JP2001020412A - 補強桟材の壁面材への固定構造 - Google Patents

補強桟材の壁面材への固定構造

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JP2001020412A
JP2001020412A JP11191924A JP19192499A JP2001020412A JP 2001020412 A JP2001020412 A JP 2001020412A JP 11191924 A JP11191924 A JP 11191924A JP 19192499 A JP19192499 A JP 19192499A JP 2001020412 A JP2001020412 A JP 2001020412A
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JP
Japan
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reinforcing
reinforcing bar
indoor side
insertion hole
fixing
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JP11191924A
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Masaki Kinoshita
昌己 木下
Naomi Tsue
直美 津恵
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強桟材としての屋内側部の強度が落ち
ずに、簡単に補強桟材を壁面材に固定できる補強桟材の
壁面材への固定構造を提供するものである。 【解決手段】 屋外側部11に貫通された取付孔15と
屋内側部12に貫通された挿入孔16とを有する補強桟
材1と、補強桟材1が裏面に取り付けられる壁面材2と
が挿入孔16からの締結具3により取付孔15を介して
固定される補強桟材1の壁面材2への固定構造Aにおい
て、補強桟材1の屋内側部12の挿入孔16の周縁部に
補強リブ17が設けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補強桟材の壁面材
への固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレーム(補強桟材)の壁面材へ
の固定構造は特公昭63−56379号公報に記載のも
のが知られている。この特公昭63−56379号公報
に記載のものは、壁面材の裏面側から開孔され、表面側
に貫通しない有底孔に、外面に喰込み部が形成されたナ
ットを挿着固定し、角筒状のフレーム(補強桟材)に
は、屋外側部に貫通された取付孔と屋内側部に取付孔よ
り若干大きい貫通された挿入孔とが設けられ、挿入孔と
取付孔にネジを差し込んで、前記ナットに螺合して、壁
面材に補強桟材が固定されるようになされたものであ
る。この固定構造は、挿入孔と取付孔とにネジが差し込
まれ、挿入孔が取付孔より若干大きくなされているの
で、この挿入孔よりネジの螺合作業を行うことができ、
簡便なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
63−56379号公報に記載の固定構造は、屋内側部
の挿入孔が貫通されたそのままの状態になされ、複数個
の挿入孔で屋内側部自体が孔開き状態になっており、挿
入孔の孔開き状態に対して補強手段がなく、補強桟材と
しての屋内側部の強度が落ちるという問題がある。これ
に耐えるためは、より大きく、又、肉厚の厚い補強桟材
を使わねばならず、補強桟材としてのコストアップにな
るという問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記問題に着目してなさ
れたもので、補強桟材としての屋内側部の強度が落ちず
に、簡単に補強桟材を壁面材に固定できる補強桟材の壁
面材への固定構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
屋外側部に貫通された取付孔と屋内側部に貫通された挿
入孔とを有する補強桟材と、この補強桟材が裏面に取り
付けられる壁面材とが挿入孔からの締結具により取付孔
を介して固定される補強桟材の壁面材への固定構造にお
いて、補強桟材の屋内側部の挿入孔の周縁部に補強リブ
