JP5449303B2 - 光源点灯装置及び照明器具 - Google Patents
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Description
交流電源から供給された交流電圧を直流電圧に変換する変換部と、
N個(Nは2以上の整数)の光源接続部であって、前記光源接続部ごとに直流電力によって点灯する直流光源ユニットが電気的に接続されるN個の光源接続部と、
制御を受けることにより、前記変換部によって変換された直流電圧に基づき供給対象である前記N個の光源接続部に供給する光源用直流電力を生成して各光源接続部に供給する光源電力供給部と、
前記交流電源から前記変換部に供給される交流電圧の供給有りの状態であるオン状態と、供給の無しの状態であるオフ状態とを検出する電源検出部と、
前記電源検出部によってオフ状態とオン状態とからなる特定の特定オンオフパターンが検出されると、特定オンオフパターンに対応して予め設定された整数k(kは1以上N未満)で決まる間引き個数kの個数の前記光源接続部を、前記供給対象から除外させる制御である間引きモードを前記光源電力供給部に対して実行する間引き制御部と
を備えたことを特徴とする。
図1〜図10を参照して実施の形態1の光源点灯装置110−1について説明する。本実施の形態1においては、光源としてLED(発光ダイオード)を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係わる照明器具100の外観図である。照明器具100は、照明器具本体1と、照明器具本体1に装着された2本の直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bと、直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bを接続するソケット3a、3b、3c、3dとを備える。直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bは、両端に口金を有し、ソケット3a、3b、3c、3dに接続される。 照明器具本体1の内部には光源点灯装置110−1が設置される。光源点灯装置110−1から配線及びソケット3a、3b、3c、3dを介して直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bに電流が供給される。直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bは直流電力によって点灯する。ソケット3a、3bは、後述の光源接続部40aの一例であり、ソケット3c、3dは、光源接続部40bの一例である。また、ソケット3a、3bのうち、例えばソケット3aからのみ電流が供給され、ソケット3bは、機械的な取り付けのみに利用される場合、ソケット3bは、直管蛍光灯形LEDランプ2aと電気的に接続していないため、後述の光源接続部40aには該当しない。
図3は、図2の配線関係を示す図である。図3に示すように、照明システム1000では、2台の照明器具を、壁スイッチ12によってオンオフできる。
図4に、光源点灯装置110−1の回路ブロック図及び直管蛍光灯形LEDランプ2a、2b内部のLED接続図を示す。図4に示すように、光源点灯装置110−1は、N個(この例ではN=2)の光源接続部ごとに、一対一に対応するN個の光源電力供給部(降圧コンバータ24a,24b)を備えている。光源点灯装置110−1の間引き制御部28は、間引きモードとして、N個の光源電力供給部のうちの間引き個数k個の光源電力供給部による光源用直流電力の供給を停止させる制御を実行する。
光源点灯装置110−1は、
(1)ダイオードブリッジ等で構成される整流回路13、分圧抵抗27a、27b、力率改善回路19からなる変換部50であり、交流電圧を直流電圧に変換する変換部50と、
(2)光源接続部40a,40bと、
(3)第1降圧コンバータ24aと、
(4)第1降圧コンバータ24aと同一構成の第2降圧コンバータ24bと、
(5)降圧コンバータ制御部26と、
(6)力率改善回路制御部25と、
(7)間引き制御部28と、
を備えている。
分圧抵抗27a、27bの直列接続は、商用交流電源11から変換部50に供給される交流電圧の供給有りの状態であるオン状態と、供給の無しの状態であるオフ状態とを検出する電源検出部の機能を有する。
(2)光源接続部:
光源接続部40a,40bには、直流電力によって点灯する「直管蛍光灯形LEDランプ2a、直管蛍光灯形LEDランプ2b」(直流光源ユニット)が電気的、機械的に接続される。光源接続部ごとに直流で点灯する光源ユニットである直管蛍光灯形LEDランプが接続される。
