JP2001023814A - 冷凍機冷却式超電導マグネット装置 - Google Patents

冷凍機冷却式超電導マグネット装置

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JP2001023814A
JP2001023814A JP19637899A JP19637899A JP2001023814A JP 2001023814 A JP2001023814 A JP 2001023814A JP 19637899 A JP19637899 A JP 19637899A JP 19637899 A JP19637899 A JP 19637899A JP 2001023814 A JP2001023814 A JP 2001023814A
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Tsuginori Hasebe
次教 長谷部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超電導コイル6の温度を室温まで昇温さ
せることなく、冷凍機3および電流リード(超電導電流
リード8)のメンテナンスを容易に実施可能とし、信頼
性およびメンテナンス性を向上させることができる冷凍
機冷却式超電導マグネット装置を提供すること。 【解決手段】 冷凍機3および電流リード8を、超電導
コイル6とは分離可能として収容することに着目し、冷
凍機3および電流リード8を真空容器21から熱シール
ド板22にわたって収容可能なユニット容器23と、冷
凍機3の高温側冷却ステージ9と熱シールド板22とを
接離可能に熱接触させる高温側接離部材41と、冷凍機
3の低温側冷却ステージ10と超電導コイル6とを接離
可能に熱接触させる低温側接離部材43と、電流リード
8と超電導コイル6とを接離可能に電気接触させる電流
供給接離部材47と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超電導マグネット装
置にかかるもので、とくに超電導コイルが真空中におい
てGM冷凍機などの冷凍機により直接冷却される冷凍機
冷却式超電導マグネット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍機冷却式超電導マグネット装
置1について、図2にもとづき概説する。図2は、冷凍
機冷却式超電導マグネット装置1の断面図であって、冷
凍機冷却式超電導マグネット装置1は、基盤2と、GM
冷凍機3(冷凍機)と、真空容器4と、熱シールド板5
と、超電導コイル6と、銅製電流リード7(電流リー
ド)と、超電導電流リード8(電流リード)と、を有す
る。
【0003】GM冷凍機3は、熱シールド板5に熱接触
してこれを温度40〜50Kレベルに冷却可能な高温側
冷却ステージ9と、超電導コイル6に熱接触してこれを
温度4Kレベルに冷却可能な低温側冷却ステージ10
と、を有する。
【0004】真空容器4は、熱シールド板5および銅製
電流リード7をその内部に収容し、熱シールド板5は、
超電導コイル6および超電導電流リード8をその内部に
収容する。
【0005】銅製電流リード7は、真空容器4に設けた
接続端子11からGM冷凍機3の高温側冷却ステージ9
まで電流を供給し、高温側冷却ステージ9から超電導コ
イル6までは超電導電流リード8により電流を供給す
る。超電導電流リード8は、たとえば酸化物セラミック
ス超電導体などからこれを構成する。
【0006】こうした構成の冷凍機冷却式超電導マグネ
ット装置1において、GM冷凍機3は、そのピストン駆
動用のモーターおよびギア、さらにバルブなどの部品を
定期的に点検、交換するメンテナンスを行う必要があ
る。このGM冷凍機3のメンテナンス時には、GM冷凍
機3の運転を停止し、超電導コイル6の温度を室温近く
まで約3日間程度かけて昇温した上で、GM冷凍機3を
取り外して保守点検作業を実施し、終了後に約60時間
かけて再度冷却するという手間がかかる。また超電導電
流リード8は、硬くもろい材質であるため、運送時の衝
撃や地震などの外的撹乱により破損する可能性がある。
この超電導電流リード8を交換するためにも、GM冷凍
機3のメンテナンス時と同様に、GM冷凍機3の温度を
