JP2001022045A - フィルム収納体回収装置 - Google Patents
フィルム収納体回収装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/10—Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion
Landscapes
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の小型化を図るべくガイドの傾斜角度を
小さくするも、確実にフィルム収納体を回収部に案内す
ることの出来るフィルム収納体回収装置を提供する。 【解決手段】 フィルム収納体の保持部と、該保持部に
保持したフィルム収納体に収納されているフィルムを繰
り出して、フィルム収納体からフィルムを分離する分離
部と、分離部でフィルムが分離されたフィルム収納体を
回収部に案内する案内部とを備え、案内部には、フィル
ム収納体を滑らせて回収部に案内するためのガイドを備
えているフィルム収納体回収装置において、案内部のガ
イドに振動を付与するための振動付与モータを設けた。
小さくするも、確実にフィルム収納体を回収部に案内す
ることの出来るフィルム収納体回収装置を提供する。 【解決手段】 フィルム収納体の保持部と、該保持部に
保持したフィルム収納体に収納されているフィルムを繰
り出して、フィルム収納体からフィルムを分離する分離
部と、分離部でフィルムが分離されたフィルム収納体を
回収部に案内する案内部とを備え、案内部には、フィル
ム収納体を滑らせて回収部に案内するためのガイドを備
えているフィルム収納体回収装置において、案内部のガ
イドに振動を付与するための振動付与モータを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム収納体内
に巻き取られているフィルムを繰り出して、フィルム収
納体から分離すると共に、フィルムが分離されたフィル
ム収納体を回収部に回収するようにしたフィルム収納体
回収装置に関する。
に巻き取られているフィルムを繰り出して、フィルム収
納体から分離すると共に、フィルムが分離されたフィル
ム収納体を回収部に回収するようにしたフィルム収納体
回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のフィルム収納体回収装置
は、例えば特開平9−90595号公報に示されている
ように、フィルム収納体の保持部と、該保持部に保持し
たフィルム収納体からフィルムを繰り出して、該フィル
ムをフィルム収納体から分離する分離機と、この分離機
でフィルムが分離されたフィルム収納体を回収部に案内
する案内部とを備えて成り、分離機によりフィルムが分
離された後のフィルム収納体を、案内部のガイド上に投
下して、該ガイド上を滑らせることで回収部に回収する
ようにしている。
は、例えば特開平9−90595号公報に示されている
ように、フィルム収納体の保持部と、該保持部に保持し
たフィルム収納体からフィルムを繰り出して、該フィル
ムをフィルム収納体から分離する分離機と、この分離機
でフィルムが分離されたフィルム収納体を回収部に案内
する案内部とを備えて成り、分離機によりフィルムが分
離された後のフィルム収納体を、案内部のガイド上に投
下して、該ガイド上を滑らせることで回収部に回収する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のフィル
ム収納体回収装置にあっては、ガイド上に投下されるフ
ィルム収納体を回収部に確実に回収するためには、前記
ガイドの傾斜角度を大きくすればよいが、ガイドの傾斜
角度を大きくすると、該ガイドを組み込むために装置本
体内に確保しなければならない上下方向のスペースが大
きくなってしまって、それだけ装置全体が大型となる不
具合がある。
ム収納体回収装置にあっては、ガイド上に投下されるフ
ィルム収納体を回収部に確実に回収するためには、前記
ガイドの傾斜角度を大きくすればよいが、ガイドの傾斜
角度を大きくすると、該ガイドを組み込むために装置本
体内に確保しなければならない上下方向のスペースが大
きくなってしまって、それだけ装置全体が大型となる不
具合がある。