(3)光源電力供給部:
降圧コンバータ制御部26、第1降圧コンバータ24a及び第2降圧コンバータ24bは、間引き制御部28からの制御を受けることにより、変換部50によって変換された直流電圧に基づき供給対象である2個(N個の一例)の光源接続部(40a,40b)に供給する光源用直流電力を生成し、各光源接続部40a,40bに供給する光源電力供給部を構成する。
(4)間引き制御部28:
間引き制御部28は、分圧抵抗27a、27bの直列接続からなる電源検出部によってオフ状態とオン状態とからなる特定の特定オンオフパターン(図5で後述)が検出されると、特定オンオフパターンに対応して予め設定された整数k(kは1以上、光源接続部の個数NであるN未満)で決まる間引き個数kの個数の光源接続部を、光源用直流電力の供給対象から除外させる制御である間引きモードを光源電力供給部(降圧コンバータ制御部26、あるいは後述のバイパススイッチ29)に対して実行する。間引き制御部28は、情報を不揮発に記憶する不揮発性メモリ28−1と、光源接続部40a,40bに接続された直管蛍光灯形LEDランプ2a,2bの個々の累積点灯時間を計測して不揮発性メモリ28−1に記憶する点灯時間計測部28−2を備えている。
(5)なお、以下の説明で「N」は光源接続部の個数を示すものとし、「k」は、間引きモードにおいて光源用直流電力の供給が除外される光源接続部の個数を示す。つまりNは、光源用点灯装置に接続可能な光源ユニットの総本数を示し、kは間引きモードにおいて間引かれる光源ユニットの個数を示す。
(2)間引き制御部28には、全波整流され、分圧抵抗27a、27bにより分圧された商用電源電圧が入力され、間引き制御部28は、商用電源が通電されているか停電されているかを判定する。間引き制御部28は、例えばマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)を備える。
(3)第1降圧コンバータ24aの出力部である光源接続部40aには直管蛍光灯形LEDランプ2aが接続され、第2降圧コンバータ24bの出力部である光源接続部40bには直管蛍光灯形LEDランプ2bが接続される。直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bの内部には、複数のLEDが直列に、あるいは図示しないが並列に、または直列と並列を組み合わせて電気的に接続され配置される。
以上、本実施の形態1にかかわる光源点灯装置110−1の構成について説明した。次に本実施の形態1に係る光源点灯装置110−1の詳細動作について説明する。変換部50は、入力された商用交流電圧を整流して直流電圧に変換し、かつ入力電流の力率を改善する回路である。変換された直流電圧は、第1降圧コンバータ24a及び第2降圧コンバータ24bに入力される。第1降圧コンバータ24a及び第2降圧コンバータ24bの出力部である光源接続部40a,40bには、直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bがそれぞれ接続されており、適切な出力電圧及び出力電流に変換された光源用直流電力が、それぞれの直管蛍光灯形LEDランプ2a,2bに供給される。
図5は、間引きモードとするための壁スイッチ12の「間引き点灯設定の操作」を示す。図6は、実施の形態1の壁スイッチ操作と光源の点灯本数との関係を示す図である。図5、図6を参照して説明する。ここで、消費電力削減のため、2本の直管蛍光灯形LEDランプのうちいずれか一方を消灯したいとする。この場合、図5に示すように、使用者は壁スイッチ12がオンの状態、すなわち通電中の状態から、一旦壁スイッチ12をオフする。そして所定期間T1以内(例えば2秒以内)に再び壁スイッチ12をオンする。マイコンである間引き制御部28は、壁スイッチ12をオフすると分圧抵抗27a、27bに電圧が印加されなくなるため、停電状態であると判定し、停電時間を計測する。間引き制御部28は、操作者が壁スイッチ12をオフしてから次に壁スイッチ12をオンするまでの停電時間が所定期間T1以内であれば「間引き点灯指示」と判断し、第1降圧コンバータ24aまたは第2降圧コンバータ24bのいずれか一方の動作を停止し、直管蛍光灯形LEDランプ2aまたは2bのいずれか一方を消灯させる。図5の壁スイッチにおける「オン状態→T1以内のオフ状態→オン状態」を、間引き制御部28に間引きモードを実行させる特定オンオフパターンと呼ぶことする。例えば第1降圧コンバータ24aの動作を停止状態とした場合、直管蛍光灯形LEDランプ2aが消灯状態となり、第2降圧コンバータ24bは通常通り動作し、直管蛍光灯形LEDランプ2bは点灯する。
