JP2001018542A - 溶融熱転写プリンター用インク受容シート - Google Patents

溶融熱転写プリンター用インク受容シート

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JP2001018542A
JP2001018542A JP11190233A JP19023399A JP2001018542A JP 2001018542 A JP2001018542 A JP 2001018542A JP 11190233 A JP11190233 A JP 11190233A JP 19023399 A JP19023399 A JP 19023399A JP 2001018542 A JP2001018542 A JP 2001018542A
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Seiichiro Iida
誠一郎 飯田
Hiroo Hayashi
廣生 林
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Yupo Corp
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Yupo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融熱転写プリンターで記録したときの記録
特性と光沢性が極めて高い溶融熱転写プリンター用イン
ク受容シートを提供すること。 【解決手段】 基材上にインク受容層を設けた溶融熱転
写プリンター用インク受容シートにおいて、該インク受
容層が、アルカリ膨潤法で製造された平均粒径0.3〜
2.0μmの中空ポリマー(a)を30〜80重量%、
バインダー樹脂(b)を70〜20重量%含有し、かつ
記録後の非記録部の表面光沢度(JISZ−8741;
60度測定)が50%以上であることを特徴とする溶融
熱転写プリンター用インク受容シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融熱転写プリンター
で記録したときの記録特性と光沢性が極めて高い溶融熱
転写プリンター用インク受容シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カラー熱転写記録は、記録装置が小型か
つ軽量であり、コストが低いというメリットがあること
から、現在CAD用やビジネスグラフィック用途に限ら
ず、カラー複写機やクロマトグラフなどの計測データ出
力用等の出力用にも幅広く使用されている。熱転写記録
は、サーマルヘッドにより電気信号を熱エネルギーに変
換して転写フィルム(インクリボン)の所望の部分を加
熱し、加熱箇所のインクをインク受容シート上に転写す
ることによって記録を行うものである。
【0003】その熱転写記録には、溶融熱転写型と昇華
型の2つの記録方式がある。溶融熱転写型記録方式は、
昇華型記録方式に比べて記録エネルギーが低くてランニ
ングコストも安いことから、今後も一段と普及が進むも
のと期待されている。従来のカラー溶融熱転写型プリン
ターは、バーコードのように記録エネルギーを可変する
ことなく記録を行うため、形成される画像は階調性に欠
け、遠近感の無い単調なものであった。また、画像を形
成するために特別なインク受容シートも必要とされず、
上質紙を用いれば目的とする画像を形成することが可能
であった。
【0004】しかしながら近年では、熱転写記録のフル
カラー化に伴い、より高い階調再現性が求められるよう
になっており、1つのドットの大きさを変えずに階調を
得るディザ方式から、各ドットの大きさを変更するドッ
ト可変方式(バリアブルドット方式)に変わりつつあ
る。これに伴ってインク受容シートには、低い印加エネ
ルギーから高い印加エネルギーにわたるフルカラー記録
において、溶融熱転写されたインクのドット形状が忠実
に再現される性能(良好なドット再現性)、一度転写さ
れたインクがインクリボンに逆転写されない性能(良好
なインク固定性)、および、紫や緑等の複数の色を重ね
て記録したときに重色が色抜けしない性能(良好な重色
記録性)が求められるようになっている。
【0005】バリアブルドット方式では、サーマルヘッ
ドの記録エネルギーを可変にして階調性を出すため、低
エネルギーであってもインクリボンのインクをインク受
容シートに転写する必要がある。このため、従来から用