が設けられているものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
ので、屋内側部の挿入孔が補強桟材の長手方向の全長に
わたって長孔とされているものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のもので、屋内側部の補強リブが挿入孔の切り
代を内側方に折曲されて形成されているものである。
【0008】本発明において、補強桟材の形状は、屋外
側部に貫通された取付孔と屋内側部に貫通された挿入孔
とを有し、屋外側部が壁面材の裏面に当接させて、壁面
材を補強することができれば、適宜は形状のものでよ
く、例えば、補強桟材の形状を角筒形、横向きU形、横
向きH形等にすると、いずれの形状においても、壁面材
の裏面に当接される一方の横材を屋外側部にし、取付孔
を開け、他方の横材を屋内側部にし、挿入孔を開けるこ
とができるので、好ましい。尚、この時、いずれのもの
においても、屋内側部に設けられている挿入孔を屋外側
部に設けられている取付孔より若干大きくしておくと、
取付作業がし易いので、好ましい。
【0009】本発明において、補強桟材の材質は、壁面
材の裏面に当接させて、壁面材を補強することができれ
ば、適宜は材質のものでよく、例えば、鋼材であると、
強度もあり、錆にくいので、好ましい。
【0010】本発明において、挿入孔の形状は、取付孔
と挿入孔とにネジを差し込んで、挿入孔より取付孔に差
し込まれたネジの螺合作業を行うことができれば、適宜
な形状でよい。
【0011】例えば、補強桟材が角筒形の場合、補強桟
材の屋内側部のほぼ中央部に長手方向にそってスリット
状に切り込みを入れ、スリット状の切り込みを挟んだ両
側部分にネジの頭部に相当する大きさのロ字状の角孔に
すると、ロ字状の角孔の両側部を内側に折曲してリブと
することができるので、好ましい。
【0012】又、補強桟材が横向きU形、横向きH形の
場合、補強桟材の屋内側部の長手方向の端縁部にネジの
頭部に相当する大きさのコ字状の角孔にすると、コ字状
の角孔の奥部を内側に折曲してリブとすることができる
ので、好ましい。
【0013】又、請求項2の発明のように、挿入孔の形
状を補強桟材の屋内側部に長手方向の全長にわたった長
孔にし、この長孔の幅をネジの頭部に相当する大きさに
すると、この長孔を作るため、屋内側部に長手方向の全
長にわたってスリット状に切り込みを入れ、スリット状
の切り込みの内側を内側方に折曲してリブとすることが
できるので、好ましい。
【0014】本発明において、補強リブの形状は、補強
桟材の屋内側部の挿入孔の周縁部に設けられ、補強桟材
を補強することができれば、適宜な形状でよく、例え
ば、補強リブの形状を小さい板状体、或いは、細長い板
状体のものにすると、簡単な形状であるので、好まし
い。
【0015】又、請求項3の発明のように、補強リブの
形状を細長い板状体のものにすると、屋内側部の挿入孔
の切り込み代を内側に折曲することによって、細長い板
状体を形成し、補強リブとすることができるので、好ま
しい。このとき、切り込み代を内側に折曲して、折曲さ
れた先端部がほぼ垂直になるようにしてもよく、斜め下
方に折曲してもよい。
【0016】いずれの場合においても、折曲して形成し
た補強リブが補強桟材の屋外側部と屋内側部とを繋ぐ繋
ぎ部材に当接してもよく、補強リブを繋ぎ部材に当接せ
ず、補強リブと側壁部間に間隙を設けてもよい。
【0017】(作用)請求項1記載の発明は、屋外側部
に貫通された取付孔と屋内側部に貫通された挿入孔とを
有する補強桟材と、この補強桟材が裏面に取り付けられ
る壁面材とが挿入孔からの締結具により取付孔を介して
固定される補強桟材の壁面材への固定構造において、補
強桟材の屋内側部の挿入孔の周縁部に補強リブが設けら
れているから、この補強リブで補強桟材の屋内側部が補
強され、挿入孔が設けられていても、屋内側部の強度が
落ちず、より大きい、又、肉厚の厚い補強桟材を使う必
要がなく、補強桟材の薄板化が可能となり、補強桟材の
歩留りがよく、補強桟材としてのコストアップを防ぐこ
とができる。
【0018】請求項2記載の発明は、屋内側部の挿入孔
が補強桟材の長手方向の全長にわたって長孔とされてい
るから、どの位置でも、取付孔と挿入孔を設けることが
でき、使い易い。又、長孔にされているから、折曲して
できた補強リブは補強桟材の長手方向の全長にわたって
長く設けられ、屋内側部をより強く補強することができ
る。
【0019】請求項3記載の発明は、屋内側部の補強リ
ブが挿入孔の切り代を内側方に折曲されて形成されてい
