JP2001018921A - 袋詰め包装機 - Google Patents

袋詰め包装機

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JP2001018921A
JP2001018921A JP11191160A JP19116099A JP2001018921A JP 2001018921 A JP2001018921 A JP 2001018921A JP 11191160 A JP11191160 A JP 11191160A JP 19116099 A JP19116099 A JP 19116099A JP 2001018921 A JP2001018921 A JP 2001018921A
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Shinichi Hiramoto
真一 平本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量の液体を含む重量物の充填及び真空包装
処理(真空処理及び口封処理)に適する真空包装機を得
る。 【解決手段】 空袋供給装置1から空袋Wを受け取る
給袋部Aと、給袋部から移送された空袋に内容物を充填
する充填部Bと、充填部から移送された実袋(内容物が
充填された袋)Wに真空包装処理を施す包装部Cから
なる真空包装機。給袋部と充填部の間を往復動する空袋
移送手段2が、給袋部から充填部に向け空袋を移送し、
実袋移送手段3に受渡した後袋口を開口し、再び給袋部
に戻る。充填部と包装部の間を往復動する実袋移送手段
が、充填部で空袋を受け取り、内容物を充填した後、こ
の実袋を充填部から包装部に向け移送し、真空包装処理
装置12に受渡した後、再び充填部に戻る。袋底支持手
段4が常に実袋移送手段と同期して移動し、空袋への充
填及び実袋の移送の間、袋底を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に多量の液体を
含む重量物の充填及び口封処理、あるいは充填及び真空
包装処理(真空処理及び口封処理)に適する袋詰め包装
機に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平5−58987号公報には、互い
に開口面を向き合わせるように2個の真空チャンバーを
配置し、その間に一対のクランプを有する蓋ブロックが
左右移動自在に配置された真空包装機が記載されてい
る。この真空包装機では、蓋ブロックを左右いずれかに
移動することで、いずれか一方のクランプを対応する真
空チャンバー内に入れると同時に該真空チャンバーを封
蓋し、かつ他方のクランプを給袋充填位置にもたらすこ
とができ、従って、一方の真空チャンバーで真空包装処
理を行っている間、給袋充填位置において他方のクラン
プに給袋し、続いて袋に内容物を充填できるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この真空包装機では、
2個の真空チャンバー及びクランプを交互に使用するこ
とで、効率的な給袋、充填及び真空包装処理を行うこと
ができるが、この真空包装機には次のような問題点があ
る。まず、この真空包装機では給袋及び充填を同じ位置
で行うため、特に多量の液体を含む内容物の充填に利用
した場合、充填時に周囲に液体が飛び散り、近傍に設置
した空袋貯留装置内の空袋が濡れ、給袋に支障が出る。
また、給袋充填位置に印字装置を設置し、クランプに保
持された空袋の袋面に日付などを印字する場合、袋面が
濡れていると印字ができない。
【0004】また、上記真空包装機では、クランプによ
る袋の保持は真空吸引のみによるため、重量物を充填す
る場合はその重量を支持し切れず、クランプからの袋の
ずれが生じてシール不良が発生するおそれがある。さら
に、上記真空包装機では、真空包装処理の間クランプが
真空チャンバー内に留まる構造となっているため、給袋
及び充填に要する時間と真空包装処理に要する時間がほ
ぼ同じであるときはよいが、例えば真空包装処理時間が
長くかかる場合、全体の作業速度が真空包装処理に律速
され、作業効率が低下する。しかし、上記真空包装機の
構造では、それを解決することが不可能である。
【0005】本発明は、従来装置の上記問題点に鑑みて
なされたもので、液体を含む内容物を充填する場合でも
給袋や印字に支障が出ないようにすること、充填物に応
じた種々の口封処理形態が選択できるようにすること、
特に真空包装処理(真空処理及び口封処理)を行う場合
は、充填物に応じた真空包装処理形態が選択できるよう
にして効率的な充填及び真空包装処理ができるようにす
ること、さらに重量物を充填する場合でもシール不良が