【0004】本発明は以上の実情に鑑みて開発されたも
のであって、目的とするところは、装置の小型化を図る
べくガイドの傾斜角度を小さくするも、確実にフィルム
収納体を回収部に案内することの出来るフィルム収納体
回収装置を提供するにある。
のであって、目的とするところは、装置の小型化を図る
べくガイドの傾斜角度を小さくするも、確実にフィルム
収納体を回収部に案内することの出来るフィルム収納体
回収装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、フィルム収納体の保持部
と、該保持部に保持したフィルム収納体に収納されてい
るフィルムを繰り出して、フィルム収納体からフィルム
を分離する分離部と、分離部でフィルムが分離されたフ
ィルム収納体を回収部に案内する案内部とを備え、案内
部には、フィルム収納体を滑らせて回収部に案内するた
めのガイドを備えているフィルム収納体回収装置におい
て、案内部のガイドに振動を付与するための振動付与手
段を設けたのである。
めに、請求項1記載の発明は、フィルム収納体の保持部
と、該保持部に保持したフィルム収納体に収納されてい
るフィルムを繰り出して、フィルム収納体からフィルム
を分離する分離部と、分離部でフィルムが分離されたフ
ィルム収納体を回収部に案内する案内部とを備え、案内
部には、フィルム収納体を滑らせて回収部に案内するた
めのガイドを備えているフィルム収納体回収装置におい
て、案内部のガイドに振動を付与するための振動付与手
段を設けたのである。
【0006】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
のフィルム収納体回収装置において、振動付与手段を、
駆動軸に偏芯錘を備えたモータから構成したのである。
のフィルム収納体回収装置において、振動付与手段を、
駆動軸に偏芯錘を備えたモータから構成したのである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、フィルム収納体としての
パトローネP又はカートリッジCに収納されているフィ
ルムF1,F2を、そのパトローネP又はカートリッジ
Cから繰り出して現像部Gに供給するフィルム供給装置
Kを示している。
パトローネP又はカートリッジCに収納されているフィ
ルムF1,F2を、そのパトローネP又はカートリッジ
Cから繰り出して現像部Gに供給するフィルム供給装置
Kを示している。
【0008】フィルム供給装置Kには、パトローネP又
はカートリッジCに収納されている複数のフィルムF
1,F2を装填するフィルム装填室Aと、フィルム装填
室Aから順に送り込まれるフィルムF1,F2を現像部
Gに供給するフィルム供給部Bと、パトローネP又はカ
ートリッジCに収納されているフィルムF1,F2を、
該パトローネP又はカートリッジCから繰り出して分離
する分離部Dと、分離部DでフィルムF1,F2が分離
されたパトローネP又はカートリッジCを回収部Eに案
内するための案内部Hとを設け、分離部Dと案内部Hと
回収部Eとで、本発明に係るフィルム収納体回収装置を
構築している。
はカートリッジCに収納されている複数のフィルムF
1,F2を装填するフィルム装填室Aと、フィルム装填
室Aから順に送り込まれるフィルムF1,F2を現像部
Gに供給するフィルム供給部Bと、パトローネP又はカ
ートリッジCに収納されているフィルムF1,F2を、
該パトローネP又はカートリッジCから繰り出して分離
する分離部Dと、分離部DでフィルムF1,F2が分離
されたパトローネP又はカートリッジCを回収部Eに案
内するための案内部Hとを設け、分離部Dと案内部Hと
回収部Eとで、本発明に係るフィルム収納体回収装置を
構築している。
【0009】フィルム収納体としてのパトローネPは、
所謂135フィルムF1を収納し、フィルム収納体とし
てのカートリッジCはAPSカメラに用いられる240
フィルムF1を収納しているのであって、パトローネP
又はカートリッジCを二個一組にして、これらのパトロ
ーネP又はカートリッジCから引き出されている二つの
フィルム先端部分に、リーダLを備えたフィルム接続体
1a,1bを接続すると共に、このフィルム接続体1
a,1bをフィルム装填室Aに複数装填するようにして
いる。