室温まで上昇させたのちに作業をしなければならず、冷
凍機冷却式超電導マグネット装置1全体の運転停止時間
が長く、結局、メンテナンスないし部品交換に約一週間
程度かかることは否めず、経済効率が非常に悪くなると
いう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、冷凍機と一体の電流
リードをユニットとしてメンテナンスすることができる
冷凍機冷却式超電導マグネット装置を提供することを課
題とする。
【0008】また本発明は、信頼性の向上とともに、メ
ンテナンス性を向上させることができる冷凍機冷却式超
電導マグネット装置を提供することを課題とする。
【0009】また本発明は、超電導コイルの温度を室温
まで昇温させることなく、冷凍機および電流リードのメ
ンテナンスを容易に実施可能とすることができる冷凍機
冷却式超電導マグネット装置を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、冷凍
機および電流リード部分と、超電導コイル部分とを分離
可能とし、それぞれの容器に収容すること、冷凍機およ
び電流リードのメンテナンス時に超電導コイルとは切り
離してこれを処理可能とすることに着目したもので、真
空容器と、この真空容器の内側に設けた熱シールド板
と、この熱シールド板の内側に設けた超電導コイルと、
上記熱シールド板を冷却可能な高温側冷却ステージ、お
よび上記超電導コイルを冷却可能な低温側冷却ステージ
を有する冷凍機と、上記超電導コイルに電流を供給する
電流リードと、を有する冷凍機冷却式超電導マグネット
装置であって、上記冷凍機および電流リードを上記真空
容器から上記熱シールド板にわたって収容可能なユニッ
ト容器と、このユニット容器内に設けるとともに、上記
高温側冷却ステージと上記熱シールド板とを接離可能に
熱接触させる高温側接離部材と、このユニット容器内に
設けるとともに、上記低温側冷却ステージと上記超電導
コイルとを接離可能に熱接触させる低温側接離部材と、
このユニット容器内に設けるとともに、上記電流リード
と上記超電導コイルとを接離可能に電気接触させる電流
供給接離部材と、を有することを特徴とする冷凍機冷却
式超電導マグネット装置である。
【0011】上記ユニット容器を覆う容器フランジを設
けるとともに、この容器フランジは、上記ユニット容器
内に延びる軸方向筒部材を有し、この軸方向筒部材と上
記ユニット容器との間にシール部材を設けることができ
る。
【0012】上記ユニット容器を真空排気可能な真空排
気弁を設けることができる。
【0013】上記高温側接離部材、上記低温側接離部
材、および上記電流供給接離部材は、それぞれ弾性を有
するような、たとえばバネ形状ないし弾性材料などの材
質によりこれを構成することができる。
【0014】本発明による冷凍機冷却式超電導マグネッ
ト装置においては、冷凍機および超電導電流リードなど
の電流リードをユニット容器に収容して真空容器および
熱シールド板とは熱的および電気的に独立ないし分離可
能とし、冷凍機および電流リードのメンテナンス時に、
これらを真空容器つまり超電導コイル部分から熱的およ
び電気的に分離した状態で取り出すことを可能としたの
で、超電導コイルの昇温操作が不要となり、保守点検作
業あるいは部品交換作業のために超電導コイルを昇温さ
らに再度の冷却を行うことが不必要となって、作業能率
を著しく向上させることができる。さらに、高温側冷却
ステージと熱シールド板とを接離可能に熱接触させる高
温側接離部材と、低温側冷却ステージと超電導コイルと
を接離可能に熱接触させる低温側接離部材と、電流リー
ドと超電導コイルとを接離可能に電気接触させる電流供
給接離部材と、を設けてあるので、冷凍機および電流リ
ードをユニットとして真空容器から取り外す際に、冷凍
機および電流リードと、超電導コイルおよび真空容器や
熱シール板との熱的接触および電気的接触を簡単に解除
可能であるとともに、再度組み付ける際にも当該熱的接
触および電気的接触を確実に実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態による
冷凍機冷却式超電導マグネット装置20を図1にもとづ
き説明する。ただし、図2と同様の部分には同一符号を
付し、その詳述はこれを省略する。図1は、冷凍機冷却
式超電導マグネット装置20の断面図であって、冷凍機
冷却式超電導マグネット装置20は、前記真空容器4に
相当する真空容器21と、前記熱シールド板5に相当す
る熱シールド板22と、この真空容器21および熱シー
ルド板22にまたがってかつこれらとは独立した収容空
間を有する冷凍機3および超電導電流リード8用のユニ
ット容器23と、を有する。すなわち、真空容器21内
の第1の真空断熱空間24と、熱シールド板22内の第
2の真空断熱空間25と、ユニット容器23内の第3の
真空断熱空間26と、を形成可能としてある。
【0016】ユニット容器23は、真空容器21と同様
に、ステンレス鋼やGFRP(ガラス繊維強化プラスチ
ック)などの低熱伝導材料で構成してあり、GM冷凍機
3の取出し方向に沿った軸方向壁面部27と、室温側フ
ランジ28と、銅などの良熱伝導体で構成した低温側底
面部29と、を有する。室温側フランジ28には、第3
の真空断熱空間26方向に向かって延びる軸方向筒部材
30を設ける。
【0017】ユニット容器23は、軸方向壁面部27に
おいて、真空容器21との間に取付け用固定部31を介
して真空容器21にこれを固定するとともに、熱シール
ド板22との間に、銅などの良熱伝導体で構成した高温
側固定部32を介してこれを固定してある。
【0018】ユニット容器23の室温側フランジ28に
は、前記GM冷凍機3を取り付けるとともに、室温部電
流導入端子33および真空排気弁34を取り付ける。な
お、軸方向筒部材30と取付け用固定部31との間にO
リングなどによるシール部材35を設けて、第3の真空
断熱空間26のシールを可能とする。したがって、軸方
向筒部材30が軸方向に移動しても、真空シールが破れ
ることがないようになっている。このシール部材35に
おける真空シール部には、真空シールを保った状態で、
高温側冷却ステージ9、低温側冷却ステージ10、銅製
電流リード7および超電導電流リード8がユニット容器
23側の内部の各接離部に接触しないだけの移動許容範
囲が必要である。
【0019】かくして、室温側フランジ28およびその
軸方向筒部材30、GM冷凍機3、室温部電流導入端子
33、真空排気弁34、銅製電流リード7および超電導
電流リード8、高温側冷却ステージ9およびその高温側
フランジ36、低温側冷却ステージ10およびその低温
側フランジ37を冷凍機・電流リードユニット38と
し、ユニット容器23に対して脱着可能としてある。室
温側フランジ28の周囲において取付け用固定部31と
の間に複数本の取付けボルト39を設けることにより、
この冷凍機・電流リードユニット38の脱着を行う。
【0020】高温側フランジ36と、熱シールド板22
の内部フランジ40との間に高温側接離部材41を介在
させる。高温側接離部材41は、その一端を内部フラン
ジ40に固定し、他端を高温側フランジ36の図中下側
から接離可能に熱接触させるもので、適度の弾性ないし
バネ性を有する銅その他の熱伝導性の良好な材料からこ
れを構成する。低温側フランジ37と、ユニット容器2
3の低温側底面部29に臨んだ伝熱部材42との間に低
温側接離部材43を介在させる。低温側接離部材43
は、高温側接離部材41と同様に、その一端を伝熱部材
42に固定し、他端を低温側フランジ37の図中下側か
ら接離可能に熱接触させるもので、適度の弾性ないしバ
ネ性を有する銅その他の熱伝導性の良好な材料からこれ
を構成する。すなわち高温側接離部材41は、高温側冷
却ステージ9と熱シールド板22とを接離可能に熱接触
させ、低温側接離部材43は、伝熱部材42を介して低
温側冷却ステージ10と超電導コイル6とを接離可能に
熱接触させる。
【0021】超電導電流リード8は、セラミックなどに
よる高温側絶縁材44を介して高温側フランジ36にこ
れを支持し、その低温端部45と、ユニット容器23の
低温側底面部29に臨んだ低温側電流導入端子46との
間に板バネ状電極として電流供給接離部材47を介在さ
せる。電流供給接離部材47は、その一端を低温側電流
導入端子46に固定し、他端を低温端部45の図中下側
から接離可能に電気的に接触させるもので、適度の弾性
ないしバネ性を有する銅その他の電気伝導性の良好な材
料からこれを構成する。なお、低温端部45と低温側フ
ランジ37との間には、セラミックなどによる第1の低