いられているインク受容シートでは良好な転写を行うこ
とができない。例えば、フルカラー溶融熱転写型インク
受容シートとして通常の印刷用の普通紙を用いると、表
面が粗すぎるためにインクが転写されない部分(ヌケ)
が生じたり、逆に表面が平滑すぎてインクの投錨効果が
働かず、転写されたインクがインクリボンに逆転写して
しまうことによるヌケが発生しやすくなる。これらはい
ずれもドット再現性不良の原因となる。また、基材の断
熱性やクッション性が低いために記録濃度も低下してし
まう。
【0006】かかる欠点を改良するインク受容シートと
して、基材に微多孔性延伸樹脂フィルム(合成紙)を用
いたり、インク受容層の記録品質を向上させるために顔
料成分としてプラスチックピグメントやシリカ等を使用
することが提案された。例えば、特開平7−10117
0号公報では、基材上にポリエステル樹脂、塩化ビニル
系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニリデン樹脂からな
る群から選ばれた1種または2種以上のバインダー樹脂
と粒径0.4〜5μmの球状プラスチックピグメントを
主成分とし、球状プラスチックピグメント/バインダー
樹脂の組成比が1.5/1〜8/1である塗工液を塗工
してなる微多孔性の受像層を設けたことを特徴とする熱
転写受像紙が提案されている。
【0007】また、特開平9−86057号公報では、
微多孔性樹延伸フィルムよりなる基材の表面に、沈降性
含水ケイ酸粉末(a)を20〜60重量%およびエチレ
ン含有量が5〜25重量%のエチレン・酢酸ビニル共重
合体(b)を80〜40%含有するインク受容層を設け
てなる溶融熱転写型インク受容シートが提案されてい
る。これらの公報に記載される溶融熱転写プリンター用
インク受容シートは、大粒径の球状プラスチックピグメ
ントもしくはシリカを主成分とした多孔性の受容層を有
するため、確かに記録性は向上するものの、表面はマッ
ト調となり表面光沢度は非常に低いものとなってしま
う。
【0008】しかし、最近では溶融熱転写リボンで記録
後、サーマルヘッドを再通過させて記録部分を平滑化す
ることによって光沢度を上げる光沢仕上げ方式が開発さ
れ(特開平10−315515号公報、特開平10−3
15632号公報)、この方式を採用したプリンターが
市販されるようになっている。このような光沢仕上げ方
式によれば確かに記録部の光沢度は大きく向上するが、
低回調記録部や非記録部の光沢度は上昇しない。このた
め、光沢感については統一性が不足しているという問題
があった。
【0009】高階調再現性を特徴とするバリヤブルドッ
ト方式は、プリクラ等の簡易的な写真プリントに利用す
ることも期待されるが、これまでのところ写真印画紙の
様に高光沢で、しかも記録性が良好である溶融熱転写プ
リンター用インク受容シートは提供されるに至っていな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来技術の問題点を解決することを課題とした。すなわち
本発明は、溶融熱転写プリンターで記録したときの記録
特性と光沢度が極めて高い溶融熱転写プリンター用イン
ク受容シートを提供することを解決すべき課題とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討を進めた結果、特定の中空ポリ
マーをインク受容層に存在させ、記録後の非記録部の表
面光沢度を特定の値以上にすることによって、所期の効
果を奏する優れた溶融熱転写プリンター用インク受容シ
ートを提供しうることを見出し、本発明に到達した。
【0012】すなわち本発明は、基材上にインク受容層
を設けた溶融熱転写プリンター用インク受容シートにお
いて、該インク受容層が、アルカリ膨潤法で製造された
平均粒径0.3〜2.0μmの中空ポリマー(a)を3
0〜80重量%、バインダー樹脂(b)を70〜20重
量%含有し、かつ記録後の非記録部の表面光沢度(JI
S Z−8741;60度測定)が50%以上であるこ
とを特徴とする溶融熱転写プリンター用インク受容シー
トを提供するものである。
【0013】本発明の溶融熱転写プリンター用インク受
容シートは、中空ポリマー(a)の平均空隙率が50%
以上であることが好ましい。また、基材が熱可塑性フィ
ルム、特に多孔性延伸樹脂フィルムであることが好まし
い。また、本発明の溶融熱転写プリンター用インク受容
シートは、光沢仕上げ機能付き溶融熱転写プリンターに