発生しないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る袋詰め包装
機は、空袋供給装置から空袋を受け取る給袋部と、該給
袋部から移送された空袋に内容物を充填する充填部と、
充填部から移送された実袋に口封処理を施す包装部から
なる袋詰め包装機であり、給袋部と充填部の間を往復動
し、給袋部において空袋を保持し、これを給袋部から充
填部に向け移送し、後記実袋移送手段に受渡した後給袋
部に戻る操作を繰り返す空袋移送手段と、充填部と包装
部の間を往復動し、充填部において空袋を保持し、内容
物充填後実袋を充填部から包装部に向け移送し、該包装
部に実袋を受渡した後充填部に戻る操作を繰り返す実袋
移送手段と、充填部において空袋を開口する開口手段を
備える。この袋詰め包装機では、上記包装部に1又は2
以上の真空包装処理装置を設置すれば、実袋に真空包装
処理(真空処理及び口封処理)を行うことができる。な
お、実袋とは充填部において内容物が充填された袋を意
味する。この真空包装機では、給袋部と充填部を分離し
たため、多量の液体を含む内容物を充填して充填部及び
その近傍に液体が飛び散っても、空袋貯留装置内及び給
袋部に保持された空袋が濡れることがなく、給袋や印字
に支障が出ない。また、実袋移送手段が包装部に実袋を
受渡した後充填部に戻るようになっているので、包装部
が実袋移送手段から独立したかたちとなり、特に包装部
において真空包装処理を行う場合は、後述するように種
々の形態で真空処理装置を配置することが可能となる。
【0007】上記真空包装機の好ましい形態として、次
のような点が挙げられる。 (1)前記空袋移送手段及び実袋移送手段が直線経路に
沿って往復動し、かつ袋面が往復動の方向に平行になる
ように空袋又は実袋を保持し、かつ移送すること。この
場合、移送時に実袋の揺れが防止でき、シール不良の原
因となる保持位置のずれや袋の内容物の跳ね出しが防止
できる。 (2)前記空袋移送手段が、空袋の袋面の両側に対向配
置されかつ互いに接近・離反し得る真空吸引手段からな
り、これが空袋の保持及び移送を行うとともに、前記開
口手段を兼ねるようにすること。 (3)充填部と包装部の間を往復動し、前記実袋移送手
段が充填位置にある間は充填位置にあり、前記実袋移送
手段が包装部に向け移動する間は同期して移動し、充填
中の空袋及び実袋の底部を支持する袋底支持手段をさら
に設置すること。これにより重量物の充填及び搬送が支
障なく行えるようになる。
【0008】(4)給袋部に空袋供給装置から移送され
た空袋を受け取っていったん保持し、続いて前記空袋移
送手段に受け渡す空袋支持手段を設置すること。この空
袋支持手段で空袋を位置決めしている間に印字すれば、
正確な印字ができる。 (5)実袋移送手段が袋の両側部を把持する一対の把持
爪を備え、該一対の把持爪が互いに接近・離反し得るこ
と。充填部において把持爪が互いに接近する(開口手段
により同時に袋面を両側に開く)ことで、袋口を開口す
ることができる。 (6)包装部に実袋の把持手段を設け、該把持手段を固
定バーと該固定バーの一端を基点に水平に開閉し得る可
動バーで構成し、可動バーが開いた状態で実袋移送手段
により移送される実袋を受け入れるようにすること。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照し、本発
明に係る袋詰め包装機(具体例として真空包装機)につ
いて説明する。図1に示す真空包装機は、工程位置とし
て、空袋供給装置1から空袋Wを受け取る給袋部A、
給袋部から移送された空袋Wに内容物を充填する充填
部B、充填部から移送された実袋Wに真空包装処理を
施す包装部Cの3つを有し、給袋部Aと充填部Bの間を
直線的に往復動する空袋移送手段2、充填部Bと包装部
Cの間を直線的に往復動する実袋移送手段3、該実袋移
送手段3と同じ動きをする袋底支持手段4を、それぞれ
1個ずつ備える。
【0010】空袋供給装置1は給袋部Aの近傍に設置さ
れ、空袋貯留器5、空袋貯留器5内の空袋Wを上方に
取り出す取出手段(吸盤)6、取出手段6により持ち上
げられた空袋Wの上縁を把持し、給袋部Aに移送する
空袋供給手段7からなる。給袋部Aには、空袋供給手段
7により移送された空袋Wを受け取り、そこに位置決
めする空袋支持手段(位置が固定された吸盤)8、及び
印字装置9が設置され、充填部Bには、昇降し得る固形
物投入ホッパー10及びその側面に固定され共に昇降し
得る液体充填ノズル11のほか、これらに固形物及び液
体を供給する図示しない固形物充填装置及び液体充填装
置が設置されている。また、包装部Cには、それ自体公
知の縦型真空包装処理装置12が1個設置されている。
