器。
  29. 【請求項29】 前記表示画像をAsynchronous転送方式
    を利用した通信手順を用いて前記制御装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項26〜28のいずれか1項に記載
    の電子機器。
  30. 【請求項30】 前記表示要素は、階層的なデータ構造
    を有し、該データ構造にはID情報、表示位置情報、表
    示サイズ情報、画像情報、文字情報、色情報、フォント
    情報の少なくとも1つを記述することを特徴とする請求
    項26〜29のいずれか1項に記載の電子機器。
  31. 【請求項31】 少なくとも1つの表示要素からなる表
    示画像を供給する手順と、 前記表示画像を制御装置に送信する手順とを有し、 前記表示画像は、複数の表示レベルに対応した表示形態
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つの表示要素からなり、
    複数の表示レベルに対応した表示形態を有する表示画像
    を受信する通信手段と、 前記表示画像を表示する表示手段とを有し、 前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて変更
    することを特徴とする電子機器。
  33. 【請求項33】 前記表示レベルに応じて前記表示画像
    の表示領域を変更することを特徴とする請求項32に記
    載の電子機器。
  34. 【請求項34】 前記表示レベルに応じて前記表示画像
    を構成する表示要素の数を変更することを特徴とする請
    求項32又は33に記載の電子機器。
  35. 【請求項35】 前記表示画像が操作されてから所定時
    間経過した後、前記表示レベルを変更することを特徴と
    する請求項32〜34のいずれか1項に記載の電子機
    器。
  36. 【請求項36】 画像情報を表示する表示機器であるこ
    とを特徴とする請求項32〜35のいずれか1項に記載
    の電子機器。
  37. 【請求項37】 少なくとも1つの表示要素からなり、
    複数の表示レベルに対応した表示形態を有する表示画像
    を受信する手順と、 前記表示画像を表示する手順と、 前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて変更
    する手順とを有することを特徴とする情報処理方法。
  38. 【請求項38】 少なくとも1つのコンテンツからなる
    ストリームデータを第1の通信手順を用いて送信すると
    共に、少なくとも1つの表示要素からなり、複数の表示
    レベルに対応した表示形態を有する表示画像を第2の通
    信手順を用いて送信する第1の機器と、 前記第1の通信手順と前記第2の通信手順とを用いて前
    記コンテンツと前記表示画像とを受信し、該コンテンツ
    と該表示画像とを表示画面上に表示する第2の機器とを
    有し、 前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて変更
    することを特徴とする情報処理システム。
  39. 【請求項39】 前記コンテンツは、画像、音声の少な
    くとも一つからなることを特徴とする請求項38に記載
    の情報処理システム。
  40. 【請求項40】 前記制御装置は、前記ストリームデー
    タと前記表示画像とを同一画面上に表示することを特徴
    とする請求項38又は39に記載の情報処理システム。
  41. 【請求項41】 前記第1の通信手順はIsochronous転
    送方式を利用した通信手順であり、前記第2の通信手順
    は、Asynchronous転送方式を利用した通信手順であるこ
    とを特徴とする請求項38〜40のいずれか1項に記載
    の情報処理システム。
  42. 【請求項42】 少なくとも1つのコンテンツからなる
    ストリームデータを第1の通信手順を用いて送信する手
    順と、 少なくとも1つの表示要素からなり、複数の表示レベル
    に対応した表示形態を有する表示画像を第2の通信手順
    を用いて送信する手順と、 前記第1の通信手順と前記第2の通信手順とを用いて前
    記コンテンツと前記表示画像とを受信する手順と、 該コンテンツと該表示画像とを表示画面上に表示すると
    共に、前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じ
    て変更する手順とを有することを特徴とする情報処理方
    法。
  43. 【請求項43】 少なくとも1つのコンテンツからなる
    ストリームデータを入力する入力手段と、 少なくとも1つの表示要素からなる表示画像を供給する
    表示画像供給手段と、 前記ストリームデータを第1の通信手順を用いて送信す
    ると共に、前記表示画像を第2の通信手順を用いて送信
    する通信手段とを有し、 前記表示画像は、複数の表示レベルに対応した表示形態
    を有することを特徴とする電子機器。
  44. 【請求項44】 少なくとも1つのコンテンツからなる
    ストリームデータを入力する手順と、 少なくとも1つの表示要素からなる表示画像を供給する
    手順と、 前記ストリームデータを第1の通信手順を用いて送信す
    る手順と、 前記表示画像を第2の通信手順を用いて送信する手順と
    を有し、 前記表示画像は、複数の表示レベルに対応した表示形態
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  45. 【請求項45】 少なくとも1つのコンテンツからなる
    ストリームデータを第1の通信手順を用いて受信すると
    共に、少なくとも1つの表示要素からなり、複数の表示
    レベルに対応した表示形態を有する表示画像を第2の通
    信手順を用いて受信する通信手段と、 前記コンテンツと前記表示画像とを表示画面上に表示す
    る表示手段とを有し、 前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて変更
    することを特徴とする電子機器。
  46. 【請求項46】 少なくとも1つのコンテンツからなる
    ストリームデータを第1の通信手順を用いて受信する手
    順と、 少なくとも1つの表示要素からなり、複数の表示レベル
    に対応した表示形態を有する表示画像を第2の通信手順
    を用いて受信する手順と、 前記コンテンツと前記表示画像とを表示画面上に表示す
    る手順と、 前記表示画像の表示形態を前記表示レベルに応じて変更
    する手順とを有することを特徴とする情報処理方法。
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