JP2001023222A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2001023222A
JP2001023222A JP2000174138A JP2000174138A JP2001023222A JP 2001023222 A JP2001023222 A JP 2001023222A JP 2000174138 A JP2000174138 A JP 2000174138A JP 2000174138 A JP2000174138 A JP 2000174138A JP 2001023222 A JP2001023222 A JP 2001023222A
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JP2000174138A
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Shoretsu Kin
鍾烈 金
Kenshu Kin
建洙 金
Meiju Sai
明寿 崔
Keitaku Go
炯宅 呉
Showa Ryu
鍾和 劉
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/1263Power control during transducing, e.g. by monitoring

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 光を照射する光源20と、光源20から
照射された光の経路上に設けられ光を分岐させるビーム
スプリッター21と、ビームスプリッター21で分岐さ
れたメイン光L1を光記録媒体1に集束させる対物レン
ズ23と、ビームスプリッター21で分岐されたサブ光
L2を受けて光源20の出射光量をモニターリングする
モニター用光検出器27と、光源20から照射され光記
録媒体1により反射された後にビームスプリッター21
を経由して入射された光を受けて誤差信号及び情報信号
を検出するメイン光検出器25と、ビームスプリッター
21で分岐されるメイン光L1及びサブ光L2の双方を
集束させるように光源20とビームスプリッター21と
の間の光経路上に設けられたコリメーティングレンズ2
9とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体に光を
照射して情報を記録したり、該光記録媒体から情報を再
生するための光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ピックアップ装置は、コンパ
クトディスクプレーヤー(CDP)、CD-ROMドラ
イバー、デジタル多機能ディスクプレーヤー(DVD
P)、及びDVD-ROMドライバーなどに採用され、
非接触方式により光記録媒体に情報を記録したり、該光
記録媒体から情報を再生する。
【0003】図1は、従来技術の一例であって、日本ソ
ニー(株)の光ピックアップ装置の光学的な配置を示す
ものである。
【0004】図1に示された光ピックアップ装置は、光
源10と、この光源10から照射されてビームスプリッ
ターで一方の方向に分岐されたメイン光を光ディスク1
に集束させる対物レンズ13と、前記光ディスク1によ
り反射されビームスプリッター11を経由した光を受け
るメイン光検出器15及び前記ビームスプリッター11
で他方の方向に分岐されたサブ光を受けるモニター用光
検出器17を具備する。前記ビームスプリッター11と
対物レンズ13との間の光経路上には、入射光を集束さ
せるコリメーティングレンズ12が設けられている。さ
らに、ビームスプリッター11とメイン光検出器15と
の間の光経路上には、入射光を回折透過させるホログラ
ム素子14が設けられている。
【0005】前記メイン光検出器15では、入射された
光を信号として再生する。再生される信号の質は、光源
10からの出射光量の変化量に比例して決定される。従
って、高品質の再生信号を得るためには、前記出射光量
を一定に維持する必要がある。このため、前記モニター
用光検出器17では、ビームスプリッター11により反
射されずそのまま透過したサブ光量を検出する。検出さ
れたサブ光量に関する情報は、光源10の光出力量を制
御するのに使用される。
【0006】ところで、従来技術の光ピックアップ装置
は、光源10から出射された光がビームスプリッター1
1で分岐された後にも所定角度にて拡散されるが、この
拡散光を検出するモニター用光検出器17の光検出面は
その広さが限られている。従って、モニター用光検出器
17では、光源10の光出力が有効に制御可能な情報が
得られる程度に十分なサブ光が検出できない問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて成されたものであり、その目的は、光源から出射
された光を集束させてモニター用光検出器に向かわせる
ようにその構造が改善された光ピックアップ装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る光ピックアップ装置は、光を照射する
光源と、前記光源から照射された光の経路上に設けられ
て照射された光を分岐させるビームスプリッターと、前