よる記録に用いることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の溶融熱転
写プリンター用受容シートを構成する基材とインク受容
層について説明し、更に溶融熱転写プリンターについて
記載する。
【0015】基材 [材料]本発明の溶融熱転写型インク受容シートに使用
する基材の種類は特に制限されない。例えば、普通紙、
コート紙、熱可塑性樹脂フィルム等を基材として使用す
ることができる。基材の耐水性や断熱性等の点からは、
熱可塑性樹脂フィルムを使用するのが好ましい。中でも
特に、断熱性やクッション性の点から多孔性樹脂延伸フ
ィルムを使用するのが好ましい。基材に用いる熱可塑性
樹脂フィルムの種類は特に制限されず、例えば高密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン等のエチレン系樹脂、
あるいはプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、
ポリメチル−1−ペンテン、エチレン・環状オレフィン
共重合体、ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナイロン
−6,T等のポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタ
レートやその共重合体、ポリブチレンテレフタレート、
脂肪族ポリエステル等の熱可塑性ポリエステル系樹脂、
ポリカーボネート、アタクティックポリスチレン、シン
ジオタクティックポリスチレン等を使用することができ
る。これらの熱可塑性樹脂の中では、非極性のポリオレ
フィン系樹脂を用いることが好ましい。
【0016】さらにポリオレフィン系樹脂の中でも、プ
ロピレン系樹脂が、耐薬品性、コストの面などから好ま
しい。プロピレン系樹脂としては、プロピレン単独重合
体でありアイソタクティックないしはシンジオタクティ
ックおよび種々の程度の立体規則性を示すポリプロピレ
ン、プロピレンを主成分とし、これと、エチレン、1−
ブテン、1−ヘキサン、1−ヘプタン、4−メチル−1
−ペンテン等のα−オレフィンとを共重合させた共重合
体を使用することができる。この共重合体は、2元系で
も3元系以上でもよく、またランダム共重合体でもブロ
ック共重合体であってもよい。プロピレン系樹脂には、
プロピレン単独重合体よりも融点が低い樹脂を2〜25
重量%配合して使用することが好ましい。そのような融
点が低い樹脂として、高密度ないしは低密度のポリエチ
レンを例示することができる。基材の熱可塑性樹脂とし
ては、上記の熱可塑性樹脂の中から1種を選択して単独
で使用してもよいし、2種以上を選択して組み合わせて
使用してもよい。
【0017】基材にする熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て無機微細粉末、有機フィラー、安定剤、光安定剤、分
散剤、滑剤などを添加することができる。無機微細粉末
を添加する場合は、粒径が通常0.01〜15μm、好
ましくは0.01〜5μmのものを使用する。具体的に
は、炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、けいそう
土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナなど
を使用することができる。
【0018】有機フィラーを添加する場合は、主成分で
ある熱可塑性樹脂とは異なる種類の樹脂を選択すること
が好ましい。例えば熱可塑性樹脂フィルムがポリオレフ
ィン系樹脂フィルムである場合には、有機フィラーとし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート、ナイロン−6,ナイロ
ン−6,6、ナイロン−6,T、環状オレフィン、ポリ
スチレン、ポリメタクリレート等の重合体であって、ポ
リオレフィン樹脂の融点よりも高い融点(例えば170
〜300℃)ないしはガラス転移温度(例えば170〜
280℃)を有するものを使用することができる。
【0019】安定剤を添加する場合は、通常0.001
〜1重量%の範囲内で添加する。具体的には、立体障害
フェノール系、リン系、アミン系等の安定剤などを使用
することができる。光安定剤を使用する場合は、通常
0.001〜1重量%の範囲内で使用する。具体的に
は、立体障害アミンやベンゾトリアゾール系、ベンゾフ
