JP2001018014A - 丸材段付溝成形方法 - Google Patents
丸材段付溝成形方法Info
- Publication number
- JP2001018014A JP2001018014A JP11224413A JP22441399A JP2001018014A JP 2001018014 A JP2001018014 A JP 2001018014A JP 11224413 A JP11224413 A JP 11224413A JP 22441399 A JP22441399 A JP 22441399A JP 2001018014 A JP2001018014 A JP 2001018014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepped groove
- round bar
- forming
- groove
- shaped frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、丸材の外周面にプレス加工等によっ
てバリのない段付溝を加工する方法を提供するものであ
る。 【構成】本発明は、丸材の軸直角に段付溝を成形する方
法であって、丸材の外周に段付溝を加工しようとする部
位付近に、面取り加工を施す事によって、軸方向に延び
る面を形成し、該丸材を段付溝成形装置の丸材受面に設
けられた脚部挿入空間に固定し、プレス成形を施すこと
により段付溝を形成することを特徴とする丸材段付溝成
形方法。
てバリのない段付溝を加工する方法を提供するものであ
る。 【構成】本発明は、丸材の軸直角に段付溝を成形する方
法であって、丸材の外周に段付溝を加工しようとする部
位付近に、面取り加工を施す事によって、軸方向に延び
る面を形成し、該丸材を段付溝成形装置の丸材受面に設
けられた脚部挿入空間に固定し、プレス成形を施すこと
により段付溝を形成することを特徴とする丸材段付溝成
形方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車用ヘッ
ドレストとして使用される電縫管等の丸材に段付溝を形
成するための製造方法に関するものである。
ドレストとして使用される電縫管等の丸材に段付溝を形
成するための製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図
【7】に示すように電縫管等の丸材Mを成形装置に固定
し、プレス加工で金型の形状に添って丸材Mを外周から
押圧成形し、その押圧によって丸材Mの肉を破断させて
押しつぶし、段付溝DMを成形する方法が行われてい
る。
し、プレス加工で金型の形状に添って丸材Mを外周から
押圧成形し、その押圧によって丸材Mの肉を破断させて
押しつぶし、段付溝DMを成形する方法が行われてい
る。
【0003】
【0004】しかし、上記成形方法においては、押しつ
ぶされた肉が丸材Mの外側へ向かって張り出す為、段付
溝DMの端に外側へ広がる形のバリBが発生し、一定の
製品形状を確保するためには、別途バリBを除去するた
めにヤスリがけ工程Yを必要とし、余分な作業時間と設
備、工具等を要するものである。
ぶされた肉が丸材Mの外側へ向かって張り出す為、段付
溝DMの端に外側へ広がる形のバリBが発生し、一定の
製品形状を確保するためには、別途バリBを除去するた
めにヤスリがけ工程Yを必要とし、余分な作業時間と設
備、工具等を要するものである。
【0005】上記のような問題点を解決する為、段付溝
成形装置でプレス加工を施す前に、電縫管等の丸材の外
周に、成形後に溝の端面となる部位を通り、軸方向に向
かって延びる任意の面をあらかじめ加工してお〈こと
で、前記面と段付溝成形装置の脚部挿入空間の間に空間
を設け、プレス加工時に押圧された丸材の余肉を逃がす
ことができるように製造する方法である。なお、前記面
は平面に限らない。
成形装置でプレス加工を施す前に、電縫管等の丸材の外
周に、成形後に溝の端面となる部位を通り、軸方向に向
かって延びる任意の面をあらかじめ加工してお〈こと
で、前記面と段付溝成形装置の脚部挿入空間の間に空間
を設け、プレス加工時に押圧された丸材の余肉を逃がす
ことができるように製造する方法である。なお、前記面
は平面に限らない。
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0006】実施例1 本発明の丸材段付溝成形方法は、パイプ材で構成される
丸材Mの外周面に冷間引き抜き成形によって軸方向に2
箇所の面1aおよび1bを形成し、2面丸材M1を加工
する第一工程と、この2面丸材M1を略コの字に折曲さ
せて自動車用ヘッドレストポール用のコの字型枠材M2
に加工する第二工程と、このコの字型枠材M2を、加圧
手段を有し所定間隔で複数の溝を成形する丸材段付溝成
形装置Aに装着した上で、加圧手段を施すことによって
コの字型枠材M2の外周面に複数の溝からなる段付溝3
を同時に成形する第三工程とからなり、この第三工程に
おける装着方法は、コの字型枠材M2の一方の脚部2a
を丸材段付溝成形装置Aの脚部挿入空間A1に、面1a
および1b側の外周面が加圧手段を施すために突出され
た成形刃A2に当接するように挿通させ、クランプA3
により固定し、もう一方の脚部2bを脚部支持台に載置
して固定し、装着する。その後、脚部挿入空間A1内で
加圧手段を作動させることで脚部2aの面1aおよび1
b側の外周面に段付溝3を成形する。この際、成形刃A
2によって外周より押圧せしめたことで脚部2aの外周
面は段付溝3を形成するべ〈変形させられ、この変形時
に成形刃A2を介して変形しようとする余肉は、空間K
へ向かって変形することで、脚部2aの外周にバリのな
