JP2002287863A - 表示入力システム,及び表示入力方法 - Google Patents

表示入力システム,及び表示入力方法

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JP2002287863A
JP2002287863A JP2001084273A JP2001084273A JP2002287863A JP 2002287863 A JP2002287863 A JP 2002287863A JP 2001084273 A JP2001084273 A JP 2001084273A JP 2001084273 A JP2001084273 A JP 2001084273A JP 2002287863 A JP2002287863 A JP 2002287863A
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Naoko Ueno
奈緒子 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置の画面上に情報を表示すると共に,
データ等を上記表示装置の画面上から直接入力するため
の入力枠を表示する表示入力システムがある。例えば,
表示装置がコンパクトに設計されている携帯情報端末装
置に上述の表示入力システムを採用すると,編集してい
るテキスト文書の表示領域を縮小して入力枠の表示領域
を確保する必要がある。そのため,上記編集中におい
て,ユーザが既に入力したテキストを推敲するために読
み返す場合に,ユーザは縮小表示された領域においてテ
キスト文書をスクロールさせながら読むことになり,ユ
ーザは非常に面倒で煩わしい操作をしなければならなか
った。 【解決手段】 入力判断手段,入力枠シンボル化手段,
復元化手段を具備するCPU40が,表示入力部30に
対する入力状況に応じて,入力枠を表示,或いはシンボ
ル化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,画面上に情報を表
示すると共に,データ等を該画面上から直接入力するた
めの入力枠を表示する表示入力システムと表示入力方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より,タッチパネル等の表示装置の
画面上に情報を表示すると共に,ユーザによってデータ
等を上記表示装置の画面上から直接入力するための入力
枠(例えば,ソフトキーボード,手書文字入力枠等)を
表示する表示入力システムがある。このような技術とし
ては,例えば,特開平8−286819号公報に,表示
される入力枠を画面上で自在に移動させることができる
発明について開示されている。また,特開平5−892
90号公報には,入力枠の大きさを段階的に変化させる
ことができるものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような表示入力
システムにおいて,表示装置の画面上に表示されるソフ
トキーボードや上記手書文字入力枠等の入力枠の表示条
件としては,該入力枠がユーザによる入力が可能な程度
の大きさを有して表示されることが要求される。しか
し,上記表示条件を満たそうとすると,以下に示すよう
な問題が発生する場合がある。具体的には,表示装置が
コンパクトに設計されている携帯情報端末装置に上述の
表示入力システムを採用し,更に上記表示条件を満たそ
うとすると,編集しているテキスト文書の表示領域を縮
小して入力枠の表示領域を確保する必要がある。そのた
め,上記編集中において,ユーザが既に入力したテキス
トを推敲するために読み返す場合に,ユーザは縮小表示
された領域においてテキスト文書をスクロールさせなが
ら読むことになるので,簡単なテキストの編集であって
もユーザは非常に面倒で煩わしい操作をしなければなら
なかった。また,既に述べた2つの発明に関しても,特
開平8−286819号公報記載の発明は,入力枠その
ものの大きさを変化させるものではなく,また特開平5
−89290号公報記載の発明についても,手書入力可
能なレベルまでしか入力枠が変化できないものであるの
で,両者とも上述の煩わしさを根本的に解消するものと