記ビームスプリッターで分岐されたメイン光を光記録媒
体に集束させる対物レンズと、前記ビームスプリッター
で分岐されたサブ光を受けて前記光源の出射光量をモニ
ターリングするモニター用光検出器と、前記光源から照
射され前記光記録媒体により反射された後に前記ビーム
スプリッターを経由して入射された光を受けて誤差信号
及び情報信号を検出するメイン光検出器と、前記ビーム
スプリッターで分岐されるメイン光及びサブ光の双方を
集束させるように前記光源と前記ビームスプリッターと
の間の光経路上に設けられるコリメーティングレンズと
を含み、前記モニター用光検出器による受光量が増大す
るようになったことを特徴とする。
【0009】好ましくは、前記コリメーティングレンズ
を経由するメイン光及びサブ光の放射角は4°〜6°で
あり、より好ましくは、5°である。
【0010】また、好ましくは、前記ビームスプリッタ
ーと前記光記録媒体との間には、前記ビームスプリッタ
ーを経由したメイン光を集束させるコリメーティングレ
ンズがさらに設けられる。
【0011】前記目的を達成するために、本発明の他の
側面による光ピックアップ装置は、所定波長を有する第
1光を照射する第1光源モジュールと、前記第1光とは
異なる波長を有する第2光を照射する第2光源モジュー
ルと、前記第1光源モジュールから照射された第1光の
進行経路を変える第1ビームスプリッターと、前記第2
光源モジュールから照射された第2光をメイン光とサブ
光とに分岐させ、前記第1光は透過させる第2ビームス
プリッターと、前記第2ビームスプリッターで分岐され
たメイン光及び前記第1光を光記録媒体に集束させる対
物レンズと、前記各光源モジュールから照射され前記光
記録媒体により反射された後に前記各ビームスプリッタ
ーを経由して入射された光を受けて誤差信号及び情報信
号を検出するメイン光検出器と、前記第2ビームスプリ
ッターで分岐されたサブ光を受けて前記第2光源モジュ
ールの出射光量をモニターリングするモニター用光検出
器と、前記第2ビームスプリッターで分岐されるメイン
光及びサブ光の双方を所定角度にて集束させるように前
記第2光源モジュールと前記第2ビームスプリッターと
の間の光経路上に設けられる第1コリメーティングレン
ズとを含むことを特徴とする。
【0012】好ましくは、前記第2ビームスプリッター
と前記対物レンズとの間の光経路上に設けられ、前記対
物レンズに向かうメイン光及び第1光を集束させる第2
コリメーティングレンズをさらに具備される。
【0013】また、好ましくは、前記第1コリメーティ
ングレンズは、入射された第2光を約5°の放射角にな
るように集束させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明に係る光ピックアップ装置について詳細に説明す
る。図2を参照すれば、本発明の実施形態による光ピッ
クアップ装置は、光を照射する光源20と、前記光源2
0から照射された光を分岐させるビームスプリッター2
1と、前記ビームスプリッター21で分岐されたメイン
光L1を光ディスク1に集束させる対物レンズ23と、
前記光ディスク1により反射された光を受けて誤差信号
及び情報信号を検出するメイン光検出器25と、前記ビ
ームスプリッター21で分岐されたサブ光L2を受ける
モニター用光検出器(FPD;Front photo
diode)27及び前記光源20から照射されて拡散
される光を集束させるコリメーティングレンズ(CL;
Collimating−lens)29を具備する。
【0015】前記ビームスプリッター21は光源20と
前記モニター用光検出器27との間の光経路上に設けら
れ、光源20から照射された光を対物レンズ23に向か
うメーン光L1とモニター用光検出器27に向かうサブ
光L2とに分岐させる。前記対物レンズ23は、ビーム
スプリッター21と光ディスク1との間の光経路上に設
けられる。この対物レンズ23は、光ディスク1の所定
位置に光が集束可能に所定のアクチュエータ(図示せ
ず)によって制御される。
【0016】前記メイン光検出器25は、光ディスク1
により反射された後に再びビームスプリッター21を経
由したメイン光L1を受け、受けた光から情報信号及び
誤差信号を検出する。さらに、メイン光検出器25とビ
ームスプリッター20との間の光経路上にはメイン光検
出器25に受光される光を回折透過させるホログラム素
子26が設けられる。
【0017】前記モニター用光検出器27は、光源20
から照射された後にビームスプリッター21をそのまま
透過するサブ光L2の経路上に設けられる。このモニタ
ー用光検出器27は、数mm2の有効面積を有し、該有
効面積に入射されるサブ光L2の光量を検出する。
【0018】前記コリメーティングレンズ29は、メイ
ン光L1とサブ光L2の双方が集束可能に光源20とビ
ームスプリッター21との間の光経路上に設けられる。
従って、モニター用光検出器27に向かうサブ光は、従
来のように光源から拡散された状態で進行せず、所定の
放射角にて集束されて進行することになる。ここで、コ
リメーティングレンズ29は、光源20から照射される
光を約4°〜6°の放射角になるように集束させる。こ
のようにサブ光L2が集束させられると、モニター用光
検出器27の有効面積を広げなくとも、限られた有効面