るから、折曲することによって、簡単に補強リブを作る
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
に基づいて説明する。図1の(イ)は補強桟材が壁面材
に取り付けられた状態を示す斜視説明図、(ロ)は
(イ)のX−X線矢視断面説明図である。
【0021】図1に示すように、Aは補強桟材1の壁面
材2への固定構造で、補強桟材1と壁面材2と締結具で
あるネジ3とからなっている。補強桟材1は、鋼製で、
高さ約20mm、幅約30mm、肉厚約3mmの角筒体
で、屋外側部11と、屋内側部12と、屋外側部11と
屋内側部12とを繋ぐ両側壁13とからなっており、屋
内側部12のほぼ中央部に長手方向にそってスリット状
の切り込み14が入れられている。
【0022】屋外側部11には、長手方向にそって、複
数個の貫通した取付孔15が設けられている。屋内側部
12には、屋外側部11の取付孔15に対応した位置
に、ほぼ中央部のスリット状の切り込み14に沿って、
複数個の貫通した角状の挿入孔16が設けられている。
この挿入孔16は、スリット状の切り込み14を挟んで
両側の屋内側部12を内側に折曲して形成され、折曲し
た両側の先端部はほぼ垂下され、小板状の補強リブ17
とされている。この角状の挿入孔16の大きさは、ネジ
3の頭部の大きさより若干大きく、挿入孔16よりネジ
3の壁面材2への螺入作業ができる大きさになされてい
る。
【0023】壁面材2は、硬質木片セメント製で、縦約
1800mm、横約900mm、厚み約12mmの長方
形の板体で、裏面の周縁部と短手方向で一定間隔開けた
周縁部間とに複数個の補強桟材1が固定されるようにな
されている。
【0024】次に、補強桟材1の壁面材2への固定方法
及び作用について説明する。先ず、生産工場で、取付孔
15と挿入孔16とが開けられた補強桟材1を作り、補
強桟材1が取り付けられる壁面材2の寸法に合わせて、
補強桟材1を切断する。次に、壁面材2の裏面の周縁部
と短手方向で一定間隔開けた周縁部間とに補強桟材1の
屋外側部11を当接する。次に、補強桟材1の屋内側部
12から挿入孔16と取付孔15とにネジ3を差し込ん
で、壁面材2にネジ3を螺入して補強桟材1を壁面材2
に固定する。
【0025】このようにすると、屋外側部11に貫通さ
れた取付孔15と屋内側部12に貫通された挿入孔16
とを有する補強桟材1と、この補強桟材1が裏面に取り
付けられる壁面材2とが挿入孔16からのネジ3により
取付孔15を介して固定され、補強桟材1の屋内側部1
2の挿入孔16の周縁部に補強リブ17が設けられてい
るから、この補強リブ17で補強桟材1の屋内側部12
が補強され、挿入孔16が設けられていても、屋内側部
12の強度が落ちず、より大きい、又、肉厚の厚い補強
桟材1を使う必要がなく、補強桟材1の薄板化が可能と
なり、補強桟材1の歩留りがよく、補強桟材1としての
コストアップを防ぐことができる。
【0026】屋内側部12の補強リブ17が挿入孔16
の切り代を内側方に折曲されて形成されているから、折
曲することによって、簡単に補強リブ17を作ることが
できる。
【0027】次に、他の実施例を図2に基づき詳述す
る。図2は屋内側部で長手方向の全長にわたって長孔と
された補強桟材が壁面材に取り付けられた状態を示す斜
視説明図である。図2に示す補強桟材1aの壁面材2へ
の固定構造Bは、図1に示す補強桟材1の壁面材2への
固定構造Aの補強桟材1の挿入孔16の形状が異なるだ
けで、異なるところのみ説明し、ほとんど同じところの
説明と作用は省略する。
【0028】図2において、Bは補強桟材1aの壁面材
2への固定構造であり、補強桟材1aと壁面材2とネジ
3とからなっている。補強桟材1aは、鋼製で、高さ約
20mm、幅約30mm、肉厚約3mmの角筒体で、屋
外側部11aと、屋内側部12aと、屋外側部11aと
屋内側部12aとを繋ぐ両側壁13aとからなってい
る。
【0029】屋外側部11aには、長手方向にそって、
複数個の貫通した取付孔15aが設けられている。屋内
側部12aには、長孔である挿入孔16aがほぼ中央部
に長手方向の全長にわたって設けられている。この挿入
孔16aは、屋内側部12aのほぼ中央部にスリット状
の切り込み(図示省略)が入れられ、この切り込みを挟
んで両側の屋内側部12aを内側に折曲して形成され、
折曲した両側の先端部はほぼ垂下され、細長い板状の補
強リブ17aとされている。この挿入孔16aの幅は、
ネジ(図示省略)の頭部の大きさより若干大きく、挿入