は言えない。そこで,本発明は上記事情を鑑みてなされ
たものであり,その目的とするところは,入力枠を用い
て入力が行われている場合には,ユーザによる入力が行
える程度の大きさの入力枠を画面上に表示し,上記入力
枠を用いて入力がなされていない場合には,自動的に該
入力枠をシンボル化することによって,例えば携帯情報
端末装置の操作性を高めるような表示入力システム,又
は表示入力方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,画面上に情報
を表示すると共に,データ等を該画面上から直接入力す
るための入力枠を表示する表示入力システムにおいて,
上記入力枠に対する操作の有無を判断する入力判断手段
と,上記入力判断手段によって上記操作が無いと判断さ
れた場合に,縮小表示されたシンボルで上記入力枠を表
示する入力枠シンボル化手段と,上記シンボルに対して
所定の操作がなされた場合に,シンボル化されている上
記入力枠を元の大きさに復元する復元化手段とを具備す
ることを特徴とする表示入力システムとして構成されて
いる。このように構成されることで,ユーザの操作状況
に応じて上記入力枠の表示が可能なるので,例えば,表
示装置がコンパクトに設計されている携帯情報端末装置
に本発明の表示入力システムを採用すると,携帯情報端
末装置によるテキスト文書の入力時の操作性が高められ
る。
【0005】また,前記入力枠シンボル化手段は,前記
入力枠に対する操作の無い状態が所定の時間継続した場
合に,前記入力枠を縮小表示されたシンボルで表示して
も良い。このように構成することで,例えば,テキスト
文書の編集中において,ユーザが既に入力したテキスト
文書を推敲するために入力作業を所定の時間中断する
と,自動的にテキスト文書を最大限表示することが可能
となるので,ユーザの編集作業を効率的に行うことが可
能となる。また,画面上の表示が操作の中断毎に変化し
ては都合が悪い場合や,ユーザの癖などによって操作の
中断が起きやすい場合等においては,上記画面が所定の
時間保持されるので,例えば携帯情報端末装置等の操作
性が高められる。
【0006】本発明において,前記シンボルの表示位置
を予め設定するための設定手段を具備することが望まし
い。このように構成されることで,編集中の画面状況や
ユーザの好み等に応じて前記シンボルの表示位置を任意
に設定することが可能となる。また,前記シンボルの表
示位置を予め設定する場合に,予め定められた所定の位
置中より所望の位置が選択されることで,上記設定がな
される選択設定手段を具備することも可能である。この
場合,前記シンボルの表示位置を予め定められた所定の
位置の中から選択するのみあるので,容易に前記シンボ
ルの表示位置を設定することが可能となる。更に,前記
画面の淵が略四角形である場合に,前記所定の位置が該
略四角形の各辺の近傍であることが望ましい。このよう
に構成することで,入力枠をシンボル化し,そのシンボ
ルを画面上で視認性の低い端部に配置することで,編集
中のテキスト文書等を見やすくでき本発明の表示入力シ
ステムを採用する機器の操作性が向上する。
【0007】本発明を方法の発明として捉えると,画面
上に情報を表示すると共に,データ等を該画面上から直
接入力するための入力枠を表示する表示入力方法におい
て,上記入力枠に対する操作の有無を判断する入力判断
工程と,上記入力判断工程によって上記操作が無いと判
断された場合に,縮小表示されたシンボルで上記入力枠
を表示する入力枠シンボル化工程と,上記シンボルに対
して所定の操作がなされた場合に,シンボル化されてい
る上記入力枠を元の大きさに復元する復元化工程とを具
備することを特徴とする表示入力方法として構成され
る。このように構成されることで,ユーザの操作状況に
応じて上記入力枠の表示が可能なるので,例えば,表示
装置がコンパクトに設計されている携帯情報端末装置に
本発明の表示入力方法を採用すると,携帯情報端末装置
によるテキスト文書の入力時の操作性が高められる。
【0008】また,前記入力枠シンボル化工程は,前記
入力枠に対する操作の無い状態が所定の時間継続した場
合に,前記入力枠を縮小表示されたシンボルで表示して
も良い。このように構成することで,例えば,テキスト
文書の編集中において,ユーザが既に入力したテキスト