この真空包装処理装置12は、固定のチャンバー本体1
3、開閉自在のチャンバー蓋14、チャンバー本体13
の内部に設置された把持手段15、そのほか図示しない
シール装置等を備える。また、真空包装部Cの下方には
製品(真空包装処理された袋)Wを排出するベルトコ
ンベア16が1個設置されている。
【0011】この真空包装機において、空袋移送手段2
は空袋Wの袋面の両側に対向配置された真空吸引手段
(吸盤)2aを有し、これが図示しない駆動手段により
互いに接近・離反し、接近したとき袋面(空袋支持手段
8の設置位置からずれた上方位置)を真空吸引して空袋
を保持するようになっている。また、この空袋移送
手段2は、図示しない駆動手段により、給袋部Aと充填
部Bの間を直線経路に沿って往復動し、そのとき袋面が
往復動の方向に平行になるように空袋Wを保持してい
る。なお、この空袋移送手段2は、充填位置において空
袋Wを開口する開口手段としての機能ももつ。
【0012】一方、実袋移送手段3は、空袋W又は実
袋Wの上端両側部を下向きに把持する一対の把持爪3
aを有し、これが閉じることで空袋W又は実袋W
保持するようになっている。この実袋移送手段3は、図
示しない駆動手段により、充填部Bと包装部C間を直線
経路に沿って往復動し、そのとき実袋Wは空袋移送手
段2による空袋Wの移送経路の延長線上を移送され
る。把持手段15もその延長線上にある(チャンバー本
体13の開口縁より外に出ている)。なお、両把持爪3
aは図示しない駆動手段により互いに接近・離反して
(充填部Bにおいて接近)、相互の間隔を変更できるよ
うになっている。また、袋底支持手段4は、先端に袋底
を支持する湾曲した板部材4aを有し、図示しない駆動
手段により昇降し、実袋移送手段3と同じタイミングで
充填部Bと包装部C間を往復動し、充填中の空袋W
び実袋Wの底部を支持する。なお、空袋移送手段2と
実袋移送手段3(及び袋底支持手段4)はほぼ同時に充
填部Bに移動し、あるいは給袋部A又は包装部Cに移動
するように設定されている。
【0013】上記真空包装機の各部の作動を空袋W
実袋W及び製品Wの移送の面から説明すると、次の
ようになる。 (1)まず、取出手段6が空袋貯留器5から空袋W
1枚所定位置に持ち上げ、空袋供給手段7がその空袋W
の上縁を把持し、給袋部Aの所定位置に移送する。移
送された空袋Wはここで空袋支持手段8に吸引されて
位置決めされ、印字装置9により所要事項を袋面に印字
される。なお、空袋Wが給袋部Aに移送されるとき、
空袋移送手段2は充填部Bに移動している。 (2)空袋移送手段2が充填部Bから給袋部Aに移動す
る。このとき真空吸引手段2aは互いに離反しており、
給袋部Aにおいて空袋Wがちょうどその中間に挟まれ
るような形となる。次いで真空吸引手段2aが互いに接
近し、空袋Wの両方の袋面に接触し真空吸引してこれ
を保持する。続いて空袋支持手段8の吸引がストップす
る。なお、この間、実袋移送手段3も充填部Bから包装
部Cに移動し、実袋Wを把持手段15に受け渡す。
【0014】(3)空袋移送手段2が給袋部Aから充填
部Bに移動して空袋Wを移送し、同時に実袋移送手段
3が包装部Cから充填部Bに移動する。このとき実袋移
送手段3の把持爪3aは開いており、空袋移送手段2に
保持され移送されてきた空袋Wの上端がちょうどその
間に位置する形となる。なお、このとき固形物投入ホッ
パー10及び液体充填ノズル11は上昇していて、空袋
移送手段2及び実袋移送手段3と干渉しない位置にあ
る。同時に袋底支持手段4が板部材4aを降下させた状
態で充填部Bに移動する。続いて、把持爪3aが閉じて
空袋Wの上縁両側部を把持し、袋底支持手段4が上昇
して板部材4aにより空袋Wの底部を支持する。 (4)空袋移送手段2の真空吸引手段2aが袋面を吸引
したまま互いに離反し、同時に実袋移送手段3の把持爪
3aが互いに接近し、空袋Wの袋口を開口する。続い
て固形物投入ホッパー10及び液体充填ノズル11が降
下して袋口に入り、固形物及び液体の充填が行われる。
その間の適当なタイミングで袋底支持手段4が短距離の
昇降を何度か繰り返し(タッピング)、袋内で固形物が
ブリッジするのを防止する。
【0015】(5)充填後、固形物投入ホッパー10及
び液体充填ノズル11が上昇し、空袋移送手段2の真空
吸引がストップし、実袋移送手段3の把持爪3aが互い
に離反し、実袋Wの袋口を閉じる。続いて、空袋移送
手段2は給袋部Aに移動し、実袋移送手段3は包装部C
に移動し実袋Wを移送する。実袋移送手段3と同じタ
イミングで袋底支持手段4も包装部Cに移動する。この
とき包装部Cにおいてチャンバー蓋14及び把持手段1
5の可動バー15aが開いており、実袋移送手段3によ