所謂135フィルムF1を収納し、フィルム収納体とし
てのカートリッジCはAPSカメラに用いられる240
フィルムF1を収納しているのであって、パトローネP
又はカートリッジCを二個一組にして、これらのパトロ
ーネP又はカートリッジCから引き出されている二つの
フィルム先端部分に、リーダLを備えたフィルム接続体
1a,1bを接続すると共に、このフィルム接続体1
a,1bをフィルム装填室Aに複数装填するようにして
いる。
【0010】フィルム装填室Aには、フィルム接続体1
a,1bがセットされる装填口2と、セットされたフィ
ルム接続体1a,1bをフィルム装填室A内に下向きに
送り込む下送り搬送装置3と、下送り搬送装置3で送り
込まれたフィルム接続体1a,1bをフィルム装填室A
内で横送りする横送り搬送装置4と、横送り搬送装置4
で横送りされたフィルム接続体1a,1bを、その送り
方向先頭側に位置するものから順にフィルム供給部Bに
向けて上向きに送り出す上送り搬送装置5とが設けられ
ている。
a,1bがセットされる装填口2と、セットされたフィ
ルム接続体1a,1bをフィルム装填室A内に下向きに
送り込む下送り搬送装置3と、下送り搬送装置3で送り
込まれたフィルム接続体1a,1bをフィルム装填室A
内で横送りする横送り搬送装置4と、横送り搬送装置4
で横送りされたフィルム接続体1a,1bを、その送り
方向先頭側に位置するものから順にフィルム供給部Bに
向けて上向きに送り出す上送り搬送装置5とが設けられ
ている。
【0011】前記横送り搬送装置4は、フィルム装填室
A内の両側部に一対のバーコンベヤ6を配置するととも
に、このバーコンベヤ6の搬送チェーンにガイドバー7
を等間隔に設けて、装填口2にセットされたフィルム接
続体1a,1bを下送り搬送装置3で下向きに送り込み
ながら、そのリーダLの両側部をガイドバー7の長溝
(図示せず)に嵌めて、当該フィルム接続体1a,1b
をガイドバー7に支持し、バーコンベヤ6の駆動で上送
り搬送装置5に向けて横送りするように構成している。
A内の両側部に一対のバーコンベヤ6を配置するととも
に、このバーコンベヤ6の搬送チェーンにガイドバー7
を等間隔に設けて、装填口2にセットされたフィルム接
続体1a,1bを下送り搬送装置3で下向きに送り込み
ながら、そのリーダLの両側部をガイドバー7の長溝
(図示せず)に嵌めて、当該フィルム接続体1a,1b
をガイドバー7に支持し、バーコンベヤ6の駆動で上送
り搬送装置5に向けて横送りするように構成している。
【0012】フィルム供給部Bは、開閉自在な蓋8を備
えたケース9内に、上送り搬送装置5で送り込まれるフ
ィルム接続体1a,1bがリーダL側を先頭にして通過
する接続体通路10と、リーダL及びフィルムF1,F
2が現像部Gに向けて通過するスリット状のフィルム通
路11と、パトローネP又はカートリッジCを凹面部1
2aで抱え込んで保持する保持部としてのホルダ12
と、パトローネPに収納されているフィルムF1を現像
部Gに送り込む際にそのフィルムF1の繰り出し方向後
端側を切断するカッター装置13と、接続体通路10を
通過してフィルム通路11に入り込んだリーダLとフィ
ルムF1,F2を挾持してそのフィルム通路11に沿っ
て現像部G側に搬送する挾持搬送装置14と、接続体通
路10の入口を開閉するシャッター装置15とを備えて
いる。
えたケース9内に、上送り搬送装置5で送り込まれるフ
ィルム接続体1a,1bがリーダL側を先頭にして通過
する接続体通路10と、リーダL及びフィルムF1,F
2が現像部Gに向けて通過するスリット状のフィルム通
路11と、パトローネP又はカートリッジCを凹面部1
2aで抱え込んで保持する保持部としてのホルダ12
と、パトローネPに収納されているフィルムF1を現像
部Gに送り込む際にそのフィルムF1の繰り出し方向後
端側を切断するカッター装置13と、接続体通路10を
通過してフィルム通路11に入り込んだリーダLとフィ
ルムF1,F2を挾持してそのフィルム通路11に沿っ
て現像部G側に搬送する挾持搬送装置14と、接続体通
路10の入口を開閉するシャッター装置15とを備えて
いる。
【0013】前記接続体通路10は、スリット状のリー
ダ通路部分10aと、パトローネP又はカートリッジC
部分が通過する収納体通路10bとを備え、リーダ通路