ェノン系の光安定剤などを使用することができる。分散
剤や滑剤は、例えば無機微細粉末を分散させる目的で使
用する。使用量は通常0.01〜4重量%の範囲内にす
る。具体的には、シランカップリング剤、オレイン酸や
ステアリン酸等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸ないしはそれらの塩等使用するこ
とができる。
【0020】[成形]熱可塑性樹脂フィルムの成形方法
は特に限定されず、公知の方法の中から適宜選択して成
形することができる。例えばスクリュー型押出機に接続
された単層または多層のTダイやIダイを使用して溶融
樹脂をシート状に押し出すキャスト成形、カレンダー成
形、圧延成形、単層または多層のインフレーションダイ
を使用して溶融樹脂をチューブ状に押し出すインフレー
ション成形、また熱可塑性樹脂と有機溶媒やオイルとの
混合物のキャスト成形またはカレンダー成形後に溶剤や
オイルの除去する方法、熱可塑性樹脂の溶液から成形し
た後に溶媒を除去する方法などを挙げることができる。
【0021】[延伸]基材に用いる熱可塑性樹脂フィル
ムは、延伸したものであってもよい。延伸は、通常用い
られる種々の方法いずれかによって行うことができる。
延伸の温度は、非結晶性樹脂の場合は使用する熱可塑性
樹脂のガラス転移点温度以上、結晶性樹脂の場合には非
結晶部分のガラス転移点温度以上から結晶部の融点以下
の熱可塑性樹脂に好適な公知の温度範囲内で行うことが
できる。具体的には、熱可塑性樹脂がプロピレン単独重
合体(融点155〜167℃)のときは152〜164
℃、高密度ポリエチレン(融点121〜134℃)のと
きは110〜120℃、ポリエチレンテレフタレート
(融点246〜252℃)のときは104〜115℃に
設定するのが好ましい。また、延伸速度は20〜350
m/分にするのが好ましい。
【0022】延伸方法としては、ロール群の周速差を利
用した縦延伸、テンターオーブンを使用した横延伸、圧
延、テンターオーブンとリニアモーターの組み合わせに
よる同時二軸延伸などを挙げることができる。延伸倍率
は特に限定されず、用いる熱可塑性樹脂の特性等を考慮
して適宜決定する。例えば、熱可塑性樹脂としてプロピ
レン単独重合体ないしはその共重合体を使用する時に
は、一方向に延伸する場合は約1.2〜12倍、好まし
くは2〜10倍であり、二軸延伸の場合には面積倍率で
1.5〜60倍、好ましくは10〜50倍である。その
他の熱可塑性樹脂を使用する時には一方向に延伸する場
合は1.2〜10倍、好ましくは2〜5倍であり、二軸
延伸の場合には面積倍率で1.5〜20倍、好ましくは
4〜12倍である。
【0023】無機微細粉末や有機フィラーを含有する熱
可塑性樹脂を延伸すれば、内部に微細な空孔を有する多
孔性樹脂延伸フィルムを得ることができる。このとき、
次式で計算される空孔率が5〜60%の範囲内になるよ
うにするのが好ましい。
【数1】 ρ0: 樹脂フィルムの真密度 ρ1: 樹脂フィルムの密度
【0024】また、延伸した熱可塑性樹脂フィルムの物
性は、密度が0.650〜1.20g/cm3、不透明
度が75%以上、ベック平滑度が50〜25,000秒
であるのが好ましい。このように延伸して空孔を形成さ
せた多孔性樹脂延伸フィルムを基材として用いれば、本
発明の所期の効果をより有効に奏するインク受容シート
を形成することができる。いかなる理論にも拘泥するも
のではないが、このような多孔性樹脂延伸フィルムを使
用すれば、空孔がクッションの役割を果たしてサーマル
ヘッドとインク受容シートの間の密着性を適度に維持す
ることができるために、極めて高画質な画像を形成させ
ることができるものと考えられる。
【0025】[層構成]本発明の溶融熱転写型インク受
容シートの基材は、単層からなるものであってもよい
し、多層構造を有するものであってもよい。例えば、ポ
リオレフィン系樹脂フィルムからなる単層の基材は、ポ
リオレフィン系樹脂40〜99.5重量%および無機微
細粉末60〜0.5重量%を含有する樹脂組成物からな
る樹脂フィルムを、該ポリオレフィン系樹脂の融点より
低い温度(好ましくは3〜60℃低い温度)で一軸また
は二軸方向に延伸することにより調製することができ
る。また、多層構造を有する基材は、ポリオレフィン系
樹脂の融点より低い温度(好ましくは3〜60℃低い温
度)で縦方向に延伸し、その延伸フィルムの少なくとも
片面に、ポリオレフィン系樹脂25〜100重量%およ