なお、間引き点灯状態から通常の2本点灯状態に戻すには、例えば、図6(a)として示すように、「間引き点灯設定の操作」と同じ操作を行う。つまり、再び壁スイッチ12を、オン状態から一旦壁スイッチ12をオフ状態として、所定期間T1以内に再度オンとする。すると間引き制御部28はこれを検出して、第1降圧コンバータ24a及び第2降圧コンバータ24bの両方を動作状態とする(図6(a))。これにより間引き点灯状態から通常の2本点灯状態に切り替わる。さらに「間引き点灯設定の操作」を行えば、間引き点灯状態となる(図6(b))。
ちなみに、「間引き点灯設定」は、図6(c)に示すように、消灯によりリセットされ、再度点灯時は通常の2本点灯状態に設定が戻っても良い。
しかし、常時間引き点灯状態で使用したい場合、点灯の度に間引き点灯状態となるように壁スイッチ12を操作しなければならず、煩わしい。そこで例えば間引き制御部28として、図4に示したように、内部に不揮発性メモリ28−1を有するマイコンを用いて、点灯状態を記憶させておいても良い。つまり、壁スイッチ12をオフして電源を遮断しても、不揮発性メモリ28−1に間引き設定状態である「点灯設定状態」が記憶される。このため、再び壁スイッチ12をオンして電源を投入すると、マイコン(間引き制御部28)は不揮発性メモリ28−1から点灯設定状態を読み込んで、消灯する直前の状態で再度、光源を点灯させる(図6(d))。これにより、間引き点灯状態で消灯した場合、再点灯時は再度、壁スイッチ12を操作しなくても、間引き点灯状態で点灯させることができる。
図7は、照明器具100−1、100−2とを例に説明する図である。つまり、図7のように、所定期間T1ぎりぎりの「間引き点灯設定」の場合、照明器具100−1のみが間引きモードとなる。この場合、再度上記のスイッチ操作を行うと、間引き点灯している照明器具100−1が再び通常の2灯点灯に戻り、間引き点灯設定とならなかった照明器具100−2が今度は間引き点灯状態になる可能性があり、希望通りの設定にすることが困難になる。つまり間引き設定の操作と、間引き点灯状態から通常の2本点灯状態に戻す操作を同じ操作とすると、以上のような不都合が生じる。
図8は、「間引き設定の操作≠2本点灯状態に戻す操作」を示す図である。図8に示すように、間引き点灯を行う場合は上述した図5のように壁スイッチ12がオン状態から一旦、壁スイッチをオフ状態として、所定期間T1以内に再度壁スイッチオンとする方法とする。そして、間引き点灯状態から通常の2灯点灯状態に戻す場合は、図8のように、壁スイッチ12がオン状態から、所定期間T2内に壁スイッチを「オフ→オン→オフ→オン」(間引きキャンセルパターン)と、スイッチのオフ/オン動作を2回繰り返す。このように、間引き点灯設定時と2灯点灯設定時(全灯点灯の設定)とで壁スイッチ12の操作方法を異なる方法にする。これにより、照明器具間のばらつきによって希望の設定ができなかった場合、再度決められたスイッチ操作を行えば、図2のように、1つの壁スイッチ12に複数の照明器具が接続されていても、すべての照明器具で正しく設定を反映させることができる。このように、間引き制御部28部は、電源検出部が特定オンオフパターンと異なるオンオフパターンであって間引きモードのキャンセルを指示するオンオフパターンである「間引きキャンセルパターン」を検出すると、以降、新たに電源検出部が特定オンオフパターンを検出するまで、光源電力供給部に対してそれまで供給対象から除外させていた光源接続部へ、光源用直流電力を供給させる。
ここで、本実施の形態1においては、第1降圧コンバータ24a及び第2降圧コンバータ24bを用いて直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bを点灯させる方式について動作を説明したが、壁スイッチ操作により1本消灯させる回路方式であれば本方式以外でもよい。
図9は、例えば、その他の方式の光源点灯装置110−2の回路ブロック図を示す。直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bは図4と同一構成である。図4と異なる部分は、第2降圧コンバータ24bを削除し、第1降圧コンバータ24aの出力に直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bを2本直列に設け、直管蛍光灯形LEDランプ2bと並列に接続されたバイパススイッチ29(光源短絡部、ここではMOSFET)を設けたことである。バイパススイッチ29は、降圧コンバータ制御部26等と共に、光源電力供給部を構成し、間引き制御部28の制御によって動作する。
