JP2001015276A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2001015276A
JP2001015276A JP18088499A JP18088499A JP2001015276A JP 2001015276 A JP2001015276 A JP 2001015276A JP 18088499 A JP18088499 A JP 18088499A JP 18088499 A JP18088499 A JP 18088499A JP 2001015276 A JP2001015276 A JP 2001015276A
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時間の経過に伴う照度の低下を抑制すると
ともに台数が少ない場合でも施工が容易でコストが比較
的低い照明装置を提供する。 【解決手段】放電灯点灯装置12は放電灯11を点灯さ
せるとともに放電灯11への供給電力が制御可能であ
る。放電灯点灯装置12への給電時間は放電灯11の点
灯時間として点灯時間タイマ14により計時される。照
度補正装置15では放電灯11の点灯時間の経過に伴う
光束低下を抑制するように点灯時間タイマ14により計
時された点灯時間に応じて放電灯11への供給電力を放
電灯点灯装置12に指示する。放電灯11と放電灯点灯
装置12と点灯時間タイマ14と照度補正装置15とは
1つの照明器具1に設けられる。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、照明用に用いられているランプ
の光束は使用時間の経過とともに低下する。つまり、ラ
ンプの使用時間の経過とともに照度が低下する。ランプ
の使用時間の経過に伴う照度の低下を抑制する技術とし
ては、図36に示すように、主操作盤30にオンオフ制
御端末器31および調光制御端末器32を信号線33を
介して接続し、オンオフ制御端末器31および調光制御
端末器32によって、ランプの調光が可能な調光照明器
具34を制御するようにした照明システムにおいて採用
されたものが知られている(特開昭64−89287号
公報)。この照明システムでは、調光照明器具34は調
光制御端末器32からの調光信号を受けてランプを調光
する機能を有し、オンオフ制御端末器31によりランプ
のオンオフが指示される。つまり、調光照明器具34で
はオンオフ制御端末器31によりランプが点灯されてい
ると、調光制御端末器32からの調光信号を受けてラン
プの光出力を調節することができるのである。オンオフ
制御端末器31および調光制御端末器32は信号線33
に接続された壁スイッチ35が操作されると、主操作盤
30から信号線33を介して伝送される指令に従ってラ
ンプの点灯・消灯およびランプの調光量を制御する。ま
た、オンオフ制御端末器31および調光制御端末器32
には複数台の調光照明器具34が接続される。つまり、
複数台の調光照明器具34が、共通のオンオフ制御端末
器31および調光制御端末器32によって一括して制御
されるのである。ここに、オンオフ制御端末器31には
調光照明器具34に対してランプを点灯させるための電
源を供給する照明電源36が接続されている。
【0003】ところで、上述した照明システムでは、ラ
ンプの使用時間にかかわらずランプの光束変化を抑制す
るために、図37に示すように、調光制御端末器32に
照度補正値演算装置37が接続されている。照度補正値
演算装置37は、時間を計時する時計手段38と、ラン
プの光束低下特性を記憶させたメモリ39と、汚れによ
る光束低下特性を記憶させたメモリ40と、時計手段3
8により計時された時間に応じてメモリ39,40から
読み出した補正値を加算して出力する演算手段41を備
える。この演算手段41の出力を調光制御端末器32に
設けた照度補正部42に与えることによって、主制御盤
30から信号線33を通して指示された調光量の調光信
号を生成する調光制御信号生成部43の出力を、照度補
正部42で補正するのである。このように補正された調
光信号を調光照明器具34に与えることで、時間経過に
伴う照度低下が抑制されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た照明システムでは主制御盤30、調光制御端末器3
2、調光照明器具34、照度補正演算装置37を少なく
とも必要としており、しかも信号線33を配線しなけれ
ばならないから、施工に手間がかかるとともに初期投資
が非常に大きくなる。
【0005】また、上述した構成では1台の調光制御端
末器32に複数台の調光照明器具34が接続されている
から、これらの調光照明器具34のうちのいずれかにお
いて、ランプの割れやランプの特性のばらつきなどによ
って早期にランプを交換した場合に、他のランプとは使
用時間が異なることになり、他のランプを用いている調
光照明器具34とは照度に差異が生じることになる。こ
のような照度の差異を防止するには、同じ調光制御端末
器32に制御される調光照明器具34のランプを一斉に
交換しなければならず、ランプ交換の費用が増加する。
【0006】さらに、上述した照明システムはオフィス
や店舗での使用を想定したものであて、1台の調光制御
端末器32に複数台の調光照明器具34が接続され、ま
たランプは必要なときにのみ点灯させるのではなく、毎
日特定の時間帯には連続的に点灯させると考えられてい
る。したがって、ランプの個数が少ない場所(給湯室、
階段、化粧室、小規模事務所など)で使用するには、コ
スト増が大きくなるとともに信号線33の配線が面倒で
あるから採用するのが難しい。しかもランプは連続的に
点灯させるから、時計手段38はランプを使用するか否
かにかかわらず連続的に計時するようになっており、ラ
ンプを比較的短時間だけ点灯させる上述したような場所
では、計時手段38により計時された時間がランプの使
用時間を正しく反映しないことになる。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、使用時間の経過に伴う照度の低下を
抑制するとともにランプの個数が少ない場所で採用する
場合に、施工が容易でコストが比較的低く、しかもラン
プの交換を単独で行っても照度の差異が生じにくい照明
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、放電
灯と、放電灯を点灯させるとともに放電灯への供給電力
を制御可能な放電灯点灯装置と、放電灯点灯装置への給
電時間を放電灯の点灯時間として計時する点灯時間タイ
マと、放電灯の点灯時間の経過に伴う光束低下を抑制す
るように点灯時間タイマにより計時された点灯時間に応
じて放電灯への供給電力を放電灯点灯装置に指示する照
度補正装置とを一つの器具に備えるものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、点灯時間タイマと照度補正装置とを実装する回路基
板を、放電灯点灯装置を実装する回路基板とは別に設け
たものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、点灯時間タイマと照度補正装置とを実装する回路基
板を、放電灯点灯装置を実施する回路基板と一体に設け
たものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記放電灯点灯装置がインバータ回
路よりなるものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記照度補正装置が、外部から指示
された調光比と点灯時間とを補正用テーブルに照合して
放電灯への供給電力を決定するものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記照度補正装置が、点灯時間に応
じた放電灯の光束維持比から求められる放電灯への供給
電力を外部から指示された調光比で補正することにより
放電灯への供給電力を決定するものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、放電灯のエミレス状態を検出する手
段と、エミレス状態が検出されると点灯時間タイマをリ
セットするリセット制御部とを備えるものである。
【0015】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、放電灯の無負荷状態を検出する手段
と、無負荷状態が検出されると点灯時間タイマをリセッ
トするリセット制御部とを備えるものである。
【0016】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、放電灯の無負荷状態を電源が投入さ
