JP2001019359A - クレーンのフック及びフック巻上装置 - Google Patents

クレーンのフック及びフック巻上装置

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JP2001019359A
JP2001019359A JP11198717A JP19871799A JP2001019359A JP 2001019359 A JP2001019359 A JP 2001019359A JP 11198717 A JP11198717 A JP 11198717A JP 19871799 A JP19871799 A JP 19871799A JP 2001019359 A JP2001019359 A JP 2001019359A
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hook
sheave
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rope
auxiliary
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English (en)
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Akira Ishio
章 石尾
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のウィンチで主フック作業と補フック作
業を行う1ウィンチ2フック方式をとりながら、特殊主
フック作業時の主フックの傾きによる主フックシーブの
偏摩耗する。 【解決手段】 主フック16を、主フックシーブ17が
取付けられたシーブブロック20と、荷に掛け止められ
る掛け止め部21と、これらの間においてシーブブロッ
ク20及び掛け止め部21に対して水平軸まわりに相対
回転自在に連結された状態で設けられた中間ブロック2
2とによって構成し、補フック28を主フック16に固
定して同時に上げ下げする特殊主フック作業時に、主フ
ックシーブ17を含むシーブブロック20を垂直に保つ
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクレーンにおいて荷
を吊り上げるためのフック及びフック巻上装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の好適例であるトラッククレーン
やラフテレーンクレーン等のホイール式クレーンを例に
とって従来の技術を説明する。
【0003】ホイール式クレーンには主フックと補フッ
クが装備され、主フックは主巻ウィンチから引き出され
た主巻ロープによって、補フックは補巻ウィンチから引
き出された補巻ロープによってそれぞれ上げ下げされ
る。
【0004】主巻ロープは、ブーム先端部に設けられた
主フック用ガイドシーブを介して、主フックに設けられ
たシーブ(主フックシーブ)に少なくとも1往復掛け回
され、そのロープエンドがブーム先端部に固定される。
【0005】すなわち、主フックは所謂複索で、主に重
量物の低速吊り作業(以下、この主フックによる作業を
主フック作業という)を行う。
【0006】一方、補巻ロープは、(イ)ブーム先端部
にジブを張り出し、このジブを用いて吊り作業を行う場
合は、ジブ先端部に設けられたジブポイントシーブに通
された後、(ロ)ジブ有りまたはジブ無しの状態でブー
ム先端部に補助シーブブラケットを取付け、この補助シ
ーブブラケットを用いて吊り作業を行う場合は、この補
助シーブブラケットに設けられた補助シーブに通された
後、それぞれロープエンドが補フックに固定される。
【0007】すなわち、補フックは、一般には所謂単索
で、主に軽量物の高速吊り作業(以下、この補フックに
よる作業を補フック作業という)を行う。
【0008】但し、これら主フック作業と補フック作業
は、多くの場合、選択的に行い、同時には行わない。
【0009】ところが、従来の一般的なフック巻上装置
では、上記のように主、補両フックを主巻と補巻の別々
のウィンチによって操作する構成であるため、次のよう
な問題があった。
【0010】 ブーム伸縮時に両ウィンチを同時に操
作(複合操作)して両フックの高さ調整を行わなければ
ならず、操作が面倒となる。
【0011】 二台のウィンチを用いるため、設備コ
スト、ランニングコストが高くつくとともに、メンテナ
ンスが面倒となり、かつ、ウィンチ占有スペースが大き