文書を推敲するために入力作業を所定の時間中断する
と,自動的にテキスト文書を最大限表示することが可能
となるので,ユーザの編集作業を効率的に行うことが可
能となる。また,画面上の表示が操作の中断毎に変化し
ては都合が悪い場合や,ユーザの癖などによって操作の
中断が起きやすい場合等においては,上記画面が所定の
時間保持されるので,例えば携帯情報端末装置等の操作
性が高められる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の
実施の形態に係る表示入力システム,又は表示入力方法
を採用する機器の一例である携帯情報端末装置Aの概略
構成図,図2は表示入力部30の表示例図(入力枠表示
時),図3は表示入力部30の表示例(入力枠シンボル
化時),図4はシンボル表示位置設定テーブル,図5は
入力枠配置例,図6はシンボルの配置例,図7は本発明
の実施の形態に係る処理の手順を示すフローチャート,
図8は表示入力部30の表示例,図9は本発明の実施例
に係る表示入力システム,又は表示入力方法を採用する
機器の一例である携帯情報端末装置Bの概略構成図,図
10は本発明の実施例に係る処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【0010】図1を用いて,本発明の実施の形態に係る
表示入力システム,又は表示入力方法を採用する機器の
一例として携帯情報端末装置Aの概略構成について説明
する。携帯情報端末装置Aは,携帯電話,PDA(Pe
rsonal Digital Assistant
s)等の携帯型の情報端末装置全般を意味するものとす
る。もちろん,本発明の表示入力システム,又は表示入
力方法は,携帯情報端末装置のみに限定されて採用され
るものでなく,本発明を採用することで同様の効果が得
られるものであれば,如何なるものに採用しても良い。
【0011】携帯情報端末装置Aは,ROM10,RA
M20,表示入力部30,CPU40を具備して構成さ
れている。先ず,表示入力部30は,携帯情報端末装置
Aよりユーザに対して情報を通知するための表示機能
と,画面上に表示されたソフトキーボードや手書文字入
力枠等の入力枠に対して入力ペン等で入力が行われるた
めの入力機能とを有するもので,具体的には,液晶タッ
チパネルや液晶タブレットのようなものである。この表
示入力部30の画面は,例えば図2に示すように,テキ
スト文書等を表示する情報表示領域31aと,ユーザに
よる入力が行われる入力枠領域32aとに領域が分割さ
れて表示するものとする。図3は,入力枠領域32a
(図2)をシンボル化して,シンボル32bで表示した
場合を示している。ROM10は,表示入力部30に情
報を表示するための表示制御プログラム,表示入力部3
0において入力操作が行われる入力枠の入力枠制御プロ
グラム,携帯情報端末装置Aの全体の制御プログラムを
具備するものである。RAM20は,携帯情報端末装置
Aが表示入力部30で表示する内容を展開する表示用バ
ッファ,上記入力枠をシンボル化した際に,そのシンボ
ルの表示位置を予め設定する設定手段,或いは選択設定
手段の一例であるシンボル表示位置設定テーブルを具備
するものである。CPU40は,入力判断手段,入力枠
シンボル化手段,復元化手段を具備するものである。
【0012】ここで,上述した入力判断手段,入力枠シ
ンボル化手段,復元化手段,設定手段,選択設定手段に
ついて説明する。上記入力判断手段とは,表示入力部3
0の画面上に表示される入力枠に対して入力操作がなさ
れているか否か判断する機能を有するものであって,プ
ログラム或いは回路によって実現されるものである。こ
の判断は,例えば,入力ペンを用いて表示入力部30に
入力操作がなされた場合に,上記入力ペンが表示入力部
30と接触した画面上の座標を算出し,その算出された
座標が現在入力枠を表示している領域内に存在するか否
かを判断することで行われても良い。上記入力枠シンボ
ル化手段とは,上記入力判断手段によって上記入力操作
が無いと判断された場合に,表示入力部30の画面上に
おいて,上記入力枠を縮小表示されたシンボルとして表
示するものであって,プログラム或いは回路によって実
現されるものである。上記復元化手段とは,上記シンボ
