JP2001022317A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP2001022317A
JP2001022317A JP11195204A JP19520499A JP2001022317A JP 2001022317 A JP2001022317 A JP 2001022317A JP 11195204 A JP11195204 A JP 11195204A JP 19520499 A JP19520499 A JP 19520499A JP 2001022317 A JP2001022317 A JP 2001022317A
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JP11195204A
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English (en)
Inventor
Kenji Terakado
健司 寺門
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工場出荷前に製品毎の表示濃度ばらつきに応じ
た補正を加えた表示濃度の設定を行なうことにより、情
報端末装置を最初に起動した際にその設定データで表示
でき、しかも、情報端末装置を使用する際に温度変化が
あっても好みの表示濃度に調整設定できる操作性のよい
情報端末装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】表示濃度を調節できる情報端末装置におい
て、入力機能が備わる表示部を有し、この表示部に表示
する工場出荷時の表示濃度、現在の表示濃度、指定の表
示濃度を選択できるようにしたことを特徴とする情報端
末装置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置の表
示濃度調節に関する。
【0002】
【従来の技術】表示濃度調節は、表示濃度調整のボリュ
ームスイッチ、表示エリア外に印刷された表示濃度調整
アイコン、あるいは入力・表示部に表示した表示濃度調
整ボタンを操作/指示して行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶等の表示部は、製
品毎に表示濃度のばらつきがあり、表示濃度が異なる。
また、表示部は温度変化によっても表示濃度が変わる特
性がある。
【0004】表示濃度の初期設定を特定の値で設定した
場合、あるいは、初期設定しなかった場合に、情報端末
装置を最初に起動した際、表示部の表示濃度ばらつきに
より、表示濃度が白過ぎたり、あるいは黒過ぎたりして
表示濃度が悪い場合がある。最悪の場合は、画面表示が
見えない場合がある。
【0005】また、表示濃度調整のボリュームスイッ
チ、表示エリア外に印刷された表示濃度調整アイコン、
あるいは入力・表示部に表示した表示濃度調整ボタンを
備えない情報端末装置は、表示濃度が悪かったり、画面
表示が見えなかったりしても表示濃度の調整はできない
問題がある。
【0006】本発明は、工場出荷前に製品毎の表示濃度
ばらつきに応じた補正を加えた表示濃度の設定を行なう
ことにより、情報端末装置を最初に起動した際にその設
定データで表示でき、しかも、情報端末装置を使用する
際に温度変化があっても好みの表示濃度に調整設定でき
る操作性のよい情報端末装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示濃度を調
節できる情報端末装置において、情報端末装置におい
て、入力機能が備わる表示部を有し、この表示部に表示
する工場出荷時の表示濃度、現在の表示濃度、指定の表
示濃度を選択できるようにしたことを特徴とする情報端
末装置にある。
【0008】さらに具体的には、上記に情報端末装置に
おいて、情報端末装置を起動した際に「工場出荷時の表
示濃度」が指定されている場合は、表示濃度を工場出荷
時のデータで設定し、「現在の表示濃度」が指定されて
いる場合は、表示濃度を現在のデータで設定し、「指定
の表示濃度」が指定されている場合は、表示濃度を指定
のデータで設定し、「表示濃度変更」が指定されている
場合は、指定された時間経過後に現在の表示濃度に変更
することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を示す図面に基