れていない期間に検出する手段と、無負荷状態が検出さ
れると点灯時間タイマをリセットするリセット制御部と
を備えるものである。
【0017】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項4の発明において、点灯時間タイマをリセットするリ
セットスイッチを設けたものである。
【0018】請求項11の発明は、請求項1ないし請求
項4の発明において、電源をオンオフさせる電源スイッ
チと、電源のオンオフが規定手順であるときに点灯時間
タイマをリセットするリセット制御部とを備えるもので
ある。
【0019】請求項12の発明は、請求項1ないし請求
項4の発明において、放電灯の最冷点温度に相当する温
度を検出する温度検出手段を備え、前記照度補正部で
は、温度検出手段により求めた測定温度と点灯時間に応
じて規定される最適な最冷点温度との差に基づいて放電
灯への供給電力を決定するものである。
【0020】請求項13の発明は、請求項12の発明に
おいて、前記温度検出手段が前記器具に設けられている
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
における照明装置1は、図1に示すように、ランプとし
て放電灯11を備え、放電灯11は調光制御が可能な放
電灯点灯装置12の出力によって点灯する。商用電源の
ような電源ACと放電灯点灯装置12との間には放電灯
点灯装置12に通電されているか否かを検出する点灯時
間検出部13が設けられ、点灯時間検出部13により検
出された通電期間が点灯時間タイマ14により計時され
るようになっている。つまり、通電期間を放電灯11の
使用期間とみなして点灯時間タイマ14により放電灯1
1の使用時間を計時する。
【0022】ところで、ランプの光束は図2(a)のよ
うに使用時間に伴って低下し、またランプを装着してい
る灯具やランプが時間の経過に伴って汚れることによっ
ても光量は低下するから、このような使用時間の経過に
伴う光量低下を抑制するために照明装置1には照度補正
装置15が設けられている。ここで、放電灯11の光束
の低下は蛍光灯であれば蛍光体の劣化などが原因にな
る。照度補正装置15は基本的には放電灯11の使用時
間の経過に伴う光束の低下を補正するように構成されて
いるものであって、図2(b)のように放電灯11の交
換直後には放電灯11を調光点灯させておき、放電灯1
1の使用時間が経過するのに伴って放電灯11を全点灯
(定格点灯)に近付けるように、放電灯点灯装置12を
介して放電灯11への供給電力を制御するものである。
つまり、放電灯11の使用時間の経過に伴って放電灯点
灯装置12の出力を増加させるのである。したがって、
放電灯11の光束が使用時間の経過に伴って低下するの
に対して、使用時間の経過に伴って放電灯11への供給
電力を増加させることで、図2(c)のように放電灯1
1の光出力を略一定に保つことができるのである。
【0023】上述したように、本実施形態では、たとえ
ば照明器具という形で提供される照明装置1に、放電灯
11と放電灯点灯装置12と点灯時間タイマ14と照度
補正装置15とを一体に設けているから、電源ACに接
続する配線施工を行うだけで放電灯11の使用時間の経
過に伴う光束の低下を補正することができ、配線施工に
関しては従来の照明器具と同様に扱うことができる。し
かも、放電灯点灯装置12と電源ACとの間には点灯時
間検出部13が挿入されており、点灯時間検出部13に
よって放電灯11が点灯していると判断される期間のみ
を点灯時間タイマ14が計時するから、放電灯11の使
用時間にほぼ一致した時間が点灯時間タイマ14により
検出されるのであって、放電灯11の点灯・消灯が比較
的短時間の間に繰り返されるような使用形態であって
も、放電灯11の使用時間を正確に計時することができ
る。
【0024】本実施形態の動作をまとめると図3のよう
になる。ここに、点灯時間タイマ14は計時した時間を
不揮発性メモリに書き込む機能を有しており、電源投入
(S1)の直後に点灯時間タイマ14の初期設定処理
(S2)が行われて点灯時間タイマ14に不揮発性メモ
リに書き込まれている点灯時間(つまり使用時間)が読
み出される。こうして点灯時間タイマ14に点灯時間が
セットされると、照度補正装置15では点灯時間タイマ
14から点灯時間を読み出し(S3)。読み出した使用
時間に基づいて放電灯11から所定の光出力が得られる
ように調光比を決定し(S4)、その調光比に応じた調
光信号を出力する(S5)。この調光信号に従って放電
灯点灯装置12は放電灯11への供給電力を決定する。
次に、点灯時間タイマ14は点灯時間(つまり使用時
間)を計時し(S6)、計時後の点灯時間を不揮発性メ
モリに格納する(S7)。以後は、不揮発性メモリから
の点灯時間の読み出しと調光制御と不揮発性メモリへの
点灯時間の書き込みとを繰り返すのである。
【0025】図4に具体構成を示す。放電灯点灯装置1
2にはインバータ回路を用いたものを採用している。す
なわち、電源ACを全波整流するダイオードブリッジよ
りなる整流器DB1を備え、整流器DB1の直流出力端
間にはインダクタL1を介してMOSFETよりなるス
イッチング素子Q3が接続される。さらに、スイッチン
グ素子Q3の両端間にはダイオードD1と平滑コンデン
サC1との直列回路が接続され、この平滑コンデンサC
1を電源としてインバータ回路が駆動されるようになっ
ている。インバータ回路は、平滑コンデンサC1の両端
間に接続されたMOSFETからなる一対のスイッチン
グ素子Q1,Q2の直列回路を備え、一方のスイッチン
グ素子Q2の両端間に、直流カット用のコンデンサC2
と共振用のインダクタL2と放電灯11との直列回路が
接続された構成を有する。また、放電灯11の両フィラ
メントの非電源側端間にはインダクタL2とともに共振
回路を構成するコンデンサC3が接続される。スイッチ
ング素子Q1〜Q3はインバータ制御部CN1により高
周波でオンオフされ、スイッチング素子Q1,Q2は交
互にオンオフされる。また、インバータ制御部CN1に
は照度補正装置15からの調光信号が入力され、スイッ
チング素子Q1,Q2のオンオフの周期(つまり動作周
波数)を制御することによって、放電灯11に供給する
電力を調節するようになっている。
【0026】図4に示すインバータ回路の動作は周知の
ものであって、インダクタL1とスイッチング素子Q3
とダイオードD1と平滑コンデンサC1とにより構成さ
れた昇圧チョッパ回路により整流器DB1からの出力電
圧を昇圧し、スイッチング素子Q1,Q2を交互にオン
オフさせることによって放電灯11に交番電流を流すの
である。ここで、放電灯11への給電経路にはインダク
タL2およびコンデンサC3が存在するから、スイッチ
ング素子Q1,Q2のオンオフの周期(動作周波数)と
インダクタL2およびコンデンサC3などによる共振周
波数との関係によって、放電灯11への供給エネルギを
調節することができる。
【0027】点灯時間検出部13は電源ACの電圧を分
圧する抵抗R1,R2の直列回路と、抵抗R2の両端電
圧を全波整流するダイオードブリッジよりなる整流器D
B2と、整流器DB2の出力電圧を平滑する平滑コンデ
ンサC4とからなる。つまり、平滑コンデンサC4の両
端電圧が規定電圧以上である期間を点灯時間タイマ14
が計時する。
【0028】照度補正装置15は点灯時間タイマ14と
ともにマイコンにより構成される。このマイコンには点
灯時間タイマ14による計時時間を読み書きするととと
もに照度補正装置15において用いる補正用テーブルを
格納したEEPROMである不揮発性メモリ17が設け
られる。補正用テーブルは放電灯11の使用時間と補正
用の調光比とを対応付けたテーブルであって、照度補正
装置15に設けた調光比設定部18において点灯時間タ
イマ14により計時された使用時間を用いて不揮発性メ
モリ17から調光比を読み出すことで、放電灯11の光
出力を略一定に保つための調光比を決定することができ
る。調光比設定部18により決定した調光比は調光信号
生成部19に与えられ、インバータ制御部CN1に与え
る調光信号が生成される。ここにおいて、点灯時間タイ
マ14、調光比設定部18、調光信号生成部19の電源
は、平滑コンデンサC4の両端電圧を定電圧化する3端
子レギュレータRG1より供給される。
【0029】しかして、電源ACが投入され平滑コンデ
ンサC4の両端電圧が規定電圧に達すると点灯時間タイ
マ14は上述した初期設定処理を行って不揮発性メモリ
17から前回までの放電灯11の使用時間を読み出した
後、調光比設定部18にこの使用時間を与える。調光比
設定部18では不揮発性メモリ17に格納されている補