積をもって従来よりも多量のサブ光L2が検出できる。
特に、コリメーティングレンズ29により集束される光
の放射角を約5°に設定する場合、コリメーティングレ
ンズ29を設けてない場合よりも、モニター用光検出器
27で検出されるサブ光量を約50%向上させることが
できる。
【0019】また、モニター用光検出器27で検出され
たサブ光量に関する情報は、所定の光出力制御回路30
に送られる。そして、光出力制御回路30は送られてき
たサブ光量に関する情報に基づき、光源20から一定の
光を出射するようにその光源20を制御する。このと
き、モニター用光検出器27で検出されるサブ光量が多
いほど光源20からの光出力量を制御するのに必要な情
報の信頼性が高くなる特性があり、この理由から、光出
力制御回路30では従来よりも信頼性の高い情報に基づ
き光源20の光出力量をより正確に制御できる。したが
って、光ディスク1に記録、またはそこから再生される
情報の信頼性の向上が図れる。
【0020】以下、本発明に係る光ピックアップ装置及
び図1に示された従来の光ピックアップ装置の感度を実
験により比較する。図3は、日本の浜松社のS3321
-04モデルのモニター用光検出器を使って、従来技術
及び本発明の光ピックアップ装置の感度(モニター用光
検出器の検出光/対物レンズの出射光)を比較図示した
グラフである。
【0021】このグラフから明らかなように、従来技術
によるモニター用光検出器の感度A1は約0.0075
mA/mWであるのに対し、本発明によるモニター用光
検出器の感度A2は0.02mA/mWであって、従来
技術より格段に高まっていた。
【0022】この結果についてより詳しく調べるため
に、各光源10(図1参照)、20の放射角を共に10
°及び24°に設定し、各光源10、20から出射され
る全体の光量を単純比較数値として約2054に維持さ
せた状態で、モニター用光検出器の有効面積で検出され
るサブ光量を調べてみた。その結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】前記表1から分かるように、各モニター用
光検出器で測定されたサブ光量は比較例では385であ
ったのに対し、この実施形態では934であった。した
がって、比較例でのサブ光量の検出比率B1は18.7
%(385/2054)で、本実施形態でのサブ光量の
検出比率B2は45.5%(934/2054)であ
り、前記B1:B2の比率は18.7:45.5=1:
2.4であることが分かる。これにより、本実施形態で
のサブ光量の検出感度が比較例よりも約2.4倍高いの
で、前記光出力制御回路30からはより信頼性のある光
出力制御情報が得られる。
【0025】さらに、実質的に、前記ホログラム素子2
6の光透過効率は約0.85である。したがって、この
ホログラム素子26の光透過効率が1になるように補償
するため、前記光源20では光出力を約1.18倍ほど
高める必要がある。したがって、実際にはモニター用光
検出器27の最終的な検出光量はB2×1.18=2.
8であって、従来に比べて2.8倍ほど増大されたこと
が分かる。このように、コリメーティングレンズ29を
設けてサブ光量の検出量を高めることにより、モニター
用光検出器27の位置における設計自由度が従来に比べ
て向上される利点がある。
【0026】さらに、サブ光の検出量は、光源20を約
0.5mm以上移動させたとき、またはコリメーティン
グレンズ29を約1mm以上移動させたときに激変す
る。したがって、各光学機器の組立公差があるという点
に鑑みてみるとき、本発明による光ピックアップ装置
は、従来技術の光ピックアップ装置に比べてより向上さ
れたサブ光の検出効果が得られる利点がある。したがっ
て、当然のことながら、光源の光出力を有効に制御し
て、再生または記録される情報の信頼性を高めることが
できる。
【0027】図4は、本発明の他の実施形態による光ピ
ックアップ装置の光学的な構成図である。これを参照す
れば、光ピックアップ装置は、相異なる波長の光を照射
する第1及び第2光源モジュール40,50と、前記各
光源モジュール40、50から照射された光の進行経路
を変える第1及び第2ビームスプリッター61及び62
と、入射光をディスク1に集束させる対物レンズ63
と、前記ディスク1により反射された後に前記第2ビー
ムスプリッター62及び第1ビームスプリッター61を
経由して入射された光を受けるメイン光検出器64と、
前記第2光源モジュールから照射された後に第2ビーム
スプリッター62で分岐されたサブ光L2を検出するモ
ニター用光検出器65と、第2光源モジュール50から
照射された光を1次集束させる第1コリメーティングレ
ンズ66と、前記対物レンズ63に入射される光を集束
させる第2コリメーティングレンズ67とを具備する。
【0028】前記第1光源モジュール40は薄手のディ
スク1a、例えば、DVD用であって、約650nm波
長の光を照射する。前記第2光源モジュール50は厚手
のディスク1b、例えば、CDファミリ用であって、約
780nm波長の光を照射する。
【0029】前記第1光源モジュールは、図示しない所
定の光源と、この光源の背面に設けられて照射される光
を受けることにより光源の光出力をモニターリングする
モニター用光検出器などを具備する。この第1光源モジ
