JP2001023403A - 反射鏡付き管球 - Google Patents

反射鏡付き管球

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JP2001023403A
JP2001023403A JP19277799A JP19277799A JP2001023403A JP 2001023403 A JP2001023403 A JP 2001023403A JP 19277799 A JP19277799 A JP 19277799A JP 19277799 A JP19277799 A JP 19277799A JP 2001023403 A JP2001023403 A JP 2001023403A
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JP
Japan
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front glass
reflector
light
reflecting mirror
bulb
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Pending
Application number
JP19277799A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sugimoto
浩 杉本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被照射面の輪郭部の明暗像を明確にし、照明
効果を向上することのできる反射鏡付き管球および照明
装置を得る。 【解決手段】 反射鏡1と前面ガラス2と口金3と一端
封止形のハロゲン電球4とを備える。反射鏡1の前面開
口部には前面ガラス2が固着されている。反射鏡1内に
はハロゲン電球4が設けられている。前面ガラス2の周
縁から中央部に向かって所定幅で遮光物として遮光塗料
20が設けられている。この遮光塗料20は、前面ガラ
ス2の表裏の少なくとも一方に円周方向に2mm幅の範
囲で塗布されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射鏡付き管球に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】反射鏡付き管球としては、例えば光干渉
膜(ダイクロイック膜)が設けられた反射面部を有する
反射鏡と、管球として、例えばハロゲン電球とが一体化
されたものが知られており、主に店舗等で商品照明等に
使用されている。
【0003】このような反射鏡付き管球は、図4に示す
ように、反射鏡23と前面ガラス24と口金3と光源で
ある一端封止形のハロゲン電球4とを備えている。反射
鏡23は、光干渉膜であるダイクロイック膜5が設けら
れた反射面を有する反射部6、およびこの反射部6に連
設された筒状の胴部7を有している。反射鏡23の前面
開口部の周縁には段差部8が設けられており、この段差
部8に光源から放射された光を外方へ透過する前面ガラ
ス24の周縁部2aが置かれ、反射鏡23の段差部8と
前面ガラス24の周縁部2aの接触面において接着剤9
で固着されている。
【0004】漏斗形状の反射鏡23と、一端封止形で直
管状のハロゲン電球4とが、反射鏡23の中心軸と前記
ハロゲン電球4との中心軸とをほぼ一致して一体化され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような反射鏡付き
管球は、ハロゲン電球に内蔵されたコイル状のタングス
テンフィラメント13の明暗像が被照射面に生ずるのを
極力防止し、被照射面における照度の均一化を図り、被
照射面に光ムラをなくすこと、また、被照射面の輪郭部
(エッジ)の明暗像が明確であることが望まれる。
【0006】そのため、反射部6に微小反射面を形成
し、反射光を適度に散乱させ、被照射面の中心に多くの
光線を集めるように工夫されている。しかしながら、被
照射面の中心から周辺部に向かうに従い、明るさが徐々
に低減してしまい、輪郭部(エッジ)の明暗像がぼやけ
ていた。特に反射鏡23と前面ガラス24との固着部の
周辺において、光の屈折が起こり輪郭部の明暗像のぼや
けが顕著に生じていた。
【0007】このため、特に美術館や博物館などでスポ
ットライトとして使用した場合、被照射物である展示品
のみを引き立たせる照明効果が小さいとの問題を有して
いる。
【0008】本発明は、被照射面の輪郭部の明暗像を明
確にし、照明効果を向上することのできる反射鏡付き管
球を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の反射鏡付
き管球は、反射面と、前面開口部と、この前面開口部に
設けられた前面ガラスとを有し、前記前面ガラスの周縁
から前記前面ガラスの中央に向かって所定幅の遮光物が
設けられた反射鏡内に、光源である管球を配置した構成
を有する。
【0010】この構成により、光の屈折を発生させる反
射鏡と前面ガラスとの固着部の周辺部分である光源から
の光を透過する前面ガラスの部分を遮光物によって遮光
しているので、照射面において、光の当たっている明る
い箇所と、光の当たっていない暗い箇所との輪郭部をく
っきりと明確にすることができるものである。このため
従来、被照射面の中心から周辺部に向かうに従い、明る
さが徐々に低減し、明暗像がぼやけていた輪郭部を、本
発明によって、くっきりと明確にすることができ、被照
射物である展示品を引き立たせる照明効果を向上するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるダイク
ロイック膜反射鏡付きハロゲン電球は、図1に示すよう