び無機微細粉末75〜0重量%を含有する樹脂組成物か
らなる樹脂フィルムを積層することによって調製するこ
とができる。延伸フィルムの上に積層する表面層は、延
伸されていない樹脂層であってもよい。
【0026】特に好ましい基材として、焼成クレイ、炭
酸カルシウム、ケイ藻土、硫酸バリウム、シリカ、酸化
チタン、タルク等の無機微細粉末を8〜65重量%含有
するポリオレフィン樹脂フィルムを一軸延伸することに
よって、フィルム内に該無機微細粉末を中心とする多数
の亀裂を形成させて半透明あるいは不透明フィルムを形
成し、さらにその表面に無機微細粉末の含有量が0.5
〜65重量%の樹脂組成物を積層し、次いで前記一軸延
伸方向と直角の方向にこの積層フィルムを延伸すること
により得られるフィルムを挙げることができる。具体的
には、特公昭46−40794号、特公平1−6041
1号、特公平2−45976号の各公報等に記載されて
いるような、ポリオレフィン樹脂フィルム層を形成した
積層体である合成紙等を挙げることができる。本発明に
使用する基材の厚さは、通常20〜350μmの範囲
内、好ましくは35〜300μmである。また、インク
受容層の光沢発現のために、基材の表面光沢度(JIS
Z−8741;60度測定)は80%以上であること
が好ましい。
【0027】インク受容層 インク受容層は、アルカリ膨潤法により製造された平均
粒径0.3〜2.0μmの中空ポリマー(a)を30〜
80重量%、バインダー樹脂(b)を70〜20重量%
含有する。 [中空ポリマー(a)] 本発明において、インク受容層に用いられる中空ポリマ
ーは、アルカリ膨潤法により製造された平均粒径0.3
〜2.0μmの中空ポリマーであることが必要とされ
る。平均粒径が0.3μm未満では、表面の多孔性が低
下することにより記録性が低下してまうため好ましくな
い。逆に、平均粒径が2.0μmを越えると表面の凹凸
が逆に大きくなりすぎて記録性が低下するため好ましく
ない。粒径分布は狭いものが好ましい。
【0028】中空ポリマーを製造するために用いるアル
カリ膨潤法は、ポリマー粒子内にアルカリ膨潤性物質を
浸透させて重合し、重合後にアルカリを加えることで中
空化する方法であり、詳細は特開昭56−32513号
公報に記載されるとおりである。いかなる理論にも拘泥
するものではないが、アルカリ膨潤法により製造した中
空ポリマーは比較的低い圧力で変形するため、サーマル
ヘッドの圧力等によって粒子がつぶれ平滑化することに
よって光沢を発現しうるものと考えられる。このような
作用は、他の方法により製造した中空ポリマーでは効果
的に発現することができない。
【0029】例えば、中空ポリマーの代表的な製造法と
して、ポリマー粒子中に発泡剤や揮発性物質を内包さ
せ、乾燥時に揮発発泡させて中空化する揮発発泡法があ
る(特開平1−315437号公報)。しかしながら、
揮発発泡法によって製造した中空ポリマーは平均粒径が
5μm以上であるものが多いうえ、サーマルヘッド通過
時の熱により変形するよりもむしろ膨張することが多い
ので光沢発現性の面からも好ましくない。また、中空ポ
リマーの他の代表的な製造法として、シードポリマー中
に架橋剤含有重合性モノマーを吸収させてから重合を行
い、重合収縮による相分離により中空化する重合収縮法
もある(特開昭62−127336号公報)。しかし、
重合収縮法により製造された中空ポリマーは架橋剤を多
く含有しており、高強度であるためサーマルヘッド通過
後もポリマーが変形せず、光沢を発現しにくいため好ま
しくない。
【0030】本発明にしたがって、アルカリ膨潤法によ
り製造された平均粒径0.3〜2.0μmの中空ポリマ
ーをインク受容層に配合すれば、サーマルヘッド接触直
後はフィラー成分である中空ポリマーに起因する表面凹
凸性や高クッション性により高記録性を達成することが
できる。さらに該中空ポリマーはサーマルヘッド圧力に
より変形、平滑化するため、記録後および光沢仕上げ後
は、表面が平滑となり表面光沢性も向上させることがで
きる。
【0031】本発明で使用する中空ポリマーの平均空隙
率は25%以上が好ましく、特に50%以上が好まし
い。平均空隙率が25%を下回る場合は、サーマルヘッ
ドの通過により中空ポリマーが変形せず光沢が上昇しな
い傾向がある。中空ポリマーの材質は特に制限されるも
のではないが、例えばスチレン系樹脂、アクリル−スチ
レン系共重合樹脂、アクリル酸系樹脂、メタクリル酸系
樹脂等を使用することができる。中でも、アクリルース