正用テーブルに使用時間を照合し、使用時間に対応した
調光比を読み出す。このようにして読み出された調光比
は調光信号生成部19に与えられ、インバータ回路の出
力が制御される。また、点灯時間タイマ14では使用時
間を計時し、計時後の時間を不揮発性メモリ17に格納
する。以後は、電源ACが供給されている期間には、使
用時間を不揮発性メモリ17から読み出して新たな使用
時間を不揮発性メモリ17に書き込むまでの動作を繰り
返し、使用時間に応じて放電灯11への供給電力を調節
するのである。
【0030】調光信号生成部19からインバータ制御部
CN1に与える調光信号には各種形態を採用することが
でき、本実施形態では周波数が1kHzで振幅が5Vで
ある矩形波信号のデューティ比によって調光比を表す信
号を使用することを想定しているが、たとえば0〜10
Vの直流電圧で調光比を与えるような調光信号を用いる
ことも可能である。本実施形態における調光信号では、
デューティ比に対する放電灯11の光束比(定格電力を
与えたときの光束を100%とするときの光束の比率)
を図5のように設定してある。つまり、調光信号のオン
期間が短いほど放電灯点灯装置12の出力が大きくなる
ように設定してある。
【0031】ここで、本実施形態における補正用テーブ
ルの具体的な設定例を示す。放電灯11として照明用に
一般に用いられている蛍光灯では、寿命初期(ランプの
交換直後)の光束を100%とすると寿命末期の光束は
70%程度に低下することが知られている。つまり、寿
命初期において放電灯点灯装置12の出力を定格出力の
70%程度に設定しておき、寿命末期においては出力を
100%に引き上げれば、放電灯11の光出力を使用時
間にかかわらず略一定に保つことが可能であると考えら
れる。また、このような制御を行えば、放電灯点灯装置
12の出力を定格出力に対して110%以上にする必要
がなく、寿命初期においては消費力を抑制することがで
きて省エネルギになる。
【0032】しかして、放電灯点灯装置12の出力を定
格出力の70%として放電灯11の光束の経過時間に伴
う推移を示すと図6(a)のようになり、12000時
間での光束は約60%になり寿命初期時から約9.8%
の減少になる。そこで、放電灯点灯装置12の出力を図
6(b)のように時間経過に伴って光束の減少分だけ増
加させると、放電灯11の光束は経過時間(つまり使用
時間)にかかわらず略一定に保たれるのである。ここ
に、放電灯点灯装置12の出力を図6(b)のように制
御するには、図6(b)の各時間における光束比に対応
するデューティ比を図5に示した関係によって求め、各
時間において求めたデューティ比に相当する調光比を補
正用テーブルとして不揮発性メモリ17に格納しておけ
ばよい。
【0033】図示例において点灯時間が0時間、400
0時間、8000時間、12000時間、16000時
間であるときの各時間における光束比、光束の減少率、
放電灯点灯装置12の出力比、調光信号のデューティ比
は、表1のようになる。
【0034】
【表1】
【0035】表1に示した点灯時間とデューティ比との
関係を不揮発性メモリ17に補正用テーブルとして格納
しておき、点灯時間タイマ14により計時された点灯時
間に応じてデューティ比を読み出して放電灯点灯装置1
1に与えることにより、図7に示すように、点灯時間に
よらず光出力を略一定(定格出力の約70%)に保つこ
とができるのである。
【0036】なお、本実施形態では照明装置1を1台の
照明器具とし、放電灯点灯装置12を備えるユニットU
1(図4参照)と、点灯時間検出部13、点灯時間タイ
マ14、照度補正装置15を備えるユニットU2とに分
割して2枚の回路基板に実装して照明装置1に組み込ん
でいるが、両者を1つのユニットにまとめてもよい。1
つのユニットにまとめると1枚の回路基板に実装するこ
とが可能になり、調光信号生成部19とインバータ制御
部CN1とを接続する接続線が不要になる。また2つの
ユニットU1,U2を設ける場合に比較すると回路基板
の枚数が少なくなって照明装置(照明器具)1の省スペ
ース化が可能になり、しかも部品(基板や筐体)の低減
による低コスト化ないし組立の容易化を図ることができ
る。上述した放電灯点灯装置12の構成例は一例であっ
て、調光制御が可能な構成であれば他の構成を用いるこ
ともできる。
【0037】(第2の実施の形態)本実施形態は、図8
に示すように、第1の実施の形態の構成に調光機能を付
加したものである。すなわち、調光比設定部18に対し
て調光信号検出部21を通して外部からの調光信号に応
じた指示を与えることを可能としてある。図4に示した
構成との相違点について説明する。
【0038】本実施形態では外部からの調光信号(外部
調光信号)が入力されるダイオードブリッジよりなる無
極性化回路DB3を備え、無極性化回路DB3の出力は
フォトカプラPC1により絶縁され、抵抗R4,R5お
よびコンデンサC5からなるフィルタを通して調光信号
検出部21に入力される。外部調光信号は調光信号生成
部19で生成される調光信号と同様に周波数が1kHz
で振幅が5Vである矩形波信号であって、デューティ比
によって調光比を表すものを用いている。したがって、
調光信号検出部21には調光比に対応した電圧が入力さ
れることになる。調光比設定部18では不揮発性メモリ
17から読み出した点灯時間と調光信号検出部21を通
して入力された外部調光信号に基づく調光比との組み合
わせに対する調光比を求める必要があるから、図9に示
すように、点灯時間タイマ14において不揮発性メモリ
17から点灯時間を読み出した後(S3)、調光信号検
出部21を通して与えられた調光信号を読み込み(S
4)、両者の関係によって不揮発性メモリ17の補正用
テーブルを読み出して調光比を決定するのである(S
5)。他の手順は図3に示した手順と同様である。ま
た、図8において破線で囲まれた部位は1枚の回路基板
に実装される部位を示す。
【0039】しかして、放電灯点灯装置12の出力を定
格出力に対して85%、80%、70%とした場合の放
電灯11の光束の経過時間に伴う推移を示すと図10
(a)のようになる。これに対して、放電灯点灯装置1
2に与える調光信号のデューティ比を図10(b)のよ
うに変化させると、点灯時間にかかわらず外部調光信号
で指示した各調光比に対してそれぞれ略一定の光出力を
得ることが可能になる。つまり、点灯時間が0時間、4
000時間、8000時間、12000時間、1600
0時間であるときの各時間における光束比、放電灯点灯
装置12の出力比、調光信号のデューティ比は、表2の
ようになる。表2における括弧内の値は外部調光信号に
より指示する調光比を示している。
【0040】
【表2】
【0041】したがって、表2に示した点灯時間および
外部調光信号により指示される調光比とデューティ比と
の関係を不揮発性メモリ17に補正用テーブルとして格
納しておき、点灯時間タイマ14により計時された点灯
時間および外部調光信号に応じてデューティ比を読み出
して放電灯点灯装置11に与えることにより、外部調光
信号により与えられる調光比に対する光出力を点灯時間
によらず略一定に保つことができるのである。他の構成
および動作は第1の実施の形態と同様である。
【0042】(第3の実施の形態)第2の実施の形態で
は、不揮発性メモリ17からデューティ比を読み出して
調光信号生成部19に与えるようにしていたが、本実施
形態は不揮発性メモリ17から光束維持比を読み出し、
調光比設定部18において調光比を演算するようにした
ものである。ただし、本実施形態においても外部調光信
号によって光出力を制御する構成を採用する。
【0043】本実施形態では、不揮発性メモリ17には
表3における点灯時間と光束維持比との関係が補正用テ
ーブルとして格納されており、調光比設定部18では点
灯時間タイマ14で得られた点灯時間に応じて不揮発性
メモリ17から点灯維持比を読み出す。
【0044】
【表3】
【0045】ここに、光束維持比は放電灯11の寿命初
期の定格点灯時の光束を100%としたときの所定時間
後における光束の残存割合であって、光束比を百分率で
はなく比で表したものである。つまり、放電灯11の交
換後から4000時間が経過したときの光束比は91%
であるから、光束維持比は0.91になる。いま、40
00時間経過後に外部調光信号の調光比を80%として
点灯させるものとすれば、4000時間経過後の実際の
調光比は、外部信号の調光比に4000時間経過後の照
度補正による調光比の増加分を加えたものになる。ここ
で、4000時間経過後の照度補正による調光比の増加
分は、4000時間後の調光維持比に対する補正分と外
部調光信号による調光比を乗じた値になり、(1−0.