づいて本発明の実施形態を詳しく説明する。
【0010】図1は本発明を携帯用情報通信端末に適用
した携帯用情報端末装置の概略を示すもので、表示・入
力部1、補助記憶部2、記憶部3、制御部4が備わる。
表示・入力部1は文字、図形等を表示する表示部を有す
る。また表示部は、指やペン等でタッチして入力の指示
を行なう入力指示の機能が備わる。補助記憶部2はPC
カード、コンパクトフラッシュ、あるいはフラッシュR
OM等の不揮発性記憶媒体からなる読み書き可能なもの
である。記憶部3は半導体メモリを用いている。制御部
4は、入力制御部41、メモ編集部42、表示制御部4
3、ファイル管理部44、表示濃度調整部45、環境設
定部46、メニュー部47等を備え、マイクロプロセッ
サ等で構成されている。
【0011】入力制御部41は、ユーザが表示・入力部
1で指示入力した入力データをメモ編集部42、表示濃
度調整部45、環境設定部46に受渡すものである。
【0012】メモ編集部42は、新規メモの編集処理や
補助記憶部2に登録されているメモデータの更新処理を
行う。
【0013】表示制御部43は、メモ編集部42、表示
濃度調整部45、環境設定部46の表示要求で表示・入
力部1に文字、図形等を表示する。
【0014】ファイル管理部44は、補助記憶部2内の
ファイルからのデータ読込み、ファイルへのデータ書込
み等の処理を行なう。
【0015】メニュー部47は、情報端末装置が起動さ
れた際にメモ機能、表示濃度調整、環境設定等の機能一
覧を表示・入力部1に表示させ、さらに表示・入力部1
で指示ないし指定した機能を起動させる。
【0016】表示濃度調整部45は、情報端末装置を起
動させる際の起動時の表示濃度設定、およびメニュー部
47の呼び出しに応えて表示濃度の調整処理を行う。
【0017】環境設定部46は、メニュー部47の呼び
出しに応えて表示濃度調整方法等の設定を行う。
【0018】次に、記憶部3について、図7を引用して
説明する。
【0019】記憶部3は、メモ帳編集エリア701、現
在の表示濃度格納エリア702、表示濃度調整方法格納
エリア703、起動時の表示濃度格納エリア704、表
示濃度変更フラグ705、表示濃度変更時間格納エリア
706、表示濃度補正データ格納エリア707、表示濃
度待避エリア708等が備わる。
【0020】表示濃度調整方法格納エリア703には、
「工場出荷時の表示濃度」、「現在の表示濃度」、「指
定の表示濃度」のいずれかのデータが設定される。表示
濃度変更フラグ705には、「現在の表示濃度に戻す」
か否かのデータが設定される。
【0021】次に、補助記憶部2について図8を引用し
て説明する。
【0022】補助記憶部2は、メモデータファイル80
1、表示濃度情報ファイル802、表示濃度固有情報フ
ァイル803等が備わる。この他に「工場出荷時の表示
濃度」のデータをファイルする工場出荷時表示濃度情報
ファイルも備わる。
【0023】表示濃度情報ファイル802には、前述し
た現在の表示濃度格納エリア702のデータ、表示濃度
調整方法格納エリア703のデータ、起動時の表示濃度
格納エリア704のデータ、表示濃度変更フラグ705
のデータ、表示濃度変更時間格納エリア706のデータ
に対応するそれぞれのデータが格納される。表示濃度固
有情報ファイル803には、記憶部3の表示濃度補正デ
ータ格納エリア707のデータに対応するデータが格納
される。
【0024】次に、表示濃度補正画面について図9を引
用して説明する。
【0025】表示濃度補正画面は、表示・入力部1に表
示されるもので、白補正ボタン901、黒補正ボタン9
02、補正設定ボタン904が示される。白補正ボタン
901を1回タッチすると、表示濃度が1つ下がる(1
段階白くなる)。黒補正ボタン902を1回タッチする
と、表示濃度が1つ上がる(1段階黒くなる)。この表
示濃度補正画面での濃度補正は、木目細かな濃度補正が
できる。濃度を量的に示すものを備えていないので、表
示・入力部1の濃度を見ながら白補正ボタン901ない
し黒補正ボタン902を指示操作して濃度補正をするの
である。
【0026】次に、表示濃度調整画面について図10を
引用して説明する。
【0027】表示濃度調整画面は、表示・入力部1に表
示されるもので、白調整ボタン1001、黒調整ボタン
1008を有する。表示濃度レベルを示す状態表示バー
は1002から1007まで示し、濃度(1)から濃度