ュール40の構成は公知であるため、その詳細について
は省略する。
【0030】前記第2光源モジュール50の構成は第1
光源モジュールの構成と実質的に同様である。但し、違
いがあるとすれば、第2光源モジュール50の光出力を
モニターリングするモニター用光検出器65が前記サブ
光L2の光経路上に位置している点、及び照射される光
の波長が異なる点である。
【0031】前記第1ビームスプリッター61は平らな
構造を有し、第1光源モジュール40から照射された光
を反射させて第2ビームスプリッター62に向かわせ
る。第2ビームスプリッター62は、入射光を透過また
は反射させる斜面付き立方体のものである。
【0032】従って、前記第1光源モジュール40から
照射された光は第1ビームスプリッター61により反射
された後に第2ビームスプリッター62を透過して光デ
ィスク1の方に向かう。また、第2光源モジュール50
から照射された光は第2ビームスプリッター62により
反射されて対物レンズ63に向かうメイン光L1と、そ
のまま透過して前記モニター用光検出器65に向かうサ
ブ光L2とに分岐される。前記メイン光L1は対物レン
ズ63で集束されて光ディスク1に結ばれる。
【0033】ここで、前記第2光源モジュール50と第
2ビームスプリッター62との間の光経路上には入射光
を回折させる回折格子68及び前記第1コリメーティン
グレンズ66が設けられる。前記第1コリメーティング
レンズ66は、モニター用光検出器65の有効面積で検
出されるサブ光量を増大させるために、第2光源モジュ
ール50から照射される光を所定の放射角にて集束させ
る。また、第1コリメーティングレンズ66は、前記第
2コリメーティングレンズ67による2次光集束に鑑み
て、入射された光を約5°の放射角にて集束させること
が好ましい。
【0034】前記モニター用光検出器65は、第2光源
モジュール50の光出力を制御するための情報を得るた
めに、前記サブ光L2を検出する。このとき、前記モニ
ター用光検出器65は、第1コリメーティングレンズ6
6により所定の放射角にて集束された第2光源モジュー
ル50のサブ光L2を検出することになるので、一定の
有効面積をもって第1コリメーティングレンズ66を設
けていないときよりも多量の光検出量が得られる。
【0035】さらに、第2ビームスプリッター62と対
物レンズ63との間の光経路上には、光学的な配置を考
慮して入射光を反射させる反射ミラー69及び前記第2
コリメーティングレンズ67が設けられる。前記第2コ
リメーティングレンズ67は、各光源モジュール40、
50から照射された光を略平行に集束させて対物レンズ
63に向かわせる。すなわち、前記第2コリメーティン
グレンズ67は、第1コリメーティングレンズ66によ
り1次集束された後に前記第2ビームスプリッター62
で分枝されたメイン光L1を平行光になるように2次集
束させる。
【0036】前記メイン光検出器64は第1光源モジュ
ール40及び第2光源モジュール50のそれぞれから照
射された光のうちディスク1により反射された光を受け
て再生信号及び誤差信号を検出する。また、メイン光検
出器64と第1ビームスプリッター61との間の光経路
上にはセンシングレンズ70がさらに設けられる。
【0037】前記のような構成を有する本発明の他の実
施形態による光ピックアップ装置は、相異なる波長の光
を出力する2つの光源モジュールを具備して、フォーマ
ットの異なる記録媒体を互換採用することができる。特
に、図2に示された光ピックアップ装置と同様に、第2
光源モジュール50から照射された後にモニター用光検
出器65に向かう光を集束させることにより、モニター
用光検出器65の光検出感度の顕著な向上が図れる。従
って、第2光源モジュール50の光出力を一定に制御す
るのに必要な情報が容易且つ正確に得られる。さらに、
モニター用光検出器65と第2光源モジュール50との
設置誤差への許容範囲が広がり、製品の不良率を下げら
れる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光ピックア
ップ装置によれば、光源とビームスプリッターとの間に
コリメーティングレンズを設けることにより、モニター
用光検出器で検出されるサブ光量を増大できる。これに
より、光源が一定の光出力を有するように有効に制御で
き、記録または再生される情報の信頼性の向上を図れ
る。
【0039】さらに、モニター用光検出器でのサブ光量
の検出量が増大できることから、光源及びモニター用光
検出器の設置誤差によるサブ光量の変動が補償でき、製
品の不良率を下げられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光ピックアップ装置の光学的配置を示
す概略構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態による光ピックアップ装
置の光学的配置を示す概略構成図である。
【図3】 本発明の実施形態による光ピックアップ装置
のモニター用光検出器の感度を従来技術と比較図示した
図である。
【図4】 本発明の他の実施形態による光ピックアップ