くなる。
【0012】そこで、本出願人は、一台のウィンチで主
フック作業と補フック作業の双方を行い得る1ウィンチ
2フック方式のフック巻上装置を提案した(特願平10
−47664号)。
【0013】この方式は、図7,8に示すようにウィン
チから引き出された巻上ロープ1を、ブーム先端部に設
けられたガイドシーブを介して主フック2(2aは掛け
止め部)のシーブ3に掛け回した後、ブーム先端部のガ
イドシーブに通し、主フック作業時にはロープ端末固定
で主フック2解放状態とし、補フック作業時には主フッ
ク2固定で補フック4解放状態とするものである。
【0014】また、主フック作業の一つパターンとし
て、図7に示すようにロープ端末を補フック4ととも
に、または図8に示すように補フック4から取り外した
状態で主フック2に固定することにより、吊り能力(巻
上力)を高める特殊主フック作業を行うことができる。
【0015】たとえば、図示のように主フックシーブ3
が一枚の場合、この主フックシーブ3に対する折り返し
二本と、主フック2に固定されるロープ端末側一本の計
三本掛け状態となり、巻上力を通常の主フック作業時の
1.5倍に増加させることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この1ウィ
ンチ2フック方式をとる場合に次のような問題が生じ
る。
【0017】(a)主フックシーブ3の偏摩耗 図7に示すように補フック4を、主フック2に設けたサ
イドブラケット5の穴6に引っかけて連結した状態、あ
るいは図8に示すように巻上ロープ1の端末に取付けら
れたロープエンドソケット7をサイドブラケット5にピ
ン固定した状態でロープ1を巻上/巻下操作することに
より、主フック2をロープ三本掛け状態で上げ下げする
ことができる。
【0018】このとき、ロープ張力により主フック2に
トラニオンピン8回りの回動力が働き、この回動力によ
り、主フックシーブ3を含めて主フック2全体が巻上ロ
ープ1に対して図示のように傾くため、主フックシーブ
3が偏摩耗する。
【0019】(b)巻上ロープ1の絡み 巻上ロープ1には撚りによる自転トルクが働く。この自
転トルクは、ロープ1を反対方向に回転(撚り戻し回
転)させれば消滅すると考えられるが、実際には元に戻
ろうとする反転トルクが残る。
【0020】ここで、図8のようにロープエンドソケッ
ト7を主フック2に固定する方式の場合は、ロープ1を
撚り戻し方向に回転させた後、主フック2に固定するこ
とによって反転トルクを実質的に殺すことができる。
【0021】ところが、図7のように補フック4を主フ
ック2に引っかけ固定する場合、固定前にロープ1を撚
り戻し回転させても、補フック4に設けられたスイベル
ジョイント9によってロープ1の回転が自由となってい
るため、ロープ1が反転トルクによって元に戻り、補フ
ック固定状態でロープ1が捻り回転して絡みが生じる。
【0022】そこで本発明は、1ウィンチ2フック方式
をとりながら、特殊主フック作業時の主フックシーブの
偏摩耗を防止することができるクレーンのフック及びフ
ック巻上装置を提供するものである。
【0023】また本発明は、1ウィンチ2フック方式で
の特殊主フック作業時において巻上ロープの自転による
絡みを防止することができるクレーンのフック及びフッ
ク巻上装置を提供するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(クレー
ンのフック)は、フックシーブを備え、ウィンチから引
き出されてこのフックシーブに通された巻上ロープによ
って吊持されるクレーンのフックにおいて、上記フック
シーブが取付けられたシーブブロックと、荷に掛け止め
られる掛け止め部との間に中間ブロックが、上記シーブ
ブロック及びフック本体に対して水平軸まわりに相対回
動自在に連結された状態で設けられたものである。
【0025】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、中間ブロックに、フックシーブに通された巻上ロー
プの端末が固定されるロープ端末固定部が設けられたも
のである。
【0026】請求項3の発明(クレーンのフック)は、
フック本体にスイベルジョイントが設けられ、ウィンチ
から引き出された巻上ロープの端末がこのスイベルジョ
イントを介して上記フック本体にロープ軸心回りに相対
回転自在に連結されるクレーンのフックにおいて、上記
フック本体に対して着脱自在でかつ装着状態で上記フッ
ク本体と上記スイベルジョイントの相対回転を阻止する