部分10aがフィルム通路11に接続されているととも
に、フィルム通路11には、リーダLの先端部が通過し
たか否かを検知する通過検知用センサー33と、パトロ
ーネPに収納されていた幅広の135フィルムF1かカ
ートリッジCに収納されていた幅狭の240フィルムF
2かを検知するフィルム幅検知用フォトセンサーSとが
設けられている。
ダ通路部分10aと、パトローネP又はカートリッジC
部分が通過する収納体通路10bとを備え、リーダ通路
部分10aがフィルム通路11に接続されているととも
に、フィルム通路11には、リーダLの先端部が通過し
たか否かを検知する通過検知用センサー33と、パトロ
ーネPに収納されていた幅広の135フィルムF1かカ
ートリッジCに収納されていた幅狭の240フィルムF
2かを検知するフィルム幅検知用フォトセンサーSとが
設けられている。
【0014】前記ホルダ12は軸X1を支点にして揺動
自在に設けられ、またホルダ12には、凹面部12aが
収納体通路10bの上手側にセットされるように弾性付
勢するコイルバネ16が設けられている。
自在に設けられ、またホルダ12には、凹面部12aが
収納体通路10bの上手側にセットされるように弾性付
勢するコイルバネ16が設けられている。
【0015】挾持搬送装置14は、フィルムF1,F2
又はそのリーダLが円弧状に巻掛けられる駆動ローラ1
7aと、この駆動ローラ17aとの協働で、当該駆動ロ
ーラ17aに巻掛けられているフィルムF1,F2又は
そのリーダLを挾持する二個の遊転ローラ17b,17
cとから成るローラ対17を、二本のフィルムF1,F
2の移動経路に配置する状態でフィルム通路11の幅方
向に並設すると共に、二個の遊転ローラ17b,17c
を支承している枠体19を駆動ローラ17aに対して遠
近方向に移動させて、これらのローラ対17を挾持状態
と挾持解除状態とに切り換えるソレノイド装置20を設
けている。
又はそのリーダLが円弧状に巻掛けられる駆動ローラ1
7aと、この駆動ローラ17aとの協働で、当該駆動ロ
ーラ17aに巻掛けられているフィルムF1,F2又は
そのリーダLを挾持する二個の遊転ローラ17b,17
cとから成るローラ対17を、二本のフィルムF1,F
2の移動経路に配置する状態でフィルム通路11の幅方
向に並設すると共に、二個の遊転ローラ17b,17c
を支承している枠体19を駆動ローラ17aに対して遠
近方向に移動させて、これらのローラ対17を挾持状態
と挾持解除状態とに切り換えるソレノイド装置20を設
けている。
【0016】以上の挾持搬送装置14は、上送り搬送装
置5で送り込まれるフィルム接続体1a,1bのリーダ
Lの先端側が、接続体通路10を通過してフィルム通路
11に入り込み、更に挾持解除状態で待機している駆動
ローラ17aと遊転ローラ17b,17cとの間を通過
したことが通過検知用センサー33で検知されると、ロ
ーラ対17が挾持状態に切り換わってリーダLを挾持す
るとともに、駆動ローラ17aが駆動して、リーダLを
現像部G側に送り出すようにしている。
置5で送り込まれるフィルム接続体1a,1bのリーダ
Lの先端側が、接続体通路10を通過してフィルム通路
11に入り込み、更に挾持解除状態で待機している駆動
ローラ17aと遊転ローラ17b,17cとの間を通過
したことが通過検知用センサー33で検知されると、ロ
ーラ対17が挾持状態に切り換わってリーダLを挾持す
るとともに、駆動ローラ17aが駆動して、リーダLを
現像部G側に送り出すようにしている。
【0017】そして前記駆動ローラ17aによるリーダ
Lの現像部G側への送り出しに伴い、パトローネP又は
カートリッジCが引っ張られて収納体通路10bに沿っ
て移動し、該パトローネP又はカートリッジCがホルダ
12に保持されてその移動が規制されると、そのパトロ
ーネP又はカートリッジCに巻き取り収納されていたフ
ィルムF1,F2がそのパトローネP又はカートリッジ
Cから繰り出されるのであって、ホルダ12に保持され
ているのがパトローネPである場合は、その135フィ
ルムF1の繰り出し方向後端側がパトローネPに固定さ
れているので、135フィルムF1の繰り出し終了に伴
ってホルダ12が、コイルバネ16の弾性付勢力に抗し
て収納体通路1Obの終端側に向けてストッパー21に