ル化された入力枠を元の大きさに復元するためのもので
あって,プログラム或いは回路によって実現されるもの
である。
【0013】上記設定手段とは,前記シンボルを表示入
力部30の画面上にする場合に,その表示位置を上記画
面上において任意に設定するものであって,具体的に
は,入力ペンで表示入力部30の画面上でその位置を指
定することで設定できるものである。この設定内容は,
RAM20に記憶されても良い。もちろん,この場合R
AM20は携帯情報端末装置Aの電源断(電源OFF)
によって,記憶している内容が消去されないようなメモ
リで構成されることが望ましい。上記選択設定手段と
は,上記設定手段のように任意の位置に前記シンボルを
設定する場合と異なり,前記シンボルを表示することが
可能な位置(即ち,「所定の位置」)が予め定められて
いる場合に,その位置を提示し,該提示した位置中より
ユーザの所望する位置が選択されることによって,前記
シンボルを表示する位置を設定するものである。具体的
には,一例として図4に示すような形式で設定される。
この図4が示す意味の一例としては,例えば,図5,図
6に示すように,表示入力部30の画面上において,入
力枠(図5),シンボル(図6)の各々の表示可能な位
置が予め定められており,その中で例えば,入力枠が
「1」の位置に表示される場合には,シンボルは「O」
の位置に表示されるようになっていることを示してい
る。つまり,図4における「入力枠表示領域」は図5の
1又は2,「シンボル表示領域」は図6のO,P,Q,
又はRを表し,「設定」の項目でユーザが選択できるよ
うになっている。このように,本発明の表示入力システ
ムは,シンボルを表示させる位置を予め設定されている
位置より選択できるようになっているので,ユーザは容
易に所望する位置にシンボルを表示させることが可能と
なる。また,上述したように,入力枠の位置との関連付
けによって,シンボルの表示位置を設定できるようにし
ても良い。
【0014】次に,本発明の表示入力システム,又は表
示入力方法を採用する携帯情報端末装置Aの一連の処理
例を図1,図2,図7を用いて説明する。以下の説明
は,携帯情報端末装置Aの表示入力部30には,図2に
示すように,例えばテキスト文章などを表示する情報表
示領域31aと,ソフトキーボードや手書文字入力枠等
の入力枠を表示する入力枠領域32aとが表示されてい
る状態で,携帯情報端末装置Aの処理がステップS10
より開始するものとする。先ず,CPU40は,表示入
力部30の画面上に表示されている入力枠領域32aに
対して操作がなされているかを判断する(S10)。こ
の判断は,例えば,画面上において入力枠領域32a
(図2)が表示されている座標領域内で,表示入力部3
0の画面と入力ペンとが接触しているか否かを判断する
ことで可能となる。ステップS10で,入力枠領域32
aに対して操作がなされていないと判断された場合に,
入力枠領域32a(図2)は縮小表示されたシンボル3
2b(図3)で表示される。そこで,CPU40はRA
M20に記憶されているシンボル表示位置テーブル(図
4)の設定内容に基いてシンボル32bを表示する位置
を決定する(S20)。そして,CPU40は,ステッ
プS20で決定された位置に,入力枠領域32aを縮小
表示されたシンボル32b(図3)で表示する(S3
0)。このように,ステップS10〜ステップS30の
処理によって,具体的には次のようなことが可能とな
る。例えば,図8(a)のように,情報表示領域31c
に表示されるテキスト文書をソフトキーボード32cを
用いて編集している場合に,ソフトキーボードが32c
がシンボル化されることによって,図8(a)では表示
されなかった部分のテキスト文書を図8(b)に示すよ
うに表示することが可能となる。つまり,操作の有無に
応じて,自動的にテキスト文書の表示範囲が拡がるの
で,テキスト文書の編集における校正,推敲が容易にで
きる。
【0015】更に,ステップS30の後,CPU40は
縮小表示されたシンボルで表示されている入力枠を元の
大きさに復元するための所定の操作が,表示入力部30
になされたか否かを判断する(S40)。この判断も,
ステップS10同様に,例えば画面上においてシンボル
32b(図3)が表示されている座標領域内で,表示入