(6)まで6段階の調整範囲を備えている。状態表示バ
ー1002が濃度(1)に該当して一番薄く、状態表示
バー1007が濃度(6)に該当して一番濃いことをそ
れぞれ示すようになっている。白調整ボタン1001を
一回指示操作すると、状態表示バーの表示が一つ左に移
動し、黒調整ボタン1008を一回指示操作すると、状
態表示バーの表示が一つ右に移動するようになってい
る。
【0028】さらに、白調整枠領域1009、黒調整枠
領域1010、OKボタン1011が配置されている。
白調整枠領域1009は白調整ボタン1001を大きく
囲っている。黒調整枠領域1010は黒調整ボタン10
08を大きく囲っている。白調整枠領域1009は白調
整ボタン1001と、黒調整枠領域1010は黒調整ボ
タン1008と同じ機能を備えているもので、ペンタッ
チの出来る部分を広げて濃度調整の指示操作をしやすく
しているのである。
【0029】この図10に示す例示は、状態表示バーが
1005のところを指している。前述した「現在の表示
濃度」を既に濃度(4)に選んでいる場合には、「現在
の表示濃度」の表示と状態表示バーによる表示が重なっ
てしまうので、区別して分かるようにしなければならな
い。色分けないし白黒反転等にすることで、「現在の表
示濃度」と状態表示バーが示す位置が違っていても重な
っていても容易に判別できるのである。
【0030】この表示濃度調整画面は、濃度を量的に示
す状態表示バーの位置を見ながらできるので調整が容易
である。図9に示す表示濃度補正画面による濃度補正を
加えることで、さらに細かい濃度調整をすることができ
るのである。
【0031】次に、表示濃度初期設定方法指定画面につ
いて図11を引用して説明する。
【0032】表示濃度初期設定方法指定画面は、表示・
入力部1に表示されるもので、最初の選択項目である
「工場出荷時の表示濃度」1101、二番目の選択項目
である「現在の表示濃度」1102、三番目の選択項目
である「指定の表示濃度」1103、OKボタン110
4、Cancelボタン1105から構成される。
【0033】この図11に示す例示では、表示濃度初期
設定方法として「工場出荷時の表示濃度」が選択されて
いることを示している。これらの選択は、選択項目の一
部または前側を入力指定することで行なわれる。
【0034】三番目の選択項目である「指定の表示濃
度」1103は、起動時の表示濃度の入力欄と、起動後
に「現在の表示濃度」に戻すか否かを選ぶ指定入力欄
と、「現在の表示濃度」に戻すまでの経過時間を決める
時間の入力欄が備わる。「指定の表示濃度」1103を
選択したときは、例えば、図10で述べた濃度(1)か
ら濃度(6)のいずれかを選択しなければならない。さ
らに「現在の表示濃度」に戻す方に指定した場合は、
「現在の表示濃度」に戻すまでに経過させる所要時間を
入力しなければならない。それらの入力指定により、起
動時の表示濃度で起動し、所要時間経過した後に現在の
表示濃度に表示状態が変化するようになるのである。起
動時の表示濃度だけの入力の場合は、起動時の表示濃度
のまま継続して表示される。「現在の表示濃度」が選択
された場合は、起動時から通して現在の表示濃度のまま
変わらずに表示されるのである。
【0035】「工場出荷時の表示濃度」は、起動時の表
示濃度のまま継続して表示されるようにする形態、ある
いは起動後所要時間経過してから表示濃度が変わるよう
にする形態等が考えられるが、いずれにしても起動時は
もちろん起動経過後も継続して表示が普通に見える程度
の内容であれば足りるものである。
【0036】次に表示濃度補正処理について図2に示す
フローチャートに沿って説明する。
【0037】この表示濃度補正処理は情報端末装置を起
動させると開始するのである。
【0038】まず、補助記憶部2に表示濃度固有情報フ
ァイルが存在するかチェックする(ステップ201)。
(ステップ201)によるチェックの結果、表示濃度固
有情報ファイル803が存在した場合は、(ステップ2
15)に移り、補助記憶部2の表示濃度固有情報ファイ
ル803のデータを読んで記憶部3の表示濃度補正デー
タ格納エリア707にデータを格納する。(ステップ2
15)の後、(ステップ216)により、補助記憶部2
内の表示濃度情報ファイル802に有るデータを読んで
記憶部3側の現在の表示濃度格納エリア702、表示濃
度調整方法格納エリア703、起動時の表示濃度格納エ