接当するまで揺動すると共に、フォトセンサー34のO
N動作により、カッター装置13が作動して135フィ
ルムF1の繰り出し方向後端側を切断し、これにより、
パトローネPと135フィルムF1とが分離されて、フ
ィルムF1が現像部G側へ送り出される。
Lの現像部G側への送り出しに伴い、パトローネP又は
カートリッジCが引っ張られて収納体通路10bに沿っ
て移動し、該パトローネP又はカートリッジCがホルダ
12に保持されてその移動が規制されると、そのパトロ
ーネP又はカートリッジCに巻き取り収納されていたフ
ィルムF1,F2がそのパトローネP又はカートリッジ
Cから繰り出されるのであって、ホルダ12に保持され
ているのがパトローネPである場合は、その135フィ
ルムF1の繰り出し方向後端側がパトローネPに固定さ
れているので、135フィルムF1の繰り出し終了に伴
ってホルダ12が、コイルバネ16の弾性付勢力に抗し
て収納体通路1Obの終端側に向けてストッパー21に
接当するまで揺動すると共に、フォトセンサー34のO
N動作により、カッター装置13が作動して135フィ
ルムF1の繰り出し方向後端側を切断し、これにより、
パトローネPと135フィルムF1とが分離されて、フ
ィルムF1が現像部G側へ送り出される。
【0018】またホルダ12に保持されているのがカー
トリッジCである場合は、フォトセンサー34がON動
作することなく、240フィルムF2の繰り出し方向後
端側がカートリッジCから抜け出て現像部G側へ送り出
される。
トリッジCである場合は、フォトセンサー34がON動
作することなく、240フィルムF2の繰り出し方向後
端側がカートリッジCから抜け出て現像部G側へ送り出
される。
【0019】そしてフィルムF1,F2が繰り出された
後のパトローネP又はカートリッジCは、ホルダ12か
ら落下して、案内部Hの案内で回収部Eに回収される。
後のパトローネP又はカートリッジCは、ホルダ12か
ら落下して、案内部Hの案内で回収部Eに回収される。
【0020】前記案内部Hは、図4に示すように、パト
ローネPとカートリッジCとを分別する分別装置22
と、分離部Dで分離されたパトローネPとカートリッジ
Cをその分別装置22に向けて落下させる共通落下通路
23と、分離部Dで分離されて落下して来るパトローネ
PやカートリッジCを共通落下通路23の入口に向けて
案内する案内ガイド装置24と、分別装置22で分別さ
れたパトローネPとカートリッジCを、対応する回収部
E1,E2に各別に落下させる回収落下通路25a,2
5bと、図5に示すように、パトローネPかカートリッ
ジCかをフィルム幅検知用フォトセンサーSによる検知
結果に基づいて判別する判別部26、及びこの判別部2
6による判別情報に基づいて分別装置22を作動させる
制御部27を備えたマイクロコンピュータから成るコン
トローラー28とを備えている。
ローネPとカートリッジCとを分別する分別装置22
と、分離部Dで分離されたパトローネPとカートリッジ
Cをその分別装置22に向けて落下させる共通落下通路
23と、分離部Dで分離されて落下して来るパトローネ
PやカートリッジCを共通落下通路23の入口に向けて
案内する案内ガイド装置24と、分別装置22で分別さ
れたパトローネPとカートリッジCを、対応する回収部
E1,E2に各別に落下させる回収落下通路25a,2
5bと、図5に示すように、パトローネPかカートリッ
ジCかをフィルム幅検知用フォトセンサーSによる検知
結果に基づいて判別する判別部26、及びこの判別部2
6による判別情報に基づいて分別装置22を作動させる
制御部27を備えたマイクロコンピュータから成るコン
トローラー28とを備えている。
【0021】前記案内ガイド装置24は、ホルダ12側
から落下してくるパトローネP又はカートリッジCを受
け止めて収納体通路10bの外側に排出するための排出
ガイド板29と、排出ガイド板29で排出されたパトロ
ーネPとカートリッジCを共通落下通路23の入口に向
けて滑降させるためのシュート状のガイド30とを備え
ている。
から落下してくるパトローネP又はカートリッジCを受
け止めて収納体通路10bの外側に排出するための排出
ガイド板29と、排出ガイド板29で排出されたパトロ
ーネPとカートリッジCを共通落下通路23の入口に向
