JP2001019208A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JP2001019208A
JP2001019208A JP19028199A JP19028199A JP2001019208A JP 2001019208 A JP2001019208 A JP 2001019208A JP 19028199 A JP19028199 A JP 19028199A JP 19028199 A JP19028199 A JP 19028199A JP 2001019208 A JP2001019208 A JP 2001019208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の搬送の際にインクリボンとの離間を確
実に行ったうえで用紙を搬送するようにして、良好な品
質の記録を行うこと。 【解決手段】 相互に圧接されている両紙送りローラ2
3A,23Bの共通接線方向を、サーマルヘッド1およ
びプラテンローラ2間に挟持されている用紙6の紙送り
ローラ23A,23B側における延在方向に対し用紙6
がサーマルヘッド1から離間する方向に鋭角からなる角
度θを有するように形成し、用紙6がその自重および弾
性によりインクリボン17から確実に離間されるように
したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボンのイ
ンクをサーマルヘッドの熱により溶融あるいは昇華する
ことにより用紙に転写して記録を行なう熱転写プリンタ
に係り、特に、カラー記録を行なうのに好適な熱転写プ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】前述した熱転写プリンタにおいては、サ
ーマルヘッドおよびプラテンローラ間にインクリボンお
よび用紙を挟持し、サーマルヘッドの発熱素子を選択的
に発熱させて、インクリボンのインクを用紙に転写する
ようにしている。そして、この種の熱転写プリンタにお
いて、小型化を達成するために用紙をほぼ水平方向に搬
送するようにしたものが知られている。
【0003】図2は、この種の熱転写プリンタの従来の
ものを示すものである。この図2によると、まず、複数
の発熱素子が整列配置されたサーマルヘッド1が図示し
ない駆動機構によりプラテンローラ2に対して圧接可能
に配設されており、このサーマルヘッド1による記録位
置に用紙6を挟持して搬送するための上下1対の給紙ロ
ーラ3,3が平行に横架されている。また、この用紙6
の搬送先には記録後の用紙6を挟持して排出するための
上下1対の排紙ローラ4,4が横架されている。そし
て、前記プラテンローラ2が前記給紙ローラ3と前記排
紙ローラ4との中間の位置に配設されている。また、こ
のプラテンローラ2を境として前記用紙6の搬送方向前
後には、前記用紙6を搬送方向あるいは逆搬送方向に案
内するための用紙ガイド5a,5b,5c,5dが配設
されている。これらの用紙ガイド5a,5b,5c,5
dのうち、給紙ローラ3側に配設された用紙ガイド5
a,5bは、記録動作中に給紙ローラ3から搬送されて
くる用紙6をサーマルヘッド1による記録位置まで案内
し、また、記録動作後のバックフィード時においては、
逆搬送される用紙6を再度前記給紙ローラ3に挟持され
るように案内するものである。これに対し、排紙ローラ
4側に配設された用紙ガイド5b,5cは前記サーマル
ヘッド1により記録された用紙6を排紙ローラ4に挟持
されるように案内し、バックフィードの際には逆搬送さ
れる前記用紙6を前記給紙ローラ3の方向へ搬送される
ように案内するためのものである。
【0004】このような構成による熱転写プリンタによ
りカラー記録をするには、まず、第1色目の記録をする
ときには、前記1対の給紙ローラ3に挟持された前記用
紙6が給紙ローラ3の回転に従ってサーマルヘッド1に
よる記録位置まで搬送され、このサーマルヘッド1およ
び前記プラテンローラ2間に図示しないインクリボンと
ともに挟持され、かつ、前記サーマルヘッド1の発熱素
子の選択的な発熱によりインクリボンのインクが転写記
録される。そして、第1色目のカラーインク層による1
頁分の記録が終了したら、つぎに第2色目の記録を行う
ために、前記サーマルヘッド1をアップ位置まで上昇さ
せて前記インクリボンおよび用紙6の圧接を解除し、前
記排紙ローラ4を逆回転させることにより前記用紙6を
記録開始位置までバックフィードさせる。その後、前記
用紙6が記録開始位置までバックフィードされたら、第
1色目の記録と同様にして、前記1対の給紙ローラ3の
回転により前記用紙6を搬送させ記録動作を進行させ
る。このようにして、第2色目以降のカラーインク層に
よる記録を繰り返し、最後のカラーインク層による記録
が終了するとカラー記録が完了することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の熱転写プリンタにおいては、前記サーマルヘッド1
をヘッドアップさせても、用紙6がインクリボンとが積
極的に離間されるように構成されていないため、用紙6
とインクリボンのそれぞれのインクとが接着されている