り移送された実袋Wは可動バー15aと固定バー15
bの間に受け入れられ、続いて、可動バー15aが閉じ
て固定バー15bとの間に実袋Wの袋口シール部(及
び把持爪3aの把持部)の下部を把持する。 (6)実袋移送手段3の把持爪3aが開き、袋底支持手
段4の板部材4aが下降し、これらが充填部Bに移動す
る。同時に、空袋移送手段2が前記と同様に給袋部Aか
ら充填部Bに移動する。続いて包装部Cでは、チャンバ
ー蓋14が閉まり、真空包装処理(真空処理及び袋口シ
ール)が行われ、処理終了後、チャンバー蓋14が開
き、可動バー15aが開いて製品Wをベルトコンベア
16上に落下させ、排出する。
【0016】図2に示す真空包装機は、包装部Cに真空
包装処理装置12が2個設置され、これが図示しない駆
動手段により空袋移送手段2及び実袋移送手段3の直線
経路に垂直な方向にスライドし、実袋移送手段3が移送
してきた実袋Wを交互に受け入れ、かつ真空包装処理
するようになっている点で、図1に示す真空包装機と異
なり、その他の点では同一である。この真空包装機によ
れば、給袋及び充填に比べて真空包装処理に時間がかか
るときでも、全体の作業効率を低下させずに済む。むろ
ん、必要に応じて3個以上の真空包装処理装置を設置す
ることもできる。なお、製品Wの排出箇所は2箇所で
あるが、ベルトコンベア16が真空包装処理装置12の
スライド方向に沿って設置されているため、製品W
1箇所に回収できる。
【0017】図3に示す真空包装機は、包装部Cに間欠
回転するロータリーテーブル21を設置し、これに複数
個の真空包装処理装置12を接線方向外向きに等間隔に
配置し、この真空包装処理装置12が実袋移送手段23
が移送してきた実袋Wを順次受け入れ、かつ間欠回転
する間に真空包装処理するようになっている点、及び実
袋移送手段23及び袋底支持手段24が、図示しない駆
動手段により充填部Bと真空包装部Cの間を往復揺動
(90゜の回転揺動)し、実袋Wの向きをロータリー
の接線方向に90゜変えながら真空包装処理装置12の
把持手段15に受け渡す点で、図1に示す真空包装機と
異なり、その他の点では同一である。この真空包装機で
も、給袋及び充填に比べて真空包装処理に時間がかかる
ときでも、全体の作業効率を低下させずに済む。なお、
ベルトコンベア16はロータリーテーブル21の排出工
程位置(図では270゜回転位置)に設置されている。
いうまでもないが、実袋移送手段及び袋底支持手段の往
復動を図1に示す真空包装機と同様に直線的な往復動と
し、その方向をロータリーテーブル21の接線方向に一
致させ、停止位置にある真空包装処理装置(12aで示
す)の把持手段15に向け実袋を直線的に移送するよう
に構成することもできる。
【0018】図4に示す真空包装機は、包装部Cに複数
個の実袋Wを並列に置き同時に真空包装処理できる横
型真空包装処理装置32を設置した点、実袋移送手段3
3の往復動距離を順次切り換えるようにした点、包装部
Cにおいて実袋移送手段33から実袋Wを受け取り真
空処理装置32の所定位置に整列させる把持手段34を
設置した点で、図1に示す真空包装機と異なり、その他
の点では同一である。上記真空包装処理装置32は、水
平面に対し傾斜して設置され間欠的に駆動されるベルト
コンベア状の搬送手段35、搬送手段35上に昇降自在
に配置され、搬送手段35の面に降下したとき搬送手段
35とともに真空チャンバを構成するチャンバー蓋3
6、搬送手段35上に所定間隔毎に設置されたシール受
け台37等からなる。なお、チャンバー蓋36内にはシ
ール受け台37側に押し付けられ、袋口を熱シールする
シール押圧体(図示せず)が設置されている。
【0019】実袋移送手段33は、図1の実袋移送手段
3と同様に充填部Bと包装部Cの間を往復動するが、そ
の往復動距離、つまり包装部Cにおける到達位置は往復
動の度に変化する(図4の例では3位置)。一方、把持
手段34は相対的に開閉する一対の把持バー34a、3
4bを有し、図示しない駆動手段により該把持バー34
a、34bが実袋移送手段33の直線経路に沿って移動
し、かつ上記搬送手段36上に揺動昇降し得るように構
成される。把持手段34の把持バー34a、34bは開
状態で実袋移送手段33の到達位置に待機しており、実
袋移送手段33により移送された実袋Wをその間に受
け入れ、次いで把持バー34a、34bを閉じて実袋W
の袋口シール部(及び把持爪33aの把持部)の下部
を把持し、続いて実袋移送手段33の把持爪33aが開
き、把持バー34a、34bが揺動降下して実袋W
搬送手段35上に載置するとともにその袋口をシール受
け台37上に載せる。なお、搬送手段35上では実袋W
をその袋口が傾斜の上方側にくるように載置する。
【0020】図4に示すように、搬送手段35上へ複数