けて滑降させるためのシュート状のガイド30とを備え
ている。
【0022】排出ガイド板29は、常時は収納体通路1
0b内に突入する位置(図3において2点鎖線で示す位
置)に弾性的に揺動付勢されていて、ホルダ12に向け
て移動する分離前のパトローネP又はカートリッジCが
排出ガイド板29をその下側から押圧すると、弾性付勢
力に抗してガイド30側に揺動(図3において実線で示
す位置)して、そのパトローネP又はカートリッジCが
ホルダ12側に向けて移動するのを許容し、かかるパト
ローネP又はカートリッジCが通過した後、収納体通路
10b内に再度突入して、分離部Dで分離されて自重に
より落下して来るパトローネP又はカートリッジCをガ
イド30側に案内するように構成している。
0b内に突入する位置(図3において2点鎖線で示す位
置)に弾性的に揺動付勢されていて、ホルダ12に向け
て移動する分離前のパトローネP又はカートリッジCが
排出ガイド板29をその下側から押圧すると、弾性付勢
力に抗してガイド30側に揺動(図3において実線で示
す位置)して、そのパトローネP又はカートリッジCが
ホルダ12側に向けて移動するのを許容し、かかるパト
ローネP又はカートリッジCが通過した後、収納体通路
10b内に再度突入して、分離部Dで分離されて自重に
より落下して来るパトローネP又はカートリッジCをガ
イド30側に案内するように構成している。
【0023】分別装置22は、図5に示すように、パト
ローネPを貯留する第1回収部E1への第1回収落下通
路25aとカートリッジCを貯留する第2回収部E2へ
の第2回収落下通路25bとの分岐部に設けられて、第
1回収落下通路25aの入口を開放して第2回収落下通
路25bの入口を塞ぐ第1揺動姿勢、及び第1回収落下
通路25aの入口を塞いで第2回収落下通路25bの入
口を開放する第2揺動姿勢に姿勢変更可能な開閉ガイド
板31と、この開閉ガイド板31を第1揺動姿勢と第2
揺動姿勢とに亘って揺動させるためのロータリーソレノ
イド32とを設け、分離されたパトローネPとカートリ
ッジCの分離部Dから第1,第2回収部E1・E2への
落下経路をフィルム収納体の種類別に変更して分別する
よう構成されている。
ローネPを貯留する第1回収部E1への第1回収落下通
路25aとカートリッジCを貯留する第2回収部E2へ
の第2回収落下通路25bとの分岐部に設けられて、第
1回収落下通路25aの入口を開放して第2回収落下通
路25bの入口を塞ぐ第1揺動姿勢、及び第1回収落下
通路25aの入口を塞いで第2回収落下通路25bの入
口を開放する第2揺動姿勢に姿勢変更可能な開閉ガイド
板31と、この開閉ガイド板31を第1揺動姿勢と第2
揺動姿勢とに亘って揺動させるためのロータリーソレノ
イド32とを設け、分離されたパトローネPとカートリ
ッジCの分離部Dから第1,第2回収部E1・E2への
落下経路をフィルム収納体の種類別に変更して分別する
よう構成されている。
【0024】そして、制御部27は、判別部26による
判別情報に基づいて、パトローネPが分離されて落下し
てくる場合には、開閉ガイド板31を第1揺動姿勢に揺
動させて第1回収部E1に回収し、カートリッジCが分
離されて落下してくる場合には、開閉ガイド板31を第
2揺動姿勢に揺動させて第2回収部E2に回収するよう
に構成されている。
判別情報に基づいて、パトローネPが分離されて落下し
てくる場合には、開閉ガイド板31を第1揺動姿勢に揺
動させて第1回収部E1に回収し、カートリッジCが分
離されて落下してくる場合には、開閉ガイド板31を第
2揺動姿勢に揺動させて第2回収部E2に回収するよう
に構成されている。
【0025】しかして以上の構成からなるフィルム収納
体回収装置において、図に示す実施形態では、前記ガイ
ド30の下面に、該ガイド30に振動を付与するための
振動付与手段としての振動付与モーター40を固定した
のであって、この振動付与モーター40は、駆動軸41
に偏芯錘42を組付け、該モーター40の駆動に伴う偏
芯錘42の偏芯回転により、振動を生じさせるようにし
ている。
体回収装置において、図に示す実施形態では、前記ガイ
ド30の下面に、該ガイド30に振動を付与するための
振動付与手段としての振動付与モーター40を固定した