91)×80%=7.2%になる。つまり、調光比は8
0%+7.2%=87.2%になる(表3参照)。この
ように、点灯時間が4000時間のときに外部調光信号
による調光比を80%とするのであれば、放電灯点灯装
置12に与える調光比は87.2%になる。上述した他
の実施形態と同様に調光比をデューティ比によって与え
る場合には、図5に示した関係を用いることによってデ
ューティ比は25.6%になる。
【0046】上述のように本実施形態では調光比設定部
18において不揮発性メモリ17から光束維持比を読み
出し、外部調光信号により与えられた調光比と併せて用
いることにより上述の演算を行って調光比を求め、さら
に調光比をデューティ比に換算して調光信号生成部19
に与えるのである。ここに、調光比に対応するデューテ
ィ比も不揮発性メモリ17に格納しておくことによっ
て、テーブルとの照合によって調光比からデューティ比
への換算を行うことができる。
【0047】本実施形態の動作をまとめると図11のよ
うになる。つまり、電源が投入され(S1)、点灯時間
タイマ14の初期設定処理が行われた後(S2)、調光
比設定部18において点灯時間が点灯時間タイマ14か
ら読み込まれる(S3)。その後、点灯時間に応じた光
束維持率が不揮発性メモリ17から読み出され(S
4)、外部調光信号による調光比も調光比設定部18に
読み込まれる(S5)。こうして光束維持率と外部調光
信号による調光比とに基づいて上述した演算が行われ、
調光比が決定される(S6)。調光比を決定した後に
は、調光比がデューティ比に換算され、調光比に応じた
調光信号を調光信号生成部19から出力する(S7)。
この調光信号に従って放電灯点灯装置12は放電灯11
への供給電力を決定する。次に、点灯時間タイマ14は
点灯時間を計時し(S8)、計時後の点灯時間を不揮発
性メモリに格納する(S9)。以後は、不揮発性メモリ
からの点灯時間の読み出しと調光制御と不揮発性メモリ
への点灯時間の書き込みとを繰り返すのである。
【0048】図12(a)に放電灯点灯装置12の点灯
時間経過に伴う出力の推移を出力比(寿命初期の定格点
灯に対する放電灯点灯装置12の出力を100%とす
る)として外部調光信号により与えられた調光比ごとに
示し、図12(b)に放電灯点灯装置12に与えられる
調光信号の調光比の推移を示す。他の構成および動作は
第1の実施の形態と同様である。
【0049】(第4の実施の形態)本実施形態では、放
電灯11の交換時点を検出して点灯時間を自動的にリセ
ットする技術について説明する。すなわち、点灯時間タ
イマ14に設定される点灯時間および不揮発性メモリ1
7に格納される点灯時間は、放電灯11の交換時に0に
リセットすることが必要であるから、点灯時間のリセッ
トを自動化するには何らかの方法で放電灯11の交換時
点を検出することが必要になる。
【0050】本実施形態では放電灯11の交換時点を放
電灯11の寿命時とみなすものであり、放電灯11の寿
命をエミレス状態の検出によって判定している。ここ
に、エミレス状態とは放電灯11のフィラメントに設け
た電子放出物質の蒸発によって放電灯11が半サイクル
のみ点灯(半波点灯)するようになる状態を意味し、エ
ミレス状態になると放電灯11の両端電圧は定常点灯時
よりも上昇することが知られている。そこで、図13に
示すように、抵抗R3,R4の直列回路を放電灯11に
並列接続し、抵抗R3,R4の接続点の電位の変化を監
視することによってエミレス状態を検出するようになっ
ている。つまり、抵抗R4の両端電圧がダイオードブリ
ッジよりなる整流器DB4により全波整流されコンデン
サC6により平滑されることによって、放電灯11の両
端電圧がコンデンサC6の両端電圧として検出される。
コンデンサC6の両端電圧はリセット制御部22に入力
されて基準値と比較される。この基準値は放電灯11が
エミレス状態になったときのコンデンサC6の両端電圧
を検出するように設定され、コンデンサC6の両端電圧
と基準値との大小関係によってエミレス状態が検出され
ると、リセット制御部22は点灯時間タイマ14および
不揮発性メモリ17における点灯時間をリセットする。
【0051】ところで、本実施形態では抵抗R3,R4
の接続点電位はインバータ制御部CN1にも入力されて
おり、インバータ制御部CN1ではエミレス状態が検出
されると、スイッチング素子Q1,Q2のオンオフを一
旦停止させた後に、放電灯11を再始動させるように動
作するように構成されている。したがって、エミレス状
態になると、エミレス検出→動作停止→始動→点灯→エ
ミレス検出を繰り返し、放電灯11の点滅によってエミ
レス状態を報知するとともに、エミレス状態が持続する
ことによる放電灯点灯装置12のストレスを軽減する。
なお、インバータ制御部CN1ではエミレス状態が検出
されたときに、ストレスがかからない程度に放電灯点灯
装置12の出力を低下させたり、放電灯点灯装置12の
動作を停止させたりするようにしてもよい。
【0052】本実施形態の動作をまとめると図14のよ
うになる。すなわち、初期設定処理(S2)の後、エミ
レス状態の有無を検出するのであって(S3)、エミレ
ス状態が検出されないときには第1の実施の形態と同様
の動作になる。一方、エミレス状態が検出されると、放
電灯11を交換するものとして点灯時間をリセットする
処理を行う(S9)。つまり、放電灯11を交換するま
ではエミレス状態の検出によって点灯時間がリセットさ
れ、放電灯11を交換して正常に点灯するようになれば
点灯時間の計時が開始されることになる。このようにし
て、点灯時間のリセットが放電灯11の交換に伴って自
動的に行われるから、点灯時間をリセットする手間が省
けるのである。他の構成および動作は第1の実施の形態
と同様である。また、本実施形態の構成は第2の実施の
形態、第3の実施の形態においても適用することができ
る。
【0053】(第5の実施の形態)第4の実施の形態で
はエミレス状態が検出されると点灯時間をリセットする
ようにしていたから、エミレス状態が解消されるまで点
灯時間のリセットが繰り返し行われるものであった。こ
れに対して本実施形態はエミレス状態が検出されたとき
に、点灯時間のリセットを1回だけ行うようにするもの
である。本実施形態ではリセット制御部22の動作が第
4の実施の形態とは異なるが構成は図13に示したもの
と同様である。
【0054】すなわち、図15に示すように、エミレス
状態が検出されたときに(S3)エミレス経歴を「有
り」として不揮発性メモリ17に書き込む機能(S1
0)をリセット制御部22に設け、エミレス状態が継続
している間にはエミレス経歴を「有り」にし続ける。エ
ミレス状態が検出されている期間には不揮発性メモリ1
7に書き込まれたエミレス経歴を読み出す処理(S4)
は行われず、エミレス状態の検出とエミレス状態に対す
る制御とを繰り返すことになる。ここで、エミレス状態
である放電灯11を交換すれば、ステップS3において
エミレス状態が検出されなくなるから、エミレス経歴が
不揮発性メモリ17から読み出されるのであって(S
4)、放電灯11の交換前にエミレス状態が継続してい
たのであればエミレス経歴が「有り」になっているか
ら、点灯時間およびエミレス経歴がリセットされる(S
11)。このように、本実施形態ではエミレス状態が継
続している間にはエミレス経歴を不揮発性メモリ17に
書き込むだけであって点灯時間のリセットは行わず、放
電灯11の交換後に点灯時間をリセットするようになっ
ている。他の構成および動作は第4の実施の形態と同様
である。
【0055】(第6の実施の形態)第4の実施の形態、
第5の実施の形態では点灯時間のリセットをエミレス状
態の検出によって行っていたが、本実施形態は放電灯1
1の無負荷状態に基づいて点灯時間をリセットするもの
である。すなわち、図16に示すように、図4に示した
第1の実施の形態の構成に加えて放電灯11とスイッチ
ング素子Q2との間に1次巻線を挿入したトランスT1
を設け、トランスT1の2次出力を整流器DB4で整流
した後にコンデンサC6で平滑することによって、放電
灯11に流れる電流に比例した電圧をコンデンサC6の
両端電圧として検出可能にしてある。つまり、無負荷状
態ではトランスT1の2次出力が得られないから、コン
デンサC6の両端電圧は負荷が正常であるときより低下
する。このようなコンデンサC6の両端電圧の変化を検
出すれば無負荷状態を検出することができる。
【0056】そこで、コンデンサC6の両端電圧をイン
バータ制御部CN1とリセット制御部22とに入力して