力部30の画面と入力ペンとが接触したか否かを判断す
ることで可能となる。そして,CPU40は,入力枠を
元の大きさに復元して,再び入力枠領域32a(図2)
を表示する(S50)。このように,シンボル化された
入力枠領域を復元させることで,再びユーザによる入力
が可能となる。
【0016】
【実施例】(実施例1)次に,上述の実施の形態で示し
た携帯情報端末装置Aの構成を部分的に変更した場合の
変形例について,図9,図10を用いて説明する。図9
に示す携帯情報端末装置Bは,図1に示した携帯情報端
末装置AのCPU40にカウンタ機能とRAM20にカ
ウンタ基準値とが具備された点で異なる以外は携帯情報
端末装置Aと同様な構成である。ここで,携帯情報端末
装置Bにおいて,CPU40´のカウンタとは,RAM
20´に記憶されているカウンタ基準値の値までカウン
トするものである。このカウンタとカウンタ基準値とを
具備した携帯情報端末装置Bが行う処理について図10
を用いて説明する。図10のフローチャートは,図7の
フローチャートにカウンタに関する処理(ステップS
5,ステップS15)を追加したものであるので,図7
と同じ内容の部分の説明は簡単にする。処理はステップ
S5より開始する。表示入力部30が,図2に示すよう
に,情報表示領域31aと入力枠領域32aとを表示し
ている状態で,CPU40´のカウンタがスタートして
カウントを始める(S5)。そして,CPU40´は表
示入力部30の画面上に表示されている入力枠領域32
aに対して操作がなされているかを判断する(S10)
ステップS10において,入力枠領域32aに対する操
作がなされていないと判断された場合に,CPU40´
は,カウンタの値がRAM20´に記憶されているカウ
ンタ基準値になったか否かを判断する(S15)。この
ステップS15において,CPU40´のカウンタの値
がカウンタ基準値になった場合は,処理がステップS2
0に移行し,以降,図7に示したステップS20,S3
0,S40,S50の処理を行う。本実施例1(図1
0)が,上述した実施の形態(図7)と異なる点は,図
7の場合,ステップS10の処理で入力枠領域32aに
対して操作がなされていないと判断されると,処理が即
ステップS20へ移行していたが,本実施例1(図1
0)は,ステップS10の処理で入力枠領域32aに対
して操作がなされていないと判断されても,カウンタの
値がカウンタ基準値になるまでは処理がステップS20
に移行しない。したがって,例えば,表示入力部30の
画面の表示が入力枠領域32aの操作の中断毎に変化し
ては都合が悪い場合や,ユーザの癖などによって操作の
中断が起きやすい場合等においては,入力枠領域32a
の表示がカウンタの値がカウンタ基準値に達するまで,
即ち所定の時間保持されるので,操作性が高まるといえ
る。また,このカウンタ基準値は,ユーザによって設定
可能なようにしても良く,このようにすることで,ユー
ザの好みに合ったカウンタ基準値が設定できる。
【0017】(実施例2)また,上述した説明において
操作とは,入力ペンのみによる入力に限らず,例えば携
帯情報端末装置Aに接続可能なマイク又は内蔵マイクに
よる音声入力や,携帯情報端末装置Aに接続可能なキー
ボードによる入力でも良い。もちろん,このような場合
には,上記入力枠領域32aが自動的にシンボル化され
ても良い。このように,携帯情報端末装置Aに対して入
力可能な機器等が接続されると,自動的に上記接続を感
知して入力枠領域32aがシンボル化されることで,携
帯情報端末装置Aへの入力操作の操作性が高められる。
【0018】(実施例3)また,情報表示領域31aに
表示される,例えば,テキスト文書の倍率やフォントサ
イズに応じて,入力枠領域の32aの大きさが変化する
ようにしても良い。例えば,情報表示領域31aに表示
されるテキスト文書の倍率やフォントが大きい場合は,
入力枠領域32aのサイズを小さくし,逆にテキスト文
書の倍率やフォントが大きい場合は,入力枠領域32a
のサイズを大きくする。つまり,入力(入力枠)と表示
(テキスト文書)とのバランスを考慮しながら表示がな
されることで,携帯情報端末装置Aの操作性が高められ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は,画面上に情報を表示すると共