に、反射鏡1と前面ガラス2と口金3と一端封止形のハ
ロゲン電球4とを備える。反射鏡1は、光干渉膜である
ダイクロイック膜5が設けられた反射面を有する反射部
6、およびこの反射部6に連設された筒状の胴部7を有
している。
【0012】反射鏡1の前面開口部の周縁には段差部8
が設けられており、この段差部8に前面ガラス2の周縁
部2aが置かれ、反射鏡1の段差部8と前面ガラス2の
周縁部2aの接触面において接着剤9で固着されてい
る。
【0013】ハロゲン電球4は、閉塞部10、直管筒部
11、封止部12が順次連設され、直管筒部11内にコ
イル状のタングステン製のフィラメント13を備えてい
る。封止部12には、フィラメント13を保持する内部
リード線14の一部と、この内部リード線14が接続さ
れた金属箔15と、この金属箔15に接続された外部リ
ード線16の一部とが封止されている。外部リード線1
6の他方は封止部12外に導出され口金3の電力供給部
17,18に電気的にそれぞれ接続されている。そし
て、このハロゲン電球4の封止部12は、反射鏡1の胴
部7に挿入され、この反射鏡1の胴部7と封止部12と
はジルコンコージライトからなる口金3内に挿入されて
いる。
【0014】口金3内には、耐熱性の接着剤19、例え
ばシリカとアルミナを主成分とする無機接着剤が注入さ
れ、これにより、反射鏡1とハロゲン電球4と口金3と
が一体化されている。
【0015】この前面ガラス2の周縁から中央部に向か
って所定幅で図2に示すように遮光物として遮光塗料2
0が設けられている。この遮光塗料20は、前面ガラス
2の表裏の少なくとも一方に円周方向に2mm幅の範囲
で塗布されている。本実施形態においては、遮光塗料2
0として、シリカ・アルミナ等を主成分とした耐熱無機
材料を用いた。遮光物の材料としては、耐熱性(200
℃以上)を備えていれば有機材料としても同様の効果を
得ることができる。また、この遮光塗料20のかわりに
前面ガラス2の周縁をプラスチックや金属製の遮光リン
グで遮光しても、同様の効果を得ることができる。
【0016】このような本実施形態のダイクロイック反
射鏡付きハロゲン電球(以下、本発明品という)は、反
射鏡開口径50mm、定格電圧110V、定格電力75
W、中心光度3000cd、ビーム角23度としてい
る。ハロゲン電球4内には所定量のハロゲン化合物と不
活性ガスが封入されている。このような本発明品と、本
発明品と同様な構成で異なるのは前面ガラス2に遮光物
を備えていない図4,図5に示すような従来のダイクロ
イック反射鏡付きハロゲン電球(以下、従来品という)
とを用いて、配光特性を測定した。
【0017】その結果、従来品では、図6に示す配光特
性から明らかなように被照射面の中心から周辺部に向か
うに従い明るさが徐々に低減し特に周辺部分の配光特性
が波打ち暗部が生じていることがわかる。目視によって
も従来品においては、輪郭部の明暗像がぼやけて、被照
射物である展示品のみを引き立たせる照明効果が低下し
ていることがわかった。一方、本発明品では、図3に示
す配光特性から明らかなように、特に周辺部分の配光特
性がなめらかな曲線となり、従来品と異なり暗部が生じ
ていないことがわかる。目視においても、明暗像がぼや
けていた輪郭部をくっきりと明確にでき、被照射物であ
る展示品を引き立たせる照明効果を向上させることがで
きた。
【0018】なお、本発明においては、光源である管球
としてハロゲン電球を用いて説明したが、他の電球や、
放電ランプ等の管球を用いても同様の効果を得ることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射鏡付
き管球は、被照射面の中心から周辺部に向かうに従い、
明るさが徐々に低減し、明暗像がぼやけていた輪郭部を
くっきりと明確にでき、被照射物である展示品を引き立
たせるよう照明効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である反射鏡付き管球の一
部切欠正面図
【図2】同じく遮光物を有する前面ガラスを備えた反射
鏡の正面図
【図3】同じく配光特性を示す図
【図4】従来の反射鏡付き管球の一部切欠正面図
【図5】同じく従来の前面ガラスを備えた反射鏡の正面
【図6】同じく従来の反射鏡付き管球の配光特性を示す
【符号の説明】
1 反射鏡 2 前面ガラス 3 口金 4 ハロゲン電球 6 反射部 7 胴部 20 遮光塗料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面と、前面開口部と、この前面開口
    部に設けられた前面ガラスとを有し、前記前面ガラスの
    周縁から前記前面ガラスの中央に向かって所定幅の遮光
    物が設けられた反射鏡内に、光源である管球を配置した
    ことを特徴とする反射鏡付き管球。
JP19277799A 1999-07-07 1999-07-07 反射鏡付き管球 Pending JP2001023403A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108861A (ja) * 2010-10-27 2012-06-07 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 交通信号用灯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012108861A (ja) * 2010-10-27 2012-06-07 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 交通信号用灯器

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