いるのであって、インバータ制御部CN1ではコンデン
サC6の両端電圧の低下によって無負荷状態と判断する
と放電灯点灯装置12の動作を停止させる。また、リセ
ット制御部22ではコンデンサC6の両端電圧が基準値
より低下すると、点灯時間タイマ14の点灯時間および
不揮発性メモリ17に格納されている点灯時間をリセッ
トする。したがって、電源を投入した状態で放電灯11
を交換すれば、放電灯11を外したときに無負荷状態と
なって点灯時間がリセットされるのである。この構成で
はエミレス状態か否かにかかわらず放電灯11を交換す
れば点灯時間をリセットすることができるから、放電灯
11に割れが生じた場合などにおいて放電灯11を交換
するときも自動的にリセットすることが可能になる。
【0057】本実施形態での動作は基本的には図14に
示したエミレス状態を検出した場合と同様であって、エ
ミレス状態の検出に代えて無負荷状態を検出する点が相
違するものである。つまり、図17に示すように、無負
荷状態の有無を検出し(S3)、無負荷状態が検出され
ると点灯時間をリセットするのである(S9)。ここ
に、放電灯11が外されて無負荷状態が継続していると
ステップS3において無負荷の判断がなされて点灯時間
がリセットされるから、点灯時間のリセットが繰り返さ
れることになる。正常な放電灯11が装着されると、無
負荷状態が解消されるから、ステップS3からステップ
S4に移行して調光比が設定され放電灯11を点灯させ
ることができる。ここに、インバータ制御部CN1は正
常な放電灯11が装着されると放電灯11を点灯させる
機能を有している。本実施形態では放電灯11の着脱に
よって点灯時間を自動的にリセットするから、リセット
忘れがなく、リセットの操作の手間を省くことができ
る。他の構成および動作は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0058】(第7の実施の形態)第6の実施の形態で
は無負荷状態が検出されると点灯時間をリセットするよ
うにしていたから、無負荷状態が解消されるまで点灯時
間のリセットが繰り返し行われるものであった。これに
対して本実施形態は無負荷状態が検出されたときに、点
灯時間のリセットを1回だけ行うものである。本実施形
態ではリセット制御部22の動作が第6の実施の形態と
は異なるが構成は図16に示したものと同様である。
【0059】すなわち、図18に示すように、無負荷状
態が検出されたときに(S3)無負荷経歴を「有り」と
して不揮発性メモリ17に書き込む機能(S10)をリ
セット制御部22に設け、無負荷状態が継続している間
には無負荷経歴を「有り」にし続ける。無負荷状態が検
出されている期間には不揮発性メモリ17に書き込まれ
た無負荷経歴を読み出す処理(S4)は行われず、無負
荷状態の検出と無負荷状態に対する制御とを繰り返すこ
とになる。ここで、無負荷状態である放電灯11を交換
すれば、ステップS3において無負荷状態が検出されな
くなるから、無負荷経歴が不揮発性メモリ17から読み
出され(S4)、放電灯11の装着前に無負荷状態が継
続していたのであれば無負荷経歴が「有り」になってい
るから、点灯時間および無負荷経歴がリセットされる
(S11)。このように、本実施形態では無負荷状態が
継続している間には無負荷経歴を不揮発性メモリ17に
書き込むだけであって点灯時間のリセットは行わず、正
常な放電灯11の装着後に点灯時間をリセットするよう
になっている。なお、無負荷状態の検出による点灯時間
のリセットは現状の放電灯11であれば12000時間
以降にのみ行うようにしてもよい。こうすれば、放電灯
11の寿命による交換時にのみ点灯装置のリセットが行
われる。他の構成および動作は第6の実施の形態と同様
である。
【0060】(第8の実施の形態)第6の実施の形態は
電源ACが投入されている期間に放電灯11の無負荷状
態を検出すると点灯時間をリセットするものであった
が、本実施形態は電源ACが投入されていない期間にお
いて放電灯11が外されたときにも点灯時間をリセット
するものである。電源ACが投入されていない期間にお
ける放電灯11の着脱を検出するために、図19に示す
ように、本実施形態では図16に示した第6の実施の形
態の構成に加えて、放電灯11においてトランスT1の
1次巻線が接続されているフィラメントの両端間に抵抗
R6,R7とスイッチ要素SW1と直流電源E1との直
列回路を接続し、さらに3端子レギュレータRG1の出
力端間にダイオードD2と直流電源E2との直列回路を
接続するとともに、この直流電源E2からスイッチ要素
SW2を介してマイコン(図19において破線で囲んだ
部分)に給電可能としている。直流電源E1,E2は2
次電池を用い、直流電源E1,E2の電力を使用しない
期間に充電しておき、10日間程度は充電することなく
使用できるものを用いるのが望ましい。他の構成は図1
6に示した第6の実施の形態と同様である。
【0061】スイッチ要素SW1,SW2はインバータ
制御部CN1により制御されており、電源ACが投入さ
れていないときには両スイッチ要素SW1,SW2がオ
ンになるように制御される。つまり、電源ACが投入さ
れていないときに、放電灯11のフィラメントには抵抗
R6,R7を介して直流電源E1からの電流が流れてお
り、抵抗R7とフィラメントとの接続点の電位がリセッ
ト制御部22およびインバータ制御部CN1に入力され
るようになっている。また、点灯時間タイマ14、調光
比設定部18、調光信号生成部19、リセット制御部2
2を含むマイコンには直流電源E2から電源が供給され
て電源ACが供給されていない期間にもマイコンは動作
している。ここに、ダイオードD2は逆流阻止用であ
る。
【0062】上述の構成によって、電源ACが投入され
ていないときにも放電灯11が接続されていればリセッ
ト制御部22には直流電源E1によって基準値よりも高
い電圧が印加され、直流電源E2からの電源供給によっ
てリセット制御部22では放電灯11の接続状態を監視
することが可能になっている。ここで、放電灯11が外
されると、抵抗R6,R7には直流電源E1からの電流
が流れなくなり、リセット制御部22への入力電圧が低
下する。したがって、リセット制御部22は点灯時間を
リセットすることになる。
【0063】しかして、本実施形態では図20に示すよ
うに、無負荷状態であることがリセット制御部22への
入力電圧の低下によって知らされると(S3)、電源A
Cが投入されているか否かにかかわらず点灯時間をリセ
ットする(S10)。また、無負荷状態が検出されない
ときには、電源ACが投入されているか否かを判定し
(S4)、電源ACが投入されていれば第6の実施の形
態と同様に処理を行い、電源ACが投入されていなけれ
ば点灯時間の計時や点灯時間に応じた調光比の決定の処
理は行わずに無負荷状態の監視のみを行うのである。本
実施形態では電源ACが投入されていないときに放電灯
11を交換してもリセット制御部22が点灯時間のリセ
ットを行わなくなるだけであって、放電灯11を点灯さ
せることはないが、放電灯11を正常なものに交換した
後に電源ACを投入すれば、ステップS3の無負荷状態
の検出が行われず、放電灯11を正常に点灯させること
ができる。本実施形態では第6の実施の形態と同様に、
放電灯11の着脱によって点灯時間を自動的にリセット
するから、リセット忘れがなく、リセットの操作の手間
を省くことができる。他の構成および動作は第1の実施
の形態と同様である。
【0064】(第9の実施の形態)本実施形態は、図2
1に示すように、機械的に操作されるリセットスイッチ
SW3によって点灯時間をリセットするものである。つ
まり、リセットスイッチSW3をリセット制御部22に
接続してあり、エミレス状態や無負荷状態の有無には関
係なく点灯時間をリセットすることができるようにして
ある。リセットスイッチSW3の両端にはリセット制御
部22によって、たとえば5Vの電圧が印加されており
(リセットスイッチSW3には図示しない抵抗が直列接
続される)、リセットスイッチSW3がオンになると無
負荷状態の検出時と同様にリセット制御部22への入力
電圧が引き下げられ点灯時間タイマ14と不揮発性メモ
リ17との点灯時間をリセットするようになっている。
このリセットスイッチSW3は手動で操作するもので
も、また放電灯11の着脱に連動して操作されるもので
あってもよい。
【0065】しかして、図22に示すように、リセット
スイッチSW3の操作によるリセット信号がリセット制
御部22に入力されると(S3)、点灯時間タイマ14
および不揮発性メモリ17における点灯時間がリセット
されるのである(S9)。本実施形態の構成では、リセ
ットスイッチSW3の操作によって点灯時間を任意にリ
セットすることができる。しかも、リセット制御部22
に加えてリセットスイッチSW3を設けるだけの簡単な
構成で点灯時間のリセットが可能になる。他の構成およ
び動作は第1の実施の形態と同様である。
【0066】(第10の実施の形態)本実施形態は、図
4に示した第1の実施の形態において電源スイッチSW
を用いて点灯時間タイマ14および不揮発性メモリ17
の点灯時間のリセットを可能とするものである。すなわ
ち、図23に示すように、電源ACと整流器DB1との
間に挿入された電源スイッチSWが特定の方法で操作さ
れたときに点灯時間をリセットするようにしてある。
【0067】具体的には、整流器DB1の出力電圧を抵
抗R8,R9により分圧し、抵抗R9の両端電圧を抵抗
R10,R11およびトランジスタQ4を用いて波形整
形した矩形波信号をリセット制御部22に入力し、リセ
ット制御部22において矩形波信号の個数を計数し、計
数値に基づいて点灯時間のリセットを行うか否かを判断
するようになっている。つまり、図24に示すように、
リセット制御部22では電源投入時に点灯時間のリセッ
トを行うか否かを判断するから、この処理を電源リセッ
ト処理(S1)と呼ぶことにする。このように電源スイ
ッチSWを点灯時間のリセットに兼用すれば、第9の実
施の形態のように別途のリセットスイッチSW3を設け
ることなく点灯時間のリセットが可能になる。
【0068】以下では、電源リセット処理についてさら
に詳しく説明する。電源ACは商用電源であって、電源
ACの周波数が60Hzの地域では整流器DB1の出力
周波数は120Hz、電源ACの周波数が50Hzの地
域では整流器DB1の出力周波数は100Hzになる。
したがって、リセット制御部22には1秒間に120個
あるいは100個の矩形波信号が入力されることにな
る。つまり、電源スイッチSWを短時間でオンオフさせ
るとすれば、電源スイッチSWのオン期間やオフ期間は
矩形波信号の個数によって知ることができる。そこで、
本実施形態では電源投入時に、図25に示すように、オ
ン2秒間、オフ2秒間、オン2秒間、オフ2秒間の後に
オンになると点灯時間のリセットが指示されたものと判
断してリセット制御部22が点灯時間タイマ14および
不揮発性メモリ17の点灯時間をリセットするように構
成してある。図25(a)は電源スイッチSWの操作に
よる電源のオンオフを示し、図25(b)はリセット制
御部22に入力される矩形波信号を示す。
【0069】電源リセット処理では、図26に示すよう
に、電源投入時(S1)に電源スイッチSWのオンオフ
の回数を計数するカウンタNをリセットし(S2)、矩
形波信号の個数を3秒間計数する(S3)。3秒を経過
しても電源スイッチSWがオフにならなければ(S
4)、電源スイッチSWが連続的にオンになったものと
判断して図24における点灯時間の読み出し(S2)に
移行する。ここでリセットを指示する操作は電源投入か
らオン2秒であるが、電源スイッチSWは人が操作する
から余裕をみて3秒に設定してある。このように時間の
判断は人の操作による誤差分を見込んで設定してある。
電源投入から3秒の時点で電源がオフであれば(S
4)、この時点からリセット制御部22に入力される矩
形波信号の個数が180〜300個の範囲であればオフ
2秒とみなす(S5)。ただし、電源ACの周波数が6
0Hzの地域で用いるものとする。電源スイッチSWの
オフ期間がステップS5に設定された範囲ではなけれ
ば、リセットを指示する操作は無効になる。ステップS
5の後にはリセット制御部22のタイマによる時限を開
始するとともに(S6)、電源スイッチSWがオンか否
かを判断する(S7)。ここで、電源スイッチSWがオ
ンになっていなければリセットを指示する操作は無効に
なる。電源スイッチSWがオンであれば、タイマによる
計数値が1.8〜2.2秒の範囲のときにカウンタNを
インクリメントする(S8)。つまり、オン2秒か否か
が判断され、オン2秒が満たされているとリセットの操
作の1回目(オン2秒、オフ2秒、オン2秒)が成功し
たと判断されるのである。その後、電源スイッチSWの
オフが3秒継続し、電源スイッチSWのオンが1.8〜
2.2秒の間であるか否かの判断を再度繰り返し、カウ
ンタNが2になれば(S9)、点灯時間タイマ14およ
び不揮発性メモリ17の点灯時間をリセットする(S1
0)。また、このときカウンタN、電源スイッチSWの
オフ時間を計時するタイマ、矩形波信号の個数の計数値
も同時にリセットして0にする。
【0070】上述のようにして電源スイッチSWのオン
オフの操作によって点灯時間をリセットすることができ
るから、点灯時間のリセット用にリセットスイッチSW
3を設ける必要がなく構成が簡単になる。とくに、放電
灯11を多数設ける場合にはリセットスイッチSW3も
多数個必要になるが、本実施形態の構成では電線スイッ
チSWをリセット用に兼用しているから構成が簡単にな
る。他の構成および動作は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0071】(第11の実施の形態)本実施形態は、図
27に示すように、図13に示したエミレス状態の検出
時に点灯時間をリセットする構成と、図21に示したリ
セットスイッチSW3によって点灯時間をリセットする
構成とを併せ持つものである。ここで、エミレス状態の
検出時にはエミレス経歴を記憶させ、エミレス状態が解
消された時点で点灯時間をリセットする構成を採用して
いる。
【0072】しかして、図28に示すように、リセット
スイッチSW3を操作した場合(S3)と、エミレス状
態が検出されず(S4)かつエミレス経歴が「有り」の
場合(S5)とのいずれにおいても点灯時間とエミレス
経歴とがリセットされる(S12)ようにしてある。こ
の構成を採用することによって放電灯11が寿命末期に
エミレス状態になった後に放電灯11を交換すれば、点
灯時間を自動的にリセットすることができ、放電灯11
が割れたり放電灯11の初期不良などによって寿命末期
前に放電灯11を交換したときにはリセットスイッチS
W3を操作して点灯時間を強制的にリセットすることが
できるから、利便性が高くなる。他の構成および動作は
第1の実施の形態と同様である。
【0073】なお、上述した各実施形態において放電灯
11を交換する時期は点灯時間が現状の放電灯11であ
れば12000時間を超えてからになることが多いか
ら、点灯時間が12000時間に達したときに点灯する
モニタランプを設けて、放電灯11の交換の目安とする
のが望ましい。
【0074】(第12の実施の形態)上述した各実施形
態では、放電灯11の点灯時間の経過に伴う光束の低下
を抑制する構成について説明したが、放電灯11の光束
は周囲温度によっても変化することが知られている。図
32に示すように、周囲温度が20〜35℃付近では定
格値よりも光束が多くなるが、それ以外の温度範囲では
光束が定格値よりも低下するのである。一方、放電灯1
1を調光点灯させているときの最適な最冷点温度は図3
3に示す関係になる。つまり、上述した各実施形態と同
様に放電灯11の点灯時間の経過に伴って調光比を高め
ると、放電灯11の最冷点温度は点灯時間の経過に伴っ
て上昇する。周囲温度と光束比および最冷点温度との関
係を表4に示し、点灯時間に対する調光比および最冷点
温度の関係の一例を表5に示す。ここで、点灯時間の経
過に伴って調光比を制御したときに、各調光比での放電
灯11の最冷点温度が表5に示す温度であれば点灯時間
にかかわらず光束は一定に保たれる。
【0075】
【表4】
【0076】
【表5】
【0077】しかしながら、周囲温度が変化すると図3
4に点Aや点Bで示すように、所望の調光比に対する最
冷点温度が変化する。点Aは所望の調光比に対する最冷
点温度が目的する温度よりも低い状態を示し、点Bは逆
に高い場合を示している。点Aの場合には調光比を高く
すれば最冷点温度を上昇させることができ、点Bの場合
には調光比を低くすれば最冷点温度を低下させることが
できる。
【0078】本実施形態は上述の知見に基づいてなされ
たものであって、図29に示すように図4に示した第1
の実施の形態の構成に加えて、周囲温度を検出するため
の温度センサ23を設け、抵抗R12,R13およびコ
ンデンサC7からなるフィルタを通して温度センサ23
の出力を温度補正信号決定部24に与えている。温度補
正信号決定部24では温度センサ23により検出した周