い段付溝3が形成されるものである。
丸材Mの外周面に冷間引き抜き成形によって軸方向に2
箇所の面1aおよび1bを形成し、2面丸材M1を加工
する第一工程と、この2面丸材M1を略コの字に折曲さ
せて自動車用ヘッドレストポール用のコの字型枠材M2
に加工する第二工程と、このコの字型枠材M2を、加圧
手段を有し所定間隔で複数の溝を成形する丸材段付溝成
形装置Aに装着した上で、加圧手段を施すことによって
コの字型枠材M2の外周面に複数の溝からなる段付溝3
を同時に成形する第三工程とからなり、この第三工程に
おける装着方法は、コの字型枠材M2の一方の脚部2a
を丸材段付溝成形装置Aの脚部挿入空間A1に、面1a
および1b側の外周面が加圧手段を施すために突出され
た成形刃A2に当接するように挿通させ、クランプA3
により固定し、もう一方の脚部2bを脚部支持台に載置
して固定し、装着する。その後、脚部挿入空間A1内で
加圧手段を作動させることで脚部2aの面1aおよび1
b側の外周面に段付溝3を成形する。この際、成形刃A
2によって外周より押圧せしめたことで脚部2aの外周
面は段付溝3を形成するべ〈変形させられ、この変形時
に成形刃A2を介して変形しようとする余肉は、空間K
へ向かって変形することで、脚部2aの外周にバリのな
い段付溝3が形成されるものである。
【0007】
【発明の効果】本発明による丸材段付溝成形方法によれ
ば、プレス加工等によって押圧された丸材の外周面を構
成する余肉が外側へ向かって変形する際に、丸材(脚
部)の外周に形成された面と、脚部挿入空間の間の空間
で吸収され、押圧時に段付溝の両端に外側へ広がる形で
発生するバリを完全に防ぎ、丸材(脚部)の外周に段付
溝を形成することができる。
ば、プレス加工等によって押圧された丸材の外周面を構
成する余肉が外側へ向かって変形する際に、丸材(脚
部)の外周に形成された面と、脚部挿入空間の間の空間
で吸収され、押圧時に段付溝の両端に外側へ広がる形で
発生するバリを完全に防ぎ、丸材(脚部)の外周に段付
溝を形成することができる。
【図1】本発明における丸材段付溝成形方法の工程流れ
図。
図。
【図2】冷間引き抜き成形による面取り加工を示す第一
工程の加工概念図。
工程の加工概念図。
【図3】第二工程におけるコの字型枠材を示す斜視図。
【図4】丸材段付溝成形方法の第三工程の斜視図。
【図5】丸材段付溝成形方法の第三工程の要部の断面
図。
図。
【図6】段付溝を形成したコの字型枠材を示す斜視図。
【図7】従来例の要部の工程流れ図。
M−−−−−−丸材 M1−−−−−2面丸材 M2−−−−−コの字型枠材 D−−−−−−引き抜きダイス B−−−−−−バリ 1a、1b−−面 2a、2b−−脚部 3−−−−−−段付溝 DM−−−−−段付溝 A−−−−−−丸材段付溝成形装置 A1−−−−−脚部挿入空間 A2−−−−−成形刃 A3−−−−−クランプ K−−−−−−空間
Claims (1)
- 【請求項1】本発明は、丸材の軸直角に段付溝を成形す
る方法であって、丸材の外周に段付溝を加工しようとす
る部位付近に、面取り加工を施す事によって、軸方向に
延びる面を形成し、該丸材を段付溝成形装置の丸材受面
に設けられた脚部挿入空間に固定し、プレス成形を施す
ことにより段付溝を形成することを特徴とする丸材段付
溝成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224413A JP2001018014A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 丸材段付溝成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224413A JP2001018014A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 丸材段付溝成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018014A true JP2001018014A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16813393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11224413A Pending JP2001018014A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 丸材段付溝成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001018014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005515000A (ja) * | 2002-01-10 | 2005-05-26 | シーメンス メディカル ソルーションズ ヘルス サーヴィシズ コーポレイション | 臨床判断をサポートするシステム |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP11224413A patent/JP2001018014A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005515000A (ja) * | 2002-01-10 | 2005-05-26 | シーメンス メディカル ソルーションズ ヘルス サーヴィシズ コーポレイション | 臨床判断をサポートするシステム |
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