のであって、この振動付与モーター40は、駆動軸41
に偏芯錘42を組付け、該モーター40の駆動に伴う偏
芯錘42の偏芯回転により、振動を生じさせるようにし
ている。
【0026】図に示す実施形態では、モーター40の駆
動を、前記コントローラー28の制御部27により制御
するようにしているのであって、具体的には、ホルダ1
2側からガイド30上にパトローネP又はカートリッジ
Cが投入されるのを検出する投入検出用センサー43を
設けて、該投入検出用センサー43がパトローネP又は
カートリッジCの投入を検知した時点から一定時間(例
えば10秒間)だけモーター40を駆動させるようにし
ている。
動を、前記コントローラー28の制御部27により制御
するようにしているのであって、具体的には、ホルダ1
2側からガイド30上にパトローネP又はカートリッジ
Cが投入されるのを検出する投入検出用センサー43を
設けて、該投入検出用センサー43がパトローネP又は
カートリッジCの投入を検知した時点から一定時間(例
えば10秒間)だけモーター40を駆動させるようにし
ている。
【0027】斯くして以上のフィルム収納体回収装置に
よれば、パトローネP又はカートリッジCからフィルム
F1・F2が分離されて、これらパトローネP又はカー
トリッジCがホルダー13からガイド30上に投入され
ると、前記投入検出用センサー43がパトローネP又は
カートリッジCのガイド30上への投入を検知し、コン
トローラー28の制御部27により、振動付与モーター
40が駆動して、ガイド30を一定時間振動させるので
あって、ガイド30上に投入されたパトローネP又はカ
ートリッジCは、振動するガイド30の傾斜面を滑って
確実に共通落下通路23に送り込まれ、該ガイド30上
に滞留するような虞がないのである。
よれば、パトローネP又はカートリッジCからフィルム
F1・F2が分離されて、これらパトローネP又はカー
トリッジCがホルダー13からガイド30上に投入され
ると、前記投入検出用センサー43がパトローネP又は
カートリッジCのガイド30上への投入を検知し、コン
トローラー28の制御部27により、振動付与モーター
40が駆動して、ガイド30を一定時間振動させるので
あって、ガイド30上に投入されたパトローネP又はカ
ートリッジCは、振動するガイド30の傾斜面を滑って
確実に共通落下通路23に送り込まれ、該ガイド30上
に滞留するような虞がないのである。
【0028】以上の実施形態では、パトローネP又はカ
ートリッジCがホルダー13からガイド30上に投入さ
れるに伴い、前記ガイド30をモーター40により常に
一定時間振動させるようにしたが、これに限定されるも
のではなく、例えばガイド30上にパトローネP又はカ
ートリッジCが滞留するのを検出するセンサーを設け
て、該センサーにより、ガイド30上にパトローネP又
はカートリッジCが滞留した場合にのみモータ40を駆
動するようにしてもよい。
ートリッジCがホルダー13からガイド30上に投入さ
れるに伴い、前記ガイド30をモーター40により常に
一定時間振動させるようにしたが、これに限定されるも
のではなく、例えばガイド30上にパトローネP又はカ
ートリッジCが滞留するのを検出するセンサーを設け
て、該センサーにより、ガイド30上にパトローネP又
はカートリッジCが滞留した場合にのみモータ40を駆
動するようにしてもよい。
【0029】また以上の実施形態では、振動付与手段と
して、振動付与モーター40から構成したが、これに限
定されるものではなく、例えば電磁石を用いてもよい。
して、振動付与モーター40から構成したが、これに限
定されるものではなく、例えば電磁石を用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のごとく請求項1記載の発明によれ
ば、フィルム収納体を回収部に案内する案内部に、該案
内部のガイドに振動を付与するための振動付与手段を設
けたことにより、ガイドの傾斜角度を小さくして、フィ
ルム収納体回収装置の小型化を図るも、振動付与手段に
より、該ガイド上のフィルム収納体を確実に滑らせて回
収部に回収することが出来るに至ったのである。
ば、フィルム収納体を回収部に案内する案内部に、該案
内部のガイドに振動を付与するための振動付与手段を設