回り止め部材を具備するものである。
【0027】請求項4の発明(クレーンのフック巻上装
置)は、ウィンチと、ブームと、主フックと、補フック
を備えたクレーンにおいて、上記主フックとして請求項
1または2記載のフックが用いられ、上記ウィンチから
引き出された巻上ロープが、ブーム先端部に設けられた
ガイドシーブ及び上記主フックのフックシーブに通さ
れ、上記主フックを用いる作業時に上記巻上ロープの巻
上/巻下操作によって主フックが上げ下げされるよう
に、同ロープ端末が補フックとともにまたは補フックか
ら取り外されて主フックに固定されるように構成された
ものである。
【0028】請求項5の発明(クレーンのフック巻上装
置)は、ウィンチと、ブームと、主フックと、補フック
を備えたクレーンにおいて、上記補フックとして請求項
3記載のフックが用いられ、上記ウィンチから引き出さ
れた巻上ロープが、ブーム先端部に設けられたガイドシ
ーブ及び上記主フックのフックシーブに通され、上記主
フックを用いる作業時に上記巻上ロープの巻上/巻下操
作によって主フックが上げ下げされるように、同ロープ
端末に補フックが取付けられた状態でこの補フックが主
フックに固定されるように構成されたものである。
【0029】請求項1,2の構成によると、フックが、
フックシーブが取付けられたシーブブロックと、荷に掛
け止められる掛け止め部と、これらの間においてシーブ
ブロック及びフック本体に対して水平軸まわりに相対回
転自在に連結された中間ブロックとによって構成されて
いるため、請求項4のフック巻上装置による特殊主フッ
ク作業時において、ロープ端末を主フックに固定した状
態でロープ張力が働いても主フックシーブを含むシーブ
ブロックは垂直に保たれる。
【0030】このため、シーブの偏摩耗が生じない。
【0031】また、このフック構成によると、クレーン
の走行に際してフックをブーム先端まで巻上げた所謂巻
切り状態で格納した場合に、シーブブロックのみがブー
ムとほぼ平行となり、フック本体と中間ブロックは垂下
状態となるため、フック全長を従来のフックの全長と同
じに設定すると、このフック格納状態でのフック長さを
短縮することができる。このため、その分、ブーム全縮
状態でのブーム全長を短縮化し、クレーン走行時のブー
ムの前方突出量(オーバーハング量)を短縮することが
できる。
【0032】一方、請求項3のフック構成によると、請
求項5のフック巻上装置による特殊主フック作業時にお
いて、巻上ロープを撚り戻した後、フック本体に回り止
め部材を装着することにより、フック本体とスイベルジ
ョイントを一体化できるため、この状態で補フックを主
フックに固定すればロープの反転トルクを殺してロープ
の絡みを防止することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図6に
よって説明する。
【0034】なお、実施形態において、図7,8と同一
部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略す
る。
【0035】図1,4において、10はブームで、この
ブーム10の先端部11にロープガイドシーブ12,1
3a,13b,14が設けられ、特殊主フック作業時
に、図示のように、ウィンチ15から引き出された巻上
ロープ1が、ロープガイドシーブ12→ロープガイドシ
ーブ13a→主フック16のシーブ(主フックシーブ)
17→ロープガイドシーブ13b→ロープガイドシーブ
14→補助シーブブラケット18に設けられた補助シー
ブ19に通され、その端末、すなわち、補フック28
(図1〜図4)またはロープエンドソケット7(図5)
が主フック16に固定される。
【0036】主フック16は、主フックシーブ17が設
けられたシーブブロック20と、荷に掛け止められる鈎
形の掛け止め部21と、これらの間に設けられた中間ブ
ロック22とに三分割され、中間ブロック22の上部が
シーブブロック20に対して連結ピン23により、また
同ブロック下部が掛け止め部21にトラニオンピン24
によりそれぞれ水平軸まわりに相対回転自在に連結され
ている。
【0037】また、中間ブロック22には、ロープ端末
固定部25が設けられ、このロープ端末固定部25に連
結リング26が水平軸27回りに回動自在に取付けられ
ている。
【0038】補フック28は、図7に示す従来の補フッ
ク4と同様に、補フック本体29にスイベルジョイント
30が取付けられて成り、このスイベルジョイント30
にロープエンドソケット7がピン連結されてロープ端末