チレン系共重合体樹脂が好ましい。中空ポリマーの形態
は、粉体、有機溶剤系分散液、水分散液が挙げられる
が、バインダー樹脂との混合のしやすさといった点から
水分散液が好ましい。
【0032】[バインダー樹脂(b)]インク受容層に
用いるバインダー樹脂の種類は特に制限されない。例え
ば、酸化でんぷん、エーテル化でんぷん、メトキシセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カゼイン、ゼラチン、大豆タンパク、ポ
リビニルヒドリン、ポリアクリルアミド、ビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸などの水溶性樹脂;および、ウレ
タン系樹脂、エステル系樹脂、テルペン樹脂、石油樹
脂、エポキシ系樹脂、エチレン系樹脂、エチレン−酢酸
ビニル系共重合体樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル
系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン系共重
合体樹脂、アクリル酸系樹脂、メタクリル酸系樹脂、ポ
リブチラール系樹脂、シリコン系樹脂、ニトロセルロー
ス系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体樹脂、スチレ
ン−ブタジエン系共重合体樹脂、アクリロニトリル−ブ
タジエン系共重合体樹脂などのような非水溶性樹脂樹脂
を用いることができる。上記水溶性樹脂は水溶液とし
て、非水溶性樹脂は溶液、エマルジョンまたはラテック
スとして用いられる。これらの中でも、溶融熱転写プリ
ンターに対する適性、顔料との混和性、塗膜強度および
耐有機溶剤性の点からスチレン−ブタジエン系共重合体
樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂が好ましい。
【0033】これらの樹脂は単独で、または2種類以上
混合して使用し得る。インク受容層におけるバインダー
樹脂の含有量は20〜70重量%、好ましくは30〜5
0重量%である。バインダー樹脂が20重量%未満で
は、塗膜密着強度が低下する傾向にある。また、70重
量%を越える場合は表面の凹凸が小さくなるため、イン
クの抜けが発生したり、ドット再現性が低下し、鮮明な
画像が得られなくなる傾向にある。
【0034】[インク受容層の形成]中空ポリマーが既
に分散液状態になっている場合はそのまま、粉体の場合
は、コーレスディゾルバー、デリッター、サンドグライ
ンダー等適当な分散機を用いて分散させる。この中空ポ
リマー分散液に、バインター溶液或いはバインダーエマ
ルジョンを混合調製する。この際、必要に応じて消泡
剤、導電剤、分散剤、増粘剤、潤滑剤、濡れ剤等の補助
薬品を添加してもよい。インク受容層を基材上に形成す
るには、通常の塗工方式、すなわちメイヤーバー方式、
グラビアロール方式、リバースロール方式、ブレード方
式、ナイフ方式、エアーナイフ方式、スリットダイ方
式、ゲートロール方式等による塗工行程、および、乾燥
固化工程を用いればよい。
【0035】一般に、インク受容層の機能を十分に発現
させるためには、塗工剤の塗工量が乾燥固化後に0.1
〜20g/m2であることが好ましい。塗工量が0.1
g/m2以下では、インク受容層の効果が発揮されずド
ット再現性が低下する傾向にある。逆に20g/m2
越えるとコストアップにつながる傾向にある。
【0036】溶融熱転写プリンター 本発明のインク受容シートに記録するためのプリンター
は、溶融熱転写型プリンターであればいずれのものでも
使用できる。中でも、光沢発現性と記録性を両立できる
点から、光沢仕上げ機能付き溶融熱転写プリンターを用
いることが好ましい。光沢仕上げ機能は、溶融熱転写イ
ンクにて記録後に、例えば記録部分を再度サーマルへッ
ドを通過させて再加熱することによって記録部の光沢性
を発現する機能であり、具体的には特開平10−315
515号公報、特開平10−315632号公報などの
記載を参照にすることができる。光沢仕上げ機能付き溶
融熱転写プリンターの商品例としては、アルプス電気
(株)から発売されているMD−1000、MD−50
00等が挙げられる。
【0037】本発明の中空ポリマー含有インク受容シー
トを光沢仕上げ機能を有する溶融熱転写プリンターを用
いて処理すれば、溶融熱転写インクリボン記録時には中
空ポリマー起因の表面凹凸性を生かした高記録性を達成
することができ、また光沢仕上げ時には光沢仕上げリボ
ンにより中空ポリマーを変形させて高光沢性を発現する
ことができる。
【0038】
【実施例】以下に製造例、実施例および比較例を記載し
て本発明をさらに具体的に説明する。以下の例に示す材
料、試薬、割合、操作等は、本発明の精神から逸脱しな
い限り適宜変更することができる。したがって、本発明
の範囲は以下に示す具体例に制限されるものではない。
【0039】(製造例)本製造例において、実施例およ
び比較例で用いる基材の製造方法を具体的に記載する。
メルトフローレート0.8g/10分のポリプロピレン
80重量%に、高密度ポリエチレン4重量%および粒径
1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合して組成
物(A)を調製した。この組成物(A)を270℃に設
定した押出機にて混練した後、シート状に押し出して冷
却装置により冷却することによって、無延伸シートを得
た。このシートを155℃に再度加熱して、縦方向に5
倍延伸した。
【0040】メルトフローレート4.0g/10分のポ
リプロピレン54重量%と、粒径1.5μmの炭酸カル
シウム46重量%を混合して組成物(B)を調製した。
この組成物(B)と、MFR4.0g/10分のポリプ
ロピレン(C)を別の押出機で混練した後、ダイ内で2
層に積層してシート状に押し出し、上で調製した5倍延
伸フィルムの両面に積層して5層構造の積層フィルムを
得た。次いで、この5層構造の積層フィルムを60℃ま
で冷却した後、再び約160℃に加熱して、テンターを
用いて横方向に7.5倍延伸した。その後165℃でア
ニーリング処理し、60℃まで冷却して耳部をスリット
することによって、厚さ170μmの5層構造の合成紙
を得た(C/B/A/B/C=一軸延伸/一軸延伸/二
軸延伸/一軸延伸/一軸延伸=10μm/10μm/1
30μm/10μm/10μm)。この合成紙の空孔率
は14%であり、C層の表面光沢度(JIS Z−87
41;60度測定)は92%であった。
【0041】(実施例および比較例)表1に記載される
中空ポリマーとバインダーとを表1で特定される量で混
合し、さらに水を添加して、全固形分濃度が25%にな
るように調整した。この塗工液を製造例で得た合成紙に
乾燥後の塗工量が7g/m2になるように塗工し、乾燥
・固化して受容層を形成した。この工程を表1に記載さ
れる材料と量でそれぞれ行うことによって、10種類の
溶融熱転写プリンター用インク受容シートを得た(実施
例1〜6および比較例1〜3)。
【0042】表1に記載される中空ポリマーのうち、
「HP−1055」はアルカリ膨潤法で製造されたスチ
レン−アクリル系共重合体中空ポリマー水分散液[ロー
ム アンド ハース ジャパン(株)製、商品名ローペ
ークHP−1055(固形分26.5%、平均粒子径
1.0μm、平均空隙率55%)]であり、「MH−5
055」はアルカリ膨潤法により製造されたスチレン−
アクリル系共重合体中空ポリマー水分散液[日本ゼオン
(株)製、商品名ニポールMH5055(固形分30
%、平均粒子径0.55μm、平均空隙率55%)]で
あり、「OP−84」はアルカリ膨潤法により製造され
たスチレン−アクリル系共重合体中空ポリマー水分散液
[ローム アンド ハース ジャパン(株)製、商品名
オーペークOP−84J(固形分42.5%、平均粒子
径0.55μm、平均空隙率25%)]であり、「SX
−864」は重合収縮法スチレン-アクリル系共重合体
中空ポリマー水分散液[日本合成ゴム(株)製、商品名
SX−864(固形分40%、平均粒子径0.55μ
m、平均空隙率12%)]である。
【0043】表1に記載されるバインダーのうち、「L
X−430」はポリスチレン−ブタジエン系共重合体樹
脂エマルジョン[日本ゼオン(株)製、商品名ニポール
LX−430(固形分49%)]であり、「WF−73
H」はアクリル酸系樹脂エマルジョン[大日本インキ化
学工業(株)製、商品名ディックナールWFー73H
(固形分40%)]であり、「HUX232」はウレタ
ン系樹脂エマルジョン[旭電化(株)製、商品名アデカ
ボンタイターHUX232(固形分30%)]であり、
「MD−1200」はポリエステル系樹脂エマルジョン
[東洋紡績(株)製、商品名バイロナールMD−120
0(固形分34%)]である。
【0044】(試験例)製造した10種類のインク受容
シートのそれぞれについて、熱転写カラープリンター