孔16aよりネジの壁面材2への螺入作業ができる大き
さになされている。
【0030】次に、補強桟材1aの壁面材2への固定方
法については、一実施例とほぼ同じであるので、説明は
省略する。又、作用については、一実施例の他に次の作
用がある。即ち、屋内側部12aの挿入孔16aが補強
桟材1aの長手方向の全長にわたって長孔とされている
から、どの位置でも、取付孔15aと挿入孔16aを設
けることができ、使い易い。又、長孔にされているか
ら、折曲してできた補強リブ17aは補強桟材1aの長
手方向の全長にわたって長く設けられ、屋内側部12a
をより強く補強することができる。
【0031】次に、別の実施例を図3に基づき詳述す
る。図3は横向きU形の補強桟材が壁面材に取り付けら
れた状態を示す斜視説明図である。図3に示す補強桟材
1bの壁面材2への固定構造Cは、図1に示す補強桟材
1の壁面材2への固定構造Aの補強桟材1の形状と挿入
孔16の形状が異なるだけで、異なるところのみ説明
し、ほとんど同じところの説明と作用は省略する。
【0032】図3において、Cは補強桟材1bの壁面材
2への固定構造であり、補強桟材1bと壁面材2とネジ
3とからなっている。補強桟材1bは、鋼製で、高さ約
20mm、幅約30mm、肉厚約3mmの横向きU形
(大内さんこの数字要チェック)で、開口部が外方に向
けられ、屋外側部11bと、屋内側部12bと、屋外側
部11aと屋内側部12aとを繋ぐ側壁13bとからな
っている。
【0033】屋外側部11bには、長手方向にそって、
複数個の貫通した取付孔15bが設けられている。屋内
側部12bには、屋外側部11の取付孔15bに対応し
た位置に、角形の挿入孔16bが設けられている。この
挿入孔16bは、屋内側部12bの屋外側端より角形に
切り込まれ、この切り代が内側方に折曲され、折曲され
た先端部がほぼ垂下させられ、この先端部が小板状の補
強リブ17bとされている。この挿入孔16bの大きさ
は、ネジ3の頭部の大きさより若干大きく、挿入孔16
bよりネジ3の壁面材2への螺入作業ができる大きさに
なされている。
【0034】次に、補強桟材1bの壁面材2への固定方
法及び作用については、一実施例とほぼ同じであるの
で、説明は省略する。
【0035】次に、別の実施例を図4に基づき詳述す
る。図4は横向きH形の補強桟材が壁面材に取り付けら
れた状態を示す斜視説明図である。図4に示す補強桟材
1cの壁面材2への固定構造Dは、図1に示す補強桟材
1の壁面材2への固定構造Aの補強桟材1の形状と挿入
孔16の形状が異なるだけで、異なるところのみ説明
し、ほとんど同じところの説明と作用は省略する。
【0036】図4において、Dは補強桟材1cの壁面材
2への固定構造であり、補強桟材1cと壁面材2とネジ
3とからなっている。補強桟材1cは、鋼製で、高さ約
20mm、幅約30mm、肉厚約3mmの横向きH形
で、屋外側部11cと、屋内側部12cと、屋外側部1
1cと屋内側部12cとを繋ぐ側壁13cとからなって
いる。
【0037】屋外側部11cには、長手方向にそって、
複数個の貫通した取付孔15cが設けられている。屋内
側部12cには、屋外側部11の取付孔15cに対応し
た位置に、角形の挿入孔16cが設けられている。この
挿入孔16cは、屋内側部12cの屋内側端より角形に
切り込まれ、この切り代が内側方に折曲され、折曲され
た先端部がほぼ垂下させられ、この先端部が小板状の補
強リブ17cとされている。この挿入孔16cの大きさ
は、ネジ3の頭部の大きさより若干大きく、挿入孔16
cよりネジ3の壁面材2への螺入作業ができる大きさに
なされている。
【0038】次に、補強桟材1cの壁面材2への固定方
法及び作用については、一実施例とほぼ同じであるの
で、説明は省略する。
【0039】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、一実施例では、切
り込み代を内側に折曲して補強リブ17とするが、図5
に示すように、この折曲を一実施例の(イ)の代わり
に、(ロ)のように折曲して形成した補強リブ17dが
補強桟材1dの両側壁13dに当接してもよく、又
(ハ)のように、切り込み代を両側壁13eから内側に
斜め下方に折曲して補強リブ17eしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1記
載の発明は、屋外側部に貫通された取付孔と屋内側部に
貫通された挿入孔とを有する補強桟材と、この補強桟材
が裏面に取り付けられる壁面材とが挿入孔からの締結具