に補フック28が取付けられる。
【0039】特殊主フック作業時には、図1〜図4に示
すようにこの補フック28のフック本体29が主フック
16の連結リング26に引っ掛けられて主、補両フック
16,28が連結され、この状態で巻上ロープ1が巻上
/巻下操作されることにより、両フック16,28が同
時に上げ下げされて、三本掛け状態で吊り作業が行われ
る。
【0040】この場合、ロープ張力によって主フック1
6に回動力が働くが、主フック16のシーブブロック2
0と中間ブロック22とが連結ピン23によって連結さ
れた関節構造となっているため、図1に示すように中間
ブロック22のみが傾き、シーブブロック20は垂直状
態に保たれる。
【0041】このため、特殊主フック作業時に主フック
シーブ17に偏摩耗が生じるおそれがない。
【0042】また、掛け止め部21も中間ブロック22
に対してトラニオンピン24まわりに回動可能に連結さ
れているため、中間ブロック22の傾きに関係なく垂直
状態に保持される。
【0043】この作用は、図5に示すようにロープエン
ドソケット7を主フック16にピン連結した場合にも同
様に働く。
【0044】ところで、主フック16は、クレーン走行
時には図6に示すように最大限に巻上げられてブーム先
端部11の下面に所謂巻切り格納される。
【0045】この場合、従来の主フック2は、図6二点
鎖線で示すように掛け止め部2a以外の部分がブーム1
0とほぼ平行な横臥姿勢となるのに対し、この主フック
16は図示のようにシーブブロック20のみがブーム1
0とほぼ平行な横臥姿勢となり、中間ブロック22と掛
け止め部21は垂下姿勢となるため、その全長L1が従
来の主フック2の全長L2よりも短縮される。
【0046】このため、この短縮分、ブーム全縮状態で
のブーム全長を短縮化し、クレーン走行時のブームの前
方突出量(オーバーハング量)を短縮することができ
る。
【0047】一方、補フック28の補フック本体29に
は、同本体29とスイベルジョイント30の連結部分近
くの周壁にピン通し穴31,31(図3参照)が設けら
れ、特殊主フック作業に際して巻上ロープ1を撚り戻し
た後、図1〜図3に示すように回り止めピン32がこの
ピン通し穴31,31に差し込まれて、補フック本体2
9を貫通する状態で着脱自在に取付けられる。
【0048】この回り止めピン32により、補フック本
体29とスイベルジョイント30を一体化してスイベル
ジョイント30の回転接手作用を殺すことができるた
め、この状態で補フック28を主フック16(中間ブロ
ック22)に固定することにより、ロープ1の反転トル
クを殺してロープ1の絡みを防止することができる。
【0049】この回り止めピン32は、通常の補フック
作業時には取り外され、スイベルジョイント30の回転
接手作用が生かされる。
【0050】なお、図1,6において、33は主フック
16を格納するための主フック格納金具、34は補フッ
ク28を格納するための補フック格納金具(いずれも公
知)である。
【0051】
【発明の効果】上記のように請求項1,2の発明による
と、フックを、フックシーブが取付けられたシーブブロ
ックと、荷に掛け止められる掛け止め部と、これらの間
においてシーブブロック及び掛け止め部に対して水平軸
まわりに相対回転自在に連結された状態で設けられた中
間ブロックとによって構成しているため、請求項4のフ
ック巻上装置による特殊主フック作業時において、ロー
プ端末を主フックに固定した状態でロープ張力が働いて
も主フックシーブを含むシーブブロックは垂直に保たれ
る。このため、シーブの偏摩耗が生じない。
【0052】また、このフック構成によると、クレーン
の走行に際してフックをブーム先端まで巻上げた所謂巻
切り状態で格納した場合に、シーブブロックのみがブー
ムとほぼ平行となり、掛け止め部と中間ブロックは垂下
状態となるため、フック全長を従来のフックの全長と同
じに設定すると、このフック格納状態でのフック長さを
短縮することができる。このため、その分、ブーム全縮
状態でのブーム全長を短縮化し、クレーン走行時のブー
ムの前方突出量(オーバーハング量)を短縮することが
できる。
【0053】一方、請求項3のフック構成によると、請
求項5のフック巻上装置による特殊主フック作業時にお
いて、巻上ロープを撚り戻した後、フック本体に回り止
め部材を装着することにより、フック本体とスイベルジ
ョイントを一体化できるため、この状態で補フックを主
フックに固定すればロープの反転トルクを殺してロープ