囲温度に対応する温度補正信号を出力して調光比設定部
18に与える。
【0079】温度センサ23は図31(a)のように放
電灯11の最冷点温度を検出するように放電灯11に取
り付けたり、図31(b)に示すように照明器具1に設
けた反射板1aの裏側に配置して反射板の温度を検出し
たり、図31(c)のように放電灯点灯装置12に取り
付けたりすることができる。また、照明器具1の器具本
体、安定器、照明器具1の周囲温度などの温度を検出す
るようにしてもよい。いずれにせよ、放電灯11の最冷
点温度との関係を知ることが可能な部位の温度であれば
どのような温度でも用いることが可能である。参考まで
に図35に周囲温度と最冷点温度、器具温度、放電灯点
灯装置12のケースの温度との関係を示す。
【0080】不揮発性メモリ17には点灯時間の経過に
伴う調光比と、その調光比での放電灯11の最適な最冷
点温度とが補正用テーブルとして格納されており、点灯
時間タイマ14により計時された点灯時間に基づいて補
正用テーブルから調光比および最適最冷点温度が読み出
される。ここで、調光比設定部18では温度補正信号決
定部24から出力される最冷点温度が入力される。つま
り、温度補正信号決定部24では温度センサ23により
検出した温度に基づいて放電灯11の最冷点温度を求め
る。こうして求めた最冷点温度を測定温度とし、調光比
設定部18では不揮発性メモリ17から読み出した最適
最冷点温度と測定温度との差を求め、この差によって調
光比を補正する。最適最冷点温度と測定温度との差に対
する調光比(デューティ比)の補正量は表6のようにな
る。
【0081】
【表6】
【0082】つまり、温度センサ23により検出される
周囲温度に基づいて求めた測定温度が不揮発性メモリ1
7に格納された最適最冷点温度よりも低いときには不揮
発性メモリ17から読み出した調光比を高め、逆に高い
ときには不揮発性メモリ17から読み出した調光比を下
げるように補正する。このような処理を最適最冷点温度
が得られるまで繰り返すのである。ここに、表6では最
適最冷点温度と測定温度との差が大きいほど補正量の変
化幅を大きくしてある。このように設定しておけば温度
差の大きい場合でも調光比を短時間で収束させることが
できる。
【0083】本実施形態の動作を図30に示す。すなわ
ち、調光比設定部18では点灯時間タイマ14から点灯
時間を読み出し(S3)、温度補正信号決定部24では
温度補正を行うか否かを判定し(S4)、補正を行う場
合は温度補正値を決定する(S5)。温度補正値が決定
されると調光比を決定することができるから(S6)、
以後は第1の実施の形態と同様にして決定された調光比
で放電灯11を調光制御するのである。測定温度の最適
最冷点温度との差に対する調光比を点灯時間ごとに示す
と表7のようになる。表7においてデューティの次の括
弧内の数値は測定温度から最適最冷点温度を引いた差を
表す。つまり、デューティ[−15]であれば、測定温
度が最適最冷点温度よりも15度低いことを意味する。
【0084】
【表7】
【0085】なお、上述した各実施形態において、点灯
時間の読み出しから点灯時間を記憶させるまでの周期に
ついてはとくに説明していないが、この周期は適宜に設
定することができる。この周期は放電灯11の点灯時間
の経過に伴う光束の低下を補正できる程度であればよい
のであるから比較的長い周期でよくたとえば1時間とす
ることができる。ただし、放電灯11の点灯・消灯の間
隔が短い場所ではこの周期も短くする必要があり、逆に
放電灯11を連続して点灯させるのであれば周期を10
0時間などと設定することも可能である。
【0086】
【発明の効果】請求項1の発明は、放電灯と、放電灯を
点灯させるとともに放電灯への供給電力を制御可能な放
電灯点灯装置と、放電灯点灯装置への給電時間を放電灯
の点灯時間として計時する点灯時間タイマと、放電灯の
点灯時間の経過に伴う光束低下を抑制するように点灯時
間タイマにより計時された点灯時間に応じて放電灯への
供給電力を放電灯点灯装置に指示する照度補正装置とを
一つの器具に備えるものであり、器具単体で放電灯の光
束を補正することができ、主制御盤や端末器を備えた大
規模な配線系を必要とせず、従来構成に比較すると初期
投資を大幅に低減することができる。つまり、照明器具
の台数が少ない場所や照明器具の使用台数が少ない需要
家においても、放電灯の点灯時間の経過に伴う光束の低
下を抑制する機能を用いることが可能になる。しかも、
点灯時間は放電灯点灯装置への給電時間に基づいて求め
ているから、個々の放電灯ごとに点灯時間を正確に求め
ることができ、光束の補正を正確に行うことが可能にな
る。しかも、複数個の放電灯のうちの1つを交換したと
しても、その放電灯の光出力は照度補正装置によって制
御された略一定値であるから光量には変化が生じない。
【0087】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、点灯時間タイマと照度補正装置とを実装する回路基
板を、放電灯点灯装置を実装する回路基板とは別に設け
たものであり、電力系である放電灯点灯装置と信号系で
ある点灯時間タイマおよび照度補正装置とを別の回路基
板に実装することで設計が容易になる。
【0088】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、点灯時間タイマと照度補正装置とを実装する回路基
板を、放電灯点灯装置を実施する回路基板と一体に設け
たものであり、点灯時間タイマと照度補正装置と放電灯
点灯装置とを1つの部材として扱うことができるから、
器具への組み込み作業が容易であり、しかも実装面積を
低減して小型化できる可能性がある。る。
【0089】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、放電灯点灯装置がインバータ回路よ
りなるものであり、放電灯への供給電力の制御が容易で
あるとともに、供給電力に対する輝度を高めることがで
きる。
【0090】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、照度補正装置が、外部から指示され
た調光比と点灯時間とを補正用テーブルに照合して放電
灯への供給電力を決定するものであり、点灯時間の経過
に伴う放電灯の光束低下を抑制しながらも、外部からの
指示による調光も可能になる。
【0091】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、照度補正装置が、点灯時間に応じた
放電灯の光束維持比から求められる放電灯への供給電力
を外部から指示された調光比で補正することにより放電
灯への供給電力を決定するものであり、点灯時間の経過
に伴う放電灯の光束低下を抑制しながらも、外部からの
指示による調光も可能になるのはもちろんのこと、点灯
時間に応じた光束維持比をデータとして設定しておけ
ば、外部からの指示による調光比を用いて放電灯への供
給電力を求めることができ、データの作成作業が容易に
なり、またデータを記憶する容量も少なくなる。
【0092】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、放電灯のエミレス状態を検出する手
段と、エミレス状態が検出されると点灯時間タイマをリ
セットするリセット制御部とを備えるものであり、放電
灯の寿命末期におけるエミレス状態の検出によって点灯
時間タイマを自動的にリセットすることができ、リセッ
ト忘れを防止することができる。
【0093】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、放電灯の無負荷状態を検出する手段
と、無負荷状態が検出されると点灯時間タイマをリセッ
トするリセット制御部とを備えるものであり、放電灯の
交換などに伴う無負荷状態を検出して点灯時間タイマを
自動的にリセットすることができ、リセット忘れを防止
することができる。
【0094】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、放電灯の無負荷状態を電源が投入さ
れていない期間に検出する手段と、無負荷状態が検出さ
れると点灯時間タイマをリセットするリセット制御部と
を備えるものであり、放電灯の交換などに伴う無負荷状
態を検出して点灯時間タイマを自動的にリセットするか
らリセット忘れを防止することができるのはもちろんの
こと、電源が投入されていない状態で無負荷状態を検出
するから感電のおそれがない。