けたことにより、ガイドの傾斜角度を小さくして、フィ
ルム収納体回収装置の小型化を図るも、振動付与手段に
より、該ガイド上のフィルム収納体を確実に滑らせて回
収部に回収することが出来るに至ったのである。
【0031】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載のフィルム収納体回収装置において、振動付与手
段を、駆動軸に偏芯錘を備えたモータから構成したこと
により、請求項1記載の発明の効果に加え、騒音の発生
を抑制することが出来る。
1記載のフィルム収納体回収装置において、振動付与手
段を、駆動軸に偏芯錘を備えたモータから構成したこと
により、請求項1記載の発明の効果に加え、騒音の発生
を抑制することが出来る。
【図1】本発明のフィルム収納体回収装置を搭載したフ
ィルム供給装置の斜視図。
ィルム供給装置の斜視図。
【図2】同、断面図。
【図3】同、要部の拡大断面図。
【図4】同、回収部の概略構成図。
【図5】同、制御部分のブロック図。
P パトローネ(フィルム回収体) C カートリッジ(フィルム回収体) D 分離部 E 回収部 H 案内部 12 ホルダ(保持部) 30 ガイド 40 振動付与モーター 41 駆動軸 42 偏芯錘
Claims (2)
- 【請求項1】フィルム収納体の保持部と、該保持部に保
持したフィルム収納体に収納されているフィルムを繰り
出して、フィルム収納体からフィルムを分離する分離部
と、分離部でフィルムが分離されたフィルム収納体を回
収部に案内する案内部とを備え、案内部には、フィルム
収納体を滑らせて回収部に案内するためのガイドを備え
ているフィルム収納体回収装置において、案内部のガイ
ドに振動を付与するための振動付与手段を設けているこ
とを特徴とするフィルム収納体回収装置。 - 【請求項2】振動付与手段が、駆動軸に偏芯錘を備えた
モータから成る請求項1記載のフィルム収納体回収装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19730599A JP2001022045A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | フィルム収納体回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19730599A JP2001022045A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | フィルム収納体回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001022045A true JP2001022045A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16372257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19730599A Withdrawn JP2001022045A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | フィルム収納体回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001022045A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109305491A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-05 | 中南大学湘雅医院 | 一种实验室智能废品回收设备 |
-
1999
- 1999-07-12 JP JP19730599A patent/JP2001022045A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109305491A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-05 | 中南大学湘雅医院 | 一种实验室智能废品回收设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |