JP2001018236A - 樹脂成形金型 - Google Patents
樹脂成形金型Info
- Publication number
- JP2001018236A JP2001018236A JP11192243A JP19224399A JP2001018236A JP 2001018236 A JP2001018236 A JP 2001018236A JP 11192243 A JP11192243 A JP 11192243A JP 19224399 A JP19224399 A JP 19224399A JP 2001018236 A JP2001018236 A JP 2001018236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide core
- speed
- molded product
- moldings
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンダーカット量の多い形状を持つ成形品の
成形において、短い成形サイクルで離型不良のない成形
品を得ることを目的とする。 【解決手段】 アンダーカット形状を形成するスライド
コア１を、樹脂充填後に離型させるために後退させ、成
形品取り出し後に前進させる際に、前記スライドコア１
の動作速度をスライドコア１に連結する連結部品３とボ
ールネジ２等の駆動手段を介して、変えることにより、
短い成形サイクルで離型不良のない成形品を得ることが
可能となる。
成形において、短い成形サイクルで離型不良のない成形
品を得ることを目的とする。 【解決手段】 アンダーカット形状を形成するスライド
コア１を、樹脂充填後に離型させるために後退させ、成
形品取り出し後に前進させる際に、前記スライドコア１
の動作速度をスライドコア１に連結する連結部品３とボ
ールネジ２等の駆動手段を介して、変えることにより、
短い成形サイクルで離型不良のない成形品を得ることが
可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンダーカット形
状を有する成形品を成形する樹脂成形金型に関するもの
である。
状を有する成形品を成形する樹脂成形金型に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、アンダーカット形状を有する成形
品の成形時において、アンダーカット形状を形成するス
ライドコアから成形品を離型させる場合、成形品にかじ
りやむしれが起こらないようにスライドコアを離型スト
ロークが略終了する位置まで低速で後退させ、成形品を
取り出し後、前進させていた。
品の成形時において、アンダーカット形状を形成するス
ライドコアから成形品を離型させる場合、成形品にかじ
りやむしれが起こらないようにスライドコアを離型スト
ロークが略終了する位置まで低速で後退させ、成形品を
取り出し後、前進させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の金型構造では、スライドコアを低速のまま、略一
定速度で後退、前進させるので、スライドコアの動作時
間が長くなり、成形サイクルも長くなるという問題を有
していた。本発明の樹脂成形金型は上記従来の問題点を
解決するもので、アンダーカット形状を有する成形品を
形成するスライドコアの後退、前進時において、それぞ
れスライドコアの動作速度を変えることにより、短い成
形サイクルで離型不良のない成形品を得ることを目的と
する。
従来の金型構造では、スライドコアを低速のまま、略一
定速度で後退、前進させるので、スライドコアの動作時
間が長くなり、成形サイクルも長くなるという問題を有
していた。本発明の樹脂成形金型は上記従来の問題点を
解決するもので、アンダーカット形状を有する成形品を
形成するスライドコアの後退、前進時において、それぞ
れスライドコアの動作速度を変えることにより、短い成
形サイクルで離型不良のない成形品を得ることを目的と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の樹脂成形金型は、成形品のアンダーカット
形状を形成するスライドコアと、スライドコアに連結さ
れ、駆動手段により前後方向に移動する連結部品と、連
結部品を変速可能に駆動する駆動手段を備え、成形品の
離型時において、スライドコアの動作速度を低速とし、
離型後は高速で動作させることを特徴とする。
に、本発明の樹脂成形金型は、成形品のアンダーカット
形状を形成するスライドコアと、スライドコアに連結さ
れ、駆動手段により前後方向に移動する連結部品と、連
結部品を変速可能に駆動する駆動手段を備え、成形品の
離型時において、スライドコアの動作速度を低速とし、
離型後は高速で動作させることを特徴とする。
【０００５】本発明の樹脂成形金型によれば、アンダー
カット形状を有する成形品を形成するスライドコアを後
退、前進させる際に、スライドコアの後退時の成形品の
離型時においては、スライドコアの動作速度を低速と
し、成形品の離型後は動作速度を高速とすることが可能
となるので、短い成形サイクルで成形が可能となり、か
つ離型不良のない成形品を得ることが可能となる。
カット形状を有する成形品を形成するスライドコアを後
退、前進させる際に、スライドコアの後退時の成形品の
離型時においては、スライドコアの動作速度を低速と
し、成形品の離型後は動作速度を高速とすることが可能
となるので、短い成形サイクルで成形が可能となり、か
つ離型不良のない成形品を得ることが可能となる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、成形品のアンダーカット形状を形成するスライドコ
アと、スライドコアに連結され、駆動手段により前後方
向に移動する連結部品と、連結部品を変速可能に駆動す
る駆動手段を備え、成形品の離型時において、スライド
コアの動作速度を低速とし、離型後は高速で動作させる
ことを特徴とするもので、アンダーカット形状を有する
成形品の成形において、スライドコアを成形品から離型
させるため、アンダーカット形状を形成するスライドコ
アを後退させる動作時において、その動作速度を低速と
し、成形品の離型後にスライドコアの動作速度を高速に
変えることができるので、短い成形サイクルで成形可能
となり、かつ離型不良のない成形品を得ることができる
作用を有する。
は、成形品のアンダーカット形状を形成するスライドコ
アと、スライドコアに連結され、駆動手段により前後方
向に移動する連結部品と、連結部品を変速可能に駆動す
る駆動手段を備え、成形品の離型時において、スライド
コアの動作速度を低速とし、離型後は高速で動作させる
ことを特徴とするもので、アンダーカット形状を有する
成形品の成形において、スライドコアを成形品から離型
させるため、アンダーカット形状を形成するスライドコ
アを後退させる動作時において、その動作速度を低速と
し、成形品の離型後にスライドコアの動作速度を高速に
変えることができるので、短い成形サイクルで成形可能
となり、かつ離型不良のない成形品を得ることができる
作用を有する。
【０００７】請求項２に記載の発明は、駆動手段は、モ
ーターと、モーターに連結し、連結部品と係合するネジ
伝導手段を有することを特徴とするもので、請求項１に
記載の発明が有する作用に加えて、簡単な機構によりス
ライドコアの動作速度を変更できる作用を有する。 （実施の形態）以下本発明の樹脂成形金型の具体的な実
施の形態を図面に基づいて説明する。
ーターと、モーターに連結し、連結部品と係合するネジ
伝導手段を有することを特徴とするもので、請求項１に
記載の発明が有する作用に加えて、簡単な機構によりス
ライドコアの動作速度を変更できる作用を有する。 （実施の形態）以下本発明の樹脂成形金型の具体的な実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【０００８】図１は本発明の樹脂成形金型の断面図であ
る。図１において、１は成形品のアンダーカット形状を
形成するスライドコア、２はサーボモーター４に連結す
るボールネジ、３はボールネジ２とスライドコア１を連
結する連結部品、４はサーボモーター、５は固定側型
板、６は可動側型板である。
る。図１において、１は成形品のアンダーカット形状を
形成するスライドコア、２はサーボモーター４に連結す
るボールネジ、３はボールネジ２とスライドコア１を連
結する連結部品、４はサーボモーター、５は固定側型
板、６は可動側型板である。
【０００９】本発明の金型装置においては、サーボモー
ター４が回転すると、サーボモーター４に連結するボー
ルネジ２が回転し、ボールネジ２に係合する連結部品３
を介して、スライドコア１が後退、前進、移動を行う。
スライドコア１の移動速度はサーボモーター４により適
宜制御される。図２は本発明の樹脂成形金型のスライド
コアの動作速度の一例を示すグラフである。このグラフ
に示されているように本発明によれば、スライドコア１
の後退時にはスライドコア１は低速で後退し、成形品の
離型後は、高速で後退し、成形品の取り出し後はスライ
ドコア１を高速で前進させるように制御される。
ター４が回転すると、サーボモーター４に連結するボー
ルネジ２が回転し、ボールネジ２に係合する連結部品３
を介して、スライドコア１が後退、前進、移動を行う。
スライドコア１の移動速度はサーボモーター４により適
宜制御される。図２は本発明の樹脂成形金型のスライド
コアの動作速度の一例を示すグラフである。このグラフ
に示されているように本発明によれば、スライドコア１
の後退時にはスライドコア１は低速で後退し、成形品の
離型後は、高速で後退し、成形品の取り出し後はスライ
ドコア１を高速で前進させるように制御される。
【００１０】以上のように構成された樹脂成形金型につ
いて、その動作を説明する。まず、樹脂充填後、サーボ
モーター４によりボールネジ２を低速で回転させ、連結
部品３を介して、スライドコア１を低速で後退させる。
成形品の離型後は、サーボモーター４の回転速度を上げ
て、スライドコア１を高速で後退させ、成形品を取り出
した後、高速で前進させる。これにより、スライドコア
１の動作速度を離型前後において変えることが可能とな
り、短い成形サイクルで成形が可能となる。
いて、その動作を説明する。まず、樹脂充填後、サーボ
モーター４によりボールネジ２を低速で回転させ、連結
部品３を介して、スライドコア１を低速で後退させる。
成形品の離型後は、サーボモーター４の回転速度を上げ
て、スライドコア１を高速で後退させ、成形品を取り出
した後、高速で前進させる。これにより、スライドコア
１の動作速度を離型前後において変えることが可能とな
り、短い成形サイクルで成形が可能となる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明の樹脂成形金型は、
アンダーカット形状を有する成形品の成形において、ス
ライドコアを成形品から離型させるためアンダーカット
形状を形成するスライドコアを後退させる動作時におい
て、その動作速度を低速とし、成形品の離型後にスライ
ドコアの動作速度を高速に変えることができるので、短
い成形サイクルで成形が可能となり、かつ離型不良のな
い成形品を得ることが可能となる。
アンダーカット形状を有する成形品の成形において、ス
ライドコアを成形品から離型させるためアンダーカット
形状を形成するスライドコアを後退させる動作時におい
て、その動作速度を低速とし、成形品の離型後にスライ
ドコアの動作速度を高速に変えることができるので、短
い成形サイクルで成形が可能となり、かつ離型不良のな
い成形品を得ることが可能となる。
【図１】本発明の樹脂成形金型の断面図である。
【図２】本発明の樹脂成形金型のスライドコアの動作速
度を示し、（ａ）は後退時、（ｂ）は前進時を示すグラ
フである。
度を示し、（ａ）は後退時、（ｂ）は前進時を示すグラ
フである。
１ スライドコア ２ ボールネジ ３ スライドコアとボールネジの連結部品 ４ サーボモーター ５ 固定側型板 ６ 可動側型板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 4F202 AM32 CA01 CA11 CB01 CK32 CK54 CK67 CL22 CL39 CM11
Claims (2)
- 【請求項１】 成形品のアンダーカット形状を形成する
スライドコアと、スライドコアに連結され、駆動手段に
より前後方向に移動する連結部品と、連結部品を変速可
能に駆動する駆動手段を備え、成形品の離型時におい
て、スライドコアの動作速度を低速とし、離型後は高速
で動作させることを特徴とする樹脂成形金型。 - 【請求項２】 駆動手段は、モーターと、モーターに連
結し、連結部品と係合するネジ伝導手段を有することを
特徴とする請求項１記載の樹脂成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192243A JP2001018236A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 樹脂成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192243A JP2001018236A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 樹脂成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001018236A true JP2001018236A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16288052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11192243A Pending JP2001018236A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 樹脂成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001018236A (ja) |
-
1999
- 1999-07-06 JP JP11192243A patent/JP2001018236A/ja active Pending
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