と、用紙6のバックフィードの際にインクリボンが用紙
6に引張られてしまい、次回の記録の際にインクリボン
を用紙6に密着させることができず、記録ミスの生じて
しまうおそれがあった。
【0006】本発明は、このような従来のものにおける
問題点を克服し、用紙の搬送の際にインクリボンとの離
間を確実に行ったうえで用紙を搬送するようにして、良
好な品質の記録を行うことのできる熱転写プリンタを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に係る本発明の熱転写プリンタの特徴は、
相互に圧接されている両紙送りローラの共通接線方向
を、サーマルヘッドおよびプラテンローラ間に挟持され
ている用紙の紙送りローラ側における延在方向に対し用
紙がサーマルヘッドから離間する方向に鋭角からなる角
度を有するように形成した点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、用紙の自重および弾性に
よりインクリボンから確実に離間されることになる。
【0008】請求項2に係る本発明の熱転写プリンタの
特徴は、前記角度が1〜20度の範囲内とされている点
にある。そして、このような構成を採用したことによ
り、熱転写プリンタ全体の小型化を確保したうえで、用
紙をインクリボンから良好に離間することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る熱転写プリン
タの実施形態を示すものであり、一例として名刺や写真
に記録を行うる小型のものとされている。なお、前述し
た従来のものと同一ないし相当する構成については図面
中に同一の符号を付して説明する。
【0010】図1において、熱転写プリンタのハウジン
グ7内の一端部には、図示しない給紙トレイなどから給
紙を行う給紙ローラ8が回転自在に配設されており、こ
の給紙ローラ8は、図示しないモータにより図1におい
て時計方向に回転駆動されるようになっている。また、
前記ハウジング7には、前記給紙ローラ8により前記ハ
ウジング7内に導入された用紙6を下方からガイドする
用紙ガイド9が突設されている。
【0011】前記ハウジング7は上部開口10を有して
おり、この上部開口10を開閉自在に被覆する蓋体11
が水平方向に延在する支軸11aにより前記ハウジング
7に回動自在に支持されている。前記蓋体11には、こ
の蓋体11が前記上部開口10を閉鎖しているときに前
記ハウジング7内に臨むブロック状のヘッド取付け部材
12が固定されており、このヘッド取付け部材12の外
周は前記蓋体11に固定されているヘッドガイド13に
囲繞されている。
【0012】前記ヘッドガイド13には、前記ヘッド取
付け部材12の先端面14の一部を開放する開口15が
形成されている。この開口15を介して露出している前
記ヘッド取付け部材12の先端面4には、接着剤16に
よりほぼ水平方向に延在するサーマルヘッド1が固定さ
れている。このサーマルヘッド1の図1における右端部
の下面には、図示しない複数の発熱素子が用紙の搬送方
向と直交する方向に整列状に形成されており、用紙の搬
送方向と直交する方向に同時に記録を行いうるようにな
っている。
【0013】前記蓋体11には、長尺のインクリボン1
7を繰出す繰出しコア18と、このインクリボン17を
巻取る巻取りコア19とがそれぞれ回転自在に配設され
ており、これらの繰出しコア18および巻取りコア19
に前記インクリボン17の両端が固定されている。ま
た、前記サーマルヘッド1に接合して記録に供したイン
クリボン17を用紙6から離間させるための剥離ローラ
20が前記サーマルヘッド1の近傍の前記ヘッドガイド
13に回転自在に支持されている。そして、前記繰出し
コア18および巻取りコア19間の前記インクリボン1
7は、前記繰出しコア18から繰出された後に、前記ヘ
ッドガイド13の先端面14に沿うようにしてサーマル
ヘッド1方向に延在し、剥離ローラ20に沿って方向を
蓋体11の方向に変更され、蓋体11に形成されたガイ
ド部21に沿うようにして最終的に巻取りコア19に巻
取られるようになっている。
【0014】前記サーマルヘッド1の下方には、前記ハ
ウジング7に上下動可能に支持されているプラテンロー
ラ2が配設されており、このプラテンローラ2は、イン
クリボン17および用紙6を介して前記サーマルヘッド
1に圧接される圧接位置Aと、前記サーマルヘッド1か
ら離間される離間位置Cと、これらの圧接位置Aと離間
位置Bとの間の位置であって、用紙6を逆走する際に前
記サーマルヘッド1からある程度離間される中間離間位
置Bとの3つの位置に図示しない駆動源の作用により位
置決めされるようになっている。
【0015】前記繰出しローラ18のほぼ下方の前記ハ
ウジング7における用紙6の移動範囲には、用紙6をガ
イドする用紙ガイド部22が形成されており、この用紙
ガイド部22内に用紙6の記録方向下流側部位が導入さ
れるようになっている。
【0016】前記剥離ローラ20より前記給紙ローラ8
側であって前記剥離ローラ20の近傍には、前記サーマ
ルヘッド1およびプラテンローラ2間に挟持されている
前記用紙6を正逆2方向のいずれか一方向に選択的に搬
送するように駆動される1対の紙送りローラ23A,2
3Bが配設されている。これらの両紙送りローラ23
A,23Bのうち下方の紙送りローラ23Bは、図示し
ないモータのような駆動源により回転駆動される駆動ロ
ーラとされ、他方、上方の紙送りローラ23Aは、紙送
りローラ23Bに圧接し、紙送りローラ23Bに従動す
る従動ローラとされている。この紙送りローラ23Aは
紙送りローラ23Bより多少小径に形成されている。
【0017】ところで、相互に接合している前記両紙送
りローラ23A,23Bの接線の鉛直方向位置は、前記
サーマルヘッド1の発熱素子(図示せず)が配設されて
いる下面より多少高位に位置している。また、サーマル
ヘッド1と両紙送りローラ23A,23Bとの間に位置
している前記剥離ローラ20の前記用紙6がインクリボ
ン17を介して接合する下面の鉛直方向位置は、前記サ
ーマルヘッド1の下面と前記両紙送りローラ23A,2
3Bの接線とのほぼ中間とされている。したがって、圧
接位置をとる前記プラテンローラ2によりインクリボン
17を介して前記サーマルヘッド1に圧接される用紙6
は、サーマルヘッド1およびプラテンローラ2に挟持さ
れている位置から図1において多少右下がりとなって両
紙送りローラ23A,23B間に挟持される位置をとる
ことになる。
【0018】そして、本発明においては、特に、相互に
圧接されている両紙送りローラ23A,23Bの各縦断
面の外周縁が形成する円の共通接線方向を、サーマルヘ
ッド1およびプラテンローラ2間に挟持されている前記
用紙6の紙送りローラ23A,23B側における延在方
向に対し用紙6が前記サーマルヘッド1から離間する方
向に鋭角からなる角度θ(本実施形態においては5度)
を有するように形成されている。このように角度θを設
けたのは、用紙6の自重および弾性により用紙6がイン
クリボン17から確実に離間されるように構成するため
である。また、この角度θは、前記両紙送りローラ23
A,23Bの中心が左右に大きくずれることがないよう
にして、熱転写プリンタ全体の小型化を確保したうえ
で、用紙をインクリボンから良好に離間するために1〜
20度の範囲内に設定されている。
【0019】なお、記録が進むにつれて前記両紙送りロ
ーラ23A,23Bから右側に大きく突出する前記用紙
6は、前記給紙ローラ8の上側を通過して排出される。
【0020】つぎに、前述した実施の形態の熱転写プリ
ンタによりカラー記録を行なう際のの作用について説明
する。
【0021】まず、インクリボン17としてシアン記録
用のインクリボンを装着し、図示しない給紙カセットか
ら給紙ローラ8を時計方向に駆動して図1に想像線で示
すように、用紙を両両紙送りローラ23A,23B間に
供給する。すると、これらの両紙送りローラ23A,2
3Bが下方に位置する紙送りローラ23Bを反時計方向
に駆動し、両紙送りローラ23A,23B間に挟持した
用紙6をその記録開始位置がサーマルヘッド1に対向す
るまで図1において左方向に逆搬送する。なお、このと
きプラテンローラ2はサーマルヘッド1から離間してい
る離間位置Cにある。
【0022】このような状態で両紙送りローラ23A,
23Bの駆動を停止し、前記プラテンローラ2をサーマ
ルヘッド1に圧接する圧接位置に移動する。そして、記
録情報に基いてサーマルヘッド1の発熱素子を選択的に
通電加熱してインクリボン17のインクを用紙6に部分
的に転写記録する。ついで、両紙送りローラ23A,2
3B間に挟持した用紙6をつぎの記録位置がサーマルヘ
ッド1に対向するまで図1において右方向に搬送する。
このとき、相互に圧着しているインクリボン17と用紙
6は一体に搬送される。そして、用紙6のつぎの記録位
置がサーマルヘッド1に対向したら、両紙送りローラ2
3A,23Bの駆動を停止し、記録情報に基いてサーマ
ルヘッド1の発熱素子を選択的に通電加熱してインクリ
ボン17のインクを用紙6に部分的に転写記録する。
【0023】このようにして、用紙6への記録と用紙6
およびインクリボン17の搬送とを交互に行って、用紙
6の全域にシアンの記録を終えたら、プラテンローラ2
を駆動して、このプラテンローラ2がサーマルヘッド1
との圧接を解除される中間離間位置Bに位置させる。こ
のとき、両紙送りローラ23A,23Bは、挟持してい
る用紙6の図1における左側が斜め下降に向くように角
度θを有しているので、用紙6は仮にインクリボン17
と部分的に接着されていたとしても、その自重と弾性と
によりインクリボン17から良好に離間する。したがっ
て、インクリボン17が引き出されることがない。
【0024】そこで、このインクリボン17を取り外し
て、代わりにマゼンタ記録用のインクリボン17を装着
する。そして、このマゼンタ記録用のインクリボン17
を使用して、前述したと同様にマゼンタの記録を行い、
このマゼンタの記録が終了したら、再度、用紙6をイン
クリボン17から離間して再度インクリボン17の交換
を行う。
【0025】このようにしてカラー記録を行なうが、本
実施形態の熱転写プリンタにおいては、用紙6の逆搬送
の際にインクリボン17との離間を確実に行ったうえで
用紙6を逆搬送するようにして、インクリボン17が引