個(規定数)の実袋Wが載置されると、搬送手段35
が所定距離駆動されて停止し、該複数個の実袋W上に
チャンバー蓋36が降下し、搬送手段35との間で真空
チャンバーを構成し、真空処理が行われ、次いでシール
押圧体がシール受け台に押し付けられ、袋口を熱シール
する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、液体を含む内容物を充
填する場合でも給袋や印字に支障が出ない。また、充填
物に応じた真空包装処理形態が選択できるようにして効
率的な充填及び真空包装処理ができる。さらに袋底支持
手段を配置すれば、重量物を充填する場合でも充填及び
移送に支障が出ず、シール不良が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る袋詰め包装機(真空包装機)の
概念図である。
【図2】 本発明に係る他の袋詰め包装機(真空包装
機)の概念図である。
【図3】 本発明に係るさらに他の袋詰め包装機(真空
包装機)の概念図である。
【図4】 本発明に係るさらに他の袋詰め包装機(真空
包装機)の概念図である。
【符号の説明】
1 空袋供給装置 2 空袋移送手段 3 実袋移送手段 4 袋底支持手段 8 空袋支持手段 9 印字装置 12 真空包装処理装置 16 ベルトコンベア A 給袋部 B 充填部 C 包装部 W 空袋 W 実袋 W 製品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空袋供給装置から空袋を受け取る給袋部
    と、該給袋部から移送された空袋に内容物を充填する充
    填部と、充填部から移送された実袋に口封処理を施す包
    装部からなる袋詰め包装機であり、給袋部と充填部の間
    を往復動し、給袋部において空袋を保持し、これを給袋
    部から充填部に向け移送し、後記実袋移送手段に受渡し
    た後給袋部に戻る操作を繰り返す空袋移送手段と、充填
    部と包装部の間を往復動し、充填部において空袋を保持
    し、内容物充填後実袋を充填部から包装部に向け移送
    し、該包装部に実袋を受渡した後充填部に戻る操作を繰
    り返す実袋移送手段と、充填部において空袋を開口する
    開口手段を備えた袋詰め包装機。
  2. 【請求項2】 前記包装部において実袋に真空包装処理
    が行われることを特徴とする請求項1に記載された袋詰
    め包装機。
  3. 【請求項3】 前記空袋移送手段及び実袋移送手段が直
    線経路に沿って往復動し、かつ袋面が往復動の方向に平
    行になるように空袋又は実袋を保持し、かつ移送するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載された袋詰め包装
    機。
  4. 【請求項4】 前記空袋移送手段が、空袋の袋面の両側
    に対向配置されかつ互いに接近・離反し得る真空吸引手
    段からなり、これが空袋の保持及び移送を行うととも
    に、前記開口手段を兼ねることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載された袋詰め包装機。
  5. 【請求項5】 前記実袋移送手段が、袋の両側部を把持
    する一対の把持爪を備え、該一対の把持爪が互いに接近
    ・離反し得ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載された袋詰め包装機。
  6. 【請求項6】 前記包装部に実袋の把持手段が設けら
    れ、該把持手段が固定バーと該固定バーの一端を基点に
    水平に開閉し得る可動バーで構成され、可動バーが開い
    た状態で実袋移送手段により移送される実袋を受け入れ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載され
    た袋詰め包装機。
  7. 【請求項7】 さらに、充填部と包装部の間を往復動
    し、前記実袋移送手段が充填位置にある間は充填位置に
    あり、前記実袋移送手段が包装部に向け移動する間は同
    期して移動し、その間充填中の空袋及び実袋の底部を支
    持する袋底支持手段を備えることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載された袋詰め包装機。
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Cited By (9)

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