温側絶縁材48を設け、低温側底面部29と低温側電流
導入端子46との間には同じくセラミックなどによる第
2の低温側絶縁材49を設ける。低温側電流導入端子4
6は、超電導コイル6電流端子50を介して超電導コイ
ル6にこれを接続する。すなわち電流供給接離部材47
は、超電導電流リード8(その低温端部45)と超電導
コイル6とを電気的に接離可能である。
【0022】なお、高温側接離部材41、低温側接離部
材43、および電流供給接離部材47において、それぞ
れを板バネ状にしてこれに弾性を付与することはもちろ
ん、コイルバネ(図示せず)を設けて接触付勢力ないし
面圧を増すようにしてもよい。ただし、これらの板バネ
やコイルバネは、熱流や電流に対する十分な断面積を有
するものである必要がある。また、それぞれの接触面部
にインジウムなど比較的柔らかい金属材を介在させるこ
とにより、固体間の伝熱および通電を改善することもで
きる。
【0023】こうした構成の冷凍機冷却式超電導マグネ
ット装置20において、極低温に冷却された超電導コイ
ル6本体を昇温することなく、GM冷凍機3および超電
導電流リード8を冷凍機冷却式超電導マグネット装置2
0(真空容器21、熱シールド板22)から取り外すこ
とができる。まず、GM冷凍機3および超電導電流リー
ド8を冷凍機・電流リードユニット38として取り外す
際には、ユニット容器23の第3の真空断熱空間26に
ヘリウムガスを導入してから、取付けボルト39を外し
て室温側フランジ28ごと取り外す。
【0024】高温側冷却ステージ9の高温側フランジ3
6が高温側接離部材41と熱接触し、低温側冷却ステー
ジ10の低温側フランジ37が低温側接離部材43と熱
接触し、超電導電流リード8の低温端部45が電流供給
接離部材47と電気接触しているだけであるので、冷凍
機・電流リードユニット38の取出し方向(図中軸上方
向)への移動によりユニット容器23内の他の部分に一
切触れることなく、GM冷凍機3および超電導電流リー
ド8を取り出すことができる。
【0025】GM冷凍機3および超電導電流リード8を
ユニット容器23から取り外したのち、ユニット容器2
3内にヘリウムガスを充填したまま、蓋(図示せず)を
かぶせ、大気の流入を防いだ状態あるいは真空排気した
状態で、GM冷凍機3あるいは超電導電流リード8の定
期検査、保守、修理や交換などを行う。
【0026】これらの作業が終了したのち、真空保持し
た場合はヘリウムガスを導入し大気の流入を防ぎなが
ら、冷凍機・電流リードユニット38をユニット容器2
3に取り付ける。このときに、GM冷凍機3の高温側冷
却ステージ9および低温側冷却ステージ10、さらに超
電導電流リード8の先端部(低温端部45)がそれぞれ
の対向する接触部(高温側接離部材41、低温側接離部
材43および電流供給接離部材47)に触れる直前の位
置で、冷凍機・電流リードユニット38の移動を一旦停
止して固定し、ユニット容器23内の真空排気を行いG
M冷凍機3を起動する。GM冷凍機3が所定の低温度、
あるいはメンテナンス中にわずかながらも昇温された超
電導コイル6本体の温度に等しくなったときに、高温側
冷却ステージ9、低温側冷却ステージ10および低温端
部45がそれぞれの接触部に接続されるように所定の面
圧で冷凍機・電流リードユニット38を押し込み、室温
側フランジ28を取付け用固定部31に固定する。
【0027】かくして、高温側冷却ステージ9および低
温側冷却ステージ10は、高温側接離部材41および低
温側接離部材43をそれぞれ介して熱シールド板22お
よび超電導コイル6との熱的接触を実現し、超電導電流
リード8は、電流供給接離部材47を介して超電導コイ
ル6との電気的接触を実現して、冷凍機冷却式超電導マ
グネット装置20としての運転が可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷凍機お
よび電流リードを収容するユニット容器を真空容器およ
び熱シールド板とは別に設けて冷凍機・電流リードユニ
ットとして脱着ないし接離可能としたので、超電導コイ
ルを昇温させる(したがって、再度冷却させる)ことな
く、作業時間を省略することができ、メンテナンス性の
向上に寄与するとともに、定期点検を必要時に確実に行
