JP3024086B2 - 面格子止着金具 - Google Patents

面格子止着金具

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JP3024086B2
JP3024086B2 JP9190555A JP19055597A JP3024086B2 JP 3024086 B2 JP3024086 B2 JP 3024086B2 JP 9190555 A JP9190555 A JP 9190555A JP 19055597 A JP19055597 A JP 19055597A JP 3024086 B2 JP3024086 B2 JP 3024086B2
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真一 仲川
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タカラ産業株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミサッシ窓に
おけるアルミ格子の取付金物である面格子止着金具の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より後付によりアルミサッシ窓に面
格子を取り付けるための止着金具50の構造として、図
6に示すように、L字状金物の基端部に壺形咬合部51
を構成して、サッシ枠55の突条56に該壺形咬合部5
1を叩き込みにより強制的に嵌合一体化するとともに、
L字状金物の他端に面格子57を固着する構造のものが
知られている。
【0003】そして、壺形咬合部51をもった叩き込み
によるこの種の止着金具50の咬合構造によれば、壺形
咬合部51の弾性咬合力によってサッシ枠55の突条5
6を挟持するものであるから、従来の構造では叩き込ん
だ壺形咬合部51の突条56からの抜落を阻止する構造
として、該壺形咬合部51の外壁に内腔部側に先端を屈
曲させた舌状折込片52を切り起こして構成し、止着金
具50をサッシ枠55の突条56に打ち込んだ際、該舌
状折込片52の先端が該突条56の顎部58に係合する
構成にしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記舌状折込
片52の構造は、該構造の先端を顎部58の段差に係合
しているため突条56からの抜け方向(矢印A)へは確
実に係止するようになるものの、舌状折込片52の切り
起こしによって壺形咬合部51の弾性挟持力が低下する
ことも相俟って、突条56の延びる方向(矢印B)への
摺動移動を確実に係止することができないといった問題
を有していた。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、後付によりアルミサッシ窓に面格子を取り付ける
面格子の取付施工に際して使用する面格子止着金具にお
いて、突条の厚さが薄いものであっても、サッシ枠の突
条に対して叩き込みによる簡単な工法で強力に嵌合一体
化することができると共に、取付後はサッシ枠に対して
長手方向及び抜落する方向に移動変位することがなく、
更に製造が簡単な面格子止着金具を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る面格子取付
金具は、窓用アルミサッシ枠に面格子を取り付けるた
め、サッシ枠と面格子を連結支持固定する面格子止着金
具であって、充分な弾性強度を有する適宜厚さの金属板
材によって成形され、略矩形になる金属板材の略中央部
を直角に屈折して支持板部と面格子取付部として成り、
上記支持板部の端部に、該端部を支持板部の面と直交す
るように内側に屈折し、更に折り返して先端を絞った開
口部を外向きに形成してなる細長の壺形咬合部を構成し
て、該壺形咬合部を上記サッシ枠の突条に対して側方か
ら叩き込み、該金属板材の弾性により嵌合一体化する構
造をもった面格子取付金具において、上記壺形咬合部の
後退屈折部または/及び折り返し部に、内腔側に張り出
した少なくとも一個のバーリング構造を、該部材を金属
板材から打ち抜くに際して、または後処理により打設し
て構成したことを要旨とするものである。
【0007】また本発明の面格子止着金具は、上記壷形
咬合部の折り返し部先端の上下端またはその一方を外側
に向かって開口部より大きく屈曲し、サッシ枠の突条に
叩き込む際の導入部を形成することができる。
【0008】上記構成によれば、壺形咬合部を窓用アル
ミサッシ枠の突条に対して側方から叩き込み、金属板材
の弾性挟持力により嵌合一体化することができるもの
で、壺形咬合部を突条に向かって叩き込むと、該壺形咬
合部に、内腔側に張り出したバーリング構造または打房
構造が構成されているため、該バーリング構造がアルミ
サッシ枠の突条の表面に咬み込んだ状態で嵌合した状態
になる。
【0009】このため、取付後は面格子止着金具がサッ
シ枠に対して長手方向及び抜落する方向に移動変位する
ことがない。またこのバーリング構造は、金属板材から
部材を打ち抜く際、バーリングポンチによって同時に打
ち抜くか、または壺型咬合部を折曲形成した後でバーリ
ングポンチにより打ち抜くことが可能で、簡単に構成す
ることができ、製造に際して特別な装置を必要とするこ
とはない。
【0010】また、壺形咬合部の折り返し部先端の少な
くとも一方の端部に、外側に屈曲した導入部が形成して
あるため、サッシ枠の突条に対する導入がスムーズで叩
き込みが容易となり施工が非常に簡単になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る面格子止着金
具の好ましい実施の形態について図1乃至図4に従って
説明する。符号aは窓用アルミサッシ枠、符号bは面格
子であり、本発明の面格子止着金具1は、該窓用アルミ
サッシ枠aに面格子bを取り付けるため、サッシ枠aと
面格子bを連結支持固定する部材である。
【0012】面格子止着金具1は、充分な弾性強度を有
する厚さをもった金属板材によって成形され、シャー装
置及びバーリングポンチによって打ち抜き加工されるも
ので、略矩形になる金属板材の略中央部を直角に屈折し
て支持板部2と面格子取付部3を構成する。上記支持板