装置の光学的配置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 20 光源 21 ビームスプリッター 23,63 対物レンズ 25,69 メイン光検出器 26 ホログラム素子 27,65 モニター用光検出器 29 コリメーティングレンズ 40 第1光源モジュール 50 第2光源モジュール 61 第1ビームスプリッター 62 第2ビームスプリッター 66 第1コリメーティングレンズ 67 第2コリメーティングレンズ L1 メイン光 L2 サブ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崔 明寿 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞416番 地 三星電子株式会社内 (72)発明者 呉 炯宅 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞416番 地 三星電子株式会社内 (72)発明者 劉 鍾和 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞416番 地 三星電子株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を照射する光源と、 前記光源から照射された光の経路上に設けられて照射さ
    れた光を分岐させるビームスプリッターと、 前記ビームスプリッターで分岐されたメイン光を光記録
    媒体に集束させる対物レンズと、 前記ビームスプリッターで分岐されたサブ光を受けて前
    記光源の出射光量をモニターリングするモニター用光検
    出器と、 前記光源から照射され前記光記録媒体により反射された
    後に前記ビームスプリッターを経由して入射された光を
    受けて誤差信号及び情報信号を検出するメイン光検出器
    と、 前記ビームスプリッターで分岐されるメイン光及びサブ
    光の双方を所定の角度にて集束させるように前記光源と
    前記ビームスプリッターとの間の光経路上に設けられる
    コリメーティングレンズとを含み、前記モニター用光検
    出器による受光量が増大するようになったことを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記コリメーティングレンズを経由する
    メイン光及びサブ光の放射角は、4〜6°であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記コリメーティングレンズを経由する
    メイン光及びサブ光の放射角は、5°であることを特徴
    とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記ビームスプリッターと前記光記録媒
    体との間には、前記ビームスプリッターを経由したメイ
    ン光を集束させるコリメーティングレンズがさらに設け
    られることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    項に記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 所定の波長を有する第1光を照射する第
    1光源モジュールと、 前記第1光とは異なる波長を有する第2光を照射する第
    2光源モジュールと、 前記第1光源モジュールから照射された第1光の進行経
    路を変える第1ビームスプリッターと、 前記第2光源モジュールから照射された第2光をメイン
    光とサブ光とに分岐させ、前記第1光は透過させる第2
    ビームスプリッターと、 前記第2ビームスプリッターで分岐されたメイン光及び
    前記第1光を光記録媒体に集束させる対物レンズと、 前記各光源モジュールから照射され前記光記録媒体によ
    り反射された後に前記各ビームスプリッターを経由して
    入射された光を受けて誤差信号及び情報信号を検出する
    メイン光検出器と、 前記第2ビームスプリッターで分岐されたサブ光を受け
    て前記第2光源モジュールの出射光量をモニターリング
    するモニター用光検出器と、 前記第2ビームスプリッターで分岐されるメイン光及び
    サブ光の双方を所定の角度にて集束させるように前記第
    2光源モジュールと前記第2ビームスプリッターとの間
    の光経路上に設けられる第1コリメーティングレンズと
    を含むことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記第2ビームスプリッターと前記対物
    レンズとの間の光経路上に設けられ、前記対物レンズに
    向かうメイン光及び第1光を集束させる第2コリメーテ
    ィングレンズをさらに含むことを特徴とする請求項5に
    記載の光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1コリメーティングレンズは、入
    射された第2光を約5°の放射角になるように集束させ
    ることを特徴とする請求項5または6に記載の光ピック
    アップ装置。
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