うことができ信頼性の向上にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による冷凍機冷却式超電導
マグネット装置20の断面図である。
【図2】従来の冷凍機冷却式超電導マグネット装置1の
断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍機冷却式超電導マグネット装置(図2) 2 基盤 3 GM冷凍機(冷凍機) 4 真空容器 5 熱シールド板 6 超電導コイル 7 銅製電流リード(電流リード) 8 超電導電流リード(電流リード) 9 GM冷凍機3の高温側冷却ステージ 10 GM冷凍機3の低温側冷却ステージ 11 接続端子 20 冷凍機冷却式超電導マグネット装置(実施の形
態、図1) 21 真空容器 22 熱シールド板 23 冷凍機3および超電導電流リード8用のユニット
容器 24 真空容器21内の第1の真空断熱空間 25 熱シールド板22内の第2の真空断熱空間 26 ユニット容器23の第3の真空断熱空間 27 ユニット容器23の軸方向壁面部 28 ユニット容器23の室温側フランジ 29 ユニット容器23の低温側底面部 30 軸方向筒部材 31 取付け用固定部 32 高温側固定部 33 室温部電流導入端子 34 真空排気弁 35 Oリングなどによるシール部材 36 高温側フランジ 37 低温側フランジ 38 冷凍機・電流リードユニット 39 取付けボルト 40 内部フランジ 41 高温側接離部材 42 伝熱部材 43 低温側接離部材 44 高温側絶縁材 45 超電導電流リード8の低温端部 46 低温側電流導入端子 47 電流供給接離部材 48 セラミックなどによる第1の低温側絶縁材 49 セラミックなどによる第2の低温側絶縁材 50 超電導コイル6の電流端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器と、 この真空容器の内側に設けた熱シールド板と、 この熱シールド板の内側に設けた超電導コイルと、 前記熱シールド板を冷却可能な高温側冷却ステージ、お
    よび前記超電導コイルを冷却可能な低温側冷却ステージ
    を有する冷凍機と、 前記超電導コイルに電流を供給する電流リードと、を有
    する冷凍機冷却式超電導マグネット装置であって、 前記冷凍機および電流リードを前記真空容器から前記熱
    シールド板にわたって収容可能なユニット容器と、 このユニット容器内に設けるとともに、前記高温側冷却
    ステージと前記熱シールド板とを接離可能に熱接触させ
    る高温側接離部材と、 このユニット容器内に設けるとともに、前記低温側冷却
    ステージと前記超電導コイルとを接離可能に熱接触させ
    る低温側接離部材と、 このユニット容器内に設けるとともに、前記電流リード
    と前記超電導コイルとを接離可能に電気接触させる電流
    供給接離部材と、 を有することを特徴とする冷凍機冷却式超電導マグネッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記ユニット容器を覆う容器フランジ
    を設けるとともに、 この容器フランジは、前記ユニット容器内に延びる軸方
    向筒部材を有し、 この軸方向筒部材と前記ユニット容器との間にシール部
    材を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷凍機冷却
    式超電導マグネット装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニット容器を真空排気可能な真
    空排気弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷凍
    機冷却式超電導マグネット装置。
  4. 【請求項4】 前記高温側接離部材、前記低温側接離
    部材、および前記電流供給接離部材は、 それぞれ弾性を有するような形状ないし材質によりこれ
    を構成することを特徴とする請求項1記載の冷凍機冷却
    式超電導マグネット装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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