(アルプス電気(株)製、商品名MD−5000)によ
りインク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)画
像を溶融転写記録した。その後、紙用光沢仕上げ用イン
クカセットをプリンターにセットし、印刷モードを光沢
仕上げモードに設定して光沢仕上げを行った。この記録
画像を次の方法で評価した。
【0045】(1)ドット再現性 インクリボンからインク受容層に転写されたシアンドッ
トを光学顕微鏡で観察し、非常に良好(◎)、良好
(○)、普通(△)、不良(×)の四段階で評価した。 (2)インク固定性 プリンターの記録動作を途中で止めて、インク受容層に
転写されたマゼンタインクを光学顕微鏡で観察した。溶
融熱転写により先に記録されたマゼンタインクが、次色
インクであるイエローインクリボンの記録動作によりイ
ンク受容層から全く剥がれていない(◎)、若干剥がれ
ている(○)、中程度はがれている(△)、大部分剥が
れている(×)の四段階で評価した。 (3)重色記録性 インクリボンからインク受容層に転写された紫色記録部
分を光学顕微鏡で観察した。先に記録されたシアンイン
クの上へ後から記録されたマゼンタインクの記録性が非
常に良好(◎)、良好(○)、普通(△)、不良(×)
の四段階で評価した。
【0046】(4)画質 画像を目視にて評価し、非常に良好(◎)、良好
(○)、普通(△)、不良(×)の四段階で評価した。 (5)塗膜密着性 インク受容シートを、温度20℃、相対湿度65%の恒
温室に12時間保管した後、インク受容層の表面に粘着
テープ(ニチバン(株)製、商品名セロテープ)を貼着
し、これをインク受容シートから手で引き剥がした。イ
ンク受容シートに残留したインク受容層の程度を目視判
定し、インク受容層残量が100%を良好(○)、99
〜80%をやや良(△)、80〜0%を不良(×)とし
て三段階で評価した。
【0047】(6)表面光沢度(記録前) 熱転写カラープリンターによる記録前の受容シートの表
面光沢度(JIS Z−8741;60度測定)を測定
した。 (7)白紙部表面光沢度(光沢仕上げ後) 光沢仕上げ後(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラッ
ク、光沢仕上げ)における白紙部の表面光沢度(JIS
Z−8741;60度測定)を測定した。試験結果を
表1にまとめて示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ドット再現性、インク
固定性および重色記録性といった記録性が良好で、かつ
記録後の非記録部が高光沢である溶融熱転写プリンター
用インク受容シートが提供される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上にインク受容層を設けた溶融熱転
    写プリンター用インク受容シートにおいて、該インク受
    容層が、アルカリ膨潤法で製造された平均粒径0.3〜
    2.0μmの中空ポリマー(a)を30〜80重量%、
    バインダー樹脂(b)を70〜20重量%含有し、かつ
    記録後の非記録部の表面光沢度(JISZ−8741;
    60度測定)が50%以上であることを特徴とする溶融
    熱転写プリンター用インク受容シート。
  2. 【請求項2】 中空ポリマー(a)の平均空隙率が50
    %以上であることを特徴とする請求項1に記載の溶融熱
    転写プリンター用インク受容シート。
  3. 【請求項3】 基材が熱可塑性フィルムであることを特
    徴とする請求項1または2に記載の溶融熱転写プリンタ
    ー用インク受容シート。
  4. 【請求項4】 基材が多孔性延伸樹脂フィルムであるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶融熱
    転写プリンター用インク受容シート。
  5. 【請求項5】 光沢仕上げ機能付き溶融熱転写プリンタ
    ーによる印刷に用いることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の溶融熱転写プリンター用インク受容シ
    ート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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