次に動作について説明する。まず直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bが2本とも点灯状態の場合について説明する。壁スイッチ12をオンして商用交流電源11を投入すると第1降圧コンバータ24aが動作を開始し、電流を出力するが、このときバイパススイッチ29は間引き制御部28からの指令によりオフ状態となる。したがってバイパススイッチ29には電流が流れず、第1降圧コンバータ24aから出力された電流は直管蛍光灯形LEDランプ2a及び2bの両方に電流が流れ、2本とも発光する。
図11、図12を参照して実施の形態2の光源点灯装置について説明する。照明器具の構成については実施の形態1の図1と同様であるため、説明を省略する。
図11に実施の形態2の光源点灯装置120−1の回路ブロック図及び直管蛍光灯形LEDランプ2a、2b内部のLED接続図を示す。実施の形態1と異なる部分は、第1降圧コンバータ24aおよび第2降圧コンバータ24bの出力部に分圧抵抗及30a、31a、30b、31b及び出力電圧検出部32(光源状態検出部)を設けたことである。その他の構成については実施の形態1の図4と同一構成であるため、説明を省略する。
分圧抵抗及30a、31a、30b、31b及び出力電圧検出部32は、光源接続部40a,40bに接続された直管蛍光灯形LEDランプ2a,2b(直流光源ユニット)の点灯中の断線を検出する光源状態検出部を構成する。
降圧コンバータ制御部26は、電流検出用抵抗41a,41bに発生した電圧に基づいて、降圧コンバータ24a,24bのスイッチング素子20a、20bの駆動を制御することで、点電流制御を実行する。このように降圧コンバータ制御部26により、一定電流を供給する定電流制御が行われるため、直管蛍光灯形LEDランプが断線状態かあるいは直管蛍光灯形LEDランプが未接続状態であると、予め設定された所定電流を流そうと降圧コンバータ制御部26はスイッチング素子20bのオンデューティ比を上昇させていく。そのため第2降圧コンバータ24bの出力電圧がそれに伴って上昇する。
図12は、その他の方式の光源点灯装置120−2の回路ブロック図を示す。図11と異なる部分は、図11に対して、さらに、第1降圧コンバータ24aおよび第2降圧コンバータ24bのスイッチング素子20a、20bと並列に抵抗33a、33bを設け、直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bの内部に接続判定用抵抗34a、34b(これらが光源側電気素子の例)を設けたことである。その他の構成については図11と同一構成であるため、説明を省略する。
図12において、抵抗33a、33b、分圧抵抗及30a、31a、30b、31b及び出力電圧検出部32は、光源状態検出部を構成する。図12における光源状態検出部は、接続判定用抵抗34a、34b(光源側電気素子)を用いて直管蛍光灯形LEDランプ2a、2bの接続を検出可能である。言い換えると図12は、直管蛍光灯形LEDランプの未接続を検出する構成である。ここで「未接続」とは、直管蛍光灯形LEDランプが接続されていない場合の他に、接続されてはいるが接触不良によって接続判定用抵抗34a、34bが作用しない状態も含む。
図13〜図15を参照して実施の形態3の光源点灯装置130について説明する。照明器具の構成、光源点灯装置の回路構成及び直管蛍光灯形LEDランプ構成については実施の形態1の図1及び図4(光源点灯装置110−1)と同様であるため、説明を省略する。ここでは本実施の形態3に係る光源点灯装置の動作について説明するが、実施の形態1と同様の動作については説明を省略する。
図16を参照して実施の形態4の光源点灯装置140について説明する。照明器具の構成については実施の形態1の図1と同様であるため、説明を省略する。図16に実施の形態4の光源点灯装置140の回路ブロック図及び直管蛍光灯形LEDランプ2a、2b内部のLED接続図を示す。実施の形態1と異なる部分は、間引き点灯設定無効スイッチ35を設けたことである。間引き点灯設定無効スイッチ35は、間引き制御部28を構成するマイコンに接続され、マイコンは間引き点灯設定無効スイッチ35のオン・オフ(切替信号)を検出する。その他の構成については実施の形態1の図4と同一構成であるため、説明を省略する。
Claims (17)
- 交流電源から供給された交流電圧を直流電圧に変換する変換部と、
2以上の整数をNとした場合にNを用いて示されるN個の光源接続部であって、前記光源接続部ごとに直流電力によって点灯する直流光源ユニットが電気的に接続されるN個の光源接続部と、