【0095】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項4の発明において、点灯時間タイマをリセットするリ
セットスイッチを設けたものであり、放電灯を使用者の
都合で交換したときでも、点灯時間タイマを任意にリセ
ットすることが可能になる。
【0096】請求項11の発明は、請求項1ないし請求
項4の発明において、電源をオンオフさせる電源スイッ
チと、電源のオンオフが規定手順であるときに点灯時間
タイマをリセットするリセット制御部とを備えるもので
あり、点灯時間タイマを任意にリセットすることができ
るのはもちろん、電源スイッチをリセット用に兼用して
いるから操作すべき対象が増加せず構成が簡単である。
【0097】請求項12の発明は、請求項1ないし請求
項4の発明において、放電灯の最冷点温度に相当する温
度を検出する温度検出手段を備え、照度補正部では、温
度検出手段により求めた測定温度と点灯時間に応じて規
定される最適な最冷点温度との差に基づいて放電灯への
供給電力を決定するものであり、点灯時間の経過に伴う
光束変化だけではなく放電灯の温度特性による光束変化
も併せて抑制することができる。る。
【0098】請求項13の発明は、請求項12の発明に
おいて、温度検出手段が器具に設けられているものであ
り、1つの器具として施工することができるから取り扱
いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上の具体回路を示す回路図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す動作説明図
である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す動作説明図
である。
【図16】本発明の第6の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】本発明の第7の実施の形態を示す動作説明図
である。
【図19】本発明の第8の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】本発明の第9の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】本発明の第10の実施の形態を示す回路図で
ある。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】同上の動作説明図である。
【図27】本発明の第11の実施の形態を示す回路図で
ある。
【図28】同上の動作説明図である。
【図29】本発明の第12の実施の形態を示す回路図で
ある。
【図30】同上の動作説明図である。
【図31】同上の実装例を示す概略構成図である。
【図32】同上の原理説明図である。
【図33】同上の原理説明図である。
【図34】同上の原理説明図である。
【図35】周囲温度と各部の温度との関係を示す図であ
る。
【図36】従来例を示すブロック図である。
【図37】従来例の要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 照明装置(照明器具) 11 放電灯 12 放電灯点灯装置 14 点灯時間タイマ 15 照度補正装置 22 リセット制御部 23 温度センサ SW 電源スイッチ SW3 リセットスイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA02 BA05 BB01 BB10 BC01 BC03 DB03 DD04 EA01 EA02 EB01 EB04 EB05 EB07 GA03 GB12 GC04 HA06 HA10 HB03 3K073 AA12 AA22 AA86 AB03 BA02 BA09 BA31 BA36 CA05 CE12 CG06 CG10 CG11 CG21 CG42 CH03 CH23 CH31 CH42 3K098 CC61 CC62 DD22 DD35 DD37 DD43 DD46 EE14 EE32 EE37 FF02 FF03 FF04 FF06 FF13 FF14 FF16 GG02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯と、放電灯を点灯させるとともに
    放電灯への供給電力を制御可能な放電灯点灯装置と、放
    電灯点灯装置への給電時間を放電灯の点灯時間として計
    時する点灯時間タイマと、放電灯の点灯時間の経過に伴
    う光束低下を抑制するように点灯時間タイマにより計時
    された点灯時間に応じて放電灯への供給電力を放電灯点
    灯装置に指示する照度補正装置とを一つの器具に備える
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 点灯時間タイマと照度補正装置とを実装
    する回路基板を、放電灯点灯装置を実装する回路基板と
    は別に設けたことを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  3. 【請求項3】 点灯時間タイマと照度補正装置とを実装
    する回路基板を、放電灯点灯装置を実施する回路基板と
    一体に設けたことを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記放電灯点灯装置はインバータ回路よ
    りなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れかに記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記照度補正装置は、外部から指示され
    た調光比と点灯時間とを補正用テーブルに照合して放電
    灯への供給電力を決定することを特徴とする請求項1な
    いし請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記照度補正装置は、点灯時間に応じた
    放電灯の光束維持比から求められる放電灯への供給電力
    を外部から指示された調光比で補正することにより放電
    灯への供給電力を決定することを特徴とする請求項1な
    いし請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 放電灯のエミレス状態を検出する手段
    と、エミレス状態が検出されると点灯時間タイマをリセ
    ットするリセット制御部とを備えることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 放電灯の無負荷状態を検出する手段と、
    無負荷状態が検出されると点灯時間タイマをリセットす
    るリセット制御部とを備えることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 放電灯の無負荷状態を電源が投入されて
    いない期間に検出する手段と、無負荷状態が検出される
    と点灯時間タイマをリセットするリセット制御部とを備
    えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 点灯時間タイマをリセットするリセッ
    トスイッチを設けたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載の照明装置。
  11. 【請求項11】 電源をオンオフさせる電源スイッチ
    と、電源のオンオフが規定手順であるときに点灯時間タ
    イマをリセットするリセット制御部とを備えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の照
    明装置。
  12. 【請求項12】 放電灯の最冷点温度に相当する温度を
    検出する温度検出手段を備え、前記照度補正部では、温
    度検出手段により求めた測定温度と点灯時間に応じて規
    定される最適な最冷点温度との差に基づいて放電灯への
    供給電力を決定することを特徴とする請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載の照明装置。
  13. 【請求項13】 前記温度検出手段は前記器具に設けら
    れていることを特徴とする請求項12記載の照明装置。
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