に,データ等を該画面上から直接入力するための入力枠
を表示する表示入力システムにおいて,上記入力枠に対
する操作の有無を判断する入力判断手段と,上記入力判
断手段によって上記操作が無いと判断された場合に,縮
小表示されたシンボルで上記入力枠を表示する入力枠シ
ンボル化手段と,上記シンボルに対して所定の操作がな
された場合に,シンボル化されている上記入力枠を元の
大きさに復元する復元化手段とを具備することを特徴と
する表示入力システムとして構成されている。このよう
に構成されることで,ユーザの操作状況に応じて上記入
力枠の表示が可能なるので,例えば,表示装置がコンパ
クトに設計されている携帯情報端末装置に本発明の表示
入力システムを採用すると,携帯情報端末装置によるテ
キスト文書の入力時の操作性が高められる。
【0020】また,前記入力枠シンボル化手段は,前記
入力枠に対する操作の無い状態が所定の時間継続した場
合に,前記入力枠を縮小表示されたシンボルで表示して
も良い。このように構成することで,例えば,テキスト
文書の編集中において,ユーザが既に入力したテキスト
文書を推敲するために入力作業を所定の時間中断する
と,自動的にテキスト文書を最大限表示することが可能
となるので,ユーザの編集作業を効率的に行うことが可
能となる。また,画面上の表示が操作の中断毎に変化し
ては都合が悪い場合や,ユーザの癖などによって操作の
中断が起きやすい場合等においては,上記画面が所定の
時間保持されるので,例えば携帯情報端末装置等の操作
性が高められる。
【0021】本発明において,前記シンボルの表示位置
を予め設定するための設定手段を具備することが望まし
い。このように構成されることで,編集中の画面状況や
ユーザの好み等に応じて前記シンボルの表示位置を任意
に設定することが可能となる。また,前記シンボルの表
示位置を予め設定する場合に,予め定められた所定の位
置中より所望の位置が選択されることで,上記設定がな
される選択設定手段を具備することも可能である。この
場合,前記シンボルの表示位置を予め定められた所定の
位置の中から選択するのみあるので,容易に前記シンボ
ルの表示位置を設定することが可能となる。更に,前記
画面の淵が略四角形である場合に,前記所定の位置が該
略四角形の各辺の近傍であることが望ましい。このよう
に構成することで,入力枠をシンボル化し,そのシンボ
ルを画面上で視認性の低い端部に配置することで,編集
中のテキスト文書等を見やすくでき本発明の表示入力シ
ステムを採用する機器の操作性が向上する。
【0022】本発明を方法の発明として捉えると,画面
上に情報を表示すると共に,データ等を該画面上から直
接入力するための入力枠を表示する表示入力方法におい
て,上記入力枠に対する操作の有無を判断する入力判断
工程と,上記入力判断工程によって上記操作が無いと判
断された場合に,縮小表示されたシンボルで上記入力枠
を表示する入力枠シンボル化工程と,上記シンボルに対
して所定の操作がなされた場合に,シンボル化されてい
る上記入力枠を元の大きさに復元する復元化工程とを具
備することを特徴とする表示入力方法として構成され
る。このように構成されることで,ユーザの操作状況に
応じて上記入力枠の表示が可能なるので,例えば,表示
装置がコンパクトに設計されている携帯情報端末装置に
本発明の表示入力方法を採用すると,携帯情報端末装置
によるテキスト文書の入力時の操作性が高められる。
【0023】また,前記入力枠シンボル化工程は,前記
入力枠に対する操作の無い状態が所定の時間継続した場
合に,前記入力枠を縮小表示されたシンボルで表示して
も良い。このように構成することで,例えば,テキスト
文書の編集中において,ユーザが既に入力したテキスト
文書を推敲するために入力作業を所定の時間中断する
と,自動的にテキスト文書を最大限表示することが可能
となるので,ユーザの編集作業を効率的に行うことが可
能となる。また,画面上の表示が操作の中断毎に変化し
ては都合が悪い場合や,ユーザの癖などによって操作の
中断が起きやすい場合等においては,上記画面が所定の
時間保持されるので,例えば携帯情報端末装置等の操作