制御を受けることにより、前記変換部によって変換された直流電圧に基づき供給対象である前記N個の光源接続部に供給する光源用直流電力を生成して各光源接続部に供給する光源電力供給部と、
前記交流電源から前記変換部に供給される交流電圧の供給有りの状態であるオン状態と、供給の無しの状態であるオフ状態とを検出する電源検出部と、
前記電源検出部によってオフ状態とオン状態とからなる特定オンオフパターンであって間引き点灯を指示する特定オンオフパターンが検出されると、特定オンオフパターンに対応して予め設定された1以上N未満の整数kで決まる間引き個数kの個数の前記光源接続部を、前記供給対象から除外させる制御である間引きモードを前記光源電力供給部に対して実行する間引き制御部と
を備えたことを特徴とする光源点灯装置。 - 前記光源点灯装置は、さらに、
情報を不揮発に記憶する不揮発性メモリを有し、
前記間引き制御部は、
間引きモードで前記光源電力供給部を制御する際は間引き個数kを特定可能な間引き個数特定情報を前記不揮発性メモリに記憶し、
前記不揮発性メモリへの間引き個数特定情報の記憶後に、特定オンオフパターンとは異なる前記交流電源の遮断状態からの投入を前記電源検出部が検出すると、前記不揮発性メモリの間引き個数特定情報から間引き個数kを特定し、特定した間引き個数kの前記光源接続部を前記供給対象から除外させる間引きモードで前記光源電力供給部を制御することを特徴とする請求項1記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
間引き個数特定情報に、現在である今回の間引きモードにおいて前記供給対象となる前記光源接続部がどの前記光源接続部かを特定する光源接続部識別情報を含めると共に、光源接続部識別情報を用いることにより、今回の間引きモードと次回の間引きモードとにおける前記供給対象となるN−k個の前記光源接続部のなかに、少なくとも一つ、異なる前記光源接続部が存在するように前記光源電力供給部を制御することを特徴とする請求項2記載の光源点灯装置。 - 前記光源点灯装置部は、さらに、
前記光源接続部に接続された前記直流光源ユニットの個々の累積点灯時間を計測して前記不揮発性メモリに記憶する点灯時間計測部を備え、
前記間引き制御部は、
間引きモードの際は、前記点灯時間計測部が計測した累積点灯時間時応じて、
前記供給対象とする前記光源接続部を決定することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
間引きモード制御の実行中において、点灯中の前記直流光源ユニットの累積点灯時間が設定点灯時間を越えるとこの前記直流光源ユニットが接続されている光源接続部への光源用直流電力の供給を前記光源電力供給部に停止させて、累積点灯時間が設定点灯時間未満の前記直流光源ユニットが接続されている前記光源接続部であって前記供給対象から除外されている前記光源接続部への光源用直流電力の供給に切り替えさせ、設定点灯時間を越えた前記直流光源ユニットの累積点灯時間をリセットすることを特徴とする請求項4記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
現在である今回の間引きモード制御を実行する場合には、前回の間引きモードでのN−k個の個数である前記供給対象と、今回の間引きモードでのN−k個の個数である前記供給対象との間に、異なる前記光源接続部が存在するように制御を実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記光源点灯装置は、さらに、
前記光源接続部に接続された前記直流光源ユニットの点灯中の断線を検出する光源状態検出部を備え、
前記間引き制御部は、
前記光源状態検出部によって間引きモードでないときに前記直流光源ユニットの点灯時の断線が検出された際には、前記光源電力供給部に対して断線が検出された前記直流光源ユニットの接続されている前記光源接続部への光源用直流電力の供給を停止させると共に、断線検出以降に前記電源検出部によって特定オンオフパターンが検出された場合には、前記光源電力供給部に対して間引きモードの制御を実行しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
前記光源状態検出部によって間引きモード中に前記直流光源ユニットの点灯時の断線が検出された際には、前記光源電力供給部に対して断線が検出された前記直流光源ユニットの接続されている前記光源接続部への光源用直流電力の供給を停止させると共に、前記供給対象から除外させた前記光源接続部のうちの少なくとも一つへの光源用直流電力の供給を開始させることを特徴とする請求項7記載の光源点灯装置。 - 前記光源接続部に接続される前記直流光源ユニットは、