の絡みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるフック及びフック巻
上装置の側面図である。
【図2】図1のフック部分の正面図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】同実施形態にかかるフック巻上装置のロープ掛
け回し状態を説明するための概略斜視図である。
【図5】図1と一部が異なる実施形態の側面図である。
【図6】フック格納状態の側面図である。
【図7】従来のフック及びフック巻上装置の構成と問題
点を説明するための側面図である。
【図8】図7と一部が異なる実施形態の側面図である。
【符号の説明】
1 巻上ロープ 7 ロープエンドソケット 12,13a,13b,14 ガイドシーブ 16 主フック 21 主フックの掛け止め部 22 中間ブロック 20 シーブブロック 17 主フックシーブ 23 シーブブロックと中間ブロックを連結する連結ピ
ン 24 中間ブロックと掛け止め部を連結するトラニオン
ピン 25 ロープ端末を主フックに固定するためのロープ端
末固定部 26 同連結リング 28 補フック 29 補フック本体 30 スイベルジョイント 32 回り止め部材としての回り止めピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フックシーブを備え、ウィンチから引き
    出されてこのフックシーブに通された巻上ロープによっ
    て吊持されるクレーンのフックにおいて、上記フックシ
    ーブが取付けられたシーブブロックと、荷に掛け止めら
    れる掛け止め部との間に中間ブロックが、上記シーブブ
    ロック及びフック本体に対して水平軸まわりに相対回動
    自在に連結された状態で設けられたことを特徴とするク
    レーンのフック。
  2. 【請求項2】 中間ブロックに、フックシーブに通され
    た巻上ロープの端末が固定されるロープ端末固定部が設
    けられたことを特徴とする請求項1記載のクレーンのフ
    ック。
  3. 【請求項3】 フック本体にスイベルジョイントが設け
    られ、ウィンチから引き出された巻上ロープの端末がこ
    のスイベルジョイントを介して上記フック本体にロープ
    軸心回りに相対回転自在に連結されるクレーンのフック
    において、上記フック本体に対して着脱自在でかつ装着
    状態で上記フック本体と上記スイベルジョイントの相対
    回転を阻止する回り止め部材を具備することを特徴とす
    るクレーンのフック。
  4. 【請求項4】 ウィンチと、ブームと、主フックと、補
    フックを備えたクレーンにおいて、上記主フックとして
    請求項1または2記載のフックが用いられ、上記ウィン
    チから引き出された巻上ロープが、ブーム先端部に設け
    られたガイドシーブ及び上記主フックのフックシーブに
    通され、上記主フックを用いる作業時に上記巻上ロープ
    の巻上/巻下操作によって主フックが上げ下げされるよ
    うに、同ロープ端末が補フックとともにまたは補フック
    から取り外されて主フックに固定されるように構成され
    たことを特徴とするクレーンのフック巻上装置。
  5. 【請求項5】 ウィンチと、ブームと、主フックと、補
    フックを備えたクレーンにおいて、上記補フックとして
    請求項3記載のフックが用いられ、上記ウィンチから引
    き出された巻上ロープが、ブーム先端部に設けられたガ
    イドシーブ及び上記主フックのフックシーブに通され、
    上記主フックを用いる作業時に上記巻上ロープの巻上/
    巻下操作によって主フックが上げ下げされるように、同
    ロープ端末に補フックが取付けられた状態でこの補フッ
    クが主フックに固定されるように構成されたことを特徴
    とするクレーンのフック巻上装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112777484A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 南京华瑞德物流装备有限公司 一种货架的吊装方法
CN113353817A (zh) * 2021-07-01 2021-09-07 南通振华重型装备制造有限公司 一种800t起重机200t的绞车模块安装方法

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