性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る表示入力シス
テム,又は表示入力方法を採用する機器の一例である携
帯情報端末装置Aの概略構成図。
【図2】表示入力部30の表示例図(入力枠表示時)。
【図3】表示入力部30の表示例(入力枠シンボル化
時)。
【図4】シンボル表示位置設定テーブル。
【図5】入力枠配置例。
【図6】シンボルの配置例。
【図7】本発明の実施の形態に係る処理の手順を示すフ
ローチャート。
【図8】表示入力部30の表示例。
【図9】本発明の実施例に係る表示入力システム,又は
表示入力方法を採用する機器の一例である携帯情報端末
装置Bの概略構成図。
【図10】本発明の実施例に係る処理の手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
A………携帯情報端末装置A 10………ROM 20………RAM 30………表示入力部 40………CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 BD17 BE08 CD01 CD02 CD06 5B087 AA09 CC26 DD17 DE02 DE03 5E501 AA04 BA05 CA04 CB05 CB11 EA02 EA11 FA02 FA04 FA13 FA42 FB04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に情報を表示すると共に,データ
    等を該画面上から直接入力するための入力枠を表示する
    表示入力システムにおいて,上記入力枠に対する操作の
    有無を判断する入力判断手段と,上記入力判断手段によ
    って上記操作が無いと判断された場合に,縮小表示され
    たシンボルで上記入力枠を表示する入力枠シンボル化手
    段と,上記シンボルに対して所定の操作がなされた場合
    に,シンボル化されている上記入力枠を元の大きさに復
    元する復元化手段とを具備することを特徴とする表示入
    力システム。
  2. 【請求項2】 前記入力枠シンボル化手段は,前記入力
    枠に対する操作の無い状態が所定の時間継続した場合
    に,前記入力枠を縮小表示されたシンボルで表示してな
    る請求項1記載の表示入力システム。
  3. 【請求項3】 前記シンボルの表示位置を予め設定する
    ための設定手段を具備してなる請求項1,又は請求項2
    のいずれかに記載の表示入力システム。
  4. 【請求項4】 前記シンボルの表示位置を予め設定する
    場合に,予め定められた所定の位置中より所望の位置が
    選択されることで,上記設定がなされる選択設定手段を
    具備してなる請求項1,又は請求項2のいずれかに記載
    の表示入力システム。
  5. 【請求項5】 前記画面の淵が略四角形である場合に,
    前記所定の位置が該略四角形の各辺の近傍である請求項
    4記載の表示入力システム。
  6. 【請求項6】 画面上に情報を表示すると共に,データ
    等を該画面上から直接入力するための入力枠を表示する
    表示入力方法において,上記入力枠に対する操作の有無
    を判断する入力判断工程と,上記入力判断工程によって
    上記操作が無いと判断された場合に,縮小表示されたシ
    ンボルで上記入力枠を表示する入力枠シンボル化工程
    と,上記シンボルに対して所定の操作がなされた場合
    に,シンボル化されている上記入力枠を元の大きさに復
    元する復元化工程とを具備することを特徴とする表示入
    力方法。
  7. 【請求項7】 前記入力枠シンボル化工程は,前記入力
    枠に対する操作の無い状態が所定の時間継続した場合
    に,前記入力枠を縮小表示されたシンボルで表示してな
    る請求項6記載の表示入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103729584A (zh) * 2012-10-16 2014-04-16 北京千橡网景科技发展有限公司 用于屏幕解锁的方法和装置
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