前記光源接続部への接続確認用の電気素子である光源側電気素子を備え
前記光源状態検出部は、
前記光源側電気素子を用いて前記直流光源ユニットの接続を検出可能であり、
前記間引き制御部は、
前記光源状態検出部によって前記直流光源ユニットの接続が検出されない場合には、以降に前記電源検出部によって特定オンオフパターンが検出された場合でも、間引きモードの制御を前記光源電力供給部に対して実行しないことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
前記電源検出部によって特定のN−k個の前記光源接続部に対する光源用直流電力の供給を指示するオンオフパターンである接続部指定オンオフパターンが検出されると、接続部指定オンオフパターンの指示する特定のN−k個の前記光源接続部へ光源用直流電力を供給させる間引きモードの制御を前記光源電力供給部に対して実行することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
間引きモードの無効と有効とのいずれかを指示する切替信号を入力し、入力した切替信号が有効を指示する切替信号であれば以降に前記電源検出部によって特定オンオフパターンが検出された場合には、間引きモードの制御を前記光源電力供給部に対して実行し、入力した切替信号が無効を指示する切替信号であれば以降に前記電源検出部によって特定オンオフパターンが検出された場合でも、間引きモードの制御を前記光源電力供給部に対して実行しないことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
前記電源検出部が特定オンオフパターンと異なるオンオフパターンであって間引きモードのキャンセルを指示するオンオフパターンである間引きキャンセルパターンを検出すると、以降、新たに前記電源検出部が特定オンオフパターンを検出するまで、前記光源電力供給部に対してそれまで前記供給対象から除外させていた前記光源接続部へ、光源用直流電力を供給させることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記光源点灯装置は、
N個の前記光源接続部ごとに、一対一に対応するN個の前記光源電力供給部を備え、
前記間引き制御部は、
間引きモードとして、N個の前記光源電力供給部のうちの間引き個数k個の光源電力供給部による光源用直流電力の供給を停止させる制御を実行することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記N個の光源接続部は、
対応する前記直流光源ユニットが接続された場合には、それぞれの前記直流光源ユニットを直列に接続し、
前記光源電力供給部は、
所定の前記光源接続部を短絡させる短絡制御信号を入力すると、入力した短絡制御信号に応じて、所定の前記光源接続部を短絡させる光源短絡部を備え、
前記間引き制御部は、
間引きモード制御として、間引き個数k個の前記光源接続部を短絡させる短絡制御信号を前記光源短絡部に出力することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の光源点灯装置。 - 前記間引き制御部は、
間引きモード制御の実行中において、点灯中の前記直流光源ユニットの累積点灯時間が設定点灯時間を越えると設定点灯時間を越えた前記直流光源ユニットの累積点灯時間をリセットし、次回の間引きモードの制御の際には設定点灯時間に達した前記直流光源ユニットが接続されている前記光源接続部を前記供給対象から前記光源電力供給部に除外させると共に、累積点灯時間が設定点灯時間未満の前記直流光源ユニットが接続されている前記光源接続部であって今回の間引きモードで前記供給対象から除外された前記光源接続部への光源用直流電力の供給に切り替えさせることを特徴とする請求項4記載の光源点灯装置。 - 請求項1〜15のいずれかに記載の光源点灯装置を搭載し、前記N個の光源接続部に接続される前記直流光源ユニットのうち少なくとも一つの前記直流光源ユニットとして、LED(Light Emitting Diode)とEL(Electro Luminescence)との少なくともいずれかを用いたことを特徴とする照明器具。
- 請求項1〜15のいずれかに記載の光源点灯装置を搭載し、前記N個の光源接続部に接続される前記直流光源ユニットのうち少なくとも一つの前記直流光源ユニットとして、両端に口金を有する直管形状の直流光源ユニットを使用することを特徴とする照明器具。
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