き出されることなく用紙6と確実に離間され、良好な品
質の記録を行うことができる。
【0026】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、用
紙の搬送の際にインクリボンとの離間を確実に行ったう
えで用紙を搬送するようにして、良好な品質の記録を行
うことができる。
【0028】すなわち、相互に圧接されている両紙送り
ローラの共通接線方向を、サーマルヘッドおよびプラテ
ンローラ間に挟持されている用紙の紙送りローラ側にお
ける延在方向に対し用紙がサーマルヘッドから離間する
方向に鋭角からなる角度を有するように形成したことに
より、用紙の自重および弾性によりインクリボンから確
実に離間されることになる。
【0029】また、前記角度を1〜20度の範囲内とす
ることにより、熱転写プリンタ全体の小型化を確保した
うえで、用紙をインクリボンから良好に離間することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱転写プリンタの実施形態を示
す縦断面図
【図2】 従来の熱転写プリンタの要部を示す概略図
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 プラテンローラ 7 ハウジング 8 給紙ローラ 11 蓋体 17 インクリボン 20 剥離ローラ 23A,23B 紙送りローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月21日(2000.2.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】前記ヘッドガイド13には、前記ヘッド取
付け部材12の先端面14の一部を開放する開口15が
形成されている。この開口15を介して露出している前
記ヘッド取付け部材12の先端面14には、接着剤16
によりほぼ水平方向に延在するサーマルヘッド1が固定
されている。このサーマルヘッド1の図1における右端
部の下面には、図示しない複数の発熱素子が用紙の搬送
方向と直交する方向に整列状に形成されており、用紙の
搬送方向と直交する方向に同時に記録を行いうるように
なっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】そして、本発明においては、特に、相互に
圧接されている両紙送りローラ23A,23Bの各縦断
面の外周縁が形成する円の共通接線方向を、サーマルヘ
ッド1およびプラテンローラ2間に挟持されている前記
用紙6の紙送りローラ23A,23B側における延在方
向に対し用紙6が前記サーマルヘッド1から離間する方
向に鋭角からなる角度θ(本実施形態においては5度)
を有するように形成されている。このように角度θを設
けたのは、用紙6の自重および弾性により用紙6がイン
クリボン17から確実に離間されるように構成するため
である。また、この角度θは、前記両紙送りローラ23
A,23Bの中心が左右に大きくずれることがないよう
にして、熱転写プリンタ全体の小型化を確保したうえ
で、用紙をインクリボン17から良好に離間するため
に1〜20度の範囲内に設定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】まず、インクリボン17としてシアン記録
用のインクリボンを装着し、図示しない給紙カセットか
ら給紙ローラ8を時計方向に駆動して図1に想像線で示
すように、用紙を両両紙送りローラ23A,23B間に
供給する。すると、これらの両紙送りローラ23A,2
3Bのうち下方に位置する紙送りローラ23Bを反時計
方向に駆動し、両紙送りローラ23A,23B間に挟持
した用紙6をその記録開始位置がサーマルヘッド1に対
向するまで図1において左方向に逆搬送する。なお、こ
のときプラテンローラ2はサーマルヘッド1から離間し
ている離間位置Cにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドに対し下方から用紙およ
    びインクリボンを介して接離可能に駆動されたプラテン
    ローラと、前記サーマルヘッドおよびプラテンローラ間
    に挟持されている前記用紙を2方向のいずれか一方に選
    択的に搬送するように駆動される1対の紙送りローラと
    を有する熱転写プリンタであって、 相互に圧接されている前記両紙送りローラの共通接線方
    向を、前記サーマルヘッドおよびプラテンローラ間に挟
    持されている前記用紙の紙送りローラ側における延在方
    向に対し用紙が前記サーマルヘッドから離間する方向に
    鋭角からなる角度を有するように形成したことを特徴と
    する熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記角度は1〜20度の範囲内とされて
    いることを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリン
    タ。
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