により取付孔を介して固定される補強桟材の壁面材への
固定構造において、補強桟材の屋内側部の挿入孔の周縁
部に補強リブが設けられているから、この補強リブで補
強桟材の屋内側部が補強され、挿入孔が設けられていて
も、屋内側部の強度が落ちず、より大きい、又、肉厚の
厚い補強桟材を使う必要がなく、補強桟材の薄板化が可
能となり、補強桟材の歩留りがよく、補強桟材としての
コストアップを防ぐことができる。
【0041】請求項2記載の発明は、屋内側部の挿入孔
が補強桟材の長手方向の全長にわたって長孔とされてい
るから、どの位置でも、取付孔と挿入孔を設けることが
でき、使い易い。又、長孔にされているから、折曲して
できた補強リブは補強桟材の長手方向の全長にわたって
長く設けられ、屋内側部をより強く補強することができ
る。
【0042】請求項3記載の発明は、屋内側部の補強リ
ブが挿入孔の切り代を内側方に折曲されて形成されてい
るから、折曲することによって、簡単に補強リブを作る
ことができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は補強桟材が壁面材に取り付けられた状
態を示す斜視説明図、(ロ)は(イ)のX−X線矢視断
面説明図である。
【図2】屋内側部で長手方向の全長にわたって長孔とさ
れた補強桟材が壁面材に取り付けられた状態を示す斜視
説明図である。
【図3】横向きU形の補強桟材が壁面材に取り付けられ
た状態を示す斜視説明図である。
【図4】横向きH形の補強桟材が壁面材に取り付けられ
た状態を示す斜視説明図である。
【図5】屋内側部を折曲してできる各種補強リブの断面
説明図である。
【符号の説明】
A B C D 補強桟材の壁
面材への固定構造 1、1a、1b、1c、1d 補強桟材 11、11a、11b、11c、 屋外側部 12、12a、12b、12c、 屋内側部 13、13a、13b、13c、13e 側壁 14 切り込み 15、15a、15b、15c、 取付孔 16、16a、16b、16c、 挿入孔 17、17a、17b、17c、17e 補強リブ 2 壁面材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E002 FA02 FA06 FB02 FB07 HA03 HB01 JC01 JD01 MA00 2E110 AA47 AB04 CA07 CA18 CC04 DA09 DC12 GA31Y GA33W GB02Y GB23W GB62W 2E125 AA29 AA53 AB01 AB05 AB10 AC14 AG03 AG04 AG12 AG32 AG51 AG54 BB30 BE07 BE08 BF01 CA01 CA14 CA19 EA00 EA35 2E162 BA02 BB00 BB01 BB03 CA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外側部に貫通された取付孔と屋内側部
    に貫通された挿入孔とを有する補強桟材と、この補強桟
    材が裏面に取り付けられる壁面材とが挿入孔からの締結
    具により取付孔を介して固定される補強桟材の壁面材へ
    の固定構造において、 前記補強桟材の屋内側部の挿入孔の周縁部に補強リブが
    設けられていることを特徴とする補強桟材の壁面材への
    固定構造。
  2. 【請求項2】 屋内側部の挿入孔が補強桟材の長手方向
    の全長にわたって長孔とされていることを特徴とする請
    求項1記載の補強桟材の壁面材への固定構造。
  3. 【請求項3】 屋内側部の補強リブが挿入孔の切り代を
    内側方に折曲されて形成されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の補強桟材の壁面材への固定構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013053487A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 金属管柱

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JP2013053487A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 金属管柱

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