リア704、表示濃度変更フラグ705および表示濃度
変更時間格納エリア706に格納する。(ステップ21
6)の後、(ステップ217)による表示濃度初期設定
処理をして終了する。この表示濃度初期設定処理は、後
で詳しく述べる。
【0039】前述した(ステップ201)にもどって、
補助記憶部2に表示濃度固有情報ファイルが存在するか
チェックした結果、補助記憶部2に表示濃度固有情報フ
ァイルが存在しない場合は、表示濃度のデフォルト値で
表示濃度を設定する(ステップ202)。(ステップ2
02)の後、(ステップ203)により、設定されてい
る表示濃度のデフォルト値を読んで記憶部3側の現在の
表示濃度格納エリア702にデータを格納する。(ステ
ップ203)の後、記憶部3の表示濃度補正データ格納
エリア707を(0レベル)のデータにする(ステップ
204)。(ステップ204)の後、前述した図9の表
示濃度補正画面を表示する(ステップ205)。
【0040】(ステップ205)の後、入力待ちの状態
となる(ステップ206)。この(ステップ206)の
もとで、白補正ボタン901が選択されたかチェックさ
れる(ステップ207)。白補正ボタン901が選択さ
れた場合は、(ステップ210)に移り、記憶部3の表
示濃度補正データ格納エリア707の(0レベル)のデ
ータより1減算して表示濃度を1つ下げ(1段階白くす
る)、(ステップ206)に戻る。この場合には、表示
濃度補正データ格納エリア707は(0レベル)より1
つ低い表示濃度補正のデータを有することになる。
【0041】(ステップ206)のもとで、(ステップ
207)によるチェックの結果、白補正ボタン901以
外が入力された場合は、(ステップ208)に移行し
て、黒補正ボタン902が選択されたかチェックされ
る。黒補正ボタン902が選択された場合は、(ステッ
プ211)に移り、記憶部3に備わる表示濃度補正デー
タ格納エリア707の(0レベル)のデータに1加算し
て表示濃度を1つ上げ(1段階黒くする)、(ステップ
206)に戻る。この場合には、表示濃度補正データ格
納エリア707は(0レベル)より1つ高い表示濃度補
正のデータを有することになる。
【0042】(ステップ206)のもとで、(ステップ
208)によるチェックの結果、黒補正ボタン902以
外が入力された場合は、(ステップ209)に移行し
て、補正設定ボタン904が入力されたかチェックし、
補正設定ボタン904以外が入力された場合は、(ステ
ップ206)に戻る。
【0043】(ステップ209)によるチェックの結
果、補正設定ボタン904が入力された場合は、既に
(デフォルト値)のデータを格納する現在の表示濃度格
納エリア702に表示濃度補正のデータを加える(ステ
ップ212)。このため、現在の表示濃度格納エリア7
02のデータは、(デフォルト値)のデータ+表示濃度
補正のデータになる。(ステップ212)の後、記憶部
3の表示濃度補正データ格納エリア707のデータを読
んで、それに対応するデータを補助記憶部2の表示濃度
固有情報ファイル803に格納するのである(ステップ
213)。(ステップ213)の後、記憶部3の現在の
表示濃度格納エリア702のデータを読んで、それに対
応するデータを補助記憶部2の表示濃度情報ファイル8
02に格納するのである(ステップ214)。
【0044】次に、表示濃度初期設定処理について図3
を引用して説明する。
【0045】ここでは図2で述べた(ステップ217)
の内容を詳しく説明する。
【0046】まず、記憶部3の表示濃度調整方法格納エ
リア703の値が「工場出荷時の表示濃度」かチェック
する(ステップ301)。「工場出荷時の表示濃度」の
場合は(ステップ302)に移り、記憶部3の現在の表
示濃度格納エリア702に(デフォルト値)+(表示濃
度補正データ)の値を設定する。(ステップ302)の
後、記憶部3の現在の表示濃度格納エリア702のデー
タにしたがって表示・入力部1および状態表示バーの表
示設定をする(ステップ308)。
【0047】(ステップ301)のチェックの結果、
「工場出荷時の表示濃度」以外の場合は(ステップ30
3)に移り、記憶部3の表示濃度調整方法格納エリア7
03のデータが「現在の表示濃度」かチェックする。
(ステップ303)のチェックの結果、「現在の表示濃
度」の場合は、(ステップ308)に移り、先に述べた
ように処理が行なわれる。
【0048】(ステップ303)のチェックの結果、
「現在の表示濃度」以外の場合は、(ステップ304)
に移り、記憶部3の表示変更フラグ705に「現在の表
示濃度に戻す」が設定されているかチェックする。(ス
テップ304)のチェックの結果、「現在の表示濃度に
戻す」が設定されている場合は、(ステップ305)に
移り、記憶部3の表示濃度変更時間格納エリア706の
データでタイマを起動する。
【0049】(ステップ305)の後、記憶部3の表示
濃度待避エリア708に記憶部3の現在の表示濃度格納
エリア702のデータを設定する(ステップ306)。
(ステップ306)の後、記憶部3の現在の表示濃度格
納エリア702に起動時の表示濃度格納エリア704の
データを設定し(ステップ307)、(ステップ30
8)に移り、先に述べたように処理が行なわれる。
【0050】(ステップ304)のチェックの結果、
「現在の表示濃度に戻さない」が設定されている場合
は、(ステップ307)に移り、先に述べたように処理
される。
【0051】次に、表示濃度変更処理を示すフローチャ
ートについて図4を引用して説明する。
【0052】図3に示す(ステップ305)の表示濃度
変更時間が経過すると、本処理が起動する。記憶部3の
現在の表示濃度格納エリア702に表示濃度待避エリア
708のデータを設定する(ステップ401)。(ステ
ップ401)の後、記憶部3現在の表示濃度格納エリア
702の値で表示濃度を設定する(ステップ402)。
【0053】次に、表示濃度調整処理を示すフローチャ
ートについて図5を引用して説明する。
【0054】本処理は環境設定部からの指示で起動さ
れ、図10の表示濃度調整画面を表示し(ステップ50
1)、入力待ちとなる(ステップ502)。
【0055】(ステップ502)の後、白調整ボタン1
001、あるいは、白調整枠領域1009が選択された
かチェックし(ステップ503)、白調整ボタン100
1、あるいは、白調整枠領域1009が入力された場合
は、(ステップ506)に移る。
【0056】(ステップ506)では、記憶部3の現在
の表示濃度格納エリア702の値は(テ゛フォルト最小
値)+(表示濃度補正データ)のデータより大きいかチ
ェックする。(ステップ506)のチェックの結果、現
在の表示濃度格納エリア702の値が(テ゛フォルト最
小値)+(表示濃度補正データ)より大きい場合は、記
憶部3の現在の表示濃度格納エリア702のデータを1
減算し、表示濃度を1つ下げ(1段階白くする)、(ス
テップ502)に移る。(ステップ506)のチェック
の結果、現在の表示濃度格納エリア702の値と(テ゛
フォルト最小値)+(表示濃度補正データ)の値が同じ
場合は、(ステップ502)に移る。
【0057】(ステップ503)のチェックの結果、白
調整ボタン1001、白調整枠領域1009以外が入力
された場合は、(ステップ504)に移り、黒調整ボタ
ン1008、あるいは、黒調整枠領域1010が選択さ
れたかチェックする。(ステップ504)のチェックの
結果、黒調整ボタン1008、あるいは、黒調整枠領域
1010が選択された場合は、(ステップ508)に移
る。
【0058】(ステップ508)では、記憶部3の現在
の表示濃度格納エリア702のデータは(テ゛フォルト
最小値)+(表示濃度補正データ)のデータより小さい
かチェックする。(ステップ508)のチェックの結
果、現在の表示濃度格納エリア702の値が(テ゛フォ
ルト最小値)+(表示濃度補正データ)より小さい場合
は、現在の表示濃度格納エリア702のデータに1加算
し、表示濃度を1つ上げ(1段階黒くする)、(ステッ
プ502)に移る。(ステップ508)のチェックの結
果、現在の表示濃度格納エリア702のデータと(テ゛
フォルト最小値)+(表示濃度補正データ)のデータが
同じ場合は、(ステップ502)に移る。
【0059】(ステップ504)のチェックの結果、黒
調整ボタン1008、黒調整枠領域1010以外が入力
された場合は、(ステップ505)に移る。
【0060】(ステップ505)では、OKボタン10
11が入力されたかチェックし、OKボタン1011以
外が入力された場合は、(ステップ502)に移る。
【0061】(ステップ505)のチェックの結果、O
Kボタン1011が入力された場合は、(ステップ51
0)に移り、記憶部3の現在の表示濃度格納エリア70
2のデータを補助記憶部2の表示濃度情報ファイルに格
納する。
【0062】次に、表示濃度調整方法指定処理を示すフ
ローチャートついて図6を引用して説明する。
【0063】本処理は環境設定部の指示で起動され、図
11の表示濃度調整方法指定画面を表示し(ステップ6
01)、入力待ちとなる(ステップ602)。
【0064】(ステプ602)の後、OKボタン110
4が入力されたかチェックする(スッテプ603)。
(ステップ603)のチェックの結果、OKボタン11
04が入力された場合は、(ステップ605)に移る。
【0065】(ステップ605)では、ユーザの入力が
「指定の表示濃度」が指定されたかチェックする。(ス
テップ605)のチェックの結果、「指定の表示濃度」
が指定された場合は、1103で指定された起動時の表
示濃度データを記憶部3の起動時の表示濃度格納エリア
704に設定する(ステップ606)。(ステップ60
6)の後、1103で指定された起動時の表示濃度デー
タを後に(現在の表示濃度に戻すか否か)について記憶
部3の表示濃度変更フラグ705に設定する(ステップ
607)。(ステップ607)の後、(ステップ60
8)に移り、記憶部3の表示濃度変更フラグ705のデ
ータが「現在の表示濃度に戻す」かチェックする。
【0066】(ステップ608)のチェックの結果、
「現在の表示濃度に戻す」が設定されている場合は、1
103で指定された表示濃度変更時間を記憶部3の表示
濃度変更時間格納エリア706に設定する(ステップ6
09)。(ステップ609)の後、指定された表示濃度
調整方法(「工場出荷時の表示濃度」、「現在の表示濃
度」あるいは「指定の表示濃度」)を記憶部3の表示濃
度調整方法格納エリア703に設定する(ステップ61
0)。
【0067】(ステップ608)のチェックの結果、
「現在の表示濃度に戻さない」が設定された場合は(ス
テップ610)に移る。(ステップ605)のチェック
の結果、「指定の表示濃度」以外が設定された場合も
(ステップ610)に移る。
【0068】(ステップ603)のチェックの結果、O
Kボタン1101以外が入力された場合は、(ステップ
604)に移り、Cancelボタン1105が入力さ
れたかチェックする。
【0069】(ステップ604)のチェックの結果、C
ancelボタン1105が入力された場合は、処理を
終了し、Cancelボタン1105以外が入力された
場合は、(ステップ602)に移り、入力待ちになる。
【0070】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、表示濃度
を調節情報端末装置において、入力機能が備わる表示部
を有し、この表示部に表示する工場出荷時の表示濃度、
現在の表示濃度、指定の表示濃度を選択できるようした
ことを特徴とする情報端末装置にある。さらに具体的に
は、情報端末装置を起動した際に「工場出荷時の表示濃
度」が指定されている場合は、表示濃度を工場出荷時の
データで設定し、「現在の表示濃度」が指定されている
場合は、表示濃度を現在のデータで設定し、「指定の表
示濃度」が指定されている場合は、表示濃度を指定のデ
ータで設定し、「表示濃度変更」が指定されている場合
は、指定された時間経過後に現在の表示濃度に変更する
ことを特徴とするものである。
【0071】これにより、製品毎の表示濃度ばらつきに
応じた補正を加えた表示濃度になっている工場出荷時の
表示濃度、ユーザ側の意向に沿った現在の表示濃度ない
し指定の表示濃度を使用環境、使用条件を考慮して選択
できるので表示部がより見やすいもとで調節情報端末装
置を使用できる。
【0072】また表示濃度調整用のボリュームスイッ
チ、表示エリア外に印刷された表示濃度調整アイコンが
不要となり、コストの低減が図れる効果がある。
【0073】さらに情報端末装置の起動時における温度
が低くかったり、高くかったり、あるいは空調設備の影
響で一定時間後、所定温度になる環境でも情報端末装置
を起動して所定時間経過後に起動時の表示濃度から所定
温度に合う表示濃度に自動的に変更できるようにしたの
で、使用環境に応じて表示濃度を提供できるのである。
【0074】さらにまた情報端末装置を起動した際の表
示濃度設定方法を指定可能としたことにより、好みの表
示濃度を設定できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるもので、携帯用情
報端末装置の概略を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃度
補正処理を示すフローチャートの図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃度
初期設定処理を示すフローチャートの図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃度
変更処理を示すフローチャートの図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃度
調整処理を示すフローチャートの図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃度
調整方法指定処理を示すフローチャートの図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかるもので、記憶部の
内容を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかるもので、補助記憶
部の内容を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃度
補正画面を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃
度調整画面を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかるもので、表示濃
度初期設定方法指定画面を示す図である。
【符号の説明】
1…表示・入力部、2…補助記憶部、3…記憶部、4…
制御部、1101…工場出荷時の表示濃度、1102…
現在の表示濃度、1103…指定の表示濃度。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示濃度を調節できる情報端末装置にお
    いて、入力機能が備わる表示部を有し、この表示部に表
    示する工場出荷時の表示濃度、現在の表示濃度、指定の
    表示濃度を選択できるようにしたことを特徴とする情報
    端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したものにおいて、表示
    部に表示される表示濃度調整画面に調整ボタンを設け、
    この調整ボタンと同じ機能を有する大きな調整枠領域で
    調整微端を囲むことを特徴とする情報端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載したものにおい
    て、工場出荷時の表示濃度、現在の表示濃度、指定の表
    示濃度を選択する入力指示部を設け、指定の表示濃度を
    選択したときに表示濃度を示す入力欄を設けたことを特
    徴とする情報端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載したものにおい
    て、指定の表示濃度で起動して所定時間経過後に現在の
    表示濃度に戻すことを選択できるようにし、その所定時
    間を任意に選択できるようにしたことを特徴とする情報
    端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載したもの
    において、情報端末装置を起動した際に「工場出荷時の
    表示濃度」が指定されている場合は、表示濃度を工場出
    荷時のデータで設定し、「現在の表示濃度」が指定され
    ている場合は、表示濃度を現在のデータで設定し、「指
    定の表示濃度」が指定されている場合は、表示濃度を指
    定のデータで設定し、「表示濃度変更」が指定されてい
    る場合は、指定された時間経過後に現在の表示濃度に変
    更することを特徴とする情報端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178403A (ja) * 2004-11-29 2006-07-06 Nec Electronics Corp 表示装置
CN108170568A (zh) * 2017-12-26 2018-06-15 深圳市奇虎智能科技有限公司 智能设备的出厂测试方法、装置和刷机包生成方法、装置

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