部2の端部は、該端部を支持板部2の面と直交するよう
に内側に屈折して後退屈折部4を形成し、更に折り返し
て折り返し部5を形成して先端を絞った開口部6を外向
きに形成して細長の壺形咬合部7を構成してなる。
【0013】符号8,8は、上記壺形咬合部7の後退屈
折部4において、内腔側に打設したバーリング構造であ
り、該バーリング構造8は、部材を金属板材から打ち抜
くに際して、バーリングポンチcをもって打設成形した
ものであり、図3にバーリング部を拡大して示すよう
に、内腔側に突出した截断縁が波状の破断縁を形成して
いる。
【0014】また符号9,9は上記壺形咬合部7の折り
返し部5先端の上下端を外側に屈曲した導入部であり、
サッシ枠aの突条a1の板厚を越えるように開口部6を
拡開するように形成してあり、壺形咬合部7の叩き込み
に際してサッシ枠aの突条a1が挿入し易くなる。
【0015】上記面格子取付部3には、ネジ挿通用の小
孔11,11が穿設してあり、該小孔11,11から挿
通した固定ネジ12,12を締結板13に螺設したネジ
孔14,14と螺合するようになり、面格子bの横桟b
1を該面格子取付部3と締結板13間に挟持して固定ネ
ジ12,12によって締結挟持固着する構造となる。
【0016】上記構成によれば、壺形咬合部7を窓用ア
ルミサッシ枠aの突条a1に対して側方から叩き込み、
金属板材の弾性挟持力により嵌合一体化する。壺形咬合
部7を突条a1に向かって叩き込むと、該壺形咬合部7
の上下端部において内腔側に張り出したバーリング構造
8,8が構成されているため、該バーリング構造8が突
条a1の表面に咬み込んで嵌合状態になる。
【0017】従って面格子止着金具1は、該バーリング
構造8の嵌合によって取付後はサッシ枠aに対して長手
方向B及び抜落する方向Aに移動変位することがなく
(図6参照)確実な取付姿勢を維持する。
【0018】尚、上記面格子止着金具1の叩き込みに際
して、壺形咬合部7の折り返し部5先端の上下端に導入
部9,9が構成してあるため、該導入部9がサッシ枠a
の突条a1の板厚を越え、開口部6を容易に拡開するよ
うになり、サッシ枠aの突条a1へ挿入し易くなる。
【0019】
【実施例】図5は本発明の他の実施例を示すものであ
り、前記実施例と異なる点について説明する。本実施例
はバーリング構造8を上記壺形咬合部7の折り返し部5
に構成したものであり、先端が壺形咬合部7の内腔に向
かって突出するようにバーリングポンチcによって打設
構成した構造になっており、内腔側に突出した截断縁が
波状の破断縁を形成する。
【0020】尚、該バーリング構造8は、壷形咬合部の
7の内腔に向かって後退屈折部4または折り返し部5の
何れか一方、或はその両方に構成することができ、必要
に応じて、一個または複数個構成することができること
はいうまでもない。また、図中10は屈折部補強用の溝
構造である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る面格子止
着金具は、壺形咬合部を窓用アルミサッシ枠の突条に対
して側方から叩き込むだけで、該突条の厚さに関係なく
金属板材の弾性挟持力により嵌合一体化することができ
るもので、取付工法が簡単である。
【0022】また、壺形咬合部を突条に向かって叩き込
むと、該壺形咬合部の内腔側に張り出したバーリング構
造が構成されているため、該バーリング構造が突条の表
面を掻き削りながら嵌合状態になり、バーリング構造が
突条に確実に食い込み、取付後はサッシ枠に対して長手
方向及び抜落する方向に移動変位することがない。
【0023】更にこのバーリング構造は、シャーによっ
て金属板材から部材を打ち抜く際、または後加工により
バーリングポンチを使用して簡単に構成することができ
るもので、製造に際して特別な装置を必要としない等の
優れた特徴を有するものであり、本発明実施後の効果は
極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る面格子止着金具の発明の実施の形
態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1における矢視X部分拡大断面図である。
【図3】図1における矢視Y部分拡大断面図である。
【図4】同面格子の嵌着作用を示す説明図である。
【図5】面格子止着金具の他の実施例を示す一部切欠し
た斜視図である。
【図6】従来の面格子止着金具を示す施工状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 面格子止着金具 2 支持板部 3 面格子取付部 4 後退屈折部 5 折り返し部 6 開口部 7 壺形咬合部 8 バーリング構造 9 導入部 a 窓用アルミサッシ枠 b 面格子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓用アルミサッシ枠に面格子を取り付け
    るため、サッシ枠と面格子を連結支持固定する面格子止
    着金具であり、充分な弾性強度を有する適宜厚さの金属
    板材によって成形され、略矩形になる金属板材の略中央
    部を直角に屈折して支持板部と面格子取付部として成
    り、前記支持板部の端部に、該端部を支持板部の面と直
    交するように内側に屈折し、更に折り返して先端を絞っ
    た開口部を外向きに形成してなる細長の壷形咬合部を構
    成して、該壷形咬合部を前記サッシ枠の突条に対して側
    方から叩き込み、該金属板材の弾性により嵌合一体化す
    る構造をもった面格子取付金具において、 前記壷形咬合部の後退屈折部または/及び折り返し部
    に、内腔側に張り出した少なくとも一個のバーリング構
    造を、該部材を金属板材から打ち抜くに際して、または
    後処理により打設して構成したことを特徴とする面格子
    止着金具。
  2. 【請求項2】 前記壷形咬合部の折り返し部先端の上下
    端またはその一方を外側に向かって開口部より大きく屈
    曲し、サッシ枠の突条に叩き込む際の導入部を形成した
    ことを特徴